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『THE WITCH 魔女 -増殖-』 シリーズ2作目

2024-02-29 00:36:02 | SF

THE WITCH 魔女 -増殖-
THE WITCH PART 2 THE OTHER ONE(2022年韓国)
 監督:パク・フンジョン
 脚本:パク・フンジョン
 出演:シン・シア
    パク・ウンビン
    ソ・ウンス
    ソン・ユビン
    チン・グ

 ■ストーリー■
 社員旅行のバスが山の中の空き地に入り、突然ガスがまかれ1人の女性がバスから連れ出されるのだった。そのバスは運転を誤って崖から落ちたということになるのだった。
 その後、、研究所アークが襲撃を受け壊滅状態になるが1人生き残った少女が血まみれのまま林の中を歩いていくのだった。道路に出た少女はギャングに連れ去られようとしていた牧場主ギョンヒを乗せたライトバンにすれ違い、目撃者ということで車にむりやり乗せられるのだった。ギャングは少女をからかうのだが、怒りを買ったギャングたちは少女に半殺しの目にあうのだった。少女はギョンヒとともに町へむかうのだったが、、。

 □■□ネタばれあり!□■□
 普通にネタバレしてるので観てから読んで下さい!

 ■感想■
 2018年の超能力Sci-Fiアクション映画『THE WITCH 魔女』の続編。
 昨日、前作の記事を書いたので今日は続編を記事にします!!

 続編は、そうなったの、、、??と思っていたら、2023年5月に日本で劇場公開されました、、。
 前作から5年も経っちゃいました、。自分が1作目を観たのが2019年ですが、結局、続編の今作を観たのも劇場公開から1年近くあとの2024年に観たので5年後に、、。
 本国では2022年に公開されたようなので4年なんですが、、。
 
 前作が”続く”みたいに終わったので、どうなるんだろう??
 と思って観始めたら、ヒロインが違う!!
 「え、え、どうなっちゃったの??」
 
 最後の方に前作の主人公もちゃんと出てくるんですが、、。
 前作のヒロイン、ジャユンが、今作のヒロインの少女を探すように依頼したグループを間違えたとしか言えないにでは、、??
 このグループがトンデモなグループだったので、こんな大騒ぎになってしまったのでは??
 
 あと、今作でヒロインの少女と親交を深める牧場主の姉妹ですけど、、この姉ギュンヒの判断が悪すぎでは??
 遺体がなくなっていたので、続編登場するのかもしれないですけど、、、。それにしてもライトバンに乗っていたギャングとか、自分の牧場を狙っているヨンドゥとか、どう考えても自分や弟を狙ってくるのは分かっているのに、日本のホームドラマの主人公のような優しさで接してるのはなぜ??

 みんな、少女に頼んで早めに退場させちゃえば良かったのに、、。

 ヨンドゥが牧場を襲ってくるシーンで、少女にコテンパンにされるシーンありますけど、みんなスゴスゴ逃げて行くんですが、あきらかに何人かはどうかなっちゃってますよね、、。あれで生きてるなんてコント??それとも、あの人たちも超能力者??
 
 前作のヒロイン、ジャユンが身体が治ってからゆっくり少女を探せばこんな大騒ぎにならずにすんだのでは??
 
 今作は3部作とのことなので、3作目も楽しみにしてます!!
 3作目はいつ観れるのでしょうか??

 3作目が早く観たい度         ★★★★
 ジャユンが頼む相手間違えたのでは度 ★★★★
 ギュンヒの対応が甘すぎ度      ★★★★

 

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『THE WITCH 魔女』 シリーズ1作目。

2024-02-28 23:57:56 | SF

THE WITCH 魔女
THE WITCH PART 1 THE SUBVERSION(2018年韓国)
 監督:パク・フンジョン
 脚本:パク・フンジョン
 出演:キム・ダミ
    チョ・ミンス
    チェ・ウシク
    コ・ミンシ
    パク・ヒスン

  ■ストーリー■
 特殊能力を持つ子どもたちが集められた施設から逃げ出した少女ジャユンは牧場で倒れてしまうが、牧場主の夫婦に拾われ実の子のように育てられるのだった。そして、10年後、ジャユンは記憶がない高校生になっていたが、認知症を患う育ての母親の治療費を稼ぐため、優勝賞金目当てでオーディション番組に出演することにするのだった。オーディション番組で手品を披露したことで、彼女を追う組織に追われることになってしまうのだった、、。

 ■感想■
 スーパー人間を描く韓国のSci-Fi映画。
 お、面白い!!
 面白すぎ!!
 韓国映画、面白い映画がたくさんありますよねー。。
 日本でも、コミックやアニメならすごく面白い作品があるのに、映画になるとこういうちょっと荒唐無稽なアクション系のSci-Fi映画ってあんまりないような気が、、。
 日本映画あまり観ないから、自分が知らないだけかもしれないですが、。
  

 続編の『THE WITCH 魔女 -増殖-』(2022年)を観たので記事にしようと思ったら、前作の『THE WITCH 魔女』を記事にしていなかったので記事にします。

 冒頭の特殊な施設はSci-Fi映画的な印象ですが、あとはミステリー映画的な感じで進んでいくんですが、ジャユンを追っていた組織が家にやってくるあたりから怒涛の展開!!
 アクションに次ぐアクション!!
 ついでにサイキック系の超能力まで、、。

 中盤から後半にかけての展開は、全然想像できない系な感じに、、。
 下手なミステリー映画より、よっぽどビックリ、驚けました!!
  
 今作は色んな映画祭で賞を受賞、ノミネートされました。
 【ファンタジア国際映画祭】2018年
   主演女優賞(キム・ダミ) 受賞。
 【大鐘賞映画祭】2018年(韓国)
   新人女優賞  受賞。
   女優賞(キム・ダミ)、VFX賞、助演女優賞(コ・ミンシ) ノミネート                        
 【青龍映画賞】2018年
   新人女優賞(キム・ダミ)  受賞
 【ソウルアワード】
   新人賞 受賞
 【釜日映画賞】
   新人賞 受賞
 【ロンドン アジア映画祭】2018年
   ライジングスター賞 受賞

 2019年にDVDがリリースされたので、すでに観た映画ファンも多いと思いますが、まだ観ていない方はストーリーとか全然知らないで観た方が面白いのでなるべく情報を得ない方が良いと、、。
 
 2018年に作られ、続編はどうなるのかな??と思っていいたら続編『THE WITCH 魔女 -増殖-』(2022年)が2023年5月に公開されました、、。ちゃんと製作されていたんですね、、。3部作で考えていたらしいですが、良く1作目で終わっちゃうような作品も少なくないですからね、、。まぁ、どんなシリーズでも、1作目のヒット次第というコトなんでしょうけど、、。

 Sci-Fi映画度     ★★★
 アクション映画度 ★★★★
 ミステリー映画度 ★★

 アクション映画系のSci-Fi映画ファン必見!!

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『イノセンツ』 超能力使ってもいいかな??

