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映画感想のブログ!!
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『マーシャル博士の恐竜ランド』 ウィル・フェレルのファンにはオススメ

2024-02-21 00:12:02 | コメデイ

マーシャル博士の恐竜ランド
LAND OF THE LOST(2009年アメリカ)
 監督:ブラッド・シルバーリング
 脚本:クリス・ヘンチー
    デニス・マクニコラス
 原案:シド・クロフト
    マーティ・クロフト
 出演:ウィル・フェレル
    アンナ・フリエル
    ダニー・マクブライド
    ヨーマ・タコンウ

 ■ストーリー■
 タキオン理論のタイムワープの研究を行うリック・マーシャル博士は学会からは相手にされていなかった。そんなマーシャル博士を信じる助手ホリーと、ついにタイムマシンを完成させることに成功する。不思議な化石を発見した荒野で道案内のお土産屋ウィルとともにタイムワープして異次元へと旅立つのだが、、、。

 ■感想■
 1970年代にヒットしたTVドラマ””をウィル・フェレルを主人公にしてリメイクしたコメディ映画。
 1990年代にもTVドラマとしてリメイクされ第1シーズンが「恐竜王国」(1991年)のタイトルで、第2シーズンは「恐竜帝国」(1993年)のタイトルで、当時ビデオリリースされたようです。
 過去に行くのかと思ったら、別の次元のような異世界に行ってしまいます。

 すごーく面白そうなのに、、、ごくごく普通のレベルの笑いの作品です。
 大きな蚊みたいな虫に刺されちゃうとか、T-REXがすごーくジャンプしたりして自分たちのところに来たりとか、ゲラゲラ笑えなくても、ニヤニヤぐらいはできるかも、、、。
 
 ランニングタイム102分で、2時間枠の地上波の映画劇場で放映するのにちょうど良い長さの作品なので、TV東京「午後のロードショー」で何も考えずに観るのに良いような作品です!!
 本当に何も考えずに、、絶対に笑おうとか思わないで観た方が楽しめるはず。
 ウィル・フェレルの作品が好きな映画ファンなら、十分楽しめるはずです!! 
 この”ウィル・フェレルの作品が好きな映画ファンならば、、”というところが重要なポイントです!!
 ウィル・フェレルの笑いが好きじゃない映画ファンには厳しいかも??

 製作費1億ドルの超大作なのに、ウィル・フェレルだのみ(まかせ)の作品ってどうなんでしょう??
 2009年で、1億ドル!!
 2009年に1億ドルあったら、ジョン・カーペンター監督に3本映画撮って欲しい!!
 今作は2010年のゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)に多数ノミネートされました。(受賞も、、、)

 【ラジー賞】2010年
   ワースト俳優賞(ウィル・フェレル) ノミネート
   ワースト・スクリーン・カップル賞  ノミネート
   ワースト助演俳優賞(ジョーマ・タクーン) ノミネート
   ワーストリメイク・リップオフ・続編賞 受賞
   ワースト監督賞 ノミネート
   ワースト作品賞 ノミネート
   ワースト脚本賞 ノミネート

 こんなにたくさんノミネートされなくても、、と思いますけど、ラジー賞も本当にひどい作品は相手にもされないから名誉と言えば名誉ですね、、。
 
 ウィル・フェレルに頼りっきり度       ★★★★
 ウィル・フェレルのファンなら観てもOK度  ★★★★
    ウィル・フェレルのファン以外には厳しい度  ★★★★

 

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『ゴー!ストップ・バスターズ』 こんなタイトルつけないでも十分面白い!!

2023-12-25 00:33:43 | コメデイ

ゴー!ストップ・バスターズ
EXTRA ORDINARY.(2019年アイルランド、ベルギー)
 監督:マイク・エイハーン
    エンダ・ラフマン
 脚本:ダミアン・フォックス
    メーヴ・ヒギンズ
    マイク・エイハーン
 出演:メーヴ・ヒギンズ
    バリー・ウォード
    ウィル・フォーテ
    クローディア・オドハティ

 ■ストーリー■
 死んだ母親ボニーが起こす軽いポルターガイスト現象が起きているマーティン家で、ある日悩んだ娘のサラの提案で霊能力者ローズを呼ぶことに。子どもの頃霊能力を使用して誤って父親を殺してしまいトラウマになっていたローズは霊能力者の仕事はしていないと断るのだが、、。
 しかし、一方、妻のクローディアのせいで生贄の少女が爆発してしまい、悪魔を呼び出すため、急遽処女が必要になった悪魔崇拝するロックスター、クリスチャン・ウィンターはマーティン家のサラに目をつけていた。
 生贄のターゲットにされたサラはベッドの上で空中浮遊してしまうのだった。困ったマーティンは、ローズに連絡を入れて、サラを助けてくれるよう頼むのだったが、、。

 

 ■感想■
 各国の映画祭で賞を受賞、ノミネートされたコメディホラー映画。
 コメディですが、基本、オカルト映画の基本は守っているので、ホラー映画としても十分面白い作品になっています!!
 
 主な賞をあげると、、

 【ブリュッセルファンタジー国際映画祭】2019年
  銀のカラス賞(審査員賞)、受賞
 【シトヘス・カタルーニャ国際映画祭】2019年
  観客賞(監督)、優秀ヨーロッパファンタジー長編作品賞、受賞
 【トリステSF映画祭】2019年
  観客賞(監督)、脚本賞、優秀コメディ賞(監督)、優秀悪役賞(ウィル・フォルテ)、優秀革新的作品賞、受賞
 【ブカレスト優秀コメディ映画祭】2020年
  作品賞、ノミネート
 【ダブリン批評家サークルアワード】2019年
  最優秀アイルランド映画賞、受賞
 【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】2021年
  最優秀新人作品賞、最優秀助演賞(ウイル・フォルテ)、ノミネート
 【ファンタジー・フィルムフェスト】2019年
  最優秀新人(&2作品目)作品賞、ノミネート
 【ガルウェイ・フィルム】2019年
  最優秀アイルランド作品賞、受賞
 【アイルランド映画・テレビ・アワード】2020年
  最優秀俳優賞(バリー・ウォード)、優秀作品賞、優秀監督賞、ノミネート
 【ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭】

 等々、、。有名な映画祭でも受賞している作品です!!
 受賞、ノミネートが多すぎるので、これだけで字数かせぎして、感想、終わり、、みたいな感じに。

 この数、すごすぎ、、。

 有名なファンタジー映画祭でも賞にノミネート、受賞しているだけあって、途中だれることもなく、最後まで面白く観れました!!
 ランニングタイムも94分と短めの作品なので、だれようもないですが、、。
 
 アメリカのコメディ映画ほどではないですが、少しの下ネタ、なぜか少しだけあるゴアシーン、でも、基本はユルユルみたいな絶妙なバランスで楽しく観れました!!

