㈱スティングレイさんから2011年6月29日に発売になったB級(C級?)アクションの快作『ゼブラ軍団』のDVDが、宅急便で届きました!(正確には28日の日に…)
TBSの「月曜ロードショー」で放映されたときのTV放映音源を募集していましたが、結局、入手できずに、な、な、なんと
主要キャストを同じに、新たに日本語吹替え音声を新録での発売です!!
すごすぎ!
スバラしスギ!
最高です!
『続シンジケート』(1973年)や、『フェラーリの鷹』(1976年)、『バニシング』(1976年)などのマシンガンや拳銃、撃ちまくりのアクション映画が、1970年代には、けっこうありました!
今作でも、とにかく撃つ!撃つ!撃つ!
有無をいわさず、とにかく撃つ!
スタローンの映画も、シュワルツェネッガーの映画も、規模は大きくなっても、1970年代の映画に比べたら、かなりおとなしいですよね!!
アクション映画は、やっぱりこうでないと!!
白人がアフリカ系アメリカ人に変装して、強盗になるという今では考えられない設定のアクション映画です。最後のオチも、けっこうしゃれてて、痛快な印象を与えてくれます!!
通販用の商品なので、興味のある方は http://www.allcinema.net/dvd/zebra.html まで。
あと、現在、㈱スティングレイさんから発売中のイギリスのアクションTVシリーズの最高傑作「特捜班CI☆5」のDVD-BOXのPART1が、権利切れで本日6月30日までの発売だそうです!!
この記事が書かれたのがギリギリの時間ですが、アクション映画ファンは必見のシリーズなので、興味のある方は是非!!
http://www.allcinema.net/dvd/ci5.html
『デイブレイカー』
DAYBREAKER(2009年アメリカ、オーストラリア)
監督 マイケル・スピエリッグ
ピーター・スピエリッグ
脚本 マイケル・スピエリッグ
ピーター・スピエリッグ
出演 イーサン・ホーク
ウィレム・デフォー
クローディア・カーヴァン
サム・ニール
マイケル・ドーマン
■ストーリー■
2019年、1匹のコウモリがもたらした吸血鬼になってしまうウィルスにより、人類は人口の95%がヴァンパイアとなり、食料源の人類は5%になっていた。ヴァンパイアたちは食糧難に陥るが、代替の人工血液の開発は進んでいなかった。製薬企業ブロムリー・マークスに勤める血液学者エドワードも、食料となる人工血液を開発に携わっていた。エドワードは、ある晩、運転中に人間が運転していた車と事故を起こすが、人間に同情的な彼は、人間たちを逃すのだった。その後、信頼できるヴァンパイアを探していた人間のレジスタンス組織から、連絡がくるのだった。
■感想■
ゾンビ映画『アンデッド』(2003年)でデヴューしたスピエリッグ兄弟の吸血鬼映画。
「もし、吸血鬼が多数になって、人類がわずかになってしまったら??」
というSF映画チックな設定の吸血鬼映画です。
今作のヴァンパイアは、歳を取らない、普通には死なないくらいな感じで、ほとんど人間のような生活を送っています。カメラにも普通に映りますね・・・。
ヴァンパイアといっても、“伝統的な吸血鬼”ではなくて、ウィルスに感染したのが原因なんですもんね!でも、日光に当たったり、心臓にクイを打たれると死んでしまいます!!
主人公の務める会社の社長役でサム・ニールが出演していますけど、もう出てきたときから、悪者!!って雰囲気プンプン出しまくり状態です!!で、実際に悪い役!なんて分かりやすいキャスティング!!
ところで、人口が増えすぎちゃったヴァンパイアに比べ、減る一方の人類なんですけど、いくらなんでも減りすぎでしょう!ヴァンパイアたちも、もっと人類を増やすように努力しないとダメですよね!!計画性無さすぎ!!どこかの安全な施設に人間たちをある年齢まで閉じ込めて、人口を増やさせるとかしないと絶滅しちゃうの分かりそうなもんですけどね。
ヴァンパイアたちは、人間の血を吸って生きているでしょうけど、人間たちは何を食べて生きているんでしょうね??ヴァンパイアが発生してから、まだ時間が経っていないといっても、缶詰とかも限りあるでしょうしね。
そんなところが少しだけ気になっちゃいましたけど、映画自体は、すごく面白い作品になっています!低予算で面白い作品を撮った監督が、メジャー作品になったとたん、全然面白く無い作品を撮るなんてことは、良くありますけど、マイケル&ピーター・スピエリッグには、そんな心配、いらなかったですね!
