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「アイリス」吹替え??

2010-04-29 13:08:15 | ホントの日記
TBSの今期の改編の目玉の1つがゴールデンタイム初の海外ドラマ、韓国のドラマ「アイリス」

 第1話を観たときに記事にすれば良かったんですけど、ついついブログが更新できなくて、第2話を観たあとの記事になっちゃいました。

 主人公イ・ビョンホンの声が、声が、声が、吹替えの声がヘタ!

 恐るべきヘタさ!!

 誰??誰??」

 答えは“藤原竜也”でした!
 ヒロインの黒木メイサさんの吹替えも決してうまく無いですけど、藤原竜也の吹替えの破壊度120%に較べたら、「普通のちょっとヘタな声優さん??」って思えるくらいには、うまく感じられちゃいます!

  一方、イ・ビョンホンの相棒チョン・ジュノ演じるチン・サウの吹替えを演じている城田優はスゴ~くうまいのに!
 「うまい!ほんとにうまいです!」(←うまいっていうのは誰が吹替えてるのか感じさせない“普通”って意味ですからね)
 城田優さんは、初めての声の吹替えらしいですけど、全然感じさせないほどの“うまさ!”

 「アイリス」もアクション系のハードなドラマかと思いきや、ほとんど恋愛系みたいな感じですね!30年くらい前の少女マンガのような感じだから、吹替えが藤原竜也でも別に良いんですけど、こういうのが「当たり前」と思われると困っちゃいますからね!!少なくとも、吹替えが出来る俳優を使って欲しかったです!

 でも、『ウォンテッド』(2008年)の映画の作品そのものを破壊するDAIGOの吹替えの“破壊度10000000000%”の吹替えに比べたら全然マシですけど、下を見て自分より下があるから大丈夫ってワケにはいかないですからね!
 こういう話題集めの声のキャスティングは止めて欲しいなぁ!
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『劇場版トリック霊能力者バトルロイヤル』いつも通り!

2010-04-26 00:25:42 | 日本映画
劇場版トリック霊能力者バトルロイヤル
(2010年日本) 
監督 堤 幸彦 
脚本 蒔田 光治 
出演 仲間 由紀恵、阿部 寛、生瀬 勝久、野際 陽子
    松平 健、佐藤 健、夏帆、藤木 直人、戸田 恵子

 ■ストーリー■  
 霊能力者“カミハエーリ”が治めるという山村「万練村」では、先代の“カミハエーリ”が亡くなったため、100日以内に次の“カミハエーリ”を決めるという慣わしにしたがい、全国から霊能力者を集めて、お互いに戦わせて勝った者をカミハエーリにすることになるのだった。
 この慣わしを止めて欲しいと万練村の青年、中森に依頼された上田教授は万練村へと向かうのだった。一方、霊能力者を集めている万練村で“カミハエーリ”になれば、村人からの貢物がもらえるということを知った自称、天才マジシャン山田奈緒子は、同じく万練村へと向かうのだった。

 ■感想■  
 テレビ朝日の人気テレビシリーズ「TRICKトリック」の劇場版第3弾。 
 前作の劇場版『トリック劇場版2』が2006年の作品なので4年ぶりの“TRICKトリック”になります! 
 また、今作はテレビシリーズが、最初に始まったのが2000年なので、テレビ放映開始10周年の作品になっています! 
 
 2010年5月8日から全国東宝系で公開ですけど、一足早く、試写会で鑑賞してきました!  
 
 久々の「トリック」ですけど、 な、な、何も、何も変わっていない!!  
 え~ッ、まるでテレビスペシャルでも観ているような気になるような、いつも通りの展開と面白さ!! 
 
 この肩の力の入らなさは何?? 

 ヘリコプター飛ばしたり、最初の江戸時代のシーンとか、テレビスペシャルより豪華な雰囲気感はたっぷりなのに、観終わった感想は“いつも通り!!”
 
  まさに“「トリック」ファンのための映画”  

 ところで、仲間由紀恵が住んでいるアパートって改装して、アパートを追い出されたのかと思いきや、同じアパートに住んでいます! 
 上田教授との関係も全然進んでいないし、4年ぶりの新作とは思えない、まさに前作と順番が入れ替わっても全然OKな感じも、「トリック」ファンにはたまらないんでしょうけど、自分的には、2人の関係が少しは進展していたりした方が良かったかな??なんて思っちゃうんですけどね。

 いつも通りの「トリック」なんですけど、1つ! テレビの第1シリーズの「TRICKトリック」の第1話とリンクしているので、今作を観る前にテレビシリーズの第1話はチェックしておいた方が良いです!今までの劇場版やスペシャル『』(2005年)では、そんなコト無かったのに、なんで今さら!! 
 確かに第1話で、菅井きんが仲間由紀恵に意味深なことを言っていたのに、第1シリーズ以降はほとんど忘れさられていたような設定を思い出させるようなコトをしたんでしょうね??  
 テレビシリーズ観ていない人は「今からでも観なさい!」ってことなんでしょうか?? 
 こういうTVシリーズ観てない人置き去りの展開とかって、けっこう好きなんですよね! 
 もちろん、テレビシリーズを最初から、しっかり観ていない人が今作『劇場版トリック霊能力者バトルロワイヤル』を観ても、十分楽しめる面白い作品になっていますけど、テレビシリーズを観ておいた方が、より一層楽しめる!って感じで。
 まぁ、テレビシリーズって言っても、はっきり関係してくるのは第1話だけなんですけどね。 とにかく、「トリック」ファン必見!70点
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「ゾンビ新世紀完全版DVD-BOX」着きました!

