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「午後のロードショー」『ナイルの宝石』放送

2010-05-31 23:11:15 | 映画、DVDに関する雑記
 本日(2010年5月31日)、TV東京の「午後のロードショー」は、ジュヌヴィエヴ・ビジョルド主演のスリラー『コーマ』(1977年)が放送されました!
 『コーマ』も、久々にTVの映画劇場で放映されましたけど、明日は、マイケル・ダグラス、キャスリーン・ターナー主演の『ナイルの宝石』(1985年)が放映されます!

 『ナイルの宝石』も、けっこう放送されているイメージがありますけど、これも久しぶりですよね!
 DVDも、もちろん、日本語吹替え音声がついていないので、この放送は貴重かも??
 どうせなら、『ナイルの宝石』の正編『ロマンシング・ストーン』(1984年)も連続して放送してくれれば良かったのに…。

 1970~1980年代の作品も、もっともっと放送してくれると、超ウレシイんですけどね!

 ウンベルト・レンツィ監督の傑作警察物『ナポリ犯罪ルート』(1976年)とかも、放送してくれないですかねぇ~!!
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『クライモリ デッド・リターン』シリーズ第3弾!

2010-05-30 23:47:19 | ホラー
クライモリ デッド・リターン
WRONG TURN 3 LEFT FOR DEAD(2009年アメリカ)
 監督   デクラン・オブライエン
 脚本   コナー・ジェームズ・デラニー
 キャラクター創造   アラン・B・マッケルロイ
 出演   トム・フレデリック、ジャネット・モンゴメリー、ギル・コリリン
       クリスチャン・コ ントレラス、ジェイク・カラン、テイマー・ハッサン
       トム・マッケイ

 ■ストーリー■
 ブルーフィッシュリバーで、ラフティングを森で楽しんでいたアレックスたち大学生のグループが、森から現れた怪物に襲われ殺されていくのだった。
 一方、グラフトン刑務所の看守ネイトは、凶悪犯罪者チャベスを含む囚人たちを密かにヘイゼルトンへの移送する任務を与えられ、囚人の移送することになるのだった。移送中、グリーンブライヤーの古い工場脇の道で、謎の車に襲われた輸送車は道路を外れて横転、森の中に放り出されてしまうのだった。囚人たちは、この事故をキッカケに逃げ出そうとするが、彼らを森の怪物が襲ってくるのだった。

 ■感想■
 2003年のスラッシャームービー『クライモリ』のシリーズ第3弾!
 2009年のイギリス映画『クライモリ 禁猟区』も日本版タイトルは、シリーズ物みたいなタイトルでしたが、まるっきり別の作品でした!
 
 今作は、オリジナルDVDですけど、劇場映画なみに良く出来ています!
 まぁ、スラッシャームービーなんて、安っぽいところが魅力みたいなところもありますから、こういうオリジナルDVD作品の低予算的な作品でも、全然OKな感じです。

 でも、さすがアメリカです!オリジナルビデオでも、安っぽさは全然無いです!言われなければ、オリジナルDVDとは思わないかも!!

 今回、怪物は2人で良かったです!これで、怪物が5人も6人もいたら、どうしようも無かったですよね!それにしても、今回襲われるのは輸送中の凶悪犯罪者や移送の警備にあたった看守たちなのに、バンバン簡単に殺されすぎ!
 囚人たちはショットガンや拳銃まで持っているのに!!

 森の中から、謎の怪物が弓矢等で襲ってくるのに、囚人たちが落ち着きすぎッ!
 1950年代の現金輸送車が森の中にあったら、怪物のことは忘れたように、金のことしか頭に無いって状態に!!
 どうせだったら、移送される囚人も、『アサインメント』(1997年)のエイダン・クインとか、『パッセンジャー57』(1992年)のブルース・ペインとか、『コン・エアー』(1997年)の囚人たちとかだったら、もっと盛り上がっのにね! 

 あと、看守や潜入捜査官がチャック・ノリスやステーヴン・セガールだったら、どんな怪物が襲ってきても大丈夫なのにね!
 こんなコト、スラッシャームービーの感想を記事にするたびに書いていますけど、本当に観てみたいですね!
 チャック・ノリスVS森の中の殺人鬼!
 スティーヴン・セガールVS森の中の殺人鬼!
 みたいな作品!

 一瞬で、殺人鬼が倒されちゃう映画!でも、それじゃ、90分映画が持たないか??

 「クライモリ」シリーズのファンや1980年代のスラッシャームービーのファンは、けっこう楽しめるはずなので、必見!60点

<日本語版スタッフ>
 翻訳   中沢 志乃
 演出   杉本 理子
 録音   武田 将仁
 製作   ACクリエイト株式会社

<声の出演>
トム・フレデリック(ネイト)        村治 学
ジャネット・モンゴメリー(アレックス) 小松 由佳
トム・マッケイ(ブランドン)       三戸  崇史
テイマー・ハッサン(チャベス)     秋元 羊介
ギル・コリリン(フロイド)         中村 浩太
<日本語版製作>
翻訳   中沢 志乃
演出   杉本 理子
録音   武田 将仁
製作   ACクリエイト株式会社

クライモリ デッド・リターン [DVD]
トム・フレデリック,ジャネット・モンゴメリー,テイマー・ハッサン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

シリーズ1作目!
監督はロブ・シュミット!
クライモリ デラックス版 [DVD]
エリザ・デュシュク,エマニュエル・シューキー,リンディ・ブース,デズモンド・ハリントン,ジェレミー・シスト
ジェネオン エンタテインメント


シリーズ2作目!
普通に面白いです!
クライモリ デッド・エンド [DVD]
エリカ・リーセン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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『レッドブル』「日曜洋画劇場」放映

2010-05-30 23:33:48 | 映画、DVDに関する雑記
 本日、TV朝日の「日曜洋画劇場」でアーノルド・シュワルツェネッガー主演の『』(1988年)が放映されましたけど、しばらくぶりの放映ですね!