2024-02-18 02:40:33 | SF

イノセンツ
DE USKYLDIGE(2021年ノルウェー、デンマーク、フィンランド)
 監督:エスキル・フォクト
 脚本:エスキル・フォクト
 出演:ラーケル・レノーラ・フレットゥム(ラーケル・レノーラ・ピーターセン・フレットゥム)
    アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ
    サム・アシュラフ
    ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム
    エレン・ドリト・ピーターセン


 ■ストーリー■
 少女イーダは、夏休みに家族と団地に引っ越してくる。姉のアナが自閉症のため、イーダが日々面倒を見ながら生活していたが、母親はアナに愛情を注いでいるような印象を受けていた。
 そんなとき、イーダはベンという少年と出会い遊ぶようになる。ベンには不思議な力があり軽いものを動かす念動力を持っていた。また、アナは団地の公園でテレパシーを使う少女アイシャと仲良くなるのだが、、、。
  
 ■感想■
 『テルマ』(2017年)の脚本家エスキル・フォクト監督の描く超能力スリラー映画。
 今作のオフィシャルサイトによると、監督のエスキル・フォクトは大友克洋「童夢」からインスピレーションを得たそうです!!

 ノルウェーの映画賞で、本国ではアカデミー賞みたいな賞の【アマンダ賞】監督賞、撮影賞、音響賞、編集賞を受賞しています!! 
 主演したイーダを演じたラーケル・レノーラ・フレットゥム、アナを演じたアルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ、アイシャを演じたミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイムがそれぞれ主演女優賞に、ベンを演じたサム・アシュラフが主演男優賞にノミネートされました。
 【レーヴェンハーツ映画祭】2021年(ノルウェー)で主演女優賞(ラーケル・レノーラ・フレットゥム)を受賞しました。

 今作で主演のラーケル・レノーラ・フレットゥム(ラーケル・レノーラ・ピーターセン・フレットゥム)と母親役のエレン・ドリト・ピーターセンは本当の親子だそうです、、。

 脚本で参加した『テルマ』でも超能力をやんわりな感じで描いていましたが、今作では正面から堂々と超能力を描いています!!
 空を飛んだり、団地を破壊するような過激なシーンはないですが、、もっと現実的なもしかしたら、これくらいならありえるかも??くらいなちょうど良い感じの描き方です!!

 北欧の映画で子どもたちが主人公で超能力を描いた作品で面白そうな作品があるというので(なるべく事前情報得ないようにしているつもりなんですが、今回は、そこまで情報仕入れてました、、)、楽しみにしていたら、、
 期待に負けないくらい面白い!!
 
 超面白い!!本気で面白い!!

 期待して観たのに、、期待して観ているというハードルをはるかに超える面白さ!!こんな面白い映画を2月に観ちゃうなんて、、。今年のベスト10候補です!!
 Z級の映画、1000本分の面白さ!!

 大友克洋「童夢」からインスパイアされたそうですけど、まさに「童夢」をイメージしたかのようなラストの対決シーンの展開!!
 『テルマ』は地味で自分は好きな作品ではなかったですけど今作はすごーく観やすい作品になっています!!

 アナ、ベン、アイシャが超能力を発揮する中、1人イーダだけが普通の人の力しかないので、アイデアで勝負してベンに対抗するのかな??と思ったら、、全然違う展開でした、、、。良く考えれば今作の展開のようになるんだろうなぁって想像できるはずなのに、、ストーリーに入り込みすぎて思いもできなかったです、、。

 ティーンの少年少女が超能力を得て争いになるアメリカ映画『クロニクル』(2012年)より、子どもが力を得たことによって起こる今作の方が、すごーく怖いです、、。ベンが日ごろのストレスからか猫に対して行う行動とか、普通の大人はしないですもんねー、、。

 超能力映画度  ★★★★★
 スリラー度   ★★★★
 子ども映画度  ★★

 

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『エリザベス∞エクスペリメント』 なぜかおかしな方向に、、。

2024-01-01 04:37:28 | SF

エリザベス∞エクスペリメント
ELIZABETH HARVEST(2018年アメリカ)
 監督:セバスチャン・グティエレス
 脚本:セバスチャン・グティエレス
 出演:アビー・リー
    キアラン・ハインズ
    カーラ・グギーノ
    マシュー・ビアード
    ディラン・ベイカー

 ■ストーリー■
 天才生物学者ヘンリーはエリザベスと結婚してハネムーンを兼ねて郊外の豪華な屋敷へやってくる。
 ヘンリーがヘネムーン中にも関わらず仕事で家を空けなければならなくなり、エリザベスは絶対に入っちゃダメと言われていた部屋に入ってしまうのだった。その部屋には自分と同じ姿をした女性が横になっていた。
 様子がおかしなコトから部屋に入ったことがばれ、ヘンリーに殺されてしまうのだった。翌日、屋敷にやってきた使用人のクレアと、ヘンリーの息子オリバーはエリザベスの死体を埋めるのだった。

 □■□ネタバレ少しあり□■□
 映画の性質上、あることをネタバレで記事を書いています。
 なーにも情報なしで観た方が面白いので、観てから読んで!!



 ■感想■
 セバスチャン・グティエレス脚本&監督の描くSci-Fiスリラー映画。
 セバスチャン・グティエレスは監督作は『人喰い人魚伝説』(2000年)、『ブラッド』(2006年)。
 脚本昨では『ゴシカ』(2003年)、『スネークフライト』(2006年)、『アイズ』(2008年)とホラー系の作品が多かったので、ほとんど観ているのですが、、、。
 最近は『スーパーポルノスター エレクトラ あなたのお悩み解決します!』(2010年)、『トラブルナイト in L.A.』(2011年)と普通のジャンル(コメディ系??)を監督しているので観ていないままです。

 今作も、いつか観よう!いつか観よう!と思っているうちに、レンタル開始が2019年4月なので、あっという間に4年以上経っちゃいました、、。
 
 2024年1本目の記事は、以前観た作品でなく、つい最近配信終了間際との情報で観た『エリザベス∞エクスペリメント』を記事にします。

 【シッチェス・カタロニア国際映画祭】2018年 作品賞 ノミネート
 【SXSW映画祭】2018年 アダム・ヨーチホーンブローワー・アワード ノミネート

 知らなかったー、【】でノミネートされていたの、、。知っていたらもっと早く観ていたのにッ!!

 DVDのパッケージのストーリーにも、どこのサイトでも多分ネタバレしていると思いますが、エリザベスはクローン人間です!!
 映画の冒頭から登場してくるのは6人作られたうちの4人目という設定です。

 完全なSci-Fi映画なのですが、なぜか、Sci-Fiチックにならず、普通のドラマに、、、。
 1976年のスペイン映画のようにSci-Fi映画の要素を使った恋愛映画にもならず、普通のドラマに、、、。

 豪華な部屋の内装、美術セットなどを撮りたかったのか無駄なシーンがすべてのシーンで少しづつ長めに撮られていて、ランニングタイム109分!!
 
