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2020年映画ベスト10

2020-12-31 15:09:56 | 年度ベスト10

 2020年に観た作品のベスト10を記事にします。毎年のように書いてますが、自分が2020年に観たというのが作品の対象期間になっています。
 今年は、昨年よりは本数を観ました(約316本)それを記事にすれば、毎日記事が更新できるのに、、、。

第1位:『囚われた国家』(2019年)

 『猿の惑星 創世記(ジェネシス)』のルパート・ワイアット監督の描くSci-Fi映画。
 侵略Sci-Fi+スパイスリラー(ミステリー)みたいな作品。今年観た作品の中では今作と2位『FREAKS フリークス』、3位の作品がベストでした。

 



第2位:『FREAKS フリークス 能力者たち』(2018年)

 アダム・ステイン、ザック・リポフスキー監督の超能力Sci-Fi映画。

 

第3位:『新喜劇王』(2019年)

 チャウ・シンチーが映画ファンのために作ったかのようなコメディ映画。
 『喜劇王』(1999年)がコメディ1色だったのに、今作は感動作に、、。少し下品な笑いもあるので小さなお子さんと観るのは要注意。

 

第4位:『エスケープ・ルーム』(2019年)

 アダム・ロビデル監督の描くリアル脱出ゲームをテーマにしたスリラー映画。
 面白い!!続編出来ないでしょうか??

 

第5位:『プライス 戦慄の報酬』(2019年)

 イライジャ・ウッド出演のスリラー映画。
 映画は思わぬ方向へと進んでいきます。傑作!

 

第6位:『ハッピー・デス・デイ』(2017年)

 観たのが今年なので、2020年ベスト10に。
 続編の『ハッピー・デス・デイ2U』(2019年)も傑作!

 

 


第7位:『ランボー ラスト・ブラッド

 ランボーシリーズはこれで終了なの??もっと観たいです。

 

第8位:『ステイ・ホーム』(2019年)

 まさかの驚きのオチ、、、。イタリア映画大好き。



第9位:『バトル・インフェルノ』(2019年)

 悪魔vsニセモノ神父。
 『エクソシスト』のようにリーガン1人に憑りつくわけじゃないです、、、。

第10位:『ブレイム・ゲーム』(2019年)

 ドイツのスパイスリラー映画。
 アクション度は低め、ストーリーと雰囲気は最高です。

 

その他面白かった作品をいくつかあげると、、、。

『ミス・リベンジ』(2019年)
 
 メキシコ映画『MISS BALA 銃弾』(2011年)のリメイク。どうってことないストーリーなんですが、思わず引き込まれました。

『ドント・リサーチ 恐るべき素顔』(2018年)
 
 スペインのスリラー映画。今作もストーリーはごくごく普通のスリラーなんですが、最後まで飽きさせず面白かったです。

『シティ・ハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(2018年)

  北条司の人気コミックをフランスで完全映画化!まさに原作そのもの過ぎて、自分的にはもう少し映画的でも良かったかも??

『カット/オフ』(2018年)

 ドイツのサスペンス映画。132分飽きさせない。でも、ストーリーが少しご都合的??(犯人にとって)

『15ミニッツ・ウォー』(2018年)
 
 フランスのGIGN(フランス国家憲兵隊治安介入部隊)組織化の前の事件を描くアクション。

 

あとは、いつもあまり記事にしないのですが、観て”しまったー”系のZ級というか時間無駄使い系の作品をいくつか、、。

『マーダー・ミー・モンスター』
 モンスター映画??のんびり、グダグダ、、、。
『ラスト・バレット』
 ジャン・レノも出演する映画良く選んでほしいです、、。
『スナイパー・フロム・MI6』
 全体の1/3がストーリーにほとんど関係ない結婚パーティに、、、。
『ALIVE 侵略』
 意味不明、というほどではないものの全然盛り上がらないうちに終了、、。
『モルグ死霊病棟』
 世にも奇妙な物語の1編のようなストーリー、、。長すぎ、、、。

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2020年10大ニュース

2020-12-30 23:34:48 | ホントの日記

 2020年の10大ニュース。

 毎年恒例の10大ニュースの記事を書きます、、(誰も待ってないでしょうけど、、、)
 10個ありますが、思いついたまま記事にしてますので、特に順位は無いです、、。

1)『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』大ヒット!

 10月16日公開のTVアニメシリーズの劇場版『』が大ヒットしています。
 10月16日から3日間の興行収入46億円2300万円で歴代1位のヒット。
 劇場版に合わせあたフジTVのTVシリーズの再放送や映画版、TVムービー版の放送、また新型コロナウィルス(COVID19)の影響で劇場で公開する新作がなかったこともあって超ヒットしています。興行収入324億円超えの史上1位に。
 映画そのものも感動的で、後半は思わずウルウル、、、。

2)『マニトウ』ブルーレイ発売!

 ㈱スティングレイさんから7月31日にウィリアム・ガードラー監督のトンデモホラー(超ほめてます)『マニトウ』のブルーレイが発売に。

 主な特典内容は
 ■オリジナル素材から4Kスキャンによる新規HDマスター
 ■TV放映「水曜ロードショー」(1979年8月8日日本テレビ)
の日本語吹替音声収録(約6分は字幕対応)
 ■字幕切り替え無し【日本語吹替TV放映版再現再生】
 
映画研究家トロイ・ハワースによる音声解説
 ■製作総指揮デヴィッド・シェルドン インタビュー(11分)
 ■原作者グレアム・マスタートン インタビュー(28分11秒)
 ■オリジナル劇場予告編
 ■TVスポット
 特製16Pブックレット封入

 

3)『フェノミナ』日本語吹替つきでブルーレイ発売!!

 ハピネットさんからホラー マニアックスシリーズ第12期として、「フェノミナ『』のブルーレイが発売に。日本語吹替音声新緑での収録。
 豪華2枚組で、115分nインテグラル版、110分インターナショナル版、83分アメリカ公開版を収録しています(日本語吹替は83分版には未収録)

 その他、ホラーマニアックス第12期作品は、
 『ガバリン』『ガバリン2』『殺人魚フライングキラー』『ゾンゲリア』『ゾンビ伝説』『ドッグ・ソルジャー』『デビルジャンク』です。
 『殺人魚フライングキラー』『ゾンビ伝説』はTV放映時の吹替音声収録。
 『ゾンゲリア』は新緑で日本語吹替収録です。

 

4)『グリズリー』『地獄のモーテル』ブルーレイ発売!