 
 マーティン・マーティンがエクトプラズムを集めるシーンとか、コントみたいでつい笑っちゃいました。
 
 最後の方のサラが返されちゃうオチは、想像つきましたけど、ありがち展開なんで全然OKで楽しめました。

 こういう楽しい作品を観るとついついうれしくなっちゃいます。

 ホラーコメディのバランスの良さ度 ★★★★
 ホラー映画好きなら楽しめる度   ★★
 タイトルで損しちゃってる度    ★★★★★

 

 

 

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 ■日本語吹替版キャスト■

 ローズ         :浅井 晴美
 マーティン       :松川 裕暉
 クリスチャン・ウィンター:村井 雄治
 ヴィンセント      :真木 駿一
 クローディア      :大谷 理美
 セイラ         :希山 明里
 サラ          :北村 さちこ
 ウォルシュ       :庄司 然
 ジャネット       :上門司 真奈美
 ノリーン        :大山 郷子


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『ウィー・ハブ・ア・ゴースト』 ホラーでなくドラマ、、コメディタッチの、、。

2023-12-18 23:54:00 | コメデイ

ウィー・ハブ・ア・ゴースト』(別題:『屋根裏のアーネスト』)
WE HAVE A GHOST(2023年アメリカ)
 監督:クリストファー・ランドン
 脚本:クリストファー・ランドン
    ジェフ・マノー
 出演:ジャヒ・ディアロ・ウィンストン
    アンソニー・マッキー
    デヴィッド・ハーバー
    エリカ・アッシュ
    イサベラ・ラッソ
    ティグ・ノタロ
 
 ■ストーリー■
 ある晩、郊外の家から住人が悲鳴をあげ家から逃げ出すのだった。1年後、その家に引っ越してきたプレスリー一家。
 いやいや引っ越してきた中学生のケヴィンは、屋根裏で幽霊が出現する現象に遭遇、怖がるどころか、この現象を喜びスマホでその幽霊の出現する画像を撮るのだった。その後、学校で隣の家に住むジョイと仲良くなるケヴィンは、幽霊のシャツに書いてあった名前から幽霊の名前がアーネストだということを知るのだった。
 幽霊との接触を続けていると、兄のフルトンにスマホの映像を見られ、幽霊の存在が明らかになってしまうのだった。父親のフランクはこの動画をweb上にアップしてしまうのだった、、。

 ■感想■
 『ハッピー・デス・デイ』(2017年)、『ハッピー・デス・デイ 2U』(2019年)、『ザ・スイッチ』(2020年)のクリストファー・ランドン監督のホラー映画。
 『ハッピー・デス・デイ』を検索していたら、今作が出てきたので鑑賞しました。

 NETFLIX配信の作品ですが、『屋根裏のアーネスト』で探しても出てこないので、調べたら原題のまま『ウィー・ハブ・ア・ゴースト』のタイトルで配信されていました(2023年12月18日現在)。
 探すのに時間がかかっちゃました。
 
 デヴィッド・ジャンセン主演、ロモロ・グエッリエリ監督のTVの地上波の映画枠で放映されたイタリア映画『邪魔者を消せ!』(1978年)は、その後、『黒の標的』『オペレーション7』とソフト化されるたびにタイトルが変わって、間違えて2度観ちゃいました、、、。
 タイトルがソフト化されるときや、再公開されるときに変わることは良くあるんで、気にならないですが、探すのにほんの少しだけ時間かかっちゃいました、、。まさか配信されたばかりの作品でタイトルが変わっているとは思いませんでした。
 ネットで調べたらすぐに分かったんですが、、。


 幽霊は出てくるものの基本はファミリームービー的なヒューマンタッチなノリの作品です。
 『ハッピー・デス・デイ』はコメディタッチではあったものの、タイムループを描いたSci-Fi映画でミステリー要素もあってすごく面白かったので、今作も期待して観たのですが、、。
 本当にアメリカ映画のファミリー路線の作品で期待と違っちゃってました。

 ファミリームービーで、コメディタッチの作品でランニングタイム126分と、かなり長め!!
 期待した作品とは違っていましたが、全然だれずに楽しく観れました。
 126分、全然だれない!!これはすごいッ!!
 70分でも観続けるのがツライ作品が多いのに(普段観るZ級の作品です、、)
 
 楽しく観れる作品なんで全然OKなんですが、最初からファミリームービーってわかっていればもっと楽しく観れたのに。
 
 ファミリームービーチックなんで、基本H系なシーンやセリフもなく、小さなお子さんと一緒に観れます。

 ファミリームービー度     ★★★★★
 小さな子も観れるコメディ度  ★★★
 2時間楽しく映画観れる度     ★★★

 こういうほのぼのした作品もたまには良いですね。
 でも、幽霊のアーネストが誕生した経緯とかを考えるとかなりひどい話で、手放しでは笑っていられる作品ではないんですが、、。犯人身勝手すぎです!!
 
 
 

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『唐人街探偵 THE BGINNING』 シリーズ1作目が1番面白い。

2022-06-18 11:22:11 | コメデイ

唐人街探偵 THE BIGINNIG
(2016年東京中国映画週間題:『僕はチャイナタウンの名探偵』)
 監督:チェン・スーチェン
 脚本:チェン・スーチェン
 出演:ワン・バオチャン
    リウ・ハオラン
    トン・リーヤー
    シャオ・ヤン

 ■ストーリー■
 警察学校の試験で面接で不適切な発言をして不合格となったチン・フォンは叔父タン・レンが住むタイへ旅行に行くことに。
 タン・レンはバンコクの中華街で探偵をやっていた。刑事コン・タイからの依頼で色んな仕事をしていた。タン・レンが依頼を受けたソン・バットが殺される事件が発生し、現場から金塊が盗まれるという事件が起きていた。コン・タイと次期警察署長の座をめぐり争う刑事ファンは、監視カメラの映像からソンが最後に会ったタン・レンが犯人と決めつけ逮捕しようとするのだが、、、。


 ■感想■
 中国で大ヒットし、シリーズ3作目『唐人街探偵 東京MISSION』(2021年)が2021年7月に劇場公開された”唐人街探偵”シリーズの1作目。
 
 シリーズ3作目は東京が舞台だし、日本の俳優たち、妻夫木聡、長澤まさみ、三浦友和、浅野忠信、鈴木保奈美、染谷将太等々が出演してるっていうのもあるのでメジャーに劇場公開しましたけど、、。
 
 1作目の『唐人街探偵 THE BEGINNING』は2016東京・中国映画週間で『僕はチャイナタウンの名探偵』のタイトルで上映されました。
 
 その後上映されたあと、なぜかDVD化されず、、。

 3作目が後悔されたときにソフト化すれば良かったのに、。 

 でも、そういうところで上映されただけだと多くの映画ファンは見逃したままのはず、、。
 ちなみに、2作目の『唐人街探偵 NEW YORK MISSION』(2018年)は2021年11月に公開さました。
 
 シリーズ化されることになった第1作目ですけど、かつて香港映画のアクションコメディが持っていた面白さとパワーを感じさせる作品でした。
 
 全然、期待していなかったのが幸いしたのか、けっこう楽しく観れました!!
 
