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『ダイヤモンド・インパラダイス』コメディチック!

2006-07-29 23:49:08 | サスペンス
ダイヤモンド・イン・パラダイス』AFTER THE SUNSET(04年アメリカ)
 監督 ブレット・ラトナー
 出演 ピアース・ブロスナン、サルマ・ハエック、ウッディ・ハレルソン、ドン・チードル

 ■ストーリー■
 ナポレオンのダイヤモンドの第1番目と第2番目を盗み出すことに成功したマックスとローラは引退を考え、南の島パラダイスへやってくる。しかし、ある日、2人が盗みだしたと疑うFBI捜査官のスタンが2人の元へ現れる。今度、パラダイス島へ停泊する豪華客船にナポレオンの第3のダイヤモンドが展示されるので、マックスたちが盗むのではと疑ってやってきたのだ。最初は引退を考えていたマックスだったのだが…。

 ■感想■
 007のジェームズ・ボンド役でお馴染みのピアース・ブロスナン主演のコメディタッチの犯罪物です。
 007の反動か、軽い軽い軽い軽い軽いコメディタッチが全編を覆ってます。

 「本当に犯罪物なの…?????」って思っちゃいました。

 ピアース・ブロスナンとウッディ・ハレルソンのオバカシーンを延々と見せられてるうちにどんな映画を見てるのか忘れちゃいました。
 
 2人とも「本当に犯罪者と、彼を追うFBI捜査官なの??」って感じです。仲良すぎ!

 もう少しマジメな犯罪ものと思ってたんで、この展開にはビックリ!ホントに楽しそうに釣りしたり、飲んだり、騒いだりしてます!バラエティ番組のドラマコーナー??ってな感じ。
 あまりにも軽くてランニングタイム98分、全然退屈しません。まぁ、時間つぶしには最適な1本です!
 
 ピアース・ブロスナンも007映画より、こういう作品の方が好きなんですかネ??あえて、この映画を出演作に選ぶなんて。
 まぁ、マジメ映画の多いブロスナンだから、その反動か、条件が良かったのか?なんて思っちゃいます。
 南の島、あったかそうだし、ハリウッドだと撮影中のご飯もおいしそうだしネ。

 でも04年の映画が、今どき珍しく1年以上経ってからの劇場公開も、なんとなく分かるような気が…。今は、アメリカと公開がほとんど同じなんて作品も多いですからネ。
 まぁ、ヒマなら、これでも見てね!って感じです。コメディ調ですけど、別に笑わそうって言うんじゃないから、気をつけて!55点
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『2001人の狂宴』2001人の狂人

2006-07-28 08:35:33 | ホラー
2001人の狂宴』2001 MANIACS(05年アメリカ)
 監督 ティム・サリバン
 出演 ロバート・イングランド、リン・シェイ、ジュゼッペ・アンドリュース

 ■ストーリー■
 アンダーソンとネルソンとコーリーの3人は春休みを利用してとはフロリダへ向かう途中、迂回路を通り、誤ってプレザントバレーという町にたどり着くのだった。その後、やってきた5人と合わせて8名は、町の“熱き血潮の記念祭”のゲストとして迎えられるのだった。

 ■感想■
 ハーシャル・ゴードン・ルイスのスプラッタームービー『2000人の狂人』(64年)のリメイク!
 全編、殺す!殺す!殺す!殺しまくり!の88分です!

 まぁ、『2000人の狂人』のリメイクですからネ!オリジナル版はチープさと、陽気なBGMがおかしな魅力をかもし出してましたけど、リメイク版は、ちゃんとした映画に!
 出演者にロバート・イングランドがいることでも、それは分かりますネ!リン・シェイ、ジュゼッペ・アンドリュースなど普通の役者さんも出演してます。
 でも、スラッシャームービーとしては、8名が犠牲者になるだけなんですけど、退屈はしません。誰が生き残るのかは見てのお楽しみ!それとも全員、やられちゃうのか??
 まぁ、良く出来てる方ですかネ!最後の方の展開なんて、ホントに13金系のスラッシャームービーそのものです。
 でも、ラストはやっぱり、ああなるんですネ。

 ところで、@KOBAは、ミステリー系のスラッシャームービーやジャッロ映画系のスラッシャームービーは好きなんですけど、あんまり即物的なスラッシャームービーはあまり見ないんですけど、今作は、製作者の1人に『キャビン・フィーバー』(02年)の監督のイーライ・ロスがいたんで、つい借りちゃいました!!
 
 『キャビン・フィーバー』を見たときは、あまりの70年代ホラー映画のノリだったんで、
「イーライ・ロス監督が、ずっとホラー映画系の作品を撮り続けてくれたらウレシイなぁ~」なんて思ったんですけど、安心!
 今作の製作だったり、次回日本での公開予定作品が“HOSTEL”ですもんネ!良かった!ホラー映画が好きな監督さんで。
 まぁ、ホラー映画が好きでもないのに『キャビン・フィーバー』を撮ったとしたら、それはそれで、その才能にビックリしちゃいますけど!

 今回は『2000人の狂人』のリメイクっていうことで、ある程度ストーリーは、分かってたんで期待してなかったんですけど、実際、見てみたら、普通のホラー映画ファンが見ても楽しめる作品になってるんで、それなりに合格点ですネ!ランニングタイム88分ですけど、あと5分くらい短くても良かったかも。
 今作は、逆にオリジナル版を知らない人の方が楽しめるんじゃないかな??50点
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『キャンディマン3』とうとうPART3

2006-07-27 00:15:12 | ホラー
キャンディマン3』CANDYMAN DAY OF THE DEAD(98年アメリカ)
 監督 チュリ・メイヤー
 出演 ドナ・デリコ、トニー・トッド

 ■ストーリー■
 アニーの娘キャロラインは、画廊に貸し出したダニエル・ロバタイユの絵の展覧会で、成り行きで鏡の前でキャンディマンの名前を5回唱えてしまうのだった。

 □■□2作目のネタバレあり!あ、今作のもあります!!!□■□
 ■感想■
 今週はキャンディマン特集週間ということで(え、そうだったの??)今日は「キャンディマン」シリーズ3作目です。
 続篇までは一応、ちゃんとした都市伝説ホラー映画の体裁を保ってましたけど、3作目に来て、とうとうオリジナルビデオみたいなホラー映画になっちゃいました。実際、オリジナルビデオですけど…。
 もう、B級ホラーの快作がD級ホラーの凡作になったような感じです。
 
