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映画感想のブログ!!
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『パリより愛をこめて』ベッソンより愛をこめて

2010-09-30 23:59:16 | アクション
パリより愛をこめて
FROM PARIS WITH LOVE(2010年フランス)
 監督    ピエール・モレル
 脚本    アディ・ハサック
 原案    リュック・ベッソン
 出演    ジョン・トラヴォルタ、ジョナサン・リース・マイヤース
        カシア・スムートニアック、リチャード・ダーデン
        ヨアキム・デ・アルメイダ、アンバー・ローズ・レヴァ
        ジェムズ・ダマニ 

 ■ストーリー■
 フランスのアメリカ大使館員ジェームズ・リースは、CIAの汚い仕事をやるスパイ候補生。派手な仕事に就くコトを望むある日、CIA本部からやってくるワックスと組むよう指示を受けるのだった。フランスに降り立ったワックスは、早速、中華料理店に乗り込み、麻薬を売買しているその店で銃を撃ちまくり、店を破壊し、従業員たちを殺していくのだった!
 
 ■感想■
 『アルティメット』(2004年)、『96時間』(2008年)のアクション映画監督、ピエール・モレル監督の描くフランス製のバディアクション!

 『ロシアより愛をこめて』(1963年)でも無く、『ベイルートより愛をこめて』(1966年)でなく、『パリより愛をこめて』!
 
 アメリカ製のアクション映画かと思うほどの、ハデな銃撃戦シーンの連続!
 ジョン・トラヴォルタが撃つ!撃つ!撃つ!
 ジョン・トラヴォルタが殺す!殺す!殺す!
 ジョン・トラヴォルタが撃つ!撃つ!撃つ!
 とにかく、全編、ジョン・トラヴォルタが活躍!

 ストーリーは、スーパースパイにあこがれる新人と、常軌を逸した行動をとるベテランのコンビの活躍を描くだけの単純なアクション映画です。
 ストーリーは単純すぎなのが、少し残念な感じです!

 新人のジョナサン・リース・マイヤースの恋人キャロリンの正体とかは、こういう映画を観る人だったら、すぐにバレちゃいます!布を買いに行ったキャロリンと出会うシーンで、大体想像がついちゃいます。
 「あんな場所で何やってたの??」
 って、キャロリンが、ジョナサン・リース・マイヤースに突っ込むシーンがありますけど、その言葉、そのまんま返したいくらいです。
 とにかく、キャロリンは、最初から怪しすぎ!
 指輪も、多分、盗聴装置か、GPSだろうなぁ。と思っていたら、そのまんまの展開!
 
 脚本は、どちらかと言えば、普通のアクション映画よりちょっと不出来な感じなんですけど、95分という短めのランニングタイムということもあり、ハデなアクションシーンで、最後まで楽しく観れる作品になっています。
 ストーリー ★
 アクション ★★★★
 キャスト  ★★
 みたいな印象です!
 
 スティーヴン・セガールの映画もピエール・モレルが監督すれば良いのに!
 でも、スティーヴン・セガールとかって、監督の指示に、従わなさそうだしダメなんでしょうね!
 あと、モーリス・G・ダテック原作のアクション映画『レッド・サイレン』(2002年)もピエール・モレル監督でリメイクして欲しいくらいです!
 『レッド・サイレン』は、いくらでも面白くなりそうなアクション映画を、普通よりちょっと面白いくらいだけの作品になっちゃてますからね!『レッド・サイレン』の監督が、Z級系のオリヴィエ・メガトンだったのが残念です!
 ピエール・モレル監督もリュック・ベッソンとも、相性が良さそうなんで、適当なB級系のストーリーのアクション映画を、どんどん作って欲しいですね。

 ピエール・モレル監督には、これからも、アクション映画撮って欲しいです!! 80点

パリより愛をこめて Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
ジョン・トラボルタ,ジョナサン・リス・マイヤーズ,カシア・スムトゥニアク
ワーナー・ホーム・ビデオ
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『レギオン』天使と天使と人類

2010-09-26 19:45:19 | ホラー

レギオン
REGION(2010年アメリカ)
 監督    スコット・スチュワート
 脚本    ピーター・シンク
        スコット・スチュワート
 出演    ポール・ベタニー、デニス・クエイド
        ルーカス・ブラック、タイリース・ギブソン
        エイドリアンヌ。バリッキ、チャールズ・S・ダットン
        ウィラ・ホランド、ケヴィン・デュランド

 ■ストーリー■
 ロサンゼルスの街に天使ミカエルが降り立つ。人類を滅亡させようと神が天使の軍団を放ったことに、反旗をひるがえしたため地上にやってきたのだった。
 一方、町から離れた砂漠のダイナーに老婆がやってくる。ステーキを食べ始めた老婆が凶暴化しダイナーの人々を襲い始めるのだった。老婆を撃退するものの、ハエの大群がやってきてダイナーを覆うのだった。異常な事態に戸惑うダイナーの人々の前に、大量の武器を持ってミカエルがやって来るのだった。


 ■感想■
 人類と神が放った天使ガブリエルとの戦いを描くホラー映画。
 人類と天使が戦う映画と言って、ホラー映画ファンが、まず思い浮かべるのは『ゴッド・アーミー悪の天使』(1994年)ですよね!
 
 「う~ん、『ゴッド・アーミー悪の天使』の面白さまで、遠く及ばない感じ」

 監督のスコット・スチュワートは、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005年)、『ナイトミュージアム』(2006年)、『ダイ・ハード4』(2007年)等のVFXに関わったスタッフです。
 低予算というコトで、世界で起きていることは、無線(ラジオ??)の放送の声で済まして、主人公たちは荒野のダイナーで篭城することに!
 こういうアイデアはキライじゃ無いですけど、世界で起きていることが余りにも壮大なのに、無線の声だけっていうのは、いかにも低予算すぎ!
 監督も、ホラー映画が好きなのは、分かるんですけど、センスがあるのかは微妙なトコロです。

 天使の軍団が人類抹殺のために起こすのが、心が弱い人に乗り移って殺しまくるってどういうコト??天使の軍団っていうから、スゴイことすると思いきや、このチマチマした行動って、省エネってコトなんでしょうかね??人類抹殺まで、何年かかっちゃうんでしょうね??

