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『ロンドン・ヒート』ロンドン特捜隊スウィーニー映画化

2013-12-27 04:11:25 | アクション/刑事・探偵

ロンドン・ヒート
THE SWEENEY(2012年イギリス)
 監督           ニック・ラヴ
 脚本           ニック・ラヴ
               ジョン・ホッジ
 出演           レイ・ウィンストン
               ベン・ソリュー
               ヘイリー・アトウェル
               ダミアン・ルイス
               スティーヴン・マッキントッシュ

 ■ストーリー■
 武装強盗を一網打尽にし、大活躍した特捜隊スウィーニーだったが、犠牲者を出さないものの、建物等の被害を出し、上層部からは快く思われていなかった。
 ある日、ロンドンで白昼、武装強盗が宝石店を襲い、宝石を強奪、その上、逃走前に無抵抗な人質を射殺する事件が発生する。特捜隊スウィーニーは、隊長ジャック・リーガンのもと、強盗事件の捜査にあたり、以前の犯罪の手口と似た手口だったため、すぐに容疑者を割り出すのだった。暴力的な取調べを行うものの、主犯格フランシス・アレンは海外にいたというアリバイが発覚し、釈放されてしまうのだった。
 また、その後、銀行が襲撃される事件が発生するのだった。静止命令を無視し、現場に駆けつけるジャックたちだったが、白昼、大都市部での銃撃戦に発展してしまうのだった。、犯人グループは逃走、仲間も失うという大失態を起こした特捜隊スウィーニーは活動停止に。
 ジャックは命令を無視し、部下のカーターの協力のもと、捜査を行っていくのだった・・・。

 ■感想■
 1970年代中盤のTVシリーズ「ロンドン特捜隊スウィーニー」の映画化作品。
 
 同じく「ロンドン特捜隊スウィーニー」の映画化は1970年代後半に、オリジナルキャストで2作品製作されました!
 映画版の第1作目“Sweeney!”(1977年)は未公開のままですが、2作目は『ロンドン特捜隊』(1978年)として日本でも、ビデオスルーでソフト化されました!

 『ロンドン特捜隊』は、以前観たものの、観たのが20年以上前なので、覚えていないので、また観てみたいですねぇ。どこかのメーカーさんがソフト化とかしてくれないですかね~。

 で、2012年の映画版の今作『ロンドン・ヒート』ですが、

 「いや~、面白い!面白すぎる!!」

 TVシリーズの映画化というと、TVシリーズを観ていない人から敬遠されそうですけど、警察物なので、そんな心配は一切いらないです!TVシリーズを観たコトが無い人も楽しめる作品になっています!
 けっこう地味だったTVシリーズを、2010年代的なアクション映画にして、見事に映画化しました!
 
 もう1回言いますけど

 「面白すぎる!!」

 人間的で、感情むき出しでガンコな主人公のキャラクターに好き嫌いが、出そうですが、自分的にはOKでした!
 また、中盤の白昼の市街でのギャングと主人公たちのトラファルガー広場での銃撃戦が、すごいコトになっています!
 迫力満点!
 まるで、香港ノワールの銃撃戦なみです!
 ストーリーは、イギリス映画らしく特捜隊を潰そうとする警察上層部との争いを描きながら、真犯人グループを追いつめていく姿が描かれていきます!
 こんなダーティハリーがかわいく思えちゃうような今作のような部署が本当にあったら、イギリス映画でなくとも、閉鎖に追いやろうとしちゃいそうですけどね。
 ちなみに、特捜隊スウィーニーは、イギリスに実際に存在している警察の機動隊の部署です!

 こんな風に映画化されるなら、1970年代後半から1980年代前半に放映されたイギリスの傑作ハードアクションドラマ「特捜班CI☆5」も映画化して欲しいですね!
 
 「特捜班CI☆5」といえば、1998年にリメイクされた新シリーズ“CI5 The New Proffessionals ”も、日本では放映されないままですね!どこかのメーカーさん、この“CI5 The New Proffessionals ”をソフト化してくれないですかねぇ。 

 刑事アクション映画ファン必見!  80点

ロンドン・ヒート [DVD]
レイ・ウィンストン,ベン・ドリュー,ヘイリー・アトウェル,ダミアン・ルイス
東宝
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『月下の恋』 ジェームズ・ハーバート原作ホラー

