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『ザ・ハロウ 侵蝕』 妖精怖すぎ

2016-08-07 00:35:37 | ホラー

ザ・ハロウ 侵蝕
THE HALLOW(2015年イギリス、アイルランド、アメリカ)
 監督:コリン・ハーディ
 脚本:コリン・ハーディ
    フェリペ・マリーノ
 原案:コリン・ハーディ
    フェリペ・マリーノ
    トム・デ・ヴィル
 出演:ジョゼフ・マウル
    ボヤナ・ノヴァコヴィッチ
    マイケル・マケルハットン

 ■ストーリー■
 森林を保護するための調査のため、アダムとクレア夫妻は幼い子どものフィンを連れてアイルランドの山奥へと引っ越してくる。しかし、その森は地元の人々から妖精ハロウが住んでいる森とされていていた。
 隣家にすむコルムは彼らを良く思わず、この調査をやめるよう強く言ってくるのだったが、アダムは聞く耳を持たず、調査を続行していた。そんなある夜、息子フィンが眠る寝室の窓ガラスが割れる事故が起きるのだった。アダムはコルムが何かしてきたのでは?と警察を呼ぶが、警察は窓枠が壊れていなかったことで、鳥が窓ガラスを破って入ってきただけと、取り合ってくれないのだった。
 
 ■感想■
 2015年の【サンダンス映画祭】でプレミアム上映されて話題になったホラー映画。
 
 その他、色んな国の映画祭で賞を受賞したりノミネートされたようです。
 一部をあげると、
 
 【スクリーム・フェスト】(アメリカ)
   監督賞、撮影賞、音楽賞、特撮賞、メイクアップ賞 受賞
 【ストラスブール・ヨーロッパ・ファンタスティック映画祭】(フランス)
   監督賞 受賞
 【トロント・アフター・ダーク映画祭】(アメリカ)
   ホラー作品賞、観客賞、ポスター賞 受賞
 【英国インデペンデント映画賞】2015年 (イギリス)
   ダグラスヒコックアワード(新人監督賞) ノミネート
 【英国エンパイア賞】2016年 (イギリス)エンパイア誌の映画賞
   最優秀ホラー 作品賞受賞
 【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】
   メイクアップ、クリーチャー特撮賞ノミネート
 【アイリッシュ映画&テレビアワード】
   最優秀音楽賞 ノミネート
  
 これだけ、賞を獲るだけのことはあります。てっきり低予算のZ級のホラー作品かと思って観はじめましたけど、ちゃんとした映画でした!
 限られた場所、少ない登場人物、いかにも低予算ではありますが、ホラー映画定番の展開で安心して観られる作品になっています。

 都会から田舎に引っ越してきて地元住民から浮いている主人公たち。
 謎の黒い液体。
 森に近づくなと注意する隣家の男。
 頼りにならなそうな警察。
 妖精がいると言われている森。
 

 思わせぶりな、いつになってもホラー要素が出現しないなんてコトもなく、中盤以降、さっさと妖精たちが大暴れ!!
 主人公たちの置かれている状況を説明したら、さっさと妖精たちが現れ、あとはもう夫婦が逃げる!逃げる!逃げる!

 ヨーロッパの言い伝えの取り換え子がテーマに、、。
 自然に囲まれた田舎、怖すぎ。
 

 また、妖精たちが明るいのに弱いということで、暗いシーンが多いんですが、画面が超真っ暗で何も見えない!なんてこともなく、ちゃんと観れるのも好印象!!

  ランニングタイム97分の作品でコンパクトにまとまっています。
 地上波の90分枠(実質75分)の映画枠があったら、夜中にでも放送して欲しいくらいの作品です!!   
  
 妖精暴れまくり度 ★★★ 
 夫婦逃げます度  ★★
 少しゴア度    ★★

ホラー映画ファンなら必見かも??  

ザ・ハロウ/侵蝕 [DVD]
ジョゼフ・マウル,ボヤナ・ノヴァコヴィッチ,マイケル・マケルハットン
ポニーキャニオン

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スターチャンネル 新緑版『シェーン』放送!

