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映画感想のブログ!!
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『インブジブル・ターゲット』80年代風ノワールを!!

2008-12-23 00:33:51 | 香港映画

インブジブル・ターゲット
男児本色 INVISIBLE TARGET(2007年香港)
 監督          ベニー・チャン
 脚本          ベニー・チャン
              メロディー・ルイ
              ラム・リン
 出演          ニコラス・ツェー
              ショーン・ユー
              ジェイシー・チェン
              ウー・ジン
              アンディ・ウォン
              サム・リー

 ■ストーリー■
 白昼、現金輸送車を爆破して現金を奪う事件が発生した。爆発の巻き添えでチャン刑事の婚約者は死んでしまうのだった。半年後、暴力的な捜査をするフォン警部補は不審なワゴン車の職務質問をして、逆に襲われ部下の警官に多数の重傷者を出してしまうのだった。ワゴン車に乗っていたのは、半年前、現金輸送車を襲ったグループだったのだ。一方、警官のワイ巡査は、行方不明の警官の兄タツが、現金輸送車を襲った犯罪者のグループの一味ではないかと疑われていたのだった。犯罪者のグループを追う3名の警察官たちは、捜査のため、お互いに協力していくのだった。

 ■感想■
 『香港国際警察NEW POLICE STORY』(2004年)のベニー・チャン監督の描く香港アクション映画。
 
 ベニー・チャン監督といえば、その他にも『ヒロイック・デュオ 英雄捜査線』(2003年)、『ディバージェンス 運命の交差点』(2005年)といった香港ノワールのアクション映画の佳作を撮り続けてます。

 日本公開した作品を観て思うところ、ベニー・チャン監督は、何人かの登場人物を中心にストーリーを展開していくことが好きなのか、今作でも主人公3人と敵側2人を中心に描いていきます。
 アクション映画では無いですけど『プロジェクトBB』(2006年)もジャッキー・チェン、ルイス・クー、マイケル・ホイと3人組の主人公を描いていました!
 
 
 ニコラス・ツェー、ショーン・ユーと並んで、ジャッキー・チェンの息子ジェイシーがヒーロー側のキャラクターの1人として登場しますが、他の2人に比べて、今一、インパクトが弱いです!   
 
 復讐心に燃える刑事ニコラス・ツェー!
 暴力的な警部補ショーン・ユー!
 2人の登場人物の設定が目立つ設定になのに比べて、ジェイシー・チェンのキャラクターは、兄の無実を信じるマジメな警官っていう設定なんでインパクトが弱いんですけどね。

 白昼、街の真ん中で爆弾を使う強盗団も、冒頭では、かなり目立ってましたけど、本格的なストーリーが始まる前に、いつのまにか3名の仲間が死んでるし、黒幕がいたり、その黒幕に裏切られたりと、登場したときの印象とは別に、ストーリーが進むにつれて小物感が漂ってきちゃいます!!
 
 「なぜ??なぜ??なぜ??」
 
 「黒幕がいる」設定なんかいらなかったのに!!また強盗の1人が、そんなに極悪じゃなかったりして、「なぜ??」な設定がてんこ盛り!!
 凶悪な強盗は、最初から最後まで凶悪な方が観ていて面白いのに!!

 今作の印象を言うと、1980年代風の香港ノワールアクションを、たくさんの爆発シーンやアクションを入れて、今の俳優を出演させて仕上げています!!
 ニコラス・ツェーや、ショーン・ユー、ジェイシー・チェンといった若手の俳優が出ていなかったらいつの作品か分からないくらいな雰囲気になってます!!
 ハデな爆発シーンと言えば、最後の警察署の爆発シーンの数々!
 あれじゃ、犯人も主人公たちもただじゃすまないでしょ!下手したら生きてないです!!でも、主人公たちはピンピン生きてるあたりもいかにも香港映画です。 60点 

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『エイリアン・ライジング』アメリカ製SFでした・・・

2008-12-20 22:55:34 | SF

エイリアン・ライジング
UNEARTHED(2006年アメリカ)
 監督          マシュー・ルトワイヤー
 脚本          マシュー・ルトワイヤー
 出演          エマニュエル・ヴォイヤー
              ルーク・ゴス
              チャーリー・マーフィー

 ■ストーリー■
 ハット・クリークでタンクローリーが横転する事故が発生し、地元の保安官アニーは現場へと向かうのだった。また、近くの地元の牧場では牛が謎の死を遂げる事件が起きていた。

 ■感想■
 2007年のアメリカ製のモンスターSF映画。
 
 DVDのパッケージの吹替えのところに「オランダ語」って書いてあったんで、てっきりオランダ映画だと思って、観てみたら・・・。
 冒頭のクレジットからして、英語がしっかりと出てくるんで、

 「なぜ??なぜ??なぜ?」
 
 「オランダ映画の英語バージョン版に違いない!!」とすぐに気を取り直して観続けると、スタッフもなぜか、アメリカ人のような表記が!!!
 
 「なぜ??」かつてイタリアのエンターテイメント映画のように世界配給を考えて、スタッフもキャストもアメリカ人のような変名を使ってるの??とも思ったんですけど、今作は、しっかりとしたアメリカ映画でした!!

