@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『キャリー』(1976年)DVD日本語吹替えつきで再発!

2013-10-31 08:41:53 | ホントの日記

 クロエ・グレース・モレッツ主演のリメイク版『キャリー』(2013年)の公開に合わせてか、シオシー・スパイセク主演の1976年版の『』のBlu-Rayが新発売になりました!
 また、DVDも再発売に!

 今回、Blu-rayには、TV放映時の日本語吹替え音声が収録されているんですが、なんと、、なんと、なんと再発されるDVDにも、日本語吹替え音声が収録されています!
 プレーヤーが無いとか、値段が少し高いとか、Blu-Rayを購入できる映画ファンばかりでないので、DVDにも収録しての発売には、すごくうれしくなっちゃいますね!

 自分は、全然、ノーチェックだったんですが、この前、量販店のDVDコーナーを何気なく見ていて、「『キャリー』(1976年)のDVD、廉価版で再発売されたんだぁ」なんて軽い気持ちで手に取ったら、“日本語吹替え”の文字を発見したので、超驚き!

 その場でレジに持って行って購入しました!

 日本語吹替え音声は、90分収録ということなので、TBS「月曜ロードショー」の版でしょうか??もし「月曜ロードショー」の放映版だとすると、本編90分だったんですね。もう少し(と言っても、2~3分くらい。作品によっては4分くらい。)長いと思っていたんですが、『キャリー』は90分だったんですね。ランニングタイムが98分の作品なので、多少字幕に切り替わるシーンもあるんでしょうが、大満足です!
 こういう良いニュースは、もっともっと宣伝してくれないと、買い逃しちゃう映画ファンもいると思うんですけど、みなさんご存知でしたか??

DVDは、TV放映時の日本語吹替え音声収録で再発売!

キャリー [DVD]
シシー・スペイセク,パイパー・ローリー,ジョン・トラボルタ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

Blu-Rayも発売!

キャリー [Blu-ray]
シシー・スペイセク,パイパー・ローリー,エイミー・アーヴィング,ウィリアム・カット,ジョン・トラボルタ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『パパラッチ』いつもの仏コメディ

2013-10-15 22:44:35 | コメデイ

パパラッチ
PAPARAZZI(1998年フランス)
 監督          アラン・ベルベリアン
 脚本          アラン・ベルベリアン
              ジャン=フランソワ・アラン
              ヴァンサン・ランドン
              シモン・ミシェル
              ダニエル・トンプソン
              パトリック・ティムシェット 
 出演          パトリック・ティムシェト
              ヴァンサン・ランドン
              カトリーヌ・フロ
              ナタリー・バイ
              イザベル・アジャーニ  

 ■ストーリー■
 サッカーの試合に来ていた有名人を撮ったパパラッチの写真が雑誌の表紙に載り、仕事がさぼっていたのがばれて、警備員のフランクは仕事をクビになってしまうのだった。頭にきたフランクは雑誌社に文句を言いに。すると、偶然、フランクを撮ったパパラッチのミシェルがいて、一緒に仕事をするハメに。最初は、素人同然のフランクだったが、仕事を続けていくうちに、パパラッチの仕事に興味を持ち、その世界にはまっていくのだった。

 ■感想■
 アラン・ベルベリアン監督の描くパパラッチを題材にしたフレンチコメディ。
 メル・ギブソンが製作した、コール・ハウザー主演の2004年のアメリカのスリラー映画『パパラッチ』では無いです!今作も、2004年の『パパラッチ』も原題は“PAPARAZZI ”なので、日本版タイトルに文句は言えないですね!
 2004年の『』はランニングタイムが84分と短めなので、あっという間に終わってしまいますが、今作はランニングタイムが111分と少し長めです!

 いかにもフランス人が好きそうなコメディで、どうもついていけませんでした。
 最初は、パパラッチに文句を言いに来たのに、なぜか自分を写真を撮ったパパラッチ、ミシェルについて、修行することに。だんだんパパラッチの仕事にのめりこんで、いつしかミシェル以上に・・・。
 2人のバカバカしいやりとりとか、フランスの映画ファンとか、喜んで観ていそうですよねぇ。
 あまりにバカバカしくて、その場、その場で何とかしていく主人公2人に感情移入できれば、それなりに楽しめる作品ではあるんですが、今作は日本では未DVD化作品です!
 日本では、フランスのコメディは受けないと、思われているのか、有名な作品でも、DVDになっていないです!
 
