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映画感想のブログ!!
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『アイ、ロボット』料理職人の作ったジャンクフード

2005-02-28 09:41:29 | SF

アイ、ロボット
I、ROBOT(2004年アメリカ)
 監督         アレックス・プロヤス
 脚本         アキヴァ・ゴールズマン
             ジェフ・ヴィンター
 原案         ジェフ・ヴィンター
 出演         ウィル・スミス
             ブリジット・モイナハン
             ブルース・グリーンウッド

 ■ストーリー■
 2035年シカゴ、人間とロボットが共存する近未来、巨大企業「USロボティックス社」でロボット工学の第一人者アルフレッド・ラニング博士が謎の死を遂げるのだった。ロボット嫌いのシカゴ市警の刑事デル・スプーナーは、旧知のラニング博士の死の捜査を始める。スプーナーはラニング博士が開発したNS-5型ロボット、サニーが事件に関わっていると疑うのだった。しかし、捜査に協力するUSロボティックス社のスーザン・カルヴィン博士は、ロボット3原則があるのでロボットが人間へ危害を加えることはあり得ないと言うのだった。
 
 ■感想■
 アイザック・アシモフの短編集「われはロボット」をモチーフにしたSFアクション映画。
 原作でなく「モチーフ」にした作品で
 原案は、脚本でも参加しているジェフ・ヴィンター。
 
 原作があるのに、原案があるって、どういうコト??って感じですけど、一応、原作でアイザック・アシモフの名前とタイトルを使いたかったんでしょうね!!

 アイザック・アシモフの原作が、どういう経緯で映画化作品として製作されたのかわからないですけど、主演がウィル・スミスになった段階で、今作は 頭使わない映画!! になった!!って感じです。 

 監督が『クロウ飛翔伝説』(1994年)、『ダークシティ』(1998年)のアレックス・プロイヤス監督なんで、何とかかんとかギリギリ、観れる作品にはとどまりましたけど、ウィル・スミス主演の「毒」には勝てませんでした!
 アレックス・プロヤス監督の力で、ただのジャンクフードっぽいハリウッドのメジャー作品には、何とかならなかったかも。イヤ、実はなってるかも…。 
 
 監督がアレックス・プロヤスですけど、製作者たちが、
映画は頭をカラッポにして見ましょう!!ハリウッドのエンターテイメント!!
 って作品の製作者たちですからね。
 
 ちなみに、製作はジョン・ディビス、ウィック・ゴッドフレイ、トファー・ダウ、ローレンス・マークです。とにかく色んな映画の製作をしてます。
 ジョン・ディビスは『戦火の勇気』(1996年)、『ドクター・ドリトル』(1998年)、『エネミー・ライン』(2001年)等々製作してます。
 ウィック・ゴッドフレイは『チャーリーと14人のキッズ』(2003年)、『ホワイト・プリンセス』(2004年)の製作。
 ローレンス・マークは『アンドリューNDR114』(1999年)、『グリッターきらめきの向こうに』(2001年)を製作してます。
 
 “受ける映画=正しい映画”
 とすれば、それはそれで、この製作者たちの作る作品の多くが、ヒットしてるんで大正解なんですけどね。
 
 誰にでも受ける万人向けの作品がキライってわけじゃないんですけど、あえて、アイザック・アシモフのSF作品を映画化するのに、こんな作品にしちゃうなんて!!
 ちょっとオシイ気もします!!
 そのうえ、主演がウィル・スミス!どうも「ウィル・スミス映画」って自分の好みじゃないんですよね。
 
 それにしてもこの脚本はすごい!すごすぎる!!全然退屈しないんですけど、今作がSFミステリー映画なのか、SFアクションなのか、ドラマなのか、観てる方が混乱してわけがわからないうちに、気づいたときには終わっちゃいます!!
 コレってまさに、ローラーコースタームービーって感じです!!“ローラーコースタームービー”って言っても、全然ホメてないですからね!!
 
 その上、もっともスゴイところは、今作の1番重要なテーマの「ロボット3原則」についてなんですけど、
“ロボットは殺人を犯せるのか??”ってこの作品の最もかんじんなミステリーの部分のはずなのに、そのベースになっている「ロボット3原則」がプログラムを解除出来る設定になっているところ!!です。

 ミステリーでもなんでもなかったです。ホントにただのエンターテイメントだったのね!!いくらでも面白くなりそうな作品だっただけに残念です。自分はエンターテイメント系映画が好きなので、今作の評価は甘いでけど。
 まぁ、ポップコーンでも食べながら、ワイワイ楽しく見るには十分面白い作品ってことは確かです!! 50点

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『リディック』壮大なスペースオペラのシリーズ物・・・なの?

2005-02-27 02:32:28 | SF

リディック
THE CHRONICLES OF RIDDICK(2004年アメリカ)
 監督         デヴィッド・トゥーヒー
 脚本         デヴィッド・トゥーヒー
 キャラクター創造   ジム・ウィート
             ケンウィート
 出演         ヴィン・ディーゼル
             ジュディ・デンチ
             コルム・フィオール
             アレクサ・ダヴァロス  
             カール・アーバン
 
 ■ストーリー■
 前作『ピッチブラック』から5年後、5個の惑星から指名手配されているリディックは賞金稼ぎトゥームズから逃げていた。トゥームズから逃れたリディックは、旧知イマムに逢うためヘリオン第1惑星へ向かうのだった。リディックはイマムからの紹介でエレメンタル族のエアリオンと会いあることを知る。それはロードマーシャル率いるネクロモンガーが宇宙を支配しようとしていたが、ロードマーシャルを倒せるのはフューリア族の生き残りリディックだということだった。そんな時ネクロモンガーの宇宙艦隊がヘリオン第1惑星に現われ攻撃を仕掛けてくるのだった…。

