『ジェサベル』
JESSABELLE(2014年アメリカ)
監督 ケヴィン・グルタート
脚本 ロバート・ベン・ガラント
出演 セーラ・スヌーク
マーク・ウェバー
デヴィッド・アンドリュース
ジョエル・カーター
■ストーリー■
車の事故で夫とおなかの子どもを亡くしたジェサベルは自身も、事故の後遺症で車いすの生活に。母親は生まれたときに死に別れ、育ててくれた叔母も今は亡くなっており、身内はず~っと離れて暮らしている父親だけとなっており、退院後、ジェサベルは退院後は、生活のため疎遠になっていた父親のもとに身を寄せるのだった。
故郷の父親のもとで生活を始めて、すぐに母親が自分に遺したビデオレターを発見するのだった。1人鑑賞していたジェサベルだったが、父親が突然現れビデオテープを破壊してしまうのだった。そのビデオレターで何か不思議な予言をしていた母親のことが気にかかるのだったが…。
□■□ネタバレあり!!□■□
軽くネタバレあるので、観ようと思っている方は、鑑賞後に読んでください!!
■感想■
夫(婚約者??)とお腹の子どもを失った女性が体験する恐怖を描いたホラー映画。
不思議(というより不吉)な予言をしたビデオレターを見たことから、次々と恐怖現象がヒロインを襲ってきます。
田舎町の古ぼけた家。
田舎だけに隣の家までもけっこう距離がありそうで、人里離れてる感が出てます。
その上、不吉な予言!!
疎遠になっていた父親は何か知っていそうですが聞きにくそうな雰囲気MAXだし…。
何か変なものは見え始めちゃうし、足が不自由で逃げ出せない!!
この状況って、すごく怖そう!!
でも、怖そうなだけで、実際はそんなに怖くないです。ヒロインはこの田舎出身だし!!
何か知っていそうな父親はすぐに画面から退場しちゃうし、これって、いったいどういうこと??
映画が始まって、50分弱のところで、母親の「お前は死んでいる」発言が!!
今作って、夢オチと同じくらい、自分の嫌いな「ヒロインはすでに死んでいました」オチの映画だったのかッ!!
と、怒りと、こんな作品を観てしまった自分が悲しくなっちゃいました!!
ヒロインは、映画の冒頭の交通事故で死んでいるか、予言にあった18歳のときに死んでいるから、この町から出られないに違いないと、勝手に思い込んで続きをしぶしぶ鑑賞。
「あ~、またあのオチかぁ…」
と見続けていたら、違う展開になるので、
思わず「あれ~、ちょっと違う!!」
自分は、ヒネくれているのか、勝手にラストまでの展開を想像しちゃってたんで、普通の定番のオカルト映画のような展開に逆にビックリしちゃいました!!
ほめ言葉かどうか分かりませんが、何のヒネリもないストレートな展開!!
ランニングタイム90分と、少し短めなのに、テンポが少し悪いですが、それなりに楽しめるかも!! 50点
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