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悲しい・・・。

2005-11-30 22:28:28 | 映画、DVDに関する雑記
 ㈱スティングレイさんから発売中の『特捜班CI★5』のDVD-BOXはDVD専用オフィシャルサイトによると11月30日現在672個の販売数だったようです。

 全話DVD化は、現時点では厳しいようです。悲しいなぁ。あんなに面白いのに!

 レンタルビデオ屋でもアクション映画のコーナーが1番場所取ってるのにね。でもレンタルビデオ借りる大多数の層とDVDを買おうっていう層は、そんなにはかぶっていないのかな??

 今日は、12月の気になるDVDを記事にします。でも未見の作品もあるので、ホントに気になってるだけで、面白いかどうかは、いづれ記事にします(←いいかげんな…。許してネ)

 ■12月9日
 『インファナル・デイズ逆転人生
  『インファナル・アフェア』のトニー・レオン、アンディ・ラウ主演のコメディ?? 91年の作品らしいです。
 
 ■12月22日
 『ブレイド3
  シリーズ第3弾!完結編??ウェズリー・スナイプス!!DVDをパッケージ買いしち ゃいそう。10分長いアンレイテッド・コレクターズエディションの方です!モチロン!

 ■12月23日
 『スケルトンキー
  ケイト・ハドソン主演のスリラー(←ホラーなのかな??)事前情報得ていません。(いつもそうなので、ときどきとんでもない作品見ちゃいます)

 って、3本だけ??12月なのに少ないなぁ。なんか1月はドラキュリアシリーズ完結編『ドラキュリアⅢ鮮血の十字架』とか、ジェット・リー『ダニー・ザ・ドッグ』などが発売なんで楽しみなんですけどネ。 
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『特捜班CI★5』あぶく銭は身につかないものなんだ!

2005-11-27 17:12:18 | 外国テレビシリーズ
 11月30日まで、あと3日です。
『特捜班CI★5』のDVD-BOXの販売数は「特捜班CI★5DVD専用オフィシャルサイト 」見たら11月25日現在データ610個のままです。
1000個まで、あと390個です

 今日も、「特捜班CI★5」の面白エピソード紹介します。
『あぶく銭は身に付かないものなんだ!』
KICKBACK
 監督 イアン・シャープ 
 脚本 スティーブン・リスター

 ■ストーリー■
 ボーディとドイルは、爆弾事件に関わるであろうテロリストのヨットを急襲、テロリストのカール・スペルマンをはじめ2人を捕らえるが、3人目の男は逃してしまう。その3人目の男とは、SAS時代、ボーディの仲間だったジミー・ケラーだった。ケラーはSASの任務でイタリアのPLAに潜入していたのだった。

 ■感想■
 と、ここまでがオープニング前とその少しあとまでのストーリーです。犯罪者のアジトを急襲したら、なんと自国の他の組織の潜入捜査官が潜入してました!っていうのにまず度肝を抜かれます!さすがイギリスのアクションです!!まぁ、捜査する方も色んな組織があるんだから組織同士、横に連絡取り合ってるわけじゃないもんネ。それにしてもなんていうイヤらしいリアリズム。諜報大国イギリスだけあって妙にリアルです。
 
 最初のヨットを襲う場面で、SAS時代のボーディとケラーが農場を偵察する回送シーンが白黒で挿入されます。ケラーはボーディを助けて撃たれたっていう設定です。情報量多すぎ!!これがオープニング前+アルファで紹介されちゃうんだから。ランニングタイム長すぎの最近のハリウッドメジャーも見習って欲しいです。その後もテロリストの要人暗殺計画を暴いたり、ボーディも潜入したりと飽きさせないストーリーが展開します。
 「なんでこんなに面白いんだ!!」って感じです。
 まぁ、大体、どのエピソードも劇場用映画くらい面白いんで、別にビックリしないんですけど…。
 
 このあと、SASのケラーの行動がストーリーの展開に大きく関わってきます。
 イギリス製なんで、このひねくれた展開も普通の展開なんですけど…。
 映画『ワイルド・スピード』がTV朝日の「日曜洋画劇場」で放映されるとき、紹介コーナーで「2転3転の展開」って紹介されてましたけど、『ワイルド・スピード』が2転3転のストーリーだったら、「特捜班CI★5」のこのエピソードはさしずめ100転101転のストーリーです。

 このエピソードも狙撃シーンがあったり、ヘリと車のカーチェイスがあったり、格闘シーンがあったりとアクション色の強いエピソードですけどキャラクターのエピソード(ゲストのケラーを含めて)がしっかり描かれてるんで、すべてのアクションシーンが活きてます!!
 ハリウッドのアクション映画もこれくらいしっかりキャラクターを描いたり、ストーリー練ってくれれば良いのにね~。あんなに高い制作費かけるんなら。

 まぁ、アメリカでも昔から制作費のかけられないTVムービーの方がアイデアで勝負みたいなところがありましたけど、最近はTVシリーズもスゴクお金がかかってるし、TVスターも異様に高いギャラもらってますもんね。お金を使う前に頭を使って欲しいです。「特捜班CI★5」ほめる記事書いていたら、アメリカのTVや全然関係ない映画をけなす記事に…。(ごめんなさい…
 アメリカのTVシリーズだって好きですよ。でも、それは又別の機会に!
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あなたの好きな外国TVシリーズは…。

2005-11-26 23:54:17 | 外国テレビシリーズ
 映画雑誌「CUT」(ロッキングオン社)でも外国TVシリーズの特集組んでました。表紙は「24」のジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)です。

 もしかしたら、『特捜班CI☆5』の記事でもあるかな??なんて少しは期待したんですけど…、やはりなかったみたいです。最近のアメリカのTVシリーズが多かったみたいです(って立ち読み。いや、立ち見しました。本屋さん、ゴメンなさい!)「CI☆5」の特集でもあったら買うつもりだったんで、許して下さい

 前にも記事にしましたけど自分の好きな(本当に好きな)外国TVシリーズといえばイギリスの超超超超超ハードアクションTVシリーズ『特捜班CI★5』なんですが、みなさんは何ですか??

 『特捜班CI★5』以外で自分が好きなTVシリーズといえば、

 イギリスのスパイ物『電撃スパイ作戦』THE CHMPIONS(68年)です。
  チベットの山奥で遭難し、謎の僧から超能力を与えられた国際的諜報組織ネメシスの3人(男2、女1)のエージェントが、世界平和のために活躍するシリーズです。このシリーズの面白いところは、与えられた超能力が地味!っていうところです。3人同士のちょっとしたテレパシーはいいとして、少し早く走れる、少し強い、少し計算が早い、この少しっていうのがポイントです。(まぁ、一般人からしたら“かなり”ですけど)それも常にあるんじゃなくてピンチやイザという時に使えるだけです。それも超能力シーンに特撮シーンなんかありません。違う音楽が流れるくらい(←だからこそ、今見ても面白い!)戦う相手も特殊な薬物で肉体的に主人公たちを超えるスーパーヒューマンやら、狂信的なグループやら毎回ヤバイやつらです。
 で、この「電撃スパイ作戦」で好きなエピソードといえば
 『疑われた超能力
 いつもいつも常人の理解を超えて事件を解決する3人組ですが(超能力のことは組織は知りません)、主人公の1人クレイグが香港での仕事のあと、謎の組織につかまり、ある部屋で起きたクレイグが尋問を受けるというストーリーなんですが…。
 「う~、後味が悪い!」(もう最高です!!!
 イギリス製のドラマなんで、こんなエピソードもアリ!ですけど、単純アメリカンな方が見たら怒るでしょ、多分。(←アメリカンな方をバカにしてるわけではありませんよ)60年代後半でTVシリーズでこんなストーリーを放映するなんてさすがイギリス人て感じです。
 大体、イギリスのスパイ小説読んでも、悪いのは敵国じゃなくて、自国の組織なんてのが多いですもんね。