 ■感想■
 劇場に行こうと思いつつ、ついうっかり見逃していたので、ビデオで鑑賞しました。
 
 傑作SFホラー『エイリアン』(1979年)の亜流にも関わらず、主演のヴィン・ディーゼル演じるダークヒーロー、リディックのキャラクターと、圧倒的な迫力と緊張感でスマッシュヒットした低予算SF『ピッチブラック』(2000年)の続編です。
  
 170億円の制作費をかけて作った、やたらゴウセイなセットやVFXで観る者を120分弱の時間飽きさせない!!!
 →→→はずなんですけど、
 ストーリーは『ピッチブラック』ほどのヒネリもないし、勢いもないです。
 
 せっかくのしばらくぶりの宇宙SFなのに、ストーリーのメインは、中世を舞台にしたような悪い奴らの権力争い!!って感じです。
 
 この作品の宇宙観では知性のある生物はみんなヒューマノイド型(っつーかみんな人間)なのね。
 別にいいですけど、それも作品のスケールを小さくしている感じがしてならないです。

 大体、全宇宙の制覇を企むネクロモンガーって、誇大広告でしょ。
 この設定は日本の配給会社の宣伝かもしれないですけど。ネクロモンガーが支配したがってるのってヘリオン星系だけでしょ、とりあえず。
 だってネクロモンガーの軍団より強そうな星あるでしょ、多分。(え、ないの??)
 
 『ピッチブラック』のヒットを受けて作られたTV番組のサイドストーリー『INTO PITCH BLACK』(「ピッチブラック」のDVDに収録)や『ピッチブラック』と今作の間を埋める『リディックアニメーテッド』とか色々な派生作品を生んでいるのに、そんなあとに作られた劇場作品『リディック』がこの出来なのか・・ 
 
 でも、別につまらないわけではないので、ポップコーンでも食べながら楽しく観てください!
 50点

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『バトルロワイアルII特別篇REVENGE』日本映画の実力?

2005-02-26 02:19:47 | 日本映画

バトルロワイアルII特別篇REVENGE
(2003年日本)
 監督       深作 欣二
           深作 健太
 脚本       深作 健太
           木田 紀生
 原作       杉江 松恋
 出演       藤原 竜也
           前田 愛
           竹内 力
           千葉 真一
           加藤 夏希
           前田 亜季

 ■ストーリー■
 前作『バトルロワイアル』で生き残った七原秋也はBR法で生き残った者やBR法で家族を殺された者たちと組み、テロ組織“ワイルドセブン”を組織した。ワイルドセブンは首都東京を急襲、東京を破壊する。政府はワイルドセブンに対抗するためBRⅡ法を施行。札付きの不良を集めたクラスを選び、2人1組でペアを組ませ、ワイルドセブンが立てこもる孤島に攻撃をしかけるのだった!

 ■感想■
 深作欣二監督の『バトル・ロワイアル』(2000年)の続篇です。
 監督は深作欣二監督の息子の深作健太。
 
 前作『バトル・ロワイアル』は、後日、再編集して特別編を作りましたけど、今回も、やはり『バトル・ロワイアルⅡ鎮魂歌(レクイエム)』(2003年)に20分の未公開シーンを足して再編集して『バトルロワイアルII特別篇REVENGE』として作り直しました。
 でも、完成した今作を観た限り、未公開シーンを少し足しただけという印象です。
 熱烈なファンでないと、でどこがどう変わったのかわからないんじゃないのかな??って印象の作品になってます。
 この2作目に熱烈なファンがいるかどうかは知らないですけどね。
 自分は、明らかに学園シーンや前作の回想シーンが増量されたのはわかるけど、他のシーンはわかりませんでした。
 
 感想は、今作のオリジナル版の『バトル・ロワイアルⅡ鎮魂歌』を含めてということで。
 
 「イヤ~、しばらくぶりにこんなヒドイ作品を見ました

 最初、前作『バトル・ロワイアル』の教師キタノの娘キタノシオリの独白で始まるんで、
 「あれ??2作目は1作目の主人公、七原秋也と中川典子はメインじゃないんだな!」
 って思って、映画を観てると、途中から七原秋也が出てきて、物語上、だんだんと七原秋也が前面に出て来て、キタノシオリがどっかに行っちゃうんですよネ。

  「あれれれれ?」
 
 とか思ってると、終盤から忍成修吾演じる中学生がまた目立ってくるんで、この映画の主人公は誰だ?誰だ?誰なんだー??って感じです。この作風を理解できないオレがバカなのか?(理解したくもないですけどね)
 この混乱してるかのようなストーリーは、まるで脚本家が20人もいて、途中で監督が5回くらい変わったハリウッドのメジャー作品みたいな印象です。

 作風だけでなく、肝心のストーリーもスゴイです。
 もちろん、ヒドイって意味で!!
 BR法で生き残った少年少女たちが、テロリストになるって…。
 テロリズムはどんな理由であれ、一般市民を巻き込むのであれば許されるものではないでしょ。映画のストーリー上でも、教師RIKIの娘も巻き込まれてるんだし。
 ストーリーに感情移入出来ないばかりでなく魅力あるキャラクターが竹内力と1瞬だけ登場する千葉真一だけっていうのもねぇ~。
 
 ただでさえ130分以上ある作品を再編集して152分って何、何、何ッ!
 ランニングタイムが長すぎ!意味の無い再編集って感じ。もともとの130分も、もちろん長すぎですけど。
 勝ち組、負け組、ある国の批判等それなりのテーマはあるけど、だからテロ活動バンザイ!に直結っていうのもね。0点でも甘いくらいかも。前作はそれでも、巻き込まれ型のスリラー映画としては、かなり面白かったのにね。0点