 人類の救世主になる赤ん坊を殺しにくるのに、天使が1人だけって、なめすぎでしょう!元天使のミカエルもいるのに…。
 でも、倒しても、倒しても、次のシーンで、天使ガブリエルが出てくるのは、けっこうインパクトがありました!天使だから不死身なんですよね!ダイナーが爆発しても、暴走した車から飛び出しても全然大丈夫なんですもんね。
 
 
 ダイナーで最初に現れた老婆はけっこう迫力あったのに、その後は、クライマックスの天使ガブリエルが出てくるまでキャラクターの魅力が弱いです。あの老婆も天使が操っている普通の人間なんですかね??

 題材は、すごく面白そうなのに、なぜか、今ひとつ盛り上がりに欠けるのは、なぜ??
 同じ内容でも、ジョン・カーペンター監督がリメイクしたら、面白くなりそうなのに…。

 もう、いっそのこと、『ゴッド・アーミー悪の天使』のグレゴリー・ワイデンが監督、脚本しちゃえば良かったのに…。
 『ゴッド・アーミー悪の天使』と言えば、シリーズ4作目“THE PROPHECY UPRISING”(2005年)、5作目“THE PROPHECY FORSAKEN”(2005年)は未だに未公開のままですね。
 有名なホラー映画のシリーズ作も観れないなんて、1970年代~1980年代のかつての日本みたい!!

 韓流のドラマをソフト化するヒマとお金があるんなら、ホラー映画や香港映画をソフト化して欲しいですね~! 70点

レギオン コレクターズ・エディション [DVD]
デニス・クエイド,ルーカス・ブラックタイリース・ギブソン,ポール・ベタニー
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
レギオン ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
デニス・クエイド,ルーカス・ブラックタイリース・ギブソン,ポール・ベタニー
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


 

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『テロリストゾーン』フレンチポリス09

2010-09-25 11:33:00 | 犯罪/アクション
テロリストゾーン
OTAGES(2009年フランス)
 監督    デディエ・アルベール
 脚本    ピエール・ルメートゥル
        エリック・プルングノー
 出演    エステル・ルフェビュール、イブ・レニエ
        ディディエ・コーチィ、フランソワ=レジ・マルシャッソン
        カテリーン・ディメーフ

 ■ストーリー■
 部下の交渉人アントワーンと交際していたが、彼の浮気が原因で別れた女性警視アンジェル。そんな彼女に事件の連絡が入るのだった。ビオ・レクステールの研究所で、人質を取った立てこもり事件が発生する。警視アンジェルは、チームを率いて人質解放にあたるのだった。犯人のグループは、研究中の麻酔H1を致死量人質の1人に射ち、身代金3000万ユーロを要求してくるのだった。致死量をうたれた人質が生き残れるタイムリミットは7時間だった。
 一方、研究中の麻酔H1が事件に使われたコトから、その薬の研究に関わった、行方不明の元社員フィリップ・ブロツキーが今回の事件に関与していると思われるのだった。しかし、フィリップの妻によれば、ブロツキーはビオ・レクステールによって、すでに殺されているというのだった。また、人質を解放するよう交渉したアントワーンが、犯人に捕らえられ人質になってしまうのだった。 

 ■感想■
 元スーパーモデルの女優エステル・ルフェビュール主演のポリスアクション。
 今作は、フランスのTVムービーです。
 フランスのTVムービーって、面白すぎ!
 アラン・ドロン主演のミニシリーズ「アラン・ドロンの刑事物語」(2001年)も、当然、フランスのTV作品でしたけど、すごく面白かったです。ストーリーは普通でも、登場人物が死にまくりのハードな展開!TVの作品とは思えない展開でした。
 
 今作もTVムービーと思えないデキ!
 犯人の目的!
 犯人の逃走方法!
 真犯人の存在!
 TV作品とは思えない、練りこまれた脚本!
 劇場映画としても、遜色無い出来上がりです!フランス映画、最高です。どうしようも無い自国の人間しか笑えないコメディ映画を作ると思えば、TV作品で、この完成度!
 すごすぎです!
 人質モノというコトでネタは違いますけど、『シャッター・アイランド』(2009年)より、500倍驚きのトリック!
 
 ヘタなハリウッド作品の人質モノより10000倍面白いです!

 こういう作品が観れるから、未公開映画を観るのを止められないんですよね。
 「イヤ~、本当に面白い!」
 今作の脚本は、イギリス映画のように、ヒネッてあります。
 研究所の人間を人質に取った犯人グループの目的が分かったときには、思わず身を乗り出しちゃいました。TV作品でも手を抜かないストーリーが魅力的です。
 
 ところで、今作はTV作品ですけど、ビデオ録り作品じゃないんですよね。
 やっぱり、刑事物!犯罪物!アクション!ホラー!エンターテイメント作品は、フィルムでないとね!
 こういう作品を観ちゃうと、日本なんて、もうTVドラマ作るの止めて、フランスやアメリカのTVドラマを放映してれば良いのにッ!って思っちゃいますよね。
 地上波も、ドラマを放映してるなら、映画劇場や外国TVシリーズだけ放映していれば良いのに! 70点 
 
テロリストゾーン [DVD]
ピエール・レミトレ,エリック・プラングナード
アメイジングD.C.
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水曜は映画!「水曜シアター9」放送終了

2010-09-23 10:39:08 | ホントの日記
 「水曜は映画!」で宣伝していた、TV東京で放送されていたゴールデンタイムの映画枠「水曜シアター9」が昨日終了しました…。

 「なぜ??」
 「悲しい!」
 「今年、最も悲しいニュースです・・・」

 1968年2月から放送された「木曜映画劇場」の流れをくむ「水曜シアター9」が42年間の歴史に幕を閉じるコトに…。
 バラエティ番組を放送するヒマと時間があるなら、映画を放映して欲しい!

 9月には、もう1度、水曜日があるのに、最終日は、ドラマ…。
 なぜ??
 9月が最後だったら、8~9月は、暴走したようなラインナップにして欲しかったです!
 
 『荒鷲の要塞』(1968年)
  3時間40分枠とかで、放送して欲しかったです…。
  こんな面白い映画が放送されたら、映画ファンが増えるはず!
  もし、吹替え音源が残っていないのなら、多田野曜平さんで欠落部分を新録で。

 『チェンジリング』(1979年)
  ピーター・メダック監督
  ジョージ・C・スコット出演のオカルトホラー
  TV東京で初回放送では、時間枠延長で、本編ほとんどノーカット版の放送でした!
  今一度の放送を!

 『ワイルド・ギース』(1978年)
  2時間半枠で放送を!
  2時間半枠でも、日本語吹替えはノーカットにならないんですけど、それでもかなりの部分は吹替えで観れますからね。

 『ダーティ・ハリー4』(1983年)
  「月曜ロードショー」初回放映時の吹替え音源で2時間半の放送を!