 あんなに頑張った前作のヒロイン、アニーを殺しちゃってます!!それもアホな理由で。なんで、あんなに苦労して倒したキャンディマンを自ら呼び出すかな??あり得ないでしょ、もう!!!
 続篇で、前作までのヒロインとかを殺すの止めて欲しいなぁ。必然があって、前作の登場人物殺すんならわかるけど。演じる役者も違うんだから殺す必要感じないよ、もう!!
 親のアニーから注意されてたはずなのに、成り行きとはいえ、キャンディマンを呼び出す今作のヒロインのキャロラインがバカにみえちゃうよ。

 大体、今作はヒロイン、キャロラインの夢から始まります!夢から始める意味がどこにあるのか??ブロンソンの『バトルガンM16』(89年)もブロンソンの夢から始まりますけど、あの作品も夢で始める必然性が理解できませんでしたけど。
 今作は、1作目、2作目と違って、最初の事件が起きるまで映画が始まってから20分くらい。その後、事件らしい事件も起きずダラダラと進んでいきます。こんなアホそうなヒロインの話、ダラダラ見せられてもなぁ~。で、次の犠牲者が出るまで、あと30分くらい…

 まぁ、そのあとは、適当にキャンディマンに殺されていく犠牲者が出ますけど、全然、盛り上がらないなぁ。つまらないスプラッター映画みたい。
 1作目→2作目→3作目になるにしたがって、スケールダウンして、面白さも段々消えていくような…。あ、でも2作目までは及第点です!!ってそれじゃ、ダメなのは今作だけか
 ランニングタイム94分ですけど、長く感じちゃいました。この内容なら、あと15分カットしても良かったかもネ。前作はキャンディマンの弱点探すのあんなに大変だったのに(大変でなくすぐ見つかったけど)、弱点が突然増えてます。「アレーッ!」って感じです。
 
 最初、あまりの作風の違いに、ちょっととまどっちゃいました。最後も、ホントに良くありがちなホラー映画みたいで…。(←悪い意味で)。
 2作目で終わらせておいてくれれば良かったのに!!!!10点 
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『キャンディマン2』キャンディマン2、キャンディマン2、…

2006-07-26 00:13:45 | ホラー
キャンディマン2』CANDYMAN FAREWELL TO THE FLESH(95年アメリカ)
 監督 ビル・コンドン 
 出演 トニー・トッド、ケリー・ローワン、ヴェロニカ・カートライト、マット・クラーク

 ■ストーリー■
 ケンブリッジ大学のパーセル教授はキャンディマンの都市伝説について講義していた。南北戦争直後、ダニエル・ロバターユは奴隷の子供だったが絵の才能に恵まれ、ある地主から依頼され、地主お娘の肖像画を描いたことから2人は恋に落ちるのだが、怒った地主はごろつきを雇いダニエルの右手を切り、蜜蜂に襲わせ殺してしまったのだ。しかし、ダニエルは右手を手カギに変え甦り、キャンディマンになったのだ。パーセル教授は講義の中でキャンディマンなんかいないという証拠に、名前を5回唱えてしまうのだった。しかし、ホラー映画なんで、講義の後、パーセル教授はキャンディマンに殺されてしまうのだった。講義の後、イーサン・タラントはキャンディマンの伝説の件でパーセル教授に文句を言うのだが、それが目撃された為、教授殺しの犯人にされてしまうのだった。そのころ、ニューオリンズでは手カギによる連続殺人が起こっていた。小学校教師アニーは兄のイーサンが逮捕されたことを知り、調査を始めるのだが…。

□■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 いかにもB級然としたホラー映画の佳作『キャンディマン』(92年)の続篇です。
 監督は前作のバーナード・ローズからビル・コンドンにバトンタッチ。『地獄のシスター』(87年)、『ゴッド・アンド・モンスター』(98年)の監督さんです。
 
 続篇の宿命なのか、B級→準B級になっている気が…。でも、前作を観た人は続きなんで観た方がいいかも。製作総指揮も前作と同じくイギリスのホラー作家クライヴ・バーカーです。
 クライヴ・バーカー自ら監督、製作、原作、脚本の『ロード・オブ・イリュージョン』(95年)やら、監督、原作、脚本の『ミディアン』(90年)を観れば、クライヴ・バーカーも、“THE B級ホラー映画大好き”なのがわかりますけど、やはり、今作も“THE B級ホラー映画の続篇!!”って感じです。
 同じく、アメリカのモダンホラーの大家スティーブン・キングも“THE B級ホラー映画大好き”ですしネ。

 “THE B級ホラーの続編”の定番のストーリーというか、前作で謎の怪物だったキャンディマンの誕生のストーリーと、キャンディマンの血縁関係と弱点が描かれてます!!
 THE 定番!!安心して観てられます。前作は、キャンディマン初登場ということもあり、異常に怖かったですけど、今回は定番のストーリー展開で安心して観れます。でも今作でもキャンディマンは相変わらず神出鬼没に現われては殺しまくりです。
 でも、ビデオカメラには写らないのね。1作目でも確かにそういう描写がありましたけど。普通、こういう作品だとビデオカメラを見て異常事態に気がついた刑事は殺されちゃうんですけどね。今作では、そうなりません!
 でも、もうこうなったら、警察署内での武装した警官隊とキャンディマンとの戦いでも見たかったんですけど、そういうこともなく、ホラー映画として普通に進んでいきます。

 最初は、前作よりつまらないかな??とか思ったんですけど、見ていくほどに、段々面白くなっていきます。
 
 「な~んだ、キャンディマンにもちゃんと弱点があったのか!!」

 これだったら、事件記者コルチャックが出てこなくても倒せそうじゃないですか??あ、作品が違うか??
 前作のヒロインのヘレンってどう見ても状況証拠から見て、警官たちからも手オノ持ってるところを目撃もされてるし、犯人扱いされてもおかしく無いけど、今作のヒロインのアニーとかアニーの兄のイーサンって、返り血浴びてないのに犯人扱いされて、捜査がズサンだなぁ、アメリカのニューオーリンズ警察って。あ、映画か??

