「クイズ５パーソンズ２」映画の巻き

　今日、仕事中、運転しながら、AM放送の文化放送の“玉川美沙「たまなび」”を聞いていたら、１６：００からのクイズコーナー「５パーソンズ２」で映画が題材でクイズが出題されました。

　ちなみにクイズ「５パーソンズ２（ツー）」とは
　あるテーマのに対して、５人の出題者がイメージするものを当てるというクイズです。それぞれ５人が出題する問題に１問正解するごとに賞金が２０００円づつもらえるというシステムです。でも、不正解すると今までの賞金は０になってしまうというクイズミリオネア形式のものです。

　
　で、今日の問題なんですけど、ちょっと覚えてる範囲で書いてみます。

１問目）レオナルド・ディカプリオがカッコ良いです。
　　　　こんな話が実際にあった話だなんてカッコ良いです。

２問目）シリーズ全部観てます。
　　　　マーロン・ブランド、アル・パチーノ
　　　　イタリアンマフィア、シチリアがふるさとなんですよね。　
　　　　実際はNYで抗争が展開するんですよね。

３問目）映画についての作品です。
　　　　少年とおじいさんの映画です。
　　　　最後のキスシーンの編集したシーンでは泣いちゃいました。
　　　　音楽も良かったです。

４問目）ケビン・コスナー主演の野球映画です。
　　　　とうもろこし畑が野球場になるシーン良かったです。

５問目）６月にはシリーズ４作目が公開されます。
　　　　僕はこの第２作目が好きです。

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　これが、問題だったんですけど、みなさん、わかりましたか？？
　自分は１問目ですでにアウトでした！！
　ディカプリオ主演で“実話”！」
　「ピンポーン！答えは『アビエイター』（2004年）だぁ！」って思ったら、答えは
　
　
　　なんと、なんと、なんと『タイタニック』（1997年）でした！！
　「なんでジャックとローズの話が実話なんだよ～ッ！！」
　思わずラジオを聞きながら、突っ込んじゃいましたよ！！

　２問目が「ゴッドファーザー」シリーズ
　３問目が『ニューシネマパラダイス』
　４問目が『フィールド・オブ・ドリームス』
　５問目が「ターミネーター」
　でした！５問目も難しすぎ！！

　４作目が公開されるってだけのヒントが少なすぎ！！
　『死霊のはらわた』じゃないし、ジョージ・A・ロメロ監督の“・・・OF　THE　DEAD”じゃないし…。『スパイダーマン』かな？？『アンダーワールド』は３作目だし…。『X－メン』でもないし！って全然分かりませんでした。

　「う～ん、難しすぎ！！」

　『ターミネーター』は好きな作品だったのに…。

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ディカプリオと言えば『クイック＆デッド』
DVDは１０５分版のアメリカ公開版なので要注意！
シャロン・ストーンとラッセル・クロウのHシーンは無いです！

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『ゴッドファーザー』は、自分向きの作品で無いけどけっこう好きです！
でもアルベルト・デ・マルチーノ監督、トーマス・ミリアン、マーティン・バルサム主演『続シンジケート』（1973年）の方が１００倍好きだったりして・・・。

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『密殺集団』DVD発売！

　DVD新譜の情報をネットで検索していたら、「な、な、なんと『密殺集団』（83年）のDVDが発売とのこと！」と知り、超喜んじゃいました！
　２０世紀フォックス・エンターテイメント・ジャパンさんから２００９年７月３日に発売になります！

　監督は『カプリコン１』（1977年）『カナディアン・エクスプレス』（1990年）のピーター・ハイアムズ。
　出演は、マイケル・ダグラス、ハル・ホルブルック、ヤフェット・コットー
　証拠不十分ということで、釈放されていく犯罪者たちの存在に怒りを感じた判事が体験するスリラー映画です！！
　とにかくサスペンス映画ファン必見の作品です！

　自分的には、最も好きなサスペンス映画の1本です！！

　
　ところで、今回発売になるDVDですけど、なんと音声は、
日本語吹替えつき！！
　果たして、日本語吹替え音声は、TV音声なんでしょうか？？それとも新録なんでしょうか？？

　吹替えのキャストを見たら
　マイケル・ダグラス(田中秀幸)
　ハル・ホルブルック(阪修)
　ヤフェット・コットー(加藤精三)
　シャロン・グレス(榊原良子)
　
　です。この豪華な配役は、どう考えても、TV放映版の吹替え音源使用みたいですよね。
　実はTV放映した今作を、VHSにエアチェックしたものがあるんですけど、実家にあるんで、ちょっとすぐには調べられないんですよね！

　確か、自分の記憶では、『密殺集団』は、関東地区では、フジTVの深夜枠で1度放映しただけだったはず。（記憶違いだったらすいません）
　１０５分くらいの枠だった気がするんで、深夜枠の１０５分なんで、ゴールデンタイムの２時間枠と同じくらいの本編でしょう。そうだとすると、９０～９６分くらいの本編なんで、１０分くらいは吹替え音声が無いんですね！！
　上記の豪華なキャスティングで、１０９分、全編吹替え音声があったら、すごいのにっ！！それでも、長らく未DVD化だった、こういう傑作サスペンス映画が吹替え音声つきでDVD化されるのは、スゴク、スゴクうれしいコトです！！

　今から発売が楽しみです！！今般のDVDのリリースは、最初から廉価版での発売ですけど、自分的には、今年の１０大ニュースに入っちゃうくらいのニュースです！！指折り数えて待ってます！！

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『バリスティック』爆発！爆発！バンデラス！

『バリスティック』
BALLISTIC　ECKS　VS．SEVER（２００２年アメリカ、ドイツ）
　監督　　　　　　　　　　カオス
　脚本　　　　　　　　　　アラン・マッケルロイ
　出演　　　　　　　　　　アントニオ・バンデラス
　　　　　　　　　　　　　　ルーシー・リュー
　　　　　　　　　　　　　　タリサ・ソト
　　　　　　　　　　　　　　レイ・パーク
　　　　　　　　　　　　　　グレッグ・ヘンリー

　■ストーリー■
　DIA長官ガントの息子マイケルが元DIAのエージェント、シーバーにさらわれてしまう。その後、元FBIの捜査官エクスの前に、FBI副長官がやってきてマイケルの誘拐事件の捜査の依頼をするのだった。最初、依頼を断るエクスだったが、７年前に事故で死んだと思っていた妻が生きていて、その居場所を教えるという条件を出され、捜査を始めるのだった。

　■感想■
　アントニオ・バンデラス、ルーシー・リュー主演のアクション映画。
　今作も「観よう！観よう！いつか観よう！」と思っているうちに、とうとう日曜洋画劇場（2009年4月26日）で放映してくれました。地上波初放映ですけど、今作は、地上波で放映するまで時間がかかりましたね。
　こういうアクション映画で、オリジナルタイムもエンドクレジットを入れて９０分強の作品なんで、もっと早くTVで放映してくれるのかな？？って思っていたんですけど、とうとう２００９年になっちゃいました。
　確か今作は、香港映画の傑作ノワール『インファナル・アフェア』（2002年）と同時期に封切られたんですよね。
　『インファナル・アフェア』の方は、しっかりロードショーで観たんですけど、今作はレンタルでも観ずに今に至っちゃいました。

　ところで、今作を観た感想は
　
　「何ッ、これ？？」
　
　って。

　ルーシー・リュー演じる凄腕の女性テロリストと、捜査官のアントニオ・バンデラスが激突する作品だと思っていたのに、全然、違う作品でした。当時の予告とか観た人は、絶対にそういう作品だと思いましたよね？？
　
　最初からDIA長官が悪党丸出しで、ルーシー・リューも悪人に見えない感じでストーリーが進んでいきます！この展開だったら、アントニオ・バンデラスが出演する意味が無いんじゃないの？？
　でも、自分のように、アントニオ・バンデラスとルーシー・リューが対決する映画と思わせるのが目的だったんでしょうね。原題も“BALLISTIC　ECKS　VS．SEVER”になってるし！　
　でも、これって、大して効果をあげていない気がしますけど、どうなんでしょう？？始まって、しばらくすると、どう見たって、悪党はDIA長官にしか見えない展開になっちゃうんですもんね。

　たかだか、本編９０分弱の作品なのに、アントニオ・バンデラスの死んだはずの奥さんが生きていたり、その上、悪党のボスの奥さんになっていたりと、無駄な設定が多すぎでしょう。DIA長官も、ドイツから兵器を盗んで、自分の息子に注射して入手しようとしたり、ルーシー・リューが、なんでDIA長官を恨んでいるのか意味不明だし…。

　爆発シーンが見せたいのか、アントニオ・バンデラスとルーシー・リューの対決（対決しないですけど）を見せたいのか、ちょっとだけ複雑なサスペンス要素を中心に描きたいのか、すべて中途半端になっちゃってます。

　クライマックスの1番の見せ場が、ルーシー・リューとレイ・パークの対決シーンっていうのも、ある意味、ビックリの展開！！予告とタイトルの副題“ECKS　VS.　SEVER”にだまされついでに、こういうビックリな展開も良いですけどね！
　とにかく、地上波で放映してくれて良かったです！　４０点

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『デス・レース』デスデスマシーン猛レース２０１２年

『デス・レース』
DEATH　RACE（２００８年アメリカ）
　監督　　　　　　　　　　ポール・W・S・アンダーソン
　脚本　　　　　　　　　　ポール・W・S・アンダーソン
　出演　　　　　　　　　　ジェイソン・ステイサム
　　　　　　　　　　　　　　タイリース・ギブソン
　　　　　　　　　　　　　　イアン・マクシェーン
　　　　　　　　　　　　　　ナタリー・マルティネス
　　　　　　　　　　　　　　ジョーン・アレン

　■ストーリー■
　2012年、アメリカは経済が破綻し犯罪者が増加、刑務所の収容能力を超えていた。刑務所は民間化され、陸と1本の橋でつながる孤島の刑務所ターミナルアイランドでは、囚人が参加する“デスレース”を開催していた。デスレースで５勝した者は釈放されるのだった。ある日、妻を何者かに殺され、妻殺しの濡れ衣を着せられた元レーサーのエイムズが、ターミナルアイランドに収容されてくるのだった。