 今回、『特捜班CI★5』の特選DVD-BOXでDVD化された12話には入ってませんけど、前にも記事にしましたけど『恋に落ちた女優のもうひとつの顔』(日本地上波第12話)も後味の悪さではベストです!アメリカのTVシリーズはおろか、ハリウッドの映画でも持ってこないようなストーリーです。最初から最後まで大緊張感のあるストーリーで、「CI★5」のmyベスト・オブ・ベストエピソードです。
 ボーディが昔の恋人と再会して(人妻です)、昔デートしたホテルで待ち合わせするんですが、大陰謀に巻き込まれるっていうストーリーです。いわゆるボーディ編ですけど、コーレイ部長とドイルのフォローも超カッコイイです。証拠品の扱いとか!!ハリウッドだったらこの証拠品の扱いだけで20分くらいかかりますもんね。「特捜班CI★5」だったら、たった1言ですからね~。どういう1言かは見て下さい。(って、このエピソード、今回DVD化されてなかった)

 こんなすばらしいエピソードもDVDで見たいです。11月30日までに販売数1000になると全話DVDなんですけど。「特捜班CI★5DVD専用オフィシャルサイト」によると11月25日現在610個。1000個まで、あと390個です。あ~、1000個になって欲しいです。
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『宇宙戦争』スピルバーグ!

2005-11-24 23:31:04 | SF
宇宙戦争
WAR OF THE WORLDS(2005年アメリカ)
 監督    スチーヴン・スピルバーグ
 脚本    デヴィッド・コーヴ
        ジョッシュ・フリードマン
        ヤヌス・カミンスキー
 原作    H・G・ウェルズ
 出演    トム・クルーズ、ダコタ・ファニング
        ティム・ロビンス、ジャスティン・チャットウィン
        ミランダ・オットー、ジーン・バリー
        ダニエル・フランゼーゼ

 ■ストーリー■
 港で働く労働者のレイは、離婚した妻との子供ロビーとレイチェルと面会する。そんなとき、雷と強風の中、地面に大きな穴があく。その巨大な穴から巨大な物体が現われるのだった。その巨大な物体トライポッドは光線で逃げまどう人々や町を破壊した。レイはロビーとレイチェルを連れ妻のもとへ向かうのだった。


 ■感想■
 スピルバーグ監督のエイリアンの侵略テーマのSci-Fi映画です。
 原作はH・G・ウェルズの古典SF「宇宙戦争」です。
 1953年にバイロン・ハスキン監督、ジョージ・パル製作で同名映画『宇宙戦争』として映画化されてます。今作は、いわゆるリメイクってことですネ。

 スティーヴン・スピルバーグ監督のオタク魂炸裂!
 H・G・ウェルズの「宇宙戦争」を作りたかったんでしょうね!
 侵略するエイリアンの圧倒的迫力!
 逃げまどう人々!
 ダメ親父トム・クルーズ!
 かわいい子供役ダコタ・ファニングちゃん!
 トム親子が逃げる!
 逃げる!
 逃げる!
 逃げる!
 逃げる!

 映画的には、1953年版の方が100倍面白いです!
 こんな盛り上がらない作品を良く映画化しようと思いましたね!
 でも、逃げる親子を描くだけの作品なのに、さすがスティーヴン・スピルバーグ!退屈しません!
 でも、1953年版は、ランニングタイム85分なのに、今作は114分!長すぎでしょう!
 「1953年版のDVD買っちゃおうかな」って思っちゃいました。でも、1953年版の『宇宙戦争』のDVDは日本語吹替え付いていないんですよね! 

 今作、『宇宙戦争』は、製作費1億3000万ドルの超大作で、大々々ヒットしました。
 大ヒットしたのはアメリカのみならず、どうやら世界中らしいです。それにしても今作が大ヒットって、
 こんなVFX A級、キャスティング A級、ストーリー B級のSF映画好きなんですか??

 制作費1億ドル超の超大作なのに、この展開は何?何?何?
 低予算のアイディアが勝負みたいな映画ならこういう展開もアリなんですけどね。
 超大作の侵略Sci-Fiなのに描かれるのは徹底してトム親子の行動なんだから。
 
 全編、逃げまどうトム・クルーズとダコタ・ファニングちゃん!とパニックに陥った群集って!
 たしかに特撮シーンはスゴイんですけど、全然盛り上がらなかったです!!
 エイリアンから逃げる主人公を2時間弱見せられるなんて思ってませんでした。

 やはり、ここは主人公トム・クルーズが宇宙人を倒す弱点を知って、ストーリーに関わるとかしていかないと、単なるパニック映画で終わっちゃうじゃないですか!実際、SF映画でなく、パニック映画になってます。
 原作が、平凡な人間が主人公だから、こういう展開で正解なんですけどね。
 主人公が侵略物Sci-Fiのストーリーに、ほとんど関わっていないんだもんね。まぁ、こういうストーリーも全然アリなんだけどネ。 30点

宇宙戦争 [DVD]
H.G.ウェルズ
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
宇宙戦争 スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
H.G.ウェルズ,ポーラ・ワグナー,ジョシュ・フリードマン,デビッド・コープ
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
宇宙戦争 (1953) スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
ジーン・バリー,アン・ロビンス,レス・トレメイン
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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『特捜班CI★5』恐怖の殺人幻覚剤ADX

2005-11-23 12:09:42 | 外国テレビシリーズ
 少し、しつこいですが『特捜班CI★5』の記事です!
 11月末まであと7日間しかないです。
 今日現在、DVD-BOXの販売数は「特捜班CI★5DVD専用オフィシャルサイト」によると587セットです。1000セットまであと413セットです。
 今回、57話中12話がDVD化されましたけど11月末までに1000セット販売できたら全話DVD化なんですって。

 少しでも『特捜班CI★5』の面白さが伝わればと、今回もエピソード紹介します。
 『恐怖の殺人幻覚剤ADX
PRIVATE MADNESS PUBLIC DANGER
 監督 ダグラス・カムフィールド 
 脚本 アンソニー・リード

 ■ストーリー■
 政府の最高機密に関わるワールドケミカルプロダクツで生物部門の部長テッド・ミラーが7Fから飛び降りて自殺した。また、18歳の若い女性も死亡した。テッド・ミラーに麻薬が混入された様子があることと政府の機密に関わることでCI5の出動になった。テッドが朝1番にコーヒーを飲むことからコーヒーメーカーを調べたところコーヒーメーカーからLSDの10倍強力なADXが検出されるのだった。その後、犯人から生物兵器の開発の中止と兵器の在庫の破棄を要求してくるのだった…。

 今回、日本では地上波39話とやはりかなり後半のエピソードですけど、これが本国イギリスでは第1話です。
 第1話というとパイロット版っていうイメージがありますけど、いつものエピソードです。
 DVD-BOXについていたブックレット読んだら「特捜班CI★5」のプロデューサー、ブライアン・クレメンスが最初に書き上げた脚本は「騙すのはキツネとタヌキとどっちが上だ」(日本地上波第41話)らしいです。
 今作、第1話ということもありTVシリーズ「特捜班CI★5」らしさというより、劇場映画のアクション映画風の雰囲気が強いです。
 ボーディ、ドイルのコンビよりコーレイ部長の迫力の方がイメージ強いです。地雷のエピソードとか迫力あります~!
 シリーズを観てる人間からしたら普通の感じですけど、あのコーレイ部長の尋問の仕方って第1話に持ってくるには刺激ありすぎ!あんたら全員ハリー・キャラハンか!って感じです。ダーティハリーもサンフランシスコ市警じゃなくて、CI5で働けば良かったのに…。って、でもハリーって命令無視しそうだもんね~。
 