 でも確か、キャンディマンの灰を撒いたのって、カブリーニグリーンじゃなかったでしたっけ??ルイジアナ州の話になってますよ。なんか微妙に設定が変わっている気がするんですけど…。
 キャンディマンの殺され方も蜂の巣箱の中に放り込まれるんじゃなかったでしたっけ。今作では空から蜂の大群が襲って来てます。まぁ、こういう作品だし、細かいこと気にしてもしょうがないけどね。でも、ちゃんとした続篇なんだから、それくらい設定守って欲しかった気もするんだけどね。65点  
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『キャンディマン』キャンディマン、キャンディマン、…

2006-07-24 22:03:09 | ホラー
キャンディマン』CANDYMAN(92年アメリカ)
 監督 バーナード・ローズ
 出演 ヴァージニア・マドセン、トニー・トッド、ザンダー・バークレイ、ケイシー・レモンズ

 ■ストーリー■
 都市伝説を研究している学生のヘレンは、鏡の前でその名前を5回唱えると現われる手カギの殺人鬼キャンディマンの研究をしていた。そして、カブリーニグリーンでルーシーという女性がキャンディマンに殺されたという事件を知るのだった。キャンディマンとは
 1890年、奴隷の子供だったが、父親は靴で財をなし、高等教育を受けたのだった。そして、絵の才能にあふれた彼にみんな絵を描いてもらっていた。そして、ある地主が美しい娘の肖像画を描かせたことをきっかけに2人が恋に落ちてしまい、怒った地主がごろつきを雇い、キャンディマンの右手を錆ついたのこぎりで切り落とし、裸の彼に蜂蜜を塗り蜂の巣箱に放り込み殺し、死体を焼き払い、灰をカブリーニグリーンのあたりに撒いたのだった。その話を聞いてもキャンディマンの伝説を信じていなかったヘレンはふざけて、鏡の前でキャンディマンの名前を5回唱えてしまうのだった。

□■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 イギリスの作家クライブ・バーカー原作、製作総指揮の92年の快作ホラーです。
 1993年アヴォリアッツ映画祭で主演女優賞(ヴァージニア・マドセン)、音楽賞、観客賞を受賞した作品です。
 
 なるほど、都市伝説をうまくテーマにおり込みながら、まるっきり新しいホラー映画のモンスターを誕生させました。今まで都市伝説を、エンターテイメント映画のテーマにうまく取り込んだ作品といえば、地下の下水道に巨大なワニが棲んでいるという『アリゲーター』(80年)と、アルバイトでベビーシッターをしている家に不気味な電話がかかってくるが実はその電話の発信元は…の『夕暮れにベルが鳴る』(79年)だとばかり思っていましたけど、今作も“都市伝説”をうまくテーマにしてます。
 鏡に向かって5回名前を言うっていう都市伝説ってアメリカには実際あるんですかね??
 
 主演は宗教ホラーの大傑作『ゴッド・アーミー悪の天使』(94年)(後に『プロフェシーゴッド・アーミー全米公開版)(95年)、『アポカリプス・ウォッチ陰謀の黙示録』(96年)のヴァージニア・マドセン。マイケル・マドセンの妹さんです。 
 クライヴ・バーカーの作品って映画しか知りませんけど、(原作怖そうだしねぇ~)『ヘル・レイザー』(87年)とか『ロード・オブ・イリュージョン』(95年)とかおどろおどろしいんですよね。なんか、ホントのホラーって感じで、けっこう苦手なんですけど…。
 その点、アメリカのスティーブン・キングの作品はカラッとしてて、余り残らないんですけど。まぁ、好みの問題ですけど。

 それにしても、今作の殺人鬼、キャンディマンって神出鬼没で、弱点なさそうだし、しつこそうでイヤだなぁ。狙われたら最後!って感じですもんね。
 今作のヒロインのヘレンて鏡の前で名前唱えちゃうんだもんなぁ。自分だったら頼まれても絶対唱えないぞ。キャンディマンが現われなくても、不吉なことがあるって言われただけで、唱えたくないですよ。
 そういえば、ヘレンって入院している間、さらってきた赤ん坊ってどうやって生きてたの??ミルクあげてたの??1ヶ月入院してたんでしょ。蜂蜜で大丈夫なのかなぁ??
 
 舞台がシカゴなんだからインデペンデント社の事件記者が解決してくれるかもしれないけどネ。それだって、怪物は退治はしてくれるかもしれないけど、それまでに犠牲者出まくりだからネ。
 今作のヒロインのヘレンも自らキャンディマンを呼び出しちゃったんだから、自業自得とはいえ、いかにもこのストーリー展開はホラー映画ファン向けでかなりマニアックでしょ。ホラー映画臭プンプンです!!!92年の作品だし80年代のホラー映画って感じが全体を覆ってます。原作がクライヴ・バーカーだし、ホラー映画ファンだけ見ろ!!ってネ。ホラー映画嫌いじゃないから良いんですけどネ。
 家族みんなで楽しく観る映画じゃないです。もともと観ないか、キャンディマンじゃ。最近、ハリウッドの予定調和の作品ばかり観てたんでこういうのもかえって新鮮です。ホラー映画ファン必見!!65点
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欲しいDVD、06夏(7月~8月)

2006-07-23 02:15:44 | DVD新譜の記事
 今年発売されるDVDで、1番、期待しているDVDと言えば、もちろん㈱スティングレイさんから発売されるイギリスの超ハードアクションTVシリーズ「特捜班CI★5」のDVD-BOX第2弾なんですけど(詳しくは「特捜班CI★5」DVDオフィシャルサイトで見てみてください)、その他にこの夏に発売されるDVDで気になる作品がいくつかあったので記事にします。

7月26日

 ■『ブルーサンダー』(83年)
 80年代前半の傑作空中アクション映画が、初アルティメット化!なんと、日本語吹き替えがついてます!!!
 もう、その他の特典なしでも、吹き替えだけで「買い」でしょう!あ、ジェームズ・ファレンティノのTVシリーズの第1話と第2話が特典ディスクに入ってるみたいです。TVシリーズの方は、標準的なアメリカの普通のポリスアクションですけどネ。
ブルーサンダー アルティメット・コレクション

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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8月4日

 ■『JIGSAWジグソー』(04年)
 なんと、イタリア製のジャッロ映画“OCCHI DI CRISTALLO”が『JIGSAWジグソー』のタイトルでリリース!!!!!超楽しみ!
 日本語吹替えもついてるみたいです!(うれしぃ~)アルバトロスさんからの発売です!


 ■『未知への飛行フェイル・セイフ』(64年)
  シドニー・ルメット監督のポリティック軍事フィクション。単品での発売です。9月29日までの期間限定出荷です!日本語吹替えつき!
  自分的には、キューブリックの『博士の異常な愛情』(64年)より、こっちが断然好き!!同じようなテーマの作品なんで、アメリカ本国では当時、ちょっと問題になったんじゃなかったでしたっけ??
 
 ■『ナバロンの嵐』(78年)
  アリステア・マクリーンの戦争アクションが、これまた初単品化!今作も、9月29日までの期間限定出荷です!
 映画自体は、ごくごく普通の70年代アクション映画ですけど、これも日本語吹替えつき!
ナバロンの嵐

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8月6日

 ■『特攻大作戦』(67年)
 ロバート・アルドリッチ監督の第2次世界大戦の少人数ならず者部隊モノがスペシャルエディションで発売。なんと日本語吹替えがついてる!!!みたいなんですけど、この音声はTV音源なのか、新録なのか??
 自分的には、吹き替えは、字幕と吹き替えがコロコロ切り替わるTV音源よりは、新録が好きなんですけどネ!果たして、どっちなんでしょう??

8月11日

 ■『セレニティー』(05年)
 TVシリーズ「吸血キラー聖少女バフィー」のクリエイター、ジョス・ウェドンのSFTVシリーズ“FIREFLY”の劇場映画版!
 本国でも短命で終わったTVシリーズの続編の映画版で、日本ではTVシリーズも未公開だから、当然映画もビデオスルーになっちゃいました。でもハリウッドだからTVシリーズ版を見てない人も楽しめる作品になってるはず!

8月23日

 ■『夕陽のガンマン』(65年)
 セルジオ・レオーネ監督、クリント・イーストウッド、リー・バン・クリーフ、ジャン・マリア・ボロンテ主演の大傑作ウエスタンがソニーピクチャーズエンターテイメントさんからアルティメット版で発売!!
 20世紀フォックスさんから発売されていたときよりも、音声が増えてます!でも新録でなく違う吹替えでした!!もちろん、以前のバージョンについていた山田康雄、納谷悟郎、小林清志の日本語音声もついてます!
 
 「夕陽のガンマン』のDVDを買うの何枚目??」って感じですけど、もう買います!!

 これから、古い作品のDVDで吹き替え音声つける場合は、TV音源版以外に、新録をつけて欲しいです!!自分は、新録派ですけど、TV音源が好き!って方も多いですからネ!
 
夕陽のガンマン アルティメット・コレクション

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 他にも、8月18日に『追想』が発売になるっていうんで「エッ、吹き替えついてるのかな??」とか思ったんですけど、落ち着いて見たら、56年のアメリカ映画でした。ユル・ブリンナーとイングリッド・バーグマンのアナスタシア物の方でした。
 てっきり、フランス映画のロベール・アンリコ監督の『追想』(75年)かと思っちゃいました!ナチスと戦う方だと思ったんですけど違いました。残念!この作品も吹き替えつきでDVD出ないかな~??
 TV音源でいいですから!!ランニングタイム101分なんで、2時間枠版の音源だったら約10分以外は大丈夫ですもんネ。

                    
 8月25日には、ジョン・フランケンハイマー監督の『ブラック・サンデー』(77年)もパラマウントさんから発売されますけど、残念ながら日本語吹替えがついてませんでした!(自分は、『ブラック・サンデー』は多分買わないかな??吹き替えがついてないんだもんネ~。吹き替えつけて再発して下さい。まだ、出てないのに…。
ブラック・サンデー

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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 まぁ、7月下旬から、8月にかけて気になったDVDはこんな感じです。
「お金がいくらあっても、足りない…」
 明日から、ご飯の量、減らします! 
コメント (2)
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『私の中に誰かがいる』仄暗い隣の部屋から

2006-07-21 00:36:20 | 香港映画
私の中に誰かがいる』THE GHOST INSIDE 疑神疑鬼(05年香港)
 監督 ハーマン・ヤオ
 出演 バーヴィー・スー、リュウ・イエ、フー・ゴー

 ■ストーリー■
 夫と離婚したリンは、6歳の娘ニーニーを連れてマンションへと引っ越してくる。しかし、そのマンションでは不思議なことが起きるのだった。

 ■感想■
 華流のアイドルのバーヴィー・スー主演のホラー映画です。
 新しいマンションに引っ越してきた母娘が、超常現象に見舞われるって、まるで日本映画のホラー『仄暗い水の底から』(01年)みたいですけど、ちょうど、あんなノリです。

 隣の部屋の怪しい男とか、変な夢とか、もう正統派ホラー映画です。可もなく不可もなくって感じです。
 アジアンテイストなベタなホラー映画を見たいときには、良いかもしれないですけど、この作品が持ってるオリジナルな魅力は何??って聞かれたら、ちょっと答えに困っちゃいます!
 
 あ、それは、バーヴィー・スーが出演してるってコトですネ!

 あと、実は、今作の監督は、『八仙飯店之人肉饅頭』(93年)、『幽霊刑事』(01年)のハーマン・ヤオなんで、素直なラストになりません…。やっぱり、最後の展開にはビックリ!!
 後味が悪い…!飛び上がるようなビックリはないですけど、印象はすごく悪いです!『キャリー』(76年)の逆パターンみたいな感じ??
 
 「あ~、説明しずらい!」

 とのかく、興味ある方は、見てみて下さい!

 ただ、映画的には、ごくごく普通のスリラー映画なので、そのラスト以外は、ちょっと退屈かも!
 でも、期待しないでください!別にサプライズエンディングってわけじゃないですから!
 あくまでも、印象が残るラスト!って意味合いですからネ!自分的には『仄暗い水の底から』や、そのリメイク『ダーク・ウォーター』(04年)よりは好きですけど、そんなレベルです!30点
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『大統領のカウントダウン』B級ノリノリ

2006-07-20 00:54:52 | アクション
大統領のカウントダウン』COUNTDOWN(04年ロシア)
 監督 エブゲニー・ラヴレンティエフ
 出演 アレクセイ・マカロフ、ルイーズ・ロンバード

 ■ストーリー■ 
 チェチェンで捕虜となり、嘘の証言をさせられた特殊部隊のアレクセイ・スモーリンは、取材中の女性ジャーナリスト、キャサリンの助けを借り、やっとの思いで脱出に成功する。そんなとき、チェチェン独立派は、サーカスを利用しテロを実行する。サーカスに来ていた2000人の人質の中にはアレクセイの娘のイーラがいたのだった。

 ■感想■
 ロシア軍の全面協力によって作られたロシアのアクション大作です!
 @KOBAには珍しくロシア映画です!初登場のロシア映画です!

 劇場公開されたときから、けっこう気になってたんですけど、ビデオリリースされたんで、さっそくレンタルで鑑賞。

 「あれ~、最初から全然ストーリーがわからない!」
 
 余りにも、ストーリーが分からないんで、シリーズ物か、TVシリーズのダイジェスト版なのかな??って思っちゃいました。
 編集が荒すぎです!
 