2013-12-26 08:28:05 | ホラー/オカルト

月下の恋(VHSビデオ題:『ホーンテッド』)
HAUNTED(1995年イギリス、アメリカ)
 監督:ルイス・ギルバート
 脚本:ティム・プレイジャー
    ボブ・ケレット
    ルイス・ギルバート
 原作:ジェームズ・ハーバート(「月下の恋」(学習研究社))
 出演:ケイト・ベッキンセール
    エイダン・クイン
    ジョン・ギルグッド
    アンソニー・アンドリュース
    アンナ・マッセイ
    アレックス・ロー
              

 ■ストーリー■
 1905年、イングランド、幼いデヴィッドは、遊んで欲しくて釣りを邪魔した双子の妹ジュリエットをで追いかけ、ジュリエットをあやまって転ばしてしまい、彼女は岩に頭をぶつけ川に落っことして死亡させてしまうのだった。その後。デヴィッドはアメリカに渡り、1928年ケンバリー大学の心理学教授として英国へ戻ってくるのだった。
 デヴィッドは、幽霊等の心理現象を否定する立場をとり、インチキ降霊会ではイカサマを暴いていたりしていた。あるとき、亡霊に悩まされているという老婆の依頼を受け、老婆が住んでいる屋敷に向かい、そこで美しい女性クリスティーナと出会うのだった。クリスティーナに惹かれていくデヴィッドだったが、その夜から、徐々におかしなコトが起きていくのだった、、、。

 ■感想■
 007映画や、レジスタンス映画の傑作『暁の七人』(1975年)のルイス・ギルバート監督、脚本、製作のホラー映画。
 フランシス・フォード・コッポラが製作総指揮をとっています。
 原作は、『フルーク』(1995年)、『巨大ねずみパニック』(1982年)、『ジャンボ墜落 ザ・サバイバー』(TV題:『墜落大空港』)(1982年)の原作を書いているジェームズ・ハーバート。


 インチキ霊媒師や、オカルトチックな出来事を科学的に解明しようとする科学者が、心霊現象に遭うという、オカルト映画定番の設定の作品ですが、さすが原作物だけあって、しっかりと見応えのある作品になっています!!
 
 ランニングタイム108分だれることなく面白く観れます。
 原作があって、監督がしっかりしてるとこんなに面白い映画が出来る良い例です。
 ショックシーンやゴアシーンとか、そういうので観客を怖がらせる作品でないので、ホラー映画がどうしてもイヤっていう映画ファン以外は観ても大丈夫かも??

 こういう正統派のホラー映画って、やっぱり良いです、、。ホラー映画ファン必見!!
 
 ショックシーンとかで怖がらせる度      ★
 正統派ホラー映画度             ★★★★
 J・ハーバート映画化作品もっと観たくなる度 ★★★★★
 

 【ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭】1996年
   銀のカラス賞 受賞
 【ファンタスポルト】(ポルト国際映画祭)1996年
   作品賞 ノミネート
 【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】1997年
   助演女優賞(ケイト・ベキンセール) ノミネート

 世界3大ファンタスティック映画祭のうちの2つの映画祭(ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭、ファンタスポルト)で、受賞とノミネートされています。
 
 それにしても、タイトルの『月下の恋』って何なんでしょう!?
 ほとんどネタバレに近いタイトルでは??
 
 と、思ったら、、、
 原作のタイトルも「月下の恋」です!

 1990年に原作が発売したときは、「悪夢」といういかにもモダンホラー的なタイトルだったのに、再発されたときのタイトルが「月下の恋」って?
 原作に合わせたタイトルなんでしょうけど、、。

 エンターテイメント映画好きなら、観はじめて30分もすれば、今作の大事なオチが、バレバレになっちゃうのでは??
 観客を騙すようなタイトルを考えて欲しかったですね!
 原題のまま、カタカナにしたVHSビデオ題『ホーンテッド』の方がよっぽど良いタイトルでは??

 『月下の恋』って・・・。
 ホラー映画なのに、ホラー映画っぽくない、このタイトル!
 「あえて、こんなタイトルをつけるということは・・・」
 と、素直じゃないエンターテイメント映画ファンは、かんぐって考えちゃいますよ~。

 それとも”月下”でオバケを連想してしまうのは自分だけ??

 映画的にはオススメ!!