 このエピソードも、アメリカのTVシリーズだったら、ちょっと厳しいかな?って感じです。
 最初の事件のあと、犯人は脅迫のため第2の事件を起こしちゃいます。ここでも被害者でます!
 被害者出まくり!
 ハデな銃撃戦!
 最後の最後まで緊張感のあるストーリー!
 やっぱり面白い!
 でもこのエピソードで1番の見どころは、コーレイ部長が、やさしく尋問するところですね。尋問シーンの写真貼りつけようかなぁって思ったんですけど、ネタバレになっちゃうんで貼り付けません。興味持ったら、専用サイトに行ってみて下さい。
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『カオマ』香港製サイコスリラー

2005-11-22 00:36:10 | 香港映画
カオマ
KOMA 救命(2004年香港)
 監督    ロー・チーリョン
 脚本    スーザン・チャン
 出演    アンジェリカ・リー、カリーナ・ラム 
        アンディ・ホイ、リウ・カイチー
        アニー・マン

 ■ストーリー■
 ホテルでの友人の結婚式に出たジーチンは酔いながら新郎新婦の部屋を後にするが、偶然酔っ払って倒れこんだ部屋で血まみれの女性を目撃するのだった。血まみれの女性は昏睡状態にされ、生きたまま腎臓を取られるという連続事件の5人目の被害者だった。ジーチンはホテルで見かけた女性シュンリンが容疑者だというのだが、シュンリンはジーチンの恋人ワイマンの浮気相手だった。

 ■感想■
 劇場未公開の香港製ホラー映画です。
 ホラーといっても、ヴァンパイアやフランケンシュタインモンスターや狼男が出てくる怪物系でないです!もちろん貞子も出てきません!
 どちらかといえば、“サイコ”系のホラー映画です。 
 まぁ、ジャンルは、ホラー映画っていうよりも、どちらかと言うとサスペンス映画です。
 あえていえばサイコスリラー映画って感じです。

 監督はレスリー・チャンの『カルマ』(2002年)のロー・チーリョン。
 出演は同じく『カルマ』のカリーナ・ラム。カリーナ・ラムは『ヒロイック・デュオ英雄捜査線』(2003年)にも出演していました。
 ヒロイン、ジーチンに『the EYEアイ』(2002年)、『20 30 40の恋』(2004年)のアンジェリカ・リーが出演してます。
 
 今作のヒロインのジーチンが、恋人ワイマンに、
 「自分に魅力がなくてイライラしてる」みたいなことを、雨の中で言うシーンがありますけど、アンジェリカ・リーみたいな美人が言うんだから、なんてイヤミなんだろう!思っていたら、ジーチンは腎不全っていう設定でした。
 腎不全だと、Hとかも出来ないんですか?
 良くわからないんですけど。
 なんかホラー映画なのかな~??って思って見ていると、ホラー映画の要素が薄まっていき、だんだんと普通のサスペンス映画になってきて、そのうち、普通のドラマになっていっちゃいます!
 でも、まぁ、最後に、少しだけスリラー系な展開に行きますけど、今作を、ホラー映画だと思って鑑賞すると、少し期待はずれになるかも??
 
 劇場用作品なんで、しっかり作りこんでありますけど、雰囲気はどちらかと言うと、日本のTVの「2時間のサスペンスドラマのマジメ版」って感じのデキです。

 最近の2時間サスペンスでなく、1980年代の 2時間サスペンスドラマ風です!

 でも、香港映画なんで、最初から最後まで緊張感があって、映画のデキ自体は、2時間サウペンスの500倍くらい面白いです!とにかく冒頭のシーンから、思わず画面に引き込まれていきます!
 ストーリーの展開も、想像したような思ったとおりの展開にならないので、サスペンス映画ファンには、けっこう面白いかもしれないです。

 どこかで観たことあるようなシーンが出てきます!
 『シャイニング』(1980年)ばりのシーンもありますけど、香港映画なんでご愛嬌で許しちゃいます。これぐらいのマネなんか全然気にしません!
 そんなこと言ったら、オノ持って暴れるシーンが出てくる映画なんか全部、「シャイニング」のマネとか言われちゃいますもんネ! 60点

カオマ [DVD]
カリーナ・ラム,アンジェリカ・リー,アンディ・ホイ
フルメディア

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『スピーシーズ3 禁断の種』こじんまり3作目

2005-11-21 23:05:25 | SF
スピーシーズ3 禁断の種
SPECIES III(2004年アメリカ)
 監督    ブラッド・ターナー
 脚本    ベン・リプリー
 出演    ロビン・ダン、サニー・メイブリー
        ロバート・ネッパー、ナターシャ・ヘンストリッジ

 ■ストーリー■
 前作『スピーシーズ2』のラスト、パトリックとの戦いでイヴは傷つき瀕死の状態で移送されていた。しかし、移送中、イブは死んでしまうのだった。しかし、イヴは死の直前に身ごもっていた女の赤ん坊を産み落とす。軍部の科学者(輸送係りにしか見えないですけど)アボットは赤ん坊を連れ去ってしまうのだった。
 その赤ん坊にサラと名づけたアボットは、自分の家でサラを育てていた。ある日、大学で教鞭をとるアボットの研究室に病気の男がやってくる。彼はパトリックと人間の混合種だったが花粉に対する免疫力がなく死んでしまうのだった。不完全な混合種は免疫力がなく長くは生きられないのだった。混合種の男は完全なスピーシーズであるサラを求めてやってきたのだ。アボットは優秀だが奨学金をうち切られた学生ディーンに目をつけサラの体を使って完全な種を作ろうと企んでいた。


 
 ■感想■
 『スピーシーズ種の起源』(1995年)、『スピーシーズ2』(1998年)の続篇のシリーズの3作目です。
 1作目、2作目のファンに目配せしてナターシャ・ヘンストリッジもちょこっとだけ登場します。ホントにちょこっとだけです!

 監督は1作目が、スパイスリラーの傑作『追いつめられて』(1987年)やアル・パチーノ主演のスパイ物『リクルート』(2003年)のロジャー・ドナルドソン。2作目がジョージ・C・スコット主演の怖くないオカルト映画『チェンジリング』(1979年)、ゲイリー・オールドマン主演のノワール物『蜘蛛女』(1993年)のピーター・メダックでした。
 で、今回は監督はTVで中心に活躍するブラッド・ターナーです。監督だけでなくストーリーもこじんまりとしちゃって、メジャーな前2作と比べてまるっきり変わった低予算映画になっています。
 
 前の2作品は、逃げたスピーシーズを追うとか、地球にやってきたスピーシーズを追いつめるのがストーリーでした。主人公は、追跡者のマイケル・マドセンでしたけど、今回の主人公は完全に(どっかに…)行っちゃってるマッドサイエンティストです!!
 メジャーなSFアクション映画が、低予算のZ級SFになっちゃいました!