 長すぎ―!!75分くらいだったら、すごーくテンポが良くなって面白く観れたのに、、。

 ところで、博士の屋敷に聞き取りに来た刑事をオリバーが殺しちゃうんですが、刑事の車もあるし、来る前に報告もしているだろうし、あそこで殺しちゃうシーンがあるのはオカシイです。絶対に捜査の手が及ぶはず!!
 最後まで、そんな描写はないですけどねー。
 刑事はあのまま返さないとオカシな描写になっちゃいます!!
 職務中に刑事が行方不明になるなんて、大事件ですよねー、、、。
 このシーンだけでワースト脚本賞を狙いと言っても過言ではないはず!!

 クローンのエリザベスを作った博士も殺したがっていて、登場人物おかしすぎでは??
 60人作ったならまだしも、6人作って、1人目、2人目が実験失敗、3人目もあんな状態で、4人目を殺したがってるって、すでに異常者のレベルに達しちゃってますよー。
 
 途中、実験をやめようとしたり、人間らしい一面も描写されていますが、結局異常者になっちゃてます!!
 ヘンリー博士もオカシいので、オリバーも当然オカシな状態に、、(ネタバレしませんが、、)
 このおかしな登場人物たちと、ほとんどが家の中という限られた空間で描かれるので、ヨーロッパ映画なの??と思うくらいです。ロケはコロンビアだそうですが、、。

 Sci-Fi映画度      ★
 ホラー映画度    ★
 登場人物おかしい度 ★★★★

 

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『65 シックスティファイブ』 なぜソマリス星人?

2023-12-23 20:19:24 | SF

65 シックスティ・ファイブ
65(2023年アメリカ)
 監督:スコット・ベック
    ブライアン・ウッズ
 脚本:スコット・ベック
    ブライアン・ウッズ
 出演:アダム・ドライヴァー
    アリアナ・グリーンブラット
    クロエ・コールマン
    ナイカ・キング

 ■ストーリー■
 高価な報酬で娘の治療をするため、2年間の長期の探査にでた宇宙飛行士ミルズ、しかし、宇宙船は隕石群に突入、宇宙船が破壊されながらもなんとか近くの惑星に不時着する。その惑星は地球、時代は今から6500万年前で恐竜が支配する時代だった。生き残った少女コアを連れ、切り離した脱出用宇宙船を目指すのだが、、。

 ■感想■
 アダム・ドライヴァー、アリアナ・グリーンブラット出演のSci-Fi映画。
 2年間の宇宙探査に出た宇宙飛行士が、宇宙船が隕石群と衝突、6,500万年前の地球に不時着してしまったら??というストーリーです。
 キレイな海、病気の娘、2年間の長期宇宙探査、、どう考えても地球人の設定で良いと思うんですが、なぜか宇宙人。
 
 製作費4,500万ドルの大作なのに、登場人物の設定が宇宙人という感情移入できないキャラクター設定。
 
 なぜ、キャラクターを宇宙人にする必要が??
 6,500万年前の恐竜が支配する世界を舞台に??

 6,500万年前にしたのは、恐竜を絶滅させた隕石の落下のタイミングに合わせて主人公たちの行動にタイムリミットをつけたかったからなんでしょうけど、、。

 ランニングタイム93分、主な登場人物2人、恐竜に支配された宇宙人のサバイバルと、まさに超B級ノリ。
 こんな作品に4,500万ドルの製作費をかけて作っちゃうなんて、、。
 すごいなぁ、ハリウッド!!

 考え方、行動、2年間という時間間隔、すべてが地球人そっくりのソマリス星人。
 
 タイムスリップして6,500万年前に行ってしまう設定でも良かったのでは??
 とも思っちゃいますけど、、
 そうすると、どうやって元の時代に戻るの??とか、6,500万年前の行動が歴史に影響を与えちゃうとかいろいろ設定が難しくなっちゃいますけど、、。

 メジャー作品なのに、脱出してそれで終わり!感動的な終わり方とか用意していません。
 そういうトコロは大好きです!!

 高い製作費で超B級Sci-Fi映画を作っちゃいました度 ★★★★
 登場人物たちの設定に難があるのでは度      ★★★★
 感動的な展開度                 ★

 POPコーンでも食べながら、何も考えずに観るには良いかもしれないです!!(ほめてます)

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『ファイナル・フェーズ 破壊』 超人誕生物語

2023-12-20 23:56:21 | SF

ファイナル・フェーズ 破壊
HIGHER POWER(2018年アメリカ)
 監督:マシュー・チャールズ・サントロ
 脚本:ジュリア・フェア
    マシュー・チャールズ・サントロ
 出演:ロン・エルダード
    コルム・フィオール
    ジョーダン・ヒンソン
    マリエル・ジャフィ
    オースティン・ストウェル

 ■ストーリー■
 ある化学者が人類滅亡の危機を訴えていた。
 ある平凡な男ジョーはリひとり孤独に生活していたが、頭の中である声が聞こえてくるように。その声は娘を助けたければ声に従うように言ってくるのだった。

 □■□ネタバレあり□■□
 今回は、本当にネタバレしてます。

 ■感想■
 「X-MEN」シリーズのVFXを担当したマシュー・チャールズ・サントロ監督の描くSci-Fi映画。
 超ネタバレですが、今作は「X-MEN」でなく、『ウォッチメン』のDr.マンハッタン誕生話みたいなストーリーになっちゃってます。
 2人の娘を救うために、エネルギー体のような超人になって地球滅亡を防ぐ物語です。

 映画の冒頭で、地球滅亡の危機とかいうセリフがあるので、ストーリーが進むにつれて、そういえば地球滅亡の危機とか言っていたな。とか思い出して、オチに結びついていきます!!
 
 途中、ダラダラとしたシーンが続くのに、最後は感動的な壮大な展開に。

 でも、その姿はどこかで見たコトあるような、Dr.マンハッタンみたいな感じに、、。
 すべては主人公のジョーがエネルギー体になるための準備みたいなストーリー、、。
 この途中ダラダラがもう少し短めだったらもう少し楽しく観れたのに、、。最後はなぜか壮大なSci-Fi映画で、なおかつ感動的な展開!!
 
 バランス悪すぎ??
 
 ランニングタイム93分の作品ですが、この前半から中盤までのダラダラシーンが20分くらい無かったら、傑作だったかも??
 ランニングタイム70分くらいだったらテンポが良かったのに、、。
 今作は、一歩間違えたら、Z級??みたいな作品ですが、テンポが良くなればB級くらいにはなったのに、、、、惜しい感じがしちゃいました。
 
 全能の力を入手した主人公の姿は、X-MENのミュータントでなく、ウォッチメン??