2010-04-24 15:39:05 | ホントの日記
 株式会社スティングレイさんから2010年4月23日に発売になった「ゾンビ新世紀完全版」のDVD-BOXが、着きました!!
 実は数日前に、ポストに宅急便の不在表が入っていたんですが、取りに行けず今日受け取りました!!

 「フフフ…
 
 思わず、ニコヤカになって、顔がほころんじゃいます!!

 「ゾンビ」
 「ゾンビ」
 「ゾンビ」
 すごくウレシイです!!

 139分版のディレクターズカット版は日本語吹替え音声新録!
 ダリオ・アルジェント監修版は「木曜洋画劇場」の2度目の放送に、新録で補って日本語吹替え音声つき!
 もう、本当にウレシイです!!

 ジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』(1978年)の記事は書かなくてもOKですよね。『ゾンビ』はもう観ていないホラー映画ファンには、「1度は観てみてください!」としか言えないです。
 まぁ、弱冠、ゴアシーンがあるので、スプラッター描写が苦手なホラー映画ファンは注意ですけどね。

 日本語吹替え以外にも豪華64ページ解説書やオーディオコメンタリー、特典ディスク等豪華な豪華な豪華な特典つきです!
「ゾンビ新世紀完全版DVD-BOX」は、ネットでの販売になりますので、興味のある方は
 “allcinema SELECTION”のサイトhttp://www.allcinema.net/dvd/dotd5.htmlで見てみて下さい。
  
 とにかく『ゾンビ』が好きな映画ファンには、たまらないBOXです!!
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『オフサイド7』放送!(してました…過去形)

2010-04-24 08:55:59 | ホントの日記
 関東ローカルネタです!
 TV東京の「午後のロードショー」で2010年4月22日(木)に1955年のクラシックな戦争物『ナイルを襲う嵐』が放送される予定でしたが、放送作品が変更になり、1979年の戦争アクション映画『オフサイド7』が放映されました!

 「え~っ、これってどういうコト??」

 まぁ、記憶が不確かですけど『ナイルを襲う嵐』は、2時間枠で放映されたのって、いつぶり??って感じなくらいな作品なんで、エアチェックしようと思って予約していた映画ファンは、『オフサイド7』が録画できたワケですけど、『オフサイド7』の方だけを観たがっていた映画ファンは観のがした(録画を逃した)はず!!

 なぜ、変更したんでしょうかね??

 『ナイルを襲う嵐』も『オフサイド7』もちゃんと放送してくれれば良いのに!!
 『ナイルを襲う嵐』はA・E・W・メイソン原作「四枚の羽根」の映画化作品で、最近はヒース・レジャー主演で『サハラに舞う羽根』(2002年)として映画化されました。『サハラに舞う羽根』は、2002年になぜ、こんな時代にマッチしないような作品を映画化したんでしょうかね??って当時は思ったんですけどね。
 1955年の作品を、2時間枠の吹替えで放送って言うので、楽しみにしていたんですけどね。

 『オフサイド7』の方も、ここしばらくTVで放映されていなかった作品で、こんな風にこっそり放送するのは、すごくもったいない感じがしちゃいます!
 「月曜ロードショー」で放送されてあとも、そんなにはTVで放送されていないはず!かなり貴重な放映だと思うんですけどね!
 監督はエンタメ派のジョルジ・パン・コスマトス。出演はロジャー・ムーア、テリー・サヴァラス・デビッド・ニーヴン、エリオット・グールド、クラウディア・カルディナーレ等々の超豪華な作品。ランニングタイム119分の作品なので、2時間枠ではおよそ30分カットされてますけど、吹替えでの放映ですから、貴重な放映ですよね!!

 セガールやヴァンダムの吹替えが付いてDVD化されている作品なんか放映するんだったら、めったに観れない作品をもっともっと放映して欲しいです!!
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『サブウェイニューヨーク』独身さよならホラー

2010-04-18 09:36:44 | ホラー
サブウェイニューヨーク
STAG NIGHT(2008年アメリカ) 
 監督  ピーター・A・ダウリング 
 脚本  ピーター・A・ダウリング 
 出演  キップ・パルデュー、ヴィネッサ・ショウ、ブレッキン・メイヤー
      スコット・アドキンス、カール・ギアリー、サラ・バーナード  

 ■ストーリー■
 タイムズスクエアのバーで深夜まで、自分の独身さよならパーティに参加したマイクは、問題を起こしがちな兄のトニーが店でケンカしたため追い出され、地下鉄に乗り違う場所へと向かうのだった。
 店で知り合ったミッシェルと友人ブリタと偶然地下鉄の中で再会するもののトニーがブリタにちょっかいを出したため、催涙スプレーで追い払われてしまうのだった。
 と、そのとき、ちょうど地下鉄が赤信号で止まったため、彼らは扉を開けて催涙ガスが蔓延した車内より出てしまうのだった。しかし、車掌は彼らに気づかず地下鉄は出て行ってしまうのだった。地下に取り残された彼らは歩いて次の駅まで行こうとするのだが…。

 ■感想■
 ニューヨークの地下鉄を舞台にしたスリラー映画。 
 主人公マイクの婚約者が言うように、この主人公の兄のトニーが問題児! 
 元はといえば、バーでケンカして追い出されたのもトニーのせい! 
 地下鉄でブリタにちょっかいを出したのもトニー! 
 こいつは問題児!
 まぁ、ちょっかい出されただけでチカン撃退スプレーを使うブリタもブリタですけどね! 
 トニーとブリタがいなければ、こんな惨事に巻き込まれなかったのに!!  

 オリンピック候補になったカールが地下道を走りながら、自ら22歳って言うシーンがあるんで、主人公たちはそれくらいの年齢らしいですけど、なぜ、みんな拳銃を持っていない?? 
 マイケル・J・フォックス、ジェームズ・ウッズ主演のアクションコメディ『ハードウェイ』(1991年)に、マイケル・J・フォックスが電車の中でチンピラにからまれるシーンで、乗客がみんな拳銃を出すシーンがありましたけど、ニューヨークの地下鉄に乗るなら拳銃くらい持っていないと…。  

 主人公たちが、拳銃を持ってれば、すぐ解決だったのに…。
 そうしたら、映画が20分くらいで終わっちゃいますけどね。 
 どっちにしろ、今作のランニングタイムは84分ということで、本編は実質80分弱なんで、それほど長くないんですけどね。  
 地下鉄の地下道の中で狂暴な浮浪者たちに襲われたら、さすがに拳銃がないと厳しいですよね!浮浪者たちの家から武器を持ち出すヒマも無かったですしね。 
 ゴルゴ13ことデューク東郷だったら、素手でも浮浪者たちは瞬殺されちゃうんでしょうけどね。まぁ、デューク東郷だったら、拳銃を持っているでしょうけどね。  

 
 同じく地下鉄の構内の地下道の中に、怪物が住んでいるというイギリス、ドイツのホラー映画『0:34レイジ34フン』(2004年)がありましたけど、今作の方が緊張感があります! 

 どちらかと言えば『0:34 レイジ34フン』が、いかにも作り物的な感じで1980年代チックなホラー映画になってましたけど、今作は1990年代以降の緊張感のあるリアルな雰囲気な作品になっています!自分的には『0:34レイジ34フン』の方が好きかも…。 

 登場人物たちが、冒頭からドンドン死んでいくんで、情け容赦ないなぁ!と思っているとストーリーが進むに連れ「死なないだろうなぁ」と思っている人物まで死んでいくんで、このラストの展開もその流れで観てるんで全然驚けないですね。
 ホラー映画定番のラストといえば定番の展開なんですけど。  

 あと、今作の事件の発端となる、主人公たちが降りた地下構内で歩いて辿りついた隣の駅で浮浪者たちが警官を殺してしまうシーンがありますけど、ニューヨークでパトロール警官が行方不明になったら大騒ぎなはず! 
 地下構内も大捜査が行われるでしょ!
 ホラー映画とかで警官が簡単に殺されちゃうシーンとか出てきますけど、あれって、その後を考えると大変な事件ですよね!仲間の警官が行方不明になったり、殺されたりしたら警察も全力で捜査しますからね!

 まぁ、ポップコーンでも食べながら軽い気持ちで観るには十分面白い作品になってます!!65点
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『U.N.エージェント』スレブレニツァ虐殺映像化

2010-04-17 20:25:43 | アクション
U.N.エージェント
RESOLUTION 819(2008年フランス、ポーランド、イタリア)
 監督 ジャコモ・バティアット
 脚本 シエリー・ジョンケ
    ジョージ・カンパーナ
    ジャック・マッシー
 出演 ブノワ・マジメル、カロリーナ・グルーツカ、リスト・ショポー、ディミティエ・イリック、ケン・デューケン

 ■ストーリー■
 1995年旧ユーゴスラビアでは、ムラディッチ将軍率いるスルプスカ共和国軍が、セルビア人の領地を主張し、国連決議で安全地域に指定したスレブレニツァの地域まで侵攻してくるのだった。戦闘する許可が出ないまま国連軍は手が出せず、地域の人々数千人を強制連行してしまうのだった。そして、強制移送された男性たちが行方不明のままという事態が発生した。10日後、国際戦犯法廷からの指令を受けフランス人の捜査官カルヴェス警視が捜査に向かうのだった。

 ■感想■
 フランス、イタリア、ポーランドの2008年のTVムービー。
 
 「重い!重い!重い!」
 
 重たいドラマですが、今作は事実を元にしてるから、観ている方としては、余計に重たく感じちゃいます!旧ユーゴスラビアでスレブレニツァで起きた事件を、すごく見やすく分かりやすく映像化しています。

 こんなドラマをTVムービーとして作ってしまうフランス、イタリア、ポーランドってどんな国なんでしょう??最後の方でストリップバーのシーンがあって、お乳がポロリと映ってますけど、TVコードはOKなんでしょうか??自分的には、もっと見せて!って感じなんですけど。
 1980年代くらいまでは、ゴールデンタイムの2時間サスペンスでも、連れ込まれたホテルで胸がポロリなんてシーンは当たり前だったのにね。
 
 
 どっかのTV局は開局50周年で「黒部の太陽」を放映していたし、どっかのTV局はなんかあると何とか記念とかいって松本清張のドラマなんか放映しているのを考えると、本当に憂鬱な気分に…。
 もう日本は2時間ドラマなんか作らないで、外国のTVムービーを放映しているか、砂嵐状態にしておけば良いッ!
 って思っちゃいます!!
 1980年代くらいまでは、2時間サスペンスもそれなりに頑張っていたと思うんですけど、ここ10年くらいのドラマは、本当にチョチョイのチョイで作ったような知能指数80みたいなドラマばっかりで、本当にイヤな気分に!!

 知能指数の低い、バカなコントみたいなたれ流しのような2時間ドラマを放映してても全然OKなんですけど、洋画くらいはちゃんと放映して欲しいです!

 それにしても1995年に、欧州でこんな虐殺が起きているなんてコトも、朝のワイドショーでも放映しないですけど、どういうコトなんでしょう??ワケのわからない芸能人が朝帰りした方がよっぽど大事んあんでしょうかね??
 『ホテル・ルワンダ』(2004年)のホアキン・フェニックスのセリフじゃないですけど、まぁ、こういうことを報道しても、食卓の前で、「大変!!」って思うだけで、すぐに忘れ去ってしまうんでしょうけどね。

 でも、この虐殺が起きて10年以上経ってからでも、こうやってドラマ化することで、視聴者に問題提起し続けることが出来るだけでもすごいですよね。と思っていたら、逮捕者が最終は2008年まで出たという事実が最後のテロップで出ました。
 逮捕されたあと戦争犯罪人たちはどうなったんでしょう??まだ、逮捕者が出てるくらいなんで、刑務所に送られただけなんでしょうか??50点
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『マインド・ゲート監禁少女のSOS』連続殺人鬼vs催眠術師

2010-04-09 07:11:05 | サスペンス
マインド・ゲート監禁少女のSOS
DOCTOR SLEEP(2002年イギリス)
 監督 ニック・ウィリング
 脚本 ニック・ウィリング
     ウィリアム・ブルックフィールド
 原作 マジソン・スマート・ベル
 出演 ゴラン・ビシュニック、シャーリー・ヘンダーソン、ミランダ・オットー、ソフィア・スタッキー、ジョッシュ・ローガン

 ■ストーリー■
 医師のマイケル・ストローザーは催眠療法で他人の潜在意識に入り込むことが出来る能力を持っていたが、その能力を隠し、禁煙治療をおこなっていた。ある日、ジャネット・ロージーという患者の禁煙治療をするのだが、治療中、ジャネットが世話を見ている少女ヘザーという少女がマイケルには見えていたことに気づかれてしまうのだった。
 ジャネットは婦人警官で、捜査の協力を依頼されるのだった。ヘザーは、3人の子どもを誘拐し殺害した連続誘拐殺人鬼“タトゥー殺人鬼”に3週間前に誘拐されたものの、犯人のもとから脱出することに成功し10日前に救出された少女だった。しかし、ショックのあまり言葉を発せなくなっていたのだった。ヘザーを治療したマイケルは、ヘザーに謎の言葉を発せさせることに成功するのだった。これを見たジャネットは、マイケルにタトゥー殺人事件の捜査の協力を依頼するのだった。
 
 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 イギリスはBBC製作のスリラー映画。
 BBCが製作しているだけあって、今まで未公開だったのが不思議なくらいのデキの作品です。
 世界中の映画祭でも高い評価を受けています!
 
 【パリ映画祭】
 2004年
 年最優秀作品賞
 最優秀男優賞(ゴラン・ヴィシュニック)
 最優秀音楽賞
 【スウェーデン・ファンタスティック映画祭】
 2002年
 ヨーロッパ・ファンタジー映画銀の作品賞
 【ヴァランシエンヌ・アクション、アドベンチャー映画祭】
 2004年
 最優秀監督賞

 う~!これだけの映画祭で色んな賞を獲った作品が、未公開だったなんて!!

 連続殺人鬼から逃げ延びた少女から、何かの情報を得ようとした催眠療法の医師と婦人警官のコンビが事件を捜査するといったオーソドックスなスリラー映画と思わせておいて、ラスト20分に、驚きのオチを用意してます!
 熱狂的なホラー映画ファン、スリラー映画ファンだったら、ヒントが散りばめられているのでネタは割れちゃうんでしょうけど、まさか、本当にこのオチを持ってくるとはッ!!
 
 それにしても、イギリス映画だけあって、丁寧に撮ってます!同じ内容の作品でもハリウッドが作ったら、“もっとハデにはなるんでしょうけど、良くありがちなミステリー映画で変則的なオチ!”っていうだけの作品で終わっちゃうんでしょうね。 
 イギリス映画だけあって、地味な警察物的なノリで展開していって、最後の方に驚愕的なオチを持ってきたことが、より一層際立って作品の面白さを引き出しています!!

 でも、今作のオチを持ってくるなら、主人公の特殊能力をもっとハデにしても良かったのに!これじゃ、主人公が優秀な催眠療法の医師っていう設定だけでOKだった気がしちゃいます!!
 主人公が、もっと他人の潜在意識に入り込める設定にして、事件を複雑にした方が、もっと、もっと、もっと、もっと面白くなったろうに!!
 
 ランニングタイム108分もエンターテイメント作品として、ちょうど良い長さです!108分、退屈させることなく見せてくれたので、監督のニック・ウィリングはイギリス出身で、劇場映画の他にTVムービーを中心に活躍しているみたいですけど、今後も活躍が楽しみな監督さんです!エドワード・バーンズ出演のイギリス映画“THE RIVER KING”(2005年)は未公開のままです!観てみたいです!

 とにかく、大満足の作品です!ホラー映画ファン必見!!80点
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『デスメール:返信なし』オーストリーホラー第2弾

2010-04-08 07:26:23 | ホラー
デスメール:返信なし
IN 3 TAGEN BIST DU TOT 2(2008年オーストリー)
 監督 アンドレア・プロチャスカ
 脚本 アンドレア・プロチャスカ
     アグネス・プルーク
 出演 サブリナ・レイター、アンナ・ロット、アンドレアス・キエンドル、マルタン・ルース
 
 ■ストーリー■
 殺人鬼に襲われ親友たちを殺された過去をもつニナは、同じく事件に巻き込まれた親友のモナにも何も告げず、故郷の町を飛び出し新しい生活を始めていた。しかし、事件のあった湖から死体が発見されたコトからニナはモナに連絡をとってみることにするのだった。しかし、携帯からはモナから助けを求める声が聞こえるだけだった。不審に思ったミナは故郷に戻り、ガソリンスタンドを経営していたモナの家族がチロルに引っ越したことを知るのだった。ニナはチロルへと向かうのだが…。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■ 
 2006年のオーストリーのホラー映画『デスメール』の続編。
 珍しいオーストリーのホラー『デスメール』のまさに続編で、主人公は前作で生き残ったニナがヒロインとして登場します。
 1年くらい前に鑑賞したんですけど前作『デスメール』の細かい部分は忘れてしまいました!
 
 “若者たちがドライブ中に鹿をひき殺して、鹿を殺された男が復讐のために…”
 違う!
 違う!
 そういう展開にはならなかったはず!
 
 “主人公たちはすでに、中盤の山小屋の火事で死んでいて…”
 違う!
 違う!
 それは、スペイン製の違うティーン向けホラーでした!

 “確か、犯人は最後に突然、出てきて誰も犯人がわからない作品だったはず”
 そうでした!
 そういう作品でした!
 でも、前作の犯人も、実は中盤、町中で主人公たちと出会っているんですよね!
 
 いや~、1年前に観た作品なのに、ほとんど覚えていません!
 鹿を轢いたシーンが無意味だったとか、クラブでさらわれるシーンがあったとか、中盤、何気なく犯人が登場していたとか、そういう記憶しか無いのが正直なところです!
 だって、若者をクラブのトイレからさらうなんて、あの犯人には絶対にムリなはず!!ジャッロ映画やスラッシャー映画にそんなコト言っちゃいけないのは、十分分かるんですけど、つい突っ込みたくなっちゃいます!
 もちろん、ミステリー映画、ホラー映画として、それなりに面白かったから突っ込んじゃうんですけどね!前作も本国ではヒットしたみたいですけど、続編の今作もヒットしたみたいですね!

 でも、今作も“主人公たちは死んでいました”“実は夢でした”系の“禁断のオチ系”スレスレのオチをうまく利用しながら、驚きの展開に!!
 映画を観終わって、良く考えると、ヒロインのニナが囚われる宿屋の家族ですけど、アメリカのスラッシャー映画に登場するようなガイキチ家族と思わせて、単なる怖い家族!
 
 「えー、殺人鬼は1人だけ??

 なのに、ニナを助けに来たエーベンゼー警察署の警官もニナも「始末しちゃいな」っていう宿屋のお母さん、異常すぎ!!発想が怖すぎ!
 こういう作品を観る映画ファンは、トビー・フーパー監督の『悪魔のいけにえ』(1974年)、バーバラ・バック主演の『恐怖のいけにえ』(1980年)、低予算ホラー『マザーズデイ』(1980年)とか家族中、全員異常な家族を想像しちゃいますけど、実は、そうでなかったというのが今作、最大のオチ!
 前作『デスメール』に出てきたのも連続殺人鬼だったので、それも今作の家族が出てきた段階で“あっ、殺人鬼ファミリーだ!”って思ってしまう仕組みになってます!!

 あと、正当防衛とはいえ、逆に家族を皆殺しにしちゃって、ヒロインのニナもPTSDになっちゃいますよね!まぁ、異常性欲者の3男ヨゼフの殺人を隠していたとはいえ、あの家族もニナが捜している友達の名前を聞いてから監禁すれば良かったのに!!

 これだけ突っ込めれば、この面白さで十分でしょう!今作を観る前に前作を!!68点

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前作『デスメール』もどうぞ
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『アルファベット・キラー』ABCDE…殺人事件

2010-04-05 07:33:29 | ホラー
アルファベット・キラー
THE ALPHABET KILLER(2008年アメリカ)
 監督 ロブ・シュミット
 脚本 トム・マロイ
 出演 エリザ・ドゥシュク、ティモシー・ハットン、マイケル・アイアンサイド、ケアリー・エルウィス、ビル・モーズリィー、カール・ランブリー、トム・マロイ、トム・ヌーナン

 ■ストーリー■
 ロチェスター署の管轄のチャーチビルで少女が乱暴され殺される事件が発生する。事件が昼間に起こったことで無計画な犯罪と思われたが、女性刑事メーガンはこの事件の被害者がカーラ・カスティロという名前のイニシャルがC.C.で死体を捨てられた場所の頭文字がCとうことに気づくのだった。アルファベットにこだわる計画的な事件であると信じるメーガンは事件の調査にのめりこむ余り精神が不安定になってしまい四六時中、幻覚を見るようになり自殺を図るのだった!
 2年後、一命をとりとめたメーガンは精神の治療を終え、警察に戻ってくるのだった。元恋人は上司となり、メーガンは自殺未遂を図ったことで現場から離れた職へと追いやられてしまうのだった。そんなときウェブスターでウェンディ・ウォルシュという女性が殺される事件が発生するのだった。同じようにファーストネームとファミリーネームが同じイニシャルで死体が捨てられた場所が名前と同じイニシャルの事件だった。メーガンは元恋人の上司に直訴し、刑事のハーパーとコンビを組み捜査チームに加わるのだった。しかし、警察の捜査にも関わらず、メリッサ・マエストロという第3のが出てしまうのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 実話を元にしたスリラー映画。
 ヒロインが被害者の幻覚を見るようになるので、てっきり被害者から何かを得られる超能力を持っているのかと思いきや、精神障害という設定。

 実際に起きた事件をドキュメンタリータッチで描いた作品でもないんだから、実話を元にするにしても、もっともっとオカルトチックにフィクションたっぷりに描けば良かったのに!
 大体、1970年代に実際に起きた未解決の「ダブルイニシャルキラー」の事件を題材にしたことが映画的に良かったのか??悪かったのか??
 40年近い前の事件の関係者はどう思っているんでしょうか??
 映画の題材としてあえて、この事件に惹かれたのはどこなんでしょう??


 映画は携帯電話も出てきますので、どうやら現代を舞台にしているようです!
 どうせ現代を舞台にするんだったら、実話をベースにしないで、100%フィクションの普通のサイコキラー物の映画を作れば良かったのに!!

 監督はホラー映画『クライモリ』(2003年)のロブ・シュミット!!それだけで十分宣伝効果があるんだから、なぜ実話をベースに、時代設定を変えてまで、こういうサイコホラーを作ったのかが意味が良く分からないです!

 出演はTVシリーズ「トゥルー・コーリング」「ドールハウス」や『クライモリ』のエリザ・ドゥシュク以外に、マイケル・アイアンサイド、ティモシー・ハットン、ビル・モーズリー、トム・ヌーナンとこういう映画ファンだったら、超豪華と思えるキャスティング!

 これだけのキャストを使いながら、すべてのミステリー的な要素を中途半端に描く!
 「なぜ??」
 結局、犯人は、こういうジャンルの映画ファンが100人いたら、100人ともが全員が1番怪しいと思う人物!!
 「え~、この人が犯人??」
 
 ラストのオチも、いかにもな展開で、ここまでサイコホラー映画の定番的なノリで終わるなら、完全なフィクションで描いて欲しかったです!本当になぜ、実際に1970年代の事件を元にこんな映画を作ったんでしょうね??
 
 途中、民生委員のタナーが容疑者として浮かぶものの、ウェブスター署の警察署長が捜査に協力的でないから、てっきり真犯人はタナーなのに、タナーが他のもっと大きな事件の重要参考人で司法取引したために自由の身になっているのかな??
 って思っちゃいました!
 そんな複雑な要素もなく、捜査を描くシーンもおざなりで、ほとんどがエリザ・ドゥシュクが幻覚を見て苦しんでいるシーンがじっくり描かれているだけ!!
 悩むだけならまだしも、グループカウンセリング仲間に捜査の内容を話しすぎ!!
 守秘義務はどうした!?
 捜査内容をペラペラしゃべって、まるで日本の2時間サスペンスや刑事ドラマの登場人物の刑事なみの口の軽さ!!
 元はと言えば、この口の軽さが連続殺人を起こしたようなもの!!

 今作って、エリザ・ドゥシュク主演のアイドル映画??
 
 そう思って観れば、けっこうサイコホラーとしても十分見応えありますので、及第点ですけどね!!ロブ・シュミット監督で、豪華な出演者を考えるとサイコホラー映画としては今1、今2って感じです。 50点
 
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『エスター』悪い種子系ホラー

2010-04-04 07:57:20 | ドラマ
エスター
ORPHAN(2009年アメリカ)
 監督 ハウメ・コジュ=セラ
 脚本 デヴィッド・レスリー・ジョンソン
 原案 アレックス・メイス
 出演 ヴェラ・ファーミガ、ピーター・サースガード、イザベル・ファーマン、CCH・パウンダー、ジミー・ベネット、アリアーナ・エンジニア

 ■ストーリー■
 めでたく3人目の赤ちゃんを身ごもったケイト・コールマンだったが、運悪く流産という悲劇に見舞われてしまう。それは、ケイトの精神に耐え難い苦痛をもたらし、コールマン家の安定を脅かしかねない事態となる。そこで夫婦は養子を迎えることを決意、地元の孤児院を訪れる。するとケイトは、聡明で大人びた一人の少女、エスターに惹きつけられる。彼女を養子として引き取ることにしたケイトだったが、やがてエスターの恐るべき本性に気づいてしまい…。

 □■□ネタバレあり!本当にしてます!□■□
 ■感想■
 養子を引き取った若夫婦が体験する恐怖を描くスリラー映画。
 監督は『蝋人形の館』(2005年)、『GOAL! 2』(2007年)のハウメ・コジェ=セラ。
 
 “養子を引き取った夫婦が体験する恐怖”って、1956年の古典『悪い種子』系??
 最近でも“怖い子ども”系の映画としては、マコーレー・カルキン主演の『危険な遊び』(1993年)がありました!