 『真夜中の刑事 パイソン357』(1976年)
  2時間半枠で!確か、2時間半枠の放送は今まで無かったかも??
  未DVD化の今作をノーカットで吹替えで!

 『ロンゲストヤード』(1974年)
  時間枠延長で、この傑作スポーツ映画を放映してくれたのもTV東京!
  ノーカットでの放映版で!

 『ナポリ犯罪ルート』(1976年)
  日本語吹替えで!

 『パリ刑事J』(1984年)
  フランス製の「ダーティハリー」!
  吹替え版も、1番最近の放映でも、確かフジTV深夜で20年くらい前に放送されたのみ。

 とかを放映して欲しかったです!

 なんか、多局で放送された作品ばかりになってしまいましたけど、
 “TV東京”系の作品で放送して欲しかった作品をあげろと言われれば、

 『人食いシャーク バミューダ魔の三角地帯の謎』(1978年)
  アンソニー・リッチモンド監督の「動物パニック」⇒「SF映画」になる驚愕の映画。
  ラストも投げやりな感じでイタリア映画のパワーを感じる「火曜ロードショー」で
  放送された作品!
  「水曜シアター9」で放送して欲しかった!

 『悪魔の墓場』(1974年)
  ホルヘ・グロウ監督のリビングデッド物。
  「木曜洋画劇場」で放送されて以来、地上波で放送されていないかも??

 『ザ・ダーク』(1979年)
  ジョン・“バッド”・カルドス監督の低予算ホラーSF。
  TV東京「木曜洋画劇場」で放送されて以来、他局では放送されていないはず。
 
 『カー・バイオレンス』(1983年)
  エンツォ・G・カステラッリ監督の「マッドマックス2」系イタリア映画。
  
 『ブロンクス・ウォーリアーズ』(1982年)
  同じく、エンツォ・G・カステラッリ監督の「マッドマックス2」+「ニューヨーク1997」映画。
  
 『ニューヨーク2019』(1984年)(別題:『バーバリアン2019年』)
  マーティン・ドルマン(セルジオ・マルティーノ)監督の描く「マッドマックス2」系アクション。

 
 あと他にもTV東京で放送された作品で、放送して欲しかった作品をいくつか。
 『聖戦』(1990年)
 『UFO大遭遇 アメリカ西海岸に魔の海域出現』(1977年)
 『メナース』(1977年)
 『殺人ゲーム』(『ポーカーフェイス』)(1980年)
 

 本当に悲しいお知らせです!
 TV東京さんは、すぐにゴールデンタイムに映画枠を復活させて欲しい!
 もう月曜~金曜まで、毎日21:00~2時間枠の映画枠で良いのに。
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『フェーズ6』ウィルス ー病原菌ー

2010-09-21 22:44:33 | ホラー
フェーズ6
CARRIERS(2009年アメリカ)
 監督    アレックス・パストール
        ダビ・パストール
 脚本    アレックス・パストール
        ダビ・パストール
 出演    クリス・パイン、ルー・テイラー・プッチ
        パイパー・ペラーボ、エミリー・ヴァンキャンプ

 ■ストーリー■
 世界中に、感染したら死にいたる謎の病気が蔓延した。ブライアンとダニーの兄弟は、ブライアンの恋人ボビー、ダニーのガールフレンド、ケイトを連れ海岸を目指していた。4人は、兄弟2人が子どものころ遊び日に行った、その海岸で感染者がいなくなりウィルスが死滅するまで、過ごそうと計画していたのだ。
 盗んだベンツで海岸に向かう4人の前に、ガソリンを切らして道路の真ん中で立ち往生している父娘が現れるのだった。

□■□ネタバレあり!□■□

 ■感想■
 謎のウィルスが蔓延した世界の恐怖を描いたホラー映画。

 “B級ホラー映画大好き”のスティーヴン・キングが絶賛しています。
 『フェーズ6』の真の素晴らしさとは、陰惨としてリアリティあふれる脚本と、ブノア・デビーによる素晴らしい撮影によって生み出された白昼夢のような映像だ
 と、大絶賛!
 スティーヴン・キングは、“B級ホラー映画”が大好きで褒めちゃうんですけどね。
 スティーヴン・キングが、絶賛する作品っていうだけで、B級ホラー映画、大好きな@KOBAなんで大いに期待して鑑賞しましたけど、期待に負けずすごく面白かった!!
 
 もう、冒頭から映画を観ながら、突っ込みまくり!
 イアンの恋人のボビーが、感染した少女を救おうとするシーンとか観て
 「何やってんだぁ~ッ!そんな少女ほっとけ!」
 感染した少女を車の後ろに載せて、ビニールとガムテープで仕切るだけとか、観てて大丈夫?
 って思っちゃいました。
 あとは、主人公たちが荒野で野営していると、感染者を追ってきたグループが感染者を殺すシーンとか出てきますけど、その後、そのグループは映画に登場しないので、どういうこと?って思っちゃいました。
 あのシーンは普通、次に主人公たちがたどり着いた町での伏線になるようなシーンなのに、その後、一切、説明無し!
 説明無しと言えば、ゴルフ場を守っていた監視員がプールに浮かんでいますけど、あれは誰が殺したの??自殺だったんでしょうかね??

 低予算のホラー映画としては、けっこう楽しく観れました!
 スティーヴン・キングがいかにも好きそうな作品です。
 全然状況は違いますけど、まるで、『ミスト』で町を逃げ出した人物たちの、若者版の旅路を描いているかのような雰囲気までかもし出しているかも??
 
 ホラー映画ファンには、主人公たちが海岸にたどりついて終りなんだろうな!って、最後の方の展開が読めてしまいますけど、ランニングタイム85分と、短めの作品なんでOKです!
 70点

 
フェーズ6 [DVD]
ルー・テイラー・ブッチ,クリス・パイン,パイパー・ペラーボ,エミリー・ヴァンキャンプ,クリス・メローニ
ポニーキャニオン


 

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『地底王国』吹替え音源確保&『ゼブラ軍団』吹替え音声募集中!

2010-09-21 09:03:59 | ホントの日記
 ★★★ しばらくトップ記事にします!! ★★★
 
 
 DVD化のため、株式会社スティングレイさんが募集していた 

 地底王国』のTV放映音源が確保できたようです!

 これで『地底王国』のDVDには日本語吹替え音声が無事につきそうです!
 DVD発売がm待ち遠しいですね!