　■感想■
　イブ・メルキオール原案、ポール・バーテル監督、デビッド・キャラダイン、シルベスター・スタローン主演の傑作SF映画『デスレース２０００年』（1975年）のリメイク。

　殺人レース以外にも、大統領暗殺や、レースを妨害しようとするテロ組織との戦いを描いたオリジナル版は低予算ながら、スケールが大きく、なおかつ面白い作品でしたけど、リメイクの今作は、普通のアクション映画になってます。
　スケールも刑務所内で起きてるだけのストーリーだし、妙にスケールが小さくなっちゃってます。普通だったら、リメイクだったらスケールは大きくなるのに、今作の場合は制作費だけスケールアップしちゃいましたね。
　DVDは、アンレイテッド版の１１１分版ですけど、少し長すぎじゃないでしょうか？？
　それにしても、なんで、今作がリメイクなんでしょう？？改造車でレースをするのと、オリジナル版と同じキャラクター名のフランケンシュタイン、マシンガンジョーが出てくるくらいなだけで、まるっきりの別物に！！
　

　別にリメイク作品として観ないで、普通のアクション映画として観れば、普通に楽しめる作品になっているんで、逆に評価しにくい作品になっちゃってます。
　自分的には、オリジナル版が９０点の評価の作品だったんで、どうしても厳しい評価になっちゃいます！リメイクとして作らないで、普通にまるっきり違うタイトルで製作すれば良いのに！！ハリウッドでは、リメイクじゃないと企画が通らないんでしょうかね？？
　１９８０年代のスプラッター映画『テラートレイン』（1980年）のリメイクもオリジナル版とはまるっきり違う作品になってるみたいですけど、だったらリメイク作品って言わなければ良いのに・・・。

　ポール・W・S・アンダーソン監督も、こういうジャンルの映画が好きだろうに、なんでこんなリメイク作品を作っちゃったんでしょうね？？
　大体、ストーリーもオカシイでしょ！刑務所内で行われている殺人レースのレーサーがいなくなったからって、殺人の濡れ衣着させて刑務所に収容させるなんて、なんて手間がかかってるの？？それに、どっちにしろ５勝させるつもりが無いんだから、わざわざ４勝しているレーサーの身代わりを用意するのは、疑問、疑問、疑問！殺人まで起こして、レーサーを連れてくる必要がどこにあるのか、良く分からないです。それになんで、ジェイソン・ステイサムをわざわざ選んだのかも分からないし・・・。

　まぁ、こういうB級系アクション映画を観る人は気にしないんでしょうけどね。でも、今作ってB級系って喜んで言えるような低予算映画じゃないですよね！ハッキリ言って、今作ってビッグバジェットの大作でしょう！大作でこんなツッコミどころ満載のストーリーはダメでしょ！！　
　まぁ、オリジナル版のことは忘れて、楽しむのが正しい見方でしょう！！　　　　６０点　　

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オリジナル版は大傑作！

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『ICHI』

『ICHI』
（2008年日本）
　
　監督：曽利　文彦
　脚本：浅野　妙子
　出演：綾瀬　はるか
　　　　中村　獅童
　　　　竹内　力
　　　　大沢　たかお
　　　　柄本　明

　■ストーリー■

　離れ瞽女の市は、居合いの達人だった。ある日、暴漢に襲われそうになった市を助けようと浪人、十馬がやってくるが、十馬は幼いころの出来事がトラウマとなり刀が抜けないのだった。しかし、市は仕込み杖で暴漢たち3人を一瞬で斬り捨てるのだった。市の剣の腕を見た十馬は市に興味を持ち、旅をすることになるのだった。市たちは、昔ながらのヤクザと、暴れ者たちの万鬼が争う宿場町にやってくるのだった。

　■感想■
　
　子母沢寛の座頭市の主人公を女性に変えて映画化した時代劇。
　
　主演は、人気女優、綾瀬はるか。
　
　「えっ、これが座頭市？？」
　
　これが1番の感想です！！“原作　子母沢寛”ってクレジットが出るんで、少なくとも、宣伝的には、「座頭市」のつもりなんでしょうねぇ！

　監督が『ピンポン』（2002年）の曽利文彦、脚本がTVドラマ「大奥」等の浅野妙子なんで、全然、全然、全然、全然、全然期待していなかったんで、ショックもそんなに大きくないですけど、それでも、やっぱり、想像通りの出来損ないのTVの時代劇ドラマ以下のデキでした！！

　曽利文彦監督でも、浅野妙子脚本でも、良いですけど、題材に「座頭市」を選んで欲しく無かったです…。
　
　時代劇を撮るなら、監督は北村龍平にして欲しかったです！
　脚本も、もう少しは時代劇が分かる人に書いて欲しかったです…。
　時代劇を作るなら、もっと昔の時代劇を、せめて３００本くらい観てから脚本書くなり、監督するなりして欲しいです！！
　300本がムリなら、1970年代のTVドラマの時代劇を100エピソードと劇場映画100本くらいは観てから作って欲しかったです…。

　勝新の「座頭市」シリーズはもちろんですけど、石原裕次郎の「影狩り」シリーズとか、「御用牙」シリーズとか、シリーズ物以外の作品でも、『御用金』（1969年）とか『闇の狩人』（1979年）とか時代劇だったらいくらでも傑作があるのに、なんで勉強してくれないんでしょうか？？
　
　
　「今作って、生まれてからこの方、時代劇を観たこともないような人が作ったの？？」って思わせるような作品になっちゃってます。

　金子修介監督の『あずみ２　Death OR Love』（2004年）を観たときも、時代劇っぽくないなぁ！！
　何にも分かってないなぁ！！って思いましたけど、今作に比べたら10000倍時代劇になってました！！

　いやぁ、本当はもう何にも感想言いたくないですけど、いくつか。
　
　綾瀬はるか演じる市の活躍が観たくて、今作を観てるのに、1番の見せ場が、大沢たかおと中村獅童の対決シーンってどういうこと？？？？？？？
　ヒロインより強い中村獅童の存在！！
　中村獅童が、綾瀬はるかより強くても全然良いんですけど、それをトリッキーな技を使って、ヒロインが最後に斬るのでなく、大沢たかおが斬った足の傷のおかげでヒロインが勝つなんて情けなさすぎ！！
　
　町の暴れん坊集団の万鬼たちですけど、どんな非道なことしてるのか、良く分からないです。
　町の一般の人々が描かれていないんで、非道さが伝わってこないです！それがなくても、殺陣のシーンが、超スプラッターな「子連れ狼」シリーズくらい素晴らしければ、全然問題無いんですけどね！

　ストーリーも、2時間の恋愛ドラマみたいな感じで、殺陣のシーンも盛り上がらない！2時間といえば、今作のランニングタイム120分は長すぎ！長すぎ！長すぎ！せめて９０分におさめてくれないと。
　
　10年後、20年後も見れるようなそんな時代劇を作るぞ！って意気込みで映画を作って欲しいです。
　
　まぁ、それでも『どろろ』（2007年）よりかは、100倍は、面白かったんですけどね！　

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座頭市といえば、やっぱり勝新！

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VS成田三樹夫

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『リミット９０』エレベーター監禁事件 狼たちの９０分

『リミット９０』
PIANO１７（２００５年イタリア）
　監督　マネッティ兄弟（アントニオ・マネッティ、マルコ・マネッティ）
　脚本　マネッティ兄弟、アナトール・ピエール・フクサス、ジャンパオロ・モレッリ
　出演　ジャンパオロ・モレッリ、エリザベッタ・ロケッティ、ジョゼッペ・ソレリ

　■ストーリー■
　マンシーニたち銀行強盗のグループは、銀行襲撃に失敗してボスを殺されてしまうのだった。その後、マンシーニは銀行強盗の手引きをした女性から、ある依頼を受けるのだった。その依頼とは、自分の横領の証拠を握っている上司プリミッジのオフィスにある資料を処分するため、爆弾をしかけるというものだった。何事もなくすむ仕事のはずだったが、しかし、マンシーニは時限爆弾を持ったままエレベーターに閉じ込められてしまうのだった。
　
　■感想■
　エレベーターに閉じ込められるメローニの友人グゥディがルイジ・コッツィ監督に脚本を送ったっていうシーンがありましたけど、思わずニンマリしちゃいました。
　メローニがその友人に「ルイジ・コッツィ監督？？スタークラッシュの？？」「なんでルイジ・コッツィ監督？？」って言うんですけど、ルイジ・コッツィ監督ってイタリアでは、どう評価されているんでしょうね？？


　でも、やっぱり今作の内容でランニングタイム１０８分は長すぎ！！せめてTVの９０分枠（今は、そういう映画枠ないですけど）で観るような長さにしてくれたら、テンポが良くて良かったのに！！あと４０分くらい短かったらちょうど良い感じですね！！

　イタリア映画の今作ですけど、アメリカ映画って言われても分からないくらい、普通の作品になってます！これは＠ＫＯＢＡ的には、けなし言葉ですからね！自分的には、イタリア映画やスペイン映画、フランス映画のエンターテイメント作品でアメリカ映画っぽいっていうのは、かなりポイントが低いってコトです！！

　やっぱりイタリア映画だったら、こんな万人受けする作品なんか望んで無いですからね。『野良犬たちの掟』（05年）、『グッバイ・キス裏切りの銃弾』（06年）と最近、何作かイタリア映画のアクション映画系の作品がソフト化されてますけど、イタリア映画っぽくない作品ばっかりで少しガッカリです。
　マカロニウエスタンとまではいかなくても、もう少し、イタリア映画っぽい、メチャクチャだけど、面白さもアメリカ映画の１００倍みたいな作品も観てみたいです。

　こういう新作も観たいですけど、イタリア映画でもっとソフト化して欲しい作品がいくらでもあるのに！！
　マウリッツィオ・メルリ主演、ウンベルト・レンツィ監督の大傑作刑事アクションの『ナポリ犯罪ルート』（76年）を日本語吹替えつきでDVDで発売してくれたら、１００００円でも買っちゃうのに！！
　同じく１９７６年の『特攻警察』、『フェラーリの鷹』でマウリッツィオ・メルリBOXとかで販売したら面白いのに！！（もちろん、2作品とも日本語吹替えつきでお願いします）

