@KOBAのムービー!ムービー! 

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2010年もよろしくお願いします!

2009-12-31 08:46:56 | ホントの日記
 2009年も、本日で大晦日!
 「@KOBAのムービー!ムービー!」を読んでくださった方、ありがとうございます。
 
 今年はあんまり映画が観れず、記事の更新が少なくてすみませんでした!!来年もほそぼそと更新していきますので、よろしくお願いします!!

 “今年に観た映画ベスト10”の記事は毎年恒例で2月くらいに記事にします。
 また、来年の記事になりますが、今回は00年度ベスト1(2000~2009)とかもやってみようかな??とも思っています!!

 今年の更新はこの記事で終りになります。
 来年はもう少しだけ更新していきたいと思っていますのでよろしくお願いい足します。
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『ヒッチャー』ショーン・ビーンISジョン・ライダー

2009-12-31 08:03:34 | サスペンス
ヒッチャー
THE HITCHER(2007年アメリカ)
 監督 デイブ・マイヤース
 脚本 エリック・レッド
     ジェイク・ウェイド・ウォール
     エリック・バーント
 出演 ショーン・ビーン、ソフィア・ブッシュ、ザカリー・ナイトン、ニール・マクドノー

 ■ストーリー■
 大学生のカップル、ジムとグレースはドライブへと出かける。深夜になり雨も降ってくる。そんなとき車が故障し立ち往生している男を見かけるがそのまま走り去ってしまうのだった。しばらく行ったガソリンスタンドの店員にその男のことを話していると、トラックに乗せられ助けられたその男ジョン・ライダーがやってくるのだった。ライダーはジムに目をつけ近くのモーテルまで送ってくれと頼んでくるのだった。

 ■感想■
 ロバート・ハーモン監督、エリック・レッド脚本、ルトガー・ハウアー、C・トーマス・ハウエル、ジェニファー・ジェーソン・リー出演の傑作スリラー『ヒッチャー』(85年)のリメイク。
 オリジナル版の主人公がC・トーマス・ハウエルだったのに、今作では大学生ののバカカップルに変更。
 ランニングタイムが98分だったのに、リメイク版では84分と14分も短かくなってます!映画のテンポは良くなってますけど、いくらなんでも84分は短かすぎ!!84分ってことはエンドクレジットを除くと本編は実質80分弱ですからね!!
 
 80分!
 80分!
 80分!

 ハッキリ言って短かすぎ!!つまらない作品は10分も20分も30分も長すぎなのに、なんで今作は実質80分なの??テンポが良すぎで逆に印象に残らないくらいです!!
 ショーン・ビーン演じるジョン・ライダーのキャラクターの強烈さはなかなかのもの!!オリジナル版のルトガー・ハウアーと比べたら可哀想ですよね!!リメイクなんでどうしてもオリジナル版と比べてしまいがちですけど、かなり頑張っています!!
 『ターミネーター2』のロバート・パトリック演じた「T-1000」なみに不気味な印象です!1985年当時のルトガー・ハウアーと比べなければけっこう良い感じです!!

 ショーン・ビーン演じるジョン・ライダーのキャラクター以外の作品全体の印象も、ここ数年の最近の作品のリメイクの中ではけっこう良い部類の作品かも!!
 ただ、主人公がC・トーマス・ハウエルから、大学生のバカカップルに変更したのは、あんまり成功しているとは思えない感じですけどね。主人公のバカぶりに感情移入しにくくなっちゃってます。主人公がいかにもな若者になったのは、若い観客を取り込むためなんでしょうかね??
 ジムとヒロインのグレースが大学生という設定が、クライマックスの反撃に転じるシーンで邪魔になっている気が!!ヒロインのグレースが、まるで『バイオハザードIII』(07年)のミラ・ジョヴォヴィッチになっちゃうんですから!!強すぎです!!
 「おい、おい、大学生だろーっ!!」
 って思わず、突っ込んじゃいました!!

 また、ショーン・ビーン演じるジョン・ライダーの“死にたい度”が減っている気が!!オリジナル版では、人間というより幽霊のような感じで本当に不気味だったジョン・ライダーは、ストーリーが進むにつれて、C・トーマス・ハウエルにつきまとっているのは“もしかしてこいつ殺されたがっているの??”って感じでしたけど、リメイク版ではそこまで死にたがってなさそうな印象です!!
 ストーリーはオリジナル版をなぞっているので、これは、もうルトガー・ハウアーとショーン・ビーンの俳優の差と言ったらそれまでなんですけどね。
 
 オリジナル版の脚本家のエリック・レッドがリメイク版でも関わっています!!そのせいか、オリジナル版とそれほど違う印象を持たない感じの作品になってます。基本的に自分はリメイクなら、オリジナル版と違う魅力を出して欲しいと思っていますけど、これくらい面白いなら、オリジナル版とそっくりでも許しちゃいます!!
 
 オリジナル版が1985年なんで今作の製作当時、すでに22年経っちゃっているんですよね!!でも自分が歳のせいか、1950年代の作品、まぁ100歩譲って1970年代の作品のリメイクは分かるんですけど、1980年代の作品をリメイクする意味ってあるの??て思っちゃうんですよね。
 アメリカとかだったら、1985年の作品とかTVで頻繁にやっていたり、DVDとかでいつでも観れるんじゃないんですかね??
 アメリカの映画を観る普通の若者は1985年の作品なんか観ないんですかね??まぁ、確かに1985年じゃ、ケータイ電話もないですしね。演じている俳優も昔な感じですしね。

 そういえば、今作では完全にストーリーの流れを変えてしまうケータイ電話は冒頭の方で破壊してます。ケータイ電話があったら、主人公たちがすぐに警察に電話できちゃいますからね。
 リメイクとしては、久々に面白い作品を観ましたけど、これはオリジナル版がそれだけ良く出来ていたってコトですね!!1985年のオリジナル版の『ヒッチャー』こそ、日本語吹替え音声つきでDVD化して下さい!!70点

ヒッチャー [DVD]

ポニーキャニオン

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オリジナル版、日本語吹替え音声つきで再発して下さい。
ヒッチャー?(1985) (ユニバーサル・ザ・ベスト第8弾) [DVD]

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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2009年10大ニュース①

2009-12-30 21:36:20 | ホントの日記
 2009年も暮れようとしていますが、年末年始恒例の10大ニュースを記事にします。

①『ザ・クレイジーズ』特別編DVD発売!!

 イギリスの大傑作アクションTVシリーズ「特捜班CI☆5」のDVD等、エンターテイメント映画ファンが大満足のラインアップのDVDを発売している㈱スティングレイさんからジョージ・A・ロメロ監督の傑作SFスリラー『ザ・クレイジーズ』のDVDが発売になりました。
 フジTVで『第2のカサンドラクロス事件 細菌兵器に襲われた街』として放映されたときのTV放映音源の日本語吹替え音声つきでの再発です。
 ネットでの発売になりますので興味のある方はallcinemaSELECTIONのサイトで調べてみて下さい。ちなみに②の『黄金のランデブー』のDVDも同じサイトで調べて下さい。


②『黄金のランデブー』DVD発売!!