 壮大なSci-Fi映画度         ★★★★
 途中のダラダラが惜しい度         ★★★★
    X-MENというよりDr.マンハッタン度 ★

 地上波のTVの映画枠で90分枠で放送したら、カットされて実質本編69分くらいの作品になってテンポが良くなってすごく面白くなっていたのでは??そうしたら、一部の映画ファンでけっこう話題になったような作品かも??
 結局、ほめてないです、、。

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『人狼』 1999年アニメ版の実写リメイク

2022-06-12 22:22:13 | SF

人狼
ILLANG  THE WOLF BRIGADE(2018年韓国)
 監督:キム・ジウン
 脚本:キム・ジウン
 原作:押井 守
 出演:カン・ドンウォン
    ハン・ヒョジュ
    チョン・ウソン
    キム・ムヨル
    ハン・イェリ

 ■ストーリー■
 2024年、アジアで中国と日本の領土問題から、日本が軍事国家となる。アジア地区の国際的緊張から朝鮮半島の南北が統一。5年の準備期間を設定するが、それに対し、アメリカ、ロシア、中国、日本が圧力をかけてくるのだった。また、南北統一に反対する反政府組織”セクト”が台頭、国内が混乱していくのだった。政府は治安を守るためプロテクトギアで武装した”特機隊”を設立し、セクトの制圧しようとするのだった。
 しかし、特機隊を設立して1年後、特機隊は女学生徒たちを15人誤って射殺する「血の金曜日事件」を起こしてしまい批判を浴びることに、、、。
 そして、5年後の2029年、特機隊のイム・ジュンギョンは、セクトのメンバーを追い詰めるが、地下水道でセクトの少女が自爆してしまうのだった。
 少女が自爆したことで、世間から特機隊はまた批判の的に。

 現場で割れた壁から発見された手帳から、自爆した少女は、爆弾の運び屋で”赤ずきん”と呼ばれるセクトのメンバー、イ・ジェヒだと判明するのだった。
 イ・ジェヒを殺してしまったことがトラウマになってしまったイムは、彼女の姉のユニを呼び出し、遺品の手帳を渡すことにするのだった。セクトに入ってしまった妹とイムの立場が違うことを理解し、ユニはイムを恨んでいる様子はなかった。イムと一緒に過ごし、イムはユニに惹かれていくのだった、、。
 しかし、ユニは減刑と入院している弟の治療費の援助をネタに、公安に協力させられていたのだった。公安はセクトを利用し、特機隊を亡きものにし権力を得ようとしていたのだった、、。


 □■□ネタバレあり!□■□
 オリジナルのアニメ版がすごーく好きで「改変はイヤだ」っていう映画ファンはこの記事飛ばして読まないで下さい!

 ■感想■

 沖浦啓之監督、押井守原作、脚本のアニメ映画『人狼 JIN-ROH』(1999年)の韓国での実写リメイク作。
 
 何の情報もなく観たので、リメイクであることもわかりませんでした、、。
 観はじめて、ストーリーが中盤に行くまで全然気づきませんでした、、。
 20年くらいしてからリメイクするとは。

 とにかく1番の印象は「ま、ま、まさかのリメイク!!」

 さすがに、それは忘れすぎっ!というか、事前情報を入手しなさすぎ!という感じですが、、。

 日本では、劇場公開、ソフト化もされずNETFLIXで配信のみ、、。

  基本、アニメ版のリメイクということもあるんでしょうけど、なぜ?なぜ?なぜ?配信だけ??

 こういう面白い作品こそ、ソフト化したり、レンタル版を出して欲しい、、。

 舞台を架空の歴史の東京から、韓国にして、ラストを変更しての実写映画化しています。
 舞台を韓国にするのは、これは、韓国映画だからどうしようもないんですが、、。

 最も違うのは、ラストの展開!!

 ラストはアニメ版が良いのか、実写版の今作の方が良いのか好みによりますが、どっちも捨てがたい!!

 今作のあまーいラストの変更はいかにも韓国ドラマ的ですが、。
 ずいぶん、細かいところまでリメイクしていながら、このラストの改変!!
 でも、何とも言えないラストが好きなオリジナル版が好きな映画ファンには評価が低そう、、。

 自分は、どちらも好きですけど、どうなんでしょう??

  「赤ずきん」の物語がうまくストーリーに組み込まれているかと言われると、ちょっと疑問ですけど、実写映画が好きな映画ファンは今作を楽しく観れる(はず)
 オリジナル版に思い入れが、あまりない映画ファンの方が楽しく観れるはず!!
 このラストの改変は映画全体の印象も変えているって言っても言い過ぎでないかも??

 実写リメイク度    ★★★★
 韓国アクション映画度 ★★★★
  ラストの甘甘度    ★★★★★

 オリジナルのアニメ版がランニングタイム98分なのに、クライマックスのアクションシーンなどをプラスして今作はランニングタイム139分と少し長めに、、。でも、139分間、全然だれないので、あっという間に終わっちゃいます。

 でも、リメイクが韓国でこんなにうまく作られちゃうって、、、。
 日本でも実写化リメイクとか、そういう企画、なかったんでしょうか?? 

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『EMMA/エマ 人工警察官』 TVドラマ2話分

2022-03-31 21:13:07 | SF

EMMA/エマ 人工警官
EMMA(2016年)
 監督:アルフレッド・ロット
 脚本:マノン・ディリス
    セバスティアン・ル・デレジル
 出演:ソレーヌ・エベール
    パトリック・リドレモン
    スリマーヌ・イェフサ
    サブリナ・セヴク
    ヴェネッサ・ラーレ

 ■ストーリー■
 フレッドのもとに配属された新人警官エマは、犬と散歩していた女性の殺人事件を、とてつもない分析力であっという間に解決する。またエマは人並みはずれたすごい運動能力を持っていた。
 エマのことを疑問に思ったフレッドはエマのことを調べ始めるのだった。

 ■感想■
 前回、南アフリカ共和国のスリラー映画『EMMA/エマ デッド・オア・アライブ』を記事にしたので、”エマ”つながりで、今回はフランスのSci-Fi映画『EMMA/エマ 人工警官』を記事にします。
 Sci-Fi映画というか、TVドラマ2エピソード分を合わせた作品でした。

 面白くなければ違うチャンネルにされてしまうTV作品ということで、楽しく観れました。ちょっとだけ長いですけど。
 
 TVシリーズのパイロット版と第2話のみ、長編にした海外輸出用作品なんでしょうか??
 
 本国フランスで2016年に2エピソードのみ放映されただけみたいです。

 海外(ヨーロッパ)のドラマで良く2エピソードのみとか、3エピソードのみみたいなドラマがあるんですが、どういう放送形態なんでしょう??

 アメリカの1970年代は良く、TVシリーズのための第1話(パイロット版)のみ長編で、その評価(視聴率??)でドラマ化されましたが、現在のヨーロッパはどうなんでしょう??