 「う、う、ショック!!」 
 
 自分的には、エンターテイメント映画を観るときの基準の1つが、どこの国の映画か??ってことなんで、こういう勘違いはショックです!!

 自分的には、ヨーロッパのエンターテイメント映画っていうだけで要チェックなんですよね。「オランダ製のモンスター映画なんて、珍しい!!」と思って観たんで、かなりショッキングでした!!
 
 1980年代くらいまでだったら、こういう作品がTVの映画劇場で放映されたら、メチャクチャ喜んで観てたんでしょうけど、今や、こういうC級作品だと素直に喜べないですね。
 
 ランニングタイム93分なんで、今作も90分枠のTVの映画劇場で放映されたら、かなりテンポが良くなってかなり面白く感じれるのかもしれないですね??
 90分枠だと、本編は実質68~75分くらいになっちゃいますからね!!

 テンポもあまり良くない上に、画面が暗くて、画面上で何が起きてるのかが分からないというB級C級作品にありがちな感じです。
 干ばつで、ある民族がいなくなったという伝説の残る地域で、モンスターが暴れまわるというストーリーも良くありがちな感じです。また、画面が暗くて見えないという作品でした。
 アルコール依存症のヒロインのトラウマになっている幼い少女を誤って殺してしまった設定とかって必要だったんでしょうか??
 他の作品との差別化のためのキャラクター設定のためなんでしょうけど、ハッキリ言ってこういうモンスター映画に、そんな複雑なキャラクター設定、邪魔になってるだけ!!


 こういうB級、C級作品をDVDでリリースするなら、それこそルイジ・コッツィ監督のSF&アクション&ホラー『エイリアンドローム』(1980年)とかをリリースして欲しいですね!!
 『エイリアンドローム』は、ルイジ・コッツィ監督的には、007映画に『エイリアン』をプラスしたような作品にしたかった作品です。完成した作品は、そこまでは面白くはないですけど、SFアクション映画が好きな映画ファンが観たら大喜びできるくらいの作品にはなっています!   10点

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『カウントダウン9.11』タイトル911

2008-12-18 00:49:02 | サスペンス

カウントダウン9.11
QUELQUES JOURS EN SEPTEMBRE(2006年イタリア、フランス、ポルトガル)
 監督          サンティアゴ・アミゴレーナ
 脚本          サンティアゴ・アミゴレーナ
 出演          ジュリエット・ビノッシュ
              ジョン・タトゥーロ
              ニック・ノルティ

 ■ストーリー■
 1ヶ月間行方不明になっていたCIAのエージェント、エリオットから手紙をもらった元同僚のアイリーンは、エリオットの娘のオーランドを連れて待ち合わせ場所のホテルへ向かうが、そこへエリオットの息子デビッドがやってくる。デビッドの跡を追い、エリオットのスパイ仲間で「汚れ仕事」を専門にするウィリアムが現れたために3人は逃げ出すのだった。

 □■□ネタバレあり!!□■□
 
 ■感想■
 イタリア、フランス、ポルトガル製のスパイサスペンンス映画。
 
 謎の情報を得たスパイの家族が、何者かに狙われるというプロットの作品なんですけど、この日本語タイトルで、すべてが台無しに!!
 と、思ったらDVDのケースに書いてあるストーリーにも、堂々とネタバレが!!

 今作のラストで明らかになる「謎の情報」が911の同時多発テロなのに、タイトルが『カウントダウン9.11』って何??
 もう日本で観ている人の90%以上の人が「9月11日のテロの情報をめぐってのスパイ戦なんだな!!」って思って観ているのに、映画の中の登場人物たちだけ何も知らずに活動しているってコトになっちゃてます!!

 と思って観ていたら原題も“QUELQUES JOURS EN SEPTEMBRE”で、訳すと“9月の何日間(2~3日)”って感じのタイトルでした。まぁ、ニュアンス的には、「カウントダウン9.11」のような感じなんでしょうかね??

 出演者もジュリエット・ビノッシュ、ジョン・タトゥーロ、ニック・ノルティと未公開作品としては、やたら豪華なんですけど、豪華なだけでした・・・。
 イタリア映画だっていうんで、ついつい期待しすぎちゃいました!!
 自分的には、同じく未公開のイタリアのスパイ映画『エシュロン 対NSA網浸入作戦』(2006年)の方が全然好みですネ!!
 『エシュロン 対NSA網浸入作戦』は、どんより暗い気持ちになっちゃうマジメなスパイ映画なんで、今作とは単純には比べられないんですけどね。
 ちなみに、今作は、かなりユルユルの展開の作品です!!

 未公開の作品としては、今作も十分楽しめる及第点な作品でしょうけどね。でもランニングタイム110分は、やっぱり長すぎです。あと20分くらい短くてもOKだったのに!! 40点

カウントダウン 9.11 [DVD]
ジュリエット・ビノシュ,ジョン・タトゥーロ,ニック・ノルティ
竹書房



『エシュロン対NSA網浸入作戦』イタリア映画の未公開の作品としてはかなりの拾い物でした!!