制作費をかけた分だけ、その分、面白くなっています!!ホラー映画ファンやSF映画ファン必見の作品になっています!!メジャー作品というプレッシャーがまるっきり無かったかのような面白い作品になっています!!
制作費2000万ドルって、ハリウッドでは、大した金額じゃないんでしょうかね??2000万ドルの作品の脚本、監督をまかされちゃうなんてスゴイですよね~!!
メジャー作品にも関わらず、ほとんど何も解決せずラストになってしまう放っぽりぱなし感、けっこう好きです!!結局、この後、どうなるの??続編でも製作する気??とも疑っちゃうようなラスト!!
スピエリッグ兄弟に、アラスカを舞台にした吸血鬼ホラー『30デイズ・ナイト』(2007年)も撮って欲しかったです!!300倍くらい面白い作品になったかも??
スピエリッグ兄弟には、今後も、どんどんホラー映画、SF映画を撮って欲しいですね!!70点
デイブレイカー [DVD] | |
ピーター・スピエリッグ,マイケル・スピエリッグ,ジェイソン・コンスタンティン,ピーター・ブロック | |
ポニーキャニオン |
デイブレイカー [Blu-ray] | |
ピーター・スピエリッグ,マイケル・スピエリッグ,ジェイソン・コンスタンティン,ピーター・ブロック | |
ポニーキャニオン |
アンデッド [DVD] | |
フェリシティ・メイスン | |
アートポート |
<声の出演>
イーサン・ホーク(エド) 宮本 充
ウィレム・デフォー(エルビス) 江原 正士
サム・ニール(チャールズ・ブロムリー) 金尾 哲夫
クローディア・カーヴァン(オードリー) 五十嵐 麗
マイケル・ドーマン(フランキー) 網島 郷太郎
ヴィンス・コロシモ(クリス) 高瀬 右光
イザベル・ルーカス(アリソン・ブロムリー) 勝島 乙江
<日本語版製作>
演出 岩田 敦彦
翻訳 石原 千麻
製作 ブロードメディアスタジオ
『23年の沈黙』
DAS LETZTE SCHWEIGEN(2010年ドイツ)
監督 バラン・ボー・オダー
脚本 バラン・ボー・オダー
原作 ヤン・コスティン・ヴォークナー
出演 セバスチャン・ブロムベルゴ
ウルリク・トムセン
ヴォーダン・ヴィルケ・メーリング
カトリーン・ザース
ブルクハルト・クラウスナー
■ストーリー■
1986年、11歳の少女が暴行され殺される事件が発生するが、未解決のままだった。23年後、その事件と酷似した事件が発生し、13歳の少女が行方不明になるのだった。
23年前の事件を起こした犯人ペアのそばにいて、その一部始終を見ていたティモは、この事件を起こしたのが、同一犯ペアの仕業ではないかと疑うのだった。ティモは事件直後に、名前を変えて行方をくらましていたのだった。
一方、23年前の事件を捜査していた元警官のクリシャンは、独自に捜査を始めるのだった。
■感想■
ドイツのミステリードラマ。
ミステリーと言っても、犯罪を描いているだけで、いわゆる推理物やトリック物とは違うので観るときは、気をつけましょう!
何の救いも無いラストに向かって、物語は進んでいきます。
「暗い!暗い!」
見応えのある、しっかりしたミステリー作品なんですけど、ストーリーが真っ暗です!
”真犯人の正体を知った23年前の事件の被害者の母親が、新たに同じ手口で犯行を起こしたようにみせかけて、犯人をおびきよせようとしているのか??”
と、思ったんですけど、全然違っていました。
そんなミステリーのためのトリックを描く作品では無かったです!!
今作の最大のミステリー要素は、”23年後に、なぜ同じ手口で犯罪を起こしたのか??”っていう動機の部分です!!
登場人物たちのキャラクターはミステリーが好きな映画ファンにはたまらない感じです!!
現役時代に解決出来なかった事件の捜査を続ける元刑事。
妻に先立たれ、警察に復帰し、事件の真相を突き止めるが、意見を上司に無視される刑事。
娘を殺された母親。
娘を誘拐された夫婦。
23年前の事件に関わったことで、良心の呵責に悩まされる犯罪の共犯者。
共犯者と同じ性的趣向を持つ主犯の犯罪者。
でも、映画はと淡々と展開していきます!!
ハリウッドのメジャー映画的なエンターテイメント度まるっきり無し!!
ドイツ映画、マジメすぎ!