 主人公の叔父タン・レンを演じているワン・パオチャンもいいかげんな役を楽しそうに演じています。


 登場人物たちがふざけているようなアクションシーンや、タン・レンが疑われる原因となった殺人事件のミステリー要素は高いですし、。
 ミステリー映画と言っても、通用するくらいのミステリー度です。かなりライトではありますけど、、。
 舞台がタイなのも、なんかかつての香港映画みたいな感じで良い感じです。

 映画後半のチェイスシーンとかまりにもバカバカしくて思わず「クスッ」って。

  ミステリー度 ★★★★
  コメディ度  ★★★
  アクション度 ★★

 1990年代くらいまでの香港映画が好きな映画ファンは楽しく観れる(かもしれない、、)。
 
 シリーズを追うごとに普通の映画になっていくので、自分は1作目が1番好きです。
 
 

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『Mr.&Mrs.スパイG』

2021-03-19 23:50:28 | コメデイ

Mr.&Mrs.スパイG
SPY INTERVENTION(2020年アメリカ)
 監督:ドリュー・マイルレア
 脚本:マーク・ファミリエッティ
    レーン・ギャリソン
 出演ドリュー・ヴァン・アッカー
   ポッピー・デルヴィーニュ

 ■ストーリー■
 優秀なスパイ、コーリーはパムと出会い、スパイを引退、パムと結婚する。ある日、組織の同僚に呼び戻されるのだが、、。

 □■□ネタバレなし□■□
 今作『Mr.&Mrs.スパイG』を面白いと思った方や、どんな映画にも必ず良いところはあると思っている方は読まないで下さい!!

 ■感想■
 似たようなタイトルの作品で、ジェフ・ギャフニー、アイラ・フィッシャー演じる夫婦の隣の家にジョン・ハムとガル・ガドット演じるスパイの夫婦が引っ越してくる2016年のアクションコメディ映画『Mr.&Mrs.スパイ』がありましたが、今作とはまるっきり関係ないです、、、。
 まさか、同じような設定のコメディ映画だと思わせたかったのでしょうか??
 『Mr.&Mrs.スパイ』は製作費4000万ドルのちゃんとした作品で、監督は『アドベンチャーランドへようこそ』(2009年)、『宇宙人ポール』(2010年)にグレッグ・モットーラ。脚本はモーガン・フリーマン、クリストファー・ウォーケン、ウィリアム・H・メイシー出演の犯罪コメディ『ザ・バッド』(2008年)のマイケル・ルシェール。
 『Mr.&Mrs.スパイ』は、かなり面白かったですけど、今作は、、、。

 なんで、タイトルが似ている作品のことを書いたかというと、今作について書くことがあまりない、、。

 もう観終わった瞬間にストーリー忘れてしまったので、上記のストーリーくらいしか書けません、、。
 自分的には、時間の浪費でした、、。
 
 笑えないコメディ映画。。

 コメディ度  ★★
 スパイ映画度 ★
 笑えない度  ★★★★★

 ミュージカルでもないのに、突然、意味もなく登場人物が踊っていたようなシーンがあったような気が、、。

 フレッド・オーレン・レイ監督の作品や、ウーヴェ・ボル監督の作品が超傑作に思えてきます。
 もともと、ウーヴェ・ボル監督の作品のことはキライじゃないですけれど、、。

 

こちらは、スゴク面白いです!!

グレッグ・モットーラ監督のコメディSci-Fi映画。

 

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『スローターハウス・ルールズ』

2021-01-15 00:51:27 | コメデイ

スローターハウス・ルールズ
SLAUGHTERHOUSE RULEZ(2018年イギリス)
 監督:クリスピアン・ミルズ
 脚本:クリスピアン・ミルズ
    ヘンリー・フィッツハーバート
 原案:ルーク・パスモア
    クリスピアン・ミルズ
    ヘンリー・フィッツナーバート    
 出演:エイサ・バターフィールド
    フィン・コール
    ハーマイオニー・コーフィールド
    マイケル・シーン
    サイモン・ペッグ
    ニック・フロスト
    マーゴット・ロビー

 ■ストーリー■
 ドン・ウォレスは母親に勧められ伝統的な寄宿学校スローターハウスへ入学する。学園では寮でカースト制が敷かれており、女子寮アンドロメダ、秀才の寮ゼネフォン、筋肉バカのアスリート寮オリンポス、そして、ドンは最下層のスパルタの寮へ。ドンは最上級生のクレムジーに一目ぼれ、またルームメイトのウィルと打ち解けていくのだった。
 一方、学園の敷地ではシェールガスを採掘するための水圧破砕の工事が行われていた。学園長は、経済的な理由で該当エリアを立ち入り禁止にして水圧破砕の作業を進めさせていた。
 学校が休暇に入る頃、地下では水圧破壊の影響で何かが地上へと這い出ようとしていた、、、。
 

 ■感想■
 サイモン・ペッグ、ニック・フロスト出演の学園モンスターパニック映画。
 でも、ランニングタイム103分のうち60分弱は、学園物でストーリーが進んでいきます。
 こういう映画なの??
 と思っているとなぜか、中盤からモンスター映画になっちゃいます!
 後半に本格的にモンスターが出てきて、それまで描いてきた登場人物たちがバタバタ死んでいきます、、、。

 大体、学園の名前の”slaghterhouse”って、場(学園)って何??このネーミングからしてオカシイ。”サイダーハウス・ルール”にひっかけているんでしょうが、、、。
 だけど、少し名前負け??”もっとぶっ飛んだ作品かと思ったら、マジメなモンスター映画でした。

 じゃぁ、今までのドンたちの学園生活を描くシーンはなんだったの??こんなにていねいに描かなくても良かったのでは??って思っちゃいます、、、。

 嫌な上級生クレッグの存在は、こういう映画でのお約束のキャラクターだから良いですけど、ウィルのルームメイトの件とか、学園長の存在とか、あまり必要なかったのでは??
 ヒロインのクレムジーの友達ケイとかもいるだけのキャラクターで全然活躍しない。紹介シーンでチェスが強いっていう設定ありましたけど、それが後の展開に活きてこない、、、。

 スパルタ寮のメンバーとかもあまり活躍するシーンないし、だったらそんなに前半で登場させなくても良かったのでは??

