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『猿の惑星 創世記ジェネシス』猿の森

2012-02-26 22:58:14 | SF

猿の惑星 創世記ジェネシス
RISE OF THE PLANET OF THE APES(2011年アメリカ)
 監督          ルパート・ワイアット
 脚本          リック・ジャッファ
              アマンダ・シルヴァー
 出演          ジェームズ・フランコ
              フリーダ・ピント
              ジョン・リスゴー
              ブライアン・コックス
              トム・フェルトン

 ■ストーリー■
 サンフランシスコの製薬会社ジェネシスでアルツハイマー病の治療薬の研究をする科学者ウィルは、開発中の新薬ALZ112を投与したチンパンジーの知能が驚異的に発達したことを成果発表する。しかし、その発表中に、そのチンパンジーが暴れ出し、研究所は大騒ぎになり、チンパンジーは射殺されてしまうのだった。このため、この新薬の開発は中止になってしまうのだった。その後、チンパンジーが妊娠しており、子どもを出産したため、赤ん坊を守るために暴れたことが判明するのだった。ウィルは赤ん坊のチンパンジーを引き取り、シーザーと名付け育てることになるのだった。健康的な脳をもったシーザーに母親に投与したALZ112の効果が遺伝し、驚異的な学習能力をもち、成長していくのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□

 ■感想■
 ロッド・サーリングが脚本を書いた傑作SF『猿の惑星』(1968年)のエピソード1的な作品。
 オリジナルのシリーズでも、『新・猿の惑星』(1971年)、『猿の惑星征服』(1972年)で、猿が人類を支配するキッカケになる出来事は描かれていましたけどね。
 「猿の惑星」はティム・バートン監督で、2001年に『PLANET OF THE APES猿の惑星』としてリメイクされましたけど、見事にどうしようも無い作品になり、シリーズ化出来なかったので、またまた新たなスタートを描いていきましょう!ってコトなんでしょうかね??

 オリジナルの5作品で十分なんで、もう「猿の惑星」はリメイクしないで欲しいですね。公開されるたびに観るコトになっちゃうので、もう止めて欲しいの一言につきます。
 今作も「猿の惑星」でなく、動物パニック物として観れば十分面白い作品に仕上がっているんですけどね。でも、「猿の惑星」シリーズのリメイクで、今作がヒットしたら、それこそ新たな「猿の惑星」のシリーズ化でも狙っているのかなぁ??とか思って観ると、それだけで、評価が厳しくなっちゃいます。正確には『猿の惑星』のリメイクっていうより、『猿の惑星征服』からインスパイアされた作品ってコトなんでしょうかね??

 「猿の惑星」の起源を描くっていうから、てっきり、未来を舞台にしたSF映画だと思って、今作を観たら、現代が舞台なんですね。
 最後は主人公のシーザーがサンフランシスコの森に逃げ込んで終わりなんで、「猿の惑星」じゃなくて、「猿の森」じゃん!って思っちゃいました。あれだけの騒ぎを起こしたんだから、すぐに軍隊が出てきて、森を焼き払って終わっちゃいそうですよね。
 サンフランシスコの街で暴れまわる猿の数も多すぎでしょ!保護センターにいた猿と動物園にいた猿だけのはずなのに、あっと言う間に何百匹にも増えたように見えました。映画的には、あれだけ猿がいた方が、良いんでしょうけど、自分はちょっと興ざめでした!


 とか、思って観ていたら、まだ続きがありました!主人公の友達はすぐにウィルスで死亡したのに、くしゃみがかかった隣の家のオヤジさんは、元気に仕事に行っちゃいましたよね。
 「えーっ、そんなのオカシイ!」
 まぁ、そうしないと「猿の惑星」にならないですからね。それにしてもALZ113って、そんなに強いウィルスなんですか??1人のパイロットがウィルスを持っているだけで世界中に広まっちゃうなんて!!

  「猿の惑星」シリーズをいつまでネタにして映画化するんでしょうねぇ。 50点


猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2枚組DVD&ブルーレイ&デジタルコピー(DVDケース)〔初回生産限定〕
ジェームズ・フランコ,フリーダ・ピント,ジョン・リスゴー,アンディ・サーキス
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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『夜の訪問者』DVD発売!ニュープリント、日本語音声つき!

2012-02-24 21:24:21 | DVD新譜の記事

 IVCさんより、2012年2月24日にチャールズ・ブロンソン主演、リチャード・マシスン原作、テレンス・ヤング監督の1970年代の代表的なサスペンス映画『夜の訪問者』(1970年)のDVDが発売になります。
 廉価版が、他社から発売になっていますが、今回の発売は、

 ★ニュープリント!
 ★TV放映時の日本語吹替え音声つき

 での発売です!定価は5040円と少し高めですけど、日本語吹替え音声と、キレイな画像で観れるなら、もう自分は買います!