 クロード・ジディ監督の『おかしなおかしな高校教師』(1974年)、同じくコロード・ジディ監督の『冒険喜劇 大出世』(1975年)あたりは、TBSの「月曜ロードショー」放映時の日本語吹替え音声つきでDVD化して欲しいですね!
 クリード・ジディ監督作品で言えば、日本でめずらしくヒットした『ザ・カンニングIQ=0』(1980年)や、ジャン=ポール・ベルモンド、ラクエル・ウェルチ主演のスタントマンを描いた『ムッシュとマドモワゼル』(1978年)も未DVD化のままです!『ムッシュとマドモワゼル』は、TBSの土曜深夜枠で放映したTV放映時の日本語吹替え音声つきで、やはりソフト化して欲しいですね!!

 『ルイ・ド・フュネス サントロペ大混戦』(1979年)も、自分的にはソフト化してもらいたい作品です!『ルイ・ド・フュネス サンチロペ大混戦』のジャン・ジローが監督した、ジャン・ギャバン、ジャン=クロード・ブリアリ、ダニエル・ダリューが出演した『脱獄の報酬』(1976年)も、粋な犯罪コメディでした!TV朝日「日曜洋画劇場」(その後、TV東京「木曜洋画劇場」)で放映されたTV放映時の吹替え音声つきで、絶対にソフト化して欲しいです!

 大体、フランス人の映画ファンって、コメディ映画が好きなんですよね!
 ドタバタのコメディから、ユーモアたっぷりの作品まで、とにかくコメディが好き!他の国の映画ファンが観たら、あまり笑えないような作品とかでも、とにかくコメディみたいな・・・。

 ストーリーは、イタリアの警察物のようなアクション活劇風なのに、登場人物がユーモアがたっぷりで、なおかつジャン=ポール・ベルモンドが軽妙すぎて、緊張感がどこかに行っちゃったジョルジュ・ロートネル監督の『警部』(1978年)とかもありましたもんね。

 フレンチコメディ映画が好きなら、今作もオススメですけど、どうやら未DVD化のようです!TVで放映するか、中古VHSがあったら観てみて下さい。 55点

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ナイトウォッチ』「モルグ」リメイク

2013-10-14 00:56:10 | スリラー

ナイトウォッチ
NIGHTWATCH(1997年アメリカ)
 監督          オーレ・ボールダネル
 脚本          オーレ・ボールダネル
              スティーヴン・ソダーバーグ
 出演          ユアン・マクレガー
              ニック・ノルティ
              ジョッシュ・ブローリン
              パトリシア・アークエット
              ローレン・グレアム
              ジョン・C・ライリー
              ブラッド・ドゥーリフ

 ■ストーリー■
 娼婦が連続して殺される殺人事件が発生していた。そんなとき、学生のマーティンは、死体安置所の警備のアルバイトを始める。そんなとき、友人のジェームズが偶然知り合った娼婦ジョイスと出会うのだった。ジェームズの軽い冗談のつもりだったが、ジョイスは殺された娼婦の知り合いだったのだ。そんなある日、安置所の遺体がイタズラされる事件が起きるのだった。警察はマーティンに目をつけ始めるのだが・・・。


 □■□ネタバレあり!□■□

 ■感想■
 1994年のデンマークのスリラー映画『モルグ』を、監督自らハリウッドでリメイクした作品。
 オーレ・ボールダネル監督は最近では、サム・ライミが製作したホラー映画『ポゼッション』(2012年)を撮っています。
 2007年のほのぼのとしたSFスリラー『パラサイトX』がDVDスルーで公開されました。

 本国デンマークでは、その他にスリラー映画を2作品撮っているようですが、日本では未公開です。
 “Kærlighed på film ”(英題:“just another love story ”)(2007年)
 “Fri os fra det onde ”(英題:“Deliver Us from Evil ”(2009年)
 どんな作品なのか、観てみたいですね。
 
 1997年の作品ということで、ユアン・マクレガーも、ジョッシュ・ブローリンも若いです!
 本格的なミステリー系の作品かと思ったら、どちらかというと青春物みたいな軽いノリだったので、けっこう驚いちゃいました。
 とてつもなく観るのが怖くなるようなゴアシーンもなく、まるで、ちょっと血まみれのTVムービーって感じの作品でした!もうちょっとミステリー度が高くても良かったと思うんですけどね。
 オリジナル版の『モルグ』は、どんな感じなんでしょうね??

