『ショートウェーブ』
SHORTWAVE(2016年アメリカ)
監督:ライアン・グレゴリー・フィリップス
脚本:ライアン・グレゴリー・フィリップス
原案:ライアン・グレゴリー・フィリップス
ロバート・クリーガー
原案協力:エリック・バルー
トーマス・H・マクダニエル
フランク・ポンス
出演:ファニータ・リンゲリン
クリストバル・タピア・モント
■ストーリー■
1人娘アマンダが行方不明になり、精神不安定になったイザベルは森の中の研究室つきの屋敷で、科学者の夫のジョッシュと暮らし始めるが、精神が不安定で家から外出できないでいた。
ジョッシュと共同研究者トーマスは宇宙からの信号を研究していたが、ある時、イザベルは、家の中に何者かの気配を感じ始めるのだが、、、。
□■□ネタバレあり(本当にしています)□■□
観る予定の方は、観てから読んで下さい!
■感想■
数多くの映画祭で賞を獲ったSF映画。
主だったものをいくつかあげると、
【ニューオーリーンズホラー映画祭】2016
作品賞 受賞
【ジャージーシティ ゴールデン・ドア国際映画祭】
監督賞、脚本賞、撮影賞 受賞
長編作品賞、主演女優賞、助演女優賞、助演男優賞、編集賞 のみねーと
【ニューヨーク市ホラー映画祭】2016
女優賞、撮影賞、SF映画作品賞、音響賞 受賞
【フィルムクエスト】2016
監督賞、主演女優賞、撮影賞、音響賞 受賞
長編作品賞、助演男優賞、編集賞 ノミネート
【トレモノリス国際映画祭】
編集賞、音響賞 受賞
【フリークショウ ホラー映画祭】
審査員賞 受賞
これだけ賞を獲ってるんだから、面白いに違いない!!
と、思って観はじめたら、、、、、。
いつもの、いつもの、、、
単なるB級SF映画でした、、、、。
夫の考えが良く分からない。(詳しい説明もないし、、、)
研究のためとはいえ、計画が最初からおかしすぎでしょ。
ヒロインのイザベルがなんで、宇宙と交信しやすいのか、説明してッ!
宇宙と交信でなく、正確にはエイリアンとの交信ですけど。
今作も、「ここから映画が面白くなるのでは??」というところで作品が終わります。
ランニングタイム85分なのに、延々とダラダラと何かあるのでは?と描写して、少し盛り上がったところで終わっちゃいました。
まぁ、研究の支援者が刺されたり、最後、娘が無事なことが分かったりしてストーリー上の起伏はあるんですが、基本、ゆったりしています。
あと10分くらい短かったら、もう少しテンポが良くなって面白かったかも??
結局、エリアンは何をしたかったんでしょう??
最後、家から出て行ったヒロインが町中で暴れまわるような展開とかあれば、印象も違うんですが、、、。
350万ドルという低予算なんで無理なんでしょうが、『SFレーザーブラスト』(1978年)の主人公なみに暴れて、田舎町を破壊するヒロインの姿で終わればねぇ、、、。
今作の脚本家や監督が目指す作品とは方向性がまるっきり違っちゃうんでしょうけど、、、。
ショートウェーブ [DVD] | |
ファニータ・リンジェリン,クリストバル・タピア・モント,カイル・デイヴィス | |
アメイジングD.C. |