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『ザ・ヒットマン』ベルギー、オランダ合作アクション!

2008-12-17 00:05:33 | アクション

ザ・ヒットマン』(a.k.a.『アルツハイマー・ケース』)
DE ZAAK ALZHEIMER(2003年ベルギー、オランダ)
 監督          エリック・ヴァン・ローイ
 脚本          エリック・ヴァン・ローイ
              カール・ヨース
 原作          ジェフ・ヒーラールツ
 出演          ヤン・デクレイル
              ケーン・デ・ボーウ
              ウェルナー・デスメット

 ■ストーリー■
 少女売春を捜査していた主任のエリック・ヴィンケは囮捜査で売春を斡旋していた父親を逮捕しようとするが、捜査がばれて警官隊が突入、抵抗しようとした父親は警察に撃たれて死んでしまうのだった。かろうじて売春をしていた12歳の娘のビーケ・カイペルスを保護することが出来るのだった。
 一方、アルツハイマー病に悩む殺し屋レダは、1回は依頼を断るがベルギーでの土地勘を買われ、殺しを引き受けるのだった。最初の殺しの標的の都市開発局長ヴァン・カンプの殺すが、2番目の標的が12歳の少女ビーケだったために殺しを中止するのだった。レダは、仲介人のセイナーブに標的が子どもだったために殺しを中止したことを伝えるが、依頼人は次の殺し屋を雇うのだった。

 □■□ネタバレあり!!□■□
 
 ■感想■
 ベルギー、オランダ製のアクション映画。
 今回、DVDスルーになってしまいましたが、実は、今作は、大阪の「ヨーロッパ映画祭」で『アルツハイマー・ケース』のタイトルで上映されたことがある作品です!!
 
 それにしても、こんな傑作アクション映画が劇場未公開だなんて、すご~く、すご~くもったいないです!
 面白い!面白い!すごく面白い!とにかく面白い!! 
 
 こんなに面白い作品が劇場未公開だなんて!!銀座シネパトスで公開して欲しかったです!!

 日本でDVD化されたのはランニングタイムが123分版ですけど、ディレクターズカット版はランニングタイム135分です!!
 こういう面白い作品こそ「ディレクターズカット版の135分版」で観たかったです。
 つまらない作品だったら、10分カット版でも、20分カット版でも、いやいや30分カット版でも、全然OKですけど、面白い作品なら、1分でも2分でも少しでも長いバージョンを観たいっていうのが、映画ファンの心理でしょう!!

 冒頭から、観てる観客をグイグイ引っ張っていきます!!年老いた殺し屋を主人公にした北欧のアクション映画と思って観始めると、刑事2人組みが出てきて、今作って刑事物??って感じでストーリーが進んでいきます!!2人組の刑事と殺し屋のそれぞれのストーリーが、同じくらいのボリュームで進んでいきます!!殺し屋と刑事2人組みが交互に描かれていきます!!(っていうより、正確に言うと、事件を起こした殺し屋と、その事件を追う刑事たちが描かれるだけなんですけどね)
 殺し屋と刑事たち、2つの主人公たちが中盤から絡み合って、ハリウッドのアクション映画顔負けの超盛り上がりの最後のクライマックスに向かっていきます!本当の最後は、少しだけユルイ展開になりますけど、悪いやつを野放しにしてしまうところが、いかにもベルギー、オランダ映画って感じですね!!

 それにしても、主人公の殺し屋が殺しを断った少女が、次のシーンではあっけなく殺されちゃうあたりがいかにも、ヨーロッパのアクション映画です!!
 幼い少女が殺されちゃうなんてハリウッドだったら大騒ぎになるような設定ですけど、それにしても本当にアッサリしたもんです!!殺し屋が雇い主に殺しの依頼を断った次のシーンで、もう少女は違う殺し屋に依頼されて死んでました!!あまりの唐突さで観てるこっちが呆然としちゃいました!!
 
 「え~、殺されたのって、本当にあの少女??」って思わず叫んじゃいました!!

 大体、アルツハイマーの病気が進行し続けている殺し屋が主人公っていう設定でもビックリなのに、こういった血も涙も無いストーリー展開が、もうヨーロッパのエンターテイメント映画っていうこと全開です!!
 最後までスカッ!としないあたりも、ヨーロッパ映画のアクション映画ファンが大喜びの展開です!!上記にも書きましたけど、映画のラストの最後の展開も、首謀者の1人をほったらかし状態で、完全に事件が解決していないあたりもいかにも東欧のエンターテイメント作品って印象です!!
 アクション映画ファン必見!!今年の劇場未公開作品の中でも、最も面白い作品の1本です。 90点

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『スリザー』宇宙からきたナメクジ

2008-12-16 00:44:08 | SF

スリザー
SLITHER(2006年アメリカ)
 監督          ジェームズ・ガン
 脚本          ジェームズ・ガン
 出演          ネイサン・フィリオン
              エリザベス・バンクス
              マイケル・ルーカー
              グレッグ・ヘンリー
              タニア・ソルニエ

