『潜入 最も危険なテロリスト』
L’INFILTRE(2011年フランス)
監督 ジャコモ・バティアト
脚本 ジャコモ・バティアト
原案 フィリッペ・ロンド
ジャック・マセイ
セリフ ジャコモ・バティアト
カルロ・デ・ブティニー
出演 ジャック・ガンブラン
メディ・デビ
ジャン=フランソワ・バルメ
ローラン・リュカ
■ストーリー■
1980年代、ヨーロッパは連続するテロに見舞われていた。最も危険と思われていたアブ・ニダルに対し、フランス国土監視局DSTは、アブ・ダニルの要求を呑み、捕らえられていた同士を釈放し、自国へのテロ行為を行わない約束をとりつけるのだった。また、フランスへの留学生を提案し、アブ・ダニルの部下を自国へと受け入れるのだった。しかし、その留学生受け入れはアブ・ダニルの配下の者をフランスのスパイとして使うことにあった。留学生の1人イサームに目をつけDSTのスパイにしようと画策するのだが・・・。
■感想■
テロ組織に潜入させたスパイを描くフランス製のTVムービー。
実際の話を元にしているんでしょうけど、とにかく地味。
てっきり、クリスチャン・デュゲイ監督の『アサインメント』(1997年)みたいなアクション映画を想像しちゃいましたけど、まるっきり正反対の作品でした。
フランス映画を観慣れた映画ファンには、結末の非情さもお馴染みの展開です。
フランス映画って、自国民にしか受けないようなどうしようも無いコメディがある一方で、結末が非情なシリアスな作品も多いんですよね。熱狂的なフランス映画ファンだったら観てもOKかも??
自分的には、地味すぎて、乗れませんでした。
ストーリーも、良くありがちなストーリーです。
地味でも、「事実を元にしているから」とか言われたら一切、反論出来ないですけどね。
観始めてスグに、「これってTVムービー??」と思ったら、実際、TVムービーでした。
でも、こんなTVムービーを作れるってすごいですよね~。
日本なんか、もうドラマ作るのやめて、海外のドラマ放映していれば良いのに。
アメリカ、フランス、香港とかのドラマ放映している方が、わざわざドラマ作るより安いでしょうにね。
でも、今作の105分は長すぎ!あと15分くらい短い方が良かったのに。アクション映画でなくて、政治的なドラマとしては、テンポが良ければ良いってことでも無いでしょうけどね。
ところで、フランス映画といえば、ジャッロ風で話題になったミステリー“AMER”(2009年)とか、ヴァンサン・カッセル主演のウエスタン“BLUEBERRY”(2004年)とか、ソフト化してくれないですかね?? 30点
潜入 最も危険なテロリスト [DVD] | |
ジャック・ガンブラン,メディ・デービ,サリム・ダウ,ローラン・リュカ | |
オンリー・ハーツ |
アクション映画ファンなら必見の1本!最も好きなアクション映画の1本!
アサインメント [DVD] | |
?ラミレス アイダン・クイン,?ドナルド・サザーランド,?ベン・キングスレー,?クラウディア・フェッリ | |
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |