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『ゾンビーノ』 ゾンビをペットにどうぞ

2024-01-21 23:56:50 | ホラー/ゾンビ

ゾンビーノ
FIDO(2006年カナダ)
 監督:アンドリュー・カリー
 脚本:アンドリュー・カリー
    ロバート・チョミアック
    デニス・ヒートン
 原案:デニス・ヒートン
 出演:キャリー=アン・モス
    クサン・レイ
    ビリー・コノリー

 ■ストーリー■
 放射線を含んだ宇宙線により、世界中で死者が蘇りゾンビとなり生きている人間たちを襲い始めた。ゾンビの弱点を頭だと気づいた化学者のおかげで、人類はゾンビとの戦いに勝利するのだった。ゾムコン社は、特殊な首輪によりゾンビを飼いならすことに成功するのだった。その首輪をゾンビにつけると、生存者を食べるという食欲を失い従順になるのだった。ゾンビはペットになり簡単な労働をさせられたりしていた。ある田舎町、友だちのいない少年ティミーの家の隣にゾムコン社の警備主任が引っ越してくることをきっかけにティミーの家もゾンビを飼うことにするのだった。
 
 □■□ネタバレあり!□■□
 
 ■感想■
 “もしも「ゾンビ」がペットになったら??”ということで、ゾンビ映画ファンで話題になった2006年のカナダ映画。
 てっきりアメリカ映画だと思っていたんですけど、カナダ映画でした。
 まぁ、今から15年くらい前の作品なので、最近の映画ファンが今作を観たら少し古いなぁって思っちゃうかも、、。
 
 いつか記事にしなきゃと思っていたら、10年くらい経っちゃいました、、。すいません、、。
 
 キャリー=アン・モスも本当に、色んな作品に出演します。
 
 少し思いつくだけでも「マトリックス」シリーズ以降も『サスペクト・ゼロ』(2004年)、『ディスタービア』(2007年)、『4デイズ』(2010年)、『サイレント・ヒル:リベレーション3D』(2012年)、『ポンペイ』(2014年)、『フランケンシュタイン アダム・ザ・モンスター』(2015年)、『バイバイマン』(2017年)、、、コンスタントにジャンル映画に出演してます、、。
 ジャンル映画以外の普通の映画ファンが観るような作品などにも出演してるし、、。
 どんな作品にでも出演するっていうイメージは無いんですが、本当に色んな作品に出演してます、、。


 今作は、ゾンビ映画ファンなら喜べること必至のコメディ映画です。
 コメディタッチですけど、ゾンビなんで当然、首輪をしてないとちゃんとゾンビが生きている人間を襲ってきます。
 すごいゴアシーンは無いですけど、ちゃんとゾンビ映画になってます。
 コメディと言っても、かなりブラックな笑いの作品になってます。
 
 ゴアシーンなんか無いだろうと思っていると、ちゃんとゴアシーンが用意されている『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)とは違うアプローチです。
 
 ゾンビ戦争に勝利した人類が、ゾンビを従順にする方法を見つけたので、ペットにしてしまうっていう発想です。
 そのアイデアだけで、もう今作は、成功したようなもんです!
 今作が製作された頃は、ゾンビ映画ファンでも思いつかないと思うんですけど、この発想だけでプラス10点!!
 ホラー映画ファン以外には、全然楽しめないかもしれないですけど、世界中にはゾンビ映画ファンってコアなファンが多いでしょうから、そういうファン層を狙っててうまいですよね。


 今作のあと、ゾンビ系コメディは日本で公開(ソフトのみの作品も入れてですが、、)『ゾンビハーレム』(2009年)、『カミングアウト・オブ・ザ・デッド』(2010年)、『ゾンビ・クエスト』(2011年)、『ゾンビ・ハイスクール』(2012年)、『ゾンビスクール!』(2014年)、『ゾンビワールドへようこそ』(2015年)等々数多く作られました。
 今となっては、ゾンビ映画+コメディっていうのは普通ですけど、、2006年当時は珍しかったかと、、。ちょっと記憶があやふやです、。
 

 町並みが1950年代の古き良きアメリカの町っていう雰囲気なのも、コメディ色をより一層強くしてます。
 いかにも平和そうなアメリカの町にゾンビが共存しているんですから。
 
 ところで、今作の主人公の少年ティミーって、かなり問題児ですよね!
 ティミーがゾンビのファイドとキャッチボールしたりするから事件が起きるんですもんね。
 
 なんか、最後はハッピーエンドみたいな雰囲気で終わりますけど、良く考えると、町民がけっこう死んだり、ゾムコン社でも騒動が起きて、従業員たちや一般市民が死にまくりですし、あんまりハッピーエンドじゃないですよね。
 
 コメディとはいえ、主人公の少年に感情移入出来ないです。
 ファイドを助けに行こうとしたから最後の大騒動が起きるんですもんね。
 まぁ、コメディだから良いですけど、、。

 

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コメディ系ゾンビ映画、けっこうあります。

 

 

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『DAY ZERO デイ・ゼロ』 フィリピンでゾンビ感染者系発生

2024-01-19 01:59:15 | ホラー/ゾンビ

DAY ZERO デイ・ゼロ
DAY ZERO(2023年フィリピン)
 監督:ジョーイ・デ・グスマン
 脚本:アイス・デ・グズマン
 出演:ブランドン・ヴェラ
    ペペ・ヘレーラ
    メアリー・ジーン・ラスティモーザ
     ジョーイ・マルケス
    フレイヤ・フリー・モンティエロ

 ■ストーリー■
 テング熱が発生し、フィリピンの街は患者であふれていた。しかし、流行していたのはテング熱でなく、感染者を凶暴化させ未感染者を襲う謎のウィルスだった。
 重傷を負わせて刑務所に入った元アメリカ軍の特殊部隊員エモンは8年間模範囚として過ごし仮釈放されることになる。しかし、仲の良い囚人ティモイをかばいケンカを起こし(どう考えても正当防衛)、仮釈放が取り消されてしまうのだった。
 一方、エモンの妻シェリルと子どもジェーンは、その夜、襲ってきた感染者から何とか逃げ出すのだった。刑務所では、感染者が大量に発生、囚人たちは刑務所から逃げ出すのだった。エイモンはティモイと感染者たちから逃げながら家族のもとへ向かうのだった、、。

 ■感想■
 フィリピンのゾンビ、感染者ホラー映画。
 襲ってくるのは死んでいない人で謎のウィルスに感染しただけなのでゾンビではないです。
 でも、なぜか噛みついてきます。
 それに、感染してるだけなんで元気に走ってきます。
 目が不自由になる傾向がるようでかがんでいるときは物音を立てなければ、気がつかず襲ってこないていう設定です。
 
 最近はゾンビ、感染者系の作品があまり観ていなかったので、久々にゾンビ映画観たので、すごく面白く観れました。
 ランニングタイム82分と短めで観やすい長さ。
 あっという間に終わっちゃいます。
 

 今作を観る前、髪の毛がない人が主人公で元特殊部隊員って設定っぽいので、てっきりデイヴ・バウティスタがフィリピン映画に出演するんだ、、。と思っていたら、違ってました。
 
 パッケージをちょこっと見て、フィリピンのゾンビ映画だ、くらいの感じで借りてきました。
 誰が出演しているのかも確認しませんでした、、。

 以前の記事にも書きましたが、映画を観るときに事前情報を入れないようにしているので、ジャンル違いの映画を観ることもたびたびあって、観てビックリみたいなことが良くあります。
 今作はゾンビ、感染者系とジャンルはドンピシャでした!!(当たり前ですけど、、)

 主人公エモンを演じているブランドン・ヴェラは2017年のフィリピンのアクション映画『BUYBUST バイバスト』に出演していました。
 
 【オブスキュラ映画祭】2022年で長編映画賞を受賞しています。
 この【オブスキュラ映画祭】は、ドイツの映画祭のようです。
 ジャンルとしては、アクション、ホラー、スリラー、SF、ファンタジー、アドベンチャーの映画が対象の映画祭とのことです。
 今回、この記事を書くまで全然ノーチェックで知りませんでした。

 ゾンビ。感染者系のホラー映画ですが、ゴアシーンもあまりないので、ゾンビ映画初心者にも安心して観れるかも??
 
 主人公の仮釈放が取り下げられてしまうケンカのシーンって必要だったんでしょうか??
 その後、すぐに感染者が刑務所内に現れて、結局、囚人たちは逃げ出すんだから、、。
 脚本家的に言うと、主人公が強いということを観客に知らせるためのシーンというコトだったんでしょうね、、。

 ゴアシーン度         ★★
 アクション度         ★★★★
 あっという間に終わっちゃう度 ★★★  

 

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『YUMMY ヤミー』 傑作ベルギーのゾンビ映画

2023-11-30 00:52:26 | ホラー/ゾンビ

YUMMY ヤミー
YUMMY(2019年ベルギー)
 監督:ラース・ダモワゾー
 脚本:ラース・ダモワゾー
    エヴァリン・ハーゲンビーク
 出演:マイケ・ネーヴィレ
    バルト・ホランダース
    ベンジャミン・ラモン
    クララ・クリーマンズ
    アニック・クリスティアンス
 
 ■ストーリー■
 胸が大きいことを悩んでいたアリソンは、乳房縮小手術を受けるため恋人ミカエルとアリソンの母親と三人で郊外の病院へやってくる。ミカエルは医学を目指していたが血液恐怖症で1年でドロップアウトしていた。ミカエルは手術室の衛生状態から病院を怪しむが病院のスタッフのダニエルに連れ出されるのだった。また、手術は美容整形で有名なクローチェク医師が執刀するはずだったが、違う医師が行うのだった。
 一方、ダニエルと一緒に病院を散策するミカエルは、ある部屋で拘束されマスクをされた女性を発見するのだった。苦しそうな姿についマスクを外すが、口の周りが血まみれのその女性が噛みつこうとしてくるのだった。ダニエルとその場から逃げたミカエルはアリソンを助けようと手術室に向かうのだが、、、。

 ■感想■
 ベルギーの傑作ゾンビ映画。
 面白すぎ!!
 
 こんなに面白いのに、劇場未公開!!
 ホラー(ゾンビ)映画ファン必見の作品です!!

 でも、タイトルの”YUMMY”って何でしょう??このタイトルから勝手に、てっきりユルユル系の作品だと思っていたら、ブラックユーモアたっぷりの正統ゾンビ映画でした!!
 思い込みには気を付けないと、、(自分に戒め)。
 
 今作は

 【シトヘス・カタロニア国際映画祭】2020年
  優秀作品賞、ノミネート
 
 されました。この情報もなく、今回、この記事を書くんで調べました。
 このノミネートを知っていればもっと早く観たのに、、。

 いつものどちらかといえばZ級系の作品かと思って観ていなかったら近所のレンタル屋から消えていて、遠くのレンタル屋へいくはめに、、、。
 
 アメリカ映画だと思っていあたら、ベルギー映画でした。
 「どこまで、事前情報なしで観るの??」とか思われちゃいそうですが、今回も全然情報を入れていなかったので、観るのが遅くなっちゃいました、、。

 血を見たら、倒れちゃう血液恐怖症の彼氏!
 全然活躍しない!!
 元はと言えば、この彼氏のせいで大パニックに!!