　『ビッグ・バイオレンス』（77年）、『殺戮スコープ凄絶眼球貫通男』（76年）、『野獣死すべし』（80年）のファビオ・テスティBOXとか、イタリア映画ファンが大喜びして買っちゃうのに！！どこかのメーカーさん発売してくれないですかね？？（『ビッグ・バイオレンス』はTV放映してるのでぜひ日本語吹替えつきで）

　『暴走！ひったくり７５０』（76年）、『続シンジケート』（73年）のトーマス・ミリアンBOX（2作品ともTV放映してるんでもちろん日本語吹替えつきで）とか、こんな２０００年代の特徴のない作品をソフト化するなら、１９７０年代のイタリア映画のアクション映画の傑作、佳作をどんどんDVD化して欲しいですよね！！

　つい、そんなコトを思いながらダラダラと今作を見ちゃいました！！２０点

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『カルマ震える記憶』カルマ完結編

『カルマ震える記憶』
心寒　SHIVER（２００３年香港）
　監督　ビリー・チュン
　脚本　ポール・チュン・シンイェン
　製作　ダニエル・ラム
　出演　フランシス・ン、アテナ・チュウ、ニック・チュン、ティファニー・リー、パトリック・タン

　■ストーリー■
　非番の刑事チャンは、離婚寸前の妻のサミーといるとき、街中で逃走する武装強盗団と遭遇してしまい、妻が止めるのも聞かずに逃走する犯人たちと銃撃戦を始めてしまうのだった。しかし銃撃戦の流れ弾がサミーの頭に当り、サミーは昏睡状態に陥ってしまうのだった。３週間後、サミーは奇跡的に昏睡状態から目覚めるが、それ以降、幽霊や殺人現場の幻覚を見る様になってしまうのだった。最初、ただの幻覚と思っていたサミーだったが、TVのニュースを見て、自分が見た幻覚が実際に起きた競輪選手ひざ下を切り取られて殺された事件のことだったと知るのだった。サミーは、幽霊の件や事件を幻覚で見たことを夫に伝えるが信じてもらえなかったが、しかし、その後もサミーは事件現場や幽霊を幻覚で見続けるのだった…。

　□■□ネタバレあり！！□■□
　■感想■
　フランシス・ン、アテナ・チュウ主演のオカルト系サスペンス映画。
　最初、刑事物と思わせる白昼の銃撃戦の冒頭シーンから、幽霊や殺人現場を幻覚で見えるヒロインを主人公にしたオカルト物の展開になり、中盤から後半にかけて、思わぬ展開になるオカルト映画です！！（「オカルト映画」ファン向けで無いので要注意！！）
思わぬ展開！！余りの展開にビックリ！ビックリ！ビックリ！良い意味で驚かされました！！
　
　「えーっ！オカルト映画じゃ無かったの？？」
　観てて、思わず叫んじゃいました！それも余りの面白い展開で、ついウレシくて、ニタニタしながら叫んじゃいました！
　実は、冒頭のフランシス・ンが武装強盗犯と銃撃戦を繰り広げるあたりで、今作って実はアクション映画？？って思わせる雰囲気をだしているんですけどね。でも本当に、刑事が主人公のサスペンス映画だとは思いもしませんでした。
　普通は、幽霊が見えてしまうヒロインが主人公だと思いますよね！こういうダマシは、好きですよ！
　
　「さすが香港映画！！」

　やっぱり、香港映画には、オカルト映画より、アクション映画が似合います！
　
　こんな“超”のつくような荒業のストーリー展開の作品を劇場用の長編映画のストーリーで実際にやってしまうとは！！
　やっぱり、香港映画は最高です！！今作の展開と雰囲気が1番近い作品といえば、やはり香港映画のラウ・チンワン、レオン・カーワイ主演、リンゴ・ラム監督のサスペンス映画『ヴィクティム』（99年）でしょう！！
　『ヴィクティム』も、ホラー映画と思わせる展開で、実は…っていうところが本作にほとんど同じ展開ですからね！！（←これって超ネタバレでした！すいません）

　今作のヒロインが、幽霊が見えるからってタイトルに“カルマ”ってつけたポニー・キャニオンも素晴らしいです！！自分は、こういうセンス大好きです！！
　もう「カルマ」の完結編として認めちゃいます！カルマのシリーズ（日本で勝手につけたシリーズですけど…）の中で1番スキです！

　こういう面白い作品でも、今作は知名度が低いから香港映画ファンにしか観られていないんでしょうねぇ、多分！自分も、今まで今作の存在を知りませんでした。ビデオ屋で、香港映画コーナーで見てて偶然気がついたんですよね。
　でも、ホラー映画なんだろうなぁ。香港映画のホラー映画って苦手なんだよなぁ。って思って観たんで、このストーリーにはうれしくなっちゃいました。香港映画ファン以外にも、ミステリー映画ファンや、サスペンス映画ファンにもぜひ観て欲しい作品です！！　７５点

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『パニッシュメント人格破壊』ターキッシュサスペンス

『パニッシュメント人格破壊』
GEN（２００６年トルコ）
　監督　トーガン・ゴックベーカー
　脚本　ミュラット・トクタミソグル
　原案　ギュレイ・オルグ
　アイデア　サハン・ゴークベーカー、アルパー・メスシ
　出演　マーゴット・ゴークゴーズ、ハルデュン・ボイサン