2016-08-06 09:32:41 | ホントの日記

 BS放送の「スターチェンネル」で、日本語吹替え新緑の企画「オリジナル吹替プロジェクト」として2016年8月に『シェーン』(1953年)が放送されます。

 シェーン        …  アラン・ラッド(山寺宏一)
 マリアン・スターレット …  ジーン・アーサー(日高のり子)
 ジョー・スターレット  …  ヴァン・ヘフリン(高木渉)
 ジャック・ウィルソン  … ジャック・パランス(谷田歩)

 ランニングタイム118分の作品なので、TVの2時間枠の洋画劇場だと90~96分(時代とチャンネルでかなり違うはず)なのでかなりカットされているんで、今作が好きな吹替え映画ファンは、かなり喜べるはず。

 スターチャンネルの「オリジナル吹替プロジェクト」としては、今まで『荒野の七人』『カサブランカ』『太陽がいっぱい』と3作品がありましたが、第4作目が『シェーン』になりました。

 
 『シェーン


 今までの3作品も名作と言われるクラシックな作品ばかりでしたが、今作も名作中の名作。

 
 自分が、日本語完全版で観たい作品とはちょっと違う…。
 もちろん、日本語吹替え新緑しようとするこの企画は良いと思うんですけどね。

 『シェーン』って、みんな好きなんですよね~。
 自分は、西部劇では『シェーン』は、あんまり好きな作品ではないんですよね。
 別に嫌いな作品でもないですけど…。『シェーン』のことあんま好きじゃないとかあんまり大きな声で言えないですよね。 
 ストーリーがオーソドックスすぎて、1950年代の作品っぽくて(1953年の作品なんで当然なんですけど)
 
 どうせ、1950年代の西部劇なら『ヴェラクルス』(1954年)を吹替え新緑して放送して欲しかったですね。1980年代にTV東京でゴールデンタイムに2時間枠で放送はされているとは思いますが、日本語音声が残っている可能性は低いですもんね。

 他に、クラシックな作品だったら『攻撃』(1956年)『吸血鬼ドラキュラ』(1958年)『リオ・ブラボー』(1959年)『ワイルドバンチ』(1969年)とかを放送して欲しいです。

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『ピラミッドの呪い』 危険な場所には入らないように。

2016-08-04 23:24:58 | ホラー

ピラミッドの呪い
THE PYRAMID(2014年アメリカ)
 監督          グレゴリー・ルヴァスール
 脚本          ダニエル・ミーアサンド
             ニック・サイモン
 出演          アシュリー・ヒンショウ
             デニス・オヘア
             ジェームズ・バックリー
             クリスタ・ニコラ
             

 ■ストーリー■
 エジプトで王の墓を探索する考古学者のグループは、砂の中に埋もれた古いピラミッドの墓を発見、本格的に調査を始めようとした矢先、カイロで暴動で発生したため、帰国するように指示が出されるのだった。
 欲が出た彼らは最後の数時間を使って、発見したピラミッドを探ることに…。NASAから借りた火星探索用のロボットでピラミッドを探ることにするが、ロボットは何物かに襲われ故障。ロボットを回収するためにも、彼らはピラミッドの中へと奥深く入っていくのだが…。 

 ■感想■
 グレゴリー・ルヴァスール監督の低予算ホラー映画。
 日本ではDVDスルーにもならず、配信で公開されました。
 
 「なぜ??」
 「なぜ??」
 「なぜ??」

 けっこう面白いホラー映画なのに、配信のみ!!
 (BS放送で、その後、放送されました)

 韓流をはじめとしたTVドラマを次々とソフト化するんだったら、長編映画をソフト化して!!