 オリジナル版の『モルグ』も、観る機会があったら、観てみたいと思います。

 ネタバレしちゃいますけど、1番怪しい人が犯人でした!
 こういう作品で、1番怪しい人が犯人って、けっこう珍しいのに、それでも驚けないのが、残念です。
 登場人物もそれなりに多いし、もっと怪しい人を、キャラクターとして配した方が良かったと思いますけど、リメイクだから、しょうが無いのかなぁ。
 今作が製作された1997年ころだと、出演者のメジャー度から言っても、本当に怪しい人は、あんまりいないですもんね。

 軽いノリで観る分には、普通に楽しめる作品でした! 40点


ナイトウォッチ [DVD]
ユアン・マクレガー,ニック・ノルティ,ジョシュ・ブローリン
アミューズ・ビデオ

         

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ステイ』ちょっとだけ変則的なラスト

2013-10-13 15:18:45 | ドラマ

ステイ
STAY(2005年アメリカ) 
 監督          マーク・フォースター
 脚本          デヴィッド・ベニオフ
 出演          ユアン・マクレガー
              ナオミ・ワッツ 
              ライアン・ゴズリング    
              ボブ・ホスキンス

 ■ストーリー■
 ニューヨークの精神分析医サム・フォスターは、3日後に自殺することをほのめかす患者、学生のヘンリーをみることに。3日後はヘンリーの21歳の誕生日だった。ヘンリーの発言にはおかしなコトがいくつもあり、サムはヘンリーに興味を持つのだった。
 その後、サムの周りでは不思議なコトが起こり始める。以前と同じ出来事が起きたり、死んでいるはずの人間と出会ったりしたり!サムに何が起きているのだろうか??

 □■□ネタバレあり!□■□

 ■感想■
 ユアン・マクレガー主演のドラマ。
 今作の謳い文句は
 “そのリアルを疑え
 その現実が消えていく世界で僕らはどんな愛を知るのか
 あなたの感覚を試す感動のイリュージョンスリラー”
 
 確かに試されました!
 映画を観続ける忍耐力が。
 延々と、延々と、1時間弱、普通のホームドラマみたいな物語を見せられたあと、その後不思議な出来事が起きて、ラストは、ちょっとだけ変わったオチが。   

 監督は、『主人公は僕だった』(2006年)、『007慰めの報酬』(2008年)のマーク・フォースター。
 脚本は、『トロイ』(2004年)、『ウルヴァリン X-MEN:ZERO』(2009年)のデヴィッド・デニオフ。   
 脚本家のデヴィッド・デニオフはなぜこんな脚本を書いちゃったんでしょうねぇ??最後のオチはちょっとだけ変わったオチが待っているものの、何の感想も抱かないオチです!
 
 「全然、驚けない!ビックリしない!感動しない!」

 始まって、30分くらいしてボブ・ホスキンスをライアン・ゴスリングが知っているって、言い出すあたりから一応、不思議な感じがしだすものの、
 
 「だから何??」
 
 その後は、50分くらい経ってからは、不快な意味の無いシーンの繰り返しの映像や、死んだはずの人や死んだ犬が出てきたりして、いや~な予感が・・・。

 いつものイヤ~な予感!!

 夢でした!
 主人公はすでに死んでいました!
 主人公が死ぬ前に観た幻でした!
 等々の禁断のオチは、やめて!!

 その後は、もう確信犯で観ていたら、少しだけ違っていたものの、禁断のオチの変則系なだけ!!
 「う~、観るのが辛かった・・・」
 主人公の彼女ナオミ・ワッツが自殺未遂者だったとか、そういう設定自体、必要でしたか??観客をミスディレクションするつもりでしょうけど、このオチなら、その設定自体不必要でしょう。例えて言うなら、フーダニットのミステリ映画だったら、「ラスト5分前に出てきた登場人物が犯人だった」みたいな感じ。

 映画で見せていたほとんどの設定や事象が無意味!無意味なコトを意味ありげに見せて良いんだったら、映画の中で何でも出来ちゃうでしょ。まぁ、いつものオチでなく、ヒネリが少しあったので、プラス10点で  10点

ステイ [DVD]
ユアン・マクレガー,ナオミ・ワッツ,ライアン・ゴズリング
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ダブルボーダー』DVD、Blu-Ray発売!