 アメリカのTVムービーで言うと

 「追跡者」(別題:「追跡者ハリーO」)のパイロット版は2作品作られ、2作目のパイロット版のみ「追跡者」(1974年)がTV放映されました。1作目のパイロットフィルム”Such Dust as Dreams Are Made On”(1973年)はTV放映されないまま、、。
 TV放映時の日本語吹替音声つきで「追跡者」ブルーレイ化してくれないでしょうか??
 パイロット2作品もつけて、、。
 
 「事件記者コルチャック」の主人公の設定を作家にしたようなロイ・シネス主演のホラードラマ『怪奇!戦慄の怪人 オカルトショック』(1973年)は、自分はけっこう好きな作品でしたが、ドラマシリーズ化されず。
 レナード・ニモイが超能力を持ってしまったレーサー(元レーサー?)を演じた『ザ・オカルトハウス 対決!超能力の男vs悪魔の化身』(1972年)もシリーズ化されず!
 レブ・ブラウンがキャプテン・アメリカを演じた『爆走ライダー 超人キャプテンアメリカ』(1979年)は続編のTVムービー”Captain America II: Death Too Soon”(1979年)が作られたもののシリーズ化されず。
 キャシー・リー・クロスビーがタイトルロールのヒロインを演じた”Wonder Woman”(1973年)は未放映のまま。

 TVシリーズにならなかったパイロット版は、数多くありました。
 ルイ・ジュールダンが魔物と対決する精神科医を演じた『鏡と悪魔』(1969年)、『悪の祭典』(1969年)
 超能力者が事件を解決する『怪奇!超自然の眼』(1972年)
 地球そっくり(アメリカそっくり)の惑星に不時着した宇宙飛行士を描く『惑星テラ』(1973年)
 アル中で事故死した神父が悪魔を払うよう舞い戻ってくる『ブルー・ファイア』(1977年)
 宇宙人の子孫で超能力者が活躍する『超能力100万ボルトの瞳』(1977年)
 コミック物『超能力探偵マンドレイク 連続爆破事件に挑む奇跡の魔術』(1979年)
 自分の趣味で、ヒーロー物ばかりあげてしまいましたが、刑事物や弁護士物とかでも、パイロット版のTVムービーだけで終わった作品かなりありますよね、、。

 今回も、全然違う内容で字数かせぎしちゃいました。

 TVのパイロット版でもOKっていう方には、十分面白く観れるかと、、。

 

 

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『EARTH FALL アースフォール JIUJITSU』 ニコラス・ケイジはすぐに、、、。

2021-07-27 20:58:40 | SF

EARTHFALL アースフォール JIU JITSU
JIU JITSU(2020年アメリカ)
 監督:ディミトリ・ロゴセティス
 脚本:ディミトリ・ロゴセティス
    ジム・マクグラス
 出演:アラン・ムーシ
    フランク・グリロ
    トニー・ジャー
    ニ コラス・ケイジ
    マリッシ・クランプ
    リック・ユーン

 ■ストーリー■
 彗星とともに現れたエイリアンと戦うため、ある島の寺院に集められた9人の武術の達人たち。ジェイクはエイリアンとの戦闘中、崖から落ちて近くの漁師に助けられる。ジェイクはショックで記憶喪失になってしまうのだった、、、。
 
 ■感想■
 アラン・ムーシ、フランク・グリロ、トニー・ジャー、ニコラス・ケイジ出演のSci-Fi映画。
 
 「プレデター」シリーズの5作目『プレデターズ』(2010年)のB級版みたいな作品です!!
 はっきり言って『プレデターズ』よりは、はるかに面白いです!!
 プレデターが戦闘のプロと戦う映画なのに、なぜかエイドリアン・ブロディ主演でアクション映画ファンがガッカリした『プレデターズ』より見ごたえアリアリ!!
 
 『キックボクサー リジェネレーション』(2015年)、『キックボクサー ザ・リベンジ』(2018年)のアラン・ムーシ!
 『パージ:アナーキー』(2014年)、『パージ:大統領令』(2016年)、『バッド・チェイサー』(2015年)、『スカイライン 奪還』(2017年)のフランコ・グリロ!
 
 その他の出演者にトニー・ジャーにリック・ユーン。
 ニコラス・ケイジはエイリアンと戦う役でなく、かつて戦った武術の達人役です。

 ニコラス・ケイジは主人公との関係性も最後で明かされますが、それって必要??みたいな感じ、、。

 この出演者で、制作費2,500万ドル!!
 ニコラス・ケイジは、3日間の撮影で5分の1がギャラだったみたいですが、、、。

 以前、『プレデターズ』の感想で、この出演者でなく、プレデターと戦うのは、シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレン、スティーヴ・オースティン、デイヴ・バウティスタ、トニー・ジャーとかが出演したら良かったのに、、、。って書いちゃいましたけど、本当にすごい製作費になるんでしょうねぇ、、、。


 B級感高めの作品ですが、出演者それぞれに見せ場も用意されてて、ニコラス・ケイジがちょこっとしか出演していないのを除けば、かなり満足度が高めの作品です!!
 それぞれに見せ場を用意して、ランニングタイム102分に収めているところも、ある意味すごいかも??
 
 ニコラス・ケイジがすぐに退場する度  ★★★★★
 SF映画というよりアクション映画度   ★★★★★ 
 想像通りの映画度           ★★★★ 

 

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『スプートニク』 パッケージにだまされました、、。

2021-07-19 22:38:43 | SF

スプートニク
SPUTNIK(2020年ロシア)
 監督:イゴール・アブラメンコ
 脚本:オレグ・マロヴィチュコ
    アンドレイ・ゾロタレフ
 出演:オクサナ・アキンシナ
    ピョートル・フェードロフ
    フェードル・ビイダルチュク
    アントン・ヴァンシレフ
    ヴィタリヤ・コルニェンコ

 ■ストーリー■
 1983年オービタ4が地球に帰還する。ソヴィエト、モスクワ脳医学研究所では、タチアナ・ユリエヴナが治療のため17歳の少年を1分近く水に沈めたことが問題になり審問会が開かれていた。審問会のあと、タチアナにセミラドフという男が近づいてくる。神経精神医学的な見地からある患者を診て欲しいという依頼だった。先般帰還したオービタ4の報道は正しいものでなく、搭乗員のコンスタンティンが記憶障害になってカザフスタンの基地にいるので診察してくれというものだった。
 

 ■感想■
 ロシアのSci-Fi映画。
 タイトルが”スプートニク”だったので、当然のようにロシアの映画だと思っていたんですが、あるときから、勝手に違う国の映画だと思い込んでました、、、。
 で、観はじめたら、やっぱりロシア映画でした。(無駄な字数かせぎ、、、)

 なんか、ブルーレイのパッケージからして、「エイリアンと人類が戦う映画??」とか思っちゃいましたけど、全然違ってました!!
 作品に出てこないような爆発シーンがパッケージに映っていたり、全然違う内容をイメージさせるようなパッケージの作品もたーくさんありますが、、、まさか、今作もそんな作品だったとはッ!!