 ㈱スティングレイさんから4月21日に、ウィリアム・ガードラー監督の動物パニック映画『グリズリー』のブルーレイがして”超・特別編”として発売に。

 『グリズリー』ブルーレイの主な特典内容は
 オリジナル・インターポジから新規に作られた1080p HDマスター使用
 ■オリジナル音声素材から作られた5.1chサラウンド搭載
 ■TV放映「木曜洋画劇場」(1979年4月5日TV東京)日本語吹替音声収録
  ※初回放映音源で全編吹替鑑賞が実現!
 ■オーディオ・コメンタリー(製作者デヴィッド・シェルドン&女優ジョーン・マッコール)
 ■1976年製作ドキュメンタリー『メイキング・オブ・グリズリー』(約7分)
 ■2006年製作ドキュメンタリー『ジョーズ・ウィズ・クロウズ』(約37分)
 ■『カタリナのナイトメア・シアター』(約7分)
 ■『Q&A/アンドリュー・プライン&デヴィッド・シェルドン』(約12分)
 ■オリジナル劇場予告編・ショートバージョン(約1分10秒)
 ■オリジナル劇場予告編・ミドルバージョン(約2分20秒)
 ■オリジナル劇場予告編・ロングバージョン(約3分3秒)
 ■ビデオ版予告編(約30秒)
 ■海外版オープニングテロップ(約40秒)
 ■ラジオスポット(約55秒)
 ■ギャラリーアーカイブ(HD・約5分)
 ■特製16Pブックレット封入

『地獄のモーテル』ブルーレイの主な特典内容は
 ■1080p HDマスターをさらに日本国内でレストアした2020ver.
 ■TV放映時「金曜ロードショー」(1986年12月26日TBS)吹替音声収録
   (約6分字幕対応)
 ■字幕切り替え無し!【日本語吹替TV放映版再現再生機能】
 ■ケヴィン・コナー監督の音声解説
 ■メイキング・オブ・地獄のモーテル(24分33秒)

 ■シューティング・オールド・スクール(15分45秒)
 ■アイダという女:映画史に残る悪女を語ろう(18分09秒)
 ■
アナザー・ヘッド:ポール・リンク インタビュー(14分52秒)
 ■
グラマーからゴアへ:ロザンヌ・ケイトン語る(11分28秒)
 ■
オリジナル劇場予告編(2分37秒)
 ■
TVスポット2種(1分1秒)
 ■
ギャラリーアーカイブ(4分23秒)
 ■
特製16Pブックレット封入



5)マリオ・バーヴァ、ブルーレイ発売!

 キングレコードさんよりマリオ・バーヴァ監督没後40年ということで数多くの作品がBOXと単品で発売になりました。
 第1期(6月10日)は『血ぬられた墓標』『ブラック・サバス 恐怖!三つの顔』『呪いの館』『知りすぎた少女』『ナイヴズ・オブ・ジ・アベンジャーズ』『ファイブ・バンボーレ』『ロイ・コルト&ウィンチェスター・ジャック』

第2期(8月19日発売)は『処刑男爵』『リサと悪魔』『血みどろの入り江』『ラビッド・ドッグス』『新・エクソシスト 歯肉のダンス』『フォー・タイムズ・ザット・ナイト』

第3期(2021年1月20日発売)『白い肌に狂う鞭』『モデル連続殺人』『クレイジー・キラー 悪魔の焼却炉』



6)『導火線 FLASH POINT』日本語吹替つきでブルーレイ発売!


 ドニー・イェン主演のアクション映画『導火線 FLASH POINT』がアメイジングD.C.さんからブルーレイ化。
 前回ソフト化のときにはなかった今般の再発で日本語吹替音声新緑収録に!!

 



7)『コリンヌ・クレリー 濡れたダイヤ』ブルーレイ、DVD発売!

 コリンヌ・クレリー出演のイタリア映画、ジャッロ『コリンヌ・クレリー 濡れたダイヤ』のブルーレイ、DVDがTCエンタテイメントさんから7月10日に発売に。
 こういうソフト化はすごくウレシイです。
 ジャッロ映画もっとソフト化して欲しいです。



8)『カットスロート・ナイン』ブルーレイ発売!

 TCエンタテイメントさんからマカロニウエスタン『カットスロート・ナイン』(1972年)のブルーレイが発売に!クエンティン・タランティーノ監督の『ヘイトフル・エイト』の元ネタにもなってます。



9)『荒野のアニマル』ブルーレイ発売!

 株式会社アネックさんから、2月21日ヘンリー・シルヴァ出演のウエスタン『荒野のアニマル』がブルーレイ、DVDで発売に!
 VHSのときは、トンデモなタイトルでソフト化されましたが、長らく観るのが困難だったウエスタンがソフト発売になりました。



10)『幻想殺人』『影なき陰獣』ブルーレイ発売!

 ルチオ・フルチ監督のジャロ『幻想殺人』が10月20日に、セルジオ・マルティーノ監督のジャッロ『影なき陰獣』が11月27日に映像文化社からブルーレイで発売!

 

 その他のニュースとしては、TCエンタテイメントさんから9月9日『人間解剖島 ドクター・ブッチャー』がパーフェクトエディションとしてブルーレイ化。『アリス・スウィート・アリス』が8月7日に発売になりました。

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『ホワイト・ストーム』

2020-12-29 22:09:04 | 香港映画

ホワイト・ストーム
掃毒2天地対決 THE WHITE STORM 2 DRUG WARS(2019年香港、中国)
 監督:ハーマン・ヤウ
 脚本:ハーマン・ヤウ
    エリカ・リー
    エリック・リー
 出演:アンディ・ラウ
    ルイス・クー
    ミウ・キウワイ
    カリーナ・ラム
    クリッシー・チャウ

 ■ストーリー■
 香港の黒社会の組織「正興組」は麻薬を扱わないという掟があった。しかし、店で麻薬が売買されていたことがばれ地蔵(ジゾン)は指をつめることに。
 組長の甥で地蔵の義兄弟ユー・シュンティンは組織をやめ、株の勉強を始め、15年間で実業家として成功していた。ある日、正興会にいたときにつきあっていた恋人から連絡が来るのだった。自分は病気で死にそうなので、シュンティンとの間にできた子どもダニーの面倒を見てくれと言うのだ。しかし、ダニーは麻薬中毒者になっており転落死してしまう。シュンティンは麻薬撲滅運動を展開していくのだった。
 一方、地蔵は正興組を破門され、自ら組織を大きくし麻薬四天王にまでなっていた。
 
 □■□ネタバレあり□■□

 ■感想■
 アンディ・ラウ、ルイス・クー主演の香港ノワール。
 監督は『幽霊刑事』(2001年)、『恋のQピッド』(2001年)、『インファナル・ディパーテッド』(2006年)、『血戦 FATAL MOVE』(2008年)や「イップマン」シリーズのハーマン・ヤウ(ハーマン・ヤオ)。

 香港映画としては普通の感じのいつものアクション映画です。

 産休明けの女性刑事が出てきますが、現場の手入れですぐに死亡!
 
  アンディ・ラウと別れた恋人の子どもも存在が明らかになってからすぐにビルから落っこちて死亡!
 
 このことが原因でアンディ・ラウは麻薬撲滅運動に過激に行っていくんでしょうが、死ぬまでの展開が早すぎ、、、。子どもがいたこともさっき知ったのに、、、。

 刑事の子どもの同級生が麻薬の影響で飛び降りるシーンとかも、唐突すぎ!!何の前触れもなく唐突に、、、。

 いかにもこの展開の早さは香港映画的ですけど、まるでTVドラマの総集編でも観ているかのような場面展開感!!

 とにかく、登場人物たちが死にまくり、、、。
 麻薬四天王もほとんど紹介もなく、お亡くなりに、、、。
 ルイス・クーの仕業か、アンディ・ラウの仕業か、、、。

 アクション映画定番の展開も!麻薬課の同僚の女性刑事と結婚するので指輪をもっていた刑事が出てきますが、案の定、死にます!!
 今作では女性刑事が犠牲に、、、。

 
 麻薬の取引現場を襲ってまで、撲滅を図るアンディ・ラウ。
 警官も組織の人間も犠牲者出まくり、、、。
 アンディ・ラウの役は、元犯罪者でなく、、今も犯罪者、、、。

 この展開では、アンディ・ラウも。ルイス・クーも死ぬだろうなぁ、、。と思っていると、その通りの展開に、、。

 ところで原題のホワイト”ストームには2の数字がついていますが前作はベニー・チャン監督、ラウ・チンワン、ルイス・クー、ニック・チョン主演のアクション映画『レクイエム 最後の銃弾』(2013年)です。
 『レクイエム 最後の銃弾』の原題は”掃毒 THE WHITE STORM”でした。ストーリーは全然関係ない6年前の作品でした。
 自分は潜入捜査官物のアクション巨編の『レクイエム 最後の銃弾』の方が断然好きです!!