日本の2時間サスペンスも、これくらい、考えさせるような内容の作品を作ってくれれば、良いのに!!ムリですけど…。
内容が暗いので、観る人は、ちょっと注意しましょう!! 50点
23年の沈黙 [DVD] | |
ウルリク・トムセン,ヴォータン・ヴィルケ・メーリング,カトリン・ザス,ブルクハルト・クラウスナー,セバスティアン・ブロムベルク | |
オンリー・ハーツ |
『クレイジーズ』
THE CRAIZIES(2010年アメリカ)
監督 ブレック・アイズナー
脚本 スコット・コーサー
レイ・ライト
オリジナル脚本 ジョージ・A・ロメロ
出演 ティモシー・オリファント
ラダ・ミッチェル
ジョー・アンダーソン
ダニエル・バナベイカー
■ストーリー■
アイオワ州の田舎町オグデンマージュで、高校の野球大会にショトガンを持って現れた町の住民の1人を、保安官のデヴィッドは撃ち殺してしまうのだった。以前、アルコール中毒だったその男からはアルコールは検出されなかった。また、そんなとき、町の飲料水の水源となっている川を探索中に、川の中から墜落した軍の輸送機を発見するのだった。輸送機が墜落したという情報がきていなかったことから、何かを感じたデヴィッドは、町への給水を止めるのだが、町の住民は凶暴性を帯びはじめていた。
■感想■
ジョージ・A・ロメロ監督の1973年の『ザ・クレイジーズ』(TV題:『第2のカサンドラクロス事件!? 細菌兵器に襲われた街』)のリメイク作品。
監督は、『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』(2005年)のブレック・アイズナー。ちなみに父親はディズニー社で20年以上に渡ってCEOだった、マイケル・アイズナー。父親がディズニー社のCEOって、どんな感じなんでしょうね??
ブレック・アイズナーの監督作としては『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』しか観たコトがなかったんで、今作も期待値が、異様に低かったんですけど、それなりに良く出来ていました。『ザ・クレイジーズ』のリメイクとして観なければ、それなりに楽しく観れる作品にはなっていました!
う~ん、実は期待していなかったのが、良かっただけかも??
今作の感想は、期待しないで、観るには十分面白い!!ってことです!!
2010年のメジャー作品だからなのか、1970年代に作られた低予算スリラー映画に比べると緊張感が10000倍くらい薄まっています…。
主演、ティモシー・オリファント、ラダ・ミッチェル、制作費2000万ドルの大作ですもんね!
緊張感200%のスリラー映画だったオリジナル作品に比べて、リメイクの今作は、全然普通のスリラー映画になっちゃてます!
これなら、リメイクとかでなくオリジナルなスリラー映画を製作しました!とか言っちゃてもOKなくらい全然テイストの違う作品になっちゃています。
でも、リメイクっていうだけで、製作しやすくなるんでしょうねぇ。
観客も呼び込み易いでしょうしね。
どうせ、リメイクするなら、こんな良くありがちなハリウッド製になってしまうようなブレック・アイズナーでなく、『28日後...』(2002年)のダニー・ボイル監督にでもリメイクして欲しかったですね。 すごく怖いスリラー映画になったような気がするんですけどね。
結局、今作は、良くありがちなハリウッドのメジャー作品系の雰囲気プンプンと漂ってくるような作品になっています。
細菌兵器を積んだ輸送機が、田舎町の水源の川に落ちたのに、軍隊が出てくるのが遅すぎ!オリジナルでは、主人公たちを襲うのが防護服を着た軍隊でしたけど、リメイクの今作では、軍隊は普通のガスマスクを着けているだけなので、少し迫力不足かも??追っ手は軍隊だけでなく、細菌兵器に感染した“クレイジーズ”たちもいるんですけど、、敵が2つに分かれた関係で、主人公と敵対するグループが、ぼやけてしまった感が否めないような気がすrんですけど、どうなんでしょう??
細菌兵器の感染した場合の潜伏期間が48時間というのも、「どうなの??」って感じがしちゃいます。だって、48時間ほおっておけば、感染したのか?しないのか?が分かるんですからね。
何も町ごと消滅させる必要が無いですよね。主人公の保安官や奥さんはどうやら感染していなかったみたいですし、感染率もそれほど高くなさそうです!!そういうところすべてが、オリジナル版『ザ・クレイジーズ』よりも緊張感を削ぐ状態に!!