DVDも。

原作です

ジェームズ・ハーバート原作『墜落大空港』

ファミリー向けの作品も。

 

ジェームズ・ハーバート「霧」

「ムーン」

「奇跡の聖堂」<上>

「奇跡の聖堂」<下>

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『グランド・マスター』ウォン・カーウァイ監督アクション風

2013-12-25 00:05:03 | 香港映画

グランド・マスター
一代宗師 THE GRANDMASTER(2013年香港)
 監督          ウォン・カーウァイ
 脚本          チョウ・ジンジ
              シュー・ホーフェン
              ウォン・カーウァイ
 原案          ウォン・カーウァイ
 出演          トニー・レオン 
              チャン・ツィイー
              チャン・ツィイー
              チャン・チェン
              マックス・チャン
              ユエン・ウーピン
              ラウ・カーヨン
              チョン・チーラム

 ■ストーリー■
 1930年代の中国、クンフーは大きく南北に分かれ、色んな流派が存在していた。北の武術家、宮宝森(ゴン・パオセン)は八卦掌と形意拳を合わせ1つの流派にし、今また、南北拳法統一を願っていた。ゴン・バオセンは引退するにあたり、自分の後継者グランドマスターに、南の詠春拳の宗師で人格者の葉問(イップ・マン)を指名するのだった。
 バオセンの娘で、八卦掌の六十四の奥義を身につけた宮若梅(ゴン・ルオメイ)は、イップ・マンを呼び出し、勝負を申し込み勝利を収めるのだった。
 一方、形意拳を受け継いだルオメイの兄弟子、馬三(マーサン)は、このイップ・マンをグランドマスターに指名したことに納得できないまま、日本軍へと近づくのだった。マーサンは、師匠の意図が理解できないまま、バオセンに挑戦し師匠を倒すのだった。バオセンは、「復讐はするな」という遺言を残すが、周りの意見を無視しルオメイはマーサンへの報復を心に誓うのだった・・・。

 ■感想■
 ウォン・カーウァイ監督、脚本のクンフー映画。
 武侠映画も『楽園の疵』(1990年)みたいな映画にしちゃうウォン・カーウァイですから、クンフー映画が、こんな作品になっても全然驚かないです!
 でも、主人公が実在の人物イップ・マンせいか、映画的に脚色できなかったのか、『楽園の疵』に比べると、ずいぶんと普通のドラマのある作品になっちゃてます。

 もっと、意味不明の作品になっているのかな??と思っていたんですが、誰もが楽しめるごくごく普通のドラマになっていました!
 戦争で運命を狂わされた拳法の達人たちのドラマとして楽しめる作品になっています。
 
 
 でも、アクションシーンたっぷりのクンフー映画を想像しちゃうとかなり肩透かしをくらいます!
 
 さすがウォン・カーウァイ監督。
 イップ・マンが、映画的な悪役マーサンと戦わない!
 八極拳の使い手、カミソリ(チャン・チェン)が、ドラマとして、誰とも絡まない!
 イップ・マンが活躍するシーンが、ほとんど無い!
 イップ・マンより、チャン・ツィイーの方が目だっている!
 等々、不思議な作品になっています。

 「ウォン・カーウァイ監督の作品だから」って、自分は全然驚かないですけど、初めてウォン・カーウァイ監督の作品を観るのが今作だと、少しビックリかもしれないですね。
 
 本当は、アクションシーンとか、カミソリが他の登場人物と絡むシーンとかも撮っていそうですよね。
 でも、カットシーンを足して音楽を入れ替えて【究極版】【終局版】とかを作っても、同じようにアクションシーンが無かったり、カミソリが誰とも絡まないんでしょうねぇ。

 それなりのアクションシーンの見せ場がいくつもあるのに、アクション映画風の爽快感が無く、観終わったあとは、少し暗くどんよりとした気分に・・・。
 日中戦争によって、家族離れ離れになってしまうイップ・マンの生活とかも描かれ、まるで大河ドラマ??って感じです。

 トニー・レオンや、チャン・ツィイーのファンや、ウォン・カーウァイ監督のファンだったら観た方が良い作品です。  65点   

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『ゾンビ・クエスト』ゾンビビビビ

2013-12-24 00:50:24 | ホラー/ゾンビ

ゾンビ・クエスト
ZOMBIBI(2011年オランダ)
 監督          マルティン・スミッツ
              エルヴィン・ヴァン・デン・エショフ
 脚本          タイス・ヴァン・マルレ
 出演          ヤフヤ・ガイール
              ジジ・ラヴェリ
              ミウマン・アウレド・ラディ

 ■ストーリー■
 オランダのアムスルテダムで高層ビルで働くアジズは、ある日、憧れの美人社員テスからデートに誘われ有頂天に。しかし、喜びもつかの間、それを見ていた上司から、兄モーとの電話の件で注意を受け、会社をクビになってしまうのだった。
 その上、兄のモーに文句を言いに行ったときに、モーが起こしたトラブルが元のケンカに巻き込まれ、留置所送りになってしまうのだった。しかし、その夜、謎の巨大物体がアムステルダムに落下しアジズが務めていた会社に激突するのだった。その巨大な物体はロシアの衛星で、謎の病原菌が付着していたために、その病原体に感染した人間たちはゾンビと化し、住民たちを襲っていたのだった。翌朝、留置所を脱出したアジズたちは、ゾンビで溢れかえる街にいることに気づくのだった。