 
  ただし、1975年のB級(C級?)アクションの傑作『ゼブラ軍団』の吹替え音源は
 まだ見つかっていないので、継続して
 
 ゼブラ軍団』の吹替え音源も募集中です!

 
 スティングレイさんの「Allcinema SELECTION」にサイトで募集していますので、TV放映したときの音源をお持ちの方で、音源を提供しても良いという方は、
 
http://www.allcinema.net/dvd/index.html
 
 まで!
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『ウディ・アレンの夢と犯罪』ロンドン3部作最終作

2010-09-19 00:15:34 | サスペンス
ウディ・アレンの夢と犯罪
(DVD題:『カサンドラズ・ドリーム 夢と犯罪』)
CSSANDRA’S DREAM(2007年イギリス)
 監督    ウディ・アレン
 脚本    ウディ・アレン
 出演    ユアン・マクレガー、コリン・ファレル
        ヘイリー・アトウェル、サリー・ホーキンス
        トム・ウィルキンソン、フィル・デイヴィス
        ジョン・ベンフィールド

 ■ストーリー■
 労働者階級のイアンとテリーの兄弟は、なけなしの金を使い小型ヨットを買い、「カサンドラズ・ドリーム」と名づけるのだった。レストランで働くイアンは、金持ちの伯父のハワードに憧れ、投資で設けることに夢中になり、ホテル事業に乗り出そうとしていた。一方、自動車修理工のテリーは、堅実に恋人ケイトと暮らそうとしていた。そんなある日、テリーは大金が動くポーカーの誘いに乗り、参加し30000ポンド儲けるのだった。ポーカーで勝ったことに味をしめ、もう1回参加して、今度は90000ポンドもの借金を作ってしまうのだった。

 ■感想■
 ウディ・アレン監督がイギリス、ロンドンを舞台にした「ロンドン3部作」の3作目。
 1作目が『マッチポイント』(2005年)、2作目が『タロットカード殺人事件』(2006年)で、3作目が今作です。

 ニューヨークを離れ、イギリスで監督した3作品ですが、それぞれタッチの違う作品になりました!
 ・正統派サスペンス映画の『マッチポイント』
 ・コメディタッチの『タロットカード殺人事件』
 ・犯罪・ドラマの今作
 3作品の中では、1番重いドラマになっています。

 軽~い気持ちで観ると、少しだけ重たい気分に…。
 ユアン・マクレガー、コリン・ファレルと有名俳優が2名出演した、ウディ・アレンのコメディ調のドラマだと勝手に思いこんで観ちゃいました。
 でも、ウディ・アレン映画のファンだったら、大丈夫!
 いつものノリで展開していきますから!!
 でも、ウディ・アレンには、やっぱりコメディ調の作品が似合うような気がするんですけどね。
 自分的には、ウディ・アレン監督作品ならコメディが好きですね。

 でも、マジメなドラマ風な今作でも、“笑い”の要素は健在!
 トム・ウィルキンソン演じる金持ちのハワードが、甥のイアンとテリーに殺しを依頼するシーンなんて最高です!
 伯父さんに金をもらおうと思っていた2人は、逆に殺しを依頼されて、大慌てするシーンなんて、今作ってコメディだっけ?って思っちゃうくらいおかしかったです!
 イアン  「金をもらってそういうコトを行うプロを雇ったら?」
 ハワード 「捜し方が分からないし、弱みを握られたくない」
 ごもっともです!
 “ゴルゴ13”を雇いたくても、普通の人は、雇い方が分からないですもんね。
 

 ストーリー的には、良くありがちな2時間サスペンスなみのストーリーなんですが、そんなストーリーを面白おかしく描きながらも、だんだんとがんじがらめな感じのラストに向かっていきます。
 やっぱり、ウディ・アレンはウマイですね。
 ウマイですけど、テーマとしては、あまり自分の好みで無かったかも??

 ところで、今作のDVDには、日本語吹替えがついていないんですが、ウディ・アレンの映画のDVDって、日本語吹替えがついていない作品が多いんですよね。
 ウディ・アレンの作品を観る映画ファンは、吹替えが無くても大丈夫って思っちゃっているんでしょうかね??

 『マンハッタン』(1979年)
 『カイロの紫のバラ』(1985年)
 とかは、TV放映音源で日本語吹替え音声をつけてDVD再発して欲しいですね!

 また、最近の作品とかも、なぜか日本語吹替え音声無しのままソフト化されちゃうのはなぜなんでしょうか??
 『マンハッタン殺人ミステリー』(1993年)とかも日本語吹替えをつけて欲しかったです!!

 ウディ・アレンには、犯罪物でも、コメディタッチの映画、監督して欲しいですね! 60点

ウディ・アレンの夢と犯罪 [DVD]
ウディ・アレン,ヴァンサン・マラヴァル,プライム・チュウア,ダニエル・ピューマン
アルバトロス
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『ビヨンド』DVD再発!

2010-09-14 23:41:51 | DVD新譜の記事
 2010年10月6日にエスピーオーさんから、ルチオ・フルチ監督の傑作ホラー『ビヨンド』のDVDが、デジタルリマスター版で再発されます!
 以前、発売されていたDVDは廃盤なので、持っていない方は、この機会にぜひ!

 『ビヨンド』の仕様は
 【映像特典】
 ・監督インタヴュー
 ・主要キャスト、スタッフのインタヴュー
 ・ドイツ語プレクレジットシークエンス
 ・3種類のオリジナル予告編
 ・音楽ビデオ

 同時発売は、ジョー・ダンテ監督の狼男映画『ハウリング』
 『ハウリング』の方は、HDリマスター版。
 『ハウリング』は、英語音声のみでの発売です!残念!
 TV放映版の日本語吹替えもつけないで、発売ってどういうコト??
 せっかくのHDリマスター版での再発なんだから、TV放映時の日本語吹替え音声つきで発売して欲しかったです!!
 『ハウリング』の仕様は
 【映像特典】
 ・ジョー・ダンテ監督、主要キャスト、スタッフのインタヴュー
 ・デヴィッド・アレンもインタヴュー
 ・未使用、削除シーン
 ・オリジナル劇場予告編
とするなら、日本語吹替え音声も付けて欲しかったです!!

