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『ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り』 傑作ファンタジー

2023-12-22 18:48:20 | ファンタジー/剣と魔法

ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り
DUNGEONS & DRAGONS: HONOR AMONG THIEVES(2023年アメリカ)
 監督:ジョナサン・ゴールドスタイン
    ジョン・フランシス・デイリー
 脚本:ジョナサン・ゴールドスタイン
    ジョン・フランシス・デイリー
    マイケル・ジリオ
 原案:クリス・マッケイ
    マイケル・ジリオ
 出演:クリス・パイン
    ミシェル・ロドリゲス
    レゲ=ジャン・ペイジ
    ジャスティン・スミス
    ソフィア・リリス
    ヒュー・グラント

 ■ストーリー■
 異世界のフォーゴトン・レルム。ある目的のために相棒のホルガとともに旅に出た盗賊のエドガン。やがて彼の前に立ちはだかる巨大な悪と対峙すべく、魔法使いの青年サイモン、あらゆる動物に変身する能力を持つ自然の化身ドリック、さらには聖騎士のゼンクとパーティを組み、力を合わせて過酷な戦いへと身を投じていくのだったが…。
 
 □■□ネタバレなし□■□
 ネタバレしていないですけど、2000年の映画『ダンジョン&ドラゴン』をほめていないので、『ダンジョン&ドラゴン』が好きな方は読まないで下さい。
 
 ■感想■
 ロールプレイングゲームの”ダンジョンズ&ドラゴンズ”の映画化作品。
 製作費1億5,000万ドルの超大作です。
 色んな映画賞ノミネートされました。その中でいくつかあげると、
 【サターン賞】2024年優秀ファンタジー映画賞 ノミネート
 【ラスベガス映画批評家アワード】2023年優秀アクション映画賞 ノミネート
 【SXSWフィルム・フェスティバル】2023年観客賞 ノミネート

 ハリウッドのメジャーな作品だけあって、すごーく面白くて家族みんなで観れて、ランニングタイム134分なのに、あっという間に終わっちゃいました。
 あと20分くらい長くても良かったのに、、、。面白いと134分があっという間です。

 同じゲームを映画化した『ダンジョン&ドラゴン』(2000年)とは大違いの面白さ。
 『ダンジョン&ドラゴン』は声を大にして、「面白くない!!」っていうほどはつまらなくないんですけど、今一な作品でした!!

 2000年の『ダンジョン&ドラゴン』は製作品4,500万ドル、出演もジェレミー・アイアンズ、ブルース・ペイン、ゾーラ・バーチと豪華で超大作なのに、、、、なぜか完成した作品はB級感いっぱいの作品になっていました、。
 当然の結果でヒットもしなかったですけど、なぜか続編も製作されました。
 自分的にも感動もせず何回も観るような作品ではなかったです、、。
 1回観れば十分みたいな、、。
 でも、あまりにも雑な展開で記憶に残る作品に、、。観たら3か月で忘れてしまうような作品でなかったのが良かったのか悪かったのか、、??

 当時、観る前に期待していたので、観たときはけっこうショックで、続編の『ダンジョン&ドラゴン 2』(2005年)、『ダンジョン&ドラゴン 3 太陽の騎士団と暗黒の書』(2012年)も観ないまま今に至っています。今にして思うと続編は観ておけば良かった、、、。

 それに引き換え、今作は登場人物たちがコメディタッチで、すごーく観やすく、クスクス笑いながら観ちゃいました!!でも、肝心なところはシリアスで、そのバランスもすごく良かったです!!
 主演のクリス・パインは製作総指揮でも関わっています。センス良かったんですね。
 
 監督&脚本のジョン・フランシス・デイリーとジョナサン・ゴールドスタインは『モンスター上司』(2011年)の脚本、『お!バカんす家族』(2015年)、『ゲーム・ナイト』(2018年)の監督なので、コメディが得意分野なんでしょうか??
 今作でも随所に笑いのシーンがあって、楽しめました!!
 

 コメディタッチ度   ★★★★      
 感動度        ★★★★★
 M・ロドリゲス魅力度 ★★★★

 タイトルにあるドラゴンも途中でてきますけど、ほとんどオマケのような存在に、、。ダンジョンもちょこっと、、。

 軽めのファンタジー映画好き必見かも??