 けっこう、TVの映画劇場で放映されていた印象がありましたけど、けっこうしばらくぶりですよね??
 1988年の作品ということで、ケータイ電話でなく、公衆電話で会話したりするシーンが多く出てきて、ちょっとだけ時代を感じちゃいました!
 前回観たときは、そんな風には思わなかったんですけどね。

 今作は、ロシアから来た刑事と、シカゴのはみだし刑事がコンビを組むことになるというアクション映画の刑事物のバディ物の定番中の定番のストーリーで、特に変わった点は無いんですけど、TVで放映される度に観ちゃうんですよね!
 監督のウォルター・ヒルも、アクション派の監督ということで、一時は“ウォルター・ヒル”監督っていうことだけで話題になるくらいの監督でしたけど、いつのまにか製作がメインになっちゃいましたね。
 
 
 ところで、今回の放映された日本語吹替えは、
 アーノルド・シュワルツェネッガーが、玄田 哲章さん
 ジェームズ・ベルーシが、富山 敬さん
 でした。TVで以前放送されたバージョンのままってコトですよね!

 もう、すでにTV放映版が存在しているせいか、本編も90分強くらいじゃなかったんでしょうか??先週の『暴走特急』(1995年)が本編が95分強くらいあったと思うので、ちょっと悲しい感じです!
 
 でも、今作『レッドブル』は発売中のDVDは、日本語吹替えがついていないので、今回の放送は貴重ですよね!
 VHS版は、日本語吹替え版があって、これだけTV放映されているのに、DVDに日本語吹替え音声が未収録っていうのは、ちょっと考え物ですよね!DVD再発するときは、VHS版とTV放映音源の2種類の日本語吹替えをつけて欲しいですね!
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「午後のロードショー」『コーマ』放送

2010-05-29 00:13:04 | 映画、DVDに関する雑記
 関東ローカルネタですけど、来週5月31日(月)TV東京の「午後のロードショー」で『コーマ』(1977年)が放送されます!
  『コーマ』は、監督&脚本マイケル・クライトン、原作ロビン・クック、出演ジュヌビエヴ・ビジョルド、マイケル・ダグラスの病院を舞台にしたサスペンス映画!
 DVDは発売中ですが、日本語音声がついていないので、この放送は貴重ですよね!

 いつぶりの放送でしょうか??

 
 5月11日『ミッドナイトクロス』(1981年)
 4月22日『オフサイド7』(1979年)
 4月8日 『パニック・イン・スタジアム』(1976年)
  
 と、ここ1~2ヶ月で、「午後のロードショー」では、珍しい作品をTV放映してくれて、すごくウレシイです!
 
 ハッキリ言って、他の民放のTV局が全部観れなくても、TV東京さえ観れれば十分!って感じです。
 でも、TV朝日の「日曜洋画劇場」と「タモリ倶楽部」くらいは、観たいですけどね。
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“X-MEN FIRST CLASS”監督にマシュー・ボーン?

2010-05-28 23:41:35 | 映画、DVDに関する雑記
 人気コミックの映画化作品で、映画版も人気シリーズとなっている「X-MEN」シリーズですが、シリーズ第4弾の次回作は、監督がブライアン・シンガーでなくになったようですね!

 「良かった~!!」

 ブライアン・シンガーはプロデューサーに回るようです。

 プロデューサーどころか、もう「X-MEN」シリーズから、早く離れて欲しいです…。

 第4作の“X-MEN First Class”は、若き日のプロフェッサーXとマグニートーが描かれるプリクエルになるそうですが、本当に、ブライアン」・シンガーが監督にならなくて良かったです!

 ブライアン・シンガーでコミックの映画化作品を撮らせようとするなんて、映画会社は何を考えているんでしょうか??
 シリーズ1作目、2作目の『X-MEN』(2000年)、『X-MEN2』(2003年)と、ブレット・ラトナー監督の3作目『X-MENファイナル・デシジョン』(2006年)を観くらべたら、いかにブライアン・シンガー監督がコミックの映画化作品の監督に向いていないかがわかるはず!

 エンターテイメント作品に全然向いていないに、なんでエンターテイメント作品を撮り続けているんでしょう??

 ちなみに、監督はマシュー・ボーンになるようです!

 いくらでも、面白くなりそうなのに、及第点レベルの1作目!
X-MEN [DVD]
レベッカ・ローミン=ステイモス,ジェームズ・マーズデン,アンナ・パキン,パトリック・スチュワート,ヒュー・ジャックマン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

 
 続編も普通!
X-MEN2 [DVD]
ハル・ベリー,レベッカ・ローミン=ステイモス,パトリック・スチュワート,ファムケ・ヤンセン,アラン・カミング
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


 シリーズの中では、屈指の傑作!1作目、2作目もブレット・ラトナー監督で観たかった!!
X-MEN:ファイナルディシジョン [DVD]
ヒュー・ジャックマン,ハル・ベリー,イアン・マッケラン,ファムケ・ヤンセン,アンナ・パキン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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『マリオネット・ゲーム』ジェラルド・バトラー版“身代金”

2010-05-27 00:49:03 | サスペンス
マリオネット・ゲーム
BUTTERFLY ON A WHEEL(2007年カナダ、イギリス) 
 監督   マイク・バーカー 
 脚本   ウィリアム・モリッシー 
 出演   ピアース・ブロスナン、ジェラルド・バトラー、マリア・ベロ
       クローデット・ミンク、エマ・カーワンディ  

 ■ストーリー■  
 ニール・ランドールは妻のアビー、娘のソフィーと3人で幸せな家庭を築くビジネスマン。ある日、妻アビーと出かけるためベビーシッターを雇い車を出すが、その後、後部座席から謎の男が現れ拳銃を向けるのだった。その男はベビーシッターとグルとなって娘のソフィーを人質にとり金を要求してくるのだった。 銀行でおろした預金を手に入れた、その男は、金に火をつけ、銀行でおろした預金すべてを川に捨ててしまうのだった!
 そして、その後も、次々とワケの分からない指示を出し、ニールとアビーを翻弄していくのだった。  