 

前作ですが、ルイス・クーが出演していることしかつながりが無いです。ストーリー関係ありません。

 


 

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『スナイパー・フロム・MI6』

2020-12-28 22:23:01 | アクション

スナイパー・フロム・MI6
HEROES AND COWERDS(2020年ドイツ)
 監督:ハラルド・フランクリン
 脚本:ハラルド・フランクリン
    フィリップ・カール
 出演:ソフィア・トロチーナ
    アラン・バーゴン
    ピーター・ザックマン

  ■ストーリー■
 MI6の下部組織で軍事活動を行う特殊部隊のスナイパーのレアは兄ポールと仲間たちと極秘任務で128人の犠牲者を出したテロリスト、オマルのアジト、シリアのラタキア砦を急襲するが失敗、仲間たちと捕らえられてしまう。捕えられたメンバーのうち1人は残り、1人は使者として送ると言われるのだった。、ポールは妹レアを置いて逃げ帰るのだった。
 3年後、死んだと思われていたレアは、テロリストとなりイギリスに舞い戻りサウジアラビアの要人暗殺を企てていた、、、。

 ■感想■
 ドイツ製のZ級アクション映画。
 Z級映画、久々に観ちゃいました、、、。
 
 画面上で何が起こっているか分からない『ドクターブラック 殺しのバイブル』(2015年)よりは少しだけマトモ??くらいな感じでしょうか??『ドクターブラック 殺しのバイブル』は不明すぎて感想書けません、、、。

 始まって30分間くらい、ヒロインの友達シドニーとフロイドの結婚パーティが延々と描かれるのですが、ランニングタイム94分の作品で1/3がヒロインの友達のシーンで良いの??
 まぁ、その間にテロリスト暗殺シーンとかも入りますが、ちょこっとだけ。
 とにかく、冒頭の悪夢のシーンから結婚パーティのシーン、すべてカットして、65分の作品にしても、同じ内容の映画が作れちゃいます。

 
 アクション映画なのに、アクションシーンはまるっきり迫力なし!
 学生が作った自主映画レベルだし、、、何を撮りたかったんでしょうか??
 学生の作った自主映画レベルというのは褒めすぎでした、、、。
 学芸会レベルが正しいです。

 突然、3年後になりそのあたりから普通のアクション映画になりますが、遅すぎ、、。
 レアの母親は腎臓移植を成功させ、健康な身体に、、。それもセリフだけの説明、、、。
 
 なぜか、レアはテロリスト側に??
 なぜ、生き残ることが出来たの??
 
 信念があったからみたいな説明がありましたが、どこからそんなコト感じさせるシーンが???アジトを襲撃してすぐに捕まったのに、、、???

 なぜ、テロリストのスナイパーになっているの??
 
 サウジの要人と大臣を襲撃した一味の1人に組織のNo.2ザルカイがいてケガをして捕えられているんですが、捕えるシーンがないので、突然の印象、、、。

 ウーヴェ・ボル監督の作品をボロカス言うような映画ファンはこういう作品を観てから言って欲しい、、、。

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『KIN キン』

2020-12-27 23:47:49 | SF

KIN キン
KIN(2018年アメリカ)
 監督:ジョナサン・ベイカー
    ジョッシュ・ベイカー
 脚本:ダニエル・ケイシー
 出演:マイルズ・トゥルイット
    ジャック・レイナー
    ゾーイ・クラヴィッツ
    ジェームズ・フランコ
    デニス・クエイド

 

 ■ストーリー■
 イーライは金欲しさに廃工場に入り込み金属を回収し、それを売っていた。ある工場で見たこともない武器を発見するが怖くなり工場をあとにする。しかし、夢にその武器が出てきて気になったイーライは工場へ武器をとりに戻るのだった。そんなとき刑務所帰りの義兄ジミーが家に帰ってくる。ジミーは刑務所にいたときの用心棒代としてテイラーのグループに6万ドルの借金を抱えていた。ジミーは金を父親ハルに無心するが断られてしまう。
 イーライは、廃工場で金属集めをしているコトを知られ、父親ハルに返すよう言われまず勤め先の事務所に向かうが、借金返済のため、ジミーとテイラーはハルが働く事務所の現金を盗もうとしていたときだった。怒ったハルはテイラーに撃たれ死亡、ジミーはテイラーの兄を射殺しその場から逃走する。ジミーは事務所の外にいたイーライにハルが忙しいのでタホ湖で会うことになったと言い、タホ湖へ行くことに、、。イーライは謎の武器を持ちジミーと一緒にタホ湖へ向かうのだが、、、。

 ■感想■
 謎の兵器を拾った少年とその義兄を描くSci-Fi映画。
 謎の兵器を拾って使っても、別に怪物になるかでなく、トカゲ型のエイリアンに追われるワケでもないです。

 てっきり「『SFレーザーブラスト』(1978年)みたいな作品かな??」と思って観たんですけど、全然違ってました、、、。

 謎の兵器を拾った少年イーライでなく、そのどうしようもない兄ジミーが中心にストーリーが進むのに、ジミーにまるっきり共感できない、、、。
 

 父親の勤め先の事務所の金は盗む!
 ストリップバーに14歳の弟を連れていく!
 ストリップバーでは躍ろうとしてトラブルを起こす!
 ストリップバーに置き忘れた金を取り返すためポーカー会場を襲撃!  
 弟には、父親死んだこと言わずにウソつきまくり、、。

 共感度0!!

 あと、今作に出てくるギャングだがなんだかわからないテイラー(とその仲間も)ですがありえません、、、。

 ジミーたちを追って、途中ガソリンスタンドで、トイレを借りれなくて銃をカウンターの上に置いて店内でおしっこしちゃいますが、あんなコトできるワケが無いっ!!!
 絶対に、ガソリンスタンドの店員、どこかに銃とか持ってて反撃されて撃たれてるはず!!
 
 あとジミーとイーライを追って警察署(保安官事務所??)を襲うシーンがありますが、絶対にありえない!!
 凶暴な組織でも警察署を襲って警官たちを殺すなんてしないでしょ!!
 リメイク版の『ロボコップ』(2014年)でも、警官殺し躊躇してましたよー、、、。


 ランニングタイム102分は長すぎ、、、。
 75分くらいでちょうど良いのに、、。『SFレーザーブラスト』だと思っていたら、なぜか『ターミネーター』に、、、。

 

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『ステイ・ホーム』

2020-12-26 21:57:36 | イタリア映画

ステイ・ホーム
THE NEST IL NIDO(2019年イタリア)
 監督:ロベルト・デ・フェオ
 脚本:ロベルト・デ・フェオ
    ルチオ・ベサーナ
    マルゲリータ・フェッリ
 原案:ロベルト・デ・フェオ
 出演:フランチェスカ・カヴァリン
    ジャスティン・コロヴキン
    ジョネヴラ・フランセスコーニ
    マウリッツィオ・ロンバルディ
    ファブリッツィオ・オデット