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『愛してる、愛してない...』 アメリ、帰還の挨拶

2005-02-25 00:08:20 | ドラマ

愛してる、愛してない...
A LA FOLIE... PAS DU TOUT (2002年フランス)
 監督         レティシエ・コロンバニ
 脚本         レティシエ・コロンバニ
 出演         オードレ・トトウ
             サミュエル・ル・ルビアン
             イザベル・カレ
 
 ■ストーリー■
 心臓外科医ロイックと女学生アンジェリクは不倫中だった。しかし、ロイックには妊娠中の弁護士の美しい妻ラシェルがいるのだった。アンジェリクは2人は別れるという。アンジェリクに片思いの医学生ダビッドは、不倫はやめる様アドバイスするのだが。
 
 ■□■ネタバレあり!■□■
 
 ■感想■
 『アメリ』(2001年)のヒロイン、オードレ・トトウを主演の迎えての恋愛をテーマにしたドラマです。
 この展開なら、絶対に不倫相手と別れて、自分を想いつづけてくれるダビッドとつきあってハッピーエンドになるんだろうなぁ!とか思ったんですけど、自分が甘かったです!そんな甘い恋愛映画じゃなかった!!
 
 何気なく見て、感動しました!
 「こんな映画が劇場公開されていたのか!」
 って全然知りませんでした!まぁ、気がついてもタイトルが『愛してる、愛してない...』ですから観てないと思いますけどね!
 恋愛映画なんてメッタに見ない自分が、レンタルビデオ屋で何気なくパッケージの宣伝の文面が気になって借りて観たんですけど。
 
 パッケージのどこにひっかかったか?って。
 
 それは 
“「シックス・センス」を思わせる“ひねり”を効かせた構成、そして意表をつく心憎いエンディングへ向かう”
 というところです。

 「エーッ、恋愛映画なのに『シックス・センス』」を思わせる“ひねり”を効かせた構成、って何??そして意表をつく心憎いエンディングって何、何、何???
 
 って、エンターテイメント映画好きなら思うでしょ!
 
 「なぜ、なぜ、なぜ、恋愛物で、突然『シックス・センス』(1999年)なの?????」これでも?が足りないですよネ。
 
 で、観てみたんですけど、観てビックリ!!
 とにかく色んな映画ファンに見て欲しい!もう、事前に何の情報もなく見たら、誰でもビックリするのは確かなドラマです!「恋愛映画なんて観ないよ!」なんて人にこそ観て欲しい作品です! 
 
 監督は26歳の女性監督のレティシエ・コロンバニ監督。今作が長篇デヴュー作らしいけど、名前を覚えておいたほうが良い監督の1人かもしれませんネ。
 ネタ切れとも言われるハリウッドでは、早くも今作のリメイク化権がFOXに渡ったらしいですけど、リメイクしたい気持ちもよ~くわかる出来あがりです!   
 
 この作品の宣伝コピーは
あなたがバラをくれたから、私は心にケガをした
 なんですけど、この宣伝コピーって、あんまりじゃないですか??
 
 今作に、もっともっとピッタリのうたい文句がありました。『LAコンフィデンシャル』(1997年)のカーティス・ハンソンが監督、脚本で作られた1986年の傑作サスペンス『窓 ベッドルームの女』の宣伝コピー “ヒッチコックも悲鳴をあげる…”の方がピッタリじゃないかな??って思うんですけど、どうでしょう?? あれ、これって少しネタばれですか??

    
 それにしても、この『愛してる、愛してない...』は、事前情報なしに観ることをオススメします!事前に何も知らない方が面白く観れる映画ベスト10に入る1本ですから! 80点

愛してる、愛してない...

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『窓ベッドルームの女』は日本語吹替え新録でDVD化して欲しかったです!!

ベッドルームの女「窓」【ユニバーサル・セレクション1500円キャンペーン/2009年第5弾:初回生産限定】 [DVD]
エリザベス・マクガヴァン,イザベル・ユペール
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

 

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『バイオハザードⅡアポカリプス』続篇!傑作アクション!

2005-02-24 00:41:06 | ホラー

バイオハザードⅡアポカリプス
RESIDENT EVIL APOCALYPSE(2004年カナダ、イギリス)
 監督         アレクサンダー・ウィット
 脚本         ポール・W・S・アンダーソン
 出演         ミラ・ジョヴォヴィッチ
            シエンナ・ギロリー
            ジャレッド・ハリス
            オデッド・フェール
            イアン・グレン

 ■ストーリー■
 ラクーンシティの地下に設置された巨大企業アンブレラ社の研究施設ハイブが「T-ウィルス」に汚染され、なんとか生還したアリスはラクーンシティの病院で目覚める。アリスは人気の無い病院から町へと出て、廃墟と化したラクーンシティの様子からT-ウイルスが街に蔓延したことを知るのだった。
 アンブレラ社は、Tウィルスに汚染されたラクーンシティを閉鎖し核攻撃をし町もろとも破壊しようとしていた。一方、町からの脱出に間に合わずラクーンシティに閉じ込められた特殊部隊STARSのジル・バレンタインや同僚、TVレポーターたちは逃げ込んだ教会でモンスターの襲われるのだった。絶対絶命のピンチのときアリスが現れ、モンスターを倒すのだった。アリスはジルたちと合流し、偶然街に閉じ込められたT-ウイルスの開発者アシュフォード博士の娘を救出し脱出を試みるのだった!
 