 『ザ・クレイジーズ』と同じく㈱スティングレイさんから、アリステア・マクリーン原作の海洋冒険小説の映画化作品『黄金のランデブー』が世界初DVD化!!こちらもTV放映の日本語吹替え音声つきでの発売!!劇場公開版とディレクターズカット版でのW収録。


③ポール・ナッシー氏死去

 スペインの狼男&ホラー映画俳優、脚本家、監督のポール・ナッシー(ナッチー)さんがお亡くなりになりました。
 狼男映画といえばポール・ナッシー!!といわれるくらいの俳優さんです。でも日本で公開されている作品は少ないんですけどね。
 ご冥福をお祈りいたします。


④ポール・ナッシー氏研究本発売。

 最近は本が売れないとか、DVDが売れないとかいう話を聞くことが多くなりましたけど、ホラー映画ファンはこういう本は読む用に1冊、保存用に1冊で計2冊くらい買っておきたいですね。

ポール・ナッシー (映画秘宝COLLECTION 39)
伊東 美和
洋泉社

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ちなみにポール・ナッシー氏出演の作品をいくつか
メサイア・オブ・デッド/ザ・ゾンビ 黒騎士のえじき [DVD]

エプコット

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Dr.ジキル vs. 狼男/ゾンビの怒り(2 in 1) [DVD]

エプコット

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コントラクト [DVD]

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⑤セルジオ・レオーネDVD-BOX発売!

 セルジオ・レオーネ監督の『夕陽のガンマン』『続夕陽のガンマン』『夕陽のギャングたち』のDVD再発!!
 日本語音声の無い部分は同じ声優さんで補完した“完声版”での発売です。
 『夕陽のガンマン』『続夕陽のガンマン』の故山田康雄さんの声の部分は多田野曜平さんの声で追加録音!!

 クリント・イーストウッドさんの代表的なシリーズ「ダーティハリー」シリーズもさんの声で追加録音で日本語吹替え音声つきで再発して下さい!!
 本当はシリーズ4作目『ダーティハリー4』は初回にTBSの「月曜ロードショー」で放映された2時間30分枠の放映音源を使用すればほとんどノーカットで吹替え音声がつけられたのに、吹替え音源捜したんでしょうか??
セルジオ・レオーネ生誕80周年記念 夕陽コレクターズBOX (日本語吹替完声版) [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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⑥外国TVシリーズ放映

 「ターミネーター:サラ・コナークロニクルズ」がフジTV土曜23:10~で放映中です。こんなマトモな時間に外国TVシリーズが放映されるなんてウレシイ限りです。もうつまらない日本のドラマやバラエティ番組は製作しないでアメリカやイギリスのTVシリーズをどんどん放映して下さい。
 またNHKではイギリス製のSFドラマ「恐竜SFドラマ プライミーバル」を年始1月2日~4日に放映。
 第2シーズン「SF恐竜ドラマ プライミーバル第2章」を夏から秋にかけて放映。高い高い受信料を払っているんだから、外国TVシリーズや吹替えのエンターテイメント作品をドンドン放映して!!って思っちゃいます。

 
⑦日本語吹替えつきDVD発売

 今年は色んな作品が日本語吹替えつきで新発売、再発売になりました!
 まずは1983年の傑作スリラー『密殺集団
 こういう傑作だけどあまり話題にならずTV放映もほとんどされなかった作品がDVD化されるのはすごくウレシイです!!
密殺集団 [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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 チャールトン・ヘストン、ジョン・カサベテス主演の『パニック・イン・スタジアム』もDVD化!!
パニック・イン・スタジアム [DVD]

キングレコード

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2009年10大ニュース②

2009-12-30 21:34:43 | ホントの日記
 ジョージ・C・スコット主演の政治サスペンス『イルカの日』も発売に!
イルカの日 [DVD]

キングレコード

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 動物パニック映画と思わせてまるっきり違う展開になるスパックロマン『オルカ
 スパックロマンと言っても意味不明ですよね!!公開当時から意味不明の造語でしたもんね。
オルカ<HDリマスター版> [DVD]

ジェネオン エンタテインメント

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 その他、ジェネオン・エンタテイメントさんから『ソルジャーブルー』、キングレコードさんから『スローターハウス5』のDVDが発売になりました。
 
 再発売作品としてはTBS深夜「金曜ロードショー」で放映された音源つきで『サンゲリア
サンゲリア パーフェクト・コレクション [DVD]

キングレコード

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 TVでオンエアするたびにエアチェックしなくてすむように『コマンドー
コマンドー<ディレクターズ・カット> [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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黄金の七人』『続黄金の七人』のDVDもエスピーオーさんから日本語吹替え音声つきで再発!!
黄金の七人 HDニューマスター版 [DVD]

エスピーオー

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続・黄金の七人/レインボー作戦 HDニューマスター版 [DVD]

エスピーオー

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⑧マカロニウエスタンDVD発売!!
 エスピーオーさんからマカロニウェスタンのDVDが新発売!再発売!
 貴重なTV放映時の日本語吹替え音声つき。一部の作品が再発なのが残念ですけど。
 
さすらいのガンマン スペシャル・エディション [DVD]

エスピーオー

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群盗荒野を裂く スペシャル・エディション [DVD]

エスピーオー

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2009年10大ニュース③

2009-12-30 21:05:44 | ホントの日記
復讐無頼~狼たちの荒野 スペシャル・エディション [DVD]

エスピーオー

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帰って来たガンマン スペシャル・エディション [DVD]

エスピーオー

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黄金無頼 スペシャル・エディション [DVD]

エスピーオー

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シルバー・サドル~新・復讐の用心棒 スペシャル・エディション [DVD]

エスピーオー

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セルジオ・コルブッチ監督の『ガンマン大連合』も日本語吹替えつきで再発!!
ガンマン大連合 スペシャル・エディション [DVD]

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暁の用心棒 スペシャル・エディション [DVD]

エスピーオー

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カリフォルニア ?ジェンマの復讐の用心棒 スペシャル・エディション [DVD]

エスピーオー

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皆殺しのガンファイター スペシャル・エディション [DVD]

エスピーオー

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⑨TV東京「午後のロードショー」と「水曜シアター9」

 今年もたくさんの未DVD化作品や未吹替え音声未収録の映画を放映してくいれました。
 もう民放はTV東京とTV東京とTV東京に!!
 他の放送局もTVで映画を放映して下さい。
 ただし、「木曜洋画劇場」の曜日が水曜日になって名前が「水曜シアター9」に。
 それ以降、放映する洋画が激減!!日本のドラマなんか見たい人間は無視して洋画をドンドン放映して欲しいです!!どうせなら「水曜シアター9」と「木曜洋画劇場」で週2回、ゴールデンタイムで洋画を放映して下さい!!