 作っている方は、分かってるから良いですけど、見る方は初めてなんだから、ストーリーやキャラクターの説明の描写が無いと、分からないです!
 
 大体、ストーリーが、分かってきたときには、今まで見てきた30分がまるっきりムダなアクションシーンだと理解!
 アレクセイが娘のイーラとサーカスに見に来ていた設定にすれば、最初から40分くらいまでの展開が5分で済む気が…。

 ランニングタイム111分は、長すぎ!あと20分くらいカットして!85分で、全然OK!
 最初のダラダラの展開要らないです。ダラダラって言っても、アクションシーンはスゴイんですよ!でも、ストーリーの意味も分からずに銃撃戦をやってるんで、盛り上がらない!
 誰が主人公か分からないっていうのに、戦ってるんだから!ロシアでは、有名な俳優さんなのかな??

 今作の場合、85分でも長い気がするんですけど、あまり短くてもネ!ロシア軍の全面協力らしいし。ロシアの映画ですけど、ノリはアメリカB級アクション映画のノリです!
 B級ノリでも、主人公がバンバン殺しまくりで。ゴルゴ13状態!大したピンチにもならず、敵方のけっこう重要そうなキャラクターも途中で退場させちゃいます。リアリズムってコト??人質の娘の救出も全然盛り上がらないし!
 まぁ、アクション映画だったら、絶対見るゾって決めてる方には良いかも。40点
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今週のSHOWBIZ COUNTDOWN、スパイダーマン3

2006-07-18 00:50:22 | 映画、DVDに関する雑記
 今週の、といっても1日前(06年7月9日)深夜24:00~の映画&音楽情報番組「SHOWBIZ COUNTDOWN」ですけど、
 とうとう、“SPIDAER-MAN 3”のシーンが公開されました!今回のスパイダーマンの敵は??

 2作目までの展開だと、グリーンゴブリン??
 新聞社の社長ジェイムソンの息子??
 一時は、トカゲ男のリザードっていう噂もありましたけど…。
 
 かな??とか思ってたんですけど、「SHOWBIZ COUNTDOWN」には、黒いスパイディが!!
 
 ベノムなんですか??

 実は、スパイダーマンには、あんまり詳しくないんで良く分からないんですけどネ!敵が誰かよりも、もうサム・ライミ監督の第3作目っていうだけで、超期待しちゃいます!!
 
 楽しみです!楽しみです!

 1作目も2作目の、すごく面白かったんで、期待度は超MAXです!

 大ヒットシリーズの「スパイダーマン」ですけど、なんか3作でシリーズは終了みたいで、寂しい感じも…。
 007も、次の“カジノロワイヤル”まではかなり時間がありそうですしね。今、自分が楽しみにしている映画のシリーズといえば、「スパイダーマン」と「007」くらいですもんネ!

 なるべく、事前情報を得ないようにして、見に行きます!!公開は来年なのかな??楽しみです!
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『M:I:Ⅲ』トム版007第2弾!

2006-07-17 15:30:06 | アクション
M:I:Ⅲ』M:I:Ⅲ(06年アメリカ)
 監督 J・J・エイブラムス
 出演 トム・クルーズ、フィリップ・シーモア・ホフマン、ヴィング・レイムス、ローレンス・フィッシュバーン、マギー・Q、ミッシェル・モナハン、サイモン・ペッグ

 ■ストーリー■
 IMFのエージェント、イーサン・ハントは現場を退き、教官としてスパイを養成していた。イーサンは、自分の正体を知らない看護士ジュリアとの結婚も控えていた。しかし、そんなとき、イーサンに指令が。教え子のエージェント、リンジーが武器商人オーウェン・デイヴィアンに捕らえられ、救出に向かうことになったのだ!

□■□超ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 トム・クルーズ製作、主演のスパイアクション『ミッション:インポッシブル』シリーズの第3弾!往年のアメリカのTVシリーズ「スパイ大作戦」(66~73年)の映画化です。アメリカではかなり人気のあるシリーズで88年~90年に「新スパイ大作戦」としてリメイクされました。もちろん、日本でもTV放映されました。

 ジョン・ウー監督のアクション映画版の第2作目よりは、少しマトモですけど、ブライアン・デ・パルマ監督の『ミッション:インポッシブル』(96年)には遠く及ばない!っていうのが1番強い感想です!

 ブライアン・デ・パルマ監督の1作目は、TVシリーズファンが「エッ!」って言う驚くべきサプライズが用意されてましたけど、1作目は、その要素を抜きにしても、TVシリーズの映画版としては、ギリギリ、TVシリーズのファンもTVシリーズをまるっきり知らない人が見ても楽しめる大エンターテイメントに仕上がってましたけど、もう2作目以降は、トム・クルーズ版007になってますもんネ。
 ジェームズ・ボンドと違うのは、チームで行動するところと、変装が得意技なところくらいで、ドンドン、スーパーマンになっていくんで、ちょっとついていけない感じ!
 
 橋でのデイヴィアンをさらわれるシーン、あのミサイルの爆風で、トムは骨が折れてますよ、普通。
 あと、上海での潜入するときの窓ガラスにぶつかったときに骨が折れてます!そのあと、転がりながら、屋上のヘリに捕まりますけど、あの勢いじゃ、腕がヘリをつかめても脱臼しちゃいます!
 そこまで苦労して描いた潜入シーンなのに、肝心な“ラピッドフット”の強奪シーンは描かれないんですもんね。
 
 「おいおい、『オーシャンズ11』かーッ!」って突っ込みたくなりました!」

 1作目を見たときに思ったんですけど、1作目のトムの上司のジム・フェルプス役にジョン・ヴォイトじゃなくて、TV版と同じ役を演じた“ピーター・グレイブス”を使って欲しかったなぁ~、本当に!
 1作目の文句はそれだけです!

 それにしても今作は、1作目のストーリーに2作目のアクションを足して2で割りましたみたいなストーリー、なんとかならなかったの??
 