2013-10-12 23:44:38 | DVD新譜の記事

 2014年1月8日に、ウォルター・ヒル監督、ジョン・ミリアス原案、ニック・ノルティ、パワーズ・ブース、マイケル・アイアンサイド出演の1980年代的アクション映画の傑作『ダブルボーダー』(1987年)のDVDとBlu-rayが、キングレコードさんから発売になります!!

 初DVD化、初Blu-ray化の上に、なんと、フジTVの「ゴールデン洋画劇場」の吹替え音声つきでの発売です!!
 
 TV放映時の日本語吹替え音声つき!!
 
 メジャー会社の中で、日本語吹替え音声をつけるのに積極的でないワーナーも、古い作品をソフト化するときは、もう自社から発売しないで、キングレコードさんが発売してくれれば良いのにッ!!

 アクション映画が好きな映画ファンは、今から発売が楽しみですね!!
 自分も発売が、待ち遠しいです!!



ダブルボーダー【Blu-ray Disc】
ニック・ノルティ,パワーズ・ブース,マイケル・アイアンサイド,マリア・コンチータ・アロンソ,リップ・トーン
キングレコード

 

ダブルボーダー【DVD】
ニック・ノルティ,パワーズ・ブース,マイケル・アイアンサイド,マリア・コンチータ・アロンソ,リップ・トーン
キングレコード
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『画皮 あやかしの恋』チャイニーズ妖魔ストーリー

2013-10-12 23:15:15 | 香港映画

画皮 あやかしの恋
畫皮 PAINTED SKIN(2008年香港、中国、シンガポール)
 監督          ゴードン・チャン
 脚本          ラウ・ホーリョン
              エイブ・クォン
              ゴードン・チャン
 出演          ジョウ・シュン
              ヴィッキー・チャオ
              チェン・クン
              スン・リー
              ドニー・イェン
              チー・ユーウー

 ■ストーリー■
 秦から漢にかけての時代、将軍のワン・シェンは盗賊に捕らえられていた美しい女性シャオウェイを助け出し、身寄りの無いショオウェイを家に連れ帰るのだった。シャオウェイは、ワン・シェンの妻ペイロンと暮らし始めるが、実はシャオウェイの正体は狐の妖魔だった。
 ワン・シェンの妻の座を得ようとするシャオウェイは、妖術を使い誘惑していた。そんなとき、町では人間の心臓が切り取られ奪われる事件が起きていた。シャオウェイを愛するトカゲの妖魔シャオイーが、シャオウェイの美しさを保つために心臓を手に入れ、届けていたのだった。町中で起きている事件に疑問を持ったペイロンは、夫のかつての部下で、彼女の結婚を機に軍を辞め流浪の剣士となっていたパン・ヨンに相談するのだった。一方、町で起きている事件が、妖魔が起こしていると聞き、降魔師シア・ビンも町にやってくるのだった。

 ■感想■
 ジョウ・シュン、ヴィッキー・チャオ、チェン・クン主演のゴーストストーリー。
 2008年の作品ですが、なかなか公開されず、日本では2009年に沖縄国際映画祭で公開されたあと、2012年まで一般公開されませんでした。
 最近は、韓流の作品に押されてか、はたまた、TVドラマに押されてかDVDスルーの作品を含め、レンタルでも香港映画で観れる作品がぐっと減っちゃいましたね。

 今作は第28回【香港電影金像奨】で撮影賞、主題歌賞を受賞しました。
 こんな風に香港電影金像奨にからんだ作品でも、なかなか公開されないんですね!
 
  原作は中国の清時代、蒲松齢(ほ・しょうれい)によって書かれた短編小説集「聊斎志異」(りょうさいしい)の1篇で、レスリー・チャン、ジョイ・ウォン主演で映画化された『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』(1987年)、今作と同じくゴードン・チャン監督の『チャイニーズ・フェアリー・ストーリー』(2011年)も同じ原作の1篇を映画化したらしいです。
 今作が大ヒットしたんで、『チャイニーズ・フェアリー・ストーリー』が製作されたんでしょうねぇ。『チャイニーズ・フェアリー・ストーリー』は、ランニングタイムが、2時間超えの125分と香港映画としては、かなり長めの作品でしたけど、今作は、ちょうど良い長さの103分です!

 感想としては、いつもの香港映画って感じです!
 ランニングタイムも103分なので、テンポ良くアッという間に観るコトが出来ました。
  妖魔なのに人間ワン・シェンを愛したシャオ・ウェイ。
 ジョウ・シュンを愛するため殺人をくり返すトカゲの妖魔シャオイー。
 ワン・シェンの妻ペイロンを秘かに愛する剣士バン・ヨン。
 いくつもの、報われることのない愛が描かれていきます!
 普通だったら、ワン・シェン、ベイ・ロン、シャオ・ウェイの3人の3角関係?が描かれるだけだろうに、手際良く、魅力的なキャラクターを登場させ物語に絡ませていきます!

 さすが香港映画!
 この内容で103分!
 ハリウッドだったら2時間超え確実です!
 
 妖魔のジョウ・シュンですが、観ている間に、だんだん感情移入していっちゃいます!良く考えると、美しさを保つために、関係無い人間を、彼女を愛するトカゲの妖魔が殺しまくったり、奥さんのベイ・ロンを落としいれたりしているんで、けっこうひどいことしてるんですけどね。
 あまりのキレイさにだまされちゃいそう!!

 香港映画があまり好きでない映画ファンでも、ファンタジー映画やエンターテイメント作品が好きな映画ファンなら楽しく観れます!香港映画が苦手な映画ファンこそ観て欲しいです!!  75点

画皮 あやかしの恋 [DVD]
ジョウ・シュン,ヴィッキー・チャオ,チェン・クン,ドニー・イェン,スン・リー
マクザム

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『レッドナイト』アレゴリー・オブ・ドラゴンナイト

2013-10-11 00:14:27 | ファンタジー/剣と魔法

レッドナイト
RENCONTRE AVEC LE DRAGON(2003年フランス、ルクセンブルグ)
 監督          エレーヌ・アンジェル
 脚本          エレーヌ・アンジェル
              ジャン=クロード・ジャネール
              アニエス・ドゥ・サシー
 出演          ダニエル・オートゥイユ
              ニコラス・ノーレ
              セルジオ・ロペス
              エマニュエル・ドゥヴォス
              ジルベール・メルキ

 ■ストーリー■
 はるか昔、竜はあらゆるところに火を吹き、人間の勇気を試したのだった。竜の放つ火に挑む者は「竜に選ばれし者」ギョーム・ド・モントバンは15歳のとき、燃えさかる炎から友人のラウルを救い出した。竜が微笑む火の前で、死の恐怖を味わったのであった。鎧のおかげで一命は取り留めたものの、鎧が肌に張り付き皮がはがれてしまった。月日が流れ、ギョームの武勇伝は赤い竜の騎士「レッドナイト」として語りつがれた。昼も夜も決して、鎧を脱がない孤高の騎士、不死身の騎士ギョームだったが、第1回十字軍遠征のあと、金の亡者と成り果てた。しかし、その真実を知る者はいなかった。
 メスプレードに刺されたギョームだったが、生き返り、彼にあこがれる少年フェリックスと出会い旅をすることにするのだった。教皇の寵愛を受けていたが、逃げ出したため教皇の逆鱗に触れ、賞金を賭けられた女たらしの詩人ユーグを引き渡すのが旅の目的であった。家に戻ったギョームは、彼が妻を殺したため、夜になるとイノシシに変身する友人ラウルを連れ、旅を続けるのだった。しかし、ギョームを殺そうと敵視する騎士メスプレードも、ユーグを追っていたのだった。

 ■感想■
 ダニエル・オートゥイユ主演のファンタジー騎士物。
 DVDのパッケージから、アクション活劇系かと思いきや、なんと活劇らしいシーンは最後の方に出てくるだけ!しかも、宿敵メスプレードとの対決も、どうなったのか不明のまま、ラストに突入!
 