 「午後のロードショー」で放映された作品をいくつかあげると
 『インターセプター
 『トブルク戦線
 『摩天楼はバラ色に
 『ダーティファイター
 『スーパーコップ90
 『小さな目撃者』(1971)
 『シンドバッド七回目の航海
 『シンドバッド黄金の航海
 あれ、いつもの年よりも少ない気が…。これは他の局が映画を放映しないから、「午後のロードショー」がメジャーな作品を放映する機会が増えてマイナーな作品や有名でない作品が放映される機会が減ったためなの??
 TV東京以外の放送局は、本当につまらないドラマやバラエティ番組を放送してるなら映画枠を今よりも、週に1個は増やして欲しいです!!


⑩「ロリ・マドンナ戦争」原作発売


 なんと映画『ロリ・マドンナ戦争』(73年)の原作が扶桑社ミステリーから発売に!!
 こういう思わぬ発売はウレシイです!!これからもどんどん映画の原作を発売して下さい!!
ロリ・マドンナ戦争 (扶桑社ミステリー)
スー・グラフトン
扶桑社

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 2009年の10大ニュースはこんなところですかね??
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『ザ・フォッグ』ジョン・カーペンター監督作リメイク

2009-12-30 10:45:14 | ホラー
ザ・フォッグ
THE FOG(2005年アメリカ、カナダ、フランス)
 監督 ルパート・ウェインライト
 脚本 クーパー・レイン
 オリジナル脚本 ジョン・カーペンター
          デブラ・ヒル
 出演 トム・ウェリング、マギー・グレイス、ラデ・シェルベッジア、ケネス・ウォルシュ、セルマ・ブレア

 ■ストーリー■
 オレゴン州の小さな港町を持つ島、アントニオ島では4人の男たちによって町が作られたことを記念し、観光シーズンに合わせて彼らの銅像が建てられるのだった。そんなある夜、沖から風に逆らい濃霧がアントニオベイに向かってきていた。そして濃霧は手始めにニックの漁船に乗る住民を殺すのだった。

 ■感想■
 ジョン・カーペンター監督の傑作ホラー『ザ・フォッグ』(80年)のリメイク。
 なんで、ジョン・カーペンター監督の傑作を今さらリメイクする必要があるんでしょう??オリジナル版が1980年の作品だから、25年も経っているからなんでしょうけど、リメイクするなら、オリジナル版とまるっきり違う魅力的な要素を入れて欲しいです!!
 
 登場人物のキャラクターなのか??
 殺される被害者の数なのか??
 オリジナルなストーリーなのか??
 他のもっと変わった要素なのか??

 リメイクなら何かしら新しい作品としての魅力を見せて欲しいです。
 今作を観るマニアックなホラー映画ファンはオリジナル版も知っている人なはずなんですから!!
 
 でも、単純に「ホラー映画でも観ようか??」っていう人にはこういうリメイクも良いのかもしれないですね。
 オリジナル版も知らない若い世代の映画ファンもいますからね。製作したアメリカを含めて、そういう若いホラー映画ファンの方が数も多そうだし。 
 
 オリジナル版に比べるとどうしても出演者が軽い印象を受けちゃいます。
 「ヤングスーパーマン」のトム・ウェリング
 「LOST」のマギー・グレイス
 
 なんかTV俳優がメインなんで印象が軽くなっちゃいます。
 オリジナル版のジェミー・リー・カーティス、ジャネット・リー、エイドリアン・バーボー、ハル・ホルブルック、トム・アトキンス、チャールズ・サイファース、ナンシー・ルーミスと言ったキャスティングと比べても、やっぱり軽すぎですよね。
 
 でも今作の製作スタッフもリメイクとしての魅力を出そうとしてオリジナル版との違いを出そうとしています。
 前作では殺される住民の数は6名でしたけど、リメイク版では殺しまくり!!
 住民たちが殺されるシーンがあんまり描かれていないのは残念ですけど、もっともっとそういうシーンを描いて欲しかったですね。オリジナル版のランニングタイムが89分でリメイク版は99分で10分も長いんですから。
 
 オリジナル版で前半部分で描かれていた突然町中のガソリンスタンドとかで起きる不思議な出来事のシーンとかも描いていないんですから時間はあるはずですから!あの一連のシーンはスピルバーグ監督が『未知との遭遇 特別編』(80年)のために考えていたシーンを先に撮影して使ってしまったとかいうウワサがありましたよね。
 そのエピソードを聞いたときには「ジョン・カーペンター監督ってひどいなぁ」って思ったもんですけど、あとから冷静になって考えると、完成する前にベラベラ他の監督にしゃべってしまったスピルバーグにも問題があるのでは??と思います。
 それに『未知との遭遇 特別編』と『ザ・フォッグ』だったら、『ザ・フォッグ』の方が作品的にもそのシーンが活きている気が!!『』だって、結局は『未知との遭遇』(77年)のシーン撮り直しリメイクでしょ!!チョチョイのチョイ的な作品に言われたくない気も…(実際は大作だからチョチョイのチョイじゃないんですけど)。自分的には『未知との遭遇 特別編』より『未知との遭遇』の方が断然好きですしね。
 点数をつけるなら
 『未知との遭遇』       70点
 『未知との遭遇 特別編』 50点
 って感じなんですよね。

 『ザ・フォッグ』のコトを考えるたびにそのシーンのことが思い出されちゃうんですよね。

 ところでリメイク版の『ザ・フォッグ』ですけど、オリジナル版の霧の中から幽霊が復讐に現れるという単純なアイデアが良かったせいか、それなりに面白い作品に仕上がってます。
 主人公2人の若者に感情移入できないことを除けばけっこう楽しく観れます。
 
 でもアメリカ人は不死身なのかセルマ・ブレア演じるDJは大型車に追突され海に車ごと落ちるのに、次のシーンでは子どもに会うために走ってきます!!
 「あれ、海から這い出たら服がもう乾いちゃったのね。ケガもせずに」
 セルマ・ブレアのおばさんは霧に襲われたら一瞬ですぐに死んじゃったのに・・・。

 最後の展開も、アントニオアイランドの住民皆殺しなの??って展開だと思ったら、なんか意味不明の展開で終りだし、ちょっとガッカリ!!なんで主人公たち生き残るの??55点 
ザ・フォッグ [ノーカット版] コレクターズ・エディション [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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ジョン・カーペンター監督のオリジナル版、日本語吹替え音声つきで再発して下さい!!
ザ・フォッグ 【ベスト・ライブラリー1500円:80年代特集】 [DVD]

ジェネオン・ユニバーサル

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『輪廻』 リーインカーネーション・オブ・杉浦渚

2009-12-27 16:25:54 | 日本映画

輪廻
(2005年日本)
 監督:清水 崇
 脚本:清水 崇
    安達 正軌
 出演:優香
    香里奈
    椎名 桔平
    杉本 哲太
    小栗 旬