 □■□ネタバレあり!□■□


 ■感想■  
 出演のピアース・ブロスナンが製作したスリラー映画。 
 娘を人質に取られた夫婦が、謎の男の指示に従わざるを得なくなる恐怖を描いています。 

 ピアース・ブロスナン、ジェラルド・バトラー、マリア・ベロという豪華キャスティングの作品ですけど、テーマが地味なためか日本では劇場未公開になっています。 
 他にも未公開の理由は、ハリウッド製でなく、イギリス、カナダ製っていうのもあるかもしれないですけどね。  
 
 でも、劇場未公開の作品としては、豪華な出演者たちと、ランニングタイム95分と短めのもエンターテイメント作品としてはちょうど良い長さもあり、楽しく観れる作品になっています!!
 短いランニングタイムですけど“EUROPEAN FILM MARKET”では98分版だったようなんで、どこが違うのか観てみたい気もしまうけどね。  
 
 でも、やっぱり地味ですよね~!!
 地味!地味!地味!
 
 でも、この作品が、本当に楽しめないのは、映画が始まって20分弱でネタが割れちゃうから!!
 銀行に身代金をおろしに行ったニールが、物陰に隠れて、携帯電話で警察を呼ぼうとしているのを、奥さんのマリア・ベロが止めるシーンでネタが割れちゃいます!!
 このシーンは、いかにも不自然すぎ!!
 
 また、銀行でおろした全財産を車の後部座席で燃やすシーンも、映さないところも、ネタ割れ!!

 ダメ!ダメ!

 もう、前半から、ネタがある程度、想像できましたけど、まさに、その通りの展開になってしまったんで、ちょっとマイナスです!
 上司の家のネタは、わかりませんでしたけど、そこだけ、ちょこっとビックリしましたけど、そこだけで、あとは、想像の域を出ない感じでした!
 でも、延々と、延々と引っ張っといて、このラストの脱力感は、なかなかのもの!!
 こういうラストはけっこう好きですよ!!

 邦画を上映するなら、こういう作品こそ劇場公開して欲しいですけど、絶対に劇場公開した方が良いのか??って聞かれたら、それほどでも無いかも。
 
 でも、でも、サスペンス映画やミステリー映画をあまり観たコトない映画ファンだったら、けっこう驚けるはず。日本版タイトルの「マリオネット・ゲーム」っていうタイトルもけっこう良いですしね!!
 少なくとも、中学生向けみたいな、ユルユルなミステリー性のカケラも感じさせない『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年)や『天使と悪魔』(2009年)よりかは、ミステリー的には、1000000000倍面白く観れます! 40点

 <声の出演>
 ピアース・ブロスナン(トム)  横島 亘 
 ジェラルド・バトラー(ニール) 宮本 充 
 マリア・ベロ(アビー)      安藤 麻吹  
マリオネット・ゲーム <特別編> [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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『香港テロ対策ユニットCTU』

2010-05-26 02:10:14 | 香港映画
香港テロ対策ユニットCTU
無名天使3D ANGELS OF MISSION(2008年香港) 
 監督   ロー・ウィンイン 
 脚本   パオ・ワイチュン 
 出演   ソニア・クォック、カーメイン・シェー、シャーリーン・ヨム
       パトリック・タム、ハン・ティンミン  

 ■ストーリー■  
 ワンチャイの会議センターで、金融界のセミナーにテロリストが乱入、人質をとり身代金を要求する事件が発生する。サム警部は事件の指揮をとり事件を解決する。しかし、これはテロ対策ユニットCTUの演習だった。
 一方、セントラル警察署のライファは街のカフェで男3人組みにナンパされるが、ナンパを断って男たちを追い返すがカフェを壊して、修理代を請求されるのだった。暴力事件を起こしてばかりで、警察署長もお手上げ状態だった。そんなときセントラル署に新たにボウイという女性警官が配属され、ライファの下に就くのだった。
 繁華街で爆発が起こり18名の死者、7名の重体者、50名以上の負傷者が出る事件が起きる。その後、事件を起こしたテロリストから、捕らえられているリーダーのジェフ・カールソンを釈放しないと、次の爆発を起こすと言う犯行予告が入るのだった。サムは爆破事件のテロ組織のメンバーを密入国させたサイモンから情報を得ようとするが、サイモンは口封じのために殺されてしまうのだった。捜査中、サムはテロの警備に駆り出されていたライファとボウイと知り合うのだった。ライファは運転の腕前が、ボウイは射撃の腕が1流だった。サムはライファとボウイを対テリ対策ユニットCTUへの転属させるのだった。

 ■感想■
 香港映画得意のノワールアクション??
 と思って鑑賞したら、なんとTVドラマでした!
 それも、TVドラマなんで、ビデオ映像系の明るい映像の作品でした!

 「フィルムじゃない!!」

 TVドラマなんで、展開もコメディチックでユルユルな感じの日常風景が延々と描かれます!なのに、さすが香港!銃撃戦やカーチェイスといったアクションシーンは、ハリウッド映画顔負けの真剣さ!
 このギャップ、頭がおかしくなりそうです!
 TVドラマで、こんなシーンが普通に観れちゃうんですから、当然、劇場映画のアクションシーンが、ハードなのもうなずけちゃいます!

 香港映画のアクション映画は、最近のノワール作品や、かつての「武侠映画」が未公開のままなのに、なぜ、こんなTVドラマをソフト化しちゃったんでしょう??
 1980年代の武侠映画や、最近の作品でも未公開のままのアクション映画、刑事物、ノワール物とかを先にソフト化して欲しいですね!
 もちろん、今作だって、観れないより観れただけ、幸せなんですけど。

 でも、もっと早くソフト化して欲しい作品はあるんですよね!
 例えば

 ジョニー・トー、ワイ・カーファイ監督の“マッド探偵”も「東京国際映画祭」で上映されたまま未だソフト化されていませんしね!
 ジョニー・トーのブランドがあっても、未ソフト化のままなんだから、その他、多くの作品が未ソフト化なのもわからないでは無いですが、“マッド探偵”こそ早くDVD化して欲しいです!!