 □■□1作目&今作のネタバレあり!□■□
 
  ■感想■
 同名の超人気アドベンチャーTVゲームを映画化した『バイオハザード』(2001年)の続篇!
 ストーリーはまさに前作の最後のシーンから始まります!アリスたちが生還した36時間後、アンデッドが徘徊する恐怖の街と化したラクーンシティから、前作の主人公アリスと、今作から登場のヒロイン、ジル・バレンタインたちが脱出するまでを描くホラーアクション! 

 ホラー色は色を潜め、アクション映画に!!
 ホラー度   ★
 アクション度 ★★★★
 ヒロイン度  ★★★★★
 
 前作は、映画の舞台が閉じられた空間ハイブからの脱出行を描く狭い空間でのサスペンス映画でしたけど、続編の今作は舞台がラクーンシティの街全体になり、舞台が空間的な広がりを見せて、色んなアクションシーンが次から次へと用意されてます。
 今作では、ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるアリスが入院中に注射されたT-ウイルスの影響でスーパーウーマンになってます!前作のアリスも特殊部隊っていうことでかなりのスーパーウーマンでしたけど、今作ではホントのホントに文字通り“スーパーウーマン”になってます!!
 
 前作でもアリスはドーベルマン犬が変異した怪物ケルベロスを、空中三角ケリで倒してましたけど今作ではネメシス以外に向かうところ敵無し状態!まぁ前作のケルベロスを倒すのだって異常ですけどね!普通だったら、今作のジルみたいに逃げるのが精一杯なのに!実際、ジルたちは逃げ切れずに教会に立てこもっちゃうしネ。 
 
 原作になったビデオゲーム「バイオハザード」のファンだ!っていうことで、今回もミラはノリノリでスーパーヒロインのアリスを演じています。ミラ・ジョヴォヴィッチも原作のビデオゲームのファンなら、前作では監督で今回は脚本で参加しているポール・W・S・アンダーソンも原作のファンっていうこともあり、まさに映画化とはこういうものだ!って感じで映画を作り上げてます!本当にビデオゲームの映画化はこういう風に作って欲しいです!
 
 前作でのラスボス的なモンスター“リッカー”3匹に通常人のジルや仲間の警官が大ピンチなのに、アリスが教会へ現われ、1瞬で倒してしまうシーンには思わずしびれました!!!もう教会のこのアクションシーンを観るだけでも、今作を見る価値があります!!
 見せ場といえば、ネメシスに追われたアリスが『ニキータ』(1990年)ばりにダストシュートに逃げ込むシーンには思わずニンマリしちゃいました!!
 今作のスタッフもやりたかったのね、“ダストシュートの脱出シーン!!”(まぁ、『ニキータ』ではお皿を運ぶエレベーターでしたけどね…)

 でも、ストーリー的にジルがTVレポーターに拳銃を渡して1人でアシュフォード博士の娘のアンジェラの捜索に行かせるシーンは、絶対におかしいです!ジルって警官なのに、一般人に拳銃渡して、調査に行かせるなんて!!
 ジルみたいに特殊訓練受けてないんだから!TVリポーターは、まさにムダ死に状態です!

 ゲームでの超強敵ネメシスのキャラクターの扱い方とかで、TVゲーム版のファンの中には不満アリアリの方もいらっしゃると思いますけど、TVゲームと映画版とは別物と考えて、映画版は映画版で愉しみましょう!
 ネメシスといえば、クライマックスでのアリスとネメシスとの対決シーンには思わずジ~ンときました。アリスの「私も化物だわ」みたいな発言するシーンで自分は大感動しました!!
 
 もっともっとラストの方で飛行機の中で、爆風の影響で破片が飛んできて「あ、アリスが!!!」ってビックリするシーンがありましたけど、その次のシーンで、驚きの展開が!
 結局、「パート3へ続く!!!」って!!!100点 

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『エロティック・ハウス愛奴』このうたい文句で見たくなる!

2005-02-23 00:12:00 | 香港映画

エロティック・ハウス愛奴』
愛奴 INTIMATE CONFESSIONS OFA CHINESE COURTESAN(1972年香港)
 監督         チュー・ユアン
 出演         リリー・ホー
             ユエ・ホア
  
 ■ストーリー■
 誘拐され高級娼館<四季春>に連れてこられた美女、愛奴(アイヌ)。愛奴は牢番の男と逃げ出そうとするが失敗する。逃亡をあきらめた、愛奴は売春宿の女経営者からの愛情を注がれ、快楽のためのテクニックを教えられ高級売春婦となる。しかし、愛奴は、自分の客4人と娼館の女経営者を狙っていた。
 
 ■感想■
 キングレコードのショウブラザース黄金のシネマシリーズの1本です。
 DVDのパッケージによると、今作のうたい文句は  
 “香港映画史上最もスキャンダラスでエロチックな作品で初公開後はほとんど上映されなかった幻のカルトムービー
 だそうです!
 
 なんか、すご過ぎな宣伝コピーですね!また、香港映画史上初のレズビアン映画として有名な作品だそうです!! 
 
 このうたい文句を見たら、香港映画好きだったら、絶対に見たい!見たい!見たい!って思うはず!
 自分には、この宣伝コピーはかなり訴えかけました!!良い購買層でしょ。(自画自賛)
 このうたい文句を読んで見たがらない香港映画の武侠映画ファンなんていないでしょう。
 イヤ、香港映画ファンでなくともこのうたい文句を読んだら、普通のエンタメ映画ファンなら観たくなるはず!!
 
 で、今作を見た感想なんですけど、1972年の作品だから、今と貞操観念が全然違うんでしょうけど、主人公がキレすぎです!
 