 

 

 

 

フィギュアも。エドガン

ドリック

サイモン

ゼンク

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『レッドナイト』アレゴリー・オブ・ドラゴンナイト

2013-10-11 00:14:27 | ファンタジー/剣と魔法

レッドナイト
RENCONTRE AVEC LE DRAGON(2003年フランス、ルクセンブルグ)
 監督          エレーヌ・アンジェル
 脚本          エレーヌ・アンジェル
              ジャン=クロード・ジャネール
              アニエス・ドゥ・サシー
 出演          ダニエル・オートゥイユ
              ニコラス・ノーレ
              セルジオ・ロペス
              エマニュエル・ドゥヴォス
              ジルベール・メルキ

 ■ストーリー■
 はるか昔、竜はあらゆるところに火を吹き、人間の勇気を試したのだった。竜の放つ火に挑む者は「竜に選ばれし者」ギョーム・ド・モントバンは15歳のとき、燃えさかる炎から友人のラウルを救い出した。竜が微笑む火の前で、死の恐怖を味わったのであった。鎧のおかげで一命は取り留めたものの、鎧が肌に張り付き皮がはがれてしまった。月日が流れ、ギョームの武勇伝は赤い竜の騎士「レッドナイト」として語りつがれた。昼も夜も決して、鎧を脱がない孤高の騎士、不死身の騎士ギョームだったが、第1回十字軍遠征のあと、金の亡者と成り果てた。しかし、その真実を知る者はいなかった。
 メスプレードに刺されたギョームだったが、生き返り、彼にあこがれる少年フェリックスと出会い旅をすることにするのだった。教皇の寵愛を受けていたが、逃げ出したため教皇の逆鱗に触れ、賞金を賭けられた女たらしの詩人ユーグを引き渡すのが旅の目的であった。家に戻ったギョームは、彼が妻を殺したため、夜になるとイノシシに変身する友人ラウルを連れ、旅を続けるのだった。しかし、ギョームを殺そうと敵視する騎士メスプレードも、ユーグを追っていたのだった。

 ■感想■
 ダニエル・オートゥイユ主演のファンタジー騎士物。
 DVDのパッケージから、アクション活劇系かと思いきや、なんと活劇らしいシーンは最後の方に出てくるだけ!しかも、宿敵メスプレードとの対決も、どうなったのか不明のまま、ラストに突入!
 
 「え~、何、この終わり方??」
 って感じ。
 
 アクション活劇を観たときに感じるカタルシス度無しの展開!
 DVDのパッケージ、カッコ良すぎ!爆発シーンのあるアクション映画のパッケージは、どうせ、こんなシーン無いんでしょ!って感じで、騙されませんが、今作はまさに騙されちゃいました!
 低予算でも、剣戟シーンは十分にあるんだろう。って思って観ていたら、剣で戦うシーンは、ほとんど無し!
 最初、ダニエル・オートゥイユが森の中にいるシーンも、すでに戦いは終わっていて死屍累々状態!さすがヨーロッパ映画です!ハリウッドだったら、延々と決闘シーンを見せて、映画全体が長くなっちゃいますからね。

 友人ラウルがイノシシになってしまうとか、なぜかファンタジー度★★★★な展開があるものの、変身シーンなどのVFXは一切無し!音だけの処理!さすが、フランス映画!また、ラウルの殺された奥さんのイザベルの幽霊が出てきたりするのに、今作の世界はファンタジー映画の世界なのに、主人公ギョームが不死身なのかどうかは不明のまま。
 画面上にドラゴンも出てこなければ、剣で戦う活劇シーンも必要最小限!
 幽霊が出てくるんで、この世界ではドラゴンとかいるんでしょうね。
 剣戟映画ファンや、ファンタジー映画ファンにも媚びを売るつもりの無い作風!
 

 中世を舞台にした騎士物なのに、中世を感じさせる大きなセットなどもなく、登場人物たちが騎士や昔の人々の衣装を着ているだけというシンプルさなのに、自然の中に大量の中世のコスチュームを着ている姿は、けっこう印象的!
 ラストの教皇がいる海辺のシーンとかかなりアートを感じさせます。
 「予算がなければ、映画的な美術っぽい絵で見せろ!」
 ってところでしょうか??

 でも、つまらない作品かと聞かれれば、はっきり違うと言える作品です。
 ランニングタイム105分、だれることもなく、楽しく観るコトができますしね! 
 ファンタジー騎士物が好きな映画ファンは1度は観ておいた方が良いかも!!65点

レッドナイト [DVD]
ダニエル・オートゥイユ,ニコラス・ノーレ,セルジ・ロペス,エマニュエル・ドゥヴォス
アットエンタテインメント

      

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