 ■ストーリー■
 父親リッカルドに連れられヴィラ・デイ・ラーギの領地から外に出ようとして車に乗車中事故に遭いサムエルは足が不自由になってしまう。父親のリッカルドはその事故で死亡、サムエルは母親エレーナから屋敷の領地の外へ行くのを禁止されていた。
 ある日、屋敷に新たにデニーズという少女がやってきてメイドになる。エレーナによれば、恵まれない子をしばらくあずかることにしたというのだ。
 母親のエレーナはサムエルを厳しくしつけるが、この教育はサムエルの住む広大な領地ヴィラ・デイ・ラーギを治め新しい社会を築くためのものだと教えていくのだが、、、。

 □■□ネタバレあり□■□
 今作はオチを知らないで観た方が100倍面白く観れるので今作を観る予定の方は読まないで下さい。

 ■感想■
 イタリアのホラー映画。
 ジャンルは、あえて”イタリア映画”にしています。ネタバレになるので、、、

 映画の冒頭で、事故のシーンがあるので、てっきり、これはいつものあの”実は死んでました”の禁断のオチ系の作品かな??と思ったんですけど甘かったです、、、。

 夢オチでもなく、実は登場人物はすでに死んでましたオチでもなく、主人公が犯人でしたのオチ(別にこれは禁断のオチじゃないですけど、、、)でもなく、実は双子でしたのオチでもなく、、、

 「ま、まさかのオチ。」
 「驚きー。」

 すごく面白かったです。
 ここ数年で1番驚けた作品かも??
  
 タイトルの『ステイ・ホーム』で期待もしていなかったんですが、イタリア映画だから鑑賞しました。
 実は、あまり期待していなかったからが、鑑賞後の印象が良かったという声も、、、。

 ドンデン返し系の作品は、これくらいのオチを用意してくれないとダメですよねー。

 2018年の日本映画『去年の冬、きみと別れ』を観たとき、あまりに素直な展開に、、、全然驚けないオチ!
 「もっと、ビックリするくらいのオチを想像してたのに、、、。驚きの展開でなく超ストレートなストーリー展開、、。」
 と思ったのを思い出しました!!

  ランニングタイム108分と少し長めなのが難ですが、十分楽しめました、、、。 
 ただ、オチありきの作品なので、オチを知ったら、それだけで十分って感じになっちゃうのが残念な気が、、。


 大きな屋敷での冒頭から後半までの描写が丁寧すぎて、テンポも良くないのに、屋敷を抜け出してからラストのオチまでの展開が突拍子もないので、もう少し小道具やセットとかでヒント系のものがあった方が良かったかと思います。

  途中、イノシシを撃つ銃が、もっともっと未来的な銃にするだとか、、、
 最後、母親のエレーナが電話の受話器を持つシーンがありますけど、もっと未来的なデザインにするとか、、
 屋敷から外に出るのは、厳重な厚さ2メートルくらいの電子制御された門にするとか、、、。

 iPod系な音楽プレイヤーが途中で出てくるので、とりあえず時代設定が現代なのがわかりますが、その他は1960年代とかって言われても分からないくらいのものしかでてきません、、、。

 小道具等で未来感を出して欲しかったです。映画の中の時代って、どう考えても1960~70年代~みたいな雰囲気ですが、もう少し現代風とか未来的なものがあっても良かったと思うんですが、、。
 せめて、荷物を運ぶ車は『マッドライダー』(1983年)に出てきたような車のようにデコレーションでもしてくれれば良かったのに、、、。

 ジョセフ・ルーベン監督の『フォーガットン』(2004年)も、かすむような今作のオチ、こういう映画大好きです。

 ドンデン返し系のオチの映画を作る脚本は、今作くらいトンデモ作品にしてくれないと、、、。

 ところで、映画の中の主人公のこれからを考えると、あの車の中に食料やガソリンや武器はあるんでしょうか??実は電気自動車でガソリンがいらないとか、食料や銃弾はたっぷり積んであるとか、そういう描写があるだけで、もっとリアルで良かったのに、。

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『ランボー ラストブラッド』

2020-12-25 23:16:29 | アクション

ランボー ラスト・ブラッド
RAMB0 LAST BLOOD(2019年アメリカ、香港、フランス、ブルガリア、スペイン、スウェーデン)
 監督:エイドリアン・グランバーグ
 脚本:シルヴェスター・スタローン
    マシュー・シラルニック
 原案:シルヴェスター・スタローン
    ダン・ゴードン
 キャラクター創造:デヴィッド・マレル
 出演:シルヴェスター・スタローン
    パス・ヴェガ
    セルヒオ・ペリス=メンチェータ
    アドリアナ・バラーサ

 ■ストーリー■
 アリゾナの父の牧場で生活するジョン・ランボー。マリアの孫娘ガブリエラを自分の子どものようにかわいがって育てていた。ある日、ガブリエラの元に、メキシコに引っ越していった友達ジゼルから、ガブリエラの父親を見つけたという連絡が来るのだった。母親と自分を捨てて行った父親に会いに行こうとするガブリエラを止めるマリアとランボーに説得され、1度は行くのをあきらめるが、1人で勝手にメキシコへ行くのだった。
 ジゼルから、ガブリエラがいなくなったという連絡を受け、ランボーはメキシコに向かうのだが、、、。

 ■感想■
 「ランボー」シリーズ5作目のアクション映画。

 前作のシリーズ4作目『ランボー 最後の戦場』(2008年)もランニングタイム92分と短めでしたが、今作も101分と短め、あっという間にクライマックスになって終わっちゃいます。
 
 多分、最終作なのに(今のところ)、101分!短すぎ!!
 せめてあと20分!120分くらいの作品にして欲しかったです。

  ストーリーですけど、敵が弱すぎ、、、。
 田舎町の警察、州兵やロシアの軍隊、ミャンマーの軍隊などと戦ってきた戦いのベテランだから、メキシコの小さな麻薬組織なんて相手にならないのは当たり前なんですけど、、、ランボーが強すぎて戦いのシーンが全然盛り上がらない。
 
 一方的すぎです、、。

 シリーズで数々の戦場で戦い抜いてきたランボーが、アメリカでメキシコの麻薬組織と戦うのがシリーズ最終作だなんて、、、。
 これでOKなら、シルヴェスター・スタローンが脚本を書いた『バトル・フロント』(2013年)だって、いくつか変更させれば十分「ランボー」シリーズの1作品に出来たでしょう、、、、。
 なんで『バトル・フロント』を、ランボーシリーズにしなかったの??

 

 前作『ランボー 最後の戦場』でもいいセリフが出てきましたが、今作では、良いセリフが出てきます!!
 『ランボー 最後の戦場』では
 「無駄に生きるか、何かのために死ぬか」というセリフがありました!
 
 今作『ランボー ラスト・ブラッド』では
 自分と母親を捨てた父親に捨てた理由を聞くために会いに行こうとするガブリエラに、父親はどうしようもない奴だったと言うランボーに、ガブリエラが「父親は変わったかも。おじさんは変わったじゃない」と言われ、「変わったんじゃない、ふたをしているだけだ」と答えます!!
 
 カッコ良すぎなセリフ!