 「え~、何、この終わり方??」
 って感じ。
 
 アクション活劇を観たときに感じるカタルシス度無しの展開!
 DVDのパッケージ、カッコ良すぎ!爆発シーンのあるアクション映画のパッケージは、どうせ、こんなシーン無いんでしょ!って感じで、騙されませんが、今作はまさに騙されちゃいました!
 低予算でも、剣戟シーンは十分にあるんだろう。って思って観ていたら、剣で戦うシーンは、ほとんど無し!
 最初、ダニエル・オートゥイユが森の中にいるシーンも、すでに戦いは終わっていて死屍累々状態!さすがヨーロッパ映画です!ハリウッドだったら、延々と決闘シーンを見せて、映画全体が長くなっちゃいますからね。

 友人ラウルがイノシシになってしまうとか、なぜかファンタジー度★★★★な展開があるものの、変身シーンなどのVFXは一切無し!音だけの処理!さすが、フランス映画!また、ラウルの殺された奥さんのイザベルの幽霊が出てきたりするのに、今作の世界はファンタジー映画の世界なのに、主人公ギョームが不死身なのかどうかは不明のまま。
 画面上にドラゴンも出てこなければ、剣で戦う活劇シーンも必要最小限!
 幽霊が出てくるんで、この世界ではドラゴンとかいるんでしょうね。
 剣戟映画ファンや、ファンタジー映画ファンにも媚びを売るつもりの無い作風!
 

 中世を舞台にした騎士物なのに、中世を感じさせる大きなセットなどもなく、登場人物たちが騎士や昔の人々の衣装を着ているだけというシンプルさなのに、自然の中に大量の中世のコスチュームを着ている姿は、けっこう印象的!
 ラストの教皇がいる海辺のシーンとかかなりアートを感じさせます。
 「予算がなければ、映画的な美術っぽい絵で見せろ!」
 ってところでしょうか??

 でも、つまらない作品かと聞かれれば、はっきり違うと言える作品です。
 ランニングタイム105分、だれることもなく、楽しく観るコトができますしね! 
 ファンタジー騎士物が好きな映画ファンは1度は観ておいた方が良いかも!!65点

レッドナイト [DVD]
ダニエル・オートゥイユ,ニコラス・ノーレ,セルジ・ロペス,エマニュエル・ドゥヴォス
アットエンタテインメント

      

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『クリーンスキン 許されざる敵』地味、長すぎイギリスアクション

2013-10-02 22:50:52 | 犯罪/アクション

クリーンスキン 許されざる敵
CLEANSKIN(2012年イギリス)
 監督          ハディ・ハジェイグ
 脚本          ハディ・ハジェイグ
 出演          ショーン・ビーン
              シャーロット・ランプリング
              アビン・ガレヤ
              タペンス・ミルトン
              ジェームズ・フォックス

 ■ストーリー■
 イギリスのエージェント、イワンは、警護の任務に失敗、警護していた人物は殺され、爆破物も奪われてしまうのだった。その後、その爆破物が使用されたと思われる爆破テロが起き犠牲者が出る事件が起きるのだった。任務の失敗したイワンは、若いエージェント、マークとコンビを組まされ、捜査を開始するのだった。一方、数年前、弁護士を目指すイスラム教の青年アッシュはイギリス人の恋人とケンカ別れをして傷ついているところにイスラム教徒と思われる人物が接近してくるのだった。

 ■感想■
 ショーン・ビーン主演のテロの脅威を描く犯罪ドラマ。
 主人公ショーン・ビーンの活動とともに、テロリストになっていく青年アッシュが延々と描かれていきます。こういう犯罪・アクション系の作品としては、このドラマ部分を、ちょっと丁寧すぎるくらいに描いているために、映画がだれる原因になっています。
 
 ただ、今作の原題は“cleanskin”だし、監督&脚本のハディ・ハジェイグは、この青年アッシュを描きたかったんでしょうねぇ。
 ちなみに、cleanskinとは、英語で前科のない者のことだそうです。前科の無い青年が、組織に選らばれ、徐々にテロリストになっていく過程を描きたかったんでしょうねぇ。

 それにしても、この内容でランニングタイム100分は長すぎ!
 この内容なら、せめて70分くらいにしないと・・・。
 70分でも長い気がしますけどね。
 
 青年アッシュを描きたかったんでしょうけど、アッシュを描く時間が長すぎて、今作がドラマなのか、犯罪物なのか、アクション映画なのか、良く分からなくなってしまう感じ!
 1970年代後半から1980年代前半まで本国イギリスで放映された傑作TVシリーズ「特捜班CI☆5」の1エピソードの方が、1000倍面白くて、テンポが良くて面白いです!
 「特捜班CI☆5」だったら、この内容+もう少し見せ場があって、50分ですんじゃいますからね!