　■ストーリー■
　女医のデニスは、山奥にある精神病院に赴任してくるのだった。病院では建物から落ちて死亡した患者がおり、刑事2人がこの件を捜査していた。そんなとき、地すべりがおき、病院は交通が遮断されてしまうのだった。刑事２人は、事件、事故、２つの可能性から捜査を進めるが、病院では２番目、３番目の事件が起きるのだった。


　□■□ネタバレあり！！□■□　
　■感想■
　トルコ製のサスペンス映画です。　
　精神病院を舞台にしたスリラー映画ですけど、こういう作品って、大体、ネタが決まってることが多いような気がするんですけど、それは思い違いですかね？？
　自分的には
　「ヒロインの夢オチ」
　「実験ネタ」
　って感じなのかな？？って思って軽い気持ちで観てたんですけど、けっこうストーリーが練られてたんで、ビックリしちゃいました！！
　ハリウッドの大作のミステリーにも負けないくらいストーリーが練られてました！あれ、これってあんまりホメてないかな？？
　それどころか１９７０年代のイタリアの低予算のジャッロくらいには練られてました！（←イヤ、イヤ、これじゃ、ホメすぎかな？？）

　ストーリーがそれなりに良く出来ているのに、なのに、なのに、見せ方がヘタ！ヘタ！ヘタ！なんでこんなに見せ方がヘタなの？？せっかくのストーリーが台無しの演出！！
　あと、ランニングタイム１０２分も長すぎ！長すぎ！超長すぎ！なんでこんなに長いの？？あと２５分くらい短かったら、もっと面白く観れたのに！！
　あと、画面が暗すぎ！暗い！暗い！暗すぎです！！肝心なシーン何にも見えないです！何でこんなに画面が暗いの？？
　　
　ミステリーとして１番大切なストーリーは、それなりなのに見せ方のせいで、マイナス４０点って印象です！！（´△｀）
　ミステリーの種あかしのシーンが、余りにもさらっと流し過ぎ…。この種あかしのシーンも、良く考えないと種あかしのシーンの意味自体分からないです！！！！！
　ミステリー映画のくせに、ミステリーとして重要な種あかしのシーンに何の思い入れのない演出としか思えないくらい、あっさりとした演出！！これじゃぁ、ミステリー映画として１番大切な犯人の動機を話すシーンに音楽がかかってセリフが消えてしまう相米慎二監督の『雪の断章　情熱』（85年）みたいです！あれ、そこまで言ったら今作に失礼すぎですか？？
　　
　今作と同じストーリーで、ハリウッドでリメイクしたら、けっこう面白い作品になるだろうにね、残念～！！
　ダリオ・アルジェントが製作総指揮で、リメイクしたら良いのにね。１番目の事件と、それ以降の事件の犯人が違うって、そんなストーリーのトリック自体、ダリオ・アルジェント監督の作品にもありましたっけ？？（←あれ、これじゃ、今作のネタバレだぁぁぁ！！すいません）
　
　ミステリー映画好きなら、外せない作品ですけど、映画としてのデキはかなり悪いのでちょっと注意かも？？
　でも、今作の犯人も、かなりオカシイですよね！刑事とかを殺しちゃったら、大事件になって捜査されちゃうのに！
　４０点

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「プライミーバル」DVD発売！

　最近、本当に、DVDの新譜の情報とかチェックしてなかったので、みなさん、すでにご存知かもしれないんですけど、BBC製作のSFドラマ「プライミーバル」のDVDが２００９年の４月２４日にジェネオン・ユニーバーサルエンターテイメントジャパンさんから発売になります！！

　地上波では、２００９年の１月２日から４日までNHK総合で放映されました！今回はシーズン１全６エピソードのDVD化です！本国イギリスでも、ヒットして、シーズン２が放送され、シーズン３も放送予定です！！
　アメリカのTVドラマのようなシーズン１の終わり方には、あり意味衝撃をうけました！！絶対にシーズン２も観たくなります！！そのためにも、みんなこのシーズン１を買いましょう！！

　それにしても、イギリスのTVドラマはレベルが高いです！！アメリカのTVドラマが面白いって言っても、１９６０年代、１９７０年代のドラマの方が遥かに面白いですからね！！日本のドラマなんか１９７０年代を頂点に２０００年代なんか意味のないドラマの垂れ流し状態ですからね。もう日本はドラマなんか一切製作しないで、海外のドラマを放映するか、洋画だけ放映してれば良いのにっ！！　
　今の日本のゴミのようなドラマって、日本人の知能指数を平均２０くらい下げるショッカーの策略かと思っちゃいます！！本当に、今の日本の２時間サスペンスを含めたドラマとか見てると自分がバカになっていくのが分かりますからね…。