 ずっと、ずっと観ていたかったのに、、、ホントにすぐに終わっちゃいます。



 吹替に、武田真司、、、なぜタレントを吹替えに使うの??
 とてつもなく下手ではないものの、この声、誰??誰??とは気になっちゃうレベル。

 このレベルなら、しょうがないかもなんて意見があるかもしれませんが、自分的にはタレントを使って良い映画とダメな映画が、、、。

 「ランボー」シリーズはタレントで吹替しちゃダメな作品です。

 

 

 

 

 

シルヴェスター・スタローンが脚本書いてます。

 




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『エクスペリメント アット・セントレオナルズ女子刑務所』

2020-12-24 00:10:54 | ホラー/ゾンビ

エクスペリメント アット・セントレオナルズ女子刑務所
PATIENTS OF A SAINT(2020年イギリス)
 監督:ラッセル・オーウェン
 脚本:マシュー・J・ガン
    ラッセル・オーウェン
 原案:マシュー・J・ガン
 出演:ジェス・チャンリュウ
    メグ・アレクサンドラ
    レイモンド・ベスリー
    フィリップ・マッギンリー
    トム・クレッグ


 ■ストーリー■
 アイルランドの南西1209キロ、聖レオナルズ島人口1109人、島にある聖レオナルズ国際刑務所兼医療研究所の受刑者は各国の犯罪者251人。議員と家族を殺した罪で死刑判決を受け投獄された元特殊部隊のストーンは、臨床試験を受ければ死刑を終身刑にできる条件を提示されるが断るのだった。
 ストーンは、入所早々、同室の女囚に襲われるが反撃し、撃退するが足にケガを負い治療のため医務室へ送られる。臨床試験とは遺伝子組み換えの人体実験だった。試験を受けた人間たちが具合が悪くなり医務室にいた囚人たちが凶暴化し始める。ストーンは看守の1人レノンに助けられ医務室から脱出するのだった。一方、監房棟でも感染者が凶暴化していた。ストーンは、生き残った看守、囚人たちと協力し生き残ろうとするのだが、、、。

 ■感想■
 孤島の刑務所を舞台にしたイギリスのゾンビ映画。正確には感染者?ホラーです。

 撮影等はしっかりしているのでZ級ではないですが、ゾンビ映画としては低予算系の作品なみにしかストーリーがありません、、、。
 空撮があったり、刑務所の説明のテロップが出たり、登場人物も色んな分かりやすい人物が出てくるので、低予算の作品にしてはけっこうちゃんとした作品かも??
 と、最初だけ思ったんですが、、すぐに減速、、。
 

 ストーリーは大してないのに、ランニングタイム106分と少し長め。このストーリーなら、あと20分短くて良いです。

 すべて説明不足で、キャラクターも掘り下げられず、本当にどこにでもあるようなB級の低予算ゾンビ映画になっちゃてます。

 特別面白いワケでもなく、とてつもなくヒドイ作品でもない、、、。

 これといった特徴がない作品になっちゃってます、、、。
 観終わったら、1か月もしたら、観たという記憶しか残らない作品に、、、。
 
 このストーリーなら、せっかくの主人公の設定の元特殊部隊という設定も必要なしでしょう、、、。
 主人公の設定は、普通の犯罪者とか無実の罪で投獄されただけの女性という設定で良いのでは??

 また孤島の刑務所という設定だけあれば、重犯罪者のための刑務所という設定もいらなかったのでは??
 臨床試験を受けたら減刑
 
 次から次へと出てくる登場人物たちは、順番に殺されるシーンのためにいるような感じ。
 極端に言えば、『サンゲリア2』(1988年)で登場人物たちが次々と登場しては、あっという間に死んでいく感じと言ったら分かりやすいでしょうか??(まぁ、あそこまで酷くないんですが、、)

 ゾンビ映画を良く観る映画ファンだったら、最初の30分観れば、あとは途中、疲れて寝てしまってもラスト15分前に起きれればストーリーが分かってしまうような感じの作品に、、、。

 ラストの展開も、わざわざここまで引っ張ってコレ??
 ゾンビ映画ファン以外、「観た時間返して―」とか言いそうな、今まで観てきたのは何だったの??系のラスト。
 ゾンビ映画ファンは、「またいつもの感じ、、、」的なラストです。

 

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『ザ・クーリエ』

2020-12-23 13:49:32 | アクション

ザ・クーリエ
THE COURIER(2019年イギリス)
 監督:ザカリー・アドラー
 脚本:ザカリー・アドラー
    ジェームズ・エドワード・パーカー
    アンディ・コンウェイ
    ニッキー・テイト
 原案:ザカリー・アドラー
    ジェームズ・エドワード・パーカー
    アンドリュー・プレンダーガスト
 出演:オルガ・キュリレンコ
    ゲイリー・オールドマン
    アミット・シャー
    アリシア・アグネソン
    ダーモット・マローニー
    グレッグ・オーヴィス
    クレイグ・コンウェイ
    ウィリアム・モーズリー
    ダーモット・マローニー
    
    

 ■ストーリー■
 武器、売春、再開発にからんでニューヨークで、犯罪組織の大物エゼキエル・マニングスがFBIに逮捕される。裁判当日、エゼキエルのアリスが裁判の証人ニックを殺すためある物を配達していた。
 ロンドン、裁判所と証人ニックをリモートでつなぐ機械を配達していた。機械を設置すると機械から青酸ガスが噴出、シモンズ捜査官が配達員を撃ち、ニックも殺そうとするが、防弾チョッキを着ていた配達員はシモンズからマスクを奪いニックを救出するのだった。
 組織に買収された捜査官ブライアントは瀕死のシモンズからの連絡を受け、ニックが配達員と逃げたことを知り、2人の抹殺を図るのだが、、、。

 ■感想■
 オルガ・キュリレンコがとてつもなく強い配達人を演じるアクション映画。
 B級アクション映画ですが、オルガ・キュリレンコ、ゲイリー・オールドマン、ダーモット・マローニー、ウィリアム・モーズリーと超超超豪華なキャストです。

 なんで、こんなに豪華なの??
 制作費のほとんどが主演者のギャラでは??
 
 監督は低予算のスリラー映画『キラー・インフェルノ』(2016年)のザカリー・アドラー。
 その他にアクション映画『キング・オブ・ギャングスター2』(2017年)も撮っています。
 今までの作品に比べると、すごーく、すごーく演出力が上がってます。C級がB級に上がった感じ、、、。

  今作のオルガ・キュリレンコ演じる配達人の設定ですが、元軍人(特殊部隊??)ということですが、強すぎ、、。完全武装の男性の警官?たち相手に互角以上の戦いぶり、、、。
 
 元特殊部隊の教官とか、元スパイ(007みたいなー)とかにした方が良かったのでは??
 まぁ、オルガ・キュリレンコが華奢なので、そういう背設定も厳しかったんでしょうけど、それにしても強すぎ!!
 
 アクション映画のヒロインだから強くて良いんですが、、、。
 『その女 諜報員アレックス』のときに比べれば、まぁ普通の人っぽいですけどね。

 オルガ・キュリレンコも、普通の役から、ホラー映画のヒロイン、アクション映画の主人公まで本当に色んな役を演じますね、、、。
 出演作品をかなり観ている印象です、、、。
 メインの役から脇役まで、とにかく観ている印象です、、、。

 
 『007慰めの報酬』(2008年)で初めて観てから、、、

『ヒットマン』(2007年)、『マックス・ペイン』(2008年)、『センチュリオン』(2010年)、『陰謀のスプレマシー』(2012年)、『セブン・サイコパス』(2012年)、『オブリビオン』(2013年)、『スパイ・レジェンド』(2014年)、、『その女諜報員 アレックス』(2015年)、『スターリンの葬送狂騒曲』(2017年)、『MARA マーラ』(2018年)、『ザ・ミスト』(2018年)、『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』(2018年)、『15ミニッツ・ウォー』(2018年)、『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』(2019年)、、、

 なんでこんなに自分が観る作品に出演してるの??