 自分的には、VHSの3倍モードをダビングしたような汚い画像や、日本語音声の無い作品は、たとえ、500~1500円でもあんまりウレシク無いですからね。

 IVCさんの、日本語吹替えつきDVD発売すごくウレシイです!今後も、この調子で日本語吹替えつきの作品、発売して欲しいですね。

夜の訪問者 ニュープリント版 [DVD]
チャールズ・ブロンソン,ジェームズ・メイソン,リヴ・ウルマン,ジル・アイアランド
IVC,Ltd.(VC)(D)
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『アジョシ』沈黙の質屋

2012-02-06 00:05:58 | アクション

アジョシ
THE MAN FROM NOWHERE(2010年韓国)
 監督          イ・ボンジョム
 脚本          イ・ボンジョム
 出演          ウォン・ビン
              キム・セロン
              キム・ヒウォン
              タナヨン・ウォンタラクン

 ■ストーリー■
 雑居ビルで質屋を営む、寡黙で孤独な男テシクのもとに、隣の部屋に住む少女ソミは、ちょくちょく来て過ごしていた。ソミの母親はダンサーで、母親と2人で暮らすソミもさびしく過ごし、テシクを慕っていたのだった。そんなある日、麻薬中毒のソミの母親が、マンソク、ジョンソク凶悪な兄弟たちの組織から麻薬を盗み出してしまうのだった。組織は、すぐに盗んだ犯人をつきとめソミの母親のところへやってくるのだった。組織はソミの母親がテシクに預けたカバンを取り戻そうと質屋にやって来るのだった。しかし、テシクは組織の人間を返り討ちにするのだった。しかし、ソミと母親を捕らえられてしまいテシクはカバンを渡すのだった。組織はテシスが今回の事件に関わっていると思い込み、テシスを罠にはめようとするのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□

 ■感想■
 ウォン・ビンが心に傷を持った元特殊部隊員を演じた韓国製アクション映画。
 
 実は、あんまり韓国映画は好きじゃないんですけど、ひっそりと暮らす元特殊部隊の男が、隣の家の少女のために戦うっていう設定だったら、もう観るしかないですよね。
 自分は、この“セガール度 ★★★★★” な設定だけで、期待度120%状態になっちゃいます。
 実際、主演がスティーヴン・セガールで、アメリカでリメイクしても、全然大丈夫な感じで映画が進んでいきます!ウォン・ビンが、蹴る!殴る!倒す!斬る!撃つ!
 このアクション映画ファンおなじみの単純な設定のおかげで、楽しく観るコトができました!
 「面白い!面白い!」
 普通に面白かったです!
 今まで自分が観た韓国映画で面白いと思った作品は、アクションシーンがしつこすぎの『シュリ』(1999年)と、アンドリュー・ラウが監督、フェリックス・チョンが脚本をリライトした、ほとんど香港ノワールの『デイジー』(2006年)くらいでしたけど、今作は、その次あたりに面白かったです。まぁ、もともと、韓流の映画は観ていないので、面白い作品はもっともっとあるのかもしれないですけどね。

 でも、今作はアクション映画ファンは大喜びで観れる作品になっています!本当に、スティーヴン・セガールが主演で、ハリウッドでリメイクして欲しいくらいです!
 
セガール映画のように、主人公が向かうところ敵なしで、ほとんど無敵ではまずいと思ったのか、ベトナム人のスゴ腕の用心棒をライバル役として登場させています。
 この用心棒がスゴいのは、対立する組織を単独で壊滅させるシーンがあるので分かりますけど、キャラクターの設定で、もっともっと説明して欲しかったですね。元特殊部隊とか用意しといてくれたら良かったのに。
 ベトナム人の用心棒っていう設定よりも、元スペッナズとか、元シールズとかの設定の用心棒とかだったらもっと盛り上がったのにね。

 今作も、もっと宣伝すれば観るアクション映画ファンが増えるかも??
 「この質屋、最強!」とか言って、TV宣伝をたくさん入れれば観る映画ファンが増えるかも??

 でも、普通に面白い今作ですが、ラストがいかにも普通のドラマファンを意識したような展開でちょっと興ざめでした。スティーヴン・セガールの作品のように、組織をぶっ潰して終わりで良かったのに、なぜか警察に連行されるシーンまでくっつけちゃって、アクション映画ファンの自分的にはマイナス20点って感じです。
 ここまでリアルでない設定で、展開していたのに、なぜかラストは、ちょっと現実に引き戻すって、どういうコトなんでしょう?
 ノーテンキに終わっちゃいけないっていうのは、監督や脚本家のアクション映画に対する意識の違いなんでしょうかね?? 65点

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ウォンビン,キム・セロン,キム・ヒウォン,キム・ソンオ,キム・テフン
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