 治療薬を開発中なのに、感染したからとウイルスを開発した医師を殺してしまう院長!!
 普通はあそこで殺さないでしょ!!

 スライド式のドアなのに、引いて開けようとしたりするシーンやゲロ吐きまくりのミカエル!ユーモアあるシーンが随所に!! 
 
 でも、ラストは突然ハードな展開に!!それまでもユーモアあるシーンはあるもののハードな展開でしたが、助かったと思って病院の外へ出たオクサナを待ち受ける警察の対応!!
 
 とにかく後半は超シリアスな展開が!!
 シリアスすぎて笑えない!!おかしなシーンの連続なのに、、。
 こういう変なバランス、大好きです!!

 ■日本語吹替版キャスト■
 アリソン  :北村 さちこ
 ミカエル  :佐々木 祐介
 ダニエル  :加藤 ルイ
 ヤンヤ   :安田 奈緒子
 クローチェク:比嘉 良介
 ヨーナ   :中務 貴幸
 ウィリアム :真木 駿一
 シルビア  :澤崎 アケミ
 オクサナ  :小原 莉子

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『便座・オブ・ザ・デッド』 低予算はアイデアでカバー!!

2022-09-30 23:47:45 | ホラー/ゾンビ

便座・オブ・ザ・デッド
THE STALLED(2013年イギリス)
 監督:クリスチャン・ジェームズ
 脚本:ダン・パーマー
 原案:ダン・パーマー
 出演:ダン・パーマー
    アントニオ・バーナス
    タマリン・ペイン
    ジャイルズ・オルダーソン
    ヴィクトリア・ブルーム


 ■ストーリー■
 クリスマスの夜、社内でパーティーが繰り広げられる中、修理工の男が女子トイレに入ってきた。工具箱にはなぜか大量の紙幣。
こそこそしていると酔っ払った女子社員が二人入ってきた。あわてて個室に隠れる男。ドアの隙間からのぞいていると、
突然相手の喉を噛みちぎる女! 驚いていると、次々とゾンビ化した社員たちがトイレになだれ込んできた。
個室に立て篭もる男に気づいたゾンビたちが扉に襲いかかる。修理工の男は人間のまま脱出することはできるのか! ?

 ■感想■
 2013年のイギリスのゾンビ映画が、GEO先行レンタル(2021年11月10日)でリリースされてました!!
 もう観れないと思っていた2013年の作品が観れるのって良いですね。
 
 2013年でも2010年でも2000年の作品でも良いので、面白そうな作品は古い作品でも全然OKなので、リリースして下さい!!

 トイレを舞台にしたゾンビ映画ですが、けっこう真面目にホラー映画しています!!
 低予算なので、ほとんど舞台はトイレ!
 メインの登場人物も主人公の修理工のみ!!
 ちなみに主人公の修理工W.C.を演じたダン・パーマーが原案と脚本も書いています!!低予算作品では良くあることですが、。

 トイレにいたら、ゾンビが出てきて、さぁ大変!
 ホラー&コメディ映画ファンならこの設定だけで観たくなるはず!!
 低予算を感じさせないようにコメディにしているところも良いです!!監督がもともとコメディ映画が好きなだけかもしれないですが、、。
 
 ホラー映画として十分楽しめるので、ホラー映画ファンなら必見かも?
 ランニングタイムも84分と短めなので、あっという間に観れます。
 もちろん、エンドクレジットいれての84分です、、。


 ゾンビ映画度 ★★★★★
 コメディ度  ★★★★
 低予算度   ★★★
 
 【ポルト国際映画祭】(ファンタスポルト)2014年
  国際ファンタジー映画作品賞、ノミネート
 【ルンド国際ファンタスティック映画祭】(スウェーデン・ファンタスティック映画祭)2013年
  シルバーメリエス賞、受賞
 
  確かに映画祭で受賞したり、ノミネートされるだけあって面白いです!!もちろんゾンビ映画としてはというレベルですが、、。
 
  監督のクリスチャン・ジェームズは2017年に”Fanged Up”という刑務所を舞台にした吸血鬼のホラーコメディ映画を撮っています。
 こっちも観てみたい!!




 ■日本語吹替版キャスト■

 WC    :福原 かつみ
 ヘザー  :大谷 理美
 ホリー  :田端 佑佳奈
 デビー  :加知 里沙
 イーヴィー:野村 美甫
 ジェフ       :比嘉 良介

 

 

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『デッド・オア・アライブ』 ドイツの低予算ホラー

2022-07-31 23:44:54 | ホラー/ゾンビ

デッド・オア・アライブ
LIVE OR LET DIE(2020年ドイツ)
 監督:マヌエル・アーバネック
 脚本:ヤン・ボーレンシュミット
    マヌエル・アーバネック
 出演:ヤン・ボーレンシュミット
    マヌエル・アーバネット
    スティーヴン・ムーアズ

 ■ストーリー■
 ゾンビウィルスによるアウトブレイクが起こり文明社会が崩壊したあと、ジョンは放浪の生活をしていた。ある日、同じく生き残ったニックと出会い、2人で北を目指して旅をすることにするのだが、、。

 ■感想■
 ドイツのゾンビ映画。
 ドイツのゾンビ映画と言って自分が思いつく作品は、あっという間におわってしまう『ベルリン・オブ・ザ・デッド』(2010年)、ランニングタイム、わずか62分という長さなのに、ちゃんと面白い作品になってる傑作ゾンビ映画。
 
 まぁ、一般的には、ドイツのゾンビ映画と言えばオラフ・イッテンバッハ監督の『新・ゾンビ』(1997年)とかなんでしょうけど、、。『新・ゾンビ』は、なんか残酷描写とかゴアシーンがすごそうなんで観ていないです、。

 今作は、制作費15,000ユーロという超低予算映画です。
 15,000ユーロにしては、良くできています!!
 ドイツ映画は、アメリカよりもお金がかからないんでしょねぇ、、。

 【テラー・イン・ザ・ベイ映画祭】2020年
  最優秀タイトルシークエンス賞、受賞
  オリジナル音楽賞、作品賞、ノミネートされました。
 ”テラー・イン・ザ・ベイ映画祭”って聞いたことなかったんですが、どうやらカナダのオンタリオ州のサンダーベイで行われている映画祭のようです。勉強不足で全然知りませんでした。

 ストーリーは出会った2人は、凶暴な略奪者を森の中の物陰から見てやり過ごしたりして旅を続けるんですが、ニックがあるとき安全な土地の座標を書いた手帳を持っていることを明かします。
 
 絶対にダメ!!

 安全な土地の地図!!
 ゾンビ映画で、最も目標の場所として行ってはいけないところ、No.1!!

 とか思って観ていたら、映画はそんな土地を目指すとかでなく、ダラダラ、ユルユル旅を続けていきます、、、。

 どう見ても、旅を数か月(少なくても数週間くらい、、??それとも数日??)経っているのに、なぜか、中盤?後半?にあの略奪者の集団に遭遇しちゃいます、、。
 低予算で新たな登場人物出せなかったんでしょうけどねぇ、、。

 最後はゾンビ映画らしく、、主人公2人は、、、。ゾンビ映画お決まりのいつもの展開ですが、、。

 どうやらあの手帳の場所は安全な場所だったみたいですね、、、。
 すいません、、勘違い!!

 ところで、日本版タイトルの”デッド・オア・アライブ”って、なぜつけたんでしょう??
 同じタイトルの作品がありそうだと思って調べたら以外に少なくて、クリス・クリストファーソン主演の西部劇くらいでした。
 あとは、いろいろ他の言葉がついてました。
 『デッド・オア・アライブ 監獄の街』(1998年)
 『JIGSAW デッド・オア・アライブ』(2006年)
 『DOA デッド・オア・アライブ』(2006年)
 でも、まぎらしいですよね、、。
 
 どうせだったら、今作も『デッド・オア・アライブ 死ぬのはゾンビだ』みたいなタイトルにすれば良かったのに、、。
 

 ■日本語吹替版キャスト■
 ジョン  :川端 快彰
 ニック  :山下 タイキ
 ボス   :中務 貴幸
 手帳の著者:西垣 俊作
 岡本 堂玄、比嘉 良介、大南 友希

 

 

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『リーサル・ウィルス 全人類厳戒態勢』 スペインゾンビ映画。

2022-07-30 23:24:36 | ホラー/ゾンビ

リーサル・ウィルス 全人類厳戒態勢
LEATHAL VIRUS(2021年スペイン)
 監督:ダニエル・ヘルナンデス・トラード
 脚本:カルロス・シシ
     ダニエル・H・トラード
    ディエゴ・デ・ラ・コンセプシオン
    ネリア・ベルムデス
 出演:クリスティン・スタム
    ロレッタ・ホープ
    トマス・パレデス

 ■ストーリー■
 地球温暖化の影響で12月でも気温は45度を記録し、南極の溶けた氷河から先史時代の化石に付着していたウィルスが蔓延し都市部は大混乱に。このウィルスはCOVID-21と名付けられ、感染した人間は精神錯乱を起こし、凶暴になり人々を襲うようになっていた。感染は世界規模になり軍隊が厳戒態勢をとっていた。政府は水と食料を確保するよう呼び掛けていた。冷蔵庫が空になったスコットは、多くの店のシャッターのしまったショッピングモールに行くが、そこで感染者が出現、逃げるのだった。
 一方、今般のパンデミックを解決するため疫学博士のアリソン・ホーキングを研究所に護送中、森の中で道に立っている少女に接触するが、少女は感染者で、感染者の集団に襲われ、護送チームとアリゾンはその場から逃走するが、アリソンは護衛隊とはぐれてしまうのだった。

 □■□ネタバレあり□■□
 映画のラストに触れてます。観てから読んで下さい!
 ■感想■
 スペインのゾンビ系(正確には感染者です)ホラー映画。
 ランニングタイム90分なので、あっという間に観れます。
 「ゾンビ映画だったら、基本的にはどんな作品でも観る!」というコアなゾンビ映画ファンや、「何も観る作品がないからゾンビ映画観ておこうかな??」というゾンビ映画好きな映画ファンなら、普通に楽しめる作品です。
 
 ずっと、ゾンビ、ゾンビ、ゾンビって書いてますけど、感染者なので、感染者映画はゾンビ映画でない!!という方は気を付けて下さい。
 分かりやすく言うと、『28日後…』(2002年)、『28週後…』(2007年)はゾンビ映画じゃないから、面白くない!なんて方は観ない方が、、。

