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2011年10大ニュース

2011-12-31 23:55:45 | ホントの日記

 今年の10大ニュースを記事にします。10大ニュースといっても、自分にとっての映画&DVD等のニュースだけです。プライベートなことや、社会的なことではないですからね。
 

1位 スティングレイさんの"allcinema SELECTION”でDVD次々発売!

★『ゼブラ軍団』
 
 B級アクション映画の傑作『ゼブラ軍団』が、「月曜ロードショー」放映時の脚本で、日本語吹き替え音声新録でDVD化!
 2回目の放映のときにエアチェックしていたのに、当時の生ビデオテープは高かったので、上書きしてもっていなかったので、このDVD化はうれしかったです。

★『吸血鬼ドラキュラの花嫁』『フランケンシュタインの怒り』

 ハマー・プロのホラー映画2作品が、TV放映時の日本語吹き替え音声つきでのDVD化。
 『吸血鬼ドラキュラの花嫁』は、フジTV版とTBS版まで収録での発売!

★『マニトウ』
 
 ウィリアム・ガードラー監督のホラーがDVD化。

★『殺し屋ハリー華麗なる挑戦』『刑事ロニー・クレイブン』『エクストロ』等々、続々発売になりました。

2位 エスピーオーさん「ホラーマニアックス」シリーズ発売

 エスピーオーさんのホラー映画のDVD「ホラーマニアックス」シリーズで、続々、傑作や陳作がDVD化!主だった作品をあげると、

 『悪魔の墓場』(日本語吹替えつき)
 『ザ・リッパー』(デジタルリマスター、93分版?)
 『吸血狼男』(日本語吹替えつき、初DVD化)
 『マンハッタン・ベイビー』
 『影なき陰獣』(完全版で再発売)
 『ザ・サイキック』
 『マーダロック』(デジタルリマスター、日本語吹替えつき)
 『吸血鬼の接吻』(初ソフト化)
 
 『悪魔の墓場』『マーダロック』『吸血狼男』のTV放映時の吹替え音声入りでの発売は本当にうれしかったです。
 いつか、イタリアSF映画『エイリアンドローム』、ルチオ・フルチ監督のジャッロ『マッキラー』とかもDVD化してくれないですかねぇ。

悪魔の墓場 -HDリマスター版- [DVD]
レイ・ラヴロック,クリスティーネ・ガルボ
エスピーオー
ルチオ・フルチのマーダロック -デジタル・リマスター版- [DVD]
オルガ・カルラトス,レイ・ラヴロック
エスピーオー


3位 キングレコードさんから戦争映画が、TV放映時の日本語音声つきでDVD発売

 ロベール・アンリコの『追想』、傑作TVムービー『戦闘機対戦車』、チャールトン・ヘストン主演の『誇り高き戦場』がDVD化されました。

追想 [DVD]
フィリップ・ノワレ,ロミー・シュナイダー
キングレコード
戦闘機対戦車 [DVD]
ロイド・ブリッジス,ロイ・シネス,ダグ・マクルーア
キングレコード


4位 マカロニウエスタン3作品がDVD化

 マカロニウエスタン3作品が「マカロニウエスタン マニアックス特命篇」として、『殺して祈れ』『キラーキッド』『荒野のお尋ね者』が発売に!こういう特にメジャーでないマカロニウエスタンの作品の発売はウレシイです。

荒野のお尋ね者 [DVD]
エンツィオ・G・カステラッリ,エンツィオ・G・カステラッリ,フランチェスコ・デ・マージ
ビクターエンタテインメント
殺して祈れ [DVD]
リズ・オルトラーニ,アルマンド・クリスピーノ
ビクターエンタテインメント
キラー・キッド [DVD]
レオポルド・サヴォーナ,ベルト・ピサーノ,セルジオ・ガローネ,セルジオ・ガローネ
ビクターエンタテインメント


5位 TV東京「午後のロードショー 映画放映

 今年も「午後のロードショー」で日本語吹き替えで映画を放映してくれました。
 『逆転』『コレクター』『じゃじゃ馬ならし』『ダーティファイター燃えよ鉄拳』
 『カサンドラクロス』『デッドカーム死の航海狙われた人妻』
 『星空の用心棒』『マドマックス』等々、
 来年も、DVDに日本語吹き替えが入っていない作品や、未DVD化作品を、より一層、放映して下さい。TV東京さんお願いします!

6位 『デッドゾーン』日本語吹替え音声つきでDVD再発売!

 キングレコードさんから、スティーヴン・キング原作、デヴィッド・クローネンバーグ監督のSFスリラー『デッドゾーン』が、TV放映時の吹替え音声つきでDVDが発売に!旧作でも、こういう再発売は大喜びです!!

デッドゾーン [DVD]
クリストファー・ウォーケン
キングレコード


7位 アラン・コルノー監督作DVD化

 アラン・コルノー監督のノワール『真夜中の刑事』が5月に発売に。ただし、118分版なんですよね?? 日本語吹替え音声もなく、118分版??まぁ、ソフト化されただけで喜ばないといけないんですよね?
 同じくアラン・コルノー監督のノワール『セリ・ノワール』がDVD化。原作はジム・トンプソン。
 どうせなら、アラン・コルノー監督の『一匹の狼ロンサム・コップ』(1986年)もDVD化してくれれば良いのに。

真夜中の刑事 POLICE PYTHON 357 [DVD]
イヴ・モンタン,フランソワ・ペリエ,シモーヌ・シニョレ,ステファニア・サンドレッリ,マチュー・カリエール
ビクターエンタテインメント
セリ・ノワール [DVD]
モリス・ベルナール
IVC,Ltd.(VC)(D)

8位 『冒険者たち』日本語吹替え音声、W収録でblu-ray発売!

 今まで発売されていたバージョンは、TV東京放映のリノ・ベンチュラ(吉水慶)、ジョアンナ・シムカス(井上喜久子)のバージョンでしたが、blu-rayには、TBS版のリノ・ベンチュラ(森山周一郎)、ジョアンナ・シムカス(鈴木弘子)のバージョ版まで収録!
 ハッキリ言ってblu-rayが欲しい!!同じく再発売したDVDは、既発売版と同じ版ですが廉価版での発売です。

冒険者たち [Blu-ray]
アラン・ドロン,リノ・ヴァンチュラ,ジョアンナ・シムカス,セルジュ・レジアニ
アミューズソフトエンタテインメント
冒険者たち [DVD]
ロベール・アンリコ,アラン・ドロン,ジョアンナ・シムカス,セルジュ・レジアニ
アミューズソフトエンタテインメント

 

9位 『ハロウィン』日本語音声つきでソフト化!

 JVD.さんから、ジョン・カーペンター監督の初期のスラッシャームービーの傑作『ハロウィン』が、TV放映時の日本語音声つきで発売になりました!しかし、blu-rayのみでの発売。
 そんなに、みんなblu-ray持っているんですかね??

ハロウィン [Blu-ray]
ドナルド・プレザンス,ジェイミー・リー・カーティス,ナンシー・キーズ,チャールズ・サイファーズ,トニー・モラン
JVD


10位 TSUTAYA オンデマンド DVD発売!

 実は、1位に持ってきても良いくらいのBIGニュースなんですが、字幕のみの対応なのと、ラインナップが少ないので、今年は10位のニュースにしました。大手レンタルのTSUTAYAさんが、オンデマンドで、DVDRを発売!でも、価格が3990円と少し高めなのが残念です。1枚2000円くらいなら、欲しい作品ほとんど買っちゃうんですけどね。
 でも、今後は、たとえ、字幕でも、発売されただけでニュースになるような作品が出てくれば順位は上になりますね。来年のラインナップに期待してます!!

 でも、以上1位から10位まで、ほとんど順位に差はないです。
 

 当ブログを読まれているみなさん、来年もよろしくお願いします。

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『レイン・オブ・アサシン』平凡な女性に整形??

2011-12-31 21:02:51 | 香港映画

レイン・オブ・アサシン
剣雨 REIGN OF ASSASSINS(2010年香港、中国、台湾)
 監督          スー・チャンピオン
              ジョン・ウー
 脚本          スー・チャンピオン
 出演          ミッシェル・ヨー
              チョン・ウソン
              ワン・シュエチー
              バービー・スー
              ケリー・リン
              ショーン・ユー
              レオン・ダイ

 ■ストーリー■
 手に入れた者には、武術界の覇権を握ることが出来るという達磨大師の遺体のミイラをめぐって、明の時代、暗殺組織、黒石率いる転輪王は張海端を襲い、彼と彼の息子を暗殺する。しかし、転輪王が差し向けた暗殺者の1人、細雨が達磨大師の遺体を取り行方をくらますのだった。
 転輪王は、細雨を見つけ出し、始末した者に賞金を出すことにするのだった。一方、細雨は整形手術を施し、曽静と名を換え、ひっそりと暮らし始めるのだった。そんな曽静の前に青年、阿生が現れるのだった。

 ■感想■
 ジョン・ウー、スー・チャンピオン監督の武侠アクション映画。
 ミッシェル・ヨー、チョン・ウソン、ケリー・リン、バービー・スー、ショーン・ユーと豪華な出演者たちに素晴らしいアクションシーンの連続!
 武侠映画らしい、謀略と愛情!
 
 「面白い!面白すぎ!