 この他、恋愛映画とか、ドラマのジャンルの映画とか自分が絶対に観ないジャンルの作品にも出演しているのに、、、。

 

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『シークレット・ランナー』

2020-12-22 23:26:00 | サスペンス

シークレット・ランナー
THE LAST MOMENT OF CLARITY(2020年アメリカ)
 監督:コリン・クライセル
    ジェームズ・クライセル
 脚本:コリン・クライセル
    ジェームズ・クライセル
 出演:カーリー・チェイキン
    サマラ・ウィーヴィング
    ザック・エイヴァリー
    カーリー・チェイキン
    ブライアン・コックス
    ウド・キア

 ■ストーリー■
 パリに住むサム・ピブニックは、映画館で観た作品に出演していた女優ローレン・クラークが、以前ブルックリンのガス漏れの火災で死んだ彼女ジョージアに瓜二つなことに衝撃を受ける。
 アメリカのロサンゼルスに渡り、ローレン・クラークを映画の映画のイベントで「ジョージア」と声をかけるものの反応はなかった。友人ジョッシュの妹キャットと偶然出会い、パーティ会場に連れていってもらい、ローレンと会うのだが、やはり同一人物だと確信するのだった、、。


 □■□ネタバレしてます□■□

 
 ■感想■

”『ヘレディタリー 継承』のプロデューサーが作ったサスペンス映画!””がうたい文句のサスペンス映画です。

 正確には、『ヘレディタリー 継承』の製作総指揮のジョナサン・ガードナーが、製作総指揮したサスペンス映画。
 制作総指揮が同じだけ、、、。

 全然、大した話じゃない、、、。
 まるでTVムービーみたいなストーリー。
 裸がワンサカ(でも無いですけど、、、)出てくるのでTVムービーでなく、劇場作品だとわかりますけど、今作から裸を取ったら、劇場作品かTVムービーかわからないくらいのストーリーです。
 それにしても内容が、、、、無い。

 サスペンス映画じゃなくて、恋愛映画??

 1980年代の日本の2時間サスペンスの方がよっぽどストーリー凝ってますよー、、、。

 ランニングタイム90分の短めの作品ですが、すごーく長く感じちゃいました。

 ネタバレしちゃいますが、追われているのは、彼女でなく主人公というオチ。あまりオチにもなってないですけど。
 主人公のサムがモテすぎで、感情移入できない、、、。

 サスペンス映画度 ★★
 ミステリー設定度 ★★★
 主人公モテモテ度 ★★★★★
 TVムービー度   ★★★

 今作が1980年代のイタリアで作られていたら、自分はイタリア映画が好きだから今作の評価も全然変わってくると思いますが、、、、。
 2020年のアメリカの作品でストーリーがコレ??っていうくらい大したコトないストーリー、、、。


 作品の最後のメキシコの浜辺のシーンは、思っていた展開と違っていましたが後味は悪くないです。

 

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『ファインディング・メリー』 クリスマス映画ノルウエー

2020-12-21 09:58:25 | ファンタジー/ファミリー

ファインディング・メリー
SNEKKER ANDERSEN OG DEN VESLE BYGDA SOM GLOMTE AT DET VAR JUL(2019年ノルウェー)
 監督:アンドレア・エッカーボム
 脚本:ジョン・カーレ・ラーケ
 出演:ミリアム・コルスタッド・ストランド
    トロンド・エスペン・セイム
    アンドレ・バースモ・クリスチャンセン
    
 ■ストーリー■
 エリーサの住む小さな村の人々は、物忘れがひどい人々ばかり。エリーサは父親のトールとマヤおばさんとガチョウとネズミのスクイーキーと暮らしていた。エリーサは名字を忘れたが誰も思い出すことが出来なかった。父親トールは寝る場所を忘れて食器棚で眠っていた。トールの経営する金物屋は経営難だった。買う客が何を買いに来たのか忘れてしまうからだ。学校は学ぶのを忘れていた。郵便配達員のオーレはマヤに夢中だった。タラルドはバルコニーが無いのを忘れて2階から毎朝落ちるがケガ1つなかった。
 エリーサはある日、ペットのスクイーキーを追いかけてアドベントカレンダーを見つけるのだが、それが何に使う物かわからないでいた。
 トールの金物屋に食器を買いに来た大工のアンデシェンがメリークリスマスと挨拶したので、クリスマスが何か大事なことだと思うのだった。エリーサは、アンデシェンの家に車で向かうのだった、、。

 ■感想■
 クリスマステーマにしたノルウェーのファミリー向けファンタジー映画。
 ファミリー向けと言っても、けっこう幼い子ども向けでしょうか??
 もちろん、ファミリー向けのファンタジー映画好きな映画ファンなら大人が観ても十分面白い作品です。

 どれくらいの子どもを対象にしているのか、ランニングタイム70分という短かさ!!
 この短さは、子どもが飽きない長さってコトなんでしょうねぇ、多分。
 それにしても短い!
 短かすぎ!!
 地上波の90分(85分)の映画枠でも本編ノーカットで放送できる長さ!!地上波の90分の映画枠自体、今やないですが、、、。
 こういう作品をクリスマスが近くなったら、地上波で夕方にでも放映すれば良いのに、、、。
 90分の枠だったら、年末近くの12月24日とか25日近くの土曜日の夕方に枠が作れそうなのに、。

 「ファミリー向け映画放映しても提供がつかないよ」
 「ドラマの再放送の方が視聴率良いよ」
 「チャンネル権持ってる購買層に訴求力なによ」
 色々、言われちゃいそうですけど、長い目で見れば子どもがテレビって面白いって思ってもらう方が良いのでは??
 
 この長さなら、2本立てで公開しても全然大丈夫な長さ!

 今作と『ナイトメア・オブ・サンタクロース』(2010年)の2本立て!
 今作と『サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース』(2012年)の2本立て!
 今作と『清し血の夜』(1974年)の2本立て!
 今作と『ブルークリスマス』(1978年)の2本立て!
 今作と『クランプス クリスマスの悪魔』(2013年)の2本立て!
 今作と『暗闇にベルが鳴る』(1974年)の2本立て!

 どれも子どもが観たらトラウマ必至、、、。すいません。

 お子さんんと観るなら、『エルフ サンタの国からやってきた』(2003年)とか『おさるのジョージ 早くこいこい、クリスマス』(2009年)とか『クリスマス・カンパニー』(2017年)とかが良いですね、、、。
 アメリカでは定番の『エルフ サンタの国からやってきた』はもちろんですが、フランス、ベルギーの『クリスマス・カンパニー』もかなりオススメです。

 自分が最も好きなクリスマス、サンタクロースの映画は、ディック・マーズ監督の『ナイトメア・オブ・サンタクロース』と、ウィル・フェレル主演の『エルフ サンタの国からやってきた』の2本です。
 ホラー映画とコメディ映画、極端だなー、、、。


声の出演
エリーサ   掛川渚
アンデシェン 近藤雄介
サンタ    志村貴博
トール    大久保貴
マヤ     北本安奈
オーレ    須嵜成幸
マイヤー   山川朋美
ボーレ    宮崎沙菜
クバーケン  池田一開

ファミリー映画好きにオススメ!

最も好きなクリスマス映画の1本『エルフ サンタの国からやってきた』

『ナイトメア・オブ・サンタクロース』も大好き!!

