『スティーヴン・キング ビッグ・ドライバー』
BIG DRIVER(2014年アメリカ)
監督 ミカエル・サロモン
脚本 リチャード・クリスチャン・マシスン
原作 スティーヴン・キング
出演 マリア・ベロ
オリンビア・デュカキス
ジョーン・ジェット
■ストーリー■
人気推理小説家のテスは、遠い土地での講演の帰途、教えてもらった近道の田舎道でタイヤがパンクしてしまうのだった。田舎道は人気がなく立往生していると、偶然大型のピックアップトラックが通りかかり助けてくれるのだった。しかし、そのトラックに乗っていた巨体のドライバーは、通りかかった旅行者の車のタイヤをパンクさせ暴行する犯罪者だった…。
■感想■
スティーヴン・キングの中編小説「ビッグドライバー」(文春文庫「ビッグドライバー」に収録)の映像化作品。
2016年、新年あけて記事が全然かけずにいましたが、1作目はスティーヴン・キング原作の作品を。
今作は劇場作品でなくTVムービーです。
監督は「呪われた町」を『死霊伝説 セーラムズロット』としてリメイク映像化したミカエル・サロモン。
ディーン・クーンツの『生存者』も2004年に同タイトルで映像化しています。
手堅い演出をするものの、全然盛り上がらないミカエル・サロモンにしては、今回はすごく観やすく監督しています!!
脚本の違いなのか、すごく観やすいです!
ここ数年、ミカエル・サロモンの監督作はTVのミニシリーズしか観たことが無かったですが、今作は普通に面白く観れる作品として映像化しています!!
ミカエル・サロモンは、かつては、クリスチャン・スレイター主演の水浸しの町を舞台にしたアクション映画の佳作『フラッド』(1989年)とかも監督していたんですよねぇ~!!
ランニングタイム88分と短めなのが良かったのか、本当に観やすい作品になっています!
TVムービーというコトもあるのか、本当に展開が早くて、あっという間にラストに!!
主人公も、自分の行動にまるで躊躇がない!!
「それ、少し悩むところでは??」
と思うようなシーンでも、どんどん行動していきます!!
観ていて、気持ちが良いくらいです!!
スティーヴン・キングの作品は、こんな作品まで映像化されちゃうんですねぇ。
スティーヴン・キングの小説のように、ディーン・クーンツの小説も映像化してくれないですかねぇ。 50点
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