 ■ストーリー■
 映画監督の松村は、35年前に起きた無差別殺人事件を題材に映画「記憶」を作ろうとしていた。その事件とは昭和45年、田舎の観光ホテルで医学博士大森の手によって家族を含む11人が惨殺されるというものだった。11人を殺したあと犯人の大森も自殺しており動機は謎のままだった。
 映画「記憶」の出演者のオーディションで主人公のヒロインに杉浦渚が大抜擢される。しかし、渚はこの日以降不思議な幻影を見るようになっていくのだった。一方、女子大生の木下弥生も幼いころから謎のホテルの夢を見ていたが、最近、またこのホテルの夢を見るようになり気にしていた。そんなとき木下は、前世で殺されたという記憶を持つ女優、森田由香と知り合うのだった。

 □■□ネタばれあり!日本映画ファンも読まないで!!□■□
 
 ■感想■
 ジャンル映画界に影響を与えた『リング』(1998年)以降、注目を浴びたジャパニーズホラーの監督6人が作品を作る「Jホラーシアター」のシリーズ第2弾。
 
 第1弾は落合正幸監督のトンデモ系ホラー『感染』(2004年)と、つのだじろうの怪奇コミック「恐怖新聞」を映画化した鶴田法男監督の『予言』(2004年)の2作。
 第1弾が、あまり面白いと思わなかったので、第2弾の『輪廻』はどうだろうと思って鑑賞しましたけど、それなりに面白いホラー映画になってます!!

 優香、香里奈のメインの出演者がホラー映画にマッチしてます。
 ところで「Jホラーシアター」の企画はどうなってしまったんでしょうね??今作を観ててふと「Jホラーシアター」のことを思い出しちゃいました。

 ケータイ小説が原作みたいな恋愛映画や難病物やTVシリーズの映画化作品を製作するんだったら、ちゃんとしたこういうホラー映画を次々作って!!

 面白いかつまらないかは別として、エンターテイメント作品を作ろうとしてくれて、すごくうれしいです。
 
 ケータイ小説が原作みたいな映画やTVシリーズの映画化作品なんて一過性のモノですからねー。
 1年、2年も語られる作品じゃないですしね。
 
 今作『輪廻』もTBSが製作に関わっているんでしょうけど、本当に、これくらいの作品は作って欲しいです!!
 少なくとも世界の映画ファンに見せれるようなジャンルの作品を作って欲しいです!!
 
 日本には、怪獣映画や時代劇やアニメのような世界に誇れるようなジャンルがあるので、Jホラーもそういうジャンルになると良いのに!! 
 時代劇と言っても、最近ブームのホームドラマの延長のような作品じゃなくて、1970年代の血みどろのスプラッター描写満載の若山富三郎版の「子連れ狼」シリーズや石原裕次郎の「影狩り」シリーズみたいな時代劇です。
 

 ところで、今作『輪廻』なんですけど、香里奈演じる女子大生はホラー映画を観たことがないの??変な夢を見るからってその場所を探すなんて!!
 自ら危険に飛び込んでいくなんて!!
 まぁ、今作の場合、惨劇の起きたホテルの場所を探さなくても亡霊たちに連れ去られていってしまうんでしょうけどね。図書館で連れ去られた女優みたいにね。

 それにしても優香が幼い少女の生まれ変わりでないことが分かってから、ヒッパリすぎ!!全体的にテンポが悪いし、ランニングタイム96分は少し長すぎ!!
 あと10分くらい短かったら良かったのに!!
 
 96分でなく86分ならTVの2時間枠で放映してもノーカットで放映しても、たくさんCM入れられたのに!!

 ところで「記憶」を監督していた椎名桔平はどこ行っちゃったんでしょう??
 映画製作中に現場から行方不明になってしまったって解釈で良いんですよね??優香を主演女優にしたから、てっきり椎名桔平が11年前に事件を起こした医学博士の生まれ代わりだと思ったんですけど、優香の正体を含めてちょっとミスリードに引っかかっちゃいました。
 
 大体、リーインカーネーション物って悲劇的なラストの作品が多いから、今作もラストは悲劇的な展開になるんだろうなぁ。と思っていたら、想像したとおり悲劇的なラストに!!
 
 マイケル・サラザン、マーゴット・キダー、ジェニファー・オニール主演のミステリー調のオカルト『リーインカーネーション』(1975年)とかロバート・ワイズ監督のオカルト映画『オードリー・ローズ』(1977年)とかね。
 洋画では2作しか思い浮かばないですけど、この2作品の印象が強くて・・・。

 

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『リーインカーネーション』1975年

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『ダーク・オブ・ザ・デッド』ダル(DULL)・オブ・ザ・デッド

2009-12-26 09:45:17 | ホラー
ダーク・オブ・ザ・デッド
VIRUS UNDEAD(2008年ドイツ)
 監督 ヴォルフ・ヴォルフ
     オームツィ
 脚本 ヴォルフ・ヤンケ
 出演 フィリップ・ダン、アンナ・ソフィア・ブロイヤー、ニコラス・ユルゲンス

 ■ストーリー■
 鳥インフルエンザを研究していたノーベル賞受賞学者の医学博士ベルゲンが謎の死をとげる。ベルゲン博士の孫としてしか見られない生活がイヤで逃げ出した孫のロバートは、家の整理のために友人2人を連れ田舎へ帰ってくるのだった。

 ■感想■
 鳥インフルエンザが変形して人間をゾンビ状態にしてしまう恐怖を描いたホラー映画。
 ゾンビ状態と言っても、本当のブードゥー教のゾンビじゃなくて、ジョージ・A・ロメロ監督が作ったリビングデッド系のゾンビです!!

 とにかく長すぎ!長すぎ!!長すぎ!!
 ランニングタイム93分は長すぎ!!
 魅力の無い若者たちのドラマを延々と分と見せられて、本格的な事件が起きるのが始まってから50分もしてから!!
 フィルムのムダ使いは止めて欲しいです!!

 まず冒頭の車の事故のシーンが意味不明!!このシーンでおよそ1分30秒も!!
 思わせぶりなクレジットを出しながらのオープニングが終わるのにおよそ5分!
 主な舞台となるベルゲン博士の邸宅に主人公達が着くまでにおよそ17分!!
 まぁ、その間に主人公たちがガソリンスタンドで元恋人のマーリーンに出会ったり、昔の町の人間たちと会ってたりはするんですけどね。
 ロバートに恨みをもつポールマンが斧を持って襲ってくるまでにおよそ40分!!
 その後、警官のリーマンがゾンビ状態になって女性を襲うシーンまでに、映画が始まってからおよそ50分!!この映画がゾンビ映画だ!!って展開になるまでに50分!!50分!!50分!!50分!!
 わずか93分の作品なのに、50分!!
 “ゾンビ映画”ファンからメチャクチャ言われているウーヴェ・ボル監督の『ハウス・オブ・ザ・デッド』(03年)が大大大大傑作に思えてきます!
 もともと『ハウス・オブ・ザ・デッド』は自分的にはけっこう好きな作品なんであんまり良い例じゃないですけど。
 それどころか今作『ダーク・オブ・ザ・デッド』に比べたたら、その続編であんまり話題ににもならない『ハウス・オブ・ザ・デッド2』(05年)の方が1000000倍面白いです!!

 ブルーノ・マッティ監督の『サンゲリア2』(88年)の方が映画としてちゃんとした作品になってます!!今作と『サンゲリア2』を比べたら、学生の作った自主映画とハリウッドのメジャー会社の大作くらい違いを感じちゃいます。
 いや、本当にブルーノ・マッティ監督の『ゾンビ2009』(07年)の方が断然スキです!!

 とにかく、演出も脚本も全然魅力的じゃないです!それでも、そんな今作でも、あと25分くらいカットしてプロの声優さんで吹替えで放送されたらけっこう面白くみれちゃいそうな感じです!!
 長すぎ!長すぎ!!長すぎ!!
 こういう監督、脚本家は映画のテンポを考えて作って欲しいですね。

 それでもマニアックな“ゾンビ映画ファン”は観なければいけない作品です!!
 どんなにつまらないと分かっていてもゾンビが出てくるっていうだけで、観続けなければいけないのがゾンビ映画ファンですもんね。自分はそこまでゾンビ映画ファンじゃないですけど…。
 マニアックなゾンビ映画ファンが観たら今作の評価も自分とは全然違うんでしょうけどね。30点 
 
ダーク・オブ・ザ・デッド [DVD]

ファインフィルムズ

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『ミッドナイト・トレイン』夜行列車殺人事件

2009-12-23 18:32:18 | スリラー
ミッドナイト・トレイン
 NIHGT TRAIN(2009年アメリカ、ドイツ、ルーマニア)
 監督  M・ブライアン・キング 
 脚本  M・ブライアン・キング 
 出演  ダニー・グローバー、リーリー・ソビエスキー、スティーブ・ザーン  

 ■ストーリー■  
 吹雪の中、ある駅で深夜の列車ナイチンゲール号に1人の乗客が駆け込んでくる。その乗客は、酔っ払いの客ピートからすすめられたウォッカで大量の薬を飲んだために、その乗客はショックで死んでしまうのだった。
 この事件を車掌のマイルズは報告しようとするが、ピートが死んだ客が持っていた箱を覗くと、なんとその箱の中には500万ドルの価値があるものが入っていたのだった。同じく車両にいた医学生クロエとピートとマイルズはその客が乗っていなかったことにして箱の中身を手に入れようとするのだった。  

 ■感想■  
 ダニー・グローバー、リーリー・ソビエスキー出演のサスペンス映画。  
 TV東京の洋画の未公開DVDのブランド「TX-V」の1本です! 
 
 “謎の箱”の中身をめぐって殺人が次から次へと起こる騒動を描いています。 
  「サスペンス映画なの??」って思ってみていると、箱をめぐって最後は「ホラー映画」のようになっちゃいます。
  「あの箱の正体は何なの??」 意味不明なこういう展開は大好きですけどね。でも、箱の正体がはっきりしないのでジャンル分けしにくい作品です。
 
 未公開の作品としては、可も無く不可も無く、ごくごく普通に観れるレベルの作品です。 
 本当は「TV東京のレーベル」だからホメたいんですけどね。本当に普通の面白さの作品です!
 途中で殺し合いが始まってからは、最後の展開が読めちゃうんで、もう少しランニングタイムが短い方が良かったですね!!ランニングタイム90分っていうのはエンターテイメント作品としては丁度良い長さですけど、今作の場合はちょっとだけ長いかも。
 あと10分くらい短くてコンパクトにまとまっていたら面白かったのに~。  

 最初はダニー・グローバー、リーリー・ソビエスキー、スティーブ・ザーンの3人が犯罪に手を染めて、それがばれるか?ばれないか?をめぐってサスペンスが繰り広げられるのかな??って思っていたら、3人の駆け引きも無く次から次へと新しい登場人物が出てきては、殺し合いを始めて、ドンドンとストーリーが進んでいきます。
 本筋には関係無いと思っていた、なんでもないと思っていたキャラクターが突然暴れだしてストーリーに絡んでくるんで 「え~っ」 って思える展開はけっこう楽しめましたけどね。 

 そういう展開が楽しめただけに、ラストが想像通りだったのでちょっと残念な感じに!!あと少しテンポが悪くてちょっと残念です!!  
 TV東京の洋画の未公開のレーベル「TX-V」も日本未公開の作品を日本語吹替えつきでのDVD発売、これからもドンドン発売していって下さい。
 でも「TX-V」のレーベルって最近の作品がメインなんですよね。 
 1970年~1980年代の未公開作品こそ、本当はDVD化して欲しいんですけどね。最近の作品だったら、香港のノワール物の未公開作品が山ほどあるから香港映画をDVD化して下さい!! 40点
ミッドナイト・トレイン [DVD]

テレビ東京

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ポール・ナッシー氏死去

2009-12-23 07:37:09 | ホントの日記
 そろそろ2009年も暮れようとしていますけど、毎年恒例の10大ニュースの記事を書く時期になってきましたけど、今年の10大ニュースには悲しいニュースが1つ入ってきます!!
 2009年は3月にスペインのホラー映画俳優、監督、脚本家のポール・ナッシー(ポール・ナッチー)さんの本が出たのでモチロン、その本の発行されたことも10大ニュースの1つなんですけど、なんとそのポール・ナッシーさんがお亡くなりになられたそうです。

 ポール・ナッシーといえば“狼男”俳優で、ホラー映画ファン的に言うと世界的に有名な俳優です。
 日本でも狼男映画『狼男とサムライ』(83年)、『ワルプルギスの夜 ウルフVSヴァンパイア』(70年)が公開されました(TVとビデオですけど…)
 
 出演する以外に脚本でも関わった作品で、なんでもかんでも面白くなりそうな要素を取り入れてまさにエンターテイメント映画のごった煮状態の『ヘルショック』(72年)や『ザ・ゾンビ黒騎士のえじき』(73年)を観ればポール・ナッシーさんの偉大さがヒシヒシ感じられます。

 スペインを代表するホラー映画俳優ポール・ナッシーさんがお亡くなりになったっていうのは、すごくショックです。最近でもDVDスルーで『コントラクト』(04年)が発売されたんで、今後もどんどん日本で未公開作が公開されればなぁ!と思っていたのに。

 ポール・ナッシーさんのご冥福をお祈りします。
コメント (1)
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『ザ・シャウトさまよえる幻響』さまよえる芸術映画風