 「そんなに怒らなくても良いのに!!」
 
 誘拐してきた四季春のメンバーは皆殺しは、まだまだ理解できますけど、自分の客たちを殺すのって“あり”ですか??ちゃんとお金払ってる客なのに・・・。
 お客さんたちは、そんなに罪深くないでしょ。それとも当時の中国では、こういう商売自体が犯罪だったんですか??そんな描写無いし、一応合法なんですよね。こんな発想してると「スケベ!」とか言われちゃうかもしれないけどネ。
 
 でも、愛奴さんに言いたいです!
「あなた、はっきり言って殺人狂ですよ」
 だから、映画になったのか!
 
 まぁ、そんなこと言ったら、ダーティハリーだって警察バッチをつけた殺人鬼だし、チャールズ・ブロンソンが演じたポール・カージーなんて大量殺戮者になっちゃいますけどね!

 あと、愛奴の客が1人づつ殺されていくので、愛奴を犯人と気付いた役人が、他のまだ生き残っている愛奴の常連客に注意しろ!!って忠告してるのに、

 「愛奴が殺人犯?そんなことあるかっ!!」

 って、役人に口答えしてますけど、これって、登場人物たちも、ちょっとマヌケすぎでしょう。いや、“ちょっと”じゃなくて、“かなり”マヌケでしょ。マヌケというより、ストーリー上おかしいです!これで、愛奴が犯人じゃなかったら、ピーター・セラーズの「ピンクパンサー」シリーズの『暗闇でドッキリ』(1964年)になっちゃいますよね!
 
 まあ、エロチック路線まっしぐらみたいな宣伝コピーでしたけど、実は、ストーリーや、剣での戦いのシーンを含めて、かなりマジメな武侠片になってます!この怒りまくった殺人鬼の主人公のキャラクターについていければ、かなり面白いかも。
 香港武侠映画の1本として記憶にとどめておいてもいいかもしれない1本っていうことで。 60点

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これで愛奴が犯人じゃ無かったら『暗闇でドッキリ』になっちゃいますよね。

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ブロンソンのポール・カージーシリーズでは1番好き!!『ロサンゼルス』

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ダーティハリーの方が殺人してます!

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『レスリー・チャンの神鳥英雄伝』 もっと説明して、、。

2005-02-20 17:08:23 | 香港映画

レスリー・チャンの神鳥英雄伝
楊過與小龍女 LITTLE DRAGON MAIDEN(1983年香港)
 監督:ホア・シャン
 出演:レスリー・チャン
    マリー・ジーン・レイマー
    ロー・リエ
 
 ■ストーリー■
 みなしごのヤン・クオは、修行している身だったが仲間にいじめられて逃げ出してしまう。偶然逃げ込んだ先で奥義を守るリトルドラゴンメイデンに出会い、武道を教えられ師弟関係になるのだった。
 厳しい修行に耐えるヤン・クオは、美しい師匠に愛情を抱くようになる。しかし、師弟間の愛は許されないのが、流派の掟だった。そんなとき、奥義を狙う姉弟子や、リトルドラゴンメイデンを好きなヤン・クオの昔の仲間の男の登場により2人の間に誤解が生まれるのだった。
  
 ■感想■
 レスリー・チャン主演の武侠映画。
 原作は武侠小説の巨匠、金庸。
 
 原作があるからしょうがないんでしょうけど、とにかく今作は登場人物が多すぎです!
 それも何の説明も無く、突然画面に登場してきます!!
 
 ガマ功の使い手の師匠とか、巨大な鳥とか何で突然出てきたの??って感じです。
 原作や武侠作品になじみがない映画ファン、置き去り状態。
 
 今作はランニングタイム90分の作品ですけど、この多くの登場人物たちは、90分の映画版に必要なキャラクターなの??って感じです。

 でも、まぁ、原作のファンからすると、当然出てくると思っていたキャラクターが出てこなかったら怒っちゃいますもんね!
 まぁ、その辺は、原作ファンへの目配せなんでしょうか?? 
 原作にも出てきたし、入れちゃえ!ってコトもあるんでしょうけどね。
  
 途中、唐突に巨大な鳥が登場して主人公のレスリー・チャンを助けるんですけど、ちょっと意味不明でした。タイトルの“神鳥英雄伝”の由来はあの巨大な鳥さんなんですよね??
 重要なキャラクターなのに一切説明なし!
 まぁ、香港で、今作を観るような人は武侠小説にも詳しいんで全然問題ないんでしょうけどね。
 でも、今作って、良く考えると、なんかスケールも小さい話だし、こんなに登場人物が、多くなくても良かったような気が、、、。
 キャラクターをもう少し整理してくれた方が良かったかも、、。なんて考えるのは頭の中がハリウッド作品の影響受けすぎかな??


 今作の場合、そんなに修行シーンがつらそうに見えないのも難点ですかネ。レスリー・チャンがつらそうに修行するシーンなんて観たかった気もしますけどね!!
 チェン・チェ監督の『南少林寺vs北少林寺』(1977年)のような特訓シーンをレスリー・チャンがやったらけっこう見ごたえがあったのに!!
 レスリー・チャンだったら、そんなシーンがあってもつらそうに見えなかったりして??

 

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『マッスルモンク』筋肉ボウズ、筋肉ボウズ

2005-02-20 12:16:21 | 香港映画

マッスルモンク
RUNNING ON KARMA 大隻佬(2003年香港)
 監督          ジョニー・トー
             ワイ・カーファイ
 脚本          ワイ・カーファイ
             ヤウ・ナイホイ
 出演          アンディ・ラウ
             セシリア・チャン
             チョン・シウファイ
             カレン・トン

 ■ストーリー■
 超ムキムキのマッチョ筋肉質ボディビルダー系の男性ストリッパーのビッグ・ガイは、犯人を追跡していた女性刑事リーと遭遇して、わいせつ罪で逮捕されそうになるが逃走する。殺人犯を追っていた警察隊とリーは銃を発砲するが誤って警察犬を撃ってしまうのだった。その様子を見ていたビッグガイは、警察犬とリーに「前世の業(カルマ)」を見るのだった。
 5年前に何者かに恋人を殺されたビッグ・ガイは「前世の業」が見えることに苦悩して山を降りストリッパーになっていたのだ。中国人を虐殺する旧日本兵が前世だったリーが、このままでは、前世の業のために死んでしまうを知ったビッグガイはリーを救おうとするのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 
 ■感想■
 ジョニー・トー監督の宗教アクション映画。
 
 数多くのコメディ映画や、アクション映画を監督しているジョニー・トゥ監督の作品なんで、てっきり今作もコメディ系のアクション映画だと思って観たんですけど甘かったです!  
 
 今作のアンディ・ラウの筋肉質の姿を見て、

 「どう考えても香港映画お得意のコメディタッチの軽い作品に違いない!」
 
 って思った自分がバカでした。
 “バカ、バカ、バカ・・・”

 コメディどころか、超マジメな作品でした!!
 それもインパクトが強すぎの超マジメ作品です!!
 その上、ストーリーも暗い!暗い!暗い!
 観たあとどっと疲れるくらいマジメで暗い作品でした!!
 
 その上、ストーリーが暗いだけでなく、悲しい、悲しい、悲しい、悲しい!暗くて悲しいマジメな作品でした。あの筋肉質なアンディ・ラウの姿は、映画の“つかみ”としては十分効果がありますけど、映画の内容と違いすぎです!

 この作品を仏教的な意味合いでとらえると、「暗い」とか「悲しい」とか言っちゃいけないんでしょうけど、観た後、しばらく落ち込んで色んなコトを考えさせられました!観終わってからのあまりの展開にショック状態から抜け出れるまで、少し時間がかかりました!
 
 ところでアンディ・ラウのあの筋肉質の体って、やっぱり話題作りだったんですか??
 確かに自分もだまされました!話題作りやつかみとしては十分成功ですけど、ストーリー上での意味は??
 だって、物語に直接は関係ないですもんね、あの超筋肉質な身体。
 最後に普通の肉体に戻ったアンディ・ラウが登場するんで悟りを開いたことで筋肉が落ちたってことは、あの筋肉は俗世間の象徴なんでしょうか??
 
 『インファナル・アフェア無間序曲』(2003年)、『インファナル・アフェアIII終局無間』(2003年)を押さえて“第23回金像奨作品賞受賞”っていうんでかなり期待して観たのもショック度をアップさせちゃいました。
 
 この作品が、「インファナル・アフェア」シリーズの第2作、第3作を押さえて、「金像奨作品賞受賞」っていうこと考えると、香港の人々の生活に、仏教が根付いてるってコトですよね!
 
 日ごろ、日本にいて宗教と何にも関係ない生活をしてると、こういう作品に触れると、しみじみ考えさせられます!
 日本でこんな作品を作ったら、何の映画って思われちゃいますよね。
 だって、「インファナル・アフェア」の2作目、3作目を押さえての金像奨作品賞受賞っていうのは、すごいことですよね!!まぁ、「インファナル・アフェア」の方は、シリーズ物っていうのがあったのかもしれないですけどね。

 それにしても、今作の血とバイオレンス描写のの多さは何でしょう!!!
 アクション映画好きの@KOBAが見ても、どうしても引くような描写が、ありまくりです!

 “さすが香港映画!大好き香港映画!
 
 美人女優セシリア・チャンの首がつるされてるのって何ッ!!!!!!!
 アレには引きまくりました!あのシーン自体が夢オチなのかな??って思うくらいのショッキング度!
 結局、人間は“前世の業(カルマ)”からは逃れられないのね!主人公の努力がムダっていうのがなんとも言えない本作の魅力になってます!!アンディ・ラウ演じるビッグガイ自身にとって、その行動はムダじゃ無いんですけどね。大好きです、香港映画!! 65点


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『カンフーハッスル』ありえねー面白さ!

2005-02-19 22:46:58 | 香港映画

カンフーハッスル
KUNG FU HUSTLE 功夫(2004年中国、香港)
 監督        チャウ・シンチー
 脚本        チャウ・シンチー
            ツァン・カンチョン、
            ローラ・フオ
            チャン・マンキョン
 出演        チャウ・シンチー
            ユン・チウ
            ユン・ワー
            ホアン・シェンイー
            ラム・ジーチョン
            ブルース・リャン
            チャン・クォックワン
            ティン・カイマン

 ■ストーリー■
 文化革命前の中国、チンピラのシンは強くなることだけにあこがれていた。ある日、相棒と貧乏長屋に斧を使って人々を恐れさせるギャング“斧頭会”の名を語りユスリにやって来るのだった。

 ■感想■
 『少林サッカー』(2001年)のチャウ・シンチーが監督、出演のコメディアクション映画で。
 なんと、今作は2005年1月1日からの劇場公開という“めでたい公開日”でした!
 
 
 とにかく、オープニングから、映画のラストまで、「笑い!」「笑い!」「笑い!」の連続!連続!連続!メチャクチャ笑わせてくれます!

 「笑い」のシーンを、ホンの少しだけネタバレしちゃうと、チャウ・シンチーがナイフ投げたりするシーンとか、ユン・ワー演じる大家さんが、奥さんから投げ飛ばされる冒頭の方のシーンとか、メチャクチャ最高です。
 奥さんに、部屋から投げ飛ばされた大家さんが、地面にゲキトツして、そのあと大家さんの体から血が!血が!血が!