 ■ストーリー■
 鹿狩りのシーズンを前に沸くアメリカのとある田舎町の森に、ある晩、謎の隕石が落下する。森の中で隕石のカケラを発見したグラントとブレンダはその跡を追い、エイリアンから発したモノを体に受けてしまうのだった。それ以来グラントは異常な行動を起こすようになるのだった。一方、警察署長になったビルは、グラントの妻スターラからの電話を受けスターラの家に駆けつけると、そこには、怪物に変わり果てたグラントの姿を発見するのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 
 ■感想■
 『スクービー・ドゥー』(2002年)、『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)の脚本家、ジェームズ・ガンの描くSFモンスターホラー。
 
 さすが、ジェームズ・ガンです!
 ホラー映画のコトが良く良く良くわかってます!
 ホラー映画の熱狂的なファンから、ホラー映画初心者まで、ちょっとでもSFホラー映画に興味ある映画ファンなら誰でも楽しく観れる作品になってます!
 
 惑星から惑星へと、その惑星の生命体を支配してその星を破壊していく謎の「ナメクジ」状エイリアンの恐怖を描きながら、作品のノリはアメリカの田舎町を舞台にしたコメディタッチ!!
 冒頭の方のシーンで、町長が前に止まってる車に怒鳴ってる姿が映し出されます。次のシーンで、それを見ていた親子連れが町長に挨拶するシーンが出てきます。
 「次期町長は落選かな??」って町長が言うシーンとか、かなりオカシイです。
 
 あと、後半、鹿に襲われた主人公が、生存者のカイリーに助けられるシーンがありますけど「このことは他人に伝えるときは、逆にするからな」って言うシーンとか、最後の緊迫した展開になるときでもユーモアを忘れていません。
 こういうユーモアたっぷりな雰囲気が本作の魅力です。

 こんな感じでユルユルな感じでストーリーが進んでいくと思いきや、映画が始まってすぐに、マイケル・ルーカーがエイリアンからの矢みたいなものを受けて、ドンドン事件が起きていきます。
 
 ランニングタイム96分とエンターテイメント作品に、ちょうど良い長さの作品です。
 テンポ良く、どんどんストーリーが進んでいきます。
 楽しく観ている間に、主人公たちの周りで事件が起き、あっという間に町中、大パニックに!!

 小さい事件を主人公たちが追っている間に、いつのまにかに町中に被害が広がっているっていう展開は、SFホラー映画定番の展開です。
 観てて安心できます!
 もうSFホラー映画ファンは、ツボにはまてニッコニッコの展開です。
 スリザーに支配された人間が、ゾンビみたいになるのも、こういう映画ファンなら大喜び!!

 スリザーに支配された人間は、スリザーに最初に支配されたグラントの記憶があるという設定も面白いですよね!
 スリザーが口から入りそうになって、無事に口から吐き出したカイリーが、エイリアンとグラントの記憶を観るシーンがありますけど、地球に来る前のエイリアンの記憶が映し出されるシーンとか、良く出来てますよね!ホンの一瞬しか映らないシーンですけど、この後のカイリーの説明のセリフと相まって、このエイリアンが惑星の生命体を支配してきたことが分かるすごくインパクトがあるシーンになってます!!
 この一瞬のシーンで、もしかするとこのエイリアンは田舎町1つの事件じゃなくて、地球規模の終末観を感じさせることが出来てます。このエイリアンをこの田舎町でなんとかしないと地球の最後かな??って思わせることができますからね。
 低予算映画でも、見せ方1つですごくインパクトのあるシーンを撮れるっていう良い見本のようなシーンです!!
 
 『スリザー』のナメクジは量も多いし、サイズも小さいので、気づかないうちに、町から町へ、町から街へ、街から大都市へと侵略が進みそうですもんね。

 コメディタッチでも、良く考えるとかなり怖いエイリアンの恐怖を描いています。最後のシーンで、スリザーの支配されていた町の住民の死体が転がっているシーンとかって、何気ないシーンですけど、あれもインパクトあります!
 もう、どんどんジェームズ・ガンに、SF映画やホラー映画をたくさん撮って欲しいです! 80点

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『リボルバー』意味不明ラスト

2008-12-15 01:14:05 | サスペンス

リボルバー
REVOLVER(2005年イギリス、フランス)
 監督          ガイ・リッチー
 脚本          ガイ・リッチー
              リュック・ベッソン
 出演          ジェイソン・ステイサム
              レイ・リオッタ
              ヴィンセント・ヴァストーレ

 ■ストーリー■
 カジノ王マカの元で働くディーラー、ジェイクはトラブルを起こし7年間の刑期で刑務所に送られる。出所してきたジェイクは、独房仲間の「チェスの天才」と「ペテンの達人」から教わった手段を用いて、凄腕のギャンブラーとなり財を成していった。
 ジェイクは、マカに「借りを返す」ため、数人の仲間とマカのカジノに乗り込むのだった。賭けに勝ち、大金をせしめたジェイクが、まだ自分に何かをするだろうと恐れたマカは、ジェイクを始末しようと殺し屋と手下を差し向けるのだった。激しい銃撃戦で仲間を失ったジェイクの前に、謎の男ザックが現れ間一髪助けてくれるのだった。