 面白くなかったワケではないですが、想像と違いすぎ!!Sci-Fi映画ファンには必見の作品なんでしょうが、、、。
 
 Sci-Fiアクション映画度 ★
 Sci-Fiホラー映画度   ★
 ドラマ度           ★★

  ロシア映画なので、少し長めのランニングタイム113分。まぁ、インド映画に比べたら、歌と踊りもなくすごーくコンパクトですが、、。

 2020年トライベッカ映画祭で公開されると、Sci-Fi映画ファンの話題になり、【シッチェス・カタロニア国際映画祭】では、正式出品され優秀作品賞にノミネートされました。
 その他、【トリエステSFフェスティバル】2020年では国際Sci-Fi映画の監督賞受賞しました!
 ノミネートされた映画賞をいくつかあげると、


 【サターン賞】2021年
  優秀国際映画賞 ノミネート
 【エトランジュ映画祭】2020年 フランス
  優秀長編作品賞 ノミネート
 【ロンド・ハットン・クラシック・ホラーアワード】2020年
  優秀インデペンデント映画 ノミネート

 とにかく評判が良かった作品なんですが、、、。内容が少し地味だから、やっぱり日本で公開するには、Sci-Fiアクション映画風のブルーレイのパッケージになっちゃうんでしょうねぇ、、。

 

 

 


 

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『グンダラ ライズ・オブ・ヒーローズ』 インドネシア・スーパーヒーロー

2021-05-25 00:00:00 | SF

グンダラ ライズ・オブ・ヒーロー
GUNDALA(2019年インドネシア)
 監督:ジョコ・アンワル
 脚本:ジョコ・アンワル
 出演:アビマナ・アルヤスティア
    タラ・バスロ
    ブロント・パララエ
    アリオ・バイユー
    ルクマン・サルティ

 ■ストーリー■
 貧困エリアの労働者の父親は労働紛争で仲間の罠にかかり死亡、出稼ぎに出た母親は家を出たまま帰ってこない中で育った少年サンチャカは、ストリートチルドレンとして生活するようになるのだった。同じような環境の子を救おうとした彼は、子どもたちに襲われそうなところを、アワンという少年に助けられる。アワンから武術を教わり身を守る術を手にいれる。サンチャカは、アワンから他人には関わるなと忠告され、その教えを守り成長し印刷会社の警備員となっていた。
 サンチャカは、父親が死んだとき雷に打たれ、それ以降特殊能力を手にれるのだった。その特殊能力とは、雷に打たれると力を得て、稲妻を放電したり、力がパワーアップするというものだった。
 一方、ペンコールと呼ばれる孤児を従えるマフィアが街を牛耳って、反対する政治家を殺したりしていた。サンチャカは他人と関わらないように生活してきたが、隣の家の住民ウランとテディの親子を助けたことをきっかけに人々と関わるようになっていた。市場を襲ってきたギャングたち30人を雷から力を得てスーパーパワーで倒したのだった。
 そんなとき、何者かによって米に有毒物質が注入され混入し、その米を食べた妊婦が生んだ子どもが道徳観を失った人間が生まれてしまうことが判明するのだった、、。
 
 ■感想■
 インドネシアの人気コミックの映画化作品。

 自分はインドネシア映画はあまり観たことがなく、記憶では5作目かも??
 インドネシア映画で観たことあるのは、TV東京「木曜洋画劇場」でも放送された『ジャカルタ』(1988年)や、イコ・ウワイス主演のアクション映画『ザ・レイド』(2011年)、『ザ・レイド GOKUDO』(2013年)、オカルトホラー映画『悪魔の奴隷』(2017年)しかないかもしれません、、。


 原作は1969年から発売されていた人気コミックで、ブンミラゲット社はコミックのヒーローを同じ世界観で映画化するブンミラゲット・シネマティック・ユニバースを展開する予定で今作は、その1作目だそうです。
 インドネシアには、スーパーヒーローが数多くいるそうで、ブンミラゲットスタジオは1000以上のヒーローがいるそうです!!

 知らなかったです!!

 スーパーヒーローが同じ世界観でたくさんいるのは、アメリカのマーヴェルコミックとDCコミックくらいだと思ってました、、、。

  シネマティック・ユニバースを展開する関係からか、最後の方で突然出てくるスーパーヒロインや、最後はペンコールより悪い魔物が登場して、「続編に続く!」みたいな終わり方は、どうなんでしょうね??
 あの魔物の登場で、なんかすごーく壮大なストーリーになりそうな感じ、、。


 製作側は、多分、このシリーズについては、インドネシア国内で大ヒットすれば、それでOKみたいに考えているんでしょうが、、、。でも、そんなこと言って自分みたいに楽しんで観ちゃう海外の映画ファンも少なくないでしょうねー。

 インドネシアというお国がらなのか、あくまでも戦いはシラットか、剣くらいな感じで戦いはすべて素手や棒で殴る蹴る!!殴る蹴る!

 拳銃とかで戦うシーンは一切ないのに、でも、自分に敬意を示さなかったとかで、悪役のペンコールが若手政治家を、小さな子どももいるのに家族とも含めて皆殺しにするシーンがあったりして、普段みているハリウッドの作品と比べると、すごーくバランス感覚がつかみにくい、、。
 
 主人公にしても雷の力がないときは、変なコスチュームを着てる単に強い人!!

 『沈黙の戦艦』(1992年)、『暴走特急』(1995年)のケイシー・ライバックの方が、雷の力がないグンダラよりは強そうです、、。

 スーパーヒーロー度  ★★★
 マーシャルアーツ度  ★★★★
 続編気になっちゃう度 ★★★★

 果たして、続編は日本で公開されるんでしょうか??

 

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『アンチ・ライフ』 B・ウィリス出演しっぱなし、、。

2021-05-23 13:01:00 | SF

アンチ・ライフ
BREACH(2020年カナダ)
 監督:ジョン・スーツ
 脚本:エドワード・ドレイク
    コーリー・ラージ
 出演:コディ・カースリー
    ブルース・ウィリス
    トーマス・ジェーン
    レイチェル・ニコルズ
    ジョニー・メスナー


 ■ストーリー■
 西暦2242年、地球は人類滅亡の危機を迎えていたが、選ばれた富裕層の人々は“ニューアース”と呼ばれる惑星へと脱出する。ノアは軍人のヘイリー提督の娘ヘイリーとつき合い彼女のお腹には2人の子どもがいた。アダムス提督が乗る地球から最後に脱出する宇宙船にヘイリーは乗船、ノアは偽りの身分で密航者として乗り込むことに成功するのだった。宇宙船を操作する者と数人の軍人を残し乗客たちは冷凍睡眠に入る。ノアは、ベテラン軍人のクレイの下で働き始めるのだが、船内では人間が起こしたとは思えない殺人事件が発生するのだった、、、。

 □■□ネタバレあり□■□
 ストーリー最後の方の展開記事にしてます!観る予定の方は読まないように、、。
 
 ■感想■
 ブルース・ウィリス出演のSci-Fiホラー映画。
 ブルース・ウィリスは。ゲスト的な出演でなく、ちゃんと最初の方からラストの方までちゃんと出演してます!!
 最近のブルース・ウィリス出演作の中では、珍しいのでは??
 と、思ったら『THE LAW 刑事の掟』(2019年)でも、ちゃんと共演者でストーリー上、重要な役で活躍してました。

 ブルース・ウィリスがゲスト的な出演ばかりしてるっていうのは思い込みですね。。。

 監督は『JIGSAW ルール・オブ・デス』(2006年)、『ザ・スクリブラー』(2014年)のジョン・スーツ。ジョン・スーツ監督なんで、なんとなくイヤーな予感がしていましたが、普通に観れました。
 ランニングタイム92分が、すごーく長く感じることが出来ました。

 宇宙船にのれた人たちは良かったですけど、地球に残されちゃった人々はどうなっちゃったんでしょう??
 と、思って観ていたら、乗ってる人たちは主人公ノアとヘイリー以外みんな死んじゃって、、。

  死にすぎ―、、。

 苦労してニューアースに着いたら、すでに怪物が暴れていた!!って。しかも、ここまで盛り上がってないから、どうでも良い感じ。
 地球に残された人々も、宇宙船に乗っていた人々も、死んじゃって、、、。あんまり感情移入も出来ない主人公とヒロインだけ助かっただけの状態ですからねー、。

 この主人公たちが乗り込んだ宇宙船より前にニューアースに着いた人々はどれくらい生き残っているんでしょう??