 もともと学園の地下にいたという設定なら、森の中の大きな穴を発見するシーンも必要なかったのでは??
 前半を、少しカット(10分くらい)したら、テンポが良くなるような気もするんですが、、、。

 学園物+モンスター映画で、面白くなりそうな設定なんですが、、、。
 オーソドックスなモンスター映画的展開な上に、あまり笑えないという中途半端な感じに、、。
 でも、つまらなくはないです。

 こういうティーン向けのコメディ調のモンスター映画が好きな映画ファンなら、必見かも??

 学園、青春映画度  ★★★
 モンスター映画度  ★★★★
 ゲラゲラ笑える度  ★★

 今作は、劇場公開もされず、ソフト化もされず、配信のみ公開に、、、。
 そこまで、冷遇しないでも良いのでは??
 こういうヒマつぶしに最適な作品こそ、レンタルとかした方が良いと思うのですが、どうなんでしょう??

 

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『やっぱり契約破棄していいですか⁉』

2020-12-17 22:51:06 | コメデイ

やっぱり契約破棄していいですか⁉
DEAD IN A WEEK (OR YOUR MONEY BACK)(2018年イギリス)
 監督:トム・エドマンズ
 脚本:トム・エドマンズ
 出演:アナイリン・バーナード
    フレイヤ・メイヴァー
    トム・ウィルキンソン

 ■ストーリー■
 自殺の名所の橋で身投げをしようとしているウィリアムに老紳士が丁寧に声を掛ける。老紳士はレスリーという名前で暗殺者だった。死にたければ自分に依頼しろというのだ。ウィリアムは、橋から身投げするが、ちょうど通りかかった船に落ち命拾いする。
 人生に絶望した作家の卵ウィリアムは今まで7回も自殺しようとして、そのたびに失敗を繰り返していた。ウィリアムは、後日、暗殺者レスリーに自分の殺しを依頼する。1週間以内に狙撃で殺すという契約を結ぶのだった。1週間以内に殺せなかったときは返金という条件だった。
 そんなとき、若い女性の編集者エリーがウィリアムの小説を出版したいと申し出てくるのだった。打合せ中、落としたペンを拾おうとしてウィリアムがしゃがんだ瞬間、レスリーの弾丸がエリーのボスの頭を撃ちぬくのだった、、、。


 ■感想■
 人生に絶望した青年が、自分を殺す依頼をするイギリスのコメディ映画。
 プロの暗殺者に依頼した途端、小説を出版する話が飛び込んできて、殺しの依頼を破棄しようとするものの一方、暗殺者の方は、人数のノルマが達成せず、なんとしてでも青年を殺したがっています。
 どこかで何回も観たコトあるような設定のコメディ映画ですが、今作も面白い!!

 ランニングタイムも90分と短めなんで、あっという間に終わっちゃいます。

 イギリス映画は、こういう軽いタッチのコメディ映画が得意ですよね。同じような設定でも、アメリカ映画だと、下ネタ入ったり、妙に緊張感あってアクション映画になっちゃったりしちゃいますけど、イギリス映画のコメディなんで、緊張感なしのゆるーい展開!!ほめてますからね、、。

 レストランでの打ち合わせ中の突然の狙撃シーン!ペンを拾おうとして助かるなんて、このドジぶりは「ピンクパンサー」シリーズのクルーゾー警部??って思わず思っちゃいました、、、。(ふ、ふ、古い、、、例えが古すぎてすいません。)

 コメディ映画度  ★★★★
 ユルユルな展開度 ★★★★★
 登場人物の魅力度 ★★★
 思わずニヤニヤ度 ★★★★

 手が震える殺し屋に引退を勧めるシーンで、マイケル・J・フォックスの映画のタイトルネタも延々と続いて、思わずニヤニヤ、、、、。なんで、マイケル・J・フォックスの出演している映画のタイトルだけで、こんなに引っ張るの??

 レスリーを狙う暗殺者以外、基本的にゆったり構えて余裕ある登場人物ばかりなのも粋な感じです。記念品を受け取って、引退を確認したら上司も帰っていくシーンも、今までテーブルの下で拳銃を向き合っていたのに、大人な対応でニヤニヤ。

 映画のラストで、一応映画的にはオチがついた感じになりましたけど、あのあとどうなったのか気になっちゃいます。救急車が来るシーンまでは観れましたが、、、。コメディだから、そこまで気にしないでということなんでしょうねぇ、、、。

 

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『死体強奪』 

2020-10-10 22:51:09 | コメデイ

死体強奪
ARISE AND GO NOW(1991年イギリス)
 監督:ダニー・ボイル
 脚本:オーウェン・オニール
 出演:マイケル・リーブマン
    トニー・ドイル
    イアン・バネン

 ■ストーリー■
 IRAの仕事でイギリスの軍人でなく、アイルランドの詩人を傷つけたケヴィンは、仕事に嫌気がさし、IRAから離脱することに。
 ボスはケヴィンに組織から抜けることを認めるものの、抜けるのと引き換えに最後の仕事を与えるのだった…。

 ■感想■
 未DVD化の古い作品を記事にするシリーズです。

 今作はダニー・ボイルが監督した1991年のイギリスのTVムービー。
 ランニングタイムが75分なので、90分枠放映時間の作品なんでしょうか??
 どうやら、今作は、1986年から1993年まで放送されたTVシリーズ”SCREEN PLAY”の1エピソードのようです。

 今作のハデなシーンだけ寄せ集めてハードアクション映画か犯罪映画の雰囲気のVHSパッケージの作品ですが、内容は完全にコメディ映画。
 
 IRAとか出てくるので、もちろんアクション系なストーリーはあるものの、ノリは完全にコメディ。しかも、全然笑えないおかしくない、、、。

 アクション映画風というか、設定がアクション映画なので、もちろん死人も出ますが…。 

 冒頭の爆破シーンで、詩人グループの誰かは死んでいるかも??
 全然記憶があやふや??