 良く考えると、今作のストーリーっておかしくないですか??だって、このストーリーだったら、
“ドイツにトム・クルーズが教え子のリンジーを救出に行く前にリンジーを殺しちゃえば"、こんな複雑なストーリーにならなかったのに…。
 そんなこと言ったら、映画にならないんだけどネ。
 
 もう1つ!IMFって、メンバーが捕まっても、一切関与しない!っていうのが大前提じゃなかったの??トム・クルーズと行動をともに仕事をしているときに、リンジーが捕らえられて、トムたちが脱出する前にリンジーを救出に向かうっていうストーリーにしないと、おかしい!
 今回だけは、超法規的処置で、メンバー救出だなんて!
 TVシリーズでも、後半は、けっこう失敗しちゃって、みんなで助けるっていうエピソードもありましたもんネ。たしか、バーバラ・ベイン演じるシナモンが失敗しちゃって、みんなで助け出すエピソードがあった気が。まぁ、TVシリーズも後半は、けっこう失敗しまくりでしたからネ。

 それでも、なんだかんだ言っても、今作もそれなりに面白いんだから、余計困っちゃう!でも、トム・クルーズも、製作も兼ねてるんだから、「オレ、オレ、オレ」じゃなくて、もっとチームのメンバーの活躍を描いて欲しいです。
 ヴィング・レイムスは3作目だから、まだ、良いですけど。ヴィング・レイムスは1作目でかなり活躍したしネ。でも、今回のメンバー、ジョナサン・リス=マイヤースやマギー・Qの活躍をもっと見たかった~。

 IMFも古い組織だからかもしれないですけど、上司にろくなヤツがいない!こんなところで働きたくないなぁ~。TVシリーズならまだしも、3作中、2作が上司がこれじゃ、悲しくまります…。

 悲しくなると言えば、今回のオープニング、クライマックスの拷問シーンを持ってきてますけど、あのシーンを最初にもってくることに意味があるの??
 映画的にはモチロン、クライマックスで起きる主人公の絶対のピンチを最初に持ってきて、見てる人に観客を不安にさせて緊張感を持たせてるんでしょうけど…。
 このオープニングって「スパイ大作戦」的には意味が無いような気が…。
 2作目のことは忘れて、オープニング前のシーンは、何かのミッションを成功させて、あのオープニングを聞きたかった~!映画版だとIMFって失敗ばかりの組織っていうイメージです!


 「スパイ大作戦」の映画版と思わなければ良いんでしょうけど、タイトルも“MISSION IMPOSSIBLE”なんだし、ラロ・シフリンの、あの誰でも知っているテーマ音楽も流れてるし、もう少し知的なスパイ戦を見せて欲しい!
 でも、あのテーマ音楽をもっと効果的に使って欲しかったような気も…。

 結局、マシンガン片手にバリバリ撃って解決するなら「スパイ大作戦」でなくてOKなんじゃないの??
 
 途中、デイヴィアンを輸送中の飛行機で尋問するシーンも、てっきりIMF本部のセットかと思ってたのに、ホントに飛行機の中なんだもんネ!TVシリーズ版じゃ考えられないです。
 トム・クルーズも、脚本家も監督も、オリジナル版のTVシリーズ「スパイ大作戦」を20話くらい見てから、作り直して欲しいです!というより、TVシリーズの「スパイ大作戦」のファンだった脚本家、監督に作らせてあげて!
 トム・クルーズも、J・J・エイブラムスも、TVシリーズのファンじゃなかったんじゃないのぉ~??

 ランニングタイム126分も長すぎ!1番面白くて内容の濃いブライアン・デ・パルマ版が110分なのに!!!
 これだけ長いのに、オリジナル版の「スパイ大作戦」を思わせるシーンは、ヴァチカンでのデヴィアンを捕獲するシーンだけですもんネ~。あと15分カットしても全然OKです!「スパイ大作戦」を忘れて、まるっきり違う作品として見れば、合格点なのかな??68点
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『パズラー2 リターン・オブ・マッドネス』またまたやっちゃった!

2006-07-13 01:18:32 | サスペンス
パズラー2リターン・オブ・マッドネス』HYPNOS(04年スペイン)
 監督 デビッド・カレラス
 出演 リスティーナ・ブロンド、デミアン・ビチル、フェオドール・アトキン、
カルロス・ラサルテ、ユリアン・ビラグラン、マリソル・メンブリロ

 ■ストーリー■
 海辺の精神病院に新たに勤務することになった女医のベアトリスは、殺人現場にいて誰にも心を開かない少女と出会う。病院のサンチェズ博士の治療法を見たベアトリスはサンチェズに疑惑を抱くようになる。そんなとき、少女の死体が庭の池に浮かぶのだった。ベアトリスはサンチェズの調査を始めるのだった。

□■□超ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 スペイン製のサスペンス映画です。
 海辺の精神病院にやってきた女医が体験する恐怖の体験!自殺を促すような治療をする医師。自殺の多い病院に調査のため潜入している警官。謎の少女。
 
 「これって、けっこう面白いかも!」

 って思えれば良かったんですけど…

 ダメ!ダメ!
ネタがすぐ分かっちゃいます!

 今作も、やっちゃってます!もうベアトリスが、最初に少女に出会うシーンですでに、やっちゃってます!

 少女は12年間、治療されてるっていう設定なのに、ほとんど見た目が変わってません!
 (なぜ??もしかして…。
 もうそのシーンだけでも、大失敗なのに、次から次へと出てくる怪しいシーンの数々!サンチェズ博士が自殺を促すような治療ってのも。
「余りにも怪しそうなんで、逆に絶対に怪しくない人物だゾ!」って言っているようなモンです!

 精神病院に潜入している警官なんていう設定も、いかにもだし、全然ミスディレクションになってないです!

 とにかく、こういう映画が好きな人には、すぐにネタが割れちゃいます!ホントに、フジTVの「世にも奇妙な物語」の20分くらいのエピソードなみの内容しかないです!この作品で「だまされた!」なんて人いるんですか??
 でも、今作もランニングタイム90分の作品ですけど、あと25分くらい短かったらまだマシだったかも。それでもツライかなぁ~。5点
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『スウィート・シンフォニー』香港ロマンス

2006-07-11 00:59:55 | 香港映画
スウィート・シンフォニー』LOVE IS NOT A GAME、BUT A JOKE 飛一般愛情小説(97年香港)
 監督 イップ・カムハン
 出演 スー・チー、アンディ・ホイ、テレサ・リー

 ■ストーリー■
 家庭の事情でカナダから香港に帰ってきた女子大生カレン・チャンという女性を追って、3人の大学生が香港に帰ってくる。レイ・ヤウヘイとレスリーとエディの3人だ。ヤウヘイは、飲食店で警察官になった幼馴染レイ・ライサンと出会う。エディはバスに乗って探しまわるうちに、バスの運転手サブリナと出会い、レスリーは男性に追われていた女性と知り合うのだった。