 ■感想■
 オランダ製のゾンビ映画。

 コメディタッチで軽く観ることができます!
 ヒロインを救うためにゾンビが溢れかえる街に助けに行く主人公を描いています。
 どうしようも無い兄や、ケンカした連中とともに行動することに・・・。

 オランダ映画って、こんなコメディタッチのゾンビ映画を作るんですね。
 人気TV番組を映画化した暴走しまくりのコメディ映画『暴走!ターボ・バスターズ』(2010年)、『暴走!ニトロバスターズ』(2011年)もオランダ映画でした!
 オランダ映画って、コメディ映画が多いんでしょうかね??

 今作は、ユルユル系で、ダラダラした感じが魅力の作品になっています。
 登場人物たちがふざけすぎてるんで、「そんなコトしてる場合じゃないでしょ」って思わず突っ込んじゃいたい感じですけど、そこが笑いを誘う感じの作品です。
 全体的にノンビリした作品で、ポップコーン食べながら笑いながら観るのに、ちょうど良い感じです。ゲラゲラ笑うというより、ニタニタするって感じです。

 高層ビルに残されたヒロインも実は、どうしようも無い女性だったっていう展開も、主人公のアジズが命をかけて助けに行こうとしているだけに笑いを誘います!
 でも、女性警官のキムの方が断然キレイですよね!同じ職場のヒロインより、よっぽど良い感じですよね!もちろん、最後はそうなりますけどね。
 
 続編を期待させるようなラストの定番の展開もこういう作品にありがちな展開で、ニヤニヤして観ちゃいました!

 コメディタッチのホラー映画が好きな映画ファンは必見です!!
 自分的には、大満足でした!
 オランダのコメディホラー映画、要チェックですね!まぁ、オランダのコメディホラーなんて、チェックしようにも、あまり観る機会無いですけどねぇ。  70点

 

ゾンビ・クエスト [DVD]
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アルバトロス
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『リアル 完全なる首長竜の日』「ザ・セル」・トゥ・ダイナソー

2013-12-23 00:34:15 | 日本映画

『リアル 完全なる首長竜の日』
(2013年日本)
 監督          黒沢 清
 脚本          黒沢 清
              田中 幸子
 原作          乾 緑郎
 出演          佐藤 健
              綾瀬 はるか
              中谷 美紀
              オダギリジョー

 ■ストーリー■
 1年前に謎の自殺を図り、昏睡状態になっているマンガ家の淳美の意識を取り戻すため、恋人の浩市は、最新医療装置で相手の意識に入り込むのだった。
 敦美の精神の中に飛び込み彼女に会うことができるのだが、スランプに陥った敦美は、自分が子どものときに書いた「首長竜」の絵を欲しがっていることを知るのだった。自殺の原因を探るためには、首長竜の絵が必要だと感じた浩市は、子どものころ生まれ育った田舎へと向かうのだった・・・。

 □■□ネタバレあり!□■□

 ■感想■
 第9回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した乾緑郎の原作の映画化作品。
 監督は、『CURE キュア』(1997年)、『回路』(2000年)の世界のクロサワ、黒沢清監督。

 途中で1回、ツイストが入りますが、普通の展開であまり驚けないのが難点です。原作でも同じ展開なんでしょうから、しょうが無いんでしょうけど、ランニングタイム120分強の映画版では必要なんでしょうかね??邪魔なだけかもしれないですね。
 楳図かずおの短編マンガで、昏睡状態の妻を見舞う主人公の夫が実は昏睡状態だったみたいな作品があったような気がします。昏睡状態なのが浩市だと分かっても、全然驚けなかったです。自分的には、こんなツイストいらないですね。

 「このミステリーがすごい!」大賞なんで、原作とはずいぶん違う作品なんでしょうね!!
 首長竜の絵が必要な件や、忘れてしまったかつての事件など、どこかで観たコトあるようなデジャヴュ感★★★★★な展開で、ランニングタイム127分は長すぎ!「世にも奇妙な物語」の1篇みたいな感じしか受けませんでした。
 まぁ、30分にするには、けっこう大変でしょうけど、127分は長すぎ!
 いや~、ムリすれば、40分くらいには出来そうですけどね。