 あの血の出方、大家さん、普通死んじゃってますよ!死んでなくても、大事故です!!香港映画なんで、平気で次のシーンから出てきますけど。
 
 あと、斧頭会のボスが、車の中で震えながら、側近にタバコの火をつけてもらってるシーンとかも、最高に笑えました!

 なんで震えているかは、映画を観てのお楽しみにして下さいネ。あのシーンはまさに爆笑シーン!!
 そこで終わらず、そのあとのシーンで、ボスの乗っている車と、その前の車とあわせて、2台の車が、火だるまになって、通り過ぎるシーンとかは、もう最高です!!ボスの乗っている車の後ろの席とかが火だるまなんですから!!

今作は、チャウ・シンチーのカンフー映画への愛情たっぷりのオマージュと、日本のコミック好きの要素が、「笑い」のシーン以上に目一杯に詰まってます!!
 
 「少年ジャンプ」の連載コミックのように、出てくる強敵を倒しても、次に出てくるのは、もっと強敵!それを倒しても次にでてくるのは、もっと強いヤツ、そいつを倒しても、またまた、もっと強いヤツが登場してきます!倒しても、倒しても、敵、味方ともに、次に登場してくるキャラが、前のキャラクターよりも強敵で登場してきます!
 
 今回は、チャウ・シンチー映画では定番の美人ヒロインのブスメイクもなくて、ヒロインが超カワイイです!!
 もうこの作品の感想は 
 「面白い!面白すぎ!なんでこんなに面白いんだッ!」
 って表現で十分です!!
 ホントにありえない面白さです!
 香港映画が苦手な人にこそ見て欲しい1本ですネ。

 さすがチャウ・シンチー!『少林サッカー』も、もちろん100点満点の面白さでしたけど、今作『カンフーハッスル』もモチロンは100点満点です!
 でも、あまりの面白さに20点オマケで  120点

カンフーハッスル コレクターズ・エディション

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■タイトル一覧■ア

2005-02-19 22:30:50 | ■映画タイトルINDEX■


the EYEアイ             
アイ・アム・レジェンド   
アイアン・フィスト
愛してる、愛してない...  
アイス・ハーヴェスト 氷の収穫
愛という名の疑惑  
愛と死の間で(2005年)
アイボーグ
アイランド(2005年)
アイ、ロボット  
アウト・オブ・タイム  
アウトポスト BLACK SUN
アウトライブ 
アウトレイジ・ワールド
アウトロー・コップ 
アヴリルと奇妙な世界
青い部屋の女
蒼き獣たち  
アーカイヴ
赤い影  
赤ずきんの森(2005年) 
アクア・クリーチャーズ
アークエンジェル
悪魔が来りて笛を吹く(2006年)
悪魔が最後にやってくる!
悪魔がみている
悪魔の棲む森
悪魔のビンゴカード
悪魔の手毬唄(2009年)
悪魔の涙
悪人
アサインメント
アザーガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!
アサシネーション・ネーション
アサシン・ゲーム
アサシン・ハント
アサルトエース  
アサルト13要塞警察  
アサルト33:要塞病棟
アジョシ
あずみ 
あずみ2 Death or Love  
EARTHFALL アースフォール JIUJITSU
アダム 神の使い悪魔の子   
アデライン、100年目の恋
アドレナリン
アドレナリン・ブレイク
アドレナリン:MAX 
ANNA アナ
アナーキー(2014年)   
アナコンダ2                 
ANOTHERアナザー
アナザー・エフェクト11:59  
アナトミー
アニマル・パージ 
あのバスを止めろ
姐御 ANEGO
アバター
アバター・オブ・マーズ     
アパリション 悪霊
アーバン・ウォリアーズ 人類最後の未来都市
アーバン・エクスプローラー
アフガニスタン 地獄の日々
アフターショック
アフタースクール
アフターライフ
アブノーマル・ビューティ
アフリカン・シンジケート
アフリクテッド
アベンジャーズ
アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン
アーマードマン
アマルフィ女神の報酬
アメリカの友人
アムステルダム無情
雨の町
アリス・イン・ワンダーランド
あるいは裏切りという名の犬
ある殺し屋 KILLER FRANK
アルツハイマー・ケース
アルティメット
アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ
アルティメット・エージェント(2015年)
アルファベット・キラー
アレックス・ライダー
暗黒街 若き英雄伝説 
アンコントロール
暗殺者を撃て
アンジェラ
アンダーウォーター
アンダーハザード
アンダーフィールド
アンダーワールド エボリューション  
アンダーワールド 覚醒 
アンチ・ライフ
アンツ・パニック 巨大蟻襲来 
アンテベラム
アントニー・ジマー
アンドロイド・コップ
アンドロン
unknown アンノウン
アンビリーバブル
アンボーン

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■タイトル一覧■イ

2005-02-19 22:30:35 | ■映画タイトルINDEX■


イエスタデイ、ワンスモア 
イーオン・フラックス
EXIT イグジット
イコライザー
イコン
イージーマネー
イースタン・プロミス 
いずれ絶望という名の闇 
遺体安置室 死霊のめざめ
イタリアン・チェーンソー
ICHI
ICHIGEKI 一撃  
偽りのジェラシー   
E/Tエクストラテレストリアル 
イップ・マン序章
イップ・マン葉問
イップ・マン継承
頭文字D THE MOVIE  
イノセンツ 
イノセント・ワールド 天下無賊  
命の相続人
EVE イブ
イーブルアイ
忌み嫌われる家 
イレイザー(2006年) 
インサイド・マン
インザカット  
インシデント
インストーラー
インセプション
インセプション・コード
インターセクション
イン・トゥ・ザ・サン  
イン・トゥ・ザ・ブルー 
イントルーダーズ
インビジブル・シングス 未知なる能力
インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士
インビジブル・ユース ニュージェネレーション
インビジブル・スパイ
インビジブル2
インファナル・アフェア 
インファナル・アフェア 無間序曲  
インファナル・アフェアIII 終局無間
インファナル・シティ 女捜査官サンドラ
インファナル・デイズ 逆転人生 
インプラント