□■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 97年の香港の恋愛映画が今年になって、なぜかビデオリリースされました。まぁ、今まで見てなかったんですけど、今回やっと鑑賞。

 香港って、バスが遅い時間まで走ってるんですネ。何時かわからないけど、かなり遅い時間のような気がするんですけどネ。それに夜のバスって、エディしか客がいないんですけど…。

 珍しく恋愛映画見ちゃいました。香港映画だったんで、つい恋愛映画でも見ちゃいます。
 一時、日本でも人気のあった(今でもあるのかな??)スー・チー主演です。3人のヒロインのうちの1人ですけど…。

 まぁ、普段、恋愛映画なんて見ないんですけど、好きな香港映画だけあって面白く見れました。展開は思ったとおりの展開で、ビックリもしないですけど、安心して見ていられます。安心、安心。
 

 まぁ、なんの解決もしないですけどネ。バスの運転手のサブリナは人妻だし、あと、残りのカップルの行方もはっきりと描かれてるわけじゃないしネ。レスリーはつきあってるのかな??
 まぁ、そんなところも現実的といえば現実的ですけど。まぁ、香港の青春映画と思ってみればそれなりに面白いのかな??55点
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『ディープ・ブルー』レニー・ハーリン版ジョーズ

2006-07-10 00:34:58 | 動物パニック
ディープ・ブルー
DEEP BLUE SEA(1999年アメリカ)
 監督    レニー・ハーリン
 脚本    ダンカン・ケネディ
        ウィン・パワーズ
        ドナ・パワーズ
 出演    サハロン・バロウズ、サミュエル・L・ジャクソン
        LL・クール・J、トーマス・ジェーン
        ステラン・スカルスガルド、ジャクリーン・マッケンジー、アイダ・タトゥーロ

 ■ストーリー■
 スーザン・マカリスター博士は、アルツハイマー病を治療するため、サメに違法なDNA操作を行い実験を行っていた。しかし、第1世代のサメが逃げ出し、ヨットを襲った。資金を出している製薬会社に対して、スーザンは48時間の猶予をもらい、なんらかの成果を出すよう約束するのだった。スーザンは製薬会社のラッセルを連れ太平洋上にある海洋施設アクアティカにやってくるのだが…。

 ■感想■
 2003年の海洋ドキュメンタリーじゃなくて、レニー・ハーリン監督の海洋動物パニック映画の方です!

 「@KOBAのムービー!ムービー!」を読んでくれている方たちだったら、誰も海洋ドキュメンタリーの方とは思わないですネ。

 日曜洋画劇場で昨日(2006年7月9日)、放映されてたんで、またまた、つい観ちゃいました!
 かなり前にビデオで1回見て、その後も、TVの映画劇場で放映される度に観ちゃう作品です!
 今作も、TVで放映される度に観ちゃう映画ベスト10の1本です。ベスト10って言っても、別に10本ってわけじゃないです!もうちょっとありますね、ついつい放送される度に観ちゃう映画!

 出演は、アルツハイマー病を治したいと思っているヒロインの博士にサフロン・バロウズ!
 製薬会社の重役にサミュエル・L・ジャクソン。
 サメの専門家役にトーマス・ジェーン。
 その他、科学者にステラン・スカルスガルド、コックにLL・クール・J。
 とやたら豪華な配役です。

 はっきり言って、サメ映画の中では、『ジョーズ』(1975年)より好きかも…。
 『ジョーズ』って、面白いんですけど、1975年の作品だから、もうクラシックって印象を受けちゃうんですよね。『ジョーズ』は完成度が高すぎて、1回見れば十分、しばらくの間、お腹いっぱいって感じです。
 実際は、映画館で1回、TVで2回くらい見てるんですけどネ!
 
 まぁ、『ジョーズ』の世界的な大ヒットがなければ、動物パニック映画なんていうジャンルも出来なかったんでしょうから、『グリズリー』(1976年)も、『死神ジョーズ戦慄の血しぶき』(DVD題:『ジョーズアタック2』)(1984年)も、『最後のジョーズ』(1980年)も、『アリゲーター』(1980年)も多分、製作され無かったんでしょうから、それはスゴク、スゴク偉大な作品だとは思うんですけどね。

 もちろん、その他のたくさん、たくさんの動物パニック映画が、数百本も製作され続けているんですから、『ジョーズ』は偉大なんですよね!
 でも、そういう偉大さは、横に置いといて、考えると、やっぱり@KOBAは、2番煎じ、3番煎じのB級作品が好きなんですよネ!
 あ、『ディープ・ブルー』は、超A級作品ですけどネ!

 今作の中で、ヒロインのサフロン・バロウズは、マッドサイエンティストに描かれてますけど、アルツハイマー病を治したい気持ちが先に行っちゃっただけで、そんなに精神の不自由な博士って感じはしないんですけどね。でも、映画の中では、フランケンシュタイン博士状態になってます! 
 これで、みんなに論理的に反論して、演説でもしてくれれば『フランケンシュタイン恐怖の生体実験』(1969年)のピーター・カッシングみたいなのに!
 あの居間でのピーター・カッシングの演説シーン、大好きです!

 とにかく、こういう動物パニック映画が好きな人には、たまらない映画です!サミュエル・L・ジャクソンが、雪崩のあと脱出した感動的な演説のシーン、最高です。この演説シーンに、あっという展開が待っています!!でも、この最高のシーンも、今作がロードショー公開されるときかビデオ発売の予告でやってたでしょ!!今作で、1番の目玉のシーンなのに! 70点

ディープ・ブルー 特別版 [DVD]
サフロン・バローズ,サミュエル・L.ジャクソン,トーマス・ジェーン,LL・クール・J,ジャクリン・マッケンジー
ワーナー・ホーム・ビデオ

フランケンシュタイン 恐怖の生体実験 [DVD]
ピーター・カッシング,ベロニカ・カールソン
ワーナー・ホーム・ビデオ


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『SPL狼よ静かに死ね』夢の対決

2006-07-08 22:56:34 | 香港映画
SPL狼よ静かに死ね
SPL 殺破狼(2005年香港)
 監督 ウィルソン・イップ
 出演 ドニー・イェン、サモ・ハン、サイモン・ヤム、ウー・ジン