 大体、地球に大勢の人間を残して、主人公と彼女だけ勝手に宇宙船に乗り込んで地球から脱出しといて、その宇宙船でエイリアンみたいなのが暴れ出す設定って、、、。
 普通に、宇宙船でエイリアンが暴れるだけではダメだったんですか??地球を脱出する設定が必要のなのかどうか??

  ブルーノ・マッティ監督の『エイリアンネーター』(1989年)の方が、設定が分かりやすい上に面白い!!

 ブルース・ウィリスが宇宙を探査する宇宙船の中で、ゾンビみたいなエイリアンと戦うだけの作品だったら良かったのに、、。

 

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『DOOM ドゥーム』

2021-04-19 00:31:27 | SF

DOOM ドゥーム
DOOM(2005年アメリカ)
 監督:アンジェイ・バートコウィアク
 脚本:デヴィッド・キャラハム
    ウェズリー・ストリック
 原案:デヴィッド・キャラハム
 出演:カール・アーバン
    ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)
    ロザムンド・パイク
    ラズ・アドティ
    イアン・ヒューズ

 ■ストーリー■
 2026年、ネバダ州の砂漠で考古学者が火星の古代都市へと続く入り口を発見した。その入り口は“アーク”と名づけられた。しかし、20年経っても、なぜアークが作られたのか、火星の住人がどうなったのか解明されていなかった。
 火星にあるUACのオルドゥヴァイの秘密研究所から救助の依頼が来る。被験者が脱走、研究所を封鎖したとの通信のあとカーマック博士の研究所との連絡が途絶えてしまった。海兵隊の特殊部隊RRTSは、危険を排除し市民を保護しUACの財産を奪回するため火星へ飛ぶのだった、、、。

 ■感想■
 『DOOMドゥーム アナイアレーション』(2019年)の記事を書くので、かつての記事(2006年8月18日)を加筆修正しています!!かつての記事の修正版ですいません、、、。
 
 FPS(ファーストパーソンシューター)のビデオゲーム「DOOM3」の映画化作品。
 ドウェイン・ジョンソンが海兵隊の隊長役で出演してるんで、てっきり、ザ・ロックVSエイリアンみたいな作品だと勝手に想像していたんですけど、、、すこーし違ってました。
 
 ハリウッド作品も素直じゃないですネ!
 ちなみに、今作って、本国アメリカでも、ドゥエイン・ジョンソン主演って宣伝されたんでしょうか??
 もう、ドゥエイン・ジョンソン出演っていうだけで、勝手にアーノルド・シュワルツェネッガーが怪物と戦う『プレデター』(1987年)みたいな作品を想像しちゃいました。
 そう思っていたら『エグゼクティブ・デシジョン』(1996年)でした、、、。わかりにくいですか??
 
 ゲームの映画化作品だし、屈強なスーパーマンのドゥエイン・ジョンソンがモンスターをバンバン撃って退治していくのをポップコーンでも食べながら観るのにちょうど良い作品なんだろうなぁ~。とか思っていたのに!
 
 観ているうちに気づくことに、、。
 「あれ、主人公は、ザ・ロック演じる軍曹じゃなくて、カール・アーバン演じるリーパーだった、、、」
 
 ザ・ロックも後半の最後の方までは、一応、ヒーローっぽいんですが、、。

 ブルーレイのパッケージでもドゥエイン・ジョンソンがメインに、、。
 こういう観客をダマすようなミスディレクションって“好き”ですよ!

 でも、今作の敵って、エイリアンじゃないし後味悪いです!
   
 ザ・ロック率いる特殊部隊も非情だし、エンターテイメント映画なのに変にリアルで、、、。シューティングゲームの映画化作品なんだから、もう少しノーテンキなアクション映画だと思ってました。原作になったゲームの知識がなくて、すいません、、。
 Sci-Fiというよりホラーって感じなんですかね??原作のゲームでは地獄の門を開いてしまうのが、今作の場合は科学的に生み出された怪物が登場します!!
 
 あと、火星の研究所が舞台のせいか、画面が暗いです!暗すぎ!、何が起きてるのかわからないです!
 暗すぎ!暗すぎ!
 低予算のSF映画だったら誤魔化すために暗くしてもしょうがないですけど、制作費6,000万ドルの大作なんだから、もう少し明かるい画面で、やって欲しかったかも??

 ビデオゲームの映画化なので、ファンに気をつかったのか、クライマックスで1人称のシューティングシーンが用意されています。
 Sci-Fiアクション映画ファンなら、楽しく観れるはず!!

 

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『インビジブル・ユース ニュージェネレーション』

2021-04-07 23:48:30 | SF

インビジブル・ユース ニュージェネレーション
ILRAGAZZO INVISIBLE SECONDA GENERAZIONE(2018年イタリア)
 監督:ガブリエル・サルヴァトレス
 脚本:アレッサンドロ・ファブリ
    ルドヴィカ・ランポルディ
    ステファノ・サルド
 出演:ルドヴィカ・ジラルデオ
    セニーヤ・ラポポート
    ガラテア・ベルギ
    イヴァン・フラネク
    ダリオ・カンタレッリ
    ノア・ザッタ

 ■ストーリー■
 潜水艦を破壊し、ステラたちを救ったミケーレ。しかし、その後もミケーレは、ヒーローとして正体と超能力を隠し過ごしていた。
 そんなある日、ナターシャが転校してくるのだった。パーティが開かれ、そこで、以前の事件ではイヴァンがステラを救ったことになっていて、良い雰囲気の2人に怒りを爆発させてしまいそうになるが、パーティ会場で爆発が起きるのだった。ミケーレは気を失ってしまうが、ナターシャの部屋で起きるのだった。
 ナターシャは、ミケーレに特殊能力を一般人の前で使ってはダメだと忠告してくるのだった。ナターシャも超能力を持つ”スペシャル”では発火能力を持っているのだった、、、。

 ■感想■
 前作と同じ脚本家、監督で作った2014年の『インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士』の続編。

 日本では良くありがちな、続編は観ることもできないんだろうなぁ、、、。

 って、あきらめモードだったんですが、GEOのレンタルコーナーで気になるタイトルの作品があったので手にしたら、見覚えのある主人公が!!
 今作って、『インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士』の続編だーっ!!
 

 制作費も前作の800万ユーロから、1,000万ユーロにアップ!
 でも、4年経過してるので、200万ユーロのアップだと、同じくらいの感覚でしょうか??