2009-12-22 23:16:04 | ホラー
ザ・シャウトさまよえる幻響
THE SHOUT(1978年イギリス)
 監督 イエジー・スコリモフスキ
 脚本 マイケル・オースティン
     イエジー・スコモフスキ
 原作 ロバート・グレイブス
 出演 アラン・ベイツ、スザンナ・ヨーク、ジョン・ハート、ロバート・スティーブンス、ティム・カリー

 ■ストーリー■
 精神病院でのクリケット大会にスコアラーとして参加したロバートは、同じくスコアラーをやっている男チャールズ・クロスリーと出会う。チャールズは魂が4つに分解されたと信じている男だったが、ある男の話を話し始めるのだった。
 教会のオルガンを弾く音楽家のアンソニーの前にある日、クロスリーが現れ家に招待してくれと頼むのだった。最初はクロスリーの頼みを断るアンソニーだったが、強引さに負けて家にあげてしまうのだった。クロスリーは18年間、オーストラリアにいて魔術を覚えたというのだった。

 ■感想■
 イエジー・スコリモフスキ監督のホラー映画。
 「叫び声」で人を殺害できる魔術を身につけて男を描いた作品です。

 製作年度1978年だからでしょうけど、ゆったりダラダラ系の作品に!!
 叫び声で人を殺せるっていう男が登場するってコトだけが“ホラー映画”としてのジャンルに入りますけど、あとはダラダラ!

 意味不明なシーンが多数出てきて、結局意味不明なストーリーに!!

 ジョン・ハートが手に握っていた石って??
 砂丘に埋められた石って??
 クロスリーを逮捕しにきた警官が倒れますけど、あの警官はあのまま??

 あの石はクロスリーの魂ってコトなんでしょうけど、勝手に観てる人が想像しろっていうことなんでしょうけど、説明不足なのは不親切すぎ。

 今作は「カンヌ映画祭」で審査員賞を受賞した作品なんで、作品のノリというか雰囲気はちょっと変わった作品っていうのは想像していたんですけど、想像通りというか想像以上にというか、とにかくエンターテイメント系の内容なのに、わざと外してるって感じの作品になってます。
 監督が『水の中のナイフ』(62年)、『早春』(70年)のイエジー・スコリモフスキだから、しょうが無いですけどね。期待しないで観たらそれなりに楽しく観れます!!
 
 今作に比べたら同じくオーストラリアの魔術をテーマにした作品でも、ピーター・ウィアー監督の『ザ・ラスト・ウェーブ』(77年)が大エンターテイメントに思えてきちゃいます。

 題材的には魔術を覚えた人間が、周りの人間を殺しまくるみたいな感じでいくらでも面白くなりそうなだけに惜しい感じです。B級ホラー映画としてリメイクしたら面白くなりそうなテーマですよね。リメイクといえば『ザ・ラスト・ウェーブ』もB級ホラー&スペクタクル映画としてリメイクして欲しいですけどね。
 雰囲気がホラー映画っぽくないし、芸術映画っぽいから、変わった作品が好きな人にはたまらない感じなんでしょうけどね。とにかくカルト度は高い作品だっていうのは理解できます・・・。 

 カルト度が高いのと面白いのとは違うコトも理解できます・・・。35点

ザ・シャウト さまよえる幻響 [DVD]

エプコット

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『ザ・クレイジーズ』特別版DVD発売!

2009-12-21 00:00:27 | DVD新譜の記事
 株式会社スティングレイさんから『ザ・クレイジーズ』(73年)のDVDが特別版として発売になりました!
 正式には2009年12月21日発売ですけど予約してましたので早く着きました!!

 「すご~く、すご~くウレシイです!!」

 『ザ・クレイジーズ』は説明するまでも無くジョージ・A・ロメロ監督の1973年の傑作SF映画。細菌兵器に汚染されてしまったアメリカののどかな田舎町の住民とその事実を隠蔽しようとする軍隊の戦いを描く作品です。

 フジTVで『第2のカサンドラクロス事件!?細菌兵器に襲われた街』のタイトルで放送されたときのTV吹替え音源つきでの発売!!こういうエンターテイメント作品こそ吹替えで観たいですからね。
 本編はニューマスターで音声解説つき!!
 特典ディスクとして撮影時フルフレームフォーマット(スタンダードサイズ)での本編をつけての発売というすごい仕様です!!
 また1970年代~80年代の映画パンフレット風の特製リーフレット付き!!

 こういった作品を豪華な仕様でのDVD発売は本当にウレシイです!!

 リーフレットによると今作はTVで3度ほど放映されているみたいですね!!てっきりゴールデン洋画劇場以外では、深夜枠で1回の2度だけだと思ってましたけど、勘違いしてました!!
 
 ジョージ・A・ロメロ監督のファンはもちろん、1970年代のホラー映画、SF映画ファンは必見の大傑作です!!

 興味のある方はallcinemaSELECTIONのサイトhttp://www.allcinema.net/dvd/index.htmlで調べてみて下さい!! 

 実は今作『ザ・クレイジーズ』は、TV放映したときにVHSでエアチェックしたにも関わらず、その後録画した作品を消してしまった作品の1本なんですよね!!
 それ以来、ずっ~~~っと後悔していたんで、今回のこのTV放映音源つきでの日本語吹替えつきでの発売は、すごくウレシイ限りです!!
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『レディ・エージェント第三帝国を滅ぼした女たち』実話映画化

2009-12-20 21:08:37 | アクション
レディ・エージェント第三帝国を滅ぼした女たち
(フランス映画祭2008題:『暗闇の女たち』)
LES FEMMES DE L'OMBRE(2008年フランス)
 監督 ジャン=ポール・サロメ
 脚本 ジャン=ポール・サロメ  
     ローラン・ヴァショー
 出演 ソフィー・マルソー、ジュリー・ドパルデュー、マリー・ジラン、デボラ・フランソワ、マヤ・サンサ、
 モーリッツ・ブライブトロイ
 
  ■ストーリー■
 1944年チャーチルは新しい諜報機関を設立、英国特殊作戦執行部“SOE”の1部隊がフランスのチームを監督していた。SOEに選ばれた女性スナイパー、ルイーズはフランスで極秘任務に就いていた地質学者の救出を命令されるのだった。地質学者はイギリス兵だったが、ドイツ兵の軍服を着ていたためドイツ兵としてポンレベックの陸軍病院に収容されているのだ。
 ルイーズは殺人犯ジャンヌ、爆弾の専門家ガエル、ドイツ将校の元愛人スージー等3人の女性をスカウトし、現地に潜入しているマリアと合流し任務を実行していくのだった。 

 □■□ネタバレあり!!□■□
 ■感想■
 ソフィー・マルソー主演の戦争アクション。
 極秘任務を遂行しようとする5人の女性を描く戦争エンターテイメント作品ですけど、実は、今作は実話だそうです!!
 少人数の精鋭チームが極秘ミッションを遂行するなんて、連合国軍も何考えてるの??
 『侵略戦線』(64年)みたいな設定が実話だなんて!!
 それもノルマンディー上陸作戦に絡む重要な作戦を、わずかな女性に任せるなんて!!
 「女性数名にそんな重要な任務を任せるなんて、ある訳無いでしょ!!」
 って言いたいとこですけど、“実話”って言われたら何の文句も言えなくなっちゃいます!!多少、映画的に脚色してるんでしょうけど、ナチスに捕らえられたら、すぐに口を割っちゃう女性とか、元愛人の将校を殺せない女性など、リアルといえばリアルですよね!!
 だって、“実話”なんですから!!
 
