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『シンクロニック』 タイムトラベルは要注意!

2021-05-31 22:11:09 | SF/タイムトラベル・時間

シンクロニック
SYNCHRONIC(2019年アメリカ)
 監督:アーロン・ムーアヘッド
    ジャスティン・ベンソン
 脚本:ジャスティン・ベンソン
 出演:アンソニー・マッキー
    ジェイミー・ドーナン
    ケイティ・アセルトン
    アリー・ヨアニデス
    ビル・オバースト・Jr

 今作はストーリーとか知らないで観た方が面白いので観る予定の方は観てから読んで下さい!!
 前半から中盤までストーリー書いちゃってます!!

 ■ストーリー■
 ある部屋で男女が薬でトリップしていると、女性の前に突然木が生え、原始人があらわれるのだった。男性はエレベーターで砂漠が広がる世界へとつながってしまうのだった。
 救急隊員のスティーヴとデニスは、合法ドラッグの過剰摂取して刃物で刺された男の元へ出動する。殺された男の部屋の壁には”時は嘘だ”の文字が書かれていた。部屋にはシンクロニックというドラッグがあったが、違法ではないため取り締まることはできなかった。通報した女性に何かを聞き出そうとするが要領を得られなかった。スティーヴはその現場で、手を傷つけてしまい検査を受けるのだった。
 また、別の日、火の気がないところで燃えたと思われる死体の現場に行くのだった。警官は自然発火だというのだった。スティーヴは、その現場でもシンクロニックの袋をを発見するのだった。
 スティーヴは検査の結果、脳腫瘍だと診断されるのだった。そして、スティーヴは松果体が一般人と違って加齢とともに石灰化せず若いままだと言われるのだった。
 そんなとき、デニスの娘ブリアナが”シンクロニック”を摂取したまま、失踪するという事件が発生するのだった。スティーヴは事件を起こしている合法ドラッグ”シンクロニック”を買い占めてこれ以上被害が出ないようにするのだった。スティーヴが店で”シンクロニック”を買うのを見ていた男が部屋に押しかけ、その薬を開発したケルマーニ博士だと名乗るのだった。ケルマーニによれば、人間の松果体に影響を与え、大人は一部のみ過去へ行き幽霊のような存在だが、松果体が若い若者は実体として過去へ行くことが可能で、そのまま過去から帰れなくなるというのだった。
 スティーヴは、”シンクロニック”をすべてトイレに流したと話し、ケルマーニを追い払うのだった。スティーヴは、その後、”シンクロニック”を服用し、7分間だけタイムトラベル出来ることを知るのだった。デニスの娘も”シンクロニック”で過去に行ったまま帰れなくなってしまったことに気づくのだった。スティーウは入手した”シンクロニック”を使ってブリアナを救おうとするのだが、、、。
 
 ■感想■
 過去にタイムトラベル出来るドラッグを扱ったタイムトラベルSci-Fi映画。

 【シッチェスカタロニア国際映画祭】2019年 コンペティション部門、最優秀作品賞ノミネートされました。
 その他の映画祭でもノミネートされました。
 【タリン・ブラック・ナイト映画祭】2019年(エストニア) 観客賞 ノミネート
 【マイアミ映画祭】2020年 ナイト・マリンバアワード ノミネート
 【批評家協会賞】2021年 優秀Sci-Fi/ファンタジー映画 CCAスーパー・アワード ノミネート

 こういうタイムトラベル系の作品ですが、あの手、この手でタイムトラベルする方法が出てきますが、今作は合法ドラッグでタイムタラベルできちゃう設定です。
 しかも、誰でもタイムトラベルできるわけでなく、松果体の関係で、大人と若者で、状態が違うと言う面白い設定!!

 ありそうで、なかったような、、。そんなにタイムトラベル物は観ていないので自信ないのですが、なかったような、、、。

 舞台設定がニューオーリーンズということで、しかも戻る時代によって、アフリカ系アメリカ人のスティーヴはやばい状況に、、。
 映画の中でも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に対して、「何言ってるんだ!」みたいな発言までさせてます!確かに、あんなふうに楽しくタイムトラベル出来たら良いですけど、そうはいかないダークな感じの作品になっています。
 観終わってもスッキリしない、、。
 DVDのパッケージとか、「アベンジャーズ」シリーズのアンソニー・マッキーが出演してる作品なんで、もっとアクション系の軽い作品だと思っていました、、。単なる思い込みで今作は暗ーいマジメなSci-Fi映画でした、、。

 映画には出てきませんが、他にもシンクロニックで、過去にタイムトラベルした若者たちとかいそうですよねー、、、。

 監督は『キャビン・イン・ザ・ウッズ』(2012年)、『モンスター 変身する美女』(2014年)、『アルカディア』(2017年)のアーロン・ムーアヘッドとジャスティン・ベンソン。
 『アルカディア』も、かなり面白かったですが、今回も時間系Sci-Fi作品で面白かったです!!
 いかにも低予算な雰囲気の作品ですが、アイデアでカバーしてます。

 今までノーチェックでしたけど、アーロン・ムーアヘッドとジャステイン・ベンソンの2人も、これからは要チェックですね!!上記の作品を観ているのは偶然でした、、、。

 観終わったあとの爽快感度 ★
 タイムトラベル不自由度  ★★★★★
 他にも薬飲んだ若者いた度 ★★★

 Sci-Fi映画ファン必見かも??
 
 <日本語吹替キャスト>
 スティーヴ :遠藤 大智
 デニス   :宮内 敦士
 ブリアナ  :角倉 英里子
 タラ    :野首 南帆子
 ジェイコブス:小磯 一斉
 ボーモント :前田 雄

 

 

 

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『ドント・レット・ゴー 過去からの叫び』 2週間の音声トラベル

2021-05-30 11:02:24 | SF/タイムトラベル・時間

ドント・レット・ゴー 過去からの叫び
DON'T LET GO(2019年アメリカ)
 監督:ジェイコブ・エステス
 脚本:ジェイコブ・エステス
    ジェイコブ・エステス
    ドリュー・デイウォルト
 出演:デヴィッド・オイェロウォ
    ストーム・リード
    ミケルティ・ウィリアムソン
    アルフレッド・モリナ
    ブライアン・タイリー・ヘンリー

 ■ストーリー■
 刑事のジャックは弟の娘、姪のアシュリーと仲が良くケータイ電話も彼女に与え、何かがあるとすぐに話すような生活だった。しかし、ある夜、アシュリーからの電話で弟の家に行くと弟の家族が殺されてしまっていた。アシュリーも愛用していたリュックとともに死んでいるのを発見し、ショックを受けるジャック。      そんなとき、死んだアシュリーからジャックに電話が掛かってくるのだった。最初は理解不能で着信を取ることが出来なかったが、その後、かかってきた電話でジャックは、アシュリーと会話するのだった。ジャックは混乱するが、アシュリーからの電話の内容から、2週間前のアシュリーからのものだと気づくのだった。ジャックは、 2週間の時間差を使い、アシュリーを救おうとするのだった。

 ■感想■
 過去からの電話を受けることになった刑事が活躍する変則型タイムトラベル系Sci-Fiスリラー映画。
 タイムトラベルではなく、2週間前の姪からの電話に出ることができるようになっただけですが、、。

 主人公のジャックですが、早々と2週間前のアシュリーと会話していることに気づいちゃいます!!
 
 理解早すぎ―!!
 
 こういう作品の登場人物でも、頭が固くて、全然理解できない登場人物も少なくないですが、あっという間に理解して、赤い塗料で×の字を描かせちゃいます!!

 2週間後の現在にも、赤い×の字が現れて、かつて起こった事実が変えられる可能性が高いことも、このシーンで描写しています。

 ランニングタイム103分の作品なんで、悩んでいる時間もないんですが、それでも、主人公のジャク、本当に理解度ありすぎ!!

 これって、分かりやすく言うと、楳図かずおのコミック「漂流教室」のエピドードにも、主人公を助けるため、主人公の母親がナイフを現在のホテルに置いて(埋めて)、未来に届けるシーンがありますが、、、これと同じ!!
 分かりにくい、、。「漂流教室」読んだコトある人にしかわからないです、、すいません、、。

 その後も、2週間前のアシュリーの行動で、未来が変わっていきます。
 濡れたリュック!
 事件発生日!
 

 登場人物が少ないので、途中で、それもかなり前半部分で怪しそうなのが誰なのか分かっちゃいます、、、。もっと怪しそうな人、登場させないと、、。1番怪しそうな人が犯人です。
 103分はエンターテイメント作品としては、それなりの長さなので、それくらいあっても良かったかも??
 これが、90分くらいの作品だったら、今作のままで全然OKだと思うんですが、、。

 同じく過去からの音声(30年前の!)を聞くことによって事件を解決する『オーロラの彼方へ』(1999年)は、一応、太陽フレアの影響のオーロラとか説明みたいな描写がありましたけど、今作は、なぜ2週間前の音声が現在に届くのか説明は一切ナシ!!なので、今作のジャンルは正確にはSci-Fiというより、ファンタジーになるんでしょうか??

 犯人分かっちゃう度 ★★★★★
 オーロラの彼方へ度 ★★
 低予算でも面白い度 ★★★★ 

 制作費500万ドルと、ハリウッドでは低予算の作品なので、厳しいコト言えないですねー。少しお金のかかった日本映画の制作費よりも安い、、。

 

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『デス・オブ・ミー』 マギー・Qはその後どうなっちゃう??

2021-05-29 22:43:10 | ホラー

デス・オブ・ミー
DEATH OF ME(2020年アメリカ、タイ)
 監督:ダーレン・リン・バウズマン
 脚本:アリ・マーゴリス
    ジェームズ・モーリー・III
    デヴィッド・ティッシュ
 出演:マギー・Q
    ルーク・ヘムズワース
    アレックス・エッソー
    カット・インカラット
    ケリー・B・ジョーンズ

 ■ストーリー■
 タイの離島クット島のホテルで泥酔から目覚めたクリスティーンとニールの夫婦。飲みすぎて前夜の記憶が無い2人は台風が迫る中、帰国しようとして本土への連絡船に乗るため船着き場へと向かうのだった。船着き場で、2人はパスポートがないことに気づき、次の船は午後7時だと言われるのだった。夕方から台風が来ると言うと、この島には200年、台風が来ていないのでもう1泊していけばと言われてしまうのだった。そして、連絡船は出発してしまうのだが、連絡船には2人の荷物が載っていて、荷物もパスポートもないままホテルへと帰るのだった。
 昨夜の記憶がない2人は昨晩撮られたケータイの動画で何が起きたのか探るのだった。その映像には2人が飲んでいる姿が映っていたが、何かを飲まされた妻クリスティーンの様子がおかしくなり、その後2人は見覚えのない場所に移り、Hのあとニールがクリスティーンを殺すシーンが映っていたのだった、、、。
 具合が悪いクリスティーンを医者に連れて行くと妄想や幻覚を見るナンマンプライを飲まされたというのだ。ケータイの動画を見せると、映画だと思い信じてもらえないのだった。その後、ニールは島に来た本来の目的の仕事を始め、クット島の祭りを取材するのだが、、、。


 ■感想■
 2021年5月12日GEO先行レンタルのマギー・Q主演のホラー映画。
 監督は、「ソウ」シリーズ2作目から4作目、『マザーズデイ』(2010年)、『11:11:11』(2011年)、『デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森』(2012年)、『ホーンテッド・サイト』(2016年)、『アガサ』(2018年)のダーレン・リン・バウズマン。
 
 「ソウ」シリーズもいつまで続くのー??
 毎度毎度、同じようなストーリーで、もうシリーズ止めて―!!とか思ってましたけど、「ソウ」の影響って大きいですね、、。
 ダーレン・リン・バウズマン監督っていうだけで、上記にあげた作品、全部観てました、、、。
 「ソウ」シリーズのダーレン・リン・バウズマンが監督っていうだけで、借りて観てたんですねー。

 『11:11:11』と『デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森』と『ホーンテッド・サイト』の3作品は、超オススメ!!
 自分は「ソウ」シリーズ、全然好きじゃなかったんですが、いつのまにか自分の中で作品の面白さの安心ブランドになっていたのかー!!

 今作もホラー映画ファンが安心して観られる面白さ!!

 普通に面白いです!!ここでいう普通は、ほめ言葉の”普通”です!!

 普通のこういうミステリー要素の強いホラー映画だったら、”主人公は死んでました!”で終わっちゃうオチになりそうなところですが、今作は早々とヒロインのクリスティーンが殺されちゃってます!!
 未だに数多く作られる実は主人公は死んでました!!系のオチで脚本を書いちゃう脚本家の方は、今作を見習ってほしいですねー。
 「ヒロインは生きてるの?死んでるの?」
 一体、どうなっちゃてるの??思わずストーリーに引き込まれちゃいました!!


 異国の土地で、夫婦が何かに巻き込まれるっていう、イヤーな雰囲気な状態が続きます!!
 突っ込まれる前に、自らヤケクソ気味なのか、映画が始まって45分くらいのところで、家族かFBIか、どこかに電話しようとするクリスティーンに、夫ニールから、「”ウィッカーマン”みたいだ」のセリフが飛び出します!!
 『ウィッカーマン』的な感じがないわけではないですが、自ら突っ込んじゃってます!!

 ミステリー度   ★★★
 ウィッカーマン度 ★★
 ゴアシーン度   ★★★

 ゴアシーンが少しだけあるのですが、そういうゴアシーンとかが大丈夫なホラー映画ファンなら面白く観れるはず!!
 ところで、映画のラストのあと、ヒロインはどうなっちゃうんでしょう??

 最後の日本語吹替え版のスタッフ見ていたら、演出は森川智之さんでした。吹替ファンはそれだけで観る価値ありでしょうか、、。

 

 <日本語吹替キャスト>
 クリスティーン :中村 千絵
 ニール     :森川 智之
 マディ     :アナンド 雪
 ナティーダ   :深川 芹亜
 アヌマーン医師 :堀 総士郎
 カンダ     :流麦
 クライ警部   :内野 孝聡
 船着き場受付  :三保 舞弥
 男性キャスター :岸 拓矢
 男性リポーター :金子 秀
 看護師     :田子 亜莉紗
 <日本語吹替版スタッフ>
 日本語吹替版翻訳 本間 絵里香

 演出       森川 智之
 

 

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『ガール・オン・ザ・サード・フロア』 途中でネタ割れ、、。

2021-05-28 22:08:59 | ホラー

ガール・オン・ザ・サード・フロア
GIRL ON THE THIRD FLOOR(2019年アメリカ)
 監督:トラヴィス・スティーヴンス
 脚本:トラヴィス・スティーヴンス
 原案:グレッグ・ニューマン
    トレント・ハーガ
 原作:ベン・パーカ
    ポール・ジョンストン
 製作:トラヴィス・スティーヴンス
 出演:C・M・パンク(フィル・ブルックス)
    トリエスト・ケリー・デユン
    サラ・ブルックス
    エリッサ・ダウリング
    カレン・ウォディッチ

 ■ストーリー■
 ドンは身重の妻リズを残し田舎町の教会の向かいの家に引っ越してくる。家を改修後、リズを呼び、出産後この家から働きに出る予定になっていた。この家の壁には黒いシミがありドンは壁の中を探るのだった。壁の中からは女性の下着が出てくるのだった。
 改修工事をしているときに、ドンに声をかける女性サラと知り合い、Hをしてしまうのだった。ドンは友人のマイロに手伝ってもらい改修を続けるのだった。バーで飲んだときに、この家が昔、売春宿だったことを聞くのだった。そして、あるとき、家にサラが現れマイロをハンマーで殴り殺してしまうのだった、、。

 ■感想■
 C・M・パンク主演のホラー映画。
 身体中にタトゥーがあるんですが、何かストーリーに関係あるの??と思っていたらC・M・パンクは元WWEのレスラーだそうです!!
 WWEに詳しくないので全然分からないんですが、、、。

 あと、この記事を書くんで調べたら、今作の監督&脚本&製作のトラヴィス・スティーヴンスは、今まで数多くの作品を製作してきました。
 いくつかあげると、『ビューティフル・ダイ』(2010年)、『キッズ・リベンジ』(2012年)、『MEGA SPIDER メガ・スパイダー』(2013年)、『ザ・スリル』(2013年)、『喰らう家』(2015年)、『68キル』(2017年)等々。
 観たコトがある作品ばかり、、。
 『キッズ・リベンジ』、『喰らう家』の製作者、面白そうですよねー!!自分はそんなコト知らずに観たんですが、、。
 でも、ごくごく普通系の作品『ザ・スリル』、『ビューティフル・ダイ』も製作してるんで不安な要素もありまくりですが、、。

 不安的中!!

 ごくごく普通のホラー映画でした!

 新しい家が、昔売春宿だったっとバーテンから聞いた時点、謎の女性の存在が幽霊だとバレバレ!!まぁ、そんなコト聞かなくても、存在が怪しすぎるから、幽霊じゃないかな??って観てるホラー映画ファンのほとんどの人は、頭の片隅に思うはず!!

 後半で、主人公がドンから、奥さんのリズに入れ替わっちゃうというのが、今作の面白いところと言えば良いでしょうか??



 今作は数多くの映画祭に正式出品されました。
 【シッチェス国際映画祭】2019年
 【サウス・バイ・サウス・ウエスト】2019年
 【ボストン・アンダーグラウンド・フィルム・フェスティバル】2019年
 【ロンドン・フライトフェス】2019年
 【オーバールック・フィルム・フェスティバル】2019年
 【ポップコーン・フライト映画祭】2019年

 賞を受賞したりノミネートされたのは、上記の映画祭でなく以下の映画祭です。

 【ブルックリン・ホラー映画フェスティバル】2018年
  優秀効果賞 受賞。
 【ファンゴリア・チェンソー・アワード】2020年
  優秀ファースト長編賞(トラヴィス・スティーヴンス) 受賞。
  メイク賞(ダン・マーティン) ノミネート。
 【モリンズ映画祭】2019年
  観客賞(トラヴィス・スティーヴンス) ノミネート。

 色んな映画祭で賞にノミネートされたり、受賞したりしてるので、それなりではあるんですが、、。

 この家に住みたくない度 ★★★★
 最後のオチ分からない度 ★★★
 ゴアシーン気持ち悪い度 ★★★★

 

 

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『ロスト・マーメイド』 どこに行きたいのか??

2021-05-27 22:35:07 | ファンタジー

ロスト・マーメイド
MERMAID DOWN(2019年アメリカ、イギリス)
 監督:ジェフリー・グレルマン
 脚本:ジェフリー・グレルマン
    ケリー・ローレン・ベイカー
 出演:アレクサンドラ・ボコヴァ
    ミーガン・カイザー
    バート・カルヴァー
    エリン・レイ
    ジェシカ・オナー・カールトン
    フィリップ・アンドレ・ボテロ

 ■ストーリー■
 漁師2人は、ここ100年くらい人魚の目撃例があるとのことで、大金を手にれるため人魚を捕獲しようと海に出る。早速、漁師は網で人魚を捕獲するのだった。漁師の1人は海に引きずり込まれるのだった。しかし、もう1人の漁師に捕まってしまうのだった。そして、足のヒレの部分を斧で切断するのだった。一方、ボートに乗っていて、漁師たちが人魚を捕まえるところを見ていた精神科医ベイヤーは漁師の船に潜り込むのだった。ベイヤーは漁師から100万ドルで人魚を買うと提案し、隙を見て漁師を殺すのだった。
 ベイヤーはその後、人魚を観察、人魚は足が生えてくるのだった。上半身のみだった人魚は徐々に足が生えてくるのだった。ベイヤーは自分の病院に人魚を患者として、つれていくのだった。その病院では幽霊が、、、。

 □■□ネタバレあり□■□
 すこーしラストの方に触れているので、観てから読んで下さい!!

 ■感想■
 低予算の人魚映画。
 映画が始まって、漁師が人魚を捕まえて、その後精神科医ベイヤーが船を乗っ取り、その次は病院のシーンに!
 その後、主な舞台は病院に移りますが、病院では、なぜか幽霊がウロウロ!!
 
 「人魚がいるだけでも、不思議な世界なのに、、」
 「幽霊まで!!」
 
 と、思っていると、精神科医ベイヤーは、連続殺人鬼!!
 
 まぁ、映画の最初から何の躊躇もなく斧で漁師殺してましたからねー、。

 とにかく意味が分からない!
 
 意味が分からないと言っても電波系とかでなく、ストーリーがあさっての方向に何の前触れもなく展開していくって意味です!!

 ほめてます!!こんな映画久々かも??
 それも、コメディ映画でなく、みんな真面目に行動しているのにストーリーはワケのわからない方向転換のチグハグさ!

  人魚映画は、多少観ていますが、今作は凄すぎ!!
 
 ”人魚に幽霊に連続殺人鬼!”
 
 ミラン・トドロヴィッチ監督のセルビア映画『マーメイド NYMPH』(2014年)、TVムービーのホラー映画『人喰い人魚伝説』(2000年)、ポーランドのコメディタッチのホラー映画『ゆれる人魚』(2015年)、ロシア映画『黒人魚』(2018年)等々、人魚映画ファンをターゲットにして制作されるのか、数年に1本くらいの割合で日本でも公開されている作品がいくつか。
 こういった作品の中でも、ぶっ飛び度は最高値です!!

 低予算って、書きましたが製作費は、85,000ドルです!『モンスターハンティング 復讐の狩人』(2019年)の35,000ドルに比べたらはるかに高い製作費ですが、、。
 登場人物が多いので、当たり前と言えば当たり前なんですが、、。

 患者の1人、リンダがベイヤーに殺されたあとあたりから、ヒロインの人魚と病院の患者たちの交流が描かれます!!
 あれ、雰囲気が違う、、。
 最後もなぜか、感動的な作品のような終わり方??

 人魚映画度       ★★
 あさって行っちゃう度  ★★★★
 感動度         ★★
 

 

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『グンダラ ライズ・オブ・ヒーローズ』 インドネシア・スーパーヒーロー

2021-05-25 00:00:00 | SF

グンダラ ライズ・オブ・ヒーロー
GUNDALA(2019年インドネシア)
 監督:ジョコ・アンワル
 脚本:ジョコ・アンワル
 出演:アビマナ・アルヤスティア
    タラ・バスロ
    ブロント・パララエ
    アリオ・バイユー
    ルクマン・サルティ

 ■ストーリー■
 貧困エリアの労働者の父親は労働紛争で仲間の罠にかかり死亡、出稼ぎに出た母親は家を出たまま帰ってこない中で育った少年サンチャカは、ストリートチルドレンとして生活するようになるのだった。同じような環境の子を救おうとした彼は、子どもたちに襲われそうなところを、アワンという少年に助けられる。アワンから武術を教わり身を守る術を手にいれる。サンチャカは、アワンから他人には関わるなと忠告され、その教えを守り成長し印刷会社の警備員となっていた。
 サンチャカは、父親が死んだとき雷に打たれ、それ以降特殊能力を手にれるのだった。その特殊能力とは、雷に打たれると力を得て、稲妻を放電したり、力がパワーアップするというものだった。
 一方、ペンコールと呼ばれる孤児を従えるマフィアが街を牛耳って、反対する政治家を殺したりしていた。サンチャカは他人と関わらないように生活してきたが、隣の家の住民ウランとテディの親子を助けたことをきっかけに人々と関わるようになっていた。市場を襲ってきたギャングたち30人を雷から力を得てスーパーパワーで倒したのだった。
 そんなとき、何者かによって米に有毒物質が注入され混入し、その米を食べた妊婦が生んだ子どもが道徳観を失った人間が生まれてしまうことが判明するのだった、、。
 
 ■感想■
 インドネシアの人気コミックの映画化作品。

 自分はインドネシア映画はあまり観たことがなく、記憶では5作目かも??
 インドネシア映画で観たことあるのは、TV東京「木曜洋画劇場」でも放送された『ジャカルタ』(1988年)や、イコ・ウワイス主演のアクション映画『ザ・レイド』(2011年)、『ザ・レイド GOKUDO』(2013年)、オカルトホラー映画『悪魔の奴隷』(2017年)しかないかもしれません、、。


 原作は1969年から発売されていた人気コミックで、ブンミラゲット社はコミックのヒーローを同じ世界観で映画化するブンミラゲット・シネマティック・ユニバースを展開する予定で今作は、その1作目だそうです。
 インドネシアには、スーパーヒーローが数多くいるそうで、ブンミラゲットスタジオは1000以上のヒーローがいるそうです!!

 知らなかったです!!

 スーパーヒーローが同じ世界観でたくさんいるのは、アメリカのマーヴェルコミックとDCコミックくらいだと思ってました、、、。

  シネマティック・ユニバースを展開する関係からか、最後の方で突然出てくるスーパーヒロインや、最後はペンコールより悪い魔物が登場して、「続編に続く!」みたいな終わり方は、どうなんでしょうね??
 あの魔物の登場で、なんかすごーく壮大なストーリーになりそうな感じ、、。


 製作側は、多分、このシリーズについては、インドネシア国内で大ヒットすれば、それでOKみたいに考えているんでしょうが、、、。でも、そんなこと言って自分みたいに楽しんで観ちゃう海外の映画ファンも少なくないでしょうねー。

 インドネシアというお国がらなのか、あくまでも戦いはシラットか、剣くらいな感じで戦いはすべて素手や棒で殴る蹴る!!殴る蹴る!

 拳銃とかで戦うシーンは一切ないのに、でも、自分に敬意を示さなかったとかで、悪役のペンコールが若手政治家を、小さな子どももいるのに家族とも含めて皆殺しにするシーンがあったりして、普段みているハリウッドの作品と比べると、すごーくバランス感覚がつかみにくい、、。
 
 主人公にしても雷の力がないときは、変なコスチュームを着てる単に強い人!!

 『沈黙の戦艦』(1992年)、『暴走特急』(1995年)のケイシー・ライバックの方が、雷の力がないグンダラよりは強そうです、、。

 スーパーヒーロー度  ★★★
 マーシャルアーツ度  ★★★★
 続編気になっちゃう度 ★★★★

 果たして、続編は日本で公開されるんでしょうか??

 

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『リベンジ・アイランド』 あぶく銭は身につかないかな??

2021-05-24 23:15:32 | アクション

リベンジ・アイランド
PARADISE BEACH(2019年フランス)
 監督:グザヴィエ・デユランジェ
 脚本:グザヴィエ・デュランジェ
    ジャン・ミエ
 出演:サミ・ブアジラ
    テウフィク・ジャラ
    メラニー・ドゥーテ
    ヒューゴ・ベッカー

 ■ストーリー■
 雨の中、銀行強盗犯のグループは警察と撃ち合いになり、仲間の1人メディが撃たれ警察に逮捕される。15年後、服役を終えメディはタイの空港に降り立つ。メディをかつての銀行強盗の仲間だった弟イシャムが出迎えに来るのだった。かつての銀行強盗の仲間たちは、タイで成功をおさめていた。イシャムは現地のアオムという女性と結婚し2人の子どもにも恵まれていた。アオムの父親は現地の大物で、兄はプーケット警察のトップだった。イシャムが言うには、この土地で商売をするには現地の人間の後ろ盾が必要だと話すのだった。
 かつての銀行強盗の仲間たちと会い、メディは分け前の250万ユーロの6分の1を渡すように言うのだが、自由に使える金はみんな持っていなかった。仲間の1人ゴヤーヴは金を無くし無一文になっていた。仲間の1人、ザックからバトンビーチの店を任されるのだが、その店に勤めている女性をめぐって地元のギャングといさかいが起きるのだった、、。


 □■□ネタバレあり□■□
 最後の方に触れてます。観る予定の人は観てから読んで下さい!