 TVスタッフが使っていたカメラを主観にした一応POV系の作品です。
 基本、POV系の作品は苦手ですが、見せ方がうまいのか、それほど気になりませんでした。ラストの方は明らかに普通の映画になっていましたし…。

 グレゴリー・ルヴァスールといえば、『ハイテンション』(2003年)『ヒルズ・ハブ・アイズ』(2006年)等々の脚本家で、アレクサンドル・アジャ監督作品でコンビを組んでいますが、今作でアレクサンドル・アジャは製作で関わっています。

 今作の脚本はニック・サイモンとダニエル・ミーアサンドの2人。
 ダニエル・ミーアサンドはニック・サイモン監督のスリラー映画”REMOVAL”(2010年)の脚本を書いています。ニック・サイモンは『凍える夜に、盲目の殺し屋トポ』(2013年)の脚本や、『スクリーム・ガールズ最後の絶叫』(2015年)の脚本&監督です。

 

 ランニングタイムが89分と短いこともあって、退屈することもなくあっという間に観ることができます。
 謎の猫のような肉食獣。
 こういう作品に定番のような落とし穴!
 あふれてくる砂!等々の数々の罠。
 そして、クライマックスには、ピラミッドに閉じ込められていた者まで登場して次から次へと展開していくので、楽しく観れました!!

 こういう普通の面白い作品こそ、ソフト化してレンタル屋においてあれば良いのに…。60点

ピラミッドの呪い (字幕版)
ダニエル・ミーサンド
メーカー情報なし

 

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『アデライン、100年目の恋』 歳をとらなきゃ、ず~と映画が観れる

2016-08-03 20:52:36 | ドラマ

アデライン、100年目の恋
AGE OF ADALINE(2015年アメリカ、カナダ)
 監督          リー・トランド・クリーガー
 脚本          J・ミルズ・グッドロー
             サルヴァドール・パスコヴィッツ
 原案          J・ミルズ・グッドロー
             サルヴァードール・パスコヴィッツ
 出演          ブレイク・ライヴリー
             ミキール・ハースマン
             キャシー・ベイカー
             ハリソン・フォード

 ■ストーリー■
 アデライン・ボウマンは、1908年に生まれ、21歳で結婚。娘にも恵まれたものの夫は事故で死亡。ある日、運転中に事故にあい冷たい川に転落、身体が冷えた状態で落雷にあい目覚める。その影響でそれ以降歳をとらない身体へと変化してしまうのだった。
 若いままの姿に気づきFBIは彼女を連れ去ろうとするが、彼女は逃走。10年ごとに名前や姿を変えて生活するようになるのだった。そして、現代…、ある日、パーティでエリスという青年から猛烈にアタックされるのだが…。


 ■感想■
 歳をとらなくなった美女を描く恋愛映画。
 
 恋愛映画!!
 恋愛映画!!
 
 自分が最も観ないジャンルの1つ!
 コメディ要素もなく、青春物でもなく、普通の恋愛映画!
 歳をとらないという要素が少し特殊ですが…。
 
 今まで観た作品で、自分が観た恋愛映画って、コールドスリープを題材にしたスペイン製の『熱愛』(1975年)くらいでは??
 今まで観た作品が5000~7000本として、わずか1本!少なすぎ!


 ヒロインが歳をとらない身体になったというところが気になり鑑賞。
 まぁ、普通に面白かったです!
 ランニングタイム103分、退屈もせずちゃんと観れました。

 恋愛映画が苦手な自分も、普通に面白く観れました!!
 大した事件もなく、淡々とエピソードが描かれていくだけなんですが引き込まれていきました。
 嫌みのない淡々としたエピソードと、ヒロインのブレイク・ライヴリーのしつこくない魅力がうまく融合していたんでしょうか??

 って、ブレイク・ライヴリーって、今作ではどちらかというとおとなしめな印象ですが、チャック・ホーガン原作の「強盗こそ、われらが宿命」を映画化した『ザ・タウン』(2010年)のときはヒロインのクレア役でなく、クリスタ役だったんですね!
 すっかり忘れていました!! 
 さすが女優ですね、出演する作品で、イメージが全然違う!!

 でも、今作のヒロインは歳をとらないことで悩んでますが、こんな美貌なのに、悩みすぎでは??
 モテモテでしょうに!
 娘とかが歳をとるのを見るのはツライでしょうけどね。娘は子ども(アデラインの孫)は生まなかったんでしょうかね??

 

 恋愛映画が苦手な人でも大丈夫です!(たぶん)  50点

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松竹
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