 DVDタイトルの“レディ・エージェント”って軽すぎなタイトル!!
 原題を訳した「2008年フランス映画祭」でのタイトル『暗闇の女たち』もあんまり内容伝えてるかどうかも微妙ですけど…。

 普通、実話を元にしたら、マジメなだけで、面白みのカケラも無い作品が多いのに、今作は実話って言われなければ、分からないくらい面白い作品になってます!!
 それにしても作戦に参加する女性が5人って少なすぎ!!
 頼りになるのは、ヒロインのルイーズ以外だと、先に潜入していたマリアと殺人犯のジャンヌの3人だけですもんね。
 “少ない!!”
 “少ない!!”
 連合国側(っていうより特殊作戦部隊SOE)って、この作戦、なめすぎです!!1番目の作戦に成功した彼女たちに、ハインドリッヒの暗殺の任務が言い渡されますけど、いくらなんでも5人の女性に頼りすぎ!!
 実線経験の無い女性を含めた5人に何をやらせようっていうの?? 
 荷が重すぎでしょ!!
 その後も地元のレジスタンス活動している仲間しか助けに来ないし!!

 エンターテイメント作品で、ああ、良かった!良かった!!ってホッとさせておいて、最後の方でジュリー・ドパルデュー演じるジャンヌの拷問後に殺された写真が出てきます!!
 このシーンはインパクトありすぎ!!エンターテイメント作品でも容赦の無いシーンで観客にナチスの非道さを描いています!!

 未公開作品で、これくらいの作品が観れると大満足です!とにかく面白いです!!これだから未公開作品を観るのを止められないです!! 80点
 
 <声の出演>
 ルイーズ 大垣 理香   ペタン    小松 茜
 スージー 吉崎 藍    ガエル    川崎 芽衣子
 マリア  湖本 もこ   ハインリッヒ 斎藤 亮太
 ピエール 野村 達也   エディ    阿部 晋一
 大佐   加藤 優季

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NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)

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『サスペリア・テルザ 最後の魔女』 3度目の魔女です!!

2009-12-17 21:36:30 | イタリア映画/ホラー(ゾンビ以外)

サスペリア・テルザ最後の魔女
MOTHER OF TEARS(2007年イタリア、アメリカ)
 監督:ダリオ・アルジェント 
 脚本:ダリオ・アルジェント
    ジェイス・アンダーソン
    アダム・ギーラッシュ
 原案:ダリオ・アルジェント
 音楽:クラウディオ・シモネッティ
 出演:アーシア・アルジェント
    クリスチャン・ソリメノ
    モラン・アティアス
    フィリップ・ルロワ
    ダリオ・ニコロディ
    ウド・キア
    ヴァレリア・カヴァリ
    市川 純

 ■ストーリー■
 イタリアのヴィテルボの工事現場から、古い柩と遺品入れが発見された。遺品入れは調査のため、オカルトに強いローマの美術館の館長マイケルへと送られるのだった。マイケルが不在の間にジゼルとサラはその遺品入れを開けてしまうのだった。そのため、最も邪悪な魔女“涙の母”の封印が解かれ甦ってしまうのだった。

 ■感想■
 ダリオ・アルジェント監督のホラー映画。
 『サスペリア』(1977年)、『インフェルノ』(1980年)に続く魔女3部作のシリーズ3作目。
 脚本は『殺人鼠 KILLER RATS』(2003年)、『ツールボックス・マーダー』(2003年)、『遺体安置室 死霊のめざめ』(2005年)のジェイス・アンダーソン、アダム・ギーラッシュ。
 
 な、なんと『インフェルノ』が1980年の作品なので27年ぶりの続編です!!

 待ってました、、。
 
 「もう3作目は作られないだろうなぁ」って思っていたら、とうとう観るコトができました!!

 ヒロインにはダリオ・アルジェント監督の娘のアーシア・アルジェント。
 ヒロインの母親エリザ役にダリオ・アルジェント監督の公私に渡るパートナーだったダリア・ニコロディ!!
 このキャスティングだけでもダリオ・アルジェント監督のファンはウレシクなっちゃいます。
 音楽はダリオ・アルジェント監督の作品でお馴染みのクラウディオ・シモネッティ!!

 ダリオ・アルジェント監督も超ベテランだからなのか、今作『サスペリア・テルザ最後の魔女』は普通のホラー映画っぽい作品になっちゃってます!!
 普通にストーリー展開が理解できる正統派のオカルト映画になっっちゃてます!!
 
 でもゴアシーンはきっちり描かれます!!
 

 魔力を持つヒロインと魔女の対決を描く正統派のホラー映画になってます!!
 オーソドックスな展開のストーリーに、見せ場として残酷なゴアシーンを要所、要所織り交ぜ一切退屈させない超エンターテイメント作品になってます!!
 ダリオ・アルジェント監督のトンデモ系を期待していると、かえって楽しめないかもしれないですけど、自分は大満足!!

 自分的には、ダリオ・アルジェント監督の魔女3部作では『インフェルノ』と今作は同じくらい好きです!!
 『インフェルノ』は、意味不明な残酷シーンの連続!中盤まで誰が主人公か分からない展開!
 やたらあっけないラスト!
 とにかく好きなんです!!

 あのあっけないラストについては今作で、ちゃんと説明されているんですけどね!!
 でも『サスペリア』もあっけないラストでしたよね!!
 
 「今作では、超能力を持ったサラと“涙の魔女”の対決がシッカリ描かれるんだろうなぁ」って思って観ていたら、なんと、なんと前2作に負けないくらいあっけないラストの対決!!
 
 ダリオ・アルジェント監督にとって、ヒロインと魔女の対決シーンなんて興味ないんでしょうね!!ヒロインやその他のキャラクターたちが追いつめられたり、殺されたりするシーンだけ撮りたいのかもしれないですけど、いくらなんでも今作のラストはあっけなさすぎ!!

 それにしても、今作のランニングタイム102分は短い!短い!短かすぎ!!あと20~30分くらい長くても良かったのに!!
 
 工事現場から棺が発見されたオスカーのエピソードがイラストで説明されたりするのって予算が無かったんでしょうか??あの19世紀のシーンも実写で観たかったです!!
 誰かダリオ・アルジェント監督に2000万ドルでも3000万ドルでもプラスで制作費あげて下さい!!