 ゴミゴミみたいな作品に比べたら、すごーく面白く観れます。
 あくまでも、コアなゾンビ映画基準ですけど、、。
 
 ゾンビ/感染者映画マジメ度 ★★★★
 ハッピーエンディング度   ★★★ 
   ダラダラユルユル度     ★

 主人公は一応、スコットだと思うんですが、、扱いが酷すぎる、、。
 まぁ、チャック・ノリスや、ドルフ・ラングレン、スティーヴ・オースティンじゃないからしょうがないんですが、、。あくまでも一般人設定ですもんね。

 アリソンは娘に会えて研究所に行けたんで、解決するんでしょうねぇ、このパンデミック、。、、ここだけゾンビ映画なのにハッピーエンディング的!!
 スコットから見たら、バッドエンディングですけど、、。

 でも、ゾンビ映画って、作られ続けられますねー。
 今度、どれくらいゾンビ映画観てるのか数えてみようかなぁ、、。 

 

 

 


 


 
 

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『ベルリン・オブ・ザ・デッド』 ランニングタイム60分強!の面白さ!!

2021-10-20 22:20:43 | ホラー/ゾンビ

ベルリン・オブ・ザ・デッド
RAMBOCK(2010年ドイツ)
 監督:マーヴィン・クレン     
 脚本:ベンジャミン・ヘスラー
 脚本貢献:マーヴィン・クレン
 出演:ミヒャエル・フイト
    テオ・トレブス
    アンドレアス・シュローダー
    カタリーナ・リヴィルス
    エミリー・コックス

 ■ストーリー■
 ガールフレンドのガビとケンカ別れをしたミヒャエルは、ヨリを戻そうと、ウィーンからベルリンに住むガービのアパートまでやってくる。彼女から預かっていた部屋のカギを返すということを理由にガービの元へとやってくるが、そのアパートでは、突然、配管工が暴れだし、襲ってくるのだった。ミヒャエルと、配管工の助手の仕事をしていた若者ハーパーは、ガービの部屋へと逃げ込むのだった。しかし、ガビは出かけていて、その部屋にはいなかった。
 

 今回は、2013年3月20日の記事を加筆修正しています。
 というか、本当は以前、
記事にしたのを忘れて記事にしてしまったのでアップします。
 2013年の記事も一部使ってます、、。すいません、、。

 ■感想■

 ドイツのベルリンを舞台にしたゾンビ映画。
 今作は2010年12月にレンタル開始したもののソフトにならず、2013年5月20日に発売されました。
 
 今作は正確には”ゾンビ”でなく”感染者”ですが、、、。

 死んだ人間でなく、アドレナリンの分泌量が増えると発症して凶暴化する感染者の映画です。
 一見、さえない感じのおじさんが主人公ですが、そこもリアルで良い感じです。
 ゾンビ映画でないので、グロいシーンはないです。

 今作も記事にしていませんでした。
 ランニングタイムは、なんと62分!!
 62分!!
 62分!!
 でも、短すぎ!
 もっと、もっと観ていたい!!
 すごーく面白い作品です!!
  本当に面白い!!

 自分的には、最も好きな”ゾンビ映画(または感染者大暴れ映画)”ベスト50には入ります!!

 62分って、90分枠の地上波の映画枠(現在ないですけど、、、)でも6~8分くらい余っちゃう長さ!!
 映画は長さでないとは思いますけど、この長さはすごいです(短いって意味で)。
 長編ギリギリでこの面白さはすごいです!!
 ロバート・ロドリゲスが7000ドルで製作した低予算アクション映画『エル・マリアッチ』(1992年)がランニングタイムをかせぐのにスローモーションを使ったみたいなコト言ってた気がしますが、『エル・マリアッチ』でも80分ありましたからねー。
 今作も低予算だったのか、主な舞台設定はベルリンのアパートの中だけ。
 舞台になっているアパートは、中庭があるロの字型(コの字型??)になっていて、向かいの部屋の窓から何が起きているか分かるようになっています。あの部屋ではこんなコトがッ!みたいな感じです。
 
 このウィルスの感染者たちには、ある弱点があります。こういう作品で、ある決まった弱点があるのは珍しいですよね!この弱点があるおかげで、最後、主人公たちが逃げるときになんとか逃げれるかも??と思わせるようになっています!
 主人公たちは拳銃とかいった武器ももたずに逃げ回っています!
 最初から最後まで、隠れる!逃げる!ゾンビの弱点であるものを使うのが精一杯!

 監督のマーヴィン・クレンは2013年にオーストリアのホラー映画(Sci-Fi映画?)『パラサイト・クリーチャーズ』を撮ってます。
 こちらも、すごく面白いホラー映画(Sci-Fi映画?)です!!
 ジョン・カーペンター監督の『遊星からの物体X』(1982年)をやさしくしてヨーロッパ映画にしたような作品でした。
 何か表現が、微妙な感じですいません、、。

 今作に話を戻すと、一見さえないおじさんミヒャエルが主人公で、ふられた元カノに未練たらたら、、。
 同じ部屋にいるもう1人のメインの登場人物ハーパーが、頼りなさそうな若者、、。
 でも、観ているあいだにカッコ良く見えてくるので、映画って良いですよね!!
 ゾンビ映画で、最もやばそうな感じの2人というのが、やたらリアルで、ついつい引き込まれます!!

 最後も爽やかな感じで、満足感の高い1本です!!

 ゾンビ映画度 ★★★★★
 サスペンス度 ★★★★
 短い度    ★★★★★

 

 

 

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『クレイジーズ 42日後』 28日後...でなく、42日後??