 ■感想■
 タイを舞台にしたフランスの犯罪物。
 てっきり、タイ、フランス合作だと思ったんですが、フランス映画でした。

 主人公はフランスの犯罪者グループのメンバーですが、とにかく怖いのがタイの警察!
 確かに悪いのは主人公や、地元ギャングなんですが、それよりも悪い印象が、、、。
 映画の主人公とはいえ、銀行強盗するような感じなんで良い人間のワケないんですが、ついつい主人公というだけで悪い人間でないという思い込みで観ちゃいました、、。
 銀行強盗の事件は、15年も刑務所に服役もしてたから罪は償ってますからねー。

 今作の観終わった印象は、、、タイ警察怖すぎ、、。

 白昼堂々、殺人事件が起きているのに、全然捜査するような感じないし、、。捜査してるかもしれないですけど、そんな感じは受けない、、。
 
 とにかく後味が悪い犯罪物でしたー。結局、悪いのは主人公だー。
 主人公を目の敵にしてるフランクとかが、実は15年前の銀行強盗の事件のときの警察への密告者なのでは??と思わせて、、全然違う!!
 フランクが言っていたように、主人公メディがタイにやってきてトラブル続き!!

 銀行強盗6人組も名前と顔が覚えられない!!それぞれ、映画から退場するころにやっと区別が、、。遅すぎ―!!

 フレンチノワール度 ★★★★
 外国ロケで観光度  ★
 主人公悪いヤツ度  ★★★★


 フランスの犯罪映画が好きな映画ファンには必見!!

 

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『アンチ・ライフ』 B・ウィリス出演しっぱなし、、。

2021-05-23 13:01:00 | SF

アンチ・ライフ
BREACH(2020年カナダ)
 監督:ジョン・スーツ
 脚本:エドワード・ドレイク
    コーリー・ラージ
 出演:コディ・カースリー
    ブルース・ウィリス
    トーマス・ジェーン
    レイチェル・ニコルズ
    ジョニー・メスナー


 ■ストーリー■
 西暦2242年、地球は人類滅亡の危機を迎えていたが、選ばれた富裕層の人々は“ニューアース”と呼ばれる惑星へと脱出する。ノアは軍人のヘイリー提督の娘ヘイリーとつき合い彼女のお腹には2人の子どもがいた。アダムス提督が乗る地球から最後に脱出する宇宙船にヘイリーは乗船、ノアは偽りの身分で密航者として乗り込むことに成功するのだった。宇宙船を操作する者と数人の軍人を残し乗客たちは冷凍睡眠に入る。ノアは、ベテラン軍人のクレイの下で働き始めるのだが、船内では人間が起こしたとは思えない殺人事件が発生するのだった、、、。

 □■□ネタバレあり□■□
 ストーリー最後の方の展開記事にしてます!観る予定の方は読まないように、、。
 
 ■感想■
 ブルース・ウィリス出演のSci-Fiホラー映画。
 ブルース・ウィリスは。ゲスト的な出演でなく、ちゃんと最初の方からラストの方までちゃんと出演してます!!
 最近のブルース・ウィリス出演作の中では、珍しいのでは??
 と、思ったら『THE LAW 刑事の掟』(2019年)でも、ちゃんと共演者でストーリー上、重要な役で活躍してました。

 ブルース・ウィリスがゲスト的な出演ばかりしてるっていうのは思い込みですね。。。

 監督は『JIGSAW ルール・オブ・デス』(2006年)、『ザ・スクリブラー』(2014年)のジョン・スーツ。ジョン・スーツ監督なんで、なんとなくイヤーな予感がしていましたが、普通に観れました。
 ランニングタイム92分が、すごーく長く感じることが出来ました。

 宇宙船にのれた人たちは良かったですけど、地球に残されちゃった人々はどうなっちゃったんでしょう??
 と、思って観ていたら、乗ってる人たちは主人公ノアとヘイリー以外みんな死んじゃって、、。

  死にすぎ―、、。

 苦労してニューアースに着いたら、すでに怪物が暴れていた!!って。しかも、ここまで盛り上がってないから、どうでも良い感じ。
 地球に残された人々も、宇宙船に乗っていた人々も、死んじゃって、、、。あんまり感情移入も出来ない主人公とヒロインだけ助かっただけの状態ですからねー、。

 この主人公たちが乗り込んだ宇宙船より前にニューアースに着いた人々はどれくらい生き残っているんでしょう??


 大体、地球に大勢の人間を残して、主人公と彼女だけ勝手に宇宙船に乗り込んで地球から脱出しといて、その宇宙船でエイリアンみたいなのが暴れ出す設定って、、、。
 普通に、宇宙船でエイリアンが暴れるだけではダメだったんですか??地球を脱出する設定が必要のなのかどうか??

  ブルーノ・マッティ監督の『エイリアンネーター』(1989年)の方が、設定が分かりやすい上に面白い!!

 ブルース・ウィリスが宇宙を探査する宇宙船の中で、ゾンビみたいなエイリアンと戦うだけの作品だったら良かったのに、、。

 

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『モンスターハンティング 復讐の狩人』 低予算中世ファンタジー

2021-05-22 00:08:39 | ファンタジー

モンスターハンティング 復讐の狩人
THE HEAD HUNTER(2018年アメリカ、ポルトガル)
 監督:ジョーダン・ダウニー
 脚本:ジョーダン・ダウニー
    ケヴィン・スチュワート
 編集:ジョーダン・ダウニー
 撮影:ケヴィン・スチュワート
 製作:ケヴィン・スチュワート
    ジョーダン・ダウニー
 出演:クリストファー・ライ
    コーラ・コーフマン

 ■ストーリー■
 怪物と人間が同じ世界に住む中世の時代、娘を殺されたモンスターハンターは森の奥でモンスターを狩っては首を切り落とし持ち帰って壁に飾っていた。戦いで傷ついたときは怪物から作った薬で治療していた。そんなある日、城から娘の仇のモンスターを狩るよう指示が出るのだった、、。

 ■感想■
 ジョーダン・ダウニー、ケヴィン・スチュワートの2人が監督、脚本、製作、編集、撮影で作った低予算のファンタジー映画。

  
 制作費30,000ドル!
 撮影期間30日間!

 いくら低予算でも、中世を舞台にした作品で製作費30,000ドルは少なすぎ、、。
 低予算映画で思いつく作品をいくつか、それもZ級映画でなく面白い作品をあげると、、。

 1978年のジョン・カーペンター監督のホラー映画『ハロウィン』が制作費325,000ドル。
 1992年のメキシコ映画『エル・マリアッチ』が制作費7,000ドル。
 2006年のスティーヴン・C・ミラーのゾンビ映画『ゾンビ・トランスフュージョン』が制作費50,000ドル。
 2010年のスラッシャー映画『ビッグハンマー・マサカー 血しぶきの狂宴』(2010年)が制作費12,000ドル。
 2010年のマイク・フラナガン監督のホラー映画『人喰いトンネル』が制作費70,000ドル。
 2018年のイギリスのホラー映画『ブック・オブ・モンスターズ』が76,000ドル。

 『エル・マリアッチ』はメキシコ映画だし、制作年度も1992年と古いので比較はできませんが、30,000ドルはかなりの低予算、、、、。でも、『ビッグハンマー・マサカー 血しぶきの狂宴』は2010年で12,000ドルなんで、物価を考えるとどちらが低予算なのか微妙な感じですが、、。
 

 ちなみに、あまり好きでもない作品だと、1999年の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が制作費60,000ドル。2014年の『ホームカミングマーダー』で制作費1,500,000ドルですからねー、、。
 『ホームカミングマーダー』は、ジョーダン・ベルフィ、ボー・フォックスワースとちゃんとした出演者がキャスティングされているから、ギャラでお金がかかったというコトもあるでしょうけど、、。『ホームカミングマーダー』は、普通のスリラー映画ですが、登場人物たちが整理されていずとちらかったままの印象なんですが、日本でのバージョンはランニングタイム99分ですが、アメリカ版はランニングタイム125分版があるんですよねー、、。26分長いバージョンも観てみたい気が、、、。


 で、今作『モンスターハンティング 復讐の狩人』ランニングタイム72分と、TV東京の90分枠(正確には85分枠)の地上波の映画枠で放送しても、ほとんどノーカットで観れちゃう短さ!!実質本編68分なので、本編はノーカットで観れちゃう長さ!!