けっこう好きなサンタクロース映画『クリスマス・カンパニー』

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『追龍』

2020-12-20 22:22:58 | 香港映画

追龍
追龍 CHEISING THE DRAON(2017年香港)
 監督:ウォン・ジン
    ジェイソン・クワン
 脚本:ウォン・ジン
 出演:ドニー・イェン
    アンディ・ラウ
    ケント・チェン
    

 ■ストーリー■
 1974年以前の香港は暗黒時代だった。警察と黒社会が結託し汚職が横行していた、、。
 1960年潮州出身のン・サイホウはそんな香港にやってきた。黒社会のケンカに参加したサイホウと仲間たちだったが、機動隊に捕えられてしまう。サイホウと同じ潮州出身リー・ロック探長は腕っぷしの強さを見込んで釈放し金も与えるのだった。その後、ロックは順調に出世していくのだった。
 一方、サイホウは、チウのカジノで盗みを働いた仲間を助けるため黒社会の一員になるのだった。チウの部下となり九龍城砦で働いていた。九龍城砦の地区は南京条約でグレーゾーンとなっておりイギリス政府も香港警察も手を出せない無法地帯になっていた。
 黒社会の組織を入れ替えようと画策するロックは。九龍城砦へ交渉へやって来るが、長年争っていた探長トン・ガンと、黒社会のチウとチョンの罠にはまり殺されそうになるのだが、事前に情報を得ていたサイホウに助けられるのだった。しかし、ロックを助けるとき、裏切り者としてチウに膝を砕かれてしまうのだった、、、。
 ロックは、サイホウに香港の半分を与え、警察と黒社会が結託し、お互いに利益を分け合うのだった、、、。

 ■感想■
 実在した黒社会のボスと香港警察をモデルにした実録映画。
 
 監督は香港で映画を撮り続けるエンターテイメント派のウォン・ジン。
 制作は、ウォン・ジン、ドニー・イェン、アンディ・ラウ、コニー・ウォンと、主演の2人も製作に関わっています。

 香港の人にとっては身近な話なんでしょうか??自分は全然知りませんでした、、、。
 今作は【香港電影金像奨】撮影賞と編集賞と2部門で受賞。ノミネートは

 調べたら、アンディ・ラウは1991年の『リー・ロック伝 大いなる野望PARTI炎の青春』、『リー・ロック伝 大いなる野望PARTII香港追想』でも同じロック役を演じています。
 今作で製作もしているので、リー・ロックは、アンディ・ラウにとってかなり思い入れのある役なんでしょう。

 麻薬、売春、カジノ、何でもありの黒社会と警察とのつながりって、こわすぎの香港警察。
 フランス映画に良く出てくる悪徳刑事が当たり前のような世界、、、。
 アンディ・ラウ演じるリー・ロックも悪徳警官ですが、それよりも悪い警官やイギリス警官が、、、。

 多少の脚色があるでしょうが、実録物なんで、大まかなあらすじは変更しようもなく、悲劇に向ってストーリーが進んでいきます。どれだけ実際に近いのかは分からないですけど、、、。
 セットとか作ったんでしょうけど、九龍城砦とか街なみとかの1960年代の最限度すごすぎです。

 香港ノワール度    ★★★
 エンターテイメント度 ★★
 1960年代再現度    ★★★★★ 
 

 こういう実録物、または実録系の作品はあまり好きではないのですが、かなり面白く観れました。あまり得意じゃない自分がランニングタイム128分と長い作品で全然飽きることなく観れたので、こういう実録映画好きな映画ファンにはすごーく面白く観れるかも?
 アッという間の128分です。まるでTVシリーズを観たかのような満足感。
 実録映画好きな映画ファン以外だと、やはり香港映画ファンにも最高の1本かも??
 もちろん、ドニー・イェンのファンの方も必見!
 無敵のキャラクターでなく、今作では演技派に、、、。

 

 




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『ロッジ 白い惨劇』

2020-12-19 22:54:51 | スリラー

ロッジ 白い惨劇
THE LODGE(2019年イギリス、カナダ、アメリカ)
 監督:ゼヴリン・フィアラ
    ヴェロニカ・フランツ
 脚本:ゼヴリン・フィアラ
    ヴェロニカ・フランツ
    セルジオ・カシー
 出演:ライリー・キーオ
    ジェイデン・マーテル
    リア・マクヒュー
    リチャード・アーミテージ
    アリシア・シュルヴァーストーン

 ■ストーリー■
 ローラは、別居している夫リチャードの家に子ども2人エイダンとミアの兄妹を連れやってくる。リチャードは恋人グレイスとの生活を考えローラに離婚の話を切り出すが、ローラはショックで自殺してしまうのだった。
 6か月後、リチャードは、グレイスとエイダンとミアの4人で雪山のロッジに行くことにする。エイダンとミアは母親が死んだのはローラのせいだと思っていて、行くのを嫌がっていたが、説得されロッジへいくことに。
 エイダンとミアはグレイスのことを調べると、彼女はカルト教団の教祖の娘で、そのカルトは彼女を除き全員集団自殺したことを知るのだった、、、。

 ■感想■
 『グッドナイト・マミー』(2014年)の監督&脚本のヴェロニカ・フランツ、ゼヴリン・フィアラが同じく監督&脚本のスリラー映画。

 はっきり言って、ぎりぎりスリラー映画になていますが。基本は”ドラマ”。
 日本映画でも、描けそうなレベルの内容、、、。
 『グッドナイト・マミー』よりは、すこーしだけエンターテイメント度が増えましたが、、、ホラー映画や、本格的なスリラー映画を想像するとかなりガッカリ系な内容が待ち受けています。
 『グッドナイト・マミー』の進化版といった雰囲気の作品で、最後まで観て、かなり疲れちゃいました、、、。

 自分は『グッドナイト・マミー』も全然ダメダメで受け付けなかったんですが、今作もダメダメでした、、、。今作は『グッドナイト・マミー』よりは、いくぶんか観やすくなっていますけど、、。

 最初に「ハマー」のクレジットが出たのでてっきりイギリスが舞台の作品だと思ったら、登場人物の乗る自動車のハンドルが左なので、アメリカ映画??と思っていたら、雪山のロケ地はカナダのケベックでした、、。というか今作のロケ地はすべてカナダのようです。

 イギリス、カナダ、アメリカ合作の作品でした、、、。

 製作ハマーフィルムの作品で最近観たのは、ダニエル・ラドクリフ主演の『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』(2012年)だったような気が、、。あれは怖いホラー映画でした。
 調べたら『テスター・ルーム』(2014年)、『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』(2015年)もハマーフィルムでした、、、。『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』は続編だから当たり前なんですが、、、。
 今作のようなスリラー映画とかでなく、ハマーフィルムには”ドラキュラ”シリーズみたいな作品を作って欲しいんですけどねー、。


 ところで、今作の監督&脚本のゼヴリン・フィアラとヴェロニカ・フランツは『グッドナイト・マミー』と言い、今作と言い、子どもが大人に対して、悪意がある無しとかは別にして、何かするのが好きなんでしょうか??今作では、最悪の結果に、、。
 子どもって無邪気に、大人だったら絶対にしないようなコト言ったり、しちゃうことありますもんねー。
 
 でも、子どもたちにしてみれば、集団自殺したカルト教団の生き残りの教祖の娘っていうだけで、十分不気味なのに、そのうえ母親を自殺させた原因を作った女性と一緒にクリスマス過ごしたくない、、、。
 大体、母親が死んで6か月経っているとはいえ、子どもの年齢を考えたら、一緒にバカンス過ごすのは早すぎでしょう。このお父さん、アウト!!レッドカード!!
 なーんて思っていたら、生きることにレッドカードになっちゃいました、、。

 