 武侠映画はこうでないと!!
 武侠映画のキャラクターだけあって、出てくる登場人物たちが全員違う武器を使ってきます。こういう細かい小道具の使い方だけでもウレシクなっちゃいます。
 黒石暗殺者の1人、彩戯師が使う奇術まがいの剣法とか観てるだけで、あまりにも面白くてニタニタしちゃいました。
 同じくショーン・ユー演じる暗殺者、雷彬のプライベートの生活が描かれるところとかもキャラクターの描くのに成功してます。暗殺者にも生活があって、家族がいますもんね。活躍の場のシーンがそれほど無くても、こういう生活のシーンが描かれているだけで、キャラクターが活きてきますもんね。

 今作は古龍原作でも、金庸原作でもないオリジナルな作品なのに、本当に面白い武侠映画になっています。ジョン・ウーも「レッド・クリフ」シリーズのときより100000倍良いです!!
 メジャーな超大作なんか撮らなくて良いですから、ジョン・ウー監督には、こういう作品を撮って欲しいです!!

 ただし、今作に文句を言うとすれば、ミッシェル・ヨーが平凡な女性に見えないところでしょうか??「どこにでもいる平凡な女性に整形してくれ」と依頼して、整形後がミッシェル・ヨーってどういうコト??
 どこから、どう見ても、平凡な女性に見えない!
 まぁ、顔立ちというより、雰囲気が普通には見えないです!!クンフーの達人や暗殺者のようなオーラを出しすぎ!!

 あと、暗殺組織、黒石率いる転輪王が、達磨大師の遺体を欲する理由が、あまりも世俗的でビックリ。あんな理由のために、何人も人が死んじゃってなんかトホホな感じですね。
 

 とにかく武侠映画ファン必見!! 90点

レイン・オブ・アサシン [DVD]
ミッシェル・ヨー,チョン・ウソン,ワン・シュエチー,バービー・スー,ショーン・ユー
TCエンタテインメント
レイン・オブ・アサシン Blu-ray
ミッシェル・ヨー,チョン・ウソン,ワン・シュエチー,バービー・スー,ショーン・ユー
TCエンタテインメント
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『レア・エクポーツ 囚われのサンタクロース』

2011-12-25 11:58:53 | ファンタジー

レア・エクスポーツ 囚われのサンタクロース
RARE EXPORTS(2010年フィンランド)
 監督          ヤルマリ・ヘランダー
 脚本          ヤルマリ・ヘランダー
 原案          ヤルマリ・ヘランダー
              ユーソ・ヘランダー
 出演          オンニ・トンミラ
              ヨルマ・トンミラ
              イルマリ・ヤルヴェンバー

 ■ストーリー■
 フィンランドの国境付近の山で、多国籍企業により数千年前に墓に封印されたサンタクロースを掘り起こされようとしていた。北フィンランドの山の田舎に住む少年、ピエタリは友人のユーソとサンタクロースの墓の発掘現場を覗き見していた。サンタクロースのことを調べたペヤリはサンタクロースが恐ろしい存在だと知るのだった。
 そんなある日、国境付近の山では、トナカイが大量死する事件が起きた。ピエタリの父親ラウノたちは、狼の仕業だと疑うが、ピエタリはサンタクロースが腹をすかして起こしたと思うのだった。そんなとき、町では、ドライヤーなどの電化製品が盗まれる事件が発生していた。


 ■感想■        
 今日はクリスマスということで、サンタクロースの映画を記事にします!
 今年10月に劇場公開され、TSUTAYAでレンタルされている、ブラックな感じのコメディ映画です。

 今作は、フィンランド製のブラックファンタジー映画。
 フィンランドということで、サンタクロースが題材に。
  
 「面白い!すごく面白い!
 「やっぱり映画は、こうでないと!

 ホラー映画ファン、ブラックなファンタジー映画ファン必見の作品です。
 
 親から、大きい子どもまで家族揃って楽しく観れます!でも、でも、小さいお子さんには、怖いシーン、ストーリーなので見せないように・・・。

 2010年年の【シッチェスカタロニア国際映画祭】で最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀撮影賞を受賞しました。同じく、2010年【ピアッザグランデ】ヴァラエティー賞、受賞しました。
 やっぱり、こういう面白い作品が普通の賞を獲る映画祭って良いですよね。アカデミー賞なんて、獲っても獲らなくても、ノミネートされても、全然観る気起きないですもんね。観る基準の要素になっていないですもんね。

 サンタクロースの存在も怖いですけど、間違って罠にかかって死んだ身元不明おじいさんを解体しようとするピエタリの父親たちや、サンタクロースを発掘していた多国籍企業に売ってもうけようとしたりと、人間たちも、何やってるんだか。って感じです。
 そういったシーンが、ごく普通に淡々と描かれていきます。この淡々とした感じに、面白さを感じるかどうかが、今作の評価を別れさせちゃいますかね??

 自分的には、大満足の1本です!
 
 ランニングタイムも80分と短めで、テンポも良いですしね。香港映画も真っ青のテンポの良さ!今どきエンドクレジット入れて80分!それも面白い作品で80分!こういう映画を観たら、うれしくなっちゃいます。 
 クリスマスシーズンには、毎年、TVの地上波で、日本語吹替えで放映して欲しい作品です!ゴールデンタイムに堂々と放映して欲しいですね。  75点

レア・エクスポーツ 囚われのサンタクロース [DVD]
オンニ・トンミラ,ヨルマ・トンミラ,イルマリ・ヤルヴェンパー,ペートル・ヤコビ
アース・スターエンターテイメント

        

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『SASORI 蠍』女囚物⇒アクション

2011-12-24 00:02:28 | 香港映画

SASORI 蠍
(2009年香港、日本) 
 監督      ジョー・マ
 脚本      ジョー・マ
          ファイア・リー
 出演      水野 美紀
          ディラン・クォ
          サム・リー
          ブルース・リャン
          サイモン・ヤム
           エム・ウォン
          石橋 凌
          夏目 ナナ
          ペギー・ツァン
          オットー・ウォン                


 ■ストーリー■
 松島ナミは、突然、家に押し入ってきた謎の集団に殺しを強要されるのだった。恋人のケンイチを殺さないという約束で、ナミはケンイチの父親のナカイ教授と、ケンイチの妹を殺すのだった。ナミは刑務所に送られるが、その刑務所は、女囚たちのバトルが行われる無法の場所だった。署長の罠にはまり、女囚のボスから恨みを買い、殺されかかるがナミは、何とか勝利するのだった。しかし、ナミは、その後、拷問を受け森に捨てられるのだった…。

 ■感想■
 水野美紀主演の篠原とおる原作のコミックの「さそり」の映画化作品。
 篠原とおるの「さそり」も延々と映像化され続けますね~。

 梶芽衣子主演の4作品以降も
 多岐川裕美主演の『新女囚さそり 701号』(1976年)
 夏樹陽子主演の 『新・女囚さそり 特殊房X』(1977年)
 岡本夏生主演の 『女囚さそり 殺人予告』(1991年)
 斉藤陽子主演の 『SASORI IN U.S.A.』(1997年)
 小松千春主演の 『サソリ 殺す天使』(1998年)、『サソリ 女囚701号』(1998年)
 水橋貴己主演のTVシリーズの「さそり」(2004年)

 と、製作されています。
 
 今作は、“香港映画の「女囚さそり」”
 
 「う~ん、ハッキリ言って、香港映画と女囚物って、あんまりマッチしていないような気が…」
 アクション映画が得意な香港映画に“女囚さそり”は、合っていないような気がしちゃうんですが、どうなんでしょう??
 
 同じ原作者の篠原とおるのコミックの映画化なら、
 「0課の女」
 「82分署」
 「コードネーム348(サシバ)」
 の方が香港映画には合っていると思うんですけどね…。

 「なんで、「さそり」の映画化なんでしょうか??」
 前半、女囚物のように、監獄の中でのセクハラやいじめが描かれていますが、中盤から、やはり特訓を積んで、完全な香港映画のアクション映画に!!
 「あ~、言わないこっちゃない!やっぱり香港映画!!」
 「水野美紀主演で“0課の女”を映画化すれば良かったのに~!」
 
 でも、さすが香港映画!ガラリと違う映画になってしまう中盤からの展開は、すごく面白い!
 自分を罠にかけた人物たちに復讐を始めちゃいます!ここって、どこの国?って感じで法律無視で暴れまくり!!水野美紀も、この調子で香港のアクション映画に出演しまくって欲しいですね。 65点

さそり [DVD]
水野美紀,ディラン・クォ,サム・リー,ブルース・リャン,石橋凌
Happinet(SB)(D)

 

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『シャッターラビリンス』ホラー?サスペンス?ミステリー?

2011-12-23 08:23:01 | サスペンス

シャッターラビリンス
HIERRO(2009年スペイン)
 監督          ガベ・イバニェス
 脚本          ハビエル・グエン
 出演          エレナ・アナヤ
              マール・ソデューブ
              ベア・セグラ

 ■ストーリー■
 水族館で働くシングルマザーのマリアは息子ディエゴを連れ、イエロ島へ向かう。フェリーで居眠りをしている間に息子が失踪してしまうのだった。息子の行方が分からぬまま、6ヵ月後のある日、身元不明の遺体が上がったので身元を確認して欲しいと連絡がくるのだった。マリアはイエロ島へ行くが、その遺体はディエゴのものではなかった。
 そんなとき、同じく、子どもの行方が分からぬ母親が島に住んでいることを知ったマリアは、独自に調査を始めるのだった。


 ■感想■
 スペイン製のサスペンス映画。
 DVDのパッケージと、あらすじの最初の方だけ観て、レンタルしてきたので、今作が、ホラー映画なのか?オカルト映画なのか?サスペンス映画なのか?はたまた、ミステリー映画なのか?終盤まで全然分からなかったので、それなりに面白く観ることができました!


 最初から、「今作は、ミステリー映画ですよ」なんて紹介されて観たら、良くありがちなトリックに、そんなに楽しく観れなかったかも・・・。
 あ、でも、この記事を読んじゃったら、「この作品はサスペンス映画なのね・・・」ってバレバレですね。すいませんです。

 謎の島、同じく行方の分からない子どもの存在、怪しそうな島の住人、これって、絶対にオカルト映画に違いない!っていうキーワードですよね。親切な警官も、なんか怪しそうだし・・・。なぜ、そんなにヨソ者に親切なの??
 いつも観る映画が、そんな作品ばかりだから、親切な登場人物が出てきても、悪いクセで、つい疑っちゃいます。

 それなりに面白く観れましたけど、やはり、この内容でランニングタイム94分は、ちょっとだけ長すぎですね。あと、15分くらい短くて80分くらいだったら良かったのに。

 今作のDVDは、松竹さんから発売されていますけど、なんと、スペイン映画の未公開作のこんな低予算な作品にも、日本語吹替え音声つきでの発売です!
 日本語吹替え音声つき!
 すごいですよね!!最近は不景気のせいなのか、日本語吹替え音声がつかないDVDも少なくない中で、うれしくなっちゃいます!!
 でも、松竹さんの3月に発売する未公開作『装甲兵機メタルハンター』『スピーク』『CAGED監禁』とかは、日本語吹替え音声がつかないんですよね。どういう基準で吹替え音声をつけるか、つけないのか決めているんでしょうね??
 3作品とも、観るか観ないか分からないですけど、自分的には日本語吹替え音声がついただけで、観なきゃって気になるんですけどね。

 ところで、今作の教訓!小さな子からは目を離さないように!というより眠らないように!飛行機でも!フェリーでも! 20点

シャッターラビリンス [DVD]
エレナ・アナヤ,マール・ソデュープ,ベア・セグラ
SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)
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『ターゲット』めぐり遭ったが隣のヒットマン

2011-12-22 22:06:30 | コメデイ

ターゲット
WILD TARGET(2010年イギリス、フランス)
 監督          ジョナサン・リン
 脚本          ルシンダ・コクソン
 原作          ピエール・サルヴァドーリ
 出演          ビル・ナイ
              エミリー・ブラント
              ルパート・グリント
              アイリーン・アトキンス
              マーティン・フリーマン

 ■ストーリー■
 凄腕の殺し屋ヴィクター・メイナードは、絵画の贋作で組織のボス、ファーガソンをだまし、大金をかすめとった美人詐欺師ローズの殺しを依頼されるのだった。しかし、殺すタイミングを逸し、まさに殺そうとしたとき、駐車場で謎の男が現れ、ローズを殺そうとするのだった。ヴィクターは、とっさに、その男を殺してしまうのだった。その男は、組織の者だったのだ。殺し屋の手を借りなくてもローズを殺せると手柄を得ようとしたのだった。車の中で待ち伏せしていたもう1人のギャングに捕らえられ、殺されようとした瞬間、駐車場にいた男トニーに命を救われるのだった。成り行きから、組織の追っ手を振り払い、ローズ、トニーとともに組織から逃れることに…。
 一方、部下が失敗したことに懲りたファーガソンは、やはり、凄腕の殺し屋ディクソンを雇い、ヴィクターとローズを殺そうとするのだった。

 ■感想■
 フランス映画『めぐり遭ったが運のつき』(1993年)のリメイク作品。
 監督は『殺人ゲームへの招待』(1985年)、『スティーブ・マーティンのSgt.ビルコ史上最狂のギャンブル大作戦』(1996年)、『隣のヒットマン』(2000年)のジョナサン・リン。

 いかにもイギリス映画らしい、落ち着いた感じのコメディ映画になっています。なんか、フランス映画とイギリス映画の良いトコ取りみたいな感じで、ハリウッド映画に飽き飽きしているエンターテイメント映画ファンには、ピッタリな作品です。
 コメディ色の強いアクション映画ファンには必見の作品です!!
 最初から、最後まで、面白さに、ニタニタしっぱなしでした!!

 普通のおじさんにしか見えないビル・ナイが殺人を次々に淡々とやっていくオープニングから、思わず画面に引き込まれちゃいます。
 業界でも1番の殺し屋、殺戮マシーンのような男を演じるのが、ビル・ナイ!
 チャールズ・ブロンソン主演の『メカニック』(1972年)のリメイク『メカニック』(2011年)で、ジェイソン・ステイサムが主人公の殺し屋を演じていましたけど、なんか、今作のビル・ナイの方が怖い感じです。なんかジェイソン・ステイサムより冷静で淡々としてて、プロっぽい感じです。
 
 『メカニック』のリメイクは、ジョナサン・リン監督で、ビル・ナイ主演で撮って欲しかった気も・・・。でも、そのときは、コメディ色が出ちゃうんでしょうねぇ。
 

 リメイクの元になったオリジナル作品『めぐり遭ったが運のつき』は未見なんですが、こちらはDVD化されていないんですよね~。観てみたいです!!
 今作を観るかぎり、オリジナル作品の方も面白そうですよね。つまらない作品をソフト化する時間と金があるなら、もっとちゃんとした映画をソフト化して欲しいですね。
 ジョンサン・リン監督も『隣のヒットマン』のときは、普通だったのに、こういう大作でない作品だと、面白さ100倍ですね!!

 こういう面白いエンターテイメント作品こそ、日本語吹替え音声つきで、DVDを発売して欲しいのに、字幕しか無いんですよね~。 75点

ターゲット [DVD]
ビル・ナイ,エミリー・ブラント,ルパート・グリント,ルパート・エヴェレット,アイリーン・アトキンス
Happinet(SB)(D)
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『悪人』普通の人々…。

2011-12-21 22:12:28 | 日本映画

悪人
(2010年日本)
 監督          李相日
 脚本          吉田 修一
             李相日
 原作          吉田 修一
 出演          妻夫木 聡
             深津 絵里
             岡田 将生

 ■ストーリー■
 土木作業員、清水は出会い系サイトで知り合った石橋を殺してしまう。石橋を殺害したのは別の人間と捜査が進む中、清水はやはり出会い系で出会った洋服販売員、馬込と会う約束をするのだった。

 ■感想■
 吉田修一の同名小説の映画化作品。
 「好きになった人が、殺人者だった!」っていうだけのストーリーの映画です。
 「だから、何??」
 「何が言いたいの??」
 1970年代の60分のTVドラマよりも内容が無い!
 
 原作が文庫で上下巻の2冊ってどういうことなんでしょう??
 大したコトない、登場人物たちの描写が延々と描かれているんでしょうかね??
 今作は、モントリオール世界映画祭で、深津絵里が最優秀女優賞を受賞しました。
 【モントリオール世界映画祭】って、どんな映画祭なんでしょうかね??
 
 映画祭といえば、自分的には、
 【ポルト国際映画祭】
 【ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭】
 【シッチェス・カタロニア国際映画祭】
 【ジェラルメール国際映画祭】ですね。

 
 そういった映画祭ないですから、賞を獲っても、逃しても、どちらでも良いですけどね!!今作が賞を受賞しちゃうような映画祭だから、【モントリオール世界映画祭】って、なんか普通の起伏の無いドラマが好きな映画祭なんでしょうね。

 とにかく、何が言いたいのか分からない内容に、ランニングタイム139分!139分!短い映画2本分!時間が、時間が、時間が、長すぎ!!140分弱かけてしか描けないことに139分かけるなら良いですけど、この内容に139分!!
 
 映画が悪いというより、この原作小説を映画化しようとした企画に問題がありそうな気が・・・。
 でも、でも、今作って、ヒットしたんですよね。こんな映画がヒットするなんて、みんな普通のドラマが好きなんですねぇ~。 

 殺し屋の女性が知り合った男性が、実は大量殺戮者だったとか、
 暗殺者の女性が知り合った男性が、実は国際的に指名手配されていたスナイパーだったとか、
 殺し屋の女性が知り合った男性が、実は0課の刑事だったとか、
 自分的には、そういうノリの作品の方が好きですね。

 「日曜洋画劇場」の枠で時間枠延長して放映されましたけど、邦画なんだし、土曜ワイド劇場の枠で放映すれば良いのにッ!今作みたいな、邦画放映して、洋画の放映が減るなんて超ショックです!!  0点

悪人 スタンダード・エディション [DVD]
妻夫木 聡,深津絵里,岡田将生,満島ひかり,樹木希林
東宝
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『クローンは故郷をめざす』 クローンは眠りを誘う

2011-12-18 09:11:22 | SF

クローンは故郷をめざす
(2008年日本)
 監督:中嶋 莞爾
 脚本:中嶋 莞爾
 出演:及川 光博
    石田 えり
    永作 博美
    嶋田 久作
    品川 徹
 
 ■ストーリー■
 近未来、危険がともなう宇宙飛行士の仕事では、万が一のときのため、本人の意思でクローンを作ることが認められていた。宇宙飛行士の高原は、先輩が死ぬのを見て、残された家族のため、家族には秘密でクローンを作るよう依頼していた。高原は事故で死亡し、クローンが家族の前に現れるのだった。


 ■感想■
 ヴィム・ヴェンダースがエクゼクティブプロデューサーの日本のSci-Fi映画。
 トリエステSF国際映画祭に参加したというので気になっていた作品です。
 
 「え~っ、今作って【トリエステSF国際映画祭】に出品した作品なの??」
 って、思って期待しすぎて、観る前からハードル上げすぎちゃいました、、、。


 【トリエステSF国際映画祭】で賞を受賞した作品と言って思い浮かぶ作品と言えば、
  『ラ・ジュテ』(1962年)
  『戦慄!昆虫パニック』(ビデオ題:『フェイズIV 戦慄!昆虫パニック』)(1973年)
  『ピルクスの審問』(1979年)
  『ザ・ポゼッション』(1980年)

  と、すごい作品ばかりなので、てっきりどんなすごい作品かと期待しちゃいました。

 でも、良く調べたら、今作は【トリエステSF国際映画祭】で賞を受賞したとかでなく、コンペ部門に参加だったんですね、、、。
 「参加と受賞じゃ大違いですね、、、」

 今作はSci-Fi映画というよりドラマって感じの作品です。
 日本映画が好きな映画ファンには、今作が面白いと思う人もけっこういるかも。

 Sci-Fi映画度    ★
 ドラマ度      ★
 何も起きない度 ★★★★★
    

 大した内容も無く、ドラマのような展開で110分!!
 この内容なら、65~75分くらいで良いのに!!
 良くこれだけのストーリーでランニングタイム110分も使っちゃいましたよね!
 どんなに面白い作品でも100分前後で映画を撮るコトが多いジョン・カーペンター監督のツメの垢でも煎じて飲んで欲しい感じ!!

 子ども時代のエピソードが、延々と延々と、延々と描かれていて、結局それがどうしたの??って感じ。
 その後のストーリーに絡むワケでもない子どものころのエピソード、こんなに必要でしたでしょうか??
 
 寝不足で劇場に足を運んだら、心地よい睡眠に陥りそうなくらい、ダラダラした展開です。

 なんか、今作よりも海外のSF映画ファンには、低予算の作品なら、菊池秀行原作のホラー映画『雨の町』(2006年)とか観て欲しいかも??

 

かなり好きなファンタジー映画(ホラー)『雨の町』

侵略Sci-Fi映画の大傑作『フェイズⅣ 戦慄!昆虫パニック』

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『ハンナ』ハンナとその元工作員の父親

2011-12-17 02:13:36 | アクション

ハンナ
HANNA(2011年アメリカ、イギリス、ドイツ)
 監督          ジョー・ライト
 脚本          セス・ロクウッド
              デヴィッド・ファー
 原案          セス・ロクウッド
 出演          シアーシャ・ローナン
              エリック・バナ
              ケイト・ブランシェット
              トムホランダー
              オリヴィア・ウィリアムズ

 ■ストーリー■
 フィンランドの森の中で、父親とひっそりと暮らす16歳の少女ハンナ。彼女は、元CIA工作員の父親エリックから、幼いころからあらゆる格闘術を教え込まれた戦闘マシーンだった。ある日、ハンナは父親と離れ、母親の仇であるCIA工作員マリッサに復讐するために旅立つのだった。

 ■感想■
 小さなころから、戦闘術を学んだ少女が、母親の仇を討つために、世界をまたにかけ冒険をする!なんていかにも面白くなりそうなストーリーなのに、今一歩、盛り上がらない作品になっちゃいました!
 監督が『つぐない』(2007年)、『路上のソリスト』(2009年)のジョー・ライトですからねぇ~!!
 少女の成長物でも撮りたかったんでしょうか??アクション映画を撮る気はなかったんでしょうねぇ~!!
 アクション映画ファンには、もったいない感じがしちゃいます!!
 アンドリュー・デービス監督や、ブレット・ラトナー監督とかにでも撮ってもらったら、100倍は面白くなったのにッ!!

 それこそ『キック・アス』(2010年)、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011年)のマシュー・ボーン監督に、脚本の段階から参加して作って欲しかったです!!