 □■□ネタバレあり!!□■□
 
 ■感想■
 『ロック、ストック&トゥー・スモーキン・バレルズ』(1998年)のガイ・リッチー監督のサスペンス映画。
 
 脚本はガイ・リッチーとリュック・ベッソン。
 ガイ・リッチー監督って、あんまり映画を監督しないんで、『ロック、ストック&スモーキン・バレルズ』を観たのも、つい最近だったような気がしてました。
 スピンオフしたTVシリーズがビデオ公開されたのも2000年でした。

 今作の最大の特長といえば、ジェイソン・ステイサムの長髪姿でしょう!!その他にはあんまり特長が思いつかないです!!出だしから後半までは、快調にストーリーが展開していきますが、後半、もう1人の「心のつぶやき」が出てきて混乱するあたりから、もうダラダラダラ!ダラダラダラ!
 脚本、監督のリュック・ベッソン、ガイ・リッチー以外意味が分からないんじゃないの??って感じです!!
 その当たりまで、けっこう面白かっただけに、ちょっと残念な展開です!!

 「何が言いたいのか、意味不明です」

 ギャング組織の大ボス「ザ・ゴールド」の正体がてっきり、ザックとアヴィだと思ったんですけど、そうじゃ無かったんですよね。
 ジェイソン・ステイサムの独房の両隣の囚人の正体は、けっこう早めに分かったんですけどね!!
 レイ・リオッタに雇われた凄腕の殺し屋ソーターが、最初、ジェイソン・ステイサム殺しを3度も失敗するんで、てっきり「ザ・ゴールド」に雇われているのかと思ってましたけど、それも違ってました。

 ランニングタイム115分ですけど、せいぜい90分くらいの内容の作品でしょう!!
 最後の方で意味不明にならないで、観客をビックリさせてくれるようなドンデン返し系の展開にして欲しかったですね!!
 意味不明だから、3年間もオクラ入りしちゃうんですよね。
 このラストは、観てる人を完全に置き去り状態ですもんね!!
 もう少し観てる観客を楽しませるように作って欲しかったです!!エンターテイメント映画なんですから!!  40点

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ガイ・リッチー監督といえば、やっぱり

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ  [DVD]
ジェイソン・フレミング,デクスター・フレッチャー,ニック・モーラン,ジェイソン・ステイサム
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

スピンオフしたTVシリーズもあります!!まずはTVムービー。

ロック、ストック&フォー・ストールン・フーヴズ [DVD]
スコット・マスレン,ダニエル・カルタジローン,ショーン・パークス,デル・シノット,ラルフ・ブラウン
キングレコード

シリーズも

ロック、ストック&スパゲッティ・ソース [DVD]
スコット・マスレン,ダニエル・カルタジローン,ショーン・パークス,デル・シノット
キングレコード
ロック、ストック&ワン・ビッグ・ブロック [DVD]
スコット・マスレン,ダニエル・カルタジローン,ショーン・パークス,デル・シノット,ラルフ・ブラウン
キングレコード
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『狼の挽歌』デラックス版DVD発売!!

2008-12-11 00:33:51 | DVD新譜の記事

 チャールズ・ブロンソン主演の1970年のイタリア、フランス合作のアクション映画『狼の挽歌』のDVDがデラックス版として2008年12月26日に、ジェネオン・エンタテイメントさんから発売になります!!
 
 今まで日本で発売になっていたのは、96分版だったんですが、今回、発売になるのは、
 な、な、なんとランニングタイム110分版です!!!
 とにかく、今回のDVDの再発の大きいポイントは

 110分版っていうコトです!
 110分版です!!

 
 今作のオリジナルタイムは、てっきり100分だと思っていたので、この110分のバージョンがあることだけでもビックリなのに、それがDVD化されるなんて!!
 
 まぁ、仮にオリジナルタイム100分でも、日本でソフト化された96分版だと、約4分くらいカットされてるんですけど、それが、オリジナルタイムが110分だと14分もカットされてるコトになりますからね!!
 ちなみに、スウェーデンではTVで104分版が放映されたことがあるみたいですけどね。

 監督は『血斗のジャンゴ』(1967年)、『復讐のガンマン』(1968年)、『非情の標的』(1972年)のセルジオ・ソリーマ。
 日本では、ほとんど監督作や脚本を書いた作品が公開されませんけど、イタリアでは1990年代後半まで、TV作品や映画を監督したり、脚本を書いています。
 
 出演は、チャールズ・ブロンソン、テリー・サバラス、ジル・アイアランド。
 そして、今回発売するDVDは、TV放映版の吹替え音声付での発売です!!
 でも、出来たら、吹替え音源が無いところは、同じ声優(俳優)さんで新録したバージョンもつけて欲しかったですけどね~。
 
 チャールズ・ブロンソン 大塚 周雄
 テリー・サバラス     森山 周一郎
 ジル・アイアランド    弥生 和子(注)

 (注)吹替えのキャストに誤りがありました。
 ジル・アイアランドの声をあてている俳優さんを「沢田 敏子」さんで、当初、書き込んでおりましたが、シリンゴさまから正しい情報を頂き修正いたしました。

 
 という完璧な吹替えキャスト!!もし、ご本人がムリだったなら、似た声の方で新録して欲しかったです!!そのときは、TV吹替え音源のみのパターンと、新録で補完したパターンの2種類の日本語吹替えを付ければ、TV放映版が大好きなファンも満足するでしょう!!