 いや~、前2作のファンは、このマッドサイエンティスト物のストーリーだけで、少しガッカリでしょう。低予算なんで、出演者が豪華で無いと、セットが安いとかいうのはガマンできますけど、ストーリーが突然、こじんまりしたZ級ノリのホラー映画になっちゃうは、ちょっと残念!!って感じです

 “アクションの要素”がどっか宇宙の彼方にまで飛んでっちゃいました。

 2作目だって、マイケル・マドセンとマージ・ヘルゲンバーガーのキャスト以外は、1作目の中心メンバーは出演してませんでしたけど、今作に比べれば10000倍豪華でした!
 出演者も、ストーリーも、レベルがダンダン落ちていくようで悲しい感じです。
 
 1作目のキャスティングは、ベン・キングスレー、フォレスト・ウィッテカー、とやたら豪華でしたもんね。ムダに豪華なんですけど。 
 ところで本作、本国アメリカではビデオスルーらしいです!こんな続編作らないで欲しいです!

 大体、ストーリーもZ級なら、感情移入できるキャラクターがいないのも難点でした。
 エイリアンの生んだ子供を誘拐して育てようなんて、アボットの性格、かなりオカシイでしょ。
 あと、アボットが、イヴの移送中に行方不明になって、その後、大学でいつも通りに授業を教えてたら、軍部も絶対にアボットを疑うはず!
 アボットって、大学の教授が本業で、軍の科学者が副業なの??どういうこと??
 アメリカ軍の科学チームって副業でやって良いんですか??あと、今作の主人公って、最初は科学者アボットなのに、途中で、学生ディーンに入れ替わっちゃうでしょ。そういうのも、低予算映画にありがちな設定!!

 ビデオスルーの割には、ゴアシーンとかもけっこう頑張っているとは思うんですけどね。
 ただ、このストーリーでランニングタイム112分は引っ張りすぎ!!あと30分カットして!そうすれば、もう少しテンポが良くなって面白く観れたのに!
 マッドサイエンティスト物B級ホラー系が好き!とか、スピーシーズシリーズ2作とも見てるから、どんな作品でもいいから続篇は見るぞ!って映画ファンはどうぞ。 30点

スピーシーズ3 禁断の種 [DVD]
サニー・メイブリー,ロバート・ネッパー,ロビン・ダン,ナターシャ・ヘンストリッジ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

スピーシーズ 種の起源 [DVD]
ベン・キングスレー,マイケル・マドセン,ナターシャ・ヘンストリッジ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
スピーシーズ2 [DVD]
ナターシャ・ヘンストリッジ,マイケル・マドセン
20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン
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『特捜班CI★5』目撃者俺たちは見たくて見たんじゃない!

2005-11-20 00:21:07 | 外国テレビシリーズ
“allcinemaSELECTION”さんサイトを見たら『特捜班CI★5』のDVD-BOXの予約目標1000まで、まだまだ遠いみたいです。
 2005年11月19日現在564個!!!
 11月30日現在で1000セット売れたら全話DVD-BOX化なんですって…。

 「う、う、う~ん、1人でも多くの方に買って欲しいです」

で、今回も『特捜班CI★5』の面白エピソード紹介します!

目撃者俺たちは見たくて見たんじゃない!
 HEROS
 監督 ウィリアム・ブレイン 
 脚本 ジェームス・マカティア


 ■ストーリー■
 カジノをやっているラティマーの店に1人の男がやってくる。裏の仕事の依頼だ。おしのびでイギリスにやってきているアメリカの大物政治家ジョン・G・パターソンの殺害の依頼だ。CI5のコーレイ部長はアメリカに返そうとするのだが…。

■□■エピソードのネタバレあり!■□■

 地上波での日本放映第1話『影武者の影武者じゃ本物は誰だ!』みたいな護送物かな??と思わせつつ、物語は始まります!もう、オープニングの前なのにジョン・G・パターソンが狙撃されるシーンまで用意されてます(狙撃は失敗しますけど)。これからのの展開が予想されます。な~んて言って物語は全然違う方向へ!視聴者の予想を裏切ってくれます。(もちろん、良い意味でネ)さすが、ヒネクレ者のイギリス人の考えるアクションムービーです(←あ、TVか!)ちなみにここでいうヒネクレ者とは当然ほめ言葉ですヨ~
 で、ストーリー紹介に戻すと、次の作戦はジョン・G・パターソンを現金輸送車のガードマンに変装させて空港まで送り届けようとするのですが!!!敵の方が1枚上手で現金輸送車強盗を装ったラティマーが雇った殺し屋たちが作戦成功させちゃいます!!!(エー、そんなッ!!)大体、ここまでが始まったばかりで、本筋のストーリーはここからなんだから!!でも、あとは見てのお楽しみです!
 と、言いつつ、少しだけ続きを。アメリカのTVシリーズの「刑事ドラマ」とかでは考えられない展開が待ってます!!事件を目撃した一般市民が協力して強盗を追い払ったっていうことになってるので、つい新聞が目撃者の名前を公表しちゃうんです。(重要人物暗殺事件のことはマスコミにも公表されてないので)犯人の1人が顔を見られてるので、殺し屋たちが目撃者たちを殺そうとするのがこの話のメインなのでした!
 で、事件に巻き込まれたとき、アメリカのTVシリーズだったらヒーロー登場で間に合った!!とかなるんですけど…。(あとは本編見てください)

 今回は傭兵あがりで特殊部隊にいたボーディをして“殺し屋”と言わしめるCI5部員トミーが登場します。でも「殺し屋」って発言したボーディは相棒のドイルに「お前もな」ってすかさず突っ込まれてます(笑)
 もう、この回を見たことがある人は、「あ~、あのエピソード」ってわかるほど、トミーが印象的です。トミーは以前、家族をテロリストに殺されて、テロリスト見たら皆殺しにしちゃうっていう設定です!!!。トミーが使う武器もショットガンをメインに超カッコ良いです。バンバン撃ちまくりです!『特捜班★CI5』の場合、ホントに銃撃シーンが迫力あるんで、こういう設定も生きてきます。トミーの声を演じるのは安原義人さんです。メル・ギブソンの吹替えとかけっこう演じられてます。(『リーサル・ウェポン』シリーズとか『バード・オン・ワイヤー』とか。TVの映画劇場で放映する時はチェックしてみて下さい)
 
 かつて75~76年にアメリカのTVシリーズで暴力的ということで終了した「特別狙撃隊SWAT」っていうシリーズがありましたけど、「特捜班CI★5」の前だと全然普通のドラマに見えちゃいます。(←別に「特別狙撃隊SWAT」が迫力が無いわけではないです。十分迫力ありありです。それにも増して「CI★5」が迫力あるっていう意味です。)銃撃シーンに至るまでのストーリーがしっかりしてるんで、それも見てる人をいい意味で裏切るストーリー展開も魅力的です!!