 前作も数多くの賞を受賞、ノミネートしましたが。今作もイタリアの映画祭で受賞、ノミネートされました。
 【ダヴィッド・ディ・ドナッテロ・アワード】2019年
  優秀ヴィジュアル・エフェクツ賞 受賞
 【イタリア国映画ジャーナリスト・シンジケート賞】2018年
  監督賞 受賞
  プロダクションデザイン賞、製作者賞 ノミネート

 前作は、少しユルユルな感じで始まって、途中から少しだけシリアスな展開でラストまで盛り上がりましたが、続編の今作は最初から少しだけダークな雰囲気に、、。
 主人公が16歳になって大人になったっていうのもあるんでしょうが、、。
    
 前作を観ていなくても、全然面白い作品になってはいるんですが、前作のシーンや登場人物たちが出てくるのでぜひ前作から観て欲しいです。
 潜水艦のエピソードや、ミケーレが好きだった(今でもですが)ステラや、イヴァンといった登場人物が良く分からないかも??

 ストーリーも前作のラストの続くみたいなところから、3年も経っていて、全然普通に始まっていました、、。
 でも、前作観ていない人はまるっきり相手にしていないので説明なし、みたいな、、(笑)
 主人公のミケーレ、普通に生活してる、、。生活費は??

 父親が支援してくれているとかいうコトもなさそうだし、、。

 前作から出てきていた母親エレーナと、今作から登場の妹ナターシャと協力して、超能力者を使って悪だくみをしようとする元ロシア軍のイゴール・ザバロフを倒そうとするんですが、、、あまりにも調子よく進んでいくので、絶対に何かあると思ったら、その通りの展開に!!
 こういうジャンルの作品を良く観る映画ファンなら、おなじみに展開に!!

 ミケーレの育ての母親の死の真相とか、必要だったのかどうか??
 あそこまでしないと、対決できないのかもしれませんが、、。
 前作が100点だとすると、シリーズ物の宿命か期待度が高くなったっていうこともあって、今作は90点くらいでしょうか??

 前作を観た映画ファンは続きが気になっていると思うので、どうぞ、。

 ■日本語吹替キャスト■
 ミケーレ・シンレンツィ :葉山翔太                          
 ナターシャ       :佐藤はな        
 エレーナ        :兼田めぐみ      
 ジョヴァンナ・シレンツィ:浅井晴美                        
 イゴール・ザバロフ   :庄司然
 ドクターK        :菊池康弘
 キネティカ       :北村さちこ 
 モルフェウス      :高橋ちんねん
 ロッチャ        :中務貴幸
 ステッラ        :堀川かえで
 ブランド        :上石直行
 マルティノ       :鈴懸大和
 テレサ         :長一穂
 警官          :嘉数礼門

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『インビジブル・スクワッド 悪の部隊ち光の戦士』

2021-04-06 22:05:41 | SF

インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士
IL RAGAZZO INVISIBILE(2014年イタリア、フランス)
 監督:ガブリエレ・サルヴァトレス
 脚本:アレッサンドロ・ファブリ
    ルドヴィカ・ランポルディ
    ステファノ・サルド
 出演:ルドヴィコ・ジラルデッロ
    ヴァレリア・ゴリノ
    ファブリイツィオ・ベンティヴォリオ
    ノア・ザッタ
    フリスト・ジフコフ

 ■ストーリー■
 ヒーローに憧れる少年ミケーレは、イヴァンやブランドに学校でいじめられていて、ある日、トイレに閉じ込められるが窓から逃げ出すのだった。翌朝、ミケーレは自分が透明になっていることに気づくのだった。そんなとき、子どもたちがさらわれる事件が起きていて、ミケーレが好きなステラもさらわれそうになるのだが救うことができなかった。そんなときテレパシーを持つ目の不自由な男が近づいてきて、自分はミケーレの父親だと名乗るのだった。そして、”ディヴィジョン”という組織が超能力のある子どもたち”スペシャル”を誘拐し、兵器として利用しようと企んでいると伝えるのだった。ミケーレは子どもたちを救おうとするのだった、、。

 ■感想■
 透明人間になる能力を持った少年を描くイタリアのSci-Fi映画。
 総製作費800万ユーロの大作。
  
 今回、この記事は記憶を頼りに書いているので、ストーリーは少しだけあやふやかも?? 
 ファミリー向け作品の記事では今作のことをちょこちょこと書いていたんですが、今作は記事にしていませんでした、、。
 
 すごーく面白いです!!

 100点!!

 数多くの映画祭で賞を受賞したり、ノミネートしたりしました!!
 
 【ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞 】2015年イタリア
  最優秀視覚効果賞、メイクアップ賞 受賞
  最優秀助演女優賞、最優秀助演男優賞、製作者賞、撮影賞、音楽賞、主題歌賞、メイクアップ賞、音響賞 ノミネート
 【ヨーロッパ映画賞】2015年
  ヤング観客賞受賞
 【イタリア国映画ジャーナリストシンジケート賞】2015年
  オリジナル脚本賞、シルバーリボン賞 受賞
  製作者賞、プロダクションデザイン賞、撮影賞 ノミネート
 【ミンスク国際映画祭】2015年
  子どもと若者フィルム・コンペティション・アワード賞(子ども作品賞、助演アダルト俳優賞) 受賞
 【シアトル国際フィルムフェスティバル】2015年
  未来の波ユース審査員賞 ノミネート

 最初は超能力で、更衣室に忍び込むみたいなコトやったりしていますが、いつのまにか超能力を持つ可能性をある子どもたちを兵器にしようとする組織が出てきたりして、ちゃんとヒーロー映画の王道の展開に!!

 この『インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士』って、タイトルで観ようと思っているこういうジュヴナイル系マジメSci-Fi映画ファンが見逃して気が、、、。スクワッドってどういうこと??
 基本的に主人公はチームも組んでないしね、、、。
 今作がリリースされる(2016年11月4日)のちょっと前に『スーサイド・スクワッド』(2016年)が公開されたからなんでしょうけど、、こんな便乗タイトルつけないでも十分面白い作品なので、違うタイトルでも良かったのでは??

 ”インビジブルボーイ”とか”インビジブルギャルソン”とか、、、って、全然思いつかない、、。
 外国版タイトルそのまんまです(笑)
 ちなみに、国際英語版タイトルや、アメリカ、イギリスでのタイトルが”Invisible boy”で,フランスが"Le garcon invisible”です。
 タイトルつけるのって、けっこう大変ですね、、。

 

 ところで、イタリアとフランス!なんで、こんな面白い子ども向けの映画を作れちゃうんでしょう??
 ジュヴナイル的な作品に800万ユーロの製作費!!

 とかほめてますが、自分も観た映画のベスト10に入れてませんでした!
 自分が観た記録のノートを調べたら2017年に観ていたのに、、、。

 最初は、子ども向けだし、、、期待もしていなかったんですが、イタリア映画だから観なくちゃと思って観たら、あまりの面白さに思わず画面に引き込まれちゃいました!!
 続編ありきみたいな終わり方がきになっちゃいますが、こんな風に終わったら続きがきになっちゃいますよーーー。

 って、続編の記事は次回に、、、。

 

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