2021-06-10 00:12:10 | ホラー/ゾンビ

クレイジーズ 42日後
ALONE(2020年アメリカ)
 監督:ジョニー・マーティン 
 脚本:マット・テイラー 
 出演:タイラー・ポージー 
    サマー・スピロ  
    ドナルド・サザーランド
    ロバート・リチャード  
    ジョン・ポージー 

 ■ストーリー■ 
 ある日、エイデンが起きてテレビをつけると緊急放送が流れていた。 窓の外を見ると人々が逃げ惑っていた。 そして、空を飛ぶヘリコプターや飛行機が墜落していくのだった。 人間を凶暴化するウイルスが蔓延、ウィルスに感染した者が人間を襲って食べ始めているのだった。 そんなとき、 隣に住むブランドンが助けを求めて部屋に入ってくる。 テレビでは、感染者に襲われると傷口から感染するので噛まれないよう伝えていた。 また、 感染すると眼から血を流し同じく感染者になるので注意していた。 ブランドンは首の後ろに傷口があり、やがて眼から血が出てくるのだった。 エイデンは部屋から出ていくよう言うのだった、、。 ぶr テレビのニュースキャスターが感染者を攻撃せず部屋に閉じこもっているように伝えるのだったが、、、。

 ■感想■ 
 ゾンビのような(死んでないのでゾンビでないです、、)感染者があふれる世界でマンションの1室でサバイバルを行う青年を描くホラー映画。
 
 マンションの1室だけで展開するのかと思いきや、他の部屋にも行きますし、廊下や階段、外にも行くので結構動きがあります。

 監督はニコラス・ケイジのアクション映画『ヴェンジェンス』(2017年)、アル・パチーノ主演のスリラー映画『ハングマン』(2017年)のジョニー・マーティン。

 ところで、今作なんですけど、ネットでは韓国映画『#生きている』(2020年)と同じストーリーということで話題になっているみたいです、、、。

「え、どういうこと?? 」

『#生きている』も脚本がマット・テイラーでした。
同じ脚本で、違う作品を作ったっていうことでしょうか??何かこういうことってリメイク以外でありましたでしょうか??

  超ー珍しい!!

 『#生きている』と今作を見比べてみたいですけどねー。ちなみに『#生きている』はNETFLIXで観られます。

 でも、同じ脚本家なんだから、多分、同じようなストーリーなんですよね、、。
 正確には、『#生きている』は監督のチョ・イルヒョンとの共同脚本です。

 
 あと、1番驚いたのは、違う部屋で主人公が出会う人物を演じているがドナルド・サザーランド!!
 ゴアシーンもないソフトな感じの作品ですが、低予算のホラー映画にドナルド・サザーランド!!

 一瞬、目の錯覚??と思っちゃいました、、、。
 でも、でも、 どこをどう見てもドナルド・サザーランド!!

 今作は製作費400万ドルということで、アメリカ映画的には低予算な作品ですが、ドナルド・サザーランドの出演料はいくらだったんでしょうか??

 



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『ランニング・デッド』

2021-04-21 23:34:54 | ホラー/ゾンビ

ランニング・デッド
THE CLEARING(2020年アメリカ)
 監督:デヴィッド・マタロン
 脚本:デヴィッド・マタロン
 出演:リアム・マッキンタイア
    アンドリー・スミス
    スティーヴン・スワドリング

 ■ストーリー■ 
 トムは、娘のミラとちょっとしたことが原因でケンカになってしまい、妻のアドバイスにしたがい修復のため2人の時間を作ることに。週末、キャンピングカーで2人でキャンプに、、、。
 最初はキャンプを嫌がっていたミラですが、徐々に父親のトムと打ち解け始めるのだが、突然、キャンピングカーにゾンビが襲い掛かるのだった。キャンピングカーの外にいたミラに逃げるよう指示をして、ゾンビを倒していくトム。
 ミラはキャンピングカーとは違う方向に逃げてしまい、トムはキャンピングカーに群がるゾンビと攻防戦を繰り広げるのだが、あるとき、ゾンビが向かってきた方向にミラの来ていたジャケットが転がっているのを発見するのだった。


 ■感想■
 GEO先行レンタル(2020年10月7日)のゾンビ映画。
 途中、レンジャーを助けるシーンがありますが、このレンジャー自体、どうしようもない奴で途中退場、、、。
 このレンジャー登場するシーン、ストーリーにからむワケではないので必要なかったのでは??

 ランニングタイム88分で実質本編79分の作品なんで、そのシークエンスをカットしたら本編65分くらいになっちゃいそうですけど、、。
 でも、『ベルリン・オブ・ザ・デッド』(2010年)みたいに、ランニングタイム63分でもしっかり面白いゾンビ映画もありますからねー。

 今作はゾンビ映画としては、普通の面白さの作品でした。
 Z級でもZZ級でもなく、傑作でもない、、。

 熱狂的なゾンビ映画ファンだけ楽しめるレベルの面白さ!

 『ゾンビ・リミット』(2013年)、『ゾンビサファリパーク』(2015年)、 『CURED キュアード』(2017年)のような、傑作とは比べられないですけど、すごくつまらないワケでもない、一般の映画ファンからすると、すごーく中途半端なホラー映画に、、、。

 主人公のトムはゾンビに襲われまくりですけど、娘のミラは森の中で安全??なぜ??