 このエピソード、日本では43話というかなり後半に放映されたんですが本国では第5話だったんですね(そんなこともDVD-BOX買うとブックレット見ればすぐわかります)
 ところで、以前の記事でも書きましたけど、『特捜班CI★5』見てからアクション映画の見方が変わったって2度も書いちゃいましたけど、どう変わったかっていうと、それは
「特捜班CI★5」くらい面白いか、それ未満かっていう基準で見るようになっちゃったんですよね。だから、一時はどんなアクション映画見ても迫力ないなぁって感じになっちゃいました。アクション映画は何を見ても、CI5の方が面白いよ!ってね。でも、それも「CI5」の番組が終了してから、その他のTVシリーズ見て、『特捜班CI★5』が特別だったんだ!って分かりましたけど。

 あれ、『目撃者俺たちは見たくて見たんじゃない!』のエピソード全然紹介してないです。まぁ、ランニングタイム50分なんであんまり紹介するとネタバレになっちゃうので、あんまり紹介できないですが、とにかくアクション映画ファン必見のシリーズです!70年代後半から80年代前半のシリーズですけど古臭さは一切ありません!というより今のアクション映画と比べても100倍くらい勝ってます!本国イギリスでもTVコードで再放送できないらしいですから(笑)
 みなさん興味あったら 「特捜班CI★5のDVD専用オフィシャルサイト」に行ってみて下さい。
「アップル・シード」、「攻殻機動隊」の士郎正宗さんからの応援コメントも来てます!
「目撃者俺たちは見たくて見たんじゃない!」は映画じゃないんで点数つけませんが、もしつけるなら、もちろん200点です!
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『ブルー・レクイエム』 現金輸送車ノワール

2005-11-19 01:48:09 | アクション

ブルー・レクイエム
LE CONVOYEUR(2004年フランス)
 監督:ニコラ・ブークリエフ
 脚本:ニコラ・ブークリエフ
    エリック・ベナール
 出演:アルベール・デュポンテル
    ジャン・デュジャルダン
    フランソワ・ベルレアン
    クロード・ベロン 
 
 ■ストーリー■
 ヴィジラント社の現金輸送車が襲われる事件が発生する。ヴィジラント社の現金輸送車は度々襲われ通行人が2名、警備員も9名が犠牲になっていた。そんな危険なヴィジランテ社にアレックス・ドゥマールという男が警備員として入社してくる。
 経営状態の悪いヴィジランテ社はアメリカの企業に買収されることが決まっており、アレックスはアメリカの会社のスパイではないかと疑われるのだが、アレックスがこの会社に入社したのは、別のある理由があったからだった、、、。

 □■□ネタバレあり!□■□
 今作の大事なところネタバレしてます!
 観てから読んで下さい!

 ■感想■
 現金輸送車襲撃事件に巻き込まれ、最愛の息子を失った男の復讐劇をフレンチ風リアリズムで描くフレンチノワール。
 拳銃を使ったことが無い主人公のアレックスが射撃訓練で全然違う方向に撃っちゃったりとか、銃で人を撃ったあと吐いたりと、隠れて銃をかまえてカタカタ震えるシーンとか、まさにリアル!
 
 これこそアクション映画のリアリズムです。
 
 ノーテンキなアメリカのアクション映画だと、主人公は悪人は殺しても全然平気だよ~って感じで殺しまくりですけど、現実はそうもいかないのが普通ですもんね。
  
 ランニングタイム95分、全編、重たい重厚な雰囲気をかもし出している本格的ノワール映画です。
 監督のニコラ・ブークリエフは『アサシンズ』(1997年)の脚本を書いた人です。
 本作が長篇3作目でフランスの有名な雑誌“STARFIX”の創刊者の1人です!
  
 今作は、本国フランスで公開されるや大ヒットして、早速、ハリウッドにリメイク化権が売れたそうです。
 リメイク化権を得たのはパラマウントだそうです!ハリウッドは、色んな国の映画に目を光らせているんでしょうねぇ
 今作の場合は、本当に面白いのでハリウッドがリメイクしたくなる気持ちも十分すぎるほど分かりますけど、、。

 それにしても原題“LE CONVOYEUR”が、なんで“ブルー・レクイエム”って邦題になっちゃうんでしょうね??
 アメリカ題の“CASH TRUCK”なんかの方が全然良いですよね。
 まぁ、言葉の響きから、付けたんでしょうけど、“ブルー・レクイエム”では意味不明??
 
 フランス映画っていうのは、こういうマジメなノワール物もあるかと思えば『TAXI』シリーズや『HAKUGEKI迫撃』みたいな、本国の人しか喜ばないような作品まであってホントに面白いですよね。
 
 でも、映画のジャンル的に言うと、難病物やアイドル映画しかないよりは100倍健全ですね。

 ところで、ハリウッドがリメイクしたらどんな作品になっちゃうんでしょうね??
 しかし、このままの雰囲気の作品にはならないでしょうねぇ。
 ハリウッドのアクション映画にはない、やたらリアルな描写とか、無くなっちゃうんでしょうね。
 アメリカは銃社会だから、映画もヒーローが復讐のため悪人を殺すためにどんどん銃をぶっ放しちゃう作品になっちゃうんでしょうねぇ。

 

 

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『トルク』バイカー無法地帯

2005-11-18 23:14:47 | アクション
トルク
TORQUE(2004年アメリカ)
 監督    ジョセフ・カーン
 脚本    マット・ジョンソン
 出演    マーチン・ヘンダーソン、アイス・キューブ
        マット・シュルツ

 ■ストーリー■
 凄腕ライダー、ケイリー・フォードがタイから故郷の町に戻ってくる。数ヶ月前、フォードはバイカーギャング「ヘリオンズ」のリーダー、ヘンリーから預かった2台のバイクに隠してあった麻薬から事件に巻き込まれるのを避けるため海外に逃亡していたのだ。帰って来て早々、ヘンリーからバイクを返すよう脅迫されるのだが、フォードがそれを断った為、ヘンリーは違うギャング「リーパーズ」のリーダー、トレイの弟を殺し、フォードに罪をなすりつけるのだった。

 ■感想■
 つい先日、TVの映画劇場で『ワイルド・スピード』(2001年)を観て「西部劇みたい」と記事にしたら、よくトラックバック&コメントいただく「猫姫」様より本作『トルク』の方が西部劇です!というコメントいただきましたので鑑賞しました。

 出演は『ザ・リング』(2001年)のマーチン・ヘンダーソン。
 その他の出演者は、火星を舞台にしたジョン・カーペンター監督の傑作SFウエスタンホラー『ゴースト・オブ・マーズ』(2001年)でデゾレーション”を演じたアイス・キューブ。
 『ワイルド・スピード』(2001年)、『ICHIGEKI一撃』(2004年)のマット・シュルツ。

 自分が2輪を運転しないためか、どうも映画自体に乗れませんでした。
 バイクにも、映画にも…。
 今作と比べれば、どちらかと言えば『ワイルド・スピード』の方が好きです。
 
 まぁ、『ワイルド・スピード』はTVの映画劇場でオンエアををボ~って観ていただだけですから、期待しないで観ていたコトを考えても、かなり高評価でした。なおかつ、TVの映画劇場の放映なんで、107分の作品が、90分強になっていたんででテンポも良くなっていますもんね。
 今作『トルク』もランニングタイムが84分なんで、テンポは良いはずなんですけど、でも、やっぱりそれでも、少し長いと感じるつまらなさ!!あと、5分でも10分でもアクションシーンでも何でもカットした方が良かったです。ホントはもっと短くした方が良いですね。長編映画なんでカットできても10分くらいのカットなんでしょうけど。
 
 これでもかっ!これでもかっ!て感じで、カーアクションシーンは思う存分観れます!
 映画の冒頭から、最後の方まで、車やバイクが走っているシーンしか印象に残らない!!
 ここまで、無法地帯な感じだと、西部劇っていうより、非現実的で、荒廃した未来世界“マッドマックス"の世界みたい。
 でも、バイク好きにはたまらない映画でしょう!
 もう最初から主人公に、「なんで四輪乗るやつはしょうもないヤツばかりなんだ!」ってボコボコにされてます!
 まぁ、バイカー映画ファンはどうぞ。 0点

トルク [DVD]
マーティン・ヘンダーソン,アイス・キューブ,ジェイ・ヘルナンデス,モーネイ・マザー,マット・シャルツィ
ワーナー・ホーム・ビデオ
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『ハッスル・キング』チャウ・シンチー第三弾

2005-11-17 22:56:50 | 香港映画
ハッスル・キング
算死草 LAWYER LAWYER(1997年香港)
 監督    ジョー・マ
 脚本    ジョー・マ
 出演    チャウ・シンチー、カレン・モク
        エリック・コット、チンミー・ヤウ
        チャウ・ホウ

