『ミレニアム ドラゴンタトゥーの女』
MAN SOM HATAR KVINNOR(2009年スウェーデン、デンマーク、ドイツ、ノルウェー)
監督 ニールス・アルデン・オプレヴ
脚本 ニコライ・アーセル
ラスマス・ヘイスターバング
原作 スティーグ・ラーソン
出演 ミカエル・ニクヴィスト、ノオミ・ラパス、スヴェン=ベルティル・タウベ
イングヴァル・ヒルドゥヴァル、レナ・エンドレ
■ストーリー■
数々の真実を暴き、権力を批判してきた雑誌“ミレニアム”の記者ミカエル・ブルムクヴィストは、実業家ハンセリック・ヴェンネルストレムが補助金を不正に流用し武器を密売したとした記事を書き、名誉毀損で訴えられ惨敗し禁固刑に処せられるのだった。“名探偵カッレくん”とあだ名がつくミカエルは罠にはめられたのだ。
そんなとき、ミカエルはヘーデスタの沖のヘーデビー島に住む、ヴァンゲルグループの元会長ヘンリック・ヴァンゲルに呼び出されるのだった。40年前に起きたヘンリックの姪ハリエットが忽然と島から消えた事件を捜査して欲しいというのだった。子供のいないヘンリックにとって我が子のように可愛がっていたハリエットを殺して、ヘンリックにショックを与え会社を乗っ取ろうとしたに違いないというのだった。ハリエットが行方不明になった事件は、警察も40年間捜査を続けていた事件であり、ミカエルの調査も行き詰るのだった。
一方、ミカエルを雇う前に、調査のためヘンリックが使ったミルトンセキュリティの調査員の天才ハッカー、リスベットはミカエルのパソコンをハッキングを続けていた。リスベットはハリエットの事件に興味を持ち、捜査の解決の糸口になるヒントを思いつきミカエルにメールを送るのだった。
■感想■
スウェーデンでベストセラーになったスティーグ・ラーソン「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」の映画化。
映画版も本国スウェーデンで大ヒットし、第2作、第3作も公開が控えています!
第2作、第3作は劇場版を作ったあと、TVのミニシリーズにするようですね。
今作は数々の映画祭でノミネート、受賞をしています。
【アマンダ・アワード】(ノルウェー映画賞)
外国映画賞 ノミネート
【ヨーロッパ・フィルム・アワード】
観客賞 ノミネート(ニールス・アルデン・オプレヴ)
主演女優賞 ノミネート(ノオミ・ラパス)
音楽賞 ノミネート(ジャコブ・グロート)
【グルドバッグ】(スウェーデンアカデミー賞)
観客賞 受賞
主演女優賞 受賞(ノオミ・ラパス)
作品賞 受賞
撮影賞 ノミネート
助演男優賞 ノミネート(スヴェン=ベルティル・トーベ)
【パームスプリング国際映画祭】
観客賞 受賞
各国の映画祭で賞を受賞しただけのことはあります!
「すごく面白い!」
原作の面白さに因るところが大きいんでしょうけど、本当に面白い!
映画の冒頭、“姪探偵カッレくん”と異名をもつ主人公が罠にはめられ、禁固刑になる裁判の判決シーンからところから、グイグイと画面に引き込まれていきます。
主人公とコンビを組むことになる天才ハッカー、リベットのキャラクターは、世間で言われているほど、特徴的でなく、ごくごく普通な感じ!
ミステリー的には、ごくごく普通な感じの作品ですけど、ランニングタイム153分、一気に観れる作品にしているところは、すごいです!
ヘンリックに嫌がらせのために毎年押し花を送るというのも、ミステリー映画ファンだったら、すぐにネタが割れちゃうようなオチだし、登場人物も少ないので、犯人の正体が分かっても、「へ~、そうなの??」って感じで驚き度は★1つって感じです。
雰囲気は、すごく良いですけど、ミステリーとしては、ごくごく普通の感じです。
話題になったハッカーのリスベットのキャラクターも、ミステリーの登場人物としては特別目立つキャラクターってことでもないので
ミステリ度 ★
雰囲気度 ★★★★
キャラクター度 ★★
な感じです。
今作は、記者の主人公ミカエルと天才ハッカーのリベットの活躍を観るための作品と思って観ましょう!
上下2巻の大長編が原作の作品にしては、軽すぎる感じはしますけど、とにかく153分ン間楽しく観させるのは評価出来ます!
ところで今作のスウェーデンでのエクステンデッド版は180分なので、180分版も観てみたいですね。65点
主人公のあだ名は、ここから
MAN SOM HATAR KVINNOR(2009年スウェーデン、デンマーク、ドイツ、ノルウェー)
監督 ニールス・アルデン・オプレヴ
脚本 ニコライ・アーセル
ラスマス・ヘイスターバング
原作 スティーグ・ラーソン
出演 ミカエル・ニクヴィスト、ノオミ・ラパス、スヴェン=ベルティル・タウベ
イングヴァル・ヒルドゥヴァル、レナ・エンドレ
■ストーリー■
数々の真実を暴き、権力を批判してきた雑誌“ミレニアム”の記者ミカエル・ブルムクヴィストは、実業家ハンセリック・ヴェンネルストレムが補助金を不正に流用し武器を密売したとした記事を書き、名誉毀損で訴えられ惨敗し禁固刑に処せられるのだった。“名探偵カッレくん”とあだ名がつくミカエルは罠にはめられたのだ。
そんなとき、ミカエルはヘーデスタの沖のヘーデビー島に住む、ヴァンゲルグループの元会長ヘンリック・ヴァンゲルに呼び出されるのだった。40年前に起きたヘンリックの姪ハリエットが忽然と島から消えた事件を捜査して欲しいというのだった。子供のいないヘンリックにとって我が子のように可愛がっていたハリエットを殺して、ヘンリックにショックを与え会社を乗っ取ろうとしたに違いないというのだった。ハリエットが行方不明になった事件は、警察も40年間捜査を続けていた事件であり、ミカエルの調査も行き詰るのだった。
一方、ミカエルを雇う前に、調査のためヘンリックが使ったミルトンセキュリティの調査員の天才ハッカー、リスベットはミカエルのパソコンをハッキングを続けていた。リスベットはハリエットの事件に興味を持ち、捜査の解決の糸口になるヒントを思いつきミカエルにメールを送るのだった。
■感想■
スウェーデンでベストセラーになったスティーグ・ラーソン「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」の映画化。
映画版も本国スウェーデンで大ヒットし、第2作、第3作も公開が控えています!
第2作、第3作は劇場版を作ったあと、TVのミニシリーズにするようですね。
今作は数々の映画祭でノミネート、受賞をしています。
【アマンダ・アワード】(ノルウェー映画賞)
外国映画賞 ノミネート
【ヨーロッパ・フィルム・アワード】
観客賞 ノミネート(ニールス・アルデン・オプレヴ)
主演女優賞 ノミネート(ノオミ・ラパス)
音楽賞 ノミネート(ジャコブ・グロート)
【グルドバッグ】(スウェーデンアカデミー賞)
観客賞 受賞
主演女優賞 受賞(ノオミ・ラパス)
作品賞 受賞
撮影賞 ノミネート
助演男優賞 ノミネート(スヴェン=ベルティル・トーベ)
【パームスプリング国際映画祭】
観客賞 受賞
各国の映画祭で賞を受賞しただけのことはあります!
「すごく面白い!」
原作の面白さに因るところが大きいんでしょうけど、本当に面白い!
映画の冒頭、“姪探偵カッレくん”と異名をもつ主人公が罠にはめられ、禁固刑になる裁判の判決シーンからところから、グイグイと画面に引き込まれていきます。
主人公とコンビを組むことになる天才ハッカー、リベットのキャラクターは、世間で言われているほど、特徴的でなく、ごくごく普通な感じ!
ミステリー的には、ごくごく普通な感じの作品ですけど、ランニングタイム153分、一気に観れる作品にしているところは、すごいです!
ヘンリックに嫌がらせのために毎年押し花を送るというのも、ミステリー映画ファンだったら、すぐにネタが割れちゃうようなオチだし、登場人物も少ないので、犯人の正体が分かっても、「へ~、そうなの??」って感じで驚き度は★1つって感じです。
雰囲気は、すごく良いですけど、ミステリーとしては、ごくごく普通の感じです。
話題になったハッカーのリスベットのキャラクターも、ミステリーの登場人物としては特別目立つキャラクターってことでもないので
ミステリ度 ★
雰囲気度 ★★★★
キャラクター度 ★★
な感じです。
今作は、記者の主人公ミカエルと天才ハッカーのリベットの活躍を観るための作品と思って観ましょう!
上下2巻の大長編が原作の作品にしては、軽すぎる感じはしますけど、とにかく153分ン間楽しく観させるのは評価出来ます!
ところで今作のスウェーデンでのエクステンデッド版は180分なので、180分版も観てみたいですね。65点
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 [DVD] | |
ノオミ・ラバス,マイケル・ニクヴィスト,スヴェン・バーティル・トープ,ステファン・サウク | |
アミューズソフトエンタテインメント |
原作はハヤカワ書房から
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 | |
ヘレンハルメ美穂,岩澤雅利 | |
早川書房 |
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下 | |
ヘレンハルメ美穂,岩澤雅利 | |
早川書房 |
名探偵カッレくん (岩波少年文庫) | |
Astrid Lindgren,尾崎 義 | |
岩波書店 |
カッレくんの冒険 (岩波少年文庫) | |
エーヴァ・ラウレル,Astrid Lindgren,尾崎 義 | |
岩波書店 |
名探偵カッレとスパイ団 (岩波少年文庫) | |
Astrid Lindgren,尾崎 義 | |
岩波書店 |