『エリア・オブ・ザ・デッド』
HUMANS vs ZOMBIES(2011年アメリカ)
監督 ブライアン・T・ジェイネス
脚本 ブライアン・T・ジェイネス
デヴァン・サリアーニ
出演 ドーラ・マディソン・バージ
フレデリック・ドス
メリッサ・カーネル
■ストーリー■
ゾンビウィルス“H1Z1”が研究施設から流出し、感染した研究者が海岸にいたカップルの女性にに咬みつくのだった。一方、近くの大学では、ゾンビと鬼ごっこをするロールプレイングゲームが流行していた。
ゾンビに咬まれたカップルの女性はゾンビ化し、大学内に被害を広めていた。ラジオやネットではゾンビウィルスの流出について報道され、被害は広がっていくのだった。
■感想■
アメリカで人気の「鬼ごっこ」のようなロールプレイングゲーム“human versus zombies”を原案にしたゾンビ映画。
ラジオやネットでゾンビウィルスの事件を報道しているのに、登場人物たちが全然無関心で、ゾンビを信用していないのは、なぜ??
映画が始まってすぐに、ゾンビウィルスに汚染された研究施設での事故が描かれ、その後、ゾンビ映画っぽくなるのは約40分弱待たなくてはいけないダラダラ展開が待っています。登場人物たちのキャラクターの説明とかは必要でしょうけど、40分弱は使いすぎ!
40分使っても、登場人物たちは、誰が誰か良くわからないんですけどね・・・。
ランニングタイム93分の作品ですけど、そのうち、30分くらいが不必要な感じ。
あと、20分くらい短い方が良かったのに・・・。
逃げ出した主人公たちが篭城するあたりから、いつもの「ゾンビ映画」っぽく、なりますけどそこにいくまでがダラダラと長いのでもったいない感じですね。
大学で流行している“human versus zombies”が映画のストーリーと全然関連してこないのも、こういうC級映画にはありがちですけど、ちょっともったいない感じです。
ゾンビウィルスは軍が開発したようで、戦場で薬品を浴びた元兵士たちはゾンビに咬まれても大丈夫みたいな説明があるものの、その設定も広がらずじまい。
うまく使いこなせていない細かい設定!
魅力的でない登場人物!
個性的でないストーリー!
ダラダラとした展開!
結局、最後の展開はいつものB~C級の「ゾンビ映画」になります!
とにかく、もう少し短ければ、良かったのに~。
でも、こんな作品でもリリースされちゃうなんて、ゾンビ映画ファンにはうれしい時代ですよねぇ。 40点
エリア・オブ・ザ・デッド [DVD] | |
フレデリック・ドス,マディソン・バージ,チップ・ジョスリン,メリッサ・カーネル,アリ・フォークナー | |
アメイジングD.C. |