 その他の特典も記事にしておきます。
 セルジオ・ソリーマ監督のインタビュー(15分)
 チャールズ・ブロンソンが出演した「マンダムCM集」(予定、5分)
   1トランプ篇(30秒)
   2薪割り篇(30秒)
   3猟銃篇(15秒)
   4息子と共演篇(30秒)
   5ペントハウス篇(1分45秒)
   6オフィス篇(1分30秒)
 オリジナル劇場予告編(4分)
 スチールギャラリー(2分)
 
 です。とにかく「買い」の1枚です!!自分は以前のバージョンのDVDも持ってますけど、買っちゃいます!!

 

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『ゾンビ2009』今度はマッティだ!

2008-12-09 00:30:24 | イタリア映画

ゾンビ2009
ZOMBI LA CREAZIONE
 監督          ヴィンセント・ドーン
 脚本          ジョヴァンニ・パオルッチ
              アントニオ・テントーリ
 出演          イヴェット・イゾン
              ジェラルド・エイコー
              アルヴィン・アンソン
              ダイアン・クレイスタン

 ■ストーリー■
 海で漂流していた女性シャノンは、救助されアジア総合病院に収容されるのだった。生物学者のシャノンは地図に載っていない島に行き着きゾンビに襲われたが生き残り救助されたのだった。
 シャノンは、その島にゾンビがいることを訴え続けたが聞き入らてもらえず、会社をクビになってしまうのだった。6ヵ月後、スン寺院で僧侶として生きるシャノンの元にタイラー社から来た使者が現れ、シャノンが主張していたことが事実であったことが判明したと言うのだった。、   
 タイラー社は、ゾンビを研究していたが、その島との連絡が取れなくなったためアドバイザーとしてシャノンに調査に行って欲しいと依頼してきたのだった。最初は、その依頼を断ったシャノンだったが、ゾンビに襲われる悪夢でうなされつづけていた彼女は、その島へ行くことを決意するのだった。シャノンは軍隊と、潜水艦でゾンビの島へと向かうのだった。

 ■感想■
 2007年5月に亡くなったイタリアの映画監督ブルーノ・マッティの遺作になったゾンビ映画です。

 今作はフィルムで撮った作品で無くてビデオ撮りの作品でした。
 
 
 『ヘル・オブ・ザ・リビングデッド』(1980年)や『サンゲリア2』(1988年)を監督して、ゾンビ映画ファンでは超有名なブルーノ・マッティ監督が撮ったゾンビ映画です。

 観た当時は、「なんだ!この映画は!!ゾンビの超亜流!」と思った『ヘル・オブ・ザ・リビングデッド』ですけど、今考えると、あれだけゴアシーンが印象的で、音楽もゴブリンの音楽を使用しているなど、なかなか忘れがたい映画でした!!
 『サンゲリア2』も、ルチオ・フルチ監督のピンチヒッターの監督作ですもんね(クレジットはルチオ・フルチ)。ゾンビ映画の傑作『サンゲリア』(1979年)の続編でなかったら、とてつもなくつまらない作品とは思わないはず!!

 ブルーノ・マッティ監督の『エイリアンネーター』(1989年)も、『エイリアン2』(1986年)+『ターミネーター』(1984年)と思えば、ぶっとび過ぎたラストではあるものの、観ている間は、けっこう楽しく観れる作品ですよね!
 また、「トワイライトゾーン」の1エピソードを下品にして、グロ系にして長編にしたような『ラッツ』(1983年)だって、期待しなければ普通に楽しめるSF映画になっていますよね。

 ブルーノ・マッティ監督、けっこう好きです!!

 ところで、今作『ゾンビ2009』なんですけど、ストーリーが、そのまんま『エイリアン2』です!ヒロインがゾンビにあふれかえる島に軍人たちと救いに行くというストーリーも『エイリアン2』なら、細かいエピソードもすべて『エイリアン2』です!
 ヒロインが、ゾンビに襲われてピンチに陥った軍人たちを装甲車で救いに行くシーン!
 軍人の上官が部下に責められるシーン!
 ゾンビを利用しようとしている企業に邪魔になったヒロインが罠にはめられて、ゾンビに襲われルシーン!
 とにかく『エイリアン2』状態。

 それにしても『エイリアンネーター』でも『エイリアン2』をパクッたのに、またまた同じ映画をネタに映画を作るなんて、さすがブルーノ・マッティ監督!!
 それも訴えれたら完全に負けちゃうくらいそっくり!! 


 ちなみに、今作は、2006年のブルーノ・マッティ監督のゾンビ映画(ビデオ撮り)“L ISOLA DEI MORTI VIVIENTI”の続編です!!正編を公開しないで、続編のみ公開するなんて、ビデオバブルの時代みたい。
 (『アイランド・オブ・ザ・デッド』として2011年3月にリリースされました)
 
 軍人の1人から、ヒロインが「“生きてる死体”ってジョージ・ロメロ監督のみたいな」という突っみが入りますけど、登場人物にこんなセリフを言わせちゃうなんて、もう何でもかんでもOKって感じですね!