 ■ストーリー■
 1994年、マフィアのボス、ポーの犯罪を証明できる証人が護送中に暗殺される。護送中のチャン刑事は、一命を取りとめるが、検査の結果、脳に腫瘍が発見されるのだった。3年後、病が進み、余命が残りわずかなチャン刑事は、退職することになり、仕事を新たにやってきたマー刑事に引き継ぐのだった。しかし、ポーの組織に潜入していたチャンの部下の潜入捜査官が殺されたことにより、チャンとチャンの部下はポーを追い詰めようと、証拠を捏造してしまうのだった。
 
□ネタバレあり!未見の人は読まないように□
 ■感想■
 サモ・ハン・キンポーとドニー・イェンが、夢の対決をする香港ノワールアクション!
 監督は『OVER SUMMER』(99年)、『トランサー霊幻警察』(01年)、『ラヴァース&ドラゴン』(04年)のウィルソン・イップ。
 脚本は『ロンゲストナイト暗花』(97年)、『ヒーロー・ネバー・ダイ』(98年)のセット・カムイェンと、ウィルソン・イップ、ン・ワイラン。
 出演は、サモ・ハン、ドニー・イェン、サイモン・ヤム、ウー・ジン。もう、このスタッフ、キャストで見たくないなんて人はいないでしょう!
 
 もちろん“香港映画ファンだったら”っていう条件つきですけどネ!

 ドニー・イェンVSサモ・ハン、ドニー・イェンVSウー・ジン、延々とマーシャルアーツの戦いが見れます!

 アクション!アクション!アクション!

 これぞ、アクション映画!マーシャルアーツ!って感じです。ちょっと、お腹一杯すぎですけどネ。
 ドニー・イェン演じるのが、新たに赴任してきたマー刑事。サモ・ハンが、マフィアのボス、ポー、ウー・ジンが組織の殺し屋を演じてます。

 ただ、夢の対決を見せてくれれば良いのに、ウィルソン・イップ監督と、脚本家のセット・カムイェンなんで、単純なストーリーを、ひたすらこねくりまわして、誰にも感情移入しにくいようになってます。
 
 チャン刑事と、その部下は、ポーを逮捕するために証拠を捏造します!『真夜中の野獣刑事全裸殺人鬼を追え』(ビデオ題『殺人鬼』)(83年)のブロンソンじゃ無いんだから、証拠を捏造しちゃダメでしょ!!
 仲間の潜入捜査官を殺した組織の人間は、よってたかった袋叩きにして、ビルの上から落っことします!あ、これも証拠が捏造したのがバレないようにするためです!
 余命が残りわずかなチャンの養女のために、チャンの部下は、ポーの組織から押収したお金は着服しちゃうし!もうやりたい放題です!ちなみに、チャンの養女の設定も、3年前に、ポーに殺された証人の子どもです!
 
 もう、警察とマフィアの違いは、バッチをつけているか、いないかの違いだけみたいな描写です。
 新たに赴任してきた、ドニー・イェンも以前、殺人鬼の男を、ぶん殴って障害者にしてます。自分が障害者にしてしまった男と週1回ゲームセンターで会ってるエピソードなんか泣かせます!
 一方、組織のボス、ポーは“家族思い”っていう設定です。悪いヤツですけど、奥さんと子どもの前では普通の人なんですよネ。でも、できたら、サモ・ハンの極悪非道ぶりをもっと描いてくれたら、より一層、盛り上がったのに!『OVER SUMMER』(99年)で極悪非道の武装強盗ドラゴンを描いたウィルソン・イップだけに少し残念!

 それにしても、なんで、こんな複雑にしちゃうの~??せっかくのアクションが楽しめないよ~!!

 あと、ドニー・イェンとサモ・ハンの対決のラストの展開も、全然、喜べない!アクション映画を見たのに、暗い気持ちに…。その後の、サイモン・ヤムの養女のコトを考えても、またまた暗い気持ちに…。因果応報がテーマだとしても、なんの救いも無いなぁ…。
 単純なアクション映画だったら、それは、それでイヤですけど、こういうのも悲しい、悲しすぎです。70点
SPL 狼よ静かに死ね 特別版

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『容疑者 室井慎次』スピンオフ劇場第2弾。

2006-07-07 00:37:25 | 日本映画

容疑者 室井慎次
(2005年日本)
 監督          君塚 良一
 脚本          君塚 良一
 出演          柳葉 敏郎
             田中 麗奈
             哀川 翔

 ■ストーリー■
 新宿で男性が殺される事件が起きる。被疑者となった警察官が任意の取調べ中に逃走、車にはねられ死亡してしまう。捜査の指揮を執っていた室井管理官が、警察官の母親に訴えられ、逮捕されてしまうのだった。

 ■感想■
 フジTVの人気TVシリーズ「踊る大捜査線」からのスピンオフの劇場映画第2弾です。
 今回の主人公は柳葉敏郎が演じる室井慎次です。

 容疑者にされた柳葉敏郎がメインに描かれると思いきや、ストーリーのメインは警察庁と警視庁との対立になってます。

 どちらかと言えばコメディタッチの「踊る大捜査線」の中のストーリーとしては、今作は、ハードなタッチを目指したんでしょうけど、大したストーリーは無いです!
 「踊る大捜査線」シリーズのファンだけが喜んで見れば良い!って感じですかネ??
 まぁ、もともと、「踊る大走査線」シリーズって、ファン向けのシリーズみたいなモンですから、しょうがないですけど…。

 コメディタッチだから、面白かったストーリーやキャラクターのTVシリーズから、コメディ要素を取ったら、大したものは残らないです。
 ホントにTVの2時間サスペンスと同じくらいの内容です!
 田中麗奈、八嶋智人、哀川翔等、新たなキャラクターも出てきますけど、劇場作品のキャラクターとしては、魅力も普通です。
 
 TVのスペシャルドラマだったらOKでも、劇場作品でこんな作品を作っちゃうなんて!!
 TVシリーズのファンからしぼりとりたいんでしょうねぇ…。
 新たなキャラクターよりも、おいしい役を演じてるのは、筧利夫や真矢みきの方ですネ。

 意味も無く柳葉敏郎が夜の街を歩くシーンやら、すべてのシーンにおいて、“間”が長すぎです。もうムダなシーンや思わせぶりなシーンばかりで長いです。
 本当にランニングタイム117分は、長い!長い!長い!長い!長い!です。
 90分くらいなら、まだまだ良かったのに!事件が解決したあとのシーンなんか『ロード・オブ・ザ・リング王の帰還』(2003年)かと思っちゃいましたヨ。 10点 

容疑者 室井慎次 [DVD]
柳葉敏郎,田中麗奈,哀川翔,八嶋智人,吹越満
ポニーキャニオン

 

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