 トムが強すぎ!!
 チャック・ノリスか、ドルフ・ラングレンか、ジェイゾン・ステイサムのように強い!!
 最後の爆発シーンでも、ゾンビの集団のみやられて、自分は大丈夫みたいな、、。

 なぜか、キャンピングカーの周りにしかゾンビがいなかったようで、、、、なぜ?
 コメディ映画なら良いですけど、真剣なゾンビ映画でそれはないでしょ!!

  ところで、最後、山からどうやっておりるんでしょうか??山とか町にゾンビはいないの??
 ラジオの放送とかで、ゾンビは征圧したので、町は大丈夫みたいな音声が入れば良かったのに、、。
 それとも、どこかで説明してましたでしょうか??

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『ディープ・インパクト セカンドクライシス』

2021-02-18 23:09:48 | ホラー/ゾンビ

ディープ・インパクト セカンドクライシス
SOLAR IMPACT(2019年イギリス)
 監督:タドリー・ジェームズ
 脚本:サイモン・パーク
 出演:オリヴァー・パーク
    ナタリー・マーティンス
    オリヴァー・グッドウィル
    ピーター・ナイト
    ゲイリー・ノウルズ

 ■ストーリー■
 英国ヘザーフィールド、隕石が落下する。落下地点のそばにいたジェーンが苦しみだす。ジェーンは夫に助けられるが彼女は凶暴化して夫を襲うのだった。 
 15分前、ロンドン、ヘザーフィールドに住む親戚の家に行くためアメリカからやってきたジムたち4人はカフェでお茶をしていたが、突然隕石が落下する。カフェの外にいた人間は凶暴化して人間に噛みついてくるのだった。隕石が落ちた地区では謎の感染症が発生し近づかないようテレビで忠告していた。そして、カフェに逃げ込んできた女性がが凶暴化し、客の1人に噛みついてくるのだった。噛みつかれた人間も凶暴化し、そうでない人間たちを襲ってくるんだった。
 カフェにいたウェイトレスとジムたちはカフェから逃げ街中をにげるのだった。逃げるときカーラジオで地球に落下した隕石の中の放射線の影響でDNAが変化し人々が凶暴化し襲っていることを説明するのだった。建物に逃げ込むが、感染者に襲われ仲間の1人ゲイブは、凶暴化し襲ってくるのだった。ゲイブを撃退したあとウェイトレスの姉ニコルが勤めている病院へと向かうのだが、、、。

 ■感想■
 隕石の影響で感染者が凶暴化した人間たちの脅威を描く低予算のホラー映画。

 映画の中でゾンビという言葉は出てこないので、正確にはゾンビ映画ではないのですが、感染者に噛まれると同じく感染したり、感染した人間はどう見ても死んでいそうなので「ゾンビ映画」にジャンル分けしちゃいました。
 
 位置関係が分からないのですが、ヘザーフィールドってロンドンと近い設定みたいですね。
 良く調べてないので分からないですが架空の地名なんでしょうか??

 隕石の影響でゾンビが発生するって設定も、もはやありがちな設定です、、、。
 ピーター・スピエリッグ、マイケル・スピエリッグ監督の『アンデッド』(2003年)、低予算の『ファイナル・デイ』(2013年)、ギャング同士の争いに隕石といろいろ混ざったオリジナルビデオ作品『シティ・オブ・ザ・デッド』(2006年)等々。
 自分が知らないだけで、その他にも多くの作品があると思います、、。

 あまり期待しないで観たのですが、それでもまあ、ギリギリ観れるって感じの作品でした。
 低予算のゾンビ映画(正確にはゾンビではないですが、、)ということで、ハードルはかなり低かったのですが、それでも観続けるのがやっとでした、、。
 
 なぜか、カフェのウエイトレスと逃げることになる主人公たち4人。
 まぁ、外国でどこがどこだか分からないので、地元の人間と行動をともにするのは良いコトですけど、、。

 被害者が次々と出ていつのまにか、主人公とウエイトレス2人に。
 ゾンビ映画にありがちなラスト、、、。
 どこかで観たことあるようなシーンばかりですが、ゾンビ映画なんでOKでしょう。
 
 主人公のオリヴァー・パークはホラー映画”Dark Vision”(2015年)、"The Dare"(2019年)(”The Dare”では端役??)や、イギリスのTVシリーズのSci-Fiドラマ"The"Horion"(2015年~2017年)、映画版”The Horizon”(2019年)に出演していますが日本で出演作が公開されるのは初めてみたいです。

  でも、ゾンビ系の映画はとりあえず観ると決めている映画ファンはもちろん必見です。

 

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『デッド・ドント・ダイ』

2021-02-16 22:20:22 | ホラー/ゾンビ

デッド・ドント・ダイ
THE DEAD DON'T DIE(2019年アメリカ)
 監督:ジム・ジャームッシュ
 脚本:ジム・ジャームッシュ
 出演:ビル・マーレイ
    アダム・ドライヴァー
    ティルダ・スウィントン
    ダニー・グローヴァー
    クロエ・セヴィニー
    スティーヴ・ブシェミ
    ケレイブ・ランドリー・ジョーンズ
    RZA
    キャロル・ケイン

 ■ストーリー■
 センターヴィル警察署長クリフ・ローバトソンと巡査ロニーは、森で原始人のようにひっそりと暮らすボブが農場の鶏を盗んだではないかということで注意を与え帰っていく。そのころ、ラジオでは、科学者が極地でのエネルギー採掘のための水圧粉砕工事が自転軸をずらす可能性があると訴えていることを報道していた。テレビでは自転軸がわずかにずれただけで生物に影響があると報道していた。また、町では、ペットが暴れる事件が続発していた。
 その夜、墓場から死体が甦り、ゾンビとなりダイナーで働くファーンとリリーを襲う事件が発生する。翌日、ダイナーでファーンとリリーの惨殺死体が発見されるのだが、、、。

 □■□ネタバレあり□■□
 今作が面白かったと思った方や、ジム・ジャーッムシュ監督のファンは読まないで下さい!!