　イギリスのドラマも１９６０年代、１９７０年代も最高ですけど、「プライミーバル」のように２０００年代もちゃんとしたドラマを作っているんですもんね！

　１９７０年代以降も１９８０年代後半にコメディですけど「宇宙船レッド・ドワーフ号」を作ったり、２０００年代になっても「ドクター・フー」の新シリーズを作ったりして、ドラマのレベルがスゴク高いですよね。
　「プライミーバル」もすごく面白いので、未見の人は要チェックです！
　「なぜ？？なぜ？？なぜ？？なぜ？？なぜ？？」
　TV放映版で良いのになぜなんでしょう？？そこだけ気になっちゃいますけどね！！
　

　

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『フロンティア』フレンチスプラッター０７

『フロンティア』
FRONTIERE（S）（２００７年フランス、スイス）
　監督　サヴィエ・ジャン
　脚本　サヴィエ・ジャン
　出演　サミュエル・ル・ビアン、カリーナ・テスタ、エステル・ｒｙフェビュール、オレリアン・ウィック

　■ストーリー■
　フランスでは、大統領選で極右勢力が伸び、街は混乱状態にあった。そんな中、アレックスたち５人の若者は、その混乱の中、銀行強盗を働くのだった。強盗には成功するものの、追ってきた警官に撃たれ、サミが負傷してしまうのだった。
　彼らは、オランダへ逃亡するため車を走らせるのだった。アレックスとサミの妹ヤスミンは負傷したサミを病院に連れて行くことに、一方、残りのメンバー２人は先に逃亡するのだった。国境近くの田舎で宿を見つけた２人は、そこで休息をとることにするのだが…。

　■感想■
　フランス、スイス製の田舎を舞台にした１９８０年代風ホラー。
　アメリカの田舎もそうですけど、フランスの田舎も、すごい家族がいて怖いですねぇ～！！
　今作はストーリー的には、銀行強盗を働いた若者たちが、逃亡先の国境近くの田舎で宿を経営しているガイキチ家族に襲われるだけの単純なストーリーな作品です。
　ところで、なんで今どき、１９８０年代的なストーリーのホラー映画を、映画化したんでしょう？？銀行強盗を働いた５人の若者がやたら凶暴とかでもないし、単に旅行をしている若者が田舎のホテルで襲われるっていうストーリーでも全然問題ないのに！！
　主人公たちの設定を強盗にしたんなら、もっともっと性格を凶暴にしても良かったのに！！そういえば、銀行強盗が吸血鬼に襲われる『フロム・ダスク・ティル・ドーン』（96年）も、そんなに主人公たちが強盗っていう設定が活かされていたかっていうとそうでも無かったでしたっけ？？
　普通のサスペンス映画の設定と思わせといて実は、かなりひねった設定で面白かった作品といえば、マイク・メンデス監督の『殺人狂　THE　GUNS　＆　KILLERS』（97年）ですかね？？刑務所から脱獄した凶悪犯が、一般家庭に押し入ってみたら、実は…。みたいな作品ですが、どうせひねるならコレくらいひねった設定で驚かせて欲しいです。
　
　今作も、主人公たちの設定をわざわざ銀行強盗にしているんだから、ガイキチ家族以上に凶悪な感じにして欲しかったです。ガイキチ家族VS武装強盗団みたいな感じで見せてくれても良かったのにね。
　だって、せっかく２００７年の作品なんだから、少し設定を変えてみても良かったのに！！１９８０年代風の田舎ホラーの設定のままなんだから！！

　それに、ランニングタイム１０８分は長すぎ！長すぎ！長すぎ！今作のストーリーだったら、せいぜい８０分くらいで良いでしょ！！３０分くらい短ければ、もう少しテンポが良くなって面白く観れたのに！！１０８分っていったら、一昔前だったり、香港映画だったら大作っぽい感じの長さですもんね！！

　クライマックスのヒロインと、ガイキチ家族の生き残りの銃撃戦とかは、かなり迫力があって見応えがあっただけに、ちょっと残念です！！　２５点

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『P2』残業にはご注意を！

『P2』
P2（２００７年フランス）
　監督　　フランク・カルフン　
　脚本　　アレクサンドル・アジャ
　　　　　　フランク・カルフン　
　　　　　　グレゴリー・ルヴァスール　
　原案　　アレクサンドル・アジャ
　　　　　　グレゴリー・ルヴァスール　
　出演　　レイチェル・ニコルズ、ウェス・ベントリー、フィリップ・エイキン 　

　■ストーリー■ 　
　休暇に入るクリスマスイブの夜、アンジェラは姉の住むニュージャージーに向かうため会社のオフィスを出て地下の駐車場に行くのだった。しかし、車が故障してしまい、警備室に出向き、エレベーターホールへの鍵を開けてもらうのだが、受付には誰もいずにビルから出れなくなってしまうのだった。 　

　■感想■
　『ハイテンション』（2003年）、『ヒルズ・ハブ・アイズ』（2006年）、『ミラーズ』（２００8年）の監督、脚本のアレクサンドル・アジャが、脚本、製作したサスペンススリラー。
　原案、脚本のグレゴリー・ルヴァスールとは上記3作品でもコンビを組んで、各作品で脚本を書いています。　
　監督は、俳優として『ハイテンション』にも出演しているフランク・カルフン。　
　今作は監督してませんけど、今作をアレクサンドル・アジャの作品として捉えて良しとするなら、まさに『ハイテンション』がハイテンションで、『ヒルズ・ハブ・アイズ』、今作『P2』と作品を追うごとに、テンションが下がっていって、段々と普通の作品になって行くような気が・・・。 　