 「ゾンビになって甦ってくるよ」っていうブルーノ・マッティ監督のセリフにプラス10点!! 60点
 

ゾンビ2009 [DVD]
イヴェット・イゾン,アルヴィン・アンソン,ポール・ホーム
ジェネオン エンタテインメント

正編もリリースされました。

アイランド・オブ・ザ・デッド [DVD]
イヴェト・イゾン
ビデオメーカー

悪名高いゾンビ映画

ヘル・オブ・ザ・リビングデッド -デジタル・リマスター版- [DVD]
マージット・イヴリン・ニュートン,フランク・ガーフィールド
エスピーオー

『サンゲリア』の続編と思わなければ、それなりに観れるかも??

サンゲリア2 デジタル・リマスター版 [DVD]
デラン・サラフィアン,ビアトリス・リング,リチャード・レイモンド,アレックス・マクブライド
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グロ系が好きな映画ファンはどうぞ。

ラッツ [DVD]
リチャード・レイモンド,ジャンナ・リアン,アレックス・マクブライド
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『ケイジ』ポーランド製サスペンス

2008-12-07 22:21:57 | サスペンス

ケイジ
YOUR NAME IS JUSTINE(2005年ポーランド、ルクセンブルク)
 監督          フランコ・デ・ペナ
 脚本          クリス・バーザ、トマス・ケプスキー
              フランコ・デ・ペナ
 出演          アンナ・チェースラック
              アルノ・フリッシュ

 ■ストーリー■
 ポーランドに住むマリオーラは、恋人のアルトルに誘われアルトルの親元のドイツまで3週間の旅行に出かけるのだった。しかし、アルトルは人身売買の組織の一員であり、国境を越えたドイツでマリオーラを娼婦として売ってしまうのだった。

 ■感想■
 ポーランド製のサスペンス映画です。
 ところで、ポーランド製のサスペンス映画なんて珍しいですよね!自分は、今まで観たコトないかもしれないです??
 
 ポーランド映画の中で、今作はどれくらいのデキの作品なんでしょう??
 自分の印象では、デキの悪い日本のTVの2時間サスペンスなみの作品でした。
 最近はTVの2時間サスペンスも、家族みんなで観られるような作品になっちゃってますもんね!エロもグロも殺伐としたシーンのかけらも無い明るい作品で、とうていマジメに観ようと思える作品が少ないですけど、今作も、日本の2時間サスペンスと中身は同じくらいのデキです。
 ただ、今作は、明るくなく、「真っ暗」なマジメな作品ですけどね。
 
 この内容でランニングタイム94分は長すぎ、長すぎ、長すぎ!!あと30分くらいカットしても良いかも!!本当は40分くらいカットしても良いですけど、そうしたら長編映画にならないですからね。40分カットしても面白くなるワケでは無いですけどねぇ。

 まぁ、自分が普段観るようなエンターテイメント作品をあまり観ないマジメな映画ばかり観ているような映画ファンには、それなりに観れる作品なのかも??
 いや、そんなコトないです!
 誰が観ても、多分、面白くないはず!

 ゾンビや、首チョンパや、黒の皮手袋の連続殺人鬼や銃撃戦が出てこないと納得できない映画ファンには、これっぽちも薦められない作品であることだけは確かです!!

 今年観た作品の中では、自分的には、かなり評価が低いです!!
 ゾンビが出てこなくても良いから、ストーリー的に、もっともっと2転3転して欲しかったです!!
 2転3転どころか、ランニングタイム94分も使うなら、4転5転6転7転8転9転くらいしてくれても良かったのに!!
 今作って、まさに日常起こりうる恐怖を描いているだけで、映画としての面白みに欠けちゃってますよね。
 ヒロインが拳銃を持って、自警市民になっちゃったりしたらすごく面白かったのに・・・。
 そういえば、1980年代に、レイプされたヒロインが、精神が不自由になっちゃって、町のダニどもに復讐しまくる『天使の復讐』(1981年)なんて作品もありましたね。
 確か、『他人の眼』(1980年)と併映で地方で公開されましたよね。
 余りにも、マジメな今作を観ている間に、そんな違う作品のコトまで思いだしちゃいました。 0点

ケイジ [DVD]
アンナ・チェースラック,アルノ・フリッシュ,ラファウ・マコーヴィアク,マチュー・キャリエール,ドミニク・ピノン
ポニーキャニオン

 

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『子連れ狼』DVD発売!!

2008-12-03 00:01:35 | DVD新譜の記事
 12月になり、今年もそろそろ暮れようとしていますが、DVD発売で、今年最大の話題になりそうな作品がとうとう発売に!!
 今年は2月にジョン・カーペンター監督の大傑作『要塞警察』が日本語吹替え付きで発売になったり、8月にはジョセフ・サージェント監督の傑作SF映画『地球爆破作戦』が日本語吹替え付きで発売になったり、9月には『太陽がいっぱい』がやはり豪華特典つきで発売になりましたけど、またまた話題になりそうな作品が発売になります!!