まぁ、リメイクだって、オリジナルには無い要素を出していかないといけないから、しょうがないんですけど、いかにも現代のエンターテイメント作品的ですね!! 50点
クレイジーズ [DVD] | |
ティモシー・オリファント,ラダ・ミッチェル,ジョー・アンダーソン,ダニエル・パナベイカー | |
Happinet(SB)(D) |
クレイジーズ [Blu-ray] | |
ティモシー・オリファント,ラダ・ミッチェル,ジョー・アンダーソン,ダニエル・パナベイカー | |
Happinet(SB)(D) |
『導火線 FLASH POINT』
導火線 FLASHPOINT(2008年香港)
監督:ウィルソン・イップ
脚本:セット・カムイェン
ニコール・タン
出演:ド ニー・イェン
ルイス・クー
コリン・チョウ
ファン・ビンビン
レイ・ルイ
■ストーリー■
刑事マーは検挙率も高く優秀だが、犯人を捕らえるときに暴行を加え問題になるような刑事だった。一方、相棒の刑事ウィルソンは、凶暴なベトナムの3兄弟アーチャー、トニー、タイガーの組織に潜入していた。ある日、対立する組織から3兄弟を逮捕出来る情報を得た警察は、彼らの母親の誕生日に一斉に捕らえようとするのだった…。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
ドニー・イェン主演、ウィルソン・イップ監督の香港のハードアクション!
1997年の中国返還直前の香港を舞台に、ドニー・イェン演じる刑事と、ギャングが大暴れ!!
『ダーティハリー』のハリー・キャラハンや、『真夜中の野獣刑事』のケスラー刑事も真っ青の暴力刑事!!
野獣刑事度 ★★★★★
とにかく、犯罪者の人権なんか無視して、ぶちのめす!ぶちのめす!
ボクシングのリング上でぶちのめす!
病院にやってきた殺し屋を、素手でぶちのめして、殺す!
とにかく、ドニー・イェンが暴れまくり!
もはや、ここまで来るとスティーヴン・セガール状態!!
ドニー・イェンが犯罪者を、叩きのめす!
殴る!蹴る!ぶちのめす!
ドニー・イェンが犯罪者を、叩きのめす!
殴る!蹴る!ぶちのめす!
ドニー・イェンが犯罪者を、叩きのめす!
殴る!蹴る!ぶちのめす!
ドニー・イェンが犯罪者を、叩きのめす!
殴る!蹴る!ぶちのめす!
ドニー・イェンが犯罪者を、叩きのめす!
殴る!蹴る!ぶちのめす!
相棒のウィルソン刑事、ウィルソン刑事の恋人ジュディと、アーチャーとの人質交換のシーンがありますけど、ドニー・イェン演じるマーは、交渉の相手にはギャングにとっても悪い相手ですよね!
川の反対側に渡ったウィルソンとジュディを兄弟が撃ちますけど、当然のようにマーは、人質にしていたアーチャーの耳を撃ちぬいて、ついでに勢いでギャングたちも撃ち殺します!!
当然のようにドニー・イェンに反撃されるのが分かっているのに、なんで、ルイス・クーたちを撃つのかが不明です!!犯人たち、頭悪すぎ!!
香港とかって、犯罪者たちの人権とかなさそうですもんね!!
ちゃんと人質交換して、逃げちゃえば良かったのに…。
ところで、今作は数々の映画祭で賞を受賞しています!当然、アクション関係の賞ですけど。
【2007年台湾金馬奨】
最優秀アクション指導賞受賞、音響効果賞ノミネート
【2008年香港電影金像奨】
最優秀アクション指導賞受賞、音響効果賞ノミネート
【2008年ワールドスタントアワード】
外国映画、最優秀アクション賞受賞
香港金像奨、台湾金馬奨は、ポルト国際映画祭やシッチェス国際映画祭といったジャンルが決められたファンタスティック映画祭以外では、最も信頼できる映画賞ですからね!今作は、期待とおりのデキの作品でした!!
アクション映画ファン必見!
ドニー・イェンファン必見!
香港ノワールファン必見!
の1本です!!
『SPL狼よ静かに死ね』(2005年)と同じく、ドニー・イェン演じる主人公の名前が同じマーということなので、姉妹編みたいな感じで観てしまってもいいかも??
今作といい『SPL狼よ静かに死ね』といい、ウィルソン・イップ監督の作品も、今後は要チェックですね!!
香港映画だから、香港ノワールだろうと、アクションだろうと武侠片だろうとなんでも要チェックなんですけどね!!