 好き嫌いの別れる作品だと思いますが、自分はこういう作品、嫌いじゃないです!低予算をアイデアや工夫でカバー、、(あんまりしてないかもしれないですが、、。)
  
 出演は主人公のハンターと、冒頭と最後の方にちょこっと出てくる娘、モンスターのみ。
 画面でなにかしているのは、ほとんど主人公だけ!!
 モンスターと戦うシーンは仇のモンスターとの1回だけで、あとは観てる人に想像させるだけ、。
 モンスターと戦うシーンも1歩間違えれば、ギャグになるようなしょぼさ、。


 今後、ジョーダン・ダウニー、ケヴィン・スチュワートの2人はこういう作品を撮り続けるのでしょうか??要チェックですね。
  
 救いのないラストも、こういう作品では珍しいです。
 「え、このオチ??」
 モンスターを倒して終わりでも良かったのに、、。

 低予算感じさせない度    ★★
 中世ファンタジー度     ★★★
 雰囲気と音楽良いでしょう度 ★★★

 ■日本語吹替キャスト■
 父親:高倉 裕貴
 娘 :野村 まこ

ホラー映画、いくつかリンクします。

 

 

 

 

 

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『ドリームキャッチャー 呪われた魔除け』 S・キング原作の傑作ではないです、。

2021-05-20 23:32:27 | ホラー/オカルト

ドリームキャッチャー 呪われた魔除け
DREAMKATCHER(2020年アメリカ)
 監督:ケリー・ハリス
 脚本:ダン・V・シア
 原案:ダン・V・シア
    ケリー・ハリス
 出演:ラダ・ミッチェル
    ヘンリー・トーマス
    ファンレイ・ウォジャック=イソング
    リン・シェイ
    ジュールス・ウィルコックス

 ■ストーリー■
 母親ベッキーが死んで以来、心を閉ざしがちなジョッシュを連れて、父親のルークは恋人のゲイルと山の別荘にやってくる。しかし、音楽プロデユーサーのルークは仕事が入り街へと帰ってしまいジョッシュはゲイルと2人で過ごすことになるのだった。
 ゲイルとジョッシュは散歩しているときに近所のルースの店でドリームキャッチャーに関心を持つのだった。ジョッシュはルースの店の小屋からドリームキャッチャーを1つ盗んでしまうのだった。その後、ゲイルは扉に頭をぶつけたり、釣り針が手にささったりと事故が相次ぐのだった。ジョッシュは夢遊病のようになってしまうのだった、、、。

 ■感想■
 ラダ・ミッチェル、ヘンリートーマス出演のオカルトホラー映画。
 共演は『ストーカー 3日目の逆襲』(2020年)のジュールス・ウィルコックスと、「インシディアス」シリーズ、『グレース 呪われた純潔』(2014年)、『呪い襲い殺す』(2014年)、『シグナル』(2014年)のリン・シェイ。
 ラダ・ミッチェルが製作総指揮も兼ねてますが、、、こういうホラー映画、好きなんでしょうか??

 
『ドリームキャッチャー 呪われた魔除け』で、タイトルに”呪われた魔除け”がついているから間違える映画ファンはあまりいないでしょうが、2003年のスティーヴン・キング原作、ローレンス・カスダン監督、トーマス・ジェーン、トム・サイズモア、モーガン・フリーマン出演の『ドリームキャッチャー』(2003年)とは全然関係ないです!!
 続編でもなければ、シリーズでもないです、、。当たり前ですけど。


 あの長い原作を135分にまとめて、かなりこじんまりした印象になってしまい自分的には、あと10分くらい長くても良かったのでは??とにかく、スティーヴン・キング原作の映画化作品では、最も好きな作品の1本です!!
 後半に向けての盛り上がりは最高です!!モーガン・フリーマン演じる大佐の切れっぷりも最高だし、。4人の青春物??始まって中盤のホラー映画、最後はSci-Fi映画になる最高の作品です!!
 ちなみに他にスティーヴン・キング原作の映画で最も好きな作品は、『キャリー』(1976年)、『死霊伝説』(1979年)、『デッドゾーン』(1983年)、『スティーヴン・キング/ナイトフライヤー』(1997年)、『ミスト』(2007年)でしょうか??

 映画化された作品がたくさんあるので観ていない作品も少なくないので、今後、好きな作品が増えるかもしれませんが、現在は今あげたような作品が好きな作品です!!

 TVムービーの『トラックス』(1997年)や、トビー・フーパー監督『マングラー』(1995年)あたりもけっこう好きな作品です。


 で、今作『ドリームキャッチャー 呪われた魔除け』ですが、良くある魔物がドリームキャッチャーに宿っていて大変なコトになるという作品です!!いつも通り、大人は誰も子どものいうコト信じないし、、まぁ、この状況では普通信じないですけどねー。
 近所で店をやっているリン・シェイが、ふつうの女性の役でした。ヘンリー・トーマス演じるお父さんからも、近づくなみたいに言われていたのに、本当に普通の人でした、、。

 オカルト映画としては、ごくごく普通の作品でした。ランニングタイム85分と短めなので、他に観る作品がないときだったら観てみても良いかもです、、。

 <日本語吹替キャスト>
 ゲイル :浅井 晴美
 ジョシュ:笹島かほる
 ルース :かとう 有花
 ベッキー:高橋 春香
 ルーク :萩原 秀樹
  水村 純大
  山城 一華
  岡田 夏海

スティーヴン・キング原作、大傑作。世間ではなぜかあまり評判が良くないみたいです。

 

 

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『命の相続人』

2021-05-19 23:21:53 | ドラマ

命の相続人
EL MAL AJENO(2008年スペイン)
 監督:オスカール・サントス
 脚本:ダニエル・サンチェス・アレバロ
 出演:エドゥアルド・ノリエガ
    ベレン・ルエダ
    アンジー・セペダ
    クリスティーナ・プラサス
    マルセル・レアル

 ■ストーリー■
  病院に、自殺未遂の多発性硬化症の妊婦サラが担ぎこまれてくる。サラは病院に運ばれたときにはすでに心停止の状態だった。臨月までサラが生き残ればお腹の中の子どもは出産できるが、その可能性は低かった。サラに付き添って病院にやってきた愛人のアルマンは、サラの主治医だったディエゴがサラに鎮痛剤を渡したときに、それを殺すための薬と思い込み、ディエゴを逆恨みするのだった。
 アルマンは「サラの診察を毎日見ろ」と言い、ディエゴを拳銃で撃ち、自殺してしまうのだった。
 発砲によってケガをし、重症だったディエゴは、無事回復するが、その日以来不思議な出来事が、起こり始めるのだった。事故に遭った結婚式に向かう新郎新婦をディエゴが治療を行うと、瀕死状態だった新郎が回復するのだった。
 ディエゴは、その後、サラを診察すると、彼女が目を覚ますのだった。ディエゴは胸の苦しみを覚え調べると、胸に弾丸があることを知るのだった。アルマンが自殺したときの弾丸がディエゴの体内にあるのではないかと思うのだが、、。