 昔観たので、上記に書いたストーリーが少し違うかもしれません??
 観た当時にメモしておいたノートを元に記事をアップしているので、す、すいません、、、。

 
 アクション映画だと思って観ていたから、コメディ調の展開に、ギャップが大きすぎて、内容が頭に入ってこなかったです、、、。

 しかもTVムービーで、ダラダラ、ユルユル。

 今だったら、パッケージの写真やストーリー紹介が、本編と違っていてもそんなに驚かないですけど、今作を観たときは、かなりショックでした、、、。

 映画の内容、ほとんど覚えていないので、自分もダラダラ書いちゃいました、、、。

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『リアル刑事(デカ)ごっこ in LA』  またまた配信のみ…。

2016-12-24 23:04:33 | コメデイ

リアル刑事(デカ)ごっこ in LA
LET'S BE COPS(2014年)
 監督          ルーク・グリーンフィールド
 脚本          ルーク・グリーンフィールド
             ニコラス・トーマス
 出演          ジェイク・ジョンソン
             デイモン・ウェイアンズ・jr
             ロブ・リグル
             ニーナ・ドブレフ
             アンディ・ガルシア
             ジェームズ・ダーシー

 ■ストーリー■
 ケガをしてアメリカンフットボールの選手をあきらめた売れない俳優ライアンと、ゲームクリエイターのアシスタントをしているジャスティンは、ある日、仮面パーティと仮装パーティを間違えてゲームの企画で用意していた警官の制服で同窓パーティに出席。
 制服警官のカッコで帰る途中、以前当て逃げした車を発見、警官のふりをして車が停まっていた店へ入りギャングたちをからかって追い返すのだった。
 ニセ警官に味をしめた2人は、制服を着て警官のまねごとを始めるのだが…。

 ■感想■
 警官の制服を着ていたことから、ニセ警官になりすましてしまう2人を描くコメディ映画。
 全米でヒットしたものの、コメディは日本では受けないとのことでDVDスルー!

 にもならず…、配信のみに!
 (BS放送のWOWOW、スターチャンネルで、その後、放送)

 レンタルDVD借りようと思っても、借りられない!
 「わざわざ、観ようとしないと観れない配信のみ」て、どういうコト??

 それとも、自分は配信っていうと、わざわざ感タップリですけど、
 世間一般的には、意識的にはレンタルと大して変わらないんでしょうか??
 
 しかも、いかにもアメリカ人がすきそうなコメディ映画っていうジャンルも気にかかっちゃいます。
 軽いアメリカンコメディなのに、わざわざ配信??

 映画的には、可もなく不可もなく、普通に楽しめる内容でした。
 ロバート・デ・ニーロ、エディ・マーフィ主演の『ショウタイム』(2002年)や、正編は面白かったのに全然笑えない続編『モール・コップ ラスベガスも俺が守る!』(2015年)よりかは面白かったって感じでしょうか??
 だいぶ雰囲気が違いますけど、自分的には、サンドラ・ブロック、メリッサ・マッカーシー主演のバディ物の刑事コメディ『デンジャラス・バディ』(2013年)くらいの面白さって印象でしょうか??

 笑いのセンスって、人それぞれなので、観て感じていただくのが1番だとは思いますが…。
 日本版タイトルの『リアル刑事(デカ)ごっこ in LA』が、かなりぶっ飛んだタイトルだったので、もう少しふざけた作品かと思いきや、オーソドックスなアメリカ人が好きそうな普通のコメディでした。

 コメディ好きなら観てもいいかもって感じです!!
 最後は、すべて解決、ハッピーエンディングですからね。 40点

リアル刑事(デカ)ごっこ in LA (吹替版)
アンディ・ガルシア,ジェイク・ジョンソン,デイモン・ウェイアンズ・Jr,ニーナ・ドブレフ
メーカー情報なし

 

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『NONSTOP! ノンストップ!』人違いはつらいよ、スイス編

2014-08-22 08:07:46 | コメデイ

NONSTOP! ノンストップ!
OPERATION CASABLANCA(2010年スイス、カナダ、フランス)
 監督          ロラン・ネグル
 脚本          ロラン・ネグル
 オリジナル原案   ロラ ン・ネグル
              モシン・ベスリ
 出演          タリク・バハリ
              エロディ・ユン
              ジル・チューディ
 
 ■ストーリー■
 スイスのレストランで働く外国人労働者のサーディは、銃撃戦の行われた場所に出くわし、テロリストのユセフと間違われ警察に拘束されるのだった。身元はすぐに証明されたものの、警察はサーディをそのまま使って、誘拐された国連のタカハタ事務総長と交換されることに。交換は無事におわるものの、テロリストの目的は別にあるのだった。

 ■感想■
 スイス、カナダ・フランス製作のアクションコメディ。
 前回の記事が『ノンストップ 救出』だったので、ノンストップつながりということで、今作を記事にしました!

 人違いされた主人公が、大事件に巻き込まれ、右往左往ドタバタしているうちに、最後は無事に解決するというアクションコメディ定番のストーリー。
 冷蔵庫の中で凍えるシーンや、銃撃戦に偶然出くわすシーンとか、前半の冒頭部分は、バカバカしいものの「クスッ」くらいには笑える感じです。
 その後も、テロリストの組織に入ってからも、バカなシーンの連続ですが、自分的には、中盤以降はあまり笑えませんでした。

 

 バカバカしい度  ★★★
 ユルユル度    ★★★★★
 盛り上がり度   ★★

 テロリストの目的も、どこかの映画で観たことるような計画だし、全体的にゆるーい展開ですが、コメディだし、こんなもんでしょうね。逆にこんなドタバタ系の笑いのコメディ映画を、ちゃんと長編映画として作れるなんて、うらやましいかも。
 アニメーション映画以外だと、どうしようもない恋愛映画か、青春物か、TVシリーズの映画化のような作品が多い邦画では、こういう長編映画は作れそうにないですもんね。

 何も考えずに、主人公がドタバタしているのを笑うの観たいときは、オススメです!

 imbdによると、今作はオリジナルのランニングタイムは100分なんですが、日本版は89分のようなんですが(すいません、観たとき、時間測っていませんでした)、日本版はカット版ってことですね。実際は100分版だったらすいません。
 もし、日本版が89分のカット版だったら、100分版も観てみたい気がしちゃいますね。 65点

ノンストップ! [DVD]
タリク・バハーリ,エロディ・ユン,ジル・チューディ,ジヌディーヌ・スアレム,ジャン=リュック・ビドー
トランスワールドアソシエイツ

 

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『パパラッチ』いつもの仏コメディ

2013-10-15 22:44:35 | コメデイ

パパラッチ
PAPARAZZI(1998年フランス)
 監督          アラン・ベルベリアン
 脚本          アラン・ベルベリアン
              ジャン=フランソワ・アラン
              ヴァンサン・ランドン
              シモン・ミシェル
              ダニエル・トンプソン
              パトリック・ティムシェット 
 出演          パトリック・ティムシェト
              ヴァンサン・ランドン
              カトリーヌ・フロ
              ナタリー・バイ
              イザベル・アジャーニ  

 ■ストーリー■
 サッカーの試合に来ていた有名人を撮ったパパラッチの写真が雑誌の表紙に載り、仕事がさぼっていたのがばれて、警備員のフランクは仕事をクビになってしまうのだった。頭にきたフランクは雑誌社に文句を言いに。すると、偶然、フランクを撮ったパパラッチのミシェルがいて、一緒に仕事をするハメに。最初は、素人同然のフランクだったが、仕事を続けていくうちに、パパラッチの仕事に興味を持ち、その世界にはまっていくのだった。

 ■感想■
 アラン・ベルベリアン監督の描くパパラッチを題材にしたフレンチコメディ。
 メル・ギブソンが製作した、コール・ハウザー主演の2004年のアメリカのスリラー映画『パパラッチ』では無いです!今作も、2004年の『パパラッチ』も原題は“PAPARAZZI ”なので、日本版タイトルに文句は言えないですね!
 2004年の『』はランニングタイムが84分と短めなので、あっという間に終わってしまいますが、今作はランニングタイムが111分と少し長めです!

 いかにもフランス人が好きそうなコメディで、どうもついていけませんでした。
 最初は、パパラッチに文句を言いに来たのに、なぜか自分を写真を撮ったパパラッチ、ミシェルについて、修行することに。だんだんパパラッチの仕事にのめりこんで、いつしかミシェル以上に・・・。
 2人のバカバカしいやりとりとか、フランスの映画ファンとか、喜んで観ていそうですよねぇ。
 あまりにバカバカしくて、その場、その場で何とかしていく主人公2人に感情移入できれば、それなりに楽しめる作品ではあるんですが、今作は日本では未DVD化作品です!
 日本では、フランスのコメディは受けないと、思われているのか、有名な作品でも、DVDになっていないです!
 
 クロード・ジディ監督の『おかしなおかしな高校教師』(1974年)、同じくコロード・ジディ監督の『冒険喜劇 大出世』(1975年)あたりは、TBSの「月曜ロードショー」放映時の日本語吹替え音声つきでDVD化して欲しいですね!
 クリード・ジディ監督作品で言えば、日本でめずらしくヒットした『ザ・カンニングIQ=0』(1980年)や、ジャン=ポール・ベルモンド、ラクエル・ウェルチ主演のスタントマンを描いた『ムッシュとマドモワゼル』(1978年)も未DVD化のままです!『ムッシュとマドモワゼル』は、TBSの土曜深夜枠で放映したTV放映時の日本語吹替え音声つきで、やはりソフト化して欲しいですね!!

 『ルイ・ド・フュネス サントロペ大混戦』(1979年)も、自分的にはソフト化してもらいたい作品です!『ルイ・ド・フュネス サンチロペ大混戦』のジャン・ジローが監督した、ジャン・ギャバン、ジャン=クロード・ブリアリ、ダニエル・ダリューが出演した『脱獄の報酬』(1976年)も、粋な犯罪コメディでした!TV朝日「日曜洋画劇場」(その後、TV東京「木曜洋画劇場」)で放映されたTV放映時の吹替え音声つきで、絶対にソフト化して欲しいです!

 大体、フランス人の映画ファンって、コメディ映画が好きなんですよね!
 ドタバタのコメディから、ユーモアたっぷりの作品まで、とにかくコメディが好き!他の国の映画ファンが観たら、あまり笑えないような作品とかでも、とにかくコメディみたいな・・・。

 ストーリーは、イタリアの警察物のようなアクション活劇風なのに、登場人物がユーモアがたっぷりで、なおかつジャン=ポール・ベルモンドが軽妙すぎて、緊張感がどこかに行っちゃったジョルジュ・ロートネル監督の『警部』(1978年)とかもありましたもんね。

 フレンチコメディ映画が好きなら、今作もオススメですけど、どうやら未DVD化のようです!TVで放映するか、中古VHSがあったら観てみて下さい。 55点

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『テッド』

2013-08-11 13:18:42 | コメデイ

テッド
TED(2012年アメリカ)
 監督:セス・マクファーレン
 脚本:セス・マクファーレン
    アレック・サルキン
    ウェルズリー・ワイルド
 原案:セス・マクファーレン
 出演:マーク・ウォルバーグ
    ミラ・クニス
    ジョエル・マクヘイル
    ノラ・ジョーンズ
    サム・ジョーンズ
    トム・スケリット

 ■ストーリー■
 
 1985年、友達のできない少年ジョンに、クリスマスにテディベアのぬいぐるみが送られる。友達のできたジョンは大喜びし、夜、寝るときに「テディベアが話せれば良いのに・・・」とお願いする。
 孤独な少年ジョンの願いが聞き入れられ、奇跡が起きる。
 なんと、翌朝、テディベアのテッドが話せるようになっていたのだ。
 この奇跡は、テレビでも報道され、テッドは、セレブの仲間入りに。
 そして、27年後、うだつのあがらない中年オヤジになったジョンと、一方、テッドは下品なエロクマになっていた。

 
 ■感想■
 
 コメディがヒットしないといわれている日本でも爆発的にヒットした、生命を吹き込まれたテディベアのテッドと、テッドの友達ジョンの友情を描いたコメディ。
 
 大人になったジョンと、見た目はカワイイのに、中身はすっかり不良中年な(?)テッドのやりとりが最高のコメディ!

 エロ要素がきついので、家族全員でというワケにはいきませんが、大人が楽しめる作品になっています!
 劇場公開した吹替え版と同じく、DVD、Blu-Rayの吹替え音声は、テッドの声の日本語吹替えは、タレントの有吉弘行です!

 やっぱり、吹替えはタレントです、、、。

 なぜ、有吉弘行?
 話題作りの宣伝のため?
 傑作が有吉弘行の声で、普通のコメディになっちゃってます。
 
 せっかくの作品が、有吉弘行の声のせいで、興ざめ!盛り上がるシーンで、有吉弘行の声!

 PG12の「大人になるまで待てない!」バージョンは、有吉弘行の声ではなかったんですよね!
 この「大人になるまで待てない!」版も発売して欲しいですね!どうせなら「アンレイテッド」ヴァージョンにも、プロの声優だけの日本語吹替え音声をつけて、「大人になるまで待てない!」版と2枚組のDVDを発売して欲しいです!

 権利が違うんでしょうが、海外線の飛行機の機内で上映されていたバージョンは、テッドの声は誰だったんでしょうか??音声だけでなく日本語字幕も、違っていたような気がします。
 機内上映版を観た方いらっしゃったら、お知らせ下さい。

 作品的には、最高に面白い作品でした!
 
 もう言うことなしに、面白い!最後も感動的だし!まぁ、観るなら、日本語字幕版で観るしかないんでしょうかね??
 でも、今作をもう少し楽しみたいなら『フラッシュゴードン』(1980年)は、最低限、事前に観ておいた方が良いです。
 
 自分も元ネタの作品が良く分からないシーンもけっこうありましたけど、時間があれば『エイリアン2』(1986年)あたりも観ておいた方が良いかも。
 『E.T.』(1982年)とかは、別に作品を観ていなくても元ネタだろうなぁ知っていれば大丈夫なレベルでしょうしね。  

【Amazon.co.jp限定】テッドスチールブック仕様ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
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マーク・ウォールバーグ
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『ロード・オブ・クエスト ドラゴンとユニコーンの剣』本格下ネタファンタジー

2012-06-18 23:17:40 | コメデイ

ロード・オブ・クエスト ドラゴンとユニコーンの剣
YOUR HIGHNESS(2010年アメリカ)
 監督          デヴィッド・ゴードン・グリーン
 脚本          ダニー・R・マクブライド
              ベン・ベスト
 出演          ダニー・マクブライド
              ジェームズ・フランコ
              ナタリー・ポートマン
              ゾーイ・デシャネル
              ジャスティン・セロー

 ■ストーリー■
 中世のある王国では、優秀な兄ファビアス王子が、邪悪な魔法使いリザーから監禁されていた美女ベラドンナを救い出し、結婚することになった。いつも兄のファビアスと比べられ、劣等感を持った弟のサディアス王子は、誰からも相手にされないでいた。
 しかし、結婚式当日、魔法使いリザーが現れ、ベラドンナをさらっていくのだった。リザーは、ベラドンナを使い、ドラゴンを生み出そうとしていたのだ。王は、ファビアスとサディアスの兄弟にベラドンナを救うよう命令するのだった。


 ■感想■
 ダニー・マクブライド主演の中世を舞台にしたコメディ。
 共演は、ジェームズ・フランコ、ナタリー・ポートマンとやたら豪華!
 なのに、やっていることは、中学生レベルの下ネタオンパレード!それも映画の冒頭から、最後までという徹底ぶり!!
 チ○コネタや、S○Xやりたが~りなネタだけで、映画を進めている感じです。

 自分的には、ナタリー・ポートマン演じる女戦士のキャラクターが良かったです!兄弟が皆殺しにされ復讐に燃える戦士役ですが、仇の皮をはいで、踊ってやりたいとか、けっこう過激なセリフで笑わせてくれます!
 少なくとも、『ブラック・スワン』のときより100倍は良い役です!!
 でも、笑えるのは、ナタリー・ポートマンの過激なセリフくらいで、あとは、終始、チ○コ!チ○コ!の下ネタなので、最後のの方は飽きてきちゃいます。

 下ネタ度★★★★

 なのに、ドラゴンなどの特撮はけっこう力が入っているんですよね。ヘタなB級映画よりよっぽどシッカリ出来ているんですおよね~。

 アメリカの映画ファンって、本当にコメディ映画が好きですよね~。日本では受けないコメディ映画のジャンルですけど、確かに、今作あたりは劇場で公開されたら、けっこうキツイかも??
 自分的には、あまり笑えなかったです・・・。

 自分的には、1970年代のクロード・ジディ監督の『おかしなおかしな高校教師』(1974年)や『冒険喜劇 大出世』(1975年)みたいな作品の方が断然好きなんですよね~。
 笑えないコメディ映画ですけど、同じくクロード・ジディ監督の『ムッシュとマドモアゼル』(1978年)とかの方が好きかも??
 ジャン・ジロー監督の『ルイ・ド・フィネス サントロペ大混戦『』(1979年)とかもソフト化してくれないですかねぇ~。
 なんか、フランス映画ばかりになっちゃいましたね。
 『おかしなおかしな高校教師』や『冒険喜劇 大出世』なんか、バカバカしくて本当に笑えるので、TBSの「月曜ロードショー」で放送されたときの日本語吹替え音声つきとかで、DVD化してくれたら最高なのに・・・。        40点

 

ロード・オブ・クエスト ~ドラゴンとユニコーンの剣~ [DVD]
ダニー・マクブライド,ナタリー・ポートマン,ジェームズ・フランコ,ズーイー・デシャネル,チャールズ・ダンス
ジェネオン・ユニバーサル
ロード・オブ・クエスト ~ドラゴンとユニコーンの剣~ [Blu-ray]
ダニー・マクブライド,ナタリー・ポートマン,ジェームズ・フランコ,ズーイー・デシャネル,チャールズ・ダンス
ジェネオン・ユニバーサル


 

  

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『アザー・ガイズ俺たち踊るハイパー刑事!』踊る刑事テリー&ギャンブル

2012-01-09 10:54:40 | コメデイ

アザー・ガイズ俺たち踊るハイパー刑事!
THE OTHER GUYS(2010年アメリカ)
 監督          アダム・マッケイ
 脚本          アダム・マッケイ
              クリス・ヘンチー
 出演          ウィル・フェレル
              マーク・ウォルバーグ
              マイケル・キートン
              エヴァ・メンデス
              スティーヴ・クーガン
              レイ・スティーヴンソン
              サミュエル・L・ジャクソン
              ドウェイン・ジョンソン

 ■ストーリー■
 ニューヨーク市警のスーパー刑事のコンビ、ハイスミスとダンソンは、いつも事件を解決し注目を浴びていた。彼らとは別のその他大勢の刑事の1人、テリーは、かつて、野球場の警備中、ジーターを撃ってしまい、殺人課への異動の話もなくなり、今は、会計係から異動してきたアレンとコンビを組み活躍する場もなく悶々とした日々を過ごしていた。
 そんなある日、ハイスミスとダンソンは、宝石強盗を追跡中に、ビルから飛び降り殉職してしまうのだった。彼らの後釜になるべく、テリーは、現場に出るのを嫌がるアレンを連れ、事件の捜査に当たるのだが、偶然、大企業の損失隠蔽事件に関わっていくのだった。

 ■感想■
 ウィル・フェレル、マーク・ウォルバーグ主演の刑事物のコメディ映画。
 スラップスティックなドタバタなコメディ映画を想像していたら、マジメ、笑い、マジメ、笑いみたいな刑事物でした。
 『おかしなおかしな高校教師』(1974年)、『冒険喜劇 大出世』(1975年)あたりのクロード・ジディ監督や、『ブレージングサドル』(1974年)、『サイレント・ムービー』(1976年)あたりのメル・ブルックス監督の作品みたいなのを想像していたんで、あまりの中途半端なマジメさにちょっとガッカリ!!

 笑わそうとしているシーンはあるのに、どのシーンも笑いが今ひとつな感じ!!
 容疑者のアーションの元に行った主人公たちを紹介するシーンで「ギャンブル刑事とジーターを撃った刑事さんが来ています」と紹介されるシーンって、本当は笑うシーンなんですよね??
 あと、事情を聞きに行くたびにアーションから、ワイロのチケットをもらって、主人公2人が楽しむシーンとかも絶対に笑わすシーンですよね??
 取調べで、「アメとムチ」で行こうと決めたのに、2人とも悪い刑事で調べちゃったりするシーンも、今ひとつ・・・。
 あと、ウィル・フェレルだけが美人にモテるのも笑わせる要素なんでしょうけど、そこも、あまり笑えない…。

 笑いのシーンは、今ひとつなのに、ときおり挿まれるアクションシーンや爆破シーンは、普通のアクション映画なみ!アーションの事務所が爆破されるシーンや、バイクで襲ってきた襲撃者とマーク・ウォルバーグが戦うシーンなんてまさに、普通のアクション映画!笑いのシーンと、アクションシーンのギャップで笑わせようとしているのかもしれないですけど、全然笑えないです・・・。

 笑えたシーンは、サミュエル・L・ジャクソンと、ドウェイン・ジョンソンが強盗を追ってビルから飛び降りるシーンだけでした。

 ロバート・デ・ニーロ、エディ・マーフィの『ショウタイム』(2002年)、ブルース・ウィリス『コップ・アウト刑事した奴ら』(2010年)と言い、アメリカの刑事物のバディ物って、あんまり自分は笑えないんですよね。
 バディ物でないですけど、『天国に行けないパパ』(1990年)とか『モール★コップ』(2009年)とかは好きなんですけどね。そういえば、『天国に行けないパパ』も未だにDVD化されないですよね!!TVの映画劇場で、何回か放映されているからTV放映時の吹替え音声つきでDVD化して欲しいですね!!

 ラストの方の、やたらハードなアクションシーンとか観てると、今作はコメディタッチでない方が良かったかも?笑いのセンスは人、それぞれなので、観てみてもいいかもしれないですけどね。 50点


アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事! [DVD]
ウィル・フェレル,マーク・ウォールバーグ,エヴァ・メンデス,マイケル・キートン,サミュエル・L・ジャクソン
Happinet(SB)(D)
アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事! [Blu-ray]
ウィル・フェレル,マーク・ウォールバーグ,エヴァ・メンデス,マイケル・キートン,サミュエル・L・ジャクソン
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『ターゲット』めぐり遭ったが隣のヒットマン

2011-12-22 22:06:30 | コメデイ

ターゲット
WILD TARGET(2010年イギリス、フランス)
 監督          ジョナサン・リン
 脚本          ルシンダ・コクソン
 原作          ピエール・サルヴァドーリ
 出演          ビル・ナイ
              エミリー・ブラント
              ルパート・グリント
              アイリーン・アトキンス
              マーティン・フリーマン

 ■ストーリー■
 凄腕の殺し屋ヴィクター・メイナードは、絵画の贋作で組織のボス、ファーガソンをだまし、大金をかすめとった美人詐欺師ローズの殺しを依頼されるのだった。しかし、殺すタイミングを逸し、まさに殺そうとしたとき、駐車場で謎の男が現れ、ローズを殺そうとするのだった。ヴィクターは、とっさに、その男を殺してしまうのだった。その男は、組織の者だったのだ。殺し屋の手を借りなくてもローズを殺せると手柄を得ようとしたのだった。車の中で待ち伏せしていたもう1人のギャングに捕らえられ、殺されようとした瞬間、駐車場にいた男トニーに命を救われるのだった。成り行きから、組織の追っ手を振り払い、ローズ、トニーとともに組織から逃れることに…。
 一方、部下が失敗したことに懲りたファーガソンは、やはり、凄腕の殺し屋ディクソンを雇い、ヴィクターとローズを殺そうとするのだった。

 ■感想■
 フランス映画『めぐり遭ったが運のつき』(1993年)のリメイク作品。
 監督は『殺人ゲームへの招待』(1985年)、『スティーブ・マーティンのSgt.ビルコ史上最狂のギャンブル大作戦』(1996年)、『隣のヒットマン』(2000年)のジョナサン・リン。

 いかにもイギリス映画らしい、落ち着いた感じのコメディ映画になっています。なんか、フランス映画とイギリス映画の良いトコ取りみたいな感じで、ハリウッド映画に飽き飽きしているエンターテイメント映画ファンには、ピッタリな作品です。
 コメディ色の強いアクション映画ファンには必見の作品です!!
 最初から、最後まで、面白さに、ニタニタしっぱなしでした!!

 普通のおじさんにしか見えないビル・ナイが殺人を次々に淡々とやっていくオープニングから、思わず画面に引き込まれちゃいます。
 業界でも1番の殺し屋、殺戮マシーンのような男を演じるのが、ビル・ナイ!
 チャールズ・ブロンソン主演の『メカニック』(1972年)のリメイク『メカニック』(2011年)で、ジェイソン・ステイサムが主人公の殺し屋を演じていましたけど、なんか、今作のビル・ナイの方が怖い感じです。なんかジェイソン・ステイサムより冷静で淡々としてて、プロっぽい感じです。
 
 『メカニック』のリメイクは、ジョナサン・リン監督で、ビル・ナイ主演で撮って欲しかった気も・・・。でも、そのときは、コメディ色が出ちゃうんでしょうねぇ。
 

 リメイクの元になったオリジナル作品『めぐり遭ったが運のつき』は未見なんですが、こちらはDVD化されていないんですよね~。観てみたいです!!
 今作を観るかぎり、オリジナル作品の方も面白そうですよね。つまらない作品をソフト化する時間と金があるなら、もっとちゃんとした映画をソフト化して欲しいですね。
 ジョンサン・リン監督も『隣のヒットマン』のときは、普通だったのに、こういう大作でない作品だと、面白さ100倍ですね!!

 こういう面白いエンターテイメント作品こそ、日本語吹替え音声つきで、DVDを発売して欲しいのに、字幕しか無いんですよね~。 75点

ターゲット [DVD]
ビル・ナイ,エミリー・ブラント,ルパート・グリント,ルパート・エヴェレット,アイリーン・アトキンス
Happinet(SB)(D)
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