『OVER SUMMER』(1999年)も前半から中盤まではかなり面白かったんですけど、中盤以降違った方向に行って、観客置き去りみたいな感じでしたけど、アクションシーンは素晴らしかったでしたもんね。
ウィルソン・イップ監督した、名作 『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』のリメイク“倩女幽魂”も日本で観れると良いですねぇ、、、。
導火線 FLASH POINT [DVD] | |
ドニー・イェン,チャン・クォンウィン,セット・カムイェン,タン・リクケイ | |
アメイジングD.C. |
2020年発売のブルーレイには日本語吹替つき!!
『SPL 狼よ静かに死ね』ブルーレイ発売して欲しいです!!
SPL/狼よ静かに死ね 特別版 [DVD] | |
セット・カムイェン | |
ワーナー・ホーム・ビデオ |
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『RED』
RED(2010年アメリカ)
監督 ロバート・シュヴェンケ
脚本 ジョン・ホーバー
エリック・ホーバー
原作 ウォーレス・エリス
カリー・ハムナー
出演 ブルース・ウィリス
モーガン・フリーマン
ジョン・マルコヴィッチ
ヘレン・ミレン
ブライアン・コックス
カール・アーバン
メアリー=ルイーズ・バーカー
アーネスト・ボーグナイン
リチャード・ドレイファス
■ストーリー■
元CIAの工作員フランク・モーゼスは今は、引退しオハイオの田舎で年金暮らしの身。役所の年金係りのサラとの電話でのやりとりを楽しみに生活していた。そんなある日、特殊部隊がフランクを狙って急襲してくるのだった。フランクは、彼らを撃退し、自分を狙ってきたこの事件の調査を始めるのだった。フランクは、自分が好意をもっているサラの身を案じ、サラを連れだし、追跡者から一緒に逃亡を始めるのだった。
一方、フランクの抹殺の司令を受けたCIAのウィリアム・クーパーは、フランクと一緒に逃亡していたサラから連絡を聞きつけ、彼女を捕獲しようとするが、逆にフランクの罠にかかり警察に逮捕されてしまうのだった。フランクは、REDと呼ばれる、最も危険な年金生活者(Retired Extremely Dangerous)だったのだ。
■感想■
アメリカのDCコミックス原作のアクション映画。
ブルース・ウィリスが、元CIAの凄腕工作員を演じています!ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンといった俳優たちが、元工作員の役で大活躍!!
彼らを追ってくる特殊部隊も何のその、余裕しゃくしゃくで向かい撃っていきます!!
“ 引退した元工作員が政府の特殊部隊に襲われ、追っ手から逃げながら事件の裏に隠された巨大な陰謀をかぎつける”というアクション映画の定番中の定番の展開ながら、111分一切だれるコトなく最初から最後まで楽しく観ることができました!
やっぱりアクション映画はこうでないとね!!
まさにアクション映画のお手本みたいな作品です!!
DCコミックのグラフィックノベルを映画化した『ルーザーズ』(wowow題:『無敵特殊部隊 ルーザーズ』)(2010年)といい、元特殊部隊のメンバーが活躍するアクション映画って好きなんですよね!
数々のアクション映画でヒーローを演じてきたブルース・ウィリスや、ジョン・マルコヴィッチ、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレンたちの活躍を見ているだけで楽しくなっちゃいます!!
ブルース・ウィリス以外の面々も、アクション映画や犯罪物にはけっこう出演しているんですけど、これだけのメンバーが揃うと、それだけで豪華な雰囲気がしてきますよね!!
ジョン・マルコヴィッチや、モーガン・フリーマンの2人は、出演作をあげなくても、本当に色んな作品に出演してますもんね。あまり。こういうアクション映画とは縁のなさそうなヘレン・ミレンも『サイレンサー』(2005年)でアクション系の作品に主演してましたもんね!!
アクション映画ファンには、ストーリーを聞いただけで、ある程度、映画のシーンまで想像できちゃうような作品ですけど、それでも、かなり面白い作品になっています!!
ただ、ブルース・ウィリスが演じた役って、原作がコミックとはいえ、超強すぎで、まるでスティーヴン・セガールが演じる役のようです!!まぁ、スティーヴン・セガールだったら、CIA本部でのカール・アーバンとの対決で、カール・アーバンは殺されていたでしょうけどね。
「アクション映画万歳!!」
って言いたくなっちゃうようね作品なので、アクション映画ファンは必見です!!75点
RED/レッド [DVD] | |
ブルース・ウィリス,モーガン・フリーマン,ジョン・マルコヴィッチ,ヘレン・ミレン,カール・アーバン | |
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 |
RED/レッド ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray] | |
ブルース・ウィリス,モーガン・フリーマン,ジョン・マルコヴィッチ,ヘレン・ミレン,カール・アーバン | |
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 |