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■タイトル一覧■ウ

2005-02-19 22:25:28 | ■映画タイトルINDEX■


ヴァイキングダム
ヴァレンタイン ヒーロー誕生
ヴァンキッシュ
ヴァンパイア・イン・ラスベガス
ヴァンパイア 呪力転生  
ヴィクティム  
ウィッカーマン  
ウィッシュ・ルーム
ウィー・ハブ・ア・ゴースト
ウィラード(2003年)  
ヴィジット    
ヴィレッジ  
ウェイクアップ・デッドマン奇跡の朝(奇跡の朝) 
ウェイク・ウッド 蘇りの森
ウェス・クレイヴン'S カースド
ウェス・クレーブンの戦慄の夏
VETERAN ヴェテラン
ウォー・ゲーム(2010年)
ウォーズ・オブ・ギャラクシー
ウォンテッド     
宇宙戦争(2005年) 
ウディ・アレンの夢と犯罪 
姑獲鳥の夏  
裏切りのメロディ   
裏切りの闇で眠れ
裏切りのリヴィエラ ダブル・スパイを暴け
ウルトラヴァイオレット
ウルヴァリン X-MEN ZERO
ウルヴァリン SAMURAI
ウルフ・ウォーズ
ウルフマン
運命のボタン

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■タイトル一覧■エ

2005-02-19 22:25:18 | ■映画タイトルINDEX■


88ミニッツ
エイプリル・フール 鮮血の記念日
エイリアン・ウィズイン
エイリアンネーター        
エイリアンVSヴァネッサ・パラディ  
エイリアンVSプレデター      
AVP2 エイリアンズVSプレデター 
エイリアン・クロール
ALIENS エイリアンズ 
エイリアンドローム
エイリアン・ライジング
エヴァンジェリスタ 
エキスパート 
エグゼクティブプロテクション 
エクスペリメント アット・セントレオナルズ女子刑務所
エクスペンダブルズ3 ワールドミッション
エクソシスト3(1990年)
エクソシストビギニング  
エクソシズム・ライジング
エコーズ
エコーズ2
エージェント・オブ・ウォー
エージェント:ゼロ 漆黒の暗殺者
エージェント・ハミルトン 祖国を愛した男
エージェント・ハミルトン ベイルート救出作戦
エシュロン 対NSA網浸入作戦 
SF攻防都市
エスケイプ・フロム・リビングデッド
エスター
SPL 狼よ静かに死ね  
X-MEN ファイナルディシジョン  
H.G.ウェルズ 宇宙戦争ウォー・オブ・ザ・ワールド  
NYPD15分署 
F エフ
EMMA/エマ 人工警官
EMMA/エマ デッド・オア・キル
MI5 消された機密ファイル
MI5 灼熱のコンスパイラシー
エラゴン 遺志を継ぐ者
エリア・オブ・ザ・デッド  
エリザベス∞エクスペリメント  
エル・コンドル
エルフ サンタの国からやって来た  
エレクトラ 
エレクトリック・ミスト 霧の捜査線
END アナザーファイナル
エンド・オブ・ザ・ワールド地球最後の日、恋に落ちる
エンド・オブ・トンネル
エンド・オブ・フューチャー     
エンド・オブ・ホワイトハウス
エンド・ゲーム大統領最期の日     
エンドレス・アフェア
 

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■タイトル一覧■オ

2005-02-19 22:25:00 | ■映画タイトルINDEX■


おいしい生活   
狼たちの影
狼と呼ばれる男
狼の死刑宣告
狼たちの処刑台
狼たちのノクターン 夜想曲
OVER SUMMER
オーバースピード 時空を超えた目撃者
オープンドア
オーメン(2006年)  
オーメン ミレニアム
オーメン黙示録
奥さまは魔女  
オーシャンズ12
オックスフォード連続殺人  
オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主
オドレイ・トトゥinハッピーエンド
オドレイ・トトゥ 氷の海で眠りたい  
オペレーション7 
親指さがし
俺たちニュース・キャスター 
オールドマン 
オール・ユー・ニード・イズ・キル 
オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分
怨霊の森

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■タイトル一覧■カ

2005-02-19 22:24:44 | ■映画タイトルINDEX■


外事警察 その男に騙されるな
海底47m 古代マヤの死の迷宮
解剖室殺人事件
カウントダウン(2019年)
カウントダウン9.11
カエル女
カオス
カオマ 
顔のないスパイ
隠された記憶
カクタス・ジャク
影狩り 
影なき爆殺魔
CARGOカーゴ 
風鳴村
カタコンブ 地下墓地の秘密
カタコンベ      
カット!Cut          
ガーディアン陰・獣・教・室
カニバルカンフー燃えよ食人拳 
画皮 あやかしの恋
CUB 戦慄のサマーキャンプ
神々のテロリスト 
神の左手 悪魔の右手
Come Play カムプレイ
カメレオン
カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇
ガリシアの獣 
ガール・オン・ザ・サード・フロア
ガール・ネクスト・ドア  
カルマ震える記憶
華麗なる殺人 死ぬには美しすぎて
彼が二度愛したS
監禁ハイウェイ
ガーンジー島の読書会の秘密
がんばれ!ベアーズ ニューシーズン 
カンフー・クエスト覇者の剣 
カンフーハッスル  
カンフー麻雀
カンフー・モンスター
完全なる報復

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