 原作は長編なんで、ずいぶん刈り込んだんでしょうけど、もう少し展開を早くして原作からカットした内容を入れた方が良かったのかも??
 あとは同じ内容なら、せめて90~100分くらいにして欲しかったですね。

 黒沢清監督っぽい、ゾンビみたいな死体が登場するJホラー映画っぽい前半の展開と、ヒロインの綾瀬はるかが活躍し始める恋愛映画っぽいファンタジー映画になってしまう後半と、前半と後半でまるで違う作品みたいで、統一感なく違和感が一杯ですけど、自分はこういうのも好きです。最後は首長竜まで出てきて、あれ今度は怪獣映画??みたいなところも好きです!!ほんのちょこっとだけミステリー要素もありますしね。
 「Jホラー」⇒「恋愛ファンタジー」⇒「怪獣物」
 1粒で2度おいしいみたいな作品でした。最後は日本映画らしいいつものハッピーエンドなのもこういう作品では良い感じです!  55点


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『エンド・オブ・ホワイトハウス』沈黙のホワイトハウス

2013-12-05 01:30:41 | アクション

エンド・オブ・ホワイトハウス
OLYNPUS HAS FALLEN(2013年アメリカ)
 監督          アントワーン・フークア
 脚本          クレイトン・ローゼンバーガー
              カトリン・ベネディクウト
 出演          ジェラルド・バトラー
              アーロン・エッカート
              モーガン・フリーマン
              アンジェラ・バセット
              リック・ユーン
              アシュレイ・ジャッド

 ■ストーリー■
 マイク・バニングは、優秀なシークレットサービスだったが、車の事故で大統領夫人を救うことができず、大統領から遠ざけられ、財務省でデスクワークをする日々を送っていた。そんなある日、韓国の大統領がホワイトハウスを訪問しているそのときを狙い、謎の爆撃機がワシントンD.C.上空に侵入、街にる人々を銃撃し、ホワイトハウスへと向かっていた。爆撃機は破壊したものの、その混乱に乗じ、テロリストの集団がホワイトハウスを襲い、次々と警備を突破して、ホワイトハウスを占拠するのだった。襲撃の場にいたバニングは、ホワイトハウスに単独で侵入に成功するのだが・・・。

 ■感想■
 『ザ・シューター極大射程』(2007年)のアントワーン・フークワ監督の描く、アクション大作。
 出演者がやたらと豪華で、主人公の元シークレットサービスにジェラルド・バトラーを始め、アーロン・エッカート、モーガン・フリーマン、ロバート・フォスター、アンンジェラ・バセット、ラダ・ミッチェル、アシュレイ・ジャッドと、ちょっとしか出てこない役でも、やたら豪華です!
 制作費7000万ドルのうち、出演者のギャラだけでどれくらいかかったんでしょうねぇ??

 出演者が豪華な今作ですが、ストーリーは、テロリストに占拠されたホワイトハウスに1人潜入に成功した特殊部隊出身の元シークレットサービスが、孤軍奮闘して、テロリストたちを倒していくという、スティーヴン・セガールの「沈黙のなんたら」みたいな展開です!

 大統領の息子は、さっさと主人公が見つけて救い出しちゃったりして、まるで盛り上げる要素を自ら捨てているかのような展開!
 訓練されているはずのテロリストが、たった1人に次々とやられちゃうとか、ワシントンD.C.の上空まで、謎の爆撃機が飛んで来ちゃったり、B級アクションそのまんまです!
 でもホワイトハウスへの襲撃シーンはかなりの迫力があって、考える時間も与えなく、見せ場、見せ場の連続で手に汗握るシーンになっています!

 でも、主人公を演じるのが、なぜジェラルド・バトラーなんでしょう??どう考えても、やられちゃいそうな雰囲気がプンプン匂ってきちゃうキャスティング!

 主人公を演じるのは、こういう作品なら、やっぱり、スティーヴン・セガールや、チャック・ノリスでないと、盛り上がらないですよねぇ~。主人公の年齢的なものもあるんでしょうけど、そんなのは、キャラクターの設定を変えればすむことですもんね。
 スティーヴン・セガールに、ダイエットしてもらって、ケイシー・ライバック役で主演して欲しかったですね。

 自分の印象では、

 出演者の豪華度    ★★★★
 B級アクション度    ★★★★★
 主役のミスキャスト度 ★★

 みたいな感じでしょうか?

 ジェラルド・バトラーでも、全然OKですけど、ドルフ・ラングレンや、スティーヴ・オースティンとかでも観たかったような気がしちゃいますね。
 まぁ、ジェラルド・バトラーが主演ということで、大作感もあるんでしょうけどね。  80点


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