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『ザ・グレイテスト・キング』

2020-12-18 22:23:30 | イタリア映画

ザ・グレイテスト・キング
PRMULUS & REMUS THE FIRST KING(2019年イタリア、ベルギー)
 監督:マッテオ・ロヴェーレ
 脚本:マッテオ・ロヴェーレ
    フィリッポ・グラヴィーノ
    フランチェスカ・ミニエーリ
 原案:マッテオ・ロヴェーレ
    フィリッポ・グラヴィーノ
    フランチェスカ・ミニエーリ
 音楽:アンドレア・ファッリ
 出演:アレッサンドロ・ボルギ
    アレッシオ・ラピーチョ
    タニア・ガリッパ
    マッシミリアーノ・ロッシ
    ファブリツィオ・ロンジョーネ
 
 ■ストーリー■
 紀元前、羊飼いのロムレスとレムスの兄弟はテヴエレ川の氾濫に遭い波に押し流されてしまい、アルバ人に捕えられ奴隷となる。奴隷たちは戦わされていたが、隙を見て奴隷たちと反撃、アルバ人たちを倒し、アルバ人から逃れるため奴隷たちと旅にでるのだった。兄のロムレスはケガを追いレムスはかばいながら移動するが、ロムレスの件で森の中で仲間同士で争いが起きるがレムスが勝利し、その後、奴隷たちのリーダーになるのだが、、、。
 

 ■感想■
 ローマ建国の伝承神話を映画化したイタリア、ベルギーの歴史映画。
 
 ローマ建国神話に詳しくにので、全然馴染みのないストーリーでした。イタリア人には、良く知られている話なんでしょうか??
 
 あと、良く分からないのですが主人公の兄弟の設定が双子らしいのですが、、、(もともとの建国神話の設定通りだと)、映画の中ではそうは見えないのですが、、。

 戦闘シーンのみ、妙にリアルで見ごたえあるものの、ストーリーがあまりにも淡々と真面目に進んでいくので、、ランニングタイム128分って、、、。すごーく長く感じちゃいました、、、。
 観続けるのが苦痛でした、、、。
  90分くらいだったら、テンポが良くて面白く感じることが出来たかも??

 ウンベルト・レンツィ監督の『アイアン・マスター』(1982年)の方が断然好きです!!

 ローマ建国神話と同じ土俵で比べたら怒られそうですが、、、ある意味、時代設定がはるか古代でファンタジーものだから記事にしても良いですか??

 剣と魔法物の映画、けっこう好きなんですよね。特にイタリア映画。
 ウエスタン、ミステリー物、警察物、イタリア映画好きなんです、、。
 1982年ころイタリアでは、『コナン・ザ・グレート』(1982年)にあやかって便乗作品が数多く作られたうちの1本です。
 
 その他の作品で、少し思いつくだけでも、

 ジョー・ダマト監督、マイルズ・オキーフ主演の”アトー”シリーズ『世紀末戦士アトー 炎の聖剣』(1982年)、『世紀末戦士アトーII大魔王ゾブの牙城』(1983年)。
 エリック・アラン・クレイマーがアトーを演じた3作目『魔宮神話レジェンド・オブ・サンダー』(1990年)

 ”グナン”シリーズ、フランコ・プロスペリ監督の『激突!美女軍団アマゾネス・キング』(1984年)。”Gunan il guerriero”(1982年)

 ミケーレ・マッシモ・タランティーニ(マイケル・E・レミック)監督、ピエトロ・トリッシ主演の『狂戦士サングラール』(1982年)
 
 トニーノ・リッチ(アンソニー・リッチモンド)監督、ブルーノ・ミニッティ(コンラッド・ニコルズ)主演の『怒りの戦士グレート・トア』(1983年)

 ルチオ・フルチ監督のSc-Fi『SFコンクエスト 魔界の制圧』(1984年)

 全然、違うジャンルの作品を並べて、字数かせぎしちゃいました、、、。この剣と魔法の作品も、どこかのメーカーがブルーレイ化してくれないでしょうか??
 ジャッロ系の作品や、マッドマックス2系の作品よりも販売数が厳しいかも、、、。

 

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『やっぱり契約破棄していいですか⁉』

2020-12-17 22:51:06 | コメデイ

やっぱり契約破棄していいですか⁉
DEAD IN A WEEK (OR YOUR MONEY BACK)(2018年イギリス)
 監督:トム・エドマンズ
 脚本:トム・エドマンズ
 出演:アナイリン・バーナード
    フレイヤ・メイヴァー
    トム・ウィルキンソン

 ■ストーリー■
 自殺の名所の橋で身投げをしようとしているウィリアムに老紳士が丁寧に声を掛ける。老紳士はレスリーという名前で暗殺者だった。死にたければ自分に依頼しろというのだ。ウィリアムは、橋から身投げするが、ちょうど通りかかった船に落ち命拾いする。
 人生に絶望した作家の卵ウィリアムは今まで7回も自殺しようとして、そのたびに失敗を繰り返していた。ウィリアムは、後日、暗殺者レスリーに自分の殺しを依頼する。1週間以内に狙撃で殺すという契約を結ぶのだった。1週間以内に殺せなかったときは返金という条件だった。
 そんなとき、若い女性の編集者エリーがウィリアムの小説を出版したいと申し出てくるのだった。打合せ中、落としたペンを拾おうとしてウィリアムがしゃがんだ瞬間、レスリーの弾丸がエリーのボスの頭を撃ちぬくのだった、、、。


 ■感想■
 人生に絶望した青年が、自分を殺す依頼をするイギリスのコメディ映画。
 プロの暗殺者に依頼した途端、小説を出版する話が飛び込んできて、殺しの依頼を破棄しようとするものの一方、暗殺者の方は、人数のノルマが達成せず、なんとしてでも青年を殺したがっています。
 どこかで何回も観たコトあるような設定のコメディ映画ですが、今作も面白い!!

 ランニングタイムも90分と短めなんで、あっという間に終わっちゃいます。

 イギリス映画は、こういう軽いタッチのコメディ映画が得意ですよね。同じような設定でも、アメリカ映画だと、下ネタ入ったり、妙に緊張感あってアクション映画になっちゃったりしちゃいますけど、イギリス映画のコメディなんで、緊張感なしのゆるーい展開!!ほめてますからね、、。

 レストランでの打ち合わせ中の突然の狙撃シーン!ペンを拾おうとして助かるなんて、このドジぶりは「ピンクパンサー」シリーズのクルーゾー警部??って思わず思っちゃいました、、、。(ふ、ふ、古い、、、例えが古すぎてすいません。)

 コメディ映画度  ★★★★
 ユルユルな展開度 ★★★★★
 登場人物の魅力度 ★★★
 思わずニヤニヤ度 ★★★★

 手が震える殺し屋に引退を勧めるシーンで、マイケル・J・フォックスの映画のタイトルネタも延々と続いて、思わずニヤニヤ、、、、。なんで、マイケル・J・フォックスの出演している映画のタイトルだけで、こんなに引っ張るの??

 レスリーを狙う暗殺者以外、基本的にゆったり構えて余裕ある登場人物ばかりなのも粋な感じです。記念品を受け取って、引退を確認したら上司も帰っていくシーンも、今までテーブルの下で拳銃を向き合っていたのに、大人な対応でニヤニヤ。

 映画のラストで、一応映画的にはオチがついた感じになりましたけど、あのあとどうなったのか気になっちゃいます。救急車が来るシーンまでは観れましたが、、、。コメディだから、そこまで気にしないでということなんでしょうねぇ、、、。

 

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