 その他思いつく作品をいくつかあげると、

 “証人 BEAST STALKER”
  ニコラス・ツェー、ニック・チョン主演のサスペンススリラー。
 監督バリー・ウォン(ウォン・ジン)、ビリー・チョン。

 “金銭帝国 I CORRUPT ALL COPS”
 イーソン・チャン、レオン・カーファイ、アンソニー・ウォン主演の1970年代を部隊にした警察物。汚職が蔓延していた警察とICACとの攻防を描いた作品。
 監督バリー・ウォン(ウォン・ジン)。
 
 “火龍 FIRE OF CONSCIENCE” 
 リッチー・レン、レオン・ライ、ビビアン・スー出演の刑事物。
 監督ダンテ・ラム。

 “大捜査之女 LADY COP &PARE CROON” 
 監督アラン・マック、脚本フェリックス・チョンの『インファナル・アフェア』のスタッフが描くコミカルタッチの犯罪物。
 出演はサミー・チェン・イーソン・チャン。

 “竊聽風雲 OVERHEARD” 
 ラウ・チンワン、ダニエル・ウー、ルイス・クー出演の犯罪・ノワール物。

 とまぁ、いくらでも出てきちゃいます!
 韓流ブームみたいに、また香港ブームでも来て、レンタルやセルでDVDが香港映画が山ほど観れるようにならないですかねぇ??40点 

 <声の出演>
ソニア・クォック(サム)    小林さやか
カーメイン・シェー(ライファ) 魏 良子
シャーリーン・ヨム(ボウイ)  岡村 朋美
香港テロ対策ユニット CTU [DVD]
パオ・ワイチュン
メーカーオリジナル
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『ミュータント・クロニクルズ』

2010-05-25 00:59:48 | SF
ミュータント・クロニクルズ
MUTANT CHRONICLES(2008年アメリカ) 
 監督   サイモン・ハンター 
 脚本   フィリップ・アイズナー 
 出演   トーマス・ジェーン、ロン・パールマン、デヴォン・青木
       ベンノ・フエルマン、ジョン・マルコヴィッチ  

 ■ストーリー■  
 氷河期の終り“死のマシン”が地球に飛来した。その機械の目的は地球人をミュータントに変えることだった。マシンの大殺戮の後、ナクダインという勇者が現れ、古代部族のものと協力しマシンを“ロストシティ"へと封印したのだった。東ヨーロッパ山岳地帯に住むナクダインの子孫のみがマシンの秘密と真実を語りつぎ、その事実を“年代記(クロニクル)”に記したのだった。 
 時は移り、2707年、世界は4つの企業に支配されていた。極東のミシマ、欧州のバウハウス、アフリカのインペリアル、西のキャピトル、彼らは地球の限りある資源を求めお互いに終り無き戦いを続けていた。東ヨーロッパでのキャピトルとバウハウスの戦いの地で戦闘中、地中に穴が空きミュータントが現れ兵士たちを皆殺しにしていくのだった。
 ミュータントの攻撃に対し、4社でもなす術はなく地上はミュータントたちに征服されていった。ナクダインの教えを守っていたサミュエルは4社の代表に20名の戦士でロストシティに乗り込みマシンを破壊する計画への協力を求めるのだった。  

 ■感想■  
 スウェーデンで発売されたビデオゲームの映画化。
 トーマス・ジェーン、ロン・パールマン、ジョン・マルコヴィッチ、デヴォン・青木とB級作品だったら、超豪華なキャスティング。
 人類を脅かすミュータントと、選ばれた少人数の精鋭部隊のコマンド部隊が戦うといういかにもB級アクション映画っぽい設定のSF映画。

 いくらでも面白くなりそうな設定なのに、全然盛り上がらない!
 「なぜ、登場してきたの??」って言う感じで、キャラクターたちがどんどん死んで行きます!
 登場シーンはカッコ良かったのに、見せ場もなくどんどん死んでいきます!本当に、キャラクターたちがどんどん退場していきます!
 
 「なぜ??」

 普通は、登場するキャラクターたちに見せ場を与えるもんですけど、それも無く、あっという間に数人に!

 アクション映画ファンが、呆然としている間もなく、トーマス・ジェーンとロン・パールマンと無口な修行僧セヴェリアンのみ!なんで。みんなに見せ場を用意しないの??それだけで、90分楽しく観れる作品になりそうなのに…。

 本当にもったいない!!

 やたら凝った町並みや、飛行機、ロケットの造詣とかがオルジナル感がいっぱいで、良いんですけどねぇ。

 最後のクライマックスも、何??えーッ、どうなっちゃうの??って感じですしね!
 とにかく、熱狂的なSF映画ファン以外には、オススメできなくらい盛り上がらない作品です!1番の見せ場はミュータントと戦うために集められたコマンド部隊が部屋に集まるシーンと、2刀流の剣を使うセヴェリアンのシーンくらいなもの。

 豪華なキャスティングも、もったいないですしね!

 監督は1999年のC級イギリス製のホラー映画『キリング・オブ・サイレンンス』のサイモン・ハンター!
 またまた、“観ちゃいけない映画監督のリスト”に入っちゃう監督が1人追加!って感じです!

 こんな作品でも劇場公開されているんですよね!つまらない邦画よりはマシですけど、もっと劇場公開した方が良い作品があるでしょ!!10点


 
ミュータント・クロニクルズ [DVD]

Happinet(SB)(D)

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『バタフライ・エフェクト3最後の選択』2よりは面白い、、

2010-05-24 01:38:44 | SF/タイムトラベル・時間

バタフライ・エフェクト3最後の選択
THE BUTTERFLY EFFECT 3 REVELATIONS(2009年アメリカ)
 監督:セス・グロスマン
 脚本:ホリー・ブリックス
 出演:クリス・カーマック
    レイチェル・マイナー
    ミア・セラフィノ
    サラ・ハーベル
    ケヴィン・ヨン

 ■ストーリー■
 タイムスリップする超能力を持ったサム・リードは、その能力を活かして、警察に協力して生計を立てていた。そんなとき、10年前に友人のロニーに殺害されたサムの恋人だったレベッカの姉リズが訪ねてくる。
 レベッカの日記から、犯人はロニーでなく、別の犯人がいるから調べて欲しいという依頼を受けるのだった。自分のためには、その“特殊能力”を使わないコトにしていたサムだったが、妹ジェナの制止するのも聞かず、レベッカが殺された事件のことが気になり、事件が起きた夜にタイムスリップしてしまうのだった。

 ■感想■
 タイムスリップ出来る能力を持った男が経験する事件を描く「バタフライ・エフェクト」シリーズ第3弾!
 このシリーズの特長は、主人公がある出来事を「良くするため」にタイムスリップする度に歴史が書き替えられて、どんどん悪くなっていってしまうコトです。

 ちなみに、すでにご存知だと思いますが、タイトルの“バタフライ・エフェクト”とは、ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側では竜巻が起きる。という最初に起きたささいな出来事が、未来には大きな出来事となってしまうというカオス理論のことです。
 
 超分かりやすく言うと、過去で蝶を1匹殺しちゃうと未来では生物の進化が変わっちゃうという『サウンド・オブ・サンダー』(2004年)みたいなことですね。

 どうしようも無いシリーズ2作目『バタフライ・エフェクト2』(2006年)よりは面白いですけど、当然といえば当然ですが、1作目『バタフライ・エフェクト』(2004年)の方が、はるかに面白いです!
 タイムスリップするたびに、どんどん状況が悪くなっていってしまうこのシリーズは、このアイデアが勝負みたいなところがありますので、目新しかった1作目が1番面白いですね。
 2作目なんて、自分のためだけにタイムスリップする主人公に「イヤな奴」としか思えない設定でしたからね。
 
 1作目の主人公は好きなときにタイムスリップ出来ませんでしたけど、今作の主人公はタイムスリップを仕事にしちゃう感じで、バンバン好きなときにタイムスリップしちゃってます!
 
 これだったら、「バタフライ・エフェクト」シリーズで無くとも良かったと思うんですけどね。
 
 タイムスリップ出来る主人公が過去に行って、警察の捜査に協力する設定だったら、TVムービーのパイロット版でも全然OKな感じの設定ですよね。
 
 でも、主人公の恋人が殺された事件が、タイムスリップすることによって次々と殺人事件が起きる連続殺人事件になっちゃって、なぜ??なぜ??
 
 主人公と関わったにも関わらず、なぜか、タイムスリップ後は生き残った被害者もいて、どういうこと??
 と思って観ていると、まさかの犯人!!
 
 全然、期待していなかったので、けっこう驚きました!
 B級SFと思って観ていたからこの犯人に驚けました!!
 最初からミステリー映画だと思っていたら驚けなかったかも??それくらいのミステリー度はあります!!

 タイムスリップの設定が無くて、イタリア映画だったら、ジャッロみたいで、すご~く面白く観れたのにッ!!
 でも、それだったら、日本では未公開で観れないままだったりして…。

 「バタフライ・エフェクト」のシリーズと思って観るから、評判の今一な今作ですけど、独立した作品として観れば、けっこう面白く観れます!


バタフライ・エフェクト3 / 最後の選択 無修正版 [DVD]
クリス・カーマック,レイチェル・マイナー,ミア・セラフィノ,サラ・ハーベル,ケヴィン・ヨン
ワーナー・ホーム・ビデオ


SF映画ファン必見の1作目

バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション [DVD]
エリック・ブレス,J・マッキー・グラバー
ジェネオン エンタテインメント

2作目

バタフライ・エフェクト2 デラックス版 [DVD]
ダスティン・ミリガン,ジーナ・ホールデン,エリカ・デュランス,エリック・ライヴリー
ジェネオン エンタテインメント

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「日曜洋画劇場」アクションスターGP

2010-05-23 21:53:22 | ホントの日記
 本日(2010年5月23日)の「日曜洋画劇場」は、スティーヴン・セガールの『暴走特急』(1995年)を放映しています!
 今週から【史上最強アクションスターGP(グランプリ)】ということでアクション映画を3本放映します!!

 今日5月23日が、『暴走特急
 来週5月30日が、『レッドブル
 で、6月20日が、『ダイ・ハード3

 3作品放映を記念して、アクション映画の歴代アクションスター人気ランキングを開催しています!
 
 アクションスター三カ条として
 一、鍛え抜かれた肉体!
 一、どんな状況でもネバー・ギブアップ!
 一、守るべき者のために戦う!

 3本の主演の俳優以外でも投票OKだそうです!興味のある方は、「日曜洋画劇場」のHPから投票できるそうなので、サイトに行ってみて下さい。
 投票結果は6月20日の『ダイ・ハード3』放送内にて発表するそうです!

 なんか、『暴走特急』も『レッドブル』も、またTVで放映するの??って感じですよね!

 『暴走特急』はスティーヴン・セガール主演の作品ではベストな作品です!
 『レッドブル』も、DVDに日本語吹替えが付いていないし、けっこう好きな作品で、しばらくぶりのTV放映なんでOKなんですけど、もっと珍しいアクション映画を放映して欲しい気もしちゃいます!
 
 【史上最強アクションスターGP】というなら、
 「日曜洋画劇場」は2週間放映が無いみたいですけど、休みにしないで、シルヴェスター・スタローンの作品や、ジャン=クロード・ヴァン・ダムの作品や、ドルフ・ラングレンの作品なんかも放映すれば良かったのに。

 自分的には、カート・ラッセルの『ニューヨーク1997』(1981年)とかジャン=ポール・ベルモンド『パリ警視J』(1984年)とか放映して欲しいんですけどね。でも、ゴールデンタイムでは厳しいでしょうねぇ!
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『SHOCKER闇の奥』アンドリス・マルティンスは生きていた!