ビヨンド -デジタル・リマスター版- [DVD]
カトリオーナ・マッコール,デヴィッド・ウォーベック,サラ・ケラー
エスピーオー
ハウリング -HDリマスター版- [DVD]
ディー・ウォーレス,パトリック・マクニー,デニス・デューガン,ジョン・キャラダイン
エスピーオー
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『サムライアベンジャー復讐剣盲狼』必殺マカロニスプラッター剣

2010-09-13 23:34:44 | アクション
サムライアベンジャー 復讐剣 盲狼
SAMURAI AVENGER THE BLIND WOLF(2009年アメリカ)
 監督    光武 蔵人
 脚本    光武 蔵人
        ジョン・ミグダル
 出演    光武 蔵人、ドミチアーノ・アーカンジェリ
        メーガン・ハリソン、カイル・イングルマン

 ■ストーリー■
 犯罪者ネイサン・フレッシャーが8年の服役を終え刑務所から出所する日がやってきた。フレッチャーは、8年前、荒野でピクニックを楽しむ家族を襲い、妻を犯し殺したのだった。娘の命を助けるからと、夫の目を木の枝で刺すよう命令をして失明させた後、娘を殺し、夫にも銃弾を浴びせたのだった。夫は奇跡的に生き残り、復讐のため忍者修行を積み剣の腕を磨き“盲狼”となったのだった。
 フレッチャーは、盲目の男が、自分を狙っていることを知り、荒野に7人の刺客を送り込むのだった。

 ■感想■
 ハリウッドで活躍する日本人、光武蔵人の長編2作目のアクション。
 
 2009年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭に出品されました。
 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭以外でも、各国の映画祭に出品、賞賛されました。
 【ファンタスティクプラネット映画祭】
  最優秀作品賞、特殊メイク効果賞 受賞
 【モーヴェジャンル映画祭】
  観客賞 受賞
 【ポルト国際映画祭】
  公式出品
 【シネクエスト映画祭】
  公式出品
 【アナザー・ホール イン・ザ・ヘッド映画祭】
  観客賞 受賞
 【インディーフェストUSA映画祭】
  最優秀作品賞 受賞

 マカロニウエスタンや、1970年代の日本映画の色んな要素を入れ込んで、アクション映画として、1本映画を作っちゃいました!みたいな作品になっています。
 「座頭市」の設定や、若山富三郎版の「子連れ狼」のスプラッターなチャンバラシーンが、好きな映画ファンは必見!
 
 「子連れ狼」にいたっては、キャラクターやセリフまで同じようなシーンが出てきます!
 途中、赤ん坊を連れるところは
 『柳生一族の陰謀』(1978年)のセリフまで出てきたときは、どこまでパクリ??
 いやいや、どこまでオマージュ??リスペクト??
 って思っちゃいました!
 かえって、若山富三郎の「子連れ狼」シリーズや、1970年代の日本の時代劇映画を観ていないアクション映画ファンの方が楽しめるかも??
 でも、やっぱり今作を観る前に、若山富三郎版の子連れ狼」の
 2作目『子連れ狼 三途の川の乳母車』(1972年)
 4作目『子連れ狼 親の心子の心』(1972年)
 とかを観ていたら、面白さ倍増!
 あと、今作で、主人公“盲狼”の相棒になる“流れ者”が刀を投げるシーンがありますけど、これも「子連れ狼」にオマージュを捧げたシーンのはず。どの作品かは忘れてしまいましたけど。

 こんなスプラッターな時代劇だったら、西洋の映画ファンに受けたのもうなずけます。
 でも、そんな海外の映画ファンには、若山富三郎版の「子連れ狼」シリーズとかも観て欲しいですね。
  
 光武蔵人監督には、今作のような時代設定も良く分からない、時代劇やマカロニウエスタンを混ぜこぜにした作品でなく、普通に、血まみれなスプラッターな時代劇やウエスタンを監督して欲しいですね。
 ここまで、1970年代の時代劇にリスペクトした作品を監督できるなら、綾瀬はるか主演の「ICHI」とかも光武蔵人監督に撮って欲しかったですね。 60点

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光武蔵人,ジェフリー・ジェームズ・リポルド,ドミチアーノ・アーカンジェリ,メーガン・ハリン,カイル・イングルマン
マクザム


 
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『シャッター・アイランド』またまた禁断のオチ

2010-09-12 07:46:01 | ミステリー

シャッターアイランド
SHUTTER ISLAND(2009年アメリカ)
 監督    マーティン・スコセッシ
 脚本    レータ・カログリディス
 原作    デニス・ルヘイン
 出演    レオナルド・ディカプリオ
        マーク・ラファロ、ベン・キングズレー
        ミッシェル・ウィリアムズ、エミリー・モーティマー
        マックス・フォン・シドー、パトリシア・クラークソン

 ■ストーリー■
 1954年、ボストンの沖合に浮かぶ島シャッターアイランドにある精神病院からレイチェルという患者が、ある日、突然姿を消す事件が発生する。重犯罪を犯した者も収容する警備が厳重な病院での失踪事件だったため、連邦保安官のテディと相棒のチャックが捜査のために派遣されてくるのだった。実は、テディは今回の失踪事件以外に、過去に因縁のある人物アンドルー・レディスを探そうとしていたのだった。

□■□ネタバレあり!□■□

  ■感想■ 
 デニス・ルヘインの「シャッター・アイランド」(ハヤカワ文庫)の映画化作品。
 マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカブリオ主演です。
 マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオのコンビは『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2001年)、『アビエイター』(2004年)、『ディパーテッド』(2006年)に続いて4度目になりますが、ディカプリオは、スコセッシ監督と相性が良いんでしょうね??
 
 「孤島にある警戒厳重な収容施設から、患者が1人行方不明になり、そこへ主人公が捜査に現れる」っていうストーリーだけで、もしかしたら、禁断のオチでは無いと良いなぁ!
 と、不安に駆られながら、鑑賞していたんですけど、ストーリーが進むに連れて、不安度が、増していきました!
 
 ミステリー映画やミステリー小説が、多少なりとも好きな人だったら、始まって1時間くらいしたところで、ネタが割れちゃうはず!

 それも、ミステリー的にやってはいけない“禁断のオチ系のトリック”
 もう絶対にやめて!
 実は、主人公は死んでいました!
 実は、夢でした!
 実は、双子の兄弟と入れ替わっていました!
 実は、双子の兄弟の片割れはすでに死んでいました!
 実は、地球でした!
 
 最後の「地球でした」は、禁断のオチじゃ無いです・・・。
 それ以外はそのままオチにしないで欲しい禁断のオチ!ミステリー、サスペンス系の脚本家が100人いたら、100人は思い浮かぶオチですからね!
 
 禁断のオチの変形パターンもやめて下さい!
 実は、映画の内容は、主人公が死ぬ間際に見た夢でした!
 実は、主人公が×△□×でした!
 
 今作は、その「主人公が×△□○×でした」パターンのトリックでした!
 
 「誰でもトリックが見破れる禁断のオチ…
 
 自分なんか、病院のある島について、銃を預けるシーンで、ある程度オチが分かっちゃいました。本当にやめて欲しいなぁ。
 その後も、ベン・キングズレーのセリフとか、他の医者の驚いた顔とか、演出で、説明しすぎ!!
 今作のネタ、分かりすぎ!
 それに、今作は、ランニングタイムが138分!!長すぎ!長すぎ!
 これが、ランニングタイム85分くらいだったら、そんなに怒らないですけど、138分も使って、このオチッ!
 「ありえない!」
 マーティン・スコセッシ監督向きなテーマじゃ無かったんでしょうね。
 原作では、もう少しスッキリした感じだったのに、説明しすぎの演出!
 禁断のオチ”とか言われても、原作と同じだから、監督のマーティン・スコセッシや脚本家のレータ・カログリディスが悪いワケじゃ無いのは分かるんですけど、
 “説明しすぎ!”です!

 TVシリーズ「刑事コロンボ」のクリエイターの1人、ウィリアム・リンクが、原作を離れて、脚本&監督すれば、もっともっと面白くなったろうに!!ウィリアム・リンクだったら、今作の主人公は、レオナルド・ディカプリオでなく、ベン・キングズレーかマーク・ラファロになるんでしょうね。
 それにランニングタイムも100分くらいで作っちゃうんでしょうね!
 「マーティン・スコセッシは、もうミステリー映画は撮らないで!」
 「脚本家のレータ・カログリディスも、エンテータイメント作品の脚本には、関わらないで!」
 って感じです!
 
 マーティン・スコセッシ監督の作品は長い作品が多いですから、今作の138分も普通の長さなのかもしれないですけど、普通に内容と合わせて考えても30~40分は長いです!
 
 原作から離れて、ダリオ・アルジェントが監督したら、面白くなったかもしれないですけどね。でも、そうなったら、もう原作者がいるから「あれは“シャッターアイランド”じゃない」とか言われてトラブリそうですね!原作は未読なんで、分からないですけど、映画とまるっきり同じ内容だったら、映画化向きの作品じゃ無いですよね。
 
 ところで、最後のレオナルド・ディカプリオのセリフは、精神はまともになったってコトですよね。 15点

シャッター アイランド [DVD]
レオナルド・ディカプリオ,マーク・ラファロ,ベン・キングズレー,ミシェル・ウィリアムズ,パトリシア・クラークソン
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
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『バイオハザードIV アフターライフ』続き観たい

2010-09-11 20:03:56 | SF
バオハザードIV アフターライフ
RESIDENT EVIL AFTERLIFE(2010年アメリカ、イギリス、ドイツ)
 監督    ポール・W・S・アンダーソン
 脚本    ポール・W・S・アンダーソン
 出演    ミラ・ジョヴォヴィッチ
        アリ・ラーター、ウェントワース・ミラー
        キム・コーツ、ショーン・ロバーツ
        スペンサー・ロック

 ■ストーリー■
 ラクーンシティから漏れた“T-ウィルス”は、世界中に蔓延し、東京にもT-ウィルスに感染したアンデッドが発生した。4年後、東京は廃墟と化すが、アンブレラ社は東京の地下に要塞を築いていた。
 前作のラストで、アンブレラ社に宣戦布告したアリスは、東京に自分のクローン人間たちを率いてやってきた。地上で異常事態が起こったことを知ったアルバート・ウェスカー議長は、アリスの潜入に対し臨戦態勢で立ち向かうのだった。

 ■感想■
 人気ビデオゲーム「バイオハザード」の映画化シリーズ4作目。
 監督はシリーズ全作の脚本と、1作目の監督ポール・W・S・アンダーソン。

 「3D映画」ブームに乗り、今作も3D版が上映されました!
 2Dで撮影されたものを3Dにした作品でなく、3Dで撮影され、3Dとして編集された作品です。
 「3D映画」だっていんうで、武器やらガラスの破片やらが観客席に向かって飛び出てくるのかと思いきや、あんまり、そんなコトも無かったです。映像全体が立体的で意味での「3D」っていうコトなんでしょうかね??
 
 「3D」でなくとも、普通の2Dでも十分面白い作品だから、あんまり「3D」「3D」って宣伝しなくても良かった気もしちゃいますけどね。
 今作は、ゲーム版から、アルバート・ウェスカーが敵として登場します。
 また、新たなキャラクターとして、ビデオゲーム「バイオハザード5」の処刑マジニ、住民マジニ、アジュレが登場してきます。住民マジニやアジュレとかは、突然変異のアンデッドとかケルベロスとかってコトで想像できますけど、処刑マジニの存在って、どうなんでしょう??
 何の説明も無く登場してくるキャラクターにしては、濃すぎでしょ!
 刑務所の扉は、巨大なオノのようなもので叩き壊すし、拳銃で撃たれても大丈夫だし、ハッキリ言って、ウェスカーよりも強いくらいのキャラクターですからね。

 それにしても、シリーズ全作すべて面白いです!
 2作目、3作目も、すごく面白かったですが、4作目の今作も、すごくすごく面白い映画です!!
 映画の冒頭、アンブレラの東京本部にアリスが乗り込んで来るシーンから、もう普通のアクション映画のクライマックスなみの爆発シーン!銃撃戦の数々!もう最高です!!

 映画の前半部で、ウェスカーに“抗T-ウィルス剤”を打たれたアリスなんですけど、これで、アリスは普通の人間になってしまったんでしょうかね??その後、墜落したヘリから、ケガをしながらも降りてきたアリスを見ていると、どう考えても、普通の人間には見えないんですけど、どうなんでしょう??

 今作の敵のウェスカーですけど、クリスとクレア相手には、すごく強かったのに、アリスと戦うシーンになったら、突然の弱さ!どういうコト??あまりのあっけない戦いのシーンに、逆に新鮮さを感じちゃいました!!

 このウェスカーとの戦いを見る限り、やっぱり、アリスは依然、T-ウィルスと共存しているスーパーウーマンに思えるんですけどね。
 でも、中盤以降、アリスは超能力を使っていないから、良く分からないんですよね?? 
 どうなんでしょう??

 ところで、今作のランニングタイム97分って、短かすぎ!短い!短い!短い!
 もう20分くらい長くても良かったのに!!

 あと、今作のラストの展開には、唖然!
 続編が、作られるかどうかも分からない劇場長編映画で、このラスト!
 完全に“続く”ってラストは、どうなんですか??
 
 生存者がいないと思っていたのに、あんなに攻撃ヘリが出てくるって、アンブレラ社にはまだまだ、人がいるんですね。
 早く今作の続きが観たいです!! 100点
 
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『棲む女』オカルトチックヒドゥン

2010-09-06 21:43:51 | ホラー
棲む女
EVIL ANGEL(2009年アメリカ)
 監督    リチャード・ダッチャー
 脚本    リチャード・ダッチャー
 出演    ヴィング・レイムス、クリストファー・シェパード
        エヴァ・ゴーデット、マリー・ウェストブルック
        JJ・ニューワード、ジョンタイル・ゲラード
        リチャード・ダッチャー

 ■ストーリー■
 街を歩く男が悪魔の幻におびえ、協会に逃げ込むが屋上まで追い込まれ転落死する事件が起きる。一方、救命士のマーカス意識不明の娼婦リジーの蘇生を行うが失敗、死亡してしまうのだった。また、マーカスは、6箇所を刺された瀕死の女性エマを病院に連れて行くが、蘇生させることが出来ずやはり、死亡してしまうのだった。そんなとき、病院では1度死んだ女性教師が4分後に甦り、看護師たちを殺し病院から失踪するのだった。
 その後、リジーが起こした脅迫事件を追っていた探偵が、病院を抜け出した女性教師に殺される事件が起きるのだった。探偵の父親カラザースは、息子が追っていたリジーの事件の捜査を始めるのだった。

 ■感想■
 監督、脚本リチャード・ダッチャーのホラー映画。
 
 謎の殺人事件を追う探偵と事件に巻き込まれた救命士を描くホラー映画です。
 
 いや~、ヒドイ!
 無意味なシーンの連続!
 “ストーリーに関係してるの??”って思わせておいて、まるっきり関係無いシーンの連続で、時間かせぎ! 
 それでも、ランニングタイムが85分なら、まだしも、なんと今作は124分とありえない長さ!
 どんなシーンが無意味かと言うと
 ・映画の冒頭で6箇所を刺されて殺されたエマのエピソードがまるっきり無意味です!
 ・エマが主人公の救命士マーカスと会ったコトがあるエピソードも、主人公の記憶違い??って感じで、全然、ストーリー上、意味の無いシーン!!
 ・死んだエマの家族に会いに行って日記を読むシーンとか無意味!
 ・主人公の妻が浮気しているシーンとかも設定上、あまり意味が無い!
 こういったシーンが、ストーリー上、大切なシーンと交互に描かれているから、余計に分かりづらくなってます!
 
 映画の冒頭、悪魔の幻を見せられて、街を彷徨う男のシーンが延々と流れますけど、その男は最初の被害者っていうだけなのに、超ひっぱり過ぎ!!もうビルから落っこちるシーンから始めれば5~7分くらい短く出来るのに!!
 
 また、映画の中盤まで、ほとんどのシーンがマーカスとヴィング・レイムスのシーンが交互に描かれていきますけど、分かりにくいだけで、何の効果も上げていない!!

 演出力 マイナス50点!
 
 なのに、なんとか観れる作品になっています! 
 なんかストーリー運びとか、Z級っぽいのに、なんか、良くあるB級ホラーになっています!
 なぜ??
 
 今作の撮影監督はビル・バトラーです。
 『チャイルド・プレイ』(1988年)
 『山猫は眠らない』(1992年)
 『アナコンダ』(1997年)
 の撮影監督です。
 撮影監督が普通になるだけで、こんなZ級系ホラーが、ちゃんと観れるB級作品になっちゃうの??って感じです!
 今さらですけど、映画って、監督、脚本と同じくらい、撮影監督が重要なスタッフなんですね~。
 
 でも、この内容なら、90分以内に収めて欲しかったです!長くても100分ですよね!
 124分は長すぎ!

 ところで、今作の犯人は、黒魔術に凝って、魂を誰かに乗り移させるコトが出来るようになった娼婦リジーだと思ったのに、なんと、犯人は人類の祖先アダムの最初の妻リリスというオチ!!
 数千年も生きている!倒せるワケないです!!
 ラストは、お約束のホラー映画定番のオチで、けっこう楽しめますが、そこにいくまでがダラダラしているので、ちょっとマイナスですね。
 あと30分くらいカットしたら、ちょうど良い長さになってテンポも良くなって、プラス20点くらい行くのにッ! 60点
 
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『ボーダー』デ・ニーロ、パチーノ

2010-09-05 08:28:21 | ミステリー

ボーダー
RIGHTEOUS KILL(2008年アメリカ)
 監督    ジョン・アヴネット
 脚本    ジョン・アヴネット
 出演    ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ
        カーティス・ジャクソン、カーラ・グギーノ
        ドニー・ウォルバーグ、ジョン・レグイザモ
        トリルビー・グローヴァー、ブライアン・デネヒー

 ■ストーリー■
 ある日、野放しになっている街の悪党たちが至近距離から銃で撃ち殺される事件が連続して起きるのだった。現場には韻を踏んだ詩が手書きでカードに残されていた。長年コンビを組んできたタークとルースターのコンビは、この事件の捜査にあたるが、被害者が無用心に殺されているコトから、警察関係者が犯人だと疑惑が生まれるのだった。連続殺人鬼に殺された被害者たちの事件に関わっているタークが怪しいと疑われ始めるのだった。

□■□ネタバレあり!□■□
 
 ■感想■
 ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ主演の刑事、犯罪物。
 映画の冒頭で、ロバート・デ・ニーロがビデオに向かって告白を!
 殺しのシーンのあとにも、何回かロバート・デ・ニーロの告白シーンが挿入されます!
 ミステリー映画好きだったら、このシーンだけで、ある程度、ネタが割れちゃいます!

 まず、このデ・ニーロの告白シーンのせいで、まず思い浮かぶのが、
 
 “犯人はデ・ニーロじゃ無い!”

 まさに、その通りの展開!!

 だとしたら、誰が犯人??
 デ・ニーロ演じる刑事のパートナー、ルースター??
 デ・ニーロの恋人の女性刑事、カーラ・グギーノ??
 同僚の刑事、ペレズ??
 ペレズのパートナー、ライリー??
 上司のヒンギス警部補??
 
 今作は、一応、共演者もそれなりの俳優をキャスティングしているので、誰が犯人か、けっこう分からない展開になっています。
 1番怪しい人間が、犯人でした!
 
 「う~ん、単純すぎ!」

 まぁ、今作の場合、ストーリーや、“犯人は誰??”みたいなミステリー要素を楽しむ作品でなくて、あくまでも、ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの共演を楽しむ作品なんで、ミステリー度は低くて良いんでしょうね。監督、脚本が『88ミニッツ』(2007年)のジョン・アヴネットなんで、ミステリー的には期待できないのは観る前から分かっていたんですけどね。
 刑事アクション度 ★
 ミステリー度    ★★
 って感じです!でも、『88ミニッツ』の方がまだミステリー度が高かったような…。
 今作は、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノのシーンを撮るので、精一杯だったんでしょうね。
 
 とにかく、デ・ニーロの告白を撮ったビデオ映像のシーンは余計です。あのシーンは無い方が良かったのに…。
 
 ところで、ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの刑事ってイヤですよねぇ。あんな貫禄のある2人が、普通の刑事だなんて。警部補も扱いづらいですよね。あの2人が刑事って、どうなんですか??
 警部(キャプテン)役か、警視補(デヴュティインスペクター)役か、警視(インスペクター)役でも全然おかしく無い2人が刑事役ですからね。  65点
 

<声の出演>
ロバート・デ・ニーロ(ターク)    堀   勝之祐
アル・パチーノ(ルースター)    山路  和弘
カーラ・グギーノ(カレン)      田中  敦子
ブライアン・デネヒー(ヒンギス)  間宮  康弘
ジョン・レグイザモ(ペレズ)     井上  剛
ドニー・ウォルバーグ(ライリー)   里   卓哉
カーティス・ジャクソン(スパイダー) 西村 晃範 

ボーダー [DVD]
ロバート・デ・ニーロ,アル・パチーノ,カーティス・ジャクソン,カーラ・グギーノ,ジョン・レグイザモ
Happinet(SB)(D)

 

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『ダレン・シャン』LiLiCo×サルマ・ハエック

2010-09-04 10:14:42 | ファンタジー
ダレン・シャン若きバンパイアと奇怪なサーカス
CIRQUE DU FREAK THE VAMPIRE’S ASSISTANT(2009年アメリカ)
 監督    ポール・ワイツ
 脚本    ポール・ワイツ
        ブライアン・ヘルゲランド
 原作    ダレン・シャン
 出演    ジョン・C・ライリー、渡辺 謙
        クリス・マッソグリア、ジョッシュ・ハッチャーソン
        ジェシカ・カールソン、ウィレム・デフォー
        サルマ・ハエック

 ■ストーリー■
 普通のどこにでもいる平凡な高校生ダレン・シャンは、親友のスティーブと学校で禁止されているサーカスに行くのだった。クモが好きなダレンは、サーカスのクモ使いラーテン・クレプスリーの楽屋に忍び込んで、クモを盗んでしまうのだった。翌日、学校でクモが暴れだしスティーブが、クモに噛まれてしまうのだった。病院に担ぎ込まれ、死にそうなスティーブを助けるため、解毒剤を求めてダレンはサーカス会場にラーテンを訪ねるのだった。ダレンは、ラーテンから、友人を助けるための条件として、吸血鬼である自分のアシスタントになるため、ハーフバンパイアとなることを条件として提示されるのだった。

 ■感想■
 アメリカ、ドイツで大ヒットしたイギルスの児童文学「ダレン・シャン」シリーズの映画化。
 原作はダレン・シャンの「ダレン・シャン 奇怪なサーカス」(小学館ファンタジー文庫)。

 児童文学の映画化だけあって、子供から大人まで楽しく観れます!
 でも、児童文学が原作なので、スプラッターシーンもゴアシーンも無いです。まぁ、それでも、ランニングタイム109分も退屈することなく、それなりに楽しく観れる作品になっています!
 
 何か、最後の方、ウィレム・デフォーの謎を残すような、続編を期待させるような終り方は何??
 原作は12巻まであるから、シリーズ化させたいんでしょうけど、果たしてそれだけヒットしたんでしょうかね??

 シリーズ化できたら12巻まであるんで、製作者たちは大喜びなんでしょうけどね。シリーズ化は、どうなんでしょうね??自分は、ファンタジー映画があんまり好きじゃないですけど、それなりに楽しく観れたんで、今作はファンタジー映画好きにはたまらない作品かもしれないです!
 時代設定や内容はまるっきり違いますけど、「エラゴン遺志を継ぐ者」のドラゴンライダーシリーズの5000倍は面白いです!!「ドラゴンライダー」は映画版がシリーズ化されないで良かったです!特撮やCG、豪華なキャスティングにも関わらず、全然面白くなかった『エラゴン遺志を継ぐ者』(2006年)なんかシリーズ化されたら、またまた、観なきゃいけないんで大変でしたから。『エラゴン遺志を継ぐ者』もシリーズ化を狙ったような終り方でしたけど、1作目で終りましたからね。

 ところで、今作の吹替え版なんですけど、主人公ダレンの声は、山本祐典が吹替えてましたが、まぁ、ギリギリ大丈夫かな??って感じでしたが、サルマ・ハエック演じるマダム・トラスカの吹替えがヒドイ!酷い!ひど過ぎ!酷過ぎ!
 映画評論家、タレントのLiLiCoが吹替えてました!!

 「なに~ッ!!この吹替え!!」

 『ウォンテッド』(2008年)のDAIGOほどの、超破壊力は無いものの、サルマ・ハエックのイメージを、360度変える吹替え!!
 「360度だったら、元に戻ってるぞ!」
 って、『ラスト・アクション・ヒーロー』(1993年)の殺し屋ベネディクトに突っ込まれちゃいそうですけど、本当にヒドイ!
 ヒドイ!
 ヒドイ!
 ヒドイ!
 このキャスティング考えたのは誰??
 映画の印象は変わらないまでも、かなりヒドイ!この吹替えだけで、マイナス15点
 
 こういう話題集めのような、素人を使った吹替えヤメテ!!
 映画の印象まで悪くなっちゃいます! 60点

ダレン・シャン~若きバンパイアと奇怪なサーカス~ [DVD]
ジョシュ・ハッチャーソン,パトリック・フュジット,サルマ・ハエック,渡辺謙,クリス・マッソグリア
ジェネオン・ユニバーサル


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