 ■感想■
 『次に私が殺される』(1996年)、『アザーズ』(2001年)のアレハンドロ・アメナーバル製作のメディカルドラマ。
 メディカルと言っても、人を治癒する能力を得た主人公を描いているドラマなんですが、、、。
 とにかく地味!!
 スペイン映画だから観たんですが、、とにかく地味。
 自分は今作をてっきりサスペンス映画だと思って観たので、ちょっと肩すかしをくらいました、、。

 今作のうたい文句は”「海を飛ぶ夢」「オープン・ユア・アイズ」のアレハンドロ・アメナーバルが放つ傑作メディカル・スリラー!”だったんで、、いつも通り思い違いで観ちゃいました。
 スペイン映画には甘いので全然良いんですが、、。

 
 他人を治癒できる能力を、誰かに移動させることが出来るといういくらでもエンターテイメント映画にできるのに、そうはしないで、地味に重たいドラマに、、。

 いつも通り、事前情報をあまり得ないで観たのでこういうことに、、。

 ホラー映画だと思って観たら、サスペンス映画でした!
 ミステリー映画だと思って観たら、ホラー映画でした!
 スリラー映画だと思って観たら、普通のドラマでした!
 
 とにかく、そういうコトが多い!

 監督は『アメイジング・ワールド カラクリ地下迷宮とおもちゃ王の秘宝』(2013年)、『アドベンチャーアイランド』(2016年)とホセ・エスコバル原作のスペインの人気コミックの映画化作品を撮ったオスカール・サントス。
 ジッピとザッペの兄弟を描いているシリーズですが、『アメイジング・ワールド カラクリ地下迷宮とおもちゃ王の秘宝』は発売当時けっこうレンタル店にあったんですが、『アドベンチャーアイランド』はあまり見かけなかったような気がしたんですが、、、。
 オスカール・サントスは今作と、ジッピとザッペ兄弟シリーズ以外は主にテレビ界で活躍しているようです。

 ハリウッド映画でないので、あんまりすっきりせず、淡々とストーリーが進んでいきます。また、主人公がアルマンから授かった特殊能力ですが、誰かを治癒すればするほど、自分の身近な人間が病気になってしまうというコトで、結局、主人公がその能力を自由に使えないという、、。

 ドラマ度  ★★★★
 スペイン度 ★★★
 爽快度   ★ 

 

 

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『荒鷲の要塞』 日本語吹替追加録音版放映(ムービープラス)

2021-05-19 20:46:51 | ホントの日記

 アリステア・マクリーンの戦争アクション映画『荒鷲の要塞』(1968年)の日本語吹替新緑版がCS放送の「ムービープラス」で2021年5月16日に放送されました。(過去形ですいません、、。)
 
 リピート放送は5月31日(月)と6月7日(月)にありますので、CS放送が観れる日本語吹替ファンは要チェック!
 CS放送が観れる方は契約をしないと、、、。
 
 ムービープラスのwebサイトによると1979年の地上波放送版の追録版だそうです。

 クリント・イーストウッド:山田 康雄(多田野 曜平)
 リチャード・バートン  :木村 幌(星野 貴紀)
 メアリー・ユーア    :弥永 和子(木村 香央里)

 メアリー・ユーアが弥生和子さんで吹替されたバージョンだと、1979年5月23日(水)「水曜ロードショー」で放送された版になりますので、21:00~23:24で放送された144分版の追録版ということになりますね。

 1975年に放送された、2週に渡って前編、後編で放送されたバージョンがあれば、、。
 ランニングタイム155分の作品なので、後編で前編のあらすじを30分放送してもノーカットですからね。どうだったんでしょう??

 今回の日本語吹替追録版の音声を収録してブルーレイ化してくれないでしょうか??

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『ルーザー』 TVムービー、サスペンス

2021-05-18 21:09:50 | サスペンス

ルーザー
DON'T LOOK BACK(1996年アメリカ)
 監督:ジョフ・マーフィ
 脚本:ビリー・ボブ・ソーントン
    トム・エッパーソン
 原案:ビリー・ボブ・ソーントン
    トム・エッパーソン
    ウィリアム・ペトロウィッチ
 出演:エリック・ストルツ
    ジョン・コーベット
    ビリー・ボブ・ソーントン
    アナベス・ギッシュ
    ドワイト・ヨーカム
    アマンダ・プラマー
    R・G・アームストロング

 ■ストーリー■
 ヤク中のジェシーは、ハリウッドでうだつの上がらない生活をしていたが、ある日、麻薬にまつわる事件現場に遭遇し、スキをみて現場にあった現金をネコババして逃走するのだった。現場から逃走するときにホームレスがジェシーの名前を呼んだことで名前がばれてしまうのだった。危険を感じたジェシーは田舎のテキサスへと帰るのだった。一方、現金を奪われたギャングたちは、ジェシーを探しまわるのだった。

 ■感想■ 
 エリック・ストルツ主演の1996年のサスペンス映画。
 正確には劇場作品でなくTVムービーです。
 監督は『ヤングガン2』(1990年)、『フリージャック』(1992年)、『ラスト・アウトロー』(1993年)、『暴走特急』(1995年)、『ダンテズ・ピーク』(1997年)、『フォートレス2』(1999年)と続編を監督することが多いジェフ・マーフィ。

 このころのレンタルビデオで観た作品は、まだネット情報が全然なくて、パッケージの情報だけで選ぶしかなく、ほとんど毎回チャレンジでした。
 今みたいにその作品に対する情報があふれてても、4,5本借りてきて面白いのが2本もあったら、すごく率が良かった~とか思っちゃうのに、当時は借りてくる作品のうち、ほとんどが「借りてきて失敗した―」と思うような作品でした。
 

 基本、今でも観ようと思っている作品の情報はなるべく入れないようにしてるんですが、それでも少しはどんな作品か情報がいつのまにか目に入ってきちゃいますからねー、、。

  サスペンス映画が1番、当たりハズレが多いジャンルです。
 今作も、TVムービーってことを知らずに借りてきて観たので、少しだけ想像と違ってました、、、。

 とにかく普通の作品でした。
 組織のビリー・ボブ・ソーントンのキャラクターが目立ってるくらいですが、原案&脚本で参加してるから当たり前と言えば、当たり前なんですが、、、。

 今作はネットで検索しても、単純なタイトルのせいか、なかなか出てこないみたいです。実際、可もなく不可もなくって感じの作品っていうこともあるんですが、エリック・ストルツが出演してるのでもう少しネットに記事があるかなぁとか思ったんですが、、。

 TVムービー度  ★★★★          
 サスペンス度  ★★
 普通度     ★★★★
 
 1990年代のTVムービーとしては、ほんとうに普通の作品としか言いようのない感じの作品でした。

 TVムービーでも劇場作品よりも面白いミステリー作品『解剖室殺人事件』(VHSソフト題:『キルジョイ』)(1981年)みたいな大傑作もあるから観なくてはと思い観たのですが、、、。
 特にこれと言って書くことが無い、、。

 エリック・ストルツのファン以外は特に観なくても良いのでしょうか??