2010-05-23 08:52:18 | ホラー
SHOCKER闇の奥
 SL8N8(2006年ベルギー、オランダ)
 監督   フランク・ヴァン・ジェロヴェン
       エドウィン・フィサー 
 脚本   フランク・ヴァン・ジェロヴェン    
       エドウィン・フィサー 
 出演   ヴィクトリア・コブレンコ、カート・ロジャース、ヨップ・ヨリス  

 ■ストーリー■
 1857年冬、オランダのリンブルフ州で農村で7人の子どもが行方不明になる事件が起きる。警察の捜査により、オカルト的な儀式を行っていた犯人アンドリス・マルティンスは捕らえられるのだった。 
 現在、伝達・報道学部の学生クリスは、クラブで飲んだあと車が故障したため、友人たちと父親に車で送ってもらうことになるのだった。友人たちを送ったあと、クリスたちが学校を休学して世界旅行に行くことがばれ車の中で、父親とケンカになってしまうのだった。ケンカをして運転していたクリスの車に、突然トラックが激突する事故が発生、父親が死んでしまうのだった。 
 作家の父親が残した原稿をとりにクリスは友人たちとベルギーのブレニー炭鉱博物館に行くことにするのだった。博物館で父親の残したカセットテープを聞いて、父親が黒魔術にのめりこんで連続殺人を行った殺人鬼アンドリス・マルティンスの研究をしていたことを知るのだった。アンドリス・マルティンスに興味を持ったクリスは、友人たちを誘い、炭鉱で死んだとされた殺人鬼アンドリス・マルティンスを辿るツアーに参加するのだった。 

 ■感想■
 ベルギー、オランダ製のオカルト映画。
 自分はオカルト映画より、スラッシャー映画の方が好きなんですけどね。
 だから、幽霊のような殺人鬼が暴れるより、「13日の金曜日」のジェイソンみたいな殺人鬼が若者を殺していく作品の方がすんなりストーリーに入っていけるんですよね。
 まぁ、ジェイソンも、作品を追うごとに不死身になって、第6作目『13日の金曜日PART6ジェイソンは生きていた!』(1986年)以降は、完全なモンスターになっちゃいましたけどね!
 幽霊が出てきちゃうと、何をやってもOKみたいになっちゃうので、自分は、幽霊系のホラー映画は苦手なんですよね! 
 
 でも、今作の場合は、殺人鬼が、黒魔術にのめりこんでいたという設定なので、炭鉱の中で甦ろうとして現れても、ストーリー的には不自然さは無いです!意味も無く殺人鬼が甦るワケではないので、すんなりストーリーに入っていけます!

 それにしても、こういう作品ではヒロインは、普通、バカな友人に誘われて、事件が起きる現場に行ってしまうのに、今作ではヒロイン自ら友人たちを誘って現場に行くことに!
 
 「迷惑なヒロイン…」

 冒頭、ヒロインの父親が死んでしまうのも、炭鉱の中でヒロインたちを助けるための設定ということで、そういうところなどストーリーがうまく練られています!
 また、友人たちも次々と殺されていくところも容赦が無く、好感が持てます!
 こんな事件が起きたのもヒロインが、炭鉱ツアーに友人たちを誘ったからなんですよね。

 「本当に迷惑なヒロイン!」
 
 面白さ的には、ごくごく普通な感じですけど、ていねいに作られているので、それなりに楽しく観れる作品になっています!

 こういう良質な未公開のホラー映画が観れるというのはウレシイですね。
 ベルギー、オランダ製のホラーなんて、DVD化されるまで存在さえ知らない作品が少なくないですからね。

 まだまだ、未公開な作品はホラー映画のジャンル以外でも、アクション映画やジャッロ映画、サスペンス映画で、いくらでもありますから、最新作以外の1980年代以降の作品を含めてDVD化して欲しいですね!60点
SHOCKERショッカー 闇の奥 [DVD]

ギャガ

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『12ラウンド』レニー・ハーリン版ダイ・ハード3

2010-05-22 19:22:00 | アクション
12ラウンド
12 ROUNDS(2009年アメリカ) 
 監督   レニー・ハーリン 
 脚本   ダニエル・クンカ 
 出演   ジョン・シナ、アイダン・ギレン、アシュレイ・スコット
       スティーブ・ハリス、ブライアン・ホワイト  
 ■ストーリー■
 FBIはニューオーリーンズでテロリスト、マイルズ・ジャクソンを取引現場で捕獲しようとするが、マイルズにウラをかかれ逃してしまうのだった。FBIは地元の警察に捜査協力要請、地元をパトロールしていた警官ダニーがマイルズの恋人エリカの運転する車を偶然、発見、追跡するのだった。そして、ダニーの機転のおかげでマイルズを逮捕できるのだった。しかし、逮捕現場で事故でエリカが死んでしまうのだった。
 1年後、マイルズを逮捕した功績が認められダニーと相棒の警官は刑事に昇進していた。ある朝、恋人のモリーを送り出したあとダニーの携帯に脱獄したマイルズから電話が入るのだった。エリカを殺したダニーに復讐するため、恋人のモリーを誘拐し、ダニー相手に“12ラウンド”というゲームを始めるのだった。

 ■感想■
 WWEのレスラー、ジョン・シナ主演のアクションスリラー。 
 監督は『カットスロート・アイランド』(1995年)でカロルコを潰したレニー・ハーリン。
 レニー・ハーリン監督も以前は『カットスロート・アイランド』以外の作品も『ダイ・ハード2』(1990年)、『ロング・キス・グッドナイト』(1996年)とアクション大作の爆発シーン満載の監督って印象でしたけど、最近は『マインドハンター』(2004年)、『ザ・クリーナー消された殺人』(2007年)と、どちらかというと爆発シーンのイメージより、こじんまりとしたスリラー映画の監督って印象の方が強くなってきました!  

