13 TZAMETI(2004年フランス、グルジア)
監督 ゲラ・バブルアニ
脚本 ゲラ・バブルアニ
出演 ギオルギ・バブルアニ、パスカル・ボンガール
■ストーリー■
ある屋敷の屋根の修理をしていた青年セバスチャンは、仕事中に屋敷の主が大金を入手する話を偶然聞いてしまう。そんなとき、屋敷の主人が急死してしまいセバスチャンの屋根の修理の仕事が途中で終わってしまうのだった。しかし、屋敷の主人宛の手紙を偶然手に入れたセバスチャンは、手紙の中に入っていたパリ行きのチケットを見つけるのだった。
■感想■
偶然手に入れた手紙から「死のゲーム」に参加することになった青年の恐怖を描くサスペンス映画!
今作は珍しいグルジア、フランス合作のサスペンス映画です。さっそくハリウッドでのリメイクが決まったらしいです!でもハリウッドも、なんでもかんでもリメイク化権だけ買って、本当にリメイク化作品が作られるかわかりませんからね!
とにかく中盤から最後まで死のゲームを描くだけの作品です!この13人でやるロシアンルーレットのアイデアだけで映画化しようと思ったんでしょうね。でもまぁ、90分の間、それなりに楽しく観れるんで演出力はかなりあるのかも??
1アイデアだけでこれだけ面白くみせれるのはスゴイですね!でも今作がスゴク面白いかどうかというのとはちょっと別なのかな??今作は決してつまらなくないですけど、テンポを考えるとあと10分くらい短くても良かったかも。
かつてあったTV東京の90分の映画枠ででも放映されたらかなり面白く感じれたかも。最後のオチもありがちなオチですしね。ロシアンルーレット以外のゲームも用意されているのかと思ったんですけど、ずっとずっとずっとロシアンルーレットなんですもんね。ロシアンルーレットが続いて参加人数が減ってくると、“大人数でやるロシアンルーレット”っていう変わった趣向が普通のサスペンスになっちゃいます。
でも今作って、舞台が屋根を修理する大きな屋敷とロシアンルーレットが行われる会場が中心で制作費はかなり低予算かも。低予算映画としては合格点ですね!お金ばかりかけて人気スターを出演させて満足しているどっかの国の映画よりよっぽど良いですね。50点
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