 ■ストーリー■
 清代末期、広東に弁護士チャン・モンカがいた。チャンは、“策略王”と呼ばれる策略家でいたずらをして人々のうらみを買っていた。今日も物乞いのホン・サッパが仕返しに来た。チャンの策略でホンたちが逆にやられ、チャンとホンと義兄弟の契りを交わすのだった。そんなとき町中でチャンの弟子フンは人形使いのソイリンのことを好きになってしまう。チャンはソイリンを家に招待するのだった。チェンは妻のいない間にソイリンを家によんで物にしようとしていたのだ。しかし、ちょうどその日、イギリスに留学していた妻ロイヤンが突然帰国してくるのだった。その後ささいなことでチェンを殴ってしまったフンは、逃げるようにして香港へ行くのだった。しかしフンは、香港で陰謀に巻き込まれ殺人犯として逮捕されてしまうのだった…。

 ■感想■
 チャウ・シンチー主演の香港のコメディ映画。

 『少林サッカー』(2002年)、『カンフーハッスル』(2004年)のチャウ・シンチー主演作が、日本でもヒットしたんで、チャウ・シンチー出演の過去の作品が続々とソフト化されたり、廃盤だった作品が再発売されています。
 ㈱ブロードウェイさんから3ヶ月連続でリリースされた作品の3作目です!1作目が『トリックマスター』(2000年)、2作目が『ラッキーガイ』(1998年)です。
 リリースされた順番は、あとになればなるほど、古い作品になっています。

 今回リリースされた3作品の中では、1番ストーリー性がある作品になっています。
 でも、ストーリー性があるといっても、チャウ・シンチー出演のコメディ映画なんで、細かいギャグがこれでもか!とたくさん出てきまくりです。
 そんなギャグに、ニヤニヤしてる間にドンドン、ストーリーが進んでいって、いつのまにか映画はクライマックスになって解決しちゃいます。
 どちらかといえば、チャウ・シンチー演じるチェンより、エリック・コット演じるチェンの弟子のフンがメインのストーリーになっています!!
 でも、1番おいしいところ持っていくのは、チャウ・シンチーの奥さん役のカレン・モクですかね??良い奥さん演じてます。

 今作の英語タイトルが“LAWYER LAWYER”なんで、ジム・キャリーの『ライヤー・ライヤー』(1997年)みたいなコメディなのかなと、勝手に思っていたんですけど、全然違ってました!本作は香港のコメディ映画の伝統にそった、清朝末期を舞台にしたマジメなコメディでした。

 今回、チャウ・シンチーのギャグもそんなに下品じゃないし、家族みんなで観ても、そんなに問題ない作品になっています!“夫婦愛”がテーマにもなっているんで、少~しだけマジメな印象に!
 にも、関わらず、映画の冒頭のチャンとホンのグループとやりあう場面は完全に小学校5年生レベルのギャグでした。
 今作は、面白すぎて、ランニングタイム86分は短かすぎです!!だって本編にからむストーリーが始まる前のシーンで、ギャグのためだけのシーンで20分近く使ってるんだから。
 その後、フンが香港行ってから裁判にかけられるまでの展開の早さっていったら!!このシーンの展開を早くするなら、ギャグのシーンを削れば良いのに!でも、そんなコトしない香港映画が大好きです! 65点

ハッスル・キング [DVD]
ジョー・マー
ブロードウェイ
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『ファーガットン』このオチはスゴイ!

2005-11-16 00:02:39 | スリラー
フォーガットン
THE FORGOTTEN(2004年アメリカ)
 監督    ジョセフ・ルーベン
 脚本    ジェラルド・ディペゴ
 出演    ジュリアン・ムーア、ドミニク・ウェスト
        ゲイリー・シニーズ、アンソニー・エドワーズ
        アルフレ・ウッダード

 ■ストーリー■
 14ヶ月前に飛行機事故により息子のサムを失ったテリーは悲しみを克服するため精神科医マンスからカウンセリングを受けていた。しかし、ある日、夫ジムとサムと自分の写った写真から、サムの姿が消えていることに気付くのだった。夫の仕業と決めつけ怒るテリーだったが、後日、息子が写った写真を綴ったアルバムから写真が全て無くなってることに気付く、不安になった彼女はサムを撮ったビデオテープを見るがそのテープもすべて消去されていた。ジムを怒るテリーだが、精神科医マンスがやってきて衝撃の真相を話し出す。息子のサムは元々いなかったというのだ。流産したテリーが息子のサムというキャラクターを作り上げていたというのだ。サムの記録が消えたのは治ってきた証だという。その話を信じられないテリーはジムが知らないサムの写真ですべてが解決するはずと、その写真を見るのだが写っていたのはジムだった。混乱するテリーは事実を確かめるために14ヶ月前に同じ飛行機事故で娘のローレンを失った父親アッシュに事実を確かめに行くのだが、アッシュはテリーのことも知らないし、自分に娘なんていないというのだった…。

□■□ネタバレあり!□■□

 ■感想■
 ジョセフ・ルーベン監督の描くスリラー映画。

 ジョセフ・ルーベン監督の作品といえば、
 超能力SFの傑作『ドリームスケープ』(1984年)
 ドナルド・E・ウェストレイクが原案、脚本のスリラー『Wダブル』(1987年)
 ジュリア・ロバーツの『愛がこわれるとき』(1990年)
 アクション映画『マネートレイン』(1995年)
 と、エンターテイメント系作品ばかり!!
 ジョセフ・ルーベン監督っていうと『ドリームスケープ』のインパクトが強すぎて、その後は、どの作品を見ても、
 「どうも普通のエンターテイメント系だなぁ」って感じだったんですけど、久々にやってくれました。
 傑作スリラー映画です!

 出演は『ハンニバル』(2001年)のジュリアン・ムーア。『モナリザ・スマイル』(2003年)のドミニク・ウェスト。『身代金』(1996年)、『スネーク・アイズ』(1998年)、『レインディア・ゲーム』(2000年)、『クローン』(2001年)のゲイリー・シニーズ。
 このキャスティングだけでもう犯人がわかりました。
ゲイリー・シニーズが犯人でしょ!
 「えッ、違うの???」

 犯人って何?
 ヒロインのテリーが見ていたサムと自分が写っていた写真まで、変わっている段階でわかるでしょ!
 主人公のテリーがおかしいんだって!
 ジョセフ・ルーベン監督が、そんな観ている人が100人いたら、100人途中でネタが割れちゃうような作品を監督しちゃったの??


 やめて!
 やめて!
 やめて!
 今作のDVDのTVコマーシャル!ネタばれしてるでしょ!
 だって、車の窓に向かって「思い出した!!!」って言ってるアッシュのシーンがッ!
 このシーンだけで、テリーが正しいんだってバレバレじゃない!
 他のシーンでも、空中に人が飛んでっちゃうシーンとかもオンエアしちゃって!!
 えーッ!完全にネタバレ!!
 DVDの宣伝だけじゃなくて、ロードショー公開の時のTVコマーシャルでも、誰かがビュ~ン!て空飛ぶシーンやってたでしょ。

 今作の1番のメインテーマは、主人公テリーが勘違いしてるのか??それとも誰かによる策略なのか??っていうのがテーマなのに、あの空に向かって人間が“ビュ~ンッ!”のシーンを写しちゃダメでしょ!!このシーンだけでバレちゃうでしょ!面白さが半減しちゃいます!
 実は、テリーがアッシュの家に行った翌日、突然NSA(国家安全保障局)が現われてテリーを保護しようとしだした瞬間から「アレ、アレレ」って感じになっちゃうんだけどネ。
 息子がいたはずって1人だけ主張している母親を突然、NSAが保護しようとするなんて変でしょ。今回の事件の捜査にあたるボープ刑事じゃないけど、「子供の誘拐でNSAは出てこない」でしょ。
 NSAが出てきたあたりから「うわ~、面白くなりそう」なんですけど、ストーリーはドンドン違う方向へいきます!