 が、ここにきて、今作は以前の“爆発シーン”満載の作風の監督に戻ったかのように、破壊する!破壊する!とにかく破壊します!

 家を爆破! 
 車を爆破! 
 路面電車暴走! 
 ビルのフロア爆破! 
 電力供給場所破壊!  

 なぜ、元に戻っちゃったの??
 レニー・ハーリン監督の、スリラー映画のこじんまりとした系の作品、好きだったのにッ。 
 テロリストに逆恨みされた刑事の主人公が、テロリストの用意したゲームに振り回されるって言う設定って、まさに『ダイ・ハード3』(1995年)です!
 まぁ、15年弱経ってるから同じ設定でも大丈夫!!ってコトなんでしょうか??多分そうなんでしょうけど。  

 主人公に、WWEのレスラージョン・シナを迎え、爆発!破壊!破壊!爆発!破壊!久々にやりたい放題!本当はもっともっとハデにしたかったんでしょうけど、これだけ、何も考えずに爆発や破壊シーンを盛り込んだ作品を観るのはしばらくぶり!!
 1990年代の映画を撮っているかのような爆発シーンの無意味なまでのハデさ!
 狡猾で凶悪なテロリストvs絵に描いたようなマッチョな主人公!しかも刑事! 
 今どき、こんな映画が観れるなんて、ある意味幸せかも!但し、アクション映画ファンに限りますけど…。

  ところで、主人公のダニーを罠にはめるための数々の仕掛けですけど、どれだけ準備したんでしょうね??それも“12ラウンド”すべて主人公が罠にかかると思ってるんでしょうかね??けっこう確率低そうですけど。でも、『マインドハンター』の罠に比べたら、掛かる確率は、まだ高そうですけどね。70点

 <声の出演>
 ジョン・シナ(ダニー)           楠   大典
 エイダン・ギレン(マイルズ)      大塚  芳忠
 アシュレイ・スコット(モリー)      甲斐田 裕子
 スティーヴ・ハリス(エイキン)     木村  雅史
 ゴンザーロ・メネンデス(サンティアゴ)藤  真秀
12 ラウンド (特別編) [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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『コクーン・プラネット』レイ・ブラッドベリ「さなぎ」映画化

2010-05-21 07:17:24 | SF
コクーン・プラネット
RAY BRADBURY’S CHRYSALIS(2008年アメリカ) 
 監督   トニー・ベアズ・ミラン 
 脚本   トニー・ベアズ・ミラン 
 映画原案  ロジャー・レイ・Jr       
         トニー・ベアズ・ミラン 
 原作   レイ・ブラッドベリ 
 出演   ダーレン・ケンディック、グレン・ボーン、ジョン・クレマンタスキ
       コーリー・ランディス  

 ■ストーリー■
 地球的規模の環境破壊により荒廃した未来、植物を再生しようとする科学者たちのグループが研究を進めるが、ある日、科学者の1人スミスの具合をおかしくなり倒れてしまうのだった。スミスは昏睡状態に陥り、原因不明のまま体が繭のように包まれていくのだった。

  ■監督■  
  レイ・ブラッドベリ「さなぎ」の映画化作品。
 
 今作は【フェニックス国際ホラー&SF映画祭2008】でベストフィルムを受賞しています!
 「う~ん、ベストフィルムの賞を獲るほどの作品なの??」
 って聞かれると答えに、少し困っちゃうような作品です!
 まぁ、色んな映画祭がありますからねぇ。
 
 ストーリー的には、2008年にわざわざ作るような感じの作品ですけど、ヴィジュアル的にはけっこう楽しめる作品になっているかも?? 
 低予算の作品なんで、舞台を狭い研究室に して登場人物も少ない設定にしながらも、ニュース映像を流すことによって、世界的な環境破壊だか、ウィルスの蔓延だかを感じさせる世界を演出しています!
 また、最後の映像も、今までの狭い研究室から打って変わって、広い世界でより一層の感動を味わえるようになっています!

 エイリアンが攻めてくるでもなく、パニックになるでもなく、本当に刺激的な事件は起きませんけど、ちゃんとしたSF映画になっています!
 もちろん、それは原作がちゃんとあるからでしょうけどね!

 今作を観る映画ファンは、DVDのパッケージは読まないようにッ!!
 絶対に読まないようにッ!!
 ストーリーが全部書いてありますから!
 それどころか、映画そのものと違う内容が書いてあります!!
 メーカーさん、ネタバレしないで下さい!!

 未公開のB級作品としては、ギリギリ合格点!!って感じでしょうか??50点 

 

コクーン・プラネット [DVD]

タキ・コーポレーション

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『バイオレント・サタデー』ディレクターズカット版DVD化して!

2010-05-20 00:08:08 | なんでDVD化されないんだ!

 当ブログの記事のカテゴリーでほとんど更新されていないですけど、久々に
 “なんでDVD化されないんだ!”
 の記事を更新します!

 いつもは映画の感想形式で書いていますけど、今回は未見のため、「観たい!」というコトだけで記事にします!
 その作品とは、サム・ペキンパー監督の
 
 バイオレント・サタデー』(1983年)です!

 監督  サム・ペキンパー
 脚本  アラン・シャープ
 音楽  ラロ・シフリン
 出演  ルトガー・ハウアー、クレイグ・T・ネルソン、ジョン・ハート、バート・ランカスター
      デニス・ホッパー、メグ・フォスター、クリス・サランドン

 という豪華なキャスティングの作品です。
 ロバート・ラドラムの原作「オスターマンの週末」(後に「バイオレント・サタデー」に改題)と少し内容を変えたスパイスリラーで、最後の展開は「何っ??」って感じですけど、自分は大好きな作品です!
 原作無視のラストもサム・ペキンパー監督だから、全然OKです!
 映画と原作小説は別物ですからね。

 脚本のアラン・シャープは、ジョージ・C・スコット主演の傑作アクション『ラスト・ラン殺しの一匹狼』(1971年)、ジーン・ハックマン主演の探偵物の佳作『ナイト・ムーブス』(1975年)の脚本を書いた脚本家です!その後、原作のいいところを何も活かしていないトンデモSF『世界が燃えつきる日』(1975年)を書いています!
 
