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こんな作品をDVD化して!

2013-04-29 19:31:13 | なんでDVD化されないんだ!

 前回の記事で「ホラーマニアックス」第6期でblu-ray発売のお知らせをしましたが、わがままを言うなら、日本語吹替え音声つきでの発売は、すごくすごくすごくウレシイんですが、以前、DVD化されたことがある作品のblu-ray化よりも、もっとマニアックなホラー映画をDVD同時発売でソフト化して欲しいですね!

 ジャンルはホラーでないですが、もう何回も記事にしたことがあるので重複しちゃいますがDVD化希望作品をいくつか

★ルチオ・フルチ監督のジャッロ『マッキラー』(1972年)
  ルチオ・フルチ監督の本格的ジャッロ。ミステリーとしてもしっかり作られてます。

★イタリア版「ニューヨーク1997」、マーティン・ドルマン監督『ニューヨーク2019』(ビデオ題:『サイボーグハンター ニューヨーク2019年』)(1984年)
 日本テレビで深夜放送されたTV放映時の日本語吹替え音声つきでのソフト化お願いします!

★IVCから発売された版は、ハッピーエンド版(良く考えると人類にとってバッドエンディング版)だったので日本劇場公開したオリジナル版の『悪魔が最後にやって来る!

★ルチオ・フルチ監督の未来SF『ローマ2072年虐殺のグラディエーター』(ビデオ題:『未来帝国ローマ』(1983年)
 TV放映時の日本語吹替え音声つきで!

★同じくイタリア製の未来アクション『核戦士シャノン』(1983年)
 ジョー・ダマト監督の傑作!ジョー・ダマト監督作とは思えない!!

★ルイジ・コッツィ監督の007+「エイリアン」、イアン・マッカロック主演のSFサスペンス『エイリアンドローム』(1981年)

★イタリアマカロニSFアクション映画『怒りの標的』(1987年)
 何でもありのイタリアSF!

★ルジェロ・デオダート監督のアクション『サバイバル・ショット恐怖からの脱出』(1983年)のノーカットバージョン!

★マーティン・ハーバート(アルベルト・デ・マルチーノ監督)のアクション映画と思わせて、実はミステリー『ビッグマグナム77』(1976年)TV放映時の吹替え音声つきで。

★ブリティッシュスプラッターホラーのクラシック『愛欲の魔神島 謎の全裸美女惨死体』(1972年)
 TV東京で放映されたときの日本語吹替え音声つきで!

 こんな作品がソフト化されたら、かなり喜んじゃうんですけどね~!
 
 

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『バイオレント・サタデー』ディレクターズカット版DVD化して!

2010-05-20 00:08:08 | なんでDVD化されないんだ!

 当ブログの記事のカテゴリーでほとんど更新されていないですけど、久々に
 “なんでDVD化されないんだ!”
 の記事を更新します!

 いつもは映画の感想形式で書いていますけど、今回は未見のため、「観たい!」というコトだけで記事にします!
 その作品とは、サム・ペキンパー監督の
 
 バイオレント・サタデー』(1983年)です!

 監督  サム・ペキンパー
 脚本  アラン・シャープ
 音楽  ラロ・シフリン
 出演  ルトガー・ハウアー、クレイグ・T・ネルソン、ジョン・ハート、バート・ランカスター
      デニス・ホッパー、メグ・フォスター、クリス・サランドン

 という豪華なキャスティングの作品です。
 ロバート・ラドラムの原作「オスターマンの週末」(後に「バイオレント・サタデー」に改題)と少し内容を変えたスパイスリラーで、最後の展開は「何っ??」って感じですけど、自分は大好きな作品です!
 原作無視のラストもサム・ペキンパー監督だから、全然OKです!
 映画と原作小説は別物ですからね。

 脚本のアラン・シャープは、ジョージ・C・スコット主演の傑作アクション『ラスト・ラン殺しの一匹狼』(1971年)、ジーン・ハックマン主演の探偵物の佳作『ナイト・ムーブス』(1975年)の脚本を書いた脚本家です!その後、原作のいいところを何も活かしていないトンデモSF『世界が燃えつきる日』(1975年)を書いています!
 
 『バイオレント・サタデー』のDVDは、スパイクさんから2001年に発売され、その後、ジェネオンエンタテイメントさんから2004年に再発されました!
 
 ちなみに、スパイクさんから発売されたDVDは、DVDのパッケージに“音声:日本語”となっていたので喜びいさんで購入したら、表記ミスで音声は“英語のみ”というバージョン!
 日本語新録かTV放映用の全長版か飛行機用の版かと思い購入しちゃいました。
 
 「ショックでした!」

 スパイク版も、ジェネオン・エアンタテイメント版も、日本で劇場公開されたランニングタイム102分版!!
 今作は、USA版のディレクターズカット版は、116分!!
 
 ディレクターズカット版!
 ディレクターズカット版!
 ディレクターズカット版!
 サム・ペキンパー監督のディレクターズカット版!

 それだけでも、“必見”なのに、劇場公開版よりも、なんと13~14分も長い版があるんですよね!!
 1983年の作品なんで、けっこう古い印象を持たれる方も多いかもしれないですけど、ケータイ電話が無いくらいで、内容的には、今観ても全然面白い作品になっています!!
 TVの吹替え音源の102分版と、日本語吹替え新録の116分の「ディレクターズカット版」を収録したDVDとか発売してくれないですかね~??
 
 どこかのメーカーさんお願いします!!

 以前、発売されたDVDは、もうかなり前なんで、ディレクターズカット版で再発お願いします!

バイオレント・サタデー [DVD]
アラン・シャープ
ジェネオン エンタテインメント
バイオレント・サタデー [DVD]
ルトガー・ハウアー,デニス・ホッパー,ジョン・ハート,バート・ランカスター
スパイク

原作とは違うラスト!

バイオレント・サタデー (角川文庫 (5690))
山本 光伸
角川書店
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DVD化して欲しい!

2007-12-23 01:38:51 | なんでDVD化されないんだ!
 前回、イタリア映画(オリジナルビデオですけど)の『忌み嫌われる家』(03年)の感想の記事を書きましたけど、そのときにこんな作品をDVD化して!って書きました。スウェーデン映画のアクション映画(多分)“THE THIRD WAVE”や、A・J・クイネルの「燃える男」の映画化“MAN ON FIRE”とかでした!

 でも良く考えたら、他にもDVD化して欲しい作品がいくつもありました。

 イタリア映画のSF映画で何本かDVD化して欲しい作品を紹介すると、

■『ニューヨーク2019』(ビデオ題『サイボーグハンター ニューヨーク2019年』)
2019 AFTER THE FALL OF NEW YORK(1984年イタリア、フランス)
 監督 マーティン・ドルマン(セルジオ・マルティーノ)
 出演 マイケル・ソプキー、ジョージ・イーストマン

 子ども生まれなくなった未来、サイボーグとミュータントが地上にあふれている世界で子どもを生むことが出来る女性を救出するためニューヨークに、サイボーグハンターが行くというSFです。もちろんジョン・カーペンター監督の『ニューヨーク1997』のマカロニ版ですけど、オリジナルに負けないくらい面白い大傑作です!
 SF映画の大傑作です!アクション系の作品が好きな映画ファンだったら絶対に満足するはずです!
 アメリカの西部劇が、イタリアでマカロニウエスタンになったように、今作もオリジナルに負けないようにイロイロと見せ場を用意してます!はっきり言ってSF映画ファン必見!TV東京で何回か放映されてるんで日本語吹き替えつきでDVD化して欲しいです!
 日本語吹き替えにいつも真剣に取り組んでいる株式会社スティングレイさんからDVD化して欲しいです!

■『ブロンクスウォリアーズ 1990年の戦士
 1990 THE BRONX WARRIORS(1982年イタリア)
 監督 エンツォ・G・カステラッリ
 出演 マーク・グレゴリー、ヴィック・モロー、クリストファー・コネリー、フレッド・ウィリアムソン
■『ブロンクスからの脱出
 ESCAPE FROM THE BRONX(1983年イタリア)
 監督 エンツォ・G・カステラッリ
 出演 マーク・グレゴリー、ヘンリー・シルヴァ

 エンツォ・G・カステラッリ監督、マーク・グレゴリー主演のSF2部作!『ブロンクスからの脱出』の方は自信が無いですけど『ブロンクスウォリアーズ 1990年の戦士』はTVの映画劇場で放映してます!これも日本語吹き替え付きでDVD化して欲しいです。
 ストーリー的には、「ニューヨーク1997」系のデストピア系の近未来SF+ウォルター・ヒル監督の『ウォリアーズ』なんですけど、やはりオリジナルの『ウォリアーズ』より100倍以上面白いです!


■『カー・バイオレンス』(ビデオ題『マッド・ファイター』)
THE NEW BARBARIANS(1983年イタリア)
 監督 エンツォ・G・カステラッリ
 出演 ティモシー・ブレント、フレッド・ウィリアムソン、ジョージ・イーストマン

 『マッドマックス2』のマカロニ版です!世界が荒廃した近未来を舞台にした「マッドマックス2」もどきの作品の中でも、特に面白い作品が今作!最後の方で、主人公のスコーピオンが『荒野の用心棒』系みたいな小道具を使うシーンには思わず拍手しちゃいました!(ついニタニタした!って表現の方が正しいかな??)
 今作もTV東京で何回か(2回かな??)放映されているので日本語吹き替えつきでDVD化して欲しいです!

 こういう4作品でDVD-BOXとかどうでしょうね!全作日本語吹き替えつきで!マカロニウエスタンも良いですけど、マカロニなSF映画も良いでしょ!
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『邪拳迫る!死守せよ少林寺秘伝』DVD化して欲しい!

2005-09-29 01:39:39 | なんでDVD化されないんだ!
邪拳迫る!死守せよ少林寺秘伝
達磨密宗血狸飄 SHAOLIN KUNG-FU MYSTAGOGUE(1980年台湾)
 監督    チャン・ペン・イー
 脚本    ワイ・スン
 出演    カーター・ワン、シュウ・フェン
        チャン・イー、ファン・チーク
        ルン・フェイ

 ■ストーリー■
 1646年清の皇帝トウ・オウカンはすでに滅亡した明の残党を討ち果たすべく将軍ベラ・パウロを北京から南方へ派遣した。明の皇帝ロン・ウーはすでに捕らえられ獄死していたが漢民族の新王朝にたいする反感はいまだ強かった。そんな空気にのり明を再興すべくロン・ウー皇帝の弟キン・タンはわずかな忠臣とともに南方へ急いだ。しかし、それはまさに危険極まりない敵中突破であった… 
 

 ■感想■
 1980年の台湾製の武侠映画です。
 画面から察するに3D映画です。TBSの深夜放送で鑑賞しました!だから、もちろん3Dでなく観ました!3Dの立体映画でなくても、スゴク面白い武侠映画です。
 
 TBSで1983年の12月17日の土曜深夜にTV放映されました!
 もし、この映画を観ていなければ、自分は“武侠映画が好き”になっていなかったかも! っていうほど、自分にインパクトを与えた作品です。
 この作品を観たころは、まだ“武侠映画”という言葉さえ知らなかったんです。当時、この作品に1番近い雰囲気の映画といえば、やはり台湾の立体映画の武侠映画『空飛ぶ十字剣』(1977年)でしょうか??
 『空飛ぶ十字剣』も、登場するキャラクターたちが身に着けているものとかが、突然武器になったりする超ブッ飛び映画でした!!『空飛ぶ十字剣』は、不死身の敵ボス、かっこいい主人公、とてつもない武器等でかなり面白かったんですが、今作も負けず劣らず、本当に面白い作品です!!

 もう出てくるキャラクターがスゴイ!!
 “ブッダの奥義18番”を得とくした少林寺の盲目の老僧。
 この“ブッダの奥義18番”という技は危険極まりない技で、得とくした者は途方もない力を得られるが、もし、しくじった者は死ぬことさえある!!という奥義です。
 かつてブッダの奥義18番の巻物を盗もうとした泥棒を捕らえようとして盲目になったっていう設定です。
 この老師のキャラクターが最高です!とにかくメチャクチャ強いです。ハッキリ言って主人公よりも強いです!
 また、性格も最高!少林寺を探っていた清の将軍の密偵を、自らぶっ殺しといて
 「ブッダの哀れみを。安らかに眠れ」って。
 性格も行動もアクション映画度★★★★★で満点です!
 
 敵方のボスの将軍のベラ・パウロの設定もスゴイです!
 鍛えた身体で刀を一切通じないようななってます。
 
 また、将軍が雇った殺し屋ユー・ミンはチベットのスウサというラマ僧が作った2羽で対になった3枚刃の金属の鳥を使ってます。この剣は木にちょっと触れただけで、太い木が切れちゃいます。その上、草むらや地面に投げるとなぜか爆発が!!!
 「なぜ??なぜ??なぜ???)」

 敵方だけでなく、主人公サウ・チェンの妹フェイ・ファンも鎖のついたモリを持ってて、突然モリの部分が、地球の物理法則を無視して敵に向かっていきます。
 今ならワイヤーワークで人間が空飛んでてもそんなに驚かないですけど、1983年に今作を観たときはとにかく驚きました。
 やたら濃いキャラクターたちや、異常な武器で十分インパクトありすぎです!!
 
 一方、カーター・ワン扮する主人公の影が薄すぎって感じです。神谷明が日本語吹替えしてるところ1番ヒーローっぽい特長に!!
 
 また、名前もないような脇のキャラクターも明の再興を信じて国のため、明の皇帝の弟キン・タンのために死んでいきます。
 家臣もそうですけど、牢屋でキン・タンと偶然一緒になった男もウソをついて殺されます。
 名前のあるキャラクターも無いキャラクターも、次々と死んでいきます。
 主人公たちを助けるために颯爽と登場した白装束のイー・チェン・ファンとかも、登場した時はスゴク強そうだったのに、あの退場の仕方は!
 まるで少年ジャンプの連載マンガのキャラクターのように、次の場面のために死んで行きます!

 殺し屋ユー・ミンが使う武器“空飛ぶ金属の鳥”に対して、老師がヒロイン、フェイ・ファンに授けるビルマから持ち帰った剣、これも驚きの剣です。1度見たら忘れられない形してます。    
 「折れてます!!」
 ホントに折れてます!

 不死身の将軍の弱点って何??
 この弱点にもビックリです!
 みんなコミックに出てきそうなキャラクターばかりです。

 映画のラスト、今まで、さんざん主人公たちの仲間を殺してきたユー・ミンが、クライマックスで老師の前で
 「私の願いも明の再興です」
 とか言って自殺しようとして、自殺を止めようと近づいてきた老師を襲います。
  
 すかさず、老師に
 「だまされないぞ」
 と言われると「ばれてたのか。」って!!
 おかしい、おかしすぎる。誰でもだまされないと思うんですだけ…。

 ほとんど、戦うシーンばかりの作品ですけど、あまりのブッ飛びすぎの戦いに、興奮しっぱなし!!
 とにかく、今作のおかげで、TVでカンフー映画を放映するたびに観て、その度にガッカリってことが、しばらく続いた記憶があります。
 後年、カンフー映画と武侠映画が違うことを知ったんですけどネ。
 
 今作はあくまでも個人的に武侠映画のブッ飛びぶりを知ったって言う意味でエポックメイキングだった作品です。
 とにかく『空飛ぶ十字剣』以外で、今作に匹敵する驚きを得た作品はチン・シウトン監督の『妖刀・斬首剣』(1985年)を観るまで無かったです。
 TV放映版の吹替え音源つきでDVD化されないですかねぇ。 120点
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『悪魔が最後にやって来る!』なぜDVD化されないんだ!

2005-03-15 23:19:08 | なんでDVD化されないんだ!

悪魔が最後にやって来る!
HOLOCAUST 2000(1977年イタリア、イギリス)
 監督          アルベルト・デ・マルティーノ
 脚本          セルジオ・ドナティ
             アルベルト・デ・マルチーノ
             マイケル・ロブソン
 原案          セルジオ・ドナッティ
             アルベルト・デ・マルチーノ
 音楽          エンニオ・モリコーネ
 出演          カーク・ダグラス
             サイモン・ウォード
             アゴスティーナ・ベリ
             アンソニー・クエイル
             ヴァージニア・マッケンナ

 ■ストーリー■
 サハラ砂漠に7つの塔を持つ大型原子力発電所を建設しようとする会社の社長ケインは、原発建設反対派から、建設しようとしている原発はヨハネ黙示録に登場する7つの頭を持つ怪物だと言われる。
 始めは耳を貸さなかったケインだが、次々とおこる不可思議な新約聖書「ヨハネの黙示録」との一致から、反キリストの存在を徐徐に信じるようになるのだった。

 ■感想■
 『エクソシスト』(1973年)の大ヒットによって、1970年代に大ブームになったオカルト映画は、その後色んな作品を作り出すことに!!
 