 その作品とは、若山富三郎の「子連れ狼」シリーズです!!12月19日に東宝さんから発売になります!!
 待ちわびていた映画ファンも絶対に少なくないはず!!日本以外(というより、世界のエンターテイメント映画ファンからの方が評価されている)からも高い、高い評価を得ている名作の「子連れ狼」シリーズが発売になります!!12月19日に発売になるのは1作目の『子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる』から3作目の『子連れ狼 死に風に向かう乳母車』まで!!
 「子連れ狼」が爆発的に売れて、勝新太郎の「御用牙」シリーズや石原裕次郎の「影狩り」シリーズなどもDVD化されるとウレシイです!!とにかく絶対「買い」ます!!BOXの方が絶対にお買い得ですネ!!
 
子連れ狼 DVD-BOX 二河白道の巻 (4枚組)

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要塞警察』も今年、バージョンアップされて再発されました!!
要塞警察 デラックス版 [DVD]

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ビデオ化もされなかったのに、日本語吹替え(TV放映音源)つきで発売!!
地球爆破作戦 (リクエスト・ムービー 第1弾) [DVD]

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名作『太陽がいっぱい』も日本語吹替え他豪華特典つきで再発!!
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『シューテム・アップ』撃って撃って撃って撃って撃ちまくる!

2008-12-02 08:21:58 | アクション

シューテム・アップ
SHOOT’EM UP(2007年アメリカ)
 監督          マイケル・デイヴィス
 脚本          マイケル・デイヴィス
 出演          クライヴ・オーウェン
              モニカ・ベルッチ
              ポール・ジアマッティ
              スティーヴン・マクハティ
              グレッグ・ブリック

 ■ストーリー■
 ニューヨークの冬の夜、謎の男に追われる臨月の妊婦が殺されそうになる現場に居合わせたスミスは、なりゆきで妊婦を助けるのだった。謎の男は殺し屋ハーツの放った殺し屋だった。ハーツは次から次へと妊婦を殺すために殺し屋を差し向けるが、スミスは返り撃ちにしていくのだった。産気づいた妊婦は赤ん坊を産み落とすのだった。しかし、激しい銃撃戦の中、流れ弾に当たり妊婦は死んでしまうのだった。スミスは、赤ん坊を守りながら、ハーツ一味から逃げながら、母乳が出る娼婦ドンナのところへ向かうのだった。

 ■感想■
 クライヴ・オーウェン主演のハードガンアクション。
 共演はモニカ・ベルッチ、ポール・ジアマッティ。

 全編、とにかく、撃って、撃って、撃って、撃って、撃って、撃って、撃って、撃って、撃ちまくりのアクション映画です!
 スタイリッシュな映像の中で、クライヴ・オーウェンのカッコ良さを追求したガンアクション!!
 「そんなコトあるわけ無い」なんて思っちゃうような香港映画並みのアクロバティックなガンアクションの連続!
 
 今作のアクロバティックなガンアクションシーンは、どう考えても、1980年代の香港映画のノワールアクションの影響を受けていますよね!!
 香港映画ファンなら普通に受け入れられそうな数々のシーンですけど、普通のアクション映画ファンには、逆に“バカバカしく”感じちゃうかもしれないほどです。

 今作には、登場人物のキャラクターを掘り下げようとか、ストーリーを複雑にしようとかいう要素はまるっきり無いです。ヒーローのスミスの正体も最後まで不明のままです。とにかくカッコ良い撃ち合いが観れればOKの人向きな作品です。
 
 同じく、キャラクターが掘り下げられず、撃ち合ってばかりいる『リプレイスメント・キラー』(1998年)という作品がありました。
 『リプレイスメント・キラー』では、主人公とヒロインたちが全然ピンチに陥らないで盛り上がりに欠けるところがありましたが、今作では絶対的に強い主人公のクライヴ・オーウェンがラストの方でマカロニウエスタンよろしくピンチになります!!
 『リプレイスメント・キラー』はランニングタイムが87分でしたけど、エクステンデッド版は97分なんで、もう少ししたストーリーがあるのかもしれないですけどね。映画は、10分違ったらずいぶん違った印象の作品になることが多いですからね!!

 
 今作『シューテム・アップ』に戻すと、両手をつぶされた主人公って、今作はマカロニウエスタンの影響も強く受けてますよネ!!
 クライマックスは、墓場の十字架でも使うかと思っていたら、そこまでは同じネタを使いませんでした、ある意味、残念!  70点

シューテム・アップ [DVD]
クライヴ・オーウェン,モニカ・ベルッチ,ポール・ジアマッティ
ワーナー・ホーム・ビデオ
シューテム・アップ [Blu-ray]
クライヴ・オーウェン,モニカ・ベルッチ,ポール・ジアマッティ
ワーナー・ホーム・ビデオ

『リプレイスメント・キラー』のBlu-Rayはエクステンデッド版

リプレイスメント・キラー エクステンデッド・エディション [Blu-ray]
マイケル・ルーカー,ケネス・ツァン,ミラ・ソルビーノ,チョウ・ユンファ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

 

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