 『バイオレント・サタデー』のDVDは、スパイクさんから2001年に発売され、その後、ジェネオンエンタテイメントさんから2004年に再発されました!
 
 ちなみに、スパイクさんから発売されたDVDは、DVDのパッケージに“音声:日本語”となっていたので喜びいさんで購入したら、表記ミスで音声は“英語のみ”というバージョン!
 日本語新録かTV放映用の全長版か飛行機用の版かと思い購入しちゃいました。
 
 「ショックでした!」

 スパイク版も、ジェネオン・エアンタテイメント版も、日本で劇場公開されたランニングタイム102分版!!
 今作は、USA版のディレクターズカット版は、116分!!
 
 ディレクターズカット版!
 ディレクターズカット版!
 ディレクターズカット版!
 サム・ペキンパー監督のディレクターズカット版!

 それだけでも、“必見”なのに、劇場公開版よりも、なんと13~14分も長い版があるんですよね!!
 1983年の作品なんで、けっこう古い印象を持たれる方も多いかもしれないですけど、ケータイ電話が無いくらいで、内容的には、今観ても全然面白い作品になっています!!
 TVの吹替え音源の102分版と、日本語吹替え新録の116分の「ディレクターズカット版」を収録したDVDとか発売してくれないですかね~??
 
 どこかのメーカーさんお願いします!!

 以前、発売されたDVDは、もうかなり前なんで、ディレクターズカット版で再発お願いします!

バイオレント・サタデー [DVD]
アラン・シャープ
ジェネオン エンタテインメント
バイオレント・サタデー [DVD]
ルトガー・ハウアー,デニス・ホッパー,ジョン・ハート,バート・ランカスター
スパイク

原作とは違うラスト!

バイオレント・サタデー (角川文庫 (5690))
山本 光伸
角川書店
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『ビッグ・バグス・パニック』戦慄!バグスパニック

2010-05-19 01:07:07 | ホラー
ビッグ・バグス・パニック
 THE INFESTATION(2009年アメリカ) 
 監督   カイル・ランキン 
 脚本   カイル・ランキン
 出演   クリス・マークエット、ブルック・ネヴィン、レイ・ワイズ
       キンジー・バッカード、E・クインシー・スローン、リンダ・パーク
 
 ■ストーリー■
 母親を亡くしたばかりのクーパーは、身の上を憐れに思われ保険会社に採用され、勤めだすが、毎日、毎日、毎日、遅刻ばかりする始末。また事務所でおかしなゲームを流行らせたということで、ある朝、社長に呼び出されクビを言い渡されてしまうのだった。
 と、そのとき、“キーン”という不気味な音が響き、その場にいた全員が倒れてしまうのだった。その後、クーパーは巨大な繭の中で気がつくのだった。町は、巨大な昆虫に支配され人々はクーパー同様、繭の中で眠り続けていた。クーパーは周りの人間たちを起こし、脱出を図るのだが…。

  ■感想■
 何をやっても中途半端な青年が巨大な昆虫に支配された世界で活躍するホラーコメディ。
 
 こういう作品があるから

 “アメリカ製のホラー&SF映画って、やっぱり止められれない!”

 って思わせる作品です!自分はアメリカ映画より、ヨーロッパ映画のエンターテイメント作品の方が好きな方ですけど、こういう作品を観ちゃうと、アメリカ映画、最高!って思っちゃいます!

 とにかく傑作です!
 
 傑作!傑作!傑作!もう1回、オマケで言っちゃいます!傑作です!
 
 余りの面白さにレンタルで鑑賞後、DVD購入しちゃいました!!

 何をやっても中途半端な主人公が世界が危機的状況の中、ヒーローになる展開も楽しく観れて、もう最高です!!
 
 こんなコメディ系のホラー&SF映画ですけど、ちゃんと劇場公開されています!
 こういう傑作が劇場公開されないで、ワケのわからない観客の知能指数を50くらい下げるような邦画がシネコンを占領していたら、すごく悲しいですもんね!
 
 ボンクラに見える主人公が、お天気お姉さんの誘惑を払いのけ、無事(??)、1目ぼれしたヒロインとカップルになるのも、ラブコメディの定番の展開で安心して観ていられます!

 「う~ん、自分だったら、お天気お姉さんの誘惑に負けちゃいます」

 状況的にも、いつ死んでもおかしくない感じだし、理性なんかふっとんじゃって、誘惑に負けちゃいます!!
 でも、映画の中盤で判明しますけど、主人公とヒロインのサラが実はこういう世界になる前に出会っているっていうのが、ポイントです!このシーンがあるから、お天気お姉さんよりヒロインが好きっていうのも生きてきます!

 コメディでも、さすがモンスターホラー映画!人がバンバン死んで行きます!
 「エッ!マジ??」
 って思う間もなく、どんどん登場人物が減っていきます。
 死ぬシーンがなくて、セリフだけで語られるのを含めれば、かなり残酷な感じです!
 自宅に向かった主人公たちと別行動を取って、繭にからまれた人々を救出していたリーチーたちの扱いなんてひど過ぎ!
 ハッキリ言って、マジメなモンスター映画より残酷かも??
 作品全体の雰囲気がコメディタッチなだけに、死ぬっていうことが、より一層残酷な印象に!!
 こういうところもホラー映画ファンのツボを押さえた展開で楽しく観ていられます。
 

 監督&脚本のカイル・ランキンは、今後もホラー路線でいくのか?コメディ路線でいくのか?わかりませんけど、これから要チェックの監督になるかも!!80点 
ビッグ・バグズ・パニック 特別版 [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

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