 多分、本格的ミステリーファンからみたらやってはいけないオチなんでしょうけど、自分は好きです!
 好きです!好きです!大好きです!
 許す!許す!
 こういうオチこそ映画的!!
 こういう『フォーガットン』系のオチは好きです!普通は考えつかないです、こんなオチ!
 こういうオチの作品に、演技派のジュリアン・ムーアを主演にキャスティングするなんて素晴らしい!  75点

フォーガットン [DVD]
ジュリアン・ムーア,ドミニク・ウェスト,ゲイリー・シニーズ,アンソニー・エドワーズ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』冒険野郎ダーク・ピット

2005-11-15 00:01:10 | アクション
サハラ 死の砂漠を脱出せよ
SAHARA(2005年アメリカ)
 監督    ブレック・アイズナー
 脚本    トーマス・ディーン・ドネリー
        ジョシュア・オッペンハイマー
        ジョン・C・リチャーズ
 原作    クライヴ・カッスラー
 出演    マシュー・マコノヒー、ペネロペ・クルス
        スティーブ・ザーン、ウィリアム・H・メイシー
        ランベール・ウィルソン、デルロイ・リンドー
        レイ・ウィルソン

 ■ストーリー■
 アフリカのナイジェリアとマリ共和国の国境付近で発見された一枚の金貨、それはアメリカ南北戦争で莫大な財宝と共に行方をくらました戦艦テキサスの手掛かりだった。米国特殊機関NUMA(国立海中海洋機関)のダーク・ピットはアフリカへと向かうのだった。世界保健機構WHOのエヴァ・ロハス博士は、ナイジェリアで発生した謎の病気の感染源が患者の行動からマリ共和国であると確信する。しかし、マリ共和国では国境が閉鎖されて入国することができなかった。エヴァは、ダーク・ピットたちが違う目的で、ボートでマリ共和国に入ろうとしていることを知り、ピットたちとボートに同乗しマリ共和国へ向かうのだった。 

 ■感想■
 クライブ・カッスラーのベストセラー「死のサハラを脱出せよ」(新潮文庫)の映画化です。
 クライブ・カッスラー原作のダーク・ピットシリーズといえば「タイタニックを引き上げろ」が、1980年に『レイズ・ザ・タイタニック』として映画化されてますネ。
 『レイズ・ザ・タイタニック』の時はダーク・ピットをリチャード・ジョーダンが演じてました。

 今作の監督は、ディズニー社の元CEOマイケル・アイズナーの息子のブレック・アイズナー。TV畑で活躍してた人だけあって、演出はまぁそれなり、退屈はしません!
 出演は、主人公ダーク・ピットに『Uー571』(2000年)、『サラマンダー』(2002年)のマシュー・マコノヒー。
 共演は『バニラ・スカイ』(2001年)、『ゴシカ』(2003年)のペネロペ・クルス。
 あとは、『パニック脳懐』(2000年)、『セルラー』(2004年)のウィリアム・H・メイシーがサンデッカー提督を演じてます。

 主演のマシュー・マコノヒーが製作総指揮もやってます。よっぽど作りたかったんでしょうね!なんでも7年前に原作を読んで、映画化したくて原作者のクライブ・カッスラーのところに何回も通ってOKもらったみたいです!
 
 でも、念願かなった映画化とはいえ、普通のアクション映画に、ランニングタイム124分って

 長い!長い!長い!

 最近のハリウッドのメジャー作品らしく、120分超えです。まぁ、今作は原作も長篇だから、いたしかた無いのかな??とも思ってあげたいですけど、この内容じゃ、そんな風には思えない!!
 あと30分カットしても全然OKな感じです。
 
 要らない見せ場や、銃撃戦、爆発シーンばかりで、観終わったあと、な~んにも残らないです!
 ダーク・ピットが、その場にあるものドンドン使って活躍するのって、アメリカの人気アクションTVシリーズ「冒険野郎マクガイバー」みたいで面白いですけどね。

 映画とはいえ、敵の機関銃の弾は、主人公たちに全然、当たりません!
 
 砂漠のド真ん中に、トラックの荷台につながれたまま放り出されても、(正確には放り出てもですネ)、全然、平気な顔して「脱出成功!」とか言って、砂漠の中、歩いていくし。
 普通、砂漠を歩いて移動したら、数時間で死んじゃうでしょ。
 アメリカ人は砂漠をなめてるのか!!

 あとは、走っている列車に、主人公たちが馬から飛び乗ったりします。
 主人公ダーク・ピットはまだガマンしますけど、ペネロペ・クルス演じている女医さんは博士です、博士!馬から走っている列車に飛び乗るなんてそんなことできません!
 
 「ペネロペ・クルスよ、お前は007かインディ・ジョーンズか!

 って思わず突っ込んじゃいました!!

 アクション映画というより、リアルのカケラも無いコミックの世界です!!
 ラストの南北戦争当時の戦艦テキサスの大砲使うときも、「そんなムリ、ムリ、そんな古い大砲と弾使ったら爆発しちゃうよ~」って突っ込みながら観ちゃいました!
 クライマックスの1番盛り上がるところなのに、突っ込んで観ちゃいました。
 ハリウッドのメジャー作品を観て“コミックみたいだ”なんて文句言うのも悪いですけど…。
30点

サハラ -死の砂漠を脱出せよ- [DVD]
クライブ・カッスラー
アミューズソフトエンタテインメント


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『ソウ』評判は良かった!(…けど)

2005-11-14 00:35:47 | スリラー
ソウ
SAW(2004年アメリカ、オーストラリア)
 監督    ジェームズ・ワン
 脚本    リー・ワネル
 原案    ジェームズ・ワン
        リー・ワネル
 出演    ケーリー・エルィス、リー・ワネル
        ダニー・グローヴァー、モニカ・ポッター
        トビン・ベル

 ■ストーリー■
 医師のゴードンとアダムは目を覚ますと、薄汚ないバスルームにいた。2人の間には血まみれの死体が転がっていた。2人は広いバスルームの端と端で大きいパイプに太い鎖で足首をつながれ遠くには動けないようになっていた。2人のポケットにはカセットテープが入っていた。「6時までに相手を殺さないと殺す」と。ゴードンはこの特殊な状況から今自分たちが置かれているのがジグソウと呼ばれる連続殺人鬼による死のゲームに巻き込まれたことに気がつくのだった。

□■□ネタばれあり!□■□
 
 ■感想■
 2004年のサンダンス映画祭で話題になったスリラー映画です。
 日本でも公開当時からけっこう話題になり、色んなところで

 「面白い!」「面白い!」「面白い!」と評判でした。
 
 サンダンス映画祭といえば若い才能に陽を当てることで有名な映画祭ですからね。正確には若手というよりインディーズの映画祭ですネ。
 サンダンス映画祭で、賞を受賞した作品で、最近の有名な作品というと、1993年の『エル・マリアッチ』でしょうか。
 『エル・マリアッチ』は観客賞を受賞しました。
 『エル・マリアッチ』を、何の事前情報も無しに軽い気持ちで観たときは、余りの面白さに感動しました。
 思わず当時、レーザーディスクの発売と同時に買っちゃいましたからネ。
 あと、サンダンス映画祭の作品で、自分が観た作品というと、1998年に映画祭のオープニングを飾ったアクション風ドラマ『ダブル・ガントレット』(1997年)ですね。
 
 で、本作『ソウ』なんですが、「いつか観るよう!」「いつか観よう!」と思いつつ、続篇『ソウ2』が劇場公開されるっていうんで鑑賞しました!正確には、もう劇場公開されています!
 また、2005年11月13日(日)TV東京の深夜24:00~の「SHOWBIZ COUNTDOWN」を観ていたら、今作の続編『ソウ2』が、全米BOX OFFICEで1位だったんで、これは絶対観ないと!と思い鑑賞しました!
 
 でも、「面白い!」という前評判の作品は気をつけないといけないんですよね。
 期待しすぎて観ちゃいますからね。

 やはり、期待度が高かったせいか、今ひとつでした。イヤ、今ふたつかも…。
 まぁ、こういう作品が好きな人には好きな作品なんでしょうけどね。可も無く不可も無く、普通のスリラー映画って感じでした。
 ストーリーより、何より、1番ビックリしたのは、こんな低予算スリラー映画に、ダニー・グローヴァーが出演してたってコトです!
 予告とかで「そうなのかな?ダニー・グローバー似のアフリカ系アメリカ人俳優が出てるなぁ?」なんて思ってたんですけど、なんと、なんと本人でした!!
 
 とにかく、ごくごく普通の低予算のスリラー映画です!

 最近のスリラー映画というと、『セブン』(1995年)を観たときも、スゴクつらかったです。ランニングタイム126分は長すぎ!長すぎ!長すぎ!
 「あと30分カットして~」って思っちゃいました。なんで、あれだけの映画が話題になったのか分からないです。でランニングタイム126分なの??
 カイル・クーパーのオープニングタイトルが素晴らしかっただけで、あとは、思わせぶりなだけの普通の刑事物なのに、大変高評価を得ましたもんね。
 デビッド・フィンチャー監督の作品は『セブン』、『エイリアン3』(1992年)、『ファイトクラブ』(1999年)、『パニック・ルーム』(2002年)と作品を観る度に後悔してます。自分の好きな映画が1本も無い!大した内容もないB級映画のストーリーを、A級映画で撮っちゃいました!みたいな作品ばっかりです。
 もうデビッド・フィンチャー監督の映画は見ないぞ!って思うんですけど…。つい、うっかり観ちゃうんですよね。
 ごく、ありふれた内容の作品しか監督していないのに、なぜか話題になっちゃうんですよね。普段、あんまりジャンル映画を観ない映画ファンには、評判が良いのかもしれないですね。
 
 で、今作、『ソウ』に話題を戻すと、ランニングタイム103分も長すぎ!
 長すぎ!
 長すぎ!
 あと20分短かったら、スゴク面白く感じたかもしれないですけどね!

 最後のジグソウの正体って、ありえないでしょ。何時間も、多分8時間くらい、動かずにいられないでしょ。それも死にそうな病人が!!こういうオチも決して嫌いじゃないですけど、いかにもサプライズのためのサプライズって感じがしてイヤになっちゃいます。
 でも、ダニー・グローヴァーの出演してることに驚けたんで、プラス10点で 60点


ソウ 【廉価版1,890円】 [DVD]
ジェームズ・ワン
角川エンタテインメント
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『特捜班CI★5』DVD!

2005-11-11 00:42:42 | 外国テレビシリーズ
 本日、届きました!
 待ちに待ったDVD-BOXが!!!

 ㈱スティングレイさんから、11月11日発売の『特捜班CI★5』DVD-BOXと『ファイナル・オプション』のDVDが本日、届きました!!

とにかくこの「特捜班CI★5」面白いったら、ありゃしないんだから!

 犯罪情報部CI5(クリミナル・インテリジェンス)のボーディ、ドイルのコンビが毎回、毎回、テロやスパイと戦うというイギリス製ハードアクションです。
 ハッキリ言ってこのTVシリーズを観てから、アクション映画の見方が変わりました!
 スパイ小説の本場のイギリス製だけあって、毎回、毎回、毎回、緻密なストーリーが展開されます。
 クライマックスのアクションシーンまでのドラマがしっかりしてるんで、アクションシーンが、ただドンパチしてるだけのアホタリ映画の100倍手に汗握るデキです。もう本日から1話ずつ観ていきます!!!!
 ホントに、1話1話が、最近のアクション映画2~3本分のヴォリュームです!

 で、今日は第1話の紹介です!

 『影武者の影武者じゃ本物は誰だ!』
 BLIND RUN
 地上波での第1話です。
 当時、映画雑誌「ロードショー」や「スクリーン」で外国TVシリーズのチェックをしていたんですけど、なぜか関東では放送されていなかったんですよね。
 そんなある日、関東の日本テレビで火曜深夜に「特捜班CI☆5」が放送されると知り、眠い目をこすりながら観たこのエピソードで、まさに度肝をぬかれました!
 もうこのエピソードを第1話にもってきたのが良くわかります。
 
 あまりのハードさに、1970年代のイタリアのアクション映画を観てるのかと思っちゃいました。
 ストーリーはごくごく単純、主人公たち2人+運転手の特捜班のメンバーが、外国からの要人を迫り来る敵から護衛しながら、ある場所まで送り届けるっていうストーリーです。
 もう、始まってすぐに、殺し屋たちが追ってきて、撃ち合いになります。
 もう、「エーッ、TVコードはッ??」
 ってな感じです。
 
 最初から、最後まで緊張感持続の超ハード編です。
 DVDを観て面白さを確認して下さい。
 
 今回のDVD-BOXは全57話中12話がDVD化されましたが、実は11月末までに今回の『特捜班CI★5』DVD-BOXの予約が1000になったら全話DVD化されるそうです!

 みなさんアクション映画ファン!アクションTVシリーズファン!の方は必見のTVシリーズです。興味のある方は「特捜班CI★5のdvd専用オフィシャルサイト」http://www.allcinema.net/dvd/ci5/index.htmlです。
 もし良かったら見てみてください。

 
 数ヶ月前に「キネマ旬報」で外国テレビシリーズの特集記事がありました。
 確か、劇場映画『奥様は魔女』の関連特集だったかも??
 うろ覚えです…。すいません。
 
 その記事の中で
 「あなたが1番好きなTVシリーズは何ですか??」みたいな質問があって、映画評論家の方やライターの方が色々と答えてました。
 TVシリーズでなく、劇場映画で、1番好きな作品は??んばんていう質問をされると答えに困っちゃいますけど、TVシリーズだったら答えは決まっています!
 「1番好きな外国TVシリーズは??」という質問にだけは自信を持って答えれます。
 それが「特捜班CI★5」です!

 あと、世間では「究極~」とか「スペシャル・コレクターズ~」とかいうDVDがありますけど、この『特捜班CI★5』のDVD-BOXはスゴイです。
 これこそ究極的です!
 もう宝物です!
 なんて言ったって外国TVシリーズが日本で放映される場合、放送時間の関係で5分弱くらいカットされるのが普通ですけど、今作『特捜班CI★5』もTV放映されたときカットされました。
 それをなんと今回、カットされたシーンを復元して、なおかつその復元シーンにまでオリジナルキャストを中心に新録で日本語吹替え付けちゃったんだから!!!
 その上、なんと地上波未放映の(スカパー、ミステリchで放映)字幕のみエピソードまでオリジナルキャストで日本語吹替え付けちゃったんだから!すごすぎ!
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