 う~ん、監督のハディ・ハジェイグは若そうだから、「特捜班CI☆5」とか知らないかもしれないですけど、今作はテンポ悪すぎでランニングタイム長すぎ!
 

 あと30~35分カットして!!長すぎ!! 


 主人公のショーン・ビーンも冒頭から警護の任務に失敗しちゃうあたり、こういう作品の主人公に向いていないです!こんな仕事が出来ない主人公、アクション映画の主人公としてイヤだなぁ。
 結局、ストーリーはいつものイギリス映画と同じく、悪いヤツは自分の上司みたいな展開も、オーソドックスすぎ! 30点


クリーンスキン~許されざる敵~ [DVD]
ショーン・ビーン,シャーロット・ランプリング,アブヒン・ガレヤ,トゥペンス・ミドルトン,ピーター・ポリカープー
アメイジングD.C.

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ヘイロー4 フォワード・オントゥ・ドーン』シューティングゲーム映像化

2013-10-01 08:15:40 | SF

ヘイロー4 フォワード・オントゥ・ドーン
HALO4 FOWARD UNTO DAWN(2012年アメリカ)
 監督          スチュワート・ヘンドラー
 脚本          アーロン・ヘディング
              トッド・ヘディング
 出演          トム・グリーン
              アンナ・ポップルウェル
              エニシャ・ブリュースター
              メーサム・ホールデン

 ■ストーリー■
 反乱軍と戦争中の近未来、UNSCの士官候補生トーマス・ラスキーは、仲間と強調できず、命令に背き仲間たちに迷惑をかけていた。ある日、ラスキーは見事な作戦をたて、演習で功績をあげるのだった。しかし、ラスキーはコールドスリープに対する薬剤のアレルギーがあることが見つかり、除隊することになるのだった。そんなとき、空からエイリアンが攻めてくるのだった。

 ■感想■
 大人気のシューティングビデオゲーム「Halo」の映像化作品。
 “Halo Waypoint、you” “tube Machinima Prime”で配信されたムービーの5つのエピソードをまとめた作品のようです。
 ビデオゲーム「Halo」といえば、一時ピーター・ジャクソン監督で映画化されるという企画もありましたけど、結局、その企画はぽしゃって、映像化されたのはこんな感じになっちゃたんですね。
 
 ネットで配信された映像化作品としてなら、それなりに楽しめる作品にはなっているんでしょうけど、1本の映画としては微妙なデキです。
 第一、ゲームを知らない観客は置き去り状態なのもちょっとね。
 「オープニングとエンディングのCGの少女は誰??」
 って感じです。

 全体の雰囲気は、ポール・ヴァホーヴェン監督の『スターシップ・トゥルーパーズ』(1997年)を1/50くらいに薄めた感じの作品です。
 『スターシップ・トゥルパーズ』の魅力的な風刺的な部分を一切無くして、主人公の紹介や戦闘シーンだけで90分の映画を作りました!ってところでしょうか??
 まぁ、ビデオゲームの紹介みたいな作品にあれこれ言ってもしょうがないんですけどね。
 
 
 それにしても、映像化作品としては、もう少しストーリーを練って欲しかった気もしちゃいますね。
 士官候補生として悩む前半部分と、エイリアンの攻撃を受ける後半部分がバラバラ!
 「今までの、うだうだ悩んでいたのは何だったの~??」
 って、観てる人が突っ込むため??

 主人公のライバルになりそうな士官候補生も、エイリアンにあっさりやられて、あっというまに、主人公たち4人だけが生き残る展開に、ちょっと呆然としている間も、ストーリーは進んで、あっという間にラストに!
 生き残った4人も、軍事アカデミーで生き残った4人でなく、惑星で生き残った4人って、あまりにもあっという間にエイリアンにやられちゃったのね・・・。 

 突如、主人公たちを助けに現れたマスタチーフって、何なんですか??あんなに強い軍隊がいるなら、もう少し抵抗できたのでは??

 ビデオゲーム「Halo」のファンや、SF戦争アクションが好きな映画ファン向けですね。 40点


Halo4:フォワード・オントゥ・ドーン [DVD]
トム・グリーン,アナ・ポップルウェル,マイク・ドゥパド,ダニエル・クドモア,マサム・ホールデン
東宝




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする