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『元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件』 スウェーデンスリラー

2022-01-03 10:35:40 | スリラー

元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件
HORIZON LINE(2020年スウェーデン、アメリカ)
 監督:ミカエル・マルシメーン
 脚本:ジョッシュ・キャンベル
    マシュー・ステューケン
 出演:アリソン・ウィリアムズ
    アレクサンダー・ドレイマン

 ■ストーリー■
 都会の仕事を希望するサラは南の島でスキューバダイビングのインストラクターの恋人ジャクソンと別れることに、、。1年後、ロンドンで働くサラは友人の結婚式のため、インド洋の南の島へ戻ってくる。同じ結婚式に出席する元カレ、ジャクソンと再会し一夜をともに。つい寝過ごしてしまい結婚式場の島への連絡船フェリーに乗り遅れてしまうのだった。フェリーは1日1便しかないためたサラは軽飛行機で結婚式場に向かうことに、、、。
 軽飛行機では、同じくその島へ向かう同乗者がいるのだが、その同乗者はジャクソンで気まずい雰囲気に。気にしないようにし、飛び立つのだが、離陸してしばらくするとパイロットが心臓発作により急死してしまうのだった、、、。
 
 ■感想■
 当初のタイトル”元カレとセスナに乗ったらパイロットが死んじゃった話”が『元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件』に変更になったことが話題になった作品。
 どちらのタイトルでも、かなり軽めのスリラー映画だと思って観たら、すごーくマジメなスリラー映画でした。
 それでも、なぜ、ツイラクがカタカナ??


 ちなみに、映画に登場する小型飛行機はセスナでなく、ジップスエアロG8エアバンなので、タイトル変更はしょうがないでしょうか??
 でも、日本でセスナって言ったら、軽飛行機の代名詞みたいになっちゃってますからね。
 文具のステープラーをホッチキスと言ってしまったりするのと同じようなものでしょうねぇ、、、。

 飛行機に乗ってしばらくすると、パイロットが心臓麻痺で死亡!
 GPSは故障!
 自動操縦もオフ状態!


 燃料も減ってきて、、、。

 乱気流に突入、、、。

 実際に起きたら、大パニックですが、エンターテイメントのスリラー映画的にはすごーく地味地味。
 でも、燃料が漏れたりして、飛んでる飛行機で燃料パイプを修理したり、飛行機の上に乗ったり、なんでこんなコトに状態!!

 こういうこじんまりとしたパニック映画ってあんまりなかったかも??

 元カレと再会し、パーティシーンの後の、ついHしちゃうみたいなシーンの翌日、ほとんどが飛行機の中のシーン!!
 ほとんどが手に汗握りっぱなし!!

 面白すぎ!!  

 監督は『コールガール』(2012年)のミカエル・マルシメーン。
 『コールガール』は「スウェーデン映画祭2014」で上映されたようです。今作と違い、2時間20分の長い作品です。
 映画祭で上映されただけで、その後、ソフト化されない作品ってけっこうあるんですよね、、。
 大半がソフト化されず、それでもいくつかの作品は、忘れたころにそっとソフト化される作品もあるんですけど、、、。
 その他には劇場作品では2014年の”Gentlemen”も監督しています。こちらも2時間21分の長い作品。
 今作を観る限り、すごーく面白いのではないかと想像しちゃうんですけど、どうなんでしょう??

 120分超なのが少し気になりますが、2作品とも観てみたいです、、。

 Z級の作品や、観たらすぐに忘れてしまうようなアクション映画も良いですが、スウェーデン映画も公開して欲しいです。

 

 

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『それ行けスマート0086笑いの番号』 「スターチャンネル」で放送!

2022-01-02 19:05:22 | ホントの日記

 あまりリアルタイムで、ニュースを発信したり記事にしたりしないんですが、BS放送の「スターチャンネル」のレアな日本語吹替放送ということで、『0086笑いの番号』(VHS題:『それ行けスマート 0086笑いの番号』)(1980年)のTV朝日系「日曜洋画劇場」で放映した日本語吹替版を放送しています。
 2022年1月2日に放送していました。(過去形です、、、すいません。。)

 リピート放送は、2022年1月12日(水)、1月15日(土)

 「スターチャンネル」では、特集で”激レア地上波吹替版”の放映していますので、BS放送が映る環境の方は、この『それ行けスマート 0086笑いの番号』の日曜洋画劇場版を観るだけでも契約する価値があるかも??

 その他の作品としては『プライベートスクール』(「ゴールデン洋画劇場」版)、『エアポート80』(「日曜洋画劇場版」)、『ひきしお』(「土曜映画劇場」版)、『黄金の七人』(「木曜洋画劇場版)、『続 黄金の七人』(「土曜映画劇場」版)、『海辺のホテルにて』(「木曜映画シネマシアター」版)、『ゴースト ニューヨークの幻』(「ゴールデン洋画劇場」版)も放映されているので、地上波の吹替ファンは、契約検討しても良いかもしれないですね、、。

 『プライベートスクール』
  1月3日、11日、26日
 『エアポート’80』
  1月13日、30日
 『ひきしお』
  1月3日、17日、20日
 『黄金の七人』
  1月14日、28日
 『続 黄金の七人』
  1月14日、28日
 『海辺のホテルにて』
  1月16日、31日
 『ゴースト ニューヨークの幻』
  1月15日

 
 自分的には、”マッドマックス2+ニューヨーク1997”系のイタリア映画の数々『カーバイオレンス』(VHS題:『マッド・ファイター』)(1983年)、『ニューヨーク2019』(VHS題:『サイボーグ・ハンター ニューヨーク2019年』)(1984年)、『ブロンクス・ウォーリアーズ』(VHS題:『ブロンクス・ウォリアーズ1990年の戦士』)(1983年)、『未来帝国ローマ』(1983年)、『ラスト・ソルジャー』(VHS題:『ザ・エクスキューター』)(1983年)や、ジャッロ『ドレスの下はからっぽ』(1985年)、『美人ダンサー襲撃』(1977年)や、深夜に吹替で放送されたジャン=ポール・ベルモンドの『パリ警視J』(1984年)の地上波吹替版とか激レアで観たいんですが、、、。

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『ジェノサイド004』 オーストラリアSci-Fi映画。

2022-01-01 20:17:06 | アクション

ジェノサイド004
MONSTERS OF MAN(2020年オーストラリア)
 監督:マーク・トイア
 脚本:ジェフ・ハンド
    マーク・トイア
 原案:マーク・トイア
 出演:ブレット・チューター
    ホセ・ロセット
    ニール・マクノドー
    デヴィッド・ハヴァティ
    ポール・ハーパニエミ
    マー・ライネット
    カイリ・トラン

 ■ストーリー■
 現在200社以上の企業がAI搭載のロボットを作っているが、多くが軍事目的である。
 カンボジアとベトナムと国境付近の森林に、麻薬組織の武装した村の偵察を実験場として、戦闘型ロボットが森の中の村に4体投下されるのだった。そのころ、その村へは、車が故障し道に迷った末にたどり着いた医療ボランティアの学生のジョーダンのグループがやってきていた。村人たちからは良くは思われていなかったが、村人キアラの厚意ににより1晩だけ村に泊まることに。
 ロボット4体のうち投下のときに1体、BR4が故障、BR1、2,3の3体で任務を実行することになるのだった。指令コードにバグが発見され任務は翌日スタートすることに。翌朝、キアラの子どもリープがBR4のコントロール装置を外したためBR4が動き出すのだった。
 そして、ロボット3体による村人殺戮が始まるのだった。村にはまだ医療ボランティアの学生たちや、かつて任務に失敗してトラウマを抱えた元特殊部隊のメイソンが住んでいて、キアラ、リープを連れ村から逃げようとするのだが、、、。

 
 ■感想■
 東南アジアのジャングルに投下された戦闘型ロボットを描くオーストラリアのアクション映画。

 昨年のベスト10にあげた作品ですが、記事にしていませんでした。
 ランニングタイム132分と少しだけ長めの作品ですが、全然だれることなく最初から最後まで緊張感ある132分でした!
 ロボットの操作を管理する開発者、ロボットを軍事利用するための軍部、麻薬組織、ボランティアの医師のグループ、元特殊部隊員がからんでストーリーが進んでいきます。
 
 AI搭載のロボットが自我に目覚めたり、元特殊部隊員がトラウマを抱えていたりと、こういう作品を観なれた映画ファンにとっては定番の展開で、展開が読めてしまいがちですが、すごーくマジメに作っていてエンターテイメント作品として本当に面白いです!!

 ジャングルでロボットが暴れる作品といえば、イタリア映画ファンは、ヴィンセント・ドーン(ブルーノ・マッティ)監督、レブ・ブラウン主演のアクション映画『サイバーロボ』(1988年)がすぐに思いつくと思いますが、、、全然完成度が違います。
 製作費、製作期間も全然違うと思いますが、、。
 『サイバーロボ』は、ロボットがメインでなく、『プレデター』がヒットしたから、エイリアンをロボットのして作っちゃいました系の作品ですが、、。
 でも、自分は、ブルーノ・マッティ監督の作品、けっこう好きです!!
 『エイリアンネーター』(1989年)、『ストライクコマンドー』(1986年)、『サイバーロボ』等々、Z級の作品を観なれた今観ればすごーく大作に見えるかも、、。
 ブルーレイ化してくれないでしょうか??『ストライク・コマンドー』(TV放映タイトル:『地獄のバトル・コマンドー』)はTV放映時の吹替音声つきで。


 
 今作『ジェノサイド004』ですが、面白すぎ!オーストラリア映画のエンターテイメント作品。

 監督のマーク・トイアは今作で、脚本(ジェフ・ハンドと共同脚本)、製作、撮影(トニー・オロックランと共同)もしています。

 今後も要チェックですね。監督作は、今のところ今作のみのようですが、、、。

 こういう作品があるから、劇場未公開映画を観るのをやめられないです!!2時間半枠で地上波で放送してくれると、何気なく観た人が映画好きになるのに、、とも思うんですが、。

 

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あけましておめでとうございます。

2022-01-01 19:35:54 | ホントの日記

 2022年新年、あけましておめでとうございます。

 2021年前半は記事の更新できていたんですが、後半からかなりスロウペースになり、いつものようになってしまいました。
 2022年は記事の更新ができると良いんですが、、。
 果たしてどうなることやら、、。
   
 映画を観るたびに記事を書けばいいんですが、入力しながら観るのもつらくて、、。

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