監督 ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー
出演 ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、クライヴ・オーウェン、ベニチオ・デル・トロ、イライジャ・ウッド、デヴォン・青木、ジェシカ・アルバ、ルトガー・ハウワー、ニック・スタール
■ストーリー■
罪の街“シンシティ”。上院議員の息子のサイコキラーから、幼い少女を救う刑事ハーディガン。
醜い顔のため、女性が近づいてこない巨体の男マーヴ、彼はバーでゴールディという女性に声をかけられ、一夜をともに過ごすが、ゴールディは何者かに殺されてしまうのだった。容疑をかけられたマーヴは、真犯人を探し求めるのだが…。
顔を変えシンシティに戻ってきた男ドワイト。彼は、ウェイトレスに暴力を振るう男ジャッキーボーイを追いかえすが、ジャッキーボーイは、娼婦街でトラブルを起こすのだった。
■感想■
シンシティを舞台にした愛のストーリー。原作はフランク・ミラーのグラフィックノベル。原作者のフランク・ミラーが自ら監督してます!原作を映画化したかったロバート・ロドリゲスと共同で監督してます。
コミックをそのまま映像化したかったようで、白黒の映像に1部カラーでコミックそのままの映像化になってます。
でも、この映像、斬新すぎ!
「目が疲れちゃった~!」
普通にカラーで、普通の映像で見たかった!
あと、自分は「オムニバス映画」って、どうもダメなんですよネ!今作の場合、映画全体のランニングタイムが124分なんで、3つのエピソードが、それぞれかなりヴォリュームがあるんですけど、やっぱりダメです!
なんか、オムニバス映画って、長編に出来ないから、短い話を3~5コくっつけました!みたいな感じで。
1度で3倍楽しめる!っていうより、1/3に薄くなりました!って感じです。まぁ、今作の場合、薄くなりました!って印象は無いですけどネ。
超超超豪華な出演者を見ても、お手軽感は、まるっきりないですけどネ!
でも、もう、この疲れる映像で“お腹一杯”です!白黒の変わった映像のためか、スプラッター描写も、残酷度は、かなり薄くなってます!
どのエピソードも良いストーリーですけど、長編映画にするなら、クライヴ・オーウェン演じるドワイトのエピソードが1番、面白いですかネ。
ミッキー・ローク演じるマーヴのエピソードも良いですけど、キャラクター的に魅力的なのはイライジャ・ウッドだけで、ストーリーはアクション映画には、よくありがちな感じのストーリーですもんネ!コミック的といえばミッキー・ローク演じるマーヴって“不死身すぎ!”です。これじゃ、本当にコミックです!って原作はコミックか!(正確にはグラフィックノベルか!)
クライヴ・オーウェンのエピソードは、キャラクター的にも、デヴォン・青木とか、ベニチオ・デル・トロとか、あと設定も娼婦街の設定とかかなり面白かったです!
どうせなら、1つのエピソードを70分くらいにして、シン・シティvol.1&vol.2にして、真ん中にインターミッションを入れて140分くらいの作品にして作れば良かったかも!
それでも、映像はカラーで、普通の画像にして欲しいです!
@KOBA的には、目が疲れて、何回も見る気はしないですネ。でも、けっこう面白いんで、ちょっと残念かも…。
早くも、続編の製作が決まったみたいですけど、みんな、この映像、評判、良かったのかな??60点