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『必殺処刑人』

2021-05-17 10:12:41 | 犯罪/アクション

必殺処刑人
THE OUTLAW(2007年イギリス)
 監督:ニック・ラヴ
 脚本:ニック・ラヴ
 出演:ショーン・ビーン
    ボブ・ホスキンス
    ダニー・ダイア

 ■ストーリー■
 イラク戦争から帰ってきたブライアントは、自分がいない間に妻が不倫していて絶望感を味わう。ホテルの警備員サイモンから悪人を処刑するように誘われるのだった。事故を起こしギャングに殴られたジーン、裁判で事件から手を引くよう脅されるものの脅しに負けなかったために妻をギャングに殺されてしまった検事セドリック、チンピラのような若者たちから顔を傷つけられたサンディーたちと処刑人のチームを組むことに。
 セドリックの妻を殺したギャングの組織の麻薬密売人を襲撃するのだが、、

 
 ■感想■
 今作も、いつか記事にしよう、いつか記事にしようと思いつつ、記事にするのを先送りにしていて野放しになっていた作品の1本。
 それは、なぜでしょうか?
 思っていたような作品でなく、観て後悔した作品だったから、、、。

 ショーン・ビーン主演なんで、てっきリショーン・ビーンと仲間たちが悪人相手にポール・カージーのように暴れまわるような作品だと思っていたら、まるで違う、、。
 
 イタリア映画のエンツォ・G・カステラッリ監督、ファビオ・テスティ主演のアクション映画『ビッグ・バイオレンス』(1977年)みたいな作品を想像していたのに全然違ってました。
 
 『ビッグ・バイオレンス』のストーリーは、ギャングが町の店やレストランからみかじめ料を取っていて、それを断ると、とてつもない仕返しされるということに対して、主人公の刑事ファビオ・テスティが、被害にあった町の住人たちと協力してギャングと戦うというものだったはず、、、。1970年代のイタリア映画なのでバイオレンス描写も凄すぎ!当然、警察は何もしてくれない!
 確か『ビッグ・バイオレンス』は、1970年代後半に日本テレビで土曜14:30~に放送されたような気がするんですが、記憶があやふやなんで、どうだったでしょう??
 土曜日のお昼にこんな楽しい作品を放映??でも、実は同じくエンツォ・G・カステラッリ監督、フランコ・ネロ出演の『アベンジャー』(ビデオ題:『復讐の銃弾』)(1974年)と観た(放映した)日時の記憶がゴッチャになってあやふやなのでもしかしたら放映時間が違っているかも??確か『アベンジャー』はTV東京で放映していた記憶があるのですが、こっちはもっと記憶があやふやー。

 と、まるっきり違う作品のことを書いて字数かせぎ!!

 『ビッグ・バイオレンス』、どこかのメーカーさんブルーレイやDVD発売してくれないでしょうか??

 ところで、今作『必殺処刑人』ですが、予告やDVDパッケージやタイトルから、すごーいアクション映画だと思っていたら全然違う!!
 イギリス映画ということもあり、アクション度はかなり低めの、なおかつ主人公たちが素人の集まりだから、ウダウダ、グチグチの悩みタラタラ、、、(だったはず、、。)
 B級を超えてZ級に近いストーリー!!
 ショーン・ビーン、ボブ・ホスキンス、ダニー・ダイアと出演者が豪華なのだけが救い、。
  
 アクション度     ★
 ビッグバイオレンス度 ★
 狼よさらば度     ★

 

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『アナトミー』 ジャーマンスリラー

2021-05-16 10:43:09 | スリラー

アナトミー
ANATOMIE(2000年ドイツ)
 監督:ステファン・ルツォヴィッキー
 脚本:ステファン・ルツォヴィッキー
 出演:フランカ・ポテンテ
    セバスチャン・ブロンベルク
    ベンノ・フユルマン

 ■ストーリー■
 1999年度のロベルトコッホ試験に高得点をあげドイツで2位の成績をとったパウラ・ヘニングは、夏の間、ハイデルベルグ大学の講義を受けれることになる。
 ミュンヘンから、遠くハイデルベルグに向かう列車の中で同じく受講生のグレーチェンと知り合うのだった。ある日、ハイデルベルグに向かう列車内で助けた心筋症の青年ダーヴィドの死体が解剖室にあったコトに疑問を持ったパウラは、ダーヴィドの死因を探り始めるのだった。そして、ダーヴィドの血液に異常を感じ、分析を依頼するのだった。また、ダーヴィドに死体にあったAAAのマークから、16世紀に発生したアンチヒポクラテス派が事件に関わっているのではないかと疑い始めるのだった。


 □■□ネタバレ少しだけあり□■□
 最後の方で判明するあることに触れてます!観る予定の方は読まないように。

 ■感想■
 2000年に本国ドイツで、国内興行成績1位の大ヒットしたスリラー映画。
 
 主演は『ラン・ローラ・ラン』(1998年)、『ボーン・アイデンティエティー』(2002年)、『0:34 レイジ34フン』(2004年)、『ミューズ』(2017年)のフランカ・ポテンテ。
 
 監督のは、今作のあと、『アナトミー2』(2003年)、『リリーと空飛ぶドラゴン Episode1:新しい魔法使いの誕生』(2008年)、『デッドフォール 極寒地帯』(2012年)、『コールド・キラー』(2017年)、『インフェクテッドZ』(2018年)等を撮りました。
 なぜか、観てる作品が多い!
 この記事を書くまで、全然気づきませんでした!!
 
  
 『リリーと空飛ぶドラゴン Episode1:新しい魔法使いの誕生』はファミリー映画として十分面白い作品でしたけど、『デッドフォール 極寒地帯』、『コールド・キラー』(2017年)『インフェクテッドZ』(2018年)とかってB級感あふれまくり、、。

 ちなみに、アカデミー外国語映画賞のまじめそうな作品『ヒトラーの贋札』(2007年)未見です、。

 今作『アナトミー』は医学部の学生が主人公で、解剖等がテーマになっているのでグログロ??と思いきや、そういう心配はあまりなく、ごくごく普通のスリラー映画です。学生が主人公なのでアメリカ映画にありがちなティーンホラーなのかと言われると、そうでもないし、、。
 しかも、あまり盛り上がらない、、。

 スリラー度    ★★
 サスペンス度   ★★★
 ティーンホラー度 ★

  最後の方で、ヒロインの祖父がアンチヒポクラテス派だったことが分かるのが少しだけ驚きと言えば、驚きの展開ですが、それ以外はあまりにも普通すぎ、、。まぁ、それもサスペンス映画では定番の展開かもしれないですけど、、。
 結局、事件を起こしたのも若者グループの暴走って感じだし、、、。
 
 ■日本語吹替キャスト(ソフト版)■
フランカ・ポテンテ(パウラ) :百々 麻子
ベンノ・ヒュルマン(ハイン) :森川 智久
アンナ・ローズ(グレーチェン):本田 貴子

 

 

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