 あとローマの街で人々が暴動を起こすシーンとかもショボすぎです!悲しい!悲しすぎ!!自分が大富豪だったらダリオ・アルジェント監督にお金出しちゃうのに!!

 ヒロインの恋人マイケルの子どもポールがどうなたのかもセリフでしか説明していないし、とにかく、ランニングタイムが短かすぎ!!本当にあと30分くらい長くても良かったのに!!残念です!!
 ダリオ・アルジェント監督の次回作にも期待しちゃいます!!

 <声の出演>
 サラ(アーシア・アルジェント)  斎藤 恵理
 エンゾ(クリスチャン・ソリメノ) 咲野 俊介
 マイケル(アダム・ジェームズ)  遠藤 純一
 ヨハネス(ウド・キアー)     高岡 瓶々
 エリザ(ダリア・ニコロディ)   瀬尾 恵子

 

『サスペリア』

『インフェルノ』

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『マイフェアレディースお嬢様を探せ』T・ケンリック原作ドラマ

2009-12-12 09:32:09 | 日本映画

マイフェアレディースお嬢様を探せ
(1985年日本)
 監督:金子 修介
 脚本:那須 真知子
 原作:トニー・ケンリック
 出演:柴田 恭平
    田中 美佐子
    沖 直美
    左 とん平
    寺田 農

■ストーリー■
 1980年、宝石の故買屋、山森は、死ぬ1週間前に出会い惚れた娼婦、草薙直美に4億円相当のエメラルドが17個ついたネックレスを形見として残すのだった。
 山森はそのエメラルドのネックレスを草薙に渡すよう仕事のパートナー安藤に渡すように依頼するが、しかし、安藤は草薙直美の顔を知らなかった、、
 1985年、草薙直美になりすまそうとした女性が殺される事件が発生する。安藤が草薙になりすまそうとしたニセ物を殺したのだ。新聞記者の服部はその事実を突き止め、エメラルドのネックレスを手に入れようと娼婦のマーシャを草薙に仕立てようとするのだった。
 草薙直美はお嬢様出身ということでマーシャにお嬢様に化けるよう訓練をするが、あるパーティでトラブルを起こしムリなことが判明し、逆にお嬢様を娼婦にして、エメラルドのネックレスを手に入れようと計画するのだった。そんな2人は久世静という演劇経験のあるお嬢様を見つけるのだが、、、。
 
 ■感想■
 「殺人はリビエラで」「スカイジャック」「三人のイカれる男」等、傑作ユーモア系というより“スラップステッィク系”のミステリー作家トニー・ケンリック原作のTVムービー。
 もともとはフジTVの「木曜ドラマストリート」用に作られた作品だったらしいですけど、年末のスペシャルドラマとして放映された作品です。こういう作品を20:00~の時間枠で作った時代って良いです!!
 
 安藤は猛犬に男を襲わせる!
 娼婦のマーシャはヒモの左とん平にボコボコにされる!
 拳銃で撃たれて死にまくり!
 最後は尖った木片に突き刺さり血まみれ!

 なぜ、今、こういうシーンがTVドラマで放映されないのか??
 超疑問!!
 残酷なシーンやエロシーンが放映されて怒るなら、怒るような視聴者はそんな番組を観なければ良いだけの話なのに!
 自分で選んだ番組を観てて、エロシーンが出てきてクレームがつくこと自体良く分からないです!!
 製作側や放映する局での自主規制なんでしょうか??
 
 1980年代だったら「土曜ワイド劇場」でも、エロエロシーンなんか普通だったのに、、、。
 最近のTVは、自主規制、自主規制で小さい子どもからお年寄りまで見れるまるっきり毒の無いシーンばかりのドラマばっかり放映して、ショッカーの「日本人総バカ化計画」でも進められてるのかな??って思っちゃいます!!

 1980年代って、ドラマの原作にトニー・ケンリックを持ってくるなんて、よっぽどネタが無かったんでしょうね~!!(良い意味で、、)
 トニー・ケンリックの初期の作品の持つ魅力の数々!!軽妙でスラップスティックで残酷シーンも用意された世界観が日本の風景とまるっきり合わないです!!

 アメリカ映画のように普通に娼婦が出てきたり、エメラルドを渡す相手を探す寺田農が、殺人や暴行しまくりなのに警察が全然出てこなかったり、本当に変な感じ!!

 それにしてもトニー・ケンリック原作の作品をTVムービー化なんて冒険しすぎ!!
 どうせだったら「リリアンと悪党ども」「バーニーよ銃をとれ」「俺たちには今日がある」「暗くなるまで待て」 とかもドラマ化しちゃえば良かったのに!!
 日本製の「バーニーよ銃をとれ」なんて違和感たっぷりで凄そう!!
 
 でも、ちゃんとした原作小説を映像化しようとする試みや企画を通したことがスバラシイです(←本気で思ってます!!)


 実は「三人のイカれる男」は“NOBODY'S PERFEKY”(1981年)として映画化されています。ビデオバブルのときもソフト化されませんでした!!脚本もトニー・ケンリックが書いているので観てみたいですネ!!
 最新のC級映画、D級映画、Z級映画をソフト化するんだったら、未公開のこういう作品をソフト化して欲しいです!!でも色んな作品がソフト化されている割に、香港映画の最近のノワール物、イタリア映画の1970年代~1980年代のエンターテイメント作品(ジャッロ、警察物)、フランス映画のノワール物、アクション映画とかって全然、ソフト化されない!!
 なぜ??
 まぁ、「なぜ??」って聞かれても、売れないからとかってすぐに答えられちゃいそうですけど、発売して欲しいなぁ!!

 今ってTVでもバラエティやバラエティやバラエティやバラエティばっかりで、映画も放映しないから、映画の面白さを知らない若い人って昔と比べたら多いんでしょうね!!
 『SFこうもり人間 洞窟からの恐怖』(1974年)
 『ヘルショック』(ビデオ題:『傴僂男ゴト/戦慄の蘇生実験』)(1972年)
 『パトカー・ハイウェイ』(別題:『悪いのは奴らだ』(90分枠))(1976年)
 『人喰いシャーク バミューダ魔の三角地帯の謎』(←タイトル、ちょっと自信無いです。もしかしたら「人食いシャーク」だったかも??)(1978年)
 とかいった作品を観て洋画ファンが圧倒的に増えるとは思いませんけど、エンターテイメント作品の面白さを感じる映画ファンはいるはず!!

 TV局の自主規制がうるさいなら、2時間サスペンスを放映するなら、「刑事コロンボ」を放映すれば良いのに!!ミステリー映画の面白さを感じる人が増えるはず!!本当に映画枠自体、減りましたよね!!

 けっこう楽しく観れました、、。

原作はトニー・ケンリック!!

 

 

 

 

 

 

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