 なんで、ジョー・ライト監督に、こんなコミックみたいなストーリーの少女が戦う映画を撮らせちゃったんでしょうね?????
 今作のうたい文句は”16才、罪を知るには若すぎる”ですけど、ジョー・ライト監督こそ、アクション映画を撮るには、未熟すぎる!って感じです。

 ヒロインのハンナが倒すのは、追っ手の1人と、ケイト・ブランシェットくらいですもんね。最初のCIAの収容所で暴れるシーンまでは、けっこう良かったんですけどね。
 強敵みたいな、CIAの追っ手は、結局、エリック・バナが倒しているんですもんね。なんか、アクション映画ファンは、バカにされているような印象を受けちゃいました。監督が悪いというより、脚本が悪いってコトなんでしょうけどね。
 でも、アクション映画が、大好きな監督だったら、この脚本では撮らないでしょうね。

 それに大したアクションシーンもなく、ヒロインが旅行している家族と交流を持つエピソードもごくごく普通のストーリーで、ランニングタイム111分は長すぎ!!この内容なら、いや、もっとアクションシーンを入れても、せいぜい100分には収めて欲しいですよね。
 今作の脚本家と監督には、アクション映画を1000本くらい観て、勉強しなおして欲しいです。 50点

ハンナ [DVD]
シアーシャ・ローナン,ケイト・ブランシェット,エリック・バナ,トム・ホランダー,オリヴィア・ウィリアムズ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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『アサシン・ゲーム』ヴァン・ダムvsアドキンス

2011-12-16 00:53:35 | アクション

アサシン・ゲーム
ASSASSINATION GAMES(2011年アメリカ)
 監督          アーニー・バーバラッシュ
 脚本          アーローン・ラサーン・トーマス
 出演          ジャン=クロード・ヴァン・ダム
              スコット・アドキンス
              ケヴィン・チャップマン
               イヴァン・ケイ

 ■ストーリー■
 インターポールは、非合法に暗殺者フリントを組織に潜入させ、組織に大打撃を与えることに成功するのだった。しかし、フリントは正体を見破られ、組織のボス、ポロに目の前で妻を乱暴され昏睡状態にさせられてしまうのだった。その後、助けに来たインターポールによって、ポロは逮捕されるが、フリントは組織の資金を奪い姿をくらますのだった。
 インターポールは、組織の武器を横流しし、得た金を横領したため、証人になるフリントの存在が明るみになる前に始末しようと、フリントが恨んでいるポロを刑務所から出獄させ、フリントをおびだそうとするのだった。一方、ポロの殺しを依頼された殺し屋ブラジルも、フリント同様、ポロを狙っているのだった。

 ■感想■
 ジャン=クロード・ヴァン・ダム、スコット・アドキンス主演のアクション映画。
 監督は、『CUBE ZERO』(2004年)、『エコーズ2』(2007年)のアーニー・バーバラッシュ。

 ジャン=クロード・ヴァン・ダムとスコット・アドキンスは、2008年の『ザ・プロテクター』でも共演しています。
 
 アクションスター、2人が戦う作品かと思いきや、ストーリーが進むに連れて、戦う雰囲気が無くなっていきます。
 アクションスター2人で共闘するのに、倒す相手がイヴァン・ケイって、どう考えても弱い者いじめでは??
 
 DVDのパッケージから見ても、タイトルから考えても、どうしたって、ジャン=クロード・ヴァン・ダムvsスコット・アドキンスだと思っちゃいますよね・・・。
 これってまるで、『マジンガーZ対デビルマン』(1973年)を観たような気分です・・・。アニメの主人公のマジンガーZとデビルマンが戦うのかと思いきや、2人してドクターヘルと戦う作品でした。
 
 なんか、すごく騙されたような気分です。

 でも、アーニー・バーバラッシュの監督作としては、作ったコトそれ自体、意味不明なZ級映画『CUBE ZERO』や、タイトルだけ続編で全然盛り上がらないスリラー映画『エコーズ2』のときよりは、100倍くらい良いです!
 普通に楽しめるB級アクション映画にはなっていますからね!
 もちろん、アクション映画ファンにしかススメられないデキですけどね。

 ジャン=クロード・ヴァン・ダムは、殺し屋のくせに、隣に引っ越してきたポン引き、娼婦のいざこざに関わったりしちゃうところが、いかにもB級アクション映画っぽくて良いです。
 ゴルゴ13なら、絶対に関わらないですよね。
 
 インターポールも、1番のスゴ腕の殺し屋を雇ったんだから、行方をくらましたフリントを追うのを、あきらめちゃえば良いのに、わざわざ見つけ出して殺そうとするから、とんだコトになっちゃうんですよね。
 でも、そうしないと映画にならないから、しょうがないですけどね。

 アクション映画ファンが喜びそうな面白そうなタイトル(原題の“ASSASSINATION GAMES”も)や、DVDのパッケージにプラス10点オマケで、 60点

ジャン=クロード・ヴァン・ダム/アサシン・ゲーム [DVD]
ジャン=クロード・ヴァン・ダム,スコット・アドキンス,ケヴィン・チャップマン,イワン・ケイ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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