 内容的には問題無しの傑作スリラーですけど、ランニングタイム123分は長すぎ!長すぎ!
 この内容なら90~95分くらいにしてくれないと!!どんなに長くても100分くらいにしてくれないと!!映画が始まってから20分くらいまでのシーンを全部カットしてセリフで説明してくれれば、十分映画として成り立つくらいです!!
 長いランニングタイムもあってか、説明しすぎなのか、ネタが途中で割れちゃいます!
 エスターがただの怖い子どもでなかった場合は4種類くらいの展開なんだろうなぁ!って思っていたんですけど、その4つとは

 ①実はエスターは、500歳くらいの魔女(黒魔術使い)で、次々と子どもに乗り移って生き永らえていた!
 ②実はエスターは、大人だった!
 ③実はエスターは悪魔の子どもだった!
 ④実はエスターはエイリアンだった!

 くらいは、普通は考えつくので、この4種類以外のネタだとけっこう驚けたんですけどね!まぁこの4つの中でもオカルト映画的名な①だったら、たとえ観てる途中でネタ割れしちゃっても、けっこう感動しちゃうんですけど…。
 とにかく、この中でも、1番普通のオチ!!

 「なんで~ッ」

 あと、今作の出演者なんですけど、『スケルトン・キー』(2005年)、『フライトプラン』(2005年)で怪しい役を演じていたピーター・サースガードが父親役を演じています。てっきり悪い役を演じているのかと思いましたけど、普通の父親役でした!
 それも、ホラー映画に出てきがちなバカな役!奥さんのケイトがエスターが怪しいって言っているのに全然信用しないんだから!
 最後に殺されちゃいますけど自業自得!!
 
 あとヒロインのケイトですけど、エスターを追いつめるのに最後トドメを刺さないから、また襲われちゃうんですよね!!夫といい奥さんといい、ホラー映画を観たコトないの??
 養子を縁組して、事件が連続して起きているのに、全然トンチンカンな夫と、倒したのにトドメをささない奥さん!!もうカンベンしてッ!!って感じです!!
 ただでさえ長い作品なのに、登場人物がバカだから、余計に長く感じちゃいます!!55点
 
エスター [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

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『わんぱくバディーズ ダイヤ泥棒をやっつけろ!』ダイヤモンド・アローン

2010-04-03 06:58:56 | コメデイ
わんぱくバディーズ ダイヤ泥棒をやっつけろ!
DIAMOND DOG CAPER(2008年アメリカ)
 監督 マーク・ストーファー
 脚本 マーク・ストーファー
     デニス・S・ジョンソン
 出演 ルーク・ベンワード、フレンチ・スチュアート、ケリー・ペリン

 ■ストーリー■
 犬好きの少年オーウェンは、発明好きで山の林の中に秘密基地を作って遊んでいた。山の中にはサーカスから逃げ出した大男マッドマンがいて人知れず生活していると信じていて、その話をみんなにするが信じてもらえないでいた。
 そんなときロサンゼルスで500万ドルの宝石を盗んだ宝石強盗たちがゴールデンレトリバーに宝石を隠し取引場所まで急いでいた。犬好きのオーウェンは、ゴールデンレトリバーが可愛がられていないのを見つけ林の中に逃がしてしまうのだった。そのゴールデンレトリバーこそ、宝石強盗たちが宝石を隠したレトリバーだった。

 ■感想■
 ゴールデンレトリバー大活躍のコメディ映画!
 と思いきや、活躍するのは発明好きの少年が主人公のファミリー向けコメディでした!
 
 ドジな泥棒3人組を発明好きな少年がとっちめる!ってこれじゃ、まさに『ホーム・アローン』(1990年)でした!!
 2008年の映画にまで影響を与えるなんて、すごすぎ!“『ホーム・アローン』に10点!”って感じです!

 それにしても、日本タイトルの“わんぱくバディーズ”って明らかに、ディズニーのワンちゃん映画の人気にあやかって付けてますよね!まぁ、今作もゴールデンレトリバーがカワイイから全然OKです!!
  
 いや~、ゴールデンレトリバーはカワイイ!
 もうそれだけで、今作の魅力は十分って感じです!

 でも、でも、今作のランニングタイム108分は長すぎ!ファミリー向けの作品なんだから、せめて100分にしてくれないと!!TVムービーだったら108分でも良いんですけどね!

 主人公オーウェンのお姉さんリリィーが作ったパスタ料理、コストコで売ってるパスタみたいでした!ボリューム満点で!!あんな量、アメリカ人でも食えない!作りすぎ!!
 でも、あのパスタ、ワンちゃんのダイヤモンドが食べてましたけど、玉ねぎが入ってないか心配!心配!玉ねぎ病になっちゃいますよね!

 でも、あと1つ、主人公のオーウェンが警察署に行ったのに、誰も話を信用してくれないのは、警察の大失態!オーウェンに被害があったらどうするつもり??
 「マッドマンの話ばかりして、ウソをつくな」
 みたいな感じであしらわれていましたけど、マッドマンの正体を警察署長は知っていたんでしょ!だったら、町のみんなに話さなきゃダメでしょ!!
 事件解決したときは、オーウェンの大活躍で!みたいな感じでほめてましたけど、どういうコト??オーウェンを追い返したことは無かったことにするつもり??
 警察署長は、今作で1番、オカシイ人物です!
 
 いくら家族向けの映画でも、納得できないです!コメディだからしょうがないんでしょうけど!
 とにかく、ゴールデンレトリバー好きは必見!まぁ、自分の家のゴールデンの方がカワイイと思うでしょうけどね!! 50点
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『蜘蛛女』DVD再発!

2010-04-02 07:31:50 | DVD新譜の記事
 長らく廃盤だった『蜘蛛女』(1993年)のDVDが20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメントさんから2010年5月21日に再発になります!
 

 『蜘蛛女』は、監督ピーター・メダック、脚本ヒラリー・ヘンキン。
 ゲイリー・オールドマン、レナ・オリン、ロイ・シャイダー、ジュリエット・ルイス出演の「ノワール・犯罪」映画の佳作。
 ピーター・メダック監督は、ジョージ・C・スコット主演の怖くないオカルト映画『チェンジリング』(1979年)で有名な監督。『スピーシーズ2』(1998年)も監督していました。
 脚本はヒラリー・ヘンキン。
 『ロードハウス孤独の街』(1989年)、『ウワサの真相ワグ・ザ・ドッグ』(1997年)の脚本家です。今作では製作でも参加しています。

 TVのゴールデンタイムの洋画劇場や、最近ではTV東京の「午後のロードショー」でも放映されていますが、今作はもともと吹替え版が存在している作品なんで日本語吹替えはゲイリー・オールドマンが安原義人さん版の吹替えつき。
 TV版の吹替え音源もつけろっていうのはワガママでしょうね!

 まさか、『蜘蛛女』が再発されるとは思わなかったので、この情報を得た時は、ちょっと驚いちゃいました!
 自分が絶対に観ない映画のジャンルの『蜘蛛女のキス』(1985年)や香港映画のスリラー映画『紅蜘蛛女』(2005年)でもなく、ピーター・メダック監督の『蜘蛛女』!
 こういうサプライズはちょっとうれしいです。

蜘蛛女 [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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『ディセント2』洞穴ホラー:PART2

2010-04-01 07:40:17 | ホラー
ディセント2
THE DESCENT :PART 2(2009年イギリス)
 監督 ジョン・ハリス
 脚本 J・ブレークソン
     ジェームズ・マッカーシー
     ジェームズ・ワトキンス
 出演 シャウナ・マクドナルド、ジェシカ・ウィリアムス、ダグラス・ホッジナタリー・ジャクソン・メンドーザ、ジョシュア・ダラス

 ■ストーリー■
 アメリカのアパラチア山脈で、女性だけのグループ6人で前人未踏の地下の洞窟に探検に入り、謎の地底人に襲われるものの命からがら、サラだけが脱出に成功するのだった。
 行方不明の女性グループのうち、サラだけが血まみれで発見されたことにより、捜査の手がかりはサラになるのだが、サラはショックのあまり、洞窟での記憶が失われていたのだ。救助隊と保安官はサラを連れ、サラの友人たちを助けるため洞窟に入っていくのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
■感想■
 2006年に日本でも劇場公開されてホラー映画ファンの間で評判になったホラー映画『ディセント』(2005年)の続編。
 前作のニール・マーシャル監督は製作総指揮で参加。
 今作は前作『ディセント』や『レイヤーケーキ』(2004年)の編集のジョン・ハリスが監督に!


 ストーリーは前作の続きから始まります!
 
 「え~ッ!!前作のヒロインのサラって生き残ったの??」
 
 って前作を観た映画ファンは思ったはず!!

 後味の悪いラストで終わったはず前作なのに、なぜかヒロインのサラが救出を求めるところから始まります!!前作の魅力の1つだった後味の悪いラストが無かったことに…。
 まぁ、前作のヒロインが登場した方が、観客は感情移入しやすいですからね!!
 生き残るといえば、前作でヒロインと最後まで生き残ったジュノも洞窟の中で生き残ってます!
 「えーっ、何を食べていたの??」
 
 準備不足だった前回の女性6人のグループと違って、今回は救助隊なので、いくらか準備が足りていそうでしたけど、地底人たちの前では、なす術無し状態でどんどん死にまくり!!

 ところでヒロインが怪物たちのいる場所へ救援隊と仲間を助けに行くって、この設定って、『エイリアン2』(1986年)!!
 今作と言い、『エイリアンネーター』(1989年)や『ゾンビ2009』(2007年)まで、『エイリアン2』って偉大な映画ですね!!ブルーノ・マッティ監督が『エイリアン2』のストーリーがパクリやすくて、好きなだけって話も…。
 今作も、『エイリアンネーター』や『ゾンビ2009』がなければ、『エイリアン2』のパクリとか言われちゃうんでしょうけど、今作より100倍パクリの『ゾンビ2009』があるので大丈夫!!
 

 洞窟の中で、壊れそうな石で出来た橋を保安官とヒロインのサラが手錠でつながったまま、渡ろうとするシーンがありますけど、保安官の体重って見てるだけでもかなり重そうだし、あそこで地下に落っこちるのは自業自得!!

 でも、そんなコトより地底人の存在をひた隠しにしている人間が存在していることにビックリ!!なんの価値も無いだろうにね! 60点

ディセント2 [DVD]

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続きから始まるので未見のときは前作『ディセント』から
ディセント [DVD]

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