　それに、今作のアイデアって、フレッド・ウォルトン監督の１９８９年のサスペンス『超高層の死角』に、ちょっとだけ近いような気もしちゃいます。
　『超高層の死角』の場合は、殺人鬼がいるビルにヒロインが閉じ込められちゃうんで状況的には違うんですけどね。 　
　今作はスプラッター度も高くて、それなりには面白いんですけど、やっぱり時間が長すぎ！！ランニングタイム９７分は長すぎ！！あと１５分くらい短くしてコンパクトにした方がテンポが良くなって面白く観れたのに！！
　今作も８０分くらいだったら、それだけでプラス１０点だったのに！！ 　

　ビルに閉じ込められたヒロインが、精神の不自由な警備員に付きまとわれるだけのストーリーなんで、それこそランニングタイム７５分くらいでも良かったのに！！　　
　今作のテーマは、アイデアとしては、日常に起こりうることを描いていて面白いのに、余りにも日常的すぎて９７分持たせるには厳しかったかも？？
　今作の犯人のサイコ男ですけど、あのヒロインのことを毎日、監視カメラで見ていたら好きになっちゃう気持ちも分からないではないですよね！！だって毎日、毎日、見ているんですもんね！あの下着姿は卑怯でしょ！！（あ、あの下着姿は、監禁されたあとに初めて見たんでしたっけ？？）　女子更衣室とかで着替えてるとこカメラで見てたんじゃなかったのかな？？海外には、女子更衣室とか無いんでしたっけ？？　３０点　

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マカロニウエスタンDVD発売２００９

　２００９年もSPOさんから、マカロニウエスタンのDVDが発売になるようです！前回、日本語吹き替えつきでスペシャルエディションとして１０作品が発売になったのが２００７年の３月から９月だから、２年ぶりの発売です！！

　「待ってました！！」

　まずは６月３日に『群盗荒野を裂く』（66年）、『ガンマン大連合』（65年）『カリフォルニア　ジェンマの復讐の用心棒』（TV題：『復讐！新・荒野の用心棒』）（77年）の３本が発売になります。

　続いて発売になるのは『さすらいのガンマン』（66年）、『帰って来たガンマン』（66年）、『皆殺しのガンファイター』（69年）、『黄金無頼』（67年）、『復習無頼　狼の荒野』（68年）、『暁の用心棒』（66年）です！！

　でも、でも、でも、『群盗荒野を裂く』は１１８分版みたいですね！ということは、以前レーザーディスクで発売されていたバージョンと同じなんでしょうかね？？
　確か、レーザーディスクは１２１分版だったような気がするんですけどね。
　「残念！！残念！！残念！！残念！！残念！！『群盗荒野を裂く』はぜひ、オリジナルの１３５分版が観たかったです！！」
　『群盗荒野を裂く』の１３５分版だったら、そのランニングタイムだけでも、十分、特典になるくらいスゴイのに…。
　２００２年に発売されたインターナショナル版は１０６分版みたいなんで、それよりは長くなっているみたいですけどね。

　そういえば、日本語吹き替えを新録してくれたんで十分感謝しなくちゃいけないんですけど、パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパンさんから発売されている『ウエスタン』（68年）も１６５分版なんですよね！！『ウエスタン』も１７５分版で観たかったです！！
　犬のクソみたいな映画だったら、少しくらい短くても良いですけど、こういった名作はぜひ、１分でも長いバージョンでDVD化して欲しいですよね。

　あと、今回のラインナップなんですけど、ジュリアーノ・ジェンマ主演、ミケーレ・ルーポ監督の『復讐！新・荒野の用心棒』ってマカロニウエスタンファンに評判が良い作品でしたっけ？？
　好みの問題ですけど、自分はあんまり大好きって作品では無いんですよね。日本語吹き替えがついているので買っちゃいますけど！
　
　２０本とか３０本発売されるんだったら、こういう作品もソフト化して欲しいですけど、発売される作品がわずか９作品なんで、こういう１本があると、ちょっとさみしい感じがしちゃいます！！まぁ好みの問題ですけど。
　もっとソフト化して欲しい作品があるだろうにね！「暁の用心棒」のシリーズとか、『ダーティセブン』（72年）とかアンソニー・ステファンの出演作とか、いくらでもあるのに…。
　
　あと『帰ってきたさすらいのガンマン　ケオマ』（DVD題：『ケオマ・ザ・リベンジャー』）（77年）もイタリア版の１０５分版でソフト化して欲しいです！！日本語吹き替えはTBSの金曜深夜枠の金曜ロードショー版になってしまうんでしょうけどね。これも日本語吹き替え新録で再発して欲しいです！！）

　あと、もう１作、自分的には、日本語吹き替えつきで再発して欲しいのはテレンス・ヒル主演の『皆殺しのジャンゴ』（68年）なんですよね！けっこう最近までTV東京とかで放映されていたから音源も残っていそうだし、ぜひ日本語吹き替えつきで再発して欲しいです！！かなり好きなんですよね！

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日本語吹き替えつきで再発して欲しい！！

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