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『香港警察 最後の突撃』サイモン・ヤム主任の日常

2014-05-16 01:22:05 | 香港映画

香港警察 最後の激突
衝鋒戰警 THE CONSTBLE(2013年香港)
 監督         デニス・ロー
 脚本         デニス・ロー
 出演         サイモン・ヤム
             マギー・シウ
             ラム・シュー
             サム・リー

 ■ストーリー■ 
 元刑事課のキュンは、障害を持つ子どもチョンのため、車両部に異動し九龍城署に主任として勤務していた。昼間、彼が留守にしている間、子どもの面倒はヤンという若い女性に見てもらっていた。ヤンにはつきあっている恋人チャウがいたが、チャウのわがままのため2人の関係はあまりうまくいっていなかった。
 また、チャウはギャンブルで多額の借金を作り、借金の返済の代わりにある仕事をするよう指示されていたのだった…。

 ■感想■
 デニス・ロー脚本、監督の香港映画。
 『拳陣 FATAL CONTACT』(2006年)、『血戦 FATAL MOVE』(2008年)、『帝戦 BAD BLOOD』(2010年)、『霊幻戦士キョンシーズ』(2010年)とデニス・ロー監督の作品が最近、続々とリリースされていますね!デニス・ロー監督の作品がブームなんでしょうか?
 ホントはもっともっと色んな監督の香港映画がリリースされるとウレシイんですけどね。
 

 拳銃を構えたサイモン・ヤムとサム・リーの姿がDVDのパッケージになっていたので、てっきりハードなアクション物なのかな?と思って観てみたら、普通のドラマでした!
 ハードアクションだったり、やたら暗いノワールアクションを期待すると「あれ、ちょっと違ったかも?」ってコトになっちゃいます。
 まぁ、香港映画だったら、どんな作品でも観ると決めている映画ファンだったら全然大丈夫、楽しく観れるはず!

 普通のドラマといっても、でも、そこは香港映画。
 格闘シーンを中心としたアクションシーンがいくつもあり、決して退屈させない作りになっています!ドラマと言っても、警察官が主人公だし、犯罪者や警察が出てくるので、アクションドラマという感じでしょうか?
 
  サイモン・ヤムがサム・リーと絡むのかと思いきや、事件が起きるまで、ほとんど2人は関わらないというストーリー。
 2人の対決よりも、今作では、サイモン・ヤムが日常的に遭遇する事件と、それを解決することをメインに描いています!

 今作では、サイモン・ヤムの同僚(友人?)でラム・シューが出てきますが、今作でのラム・シューがカッコ良すぎ!
 ジョニー・トー監督『ザ・ミッション 非情の掟』(1998年)のときともカッコ良かったですけど、今回は何気なくあふれ出るカッコ良さ!犯人との格闘シーンもでも、ちゃんと勝利するし、すごくカッコ良い!
 
 もちろん、主人公のサイモン・ヤムも次から次へと事件を解決するスーパー警官役でカッコ良いです!
 それに比べ、サム・リーが演じている悪役は小者感がいっぱいで、どう見ても勝負にならないと思っていたら、あっという間のあっさりとした退場!これだったら、DVDのパッケージに出てこなくても良いくらいの悪役でした!

 まぁ、でもサム・リーがパッケージに出ていた方がインパクトがありますもんね。

 香港映画ファンは必見!! 60点

香港警察 -最後の撃突- [DVD]
サイモン・ヤム,マギー・シュウ,サム・リー,ラム・シュー
エプコット

 

コメント
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