 その中の1つで2006年にもリメイクされた『オーメン』のオリジナルシリーズへの、イタリア映画界からの挑戦(返答)のような作品です!!
 「オーメン」シリーズは1作目『オーメン』(1976年)『オーメン2ダミアン』(1978年)『オーメン最後の闘争』(1981年)とTVムービーの『オーメン4』(1991年)がありますが、今作はシリーズ2作目『オーメン2ダミアン』よりも前に製作されました!!
 
 イタリア映画お得意の2匹目のドジョウですけど、オリジナルの『オーメン』シリーズより
 100000000000倍面白い傑作ホラーです!!

 オリジナルのシリーズが2作目が公開される前に3作目まで越えてしまったストーリー!!


 イタリア映画お得意のパクリ??
 製作の大元の企画の段階では、パクリでしょうが、オリジナルをはるかに超える面白さとスケール感!!

 オリジナルシリーズで悪魔がすることは身の周りの人間たちを、ジェイソンみたいに1人づつ殺していくのに、今作の反キリストは、さっさとサハラ砂漠の原子力発電所建設にとりかかります!!
 ストーリーの規模が違いすぎ!!
 
 さすがイタリア映画!正確にはイギリスとの合作ですけど。
 作るの早すぎ!
 いや、いや、もしかしたら『オーメン最後の闘争』が今作をパクッてるのかも!
 でも、結局、『オーメン最後の闘争』でも人数が増えただけで、そんなにやることは変わっていない??
 
 テーマも、壮大なイメージも、スケール感も、今作の方が良く出来てます!
 新約聖書の最後に書かれた「ヨハネの黙示録」の要素を「オーメン」シリーズより、うまくエンターテイメント映画の要素として取り入れています!

 
 
 監督のアルベルト・デ・マルティーノといえば
 『ゴッドファーザー』(1972年)がヒットしたと思えばスグに『シシリアン・マフィア』(1972年)『続シンジケート』(1973年)を作って、『エクソシスト』(1973年)がヒットすれば、すぐ『レディ・イポリタの恋人夢魔』(1975年)を作った職人監督っていうイメージが強かったですが、今作『悪魔が最後にやって来る!』を観ると、超エンターテイメント作品に才能ある天才監督と思っちゃいます!!
 
 本当に、今作『悪魔が最後にやって来る!』これ1本、監督しただけで、エンターテイメントホラー映画史に名前が残っちゃいます!!
 なんてたって、今作は“オカルト映画ベスト10”に入る面白さですから!!
 
 でも、実は自分は『続シンジケート』も大好きです!!

 マカロニウェスタンの時代から、オリジナルをはるかに越えるアイデアにあふれているのがイタリア映画の良い所ですからネ!
 今回もオカルト映画ファンが喜びそうな要素がいくつも入ってます。
 
 キリストと反キリストは、すべて逆さまっているのとか。
 
 ◆キリストの使徒が12人なので、反キリストの部下は21人とか。
 ◆悪魔の印の《2√231》とか。なぜこの数字が反キリストのマークかというと…。
  紙に書いて紙の反対側から読んで見てね。JESUSになります。
  ビックリです!良く思いつきましたネ!
 
 あと、まだまだ、細かいところにもアイデア詰まっててけっこう考えてるな!って感心します!
 ヘリコプターのプロペラシーンも『ゾンビ』(1978年)より早いでしょ。

 

 エンニオ・モリコーネの音楽も感動的です。最後も感動的です!ちょっと血のシーンが多いのが難点だけど。
 でもこんな面白い作品がなぜDVD化されないの??
 どこかのメーカーさんがDVD化してくれないのかなぁ。でも、アメリカ版のインターナショナル版はDVD化しないでね、イタリア版をDVD化してください。ラストが違いますからネ。  120点


 ★★★★★

 アイヴィーシーよりDVDが2012年9月28日に発売になりましたが、なんと恐れていたカーク・ダグラスが恋人のもとに帰るシーンで終わるアンハッピーエンディング版でした!!(世間的にはハッピーエンド版とも言われているのインターナショナル版
 人類にとって、最悪のアンハッピーで終わるエンディング!子どもの顔見て喜んでいる場合ではない!!

 なのでリンクしません!!

 どこかのメーカーさん、イタリア版を発売して下さい!!

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