 ■感想■
 ジム・ジャームッシュ監督の描くゾンビホラーコメディ映画。
 ジム・ジャームッシュ監督も、こんな普通の作品を撮るんですね。
 自分が、ジム・ジャームッシュ監督の作品で観たコトがある作品は『ゴースト・ドッグ』(1999年)だけ、、。

 自分に問いたい!!映画10000本観ていて、ジム・ジャームッシュ監督作品が1本だけ(今作入れて2本)って、どれだけ偏ってるの??

 ジム・ジャームッシュの作品なので、出演者が豪華!!
ビル・マーレイ、アダム・ドライヴァー、ティルダ・スウィントン、ダニー・グローヴァー、スティーヴ・ブシェミ、RZA、  キャロル・ケイン、、、。

 謎の巨大な空飛ぶ円盤!
 ゾンビを殺しまくる刀を振る葬儀屋!

  特に謎を回収するでもなく、主人公のビル・マーレイとアダム・ドライヴァーがゾンビにやられて終わり、、。
 やっぱり、ジム・ジャームッシュ監督の作品はあまり好きになれない、、。

 50000ドルで製作された低予算のゾンビ映画『ゾンビ・トランスフージョン』(2006年)の方が100000倍好きです!!
 
 コメディのゾンビ映画には、超有名な『ショーン・オブ・ザ・デッド』を始め、面白い映画がたくさんあるのに、あえてそのジャンルの作品を撮ったのはなぜ??
 投げっぱなしのストーリーも、面白くないし、、、。
 少し思いつくだけでも、コメディのゾンビ映画の傑作は、クリストファー・ランドン監督の『ゾンビーワールドへようこそ』(2015年)、ケヴィン・ハメダーニ監督の『カミングアウト・オブ・ザ・デッド』(2009年)、ジェイク・ウェスト監督の『ゾンビ・ハーレム』(2009年)等々、、、。

 コメディにしないで、作った方が良かったかも??
 ジム・ジャームッシュ監督のファンでないと、あまり楽しめないのでしょうか??

 

 

ジェイク・ウェスト監督のホラーコメディ

 

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『ブラッド・ブレイド』

2021-02-07 23:16:50 | ホラー/ゾンビ

ブラッド・ブレイド
BLOOD QUANTUM(2019年カナダ)
 監督:ジェフ・バーナビー
 脚本:ジェフ・バーナビー
 出演:マイケル・グレイアンズ
    フォレスト・グッドラック
    キオワ・ゴードン
    エル=マイヤ・テイルフェザー
    オリヴィア・スクリヴェン

 ■ストーリー■
 1981年先住民居留地レッド・クローでは釣り上げられ、はらわたを取った死んだサケが元気に飛び跳ねていた。また殺した犬が凶暴になり襲ってくるなど奇妙なことが起き、その現象は人間でも起きていた。
 6か月後。世界は謎のウィルスが蔓延し、ゾンビがあふれていた。レッド・クローでは免疫を持つ先住民と逃げてきた人々が暮らしていた。ある日、3名の生存者がレッド・クローに助けを求めてやってくる。1人の少女はゾンビに噛まれていたためその場で殺し、父親は自殺する。そして、もう1人の少年もゾンビに噛まれていたが、そのことを隠し住民たちの中に入り込むのだった、、。


 「ゾンビ映画」はどんな作品でも好き!
 また、今作『ブラッド・ブレイド』が好きな映画ファンの方は読まないで下さい!あまりほめてません。

 ■感想■

 カナダの2019年のゾンビ映画。
 なぜか1981年が舞台に、、、。
 「なぜ?」
 現在が舞台でも全然OKな気が、、。

 先住民には、ゾンビウィルスに対する免疫があるという設定です。なので先住民はゾンビに噛まれても感染しません。でもゾンビに噛み殺されれば当然死にます、、、。
 
 主人公のバカな長男ライソールのために町が修羅場になり、阿鼻叫喚の世界に、、。(というのを描きたかった??)
 それにしても、そう見ても危なそうな性格だったから、ちゃんとライソールのことは見張っておかないと、、、。

 ゾンビウィルスに免疫があるためか、外の世界から逃げ出してきた人間に対してすごーく検査がルーズ、、、。油断しすぎッ!!
 とりあえず裸にして噛み傷がないかチェックするとか、ある一定期間部屋に軟禁するとかしないとダメでしょー、、。
 ライソールより何より、ここが1番の問題かも??

 数名の登場人物が生き残るものの、数十人の犠牲者が、、。
 このあとの展開の方が気になっちゃいます。

 
 ところで、今作を観るとゾンビ映画として、、全然進歩してません、、。
 突然のゾンビウィルスによるパンデミック、生き残った人々の争い、結局数人が生き残る、、、。
 
 今作が2000年の作品と言われても、全然おかしく思わない(気づかない、、)。

 2010年以降の作品でも、わずか60分強の長さですけどしっかりホラー映画してる『ベルリン・オブ・ザ・デッド』(2010年)、パルクールするゾンビの恐怖を描く『ラン・オブ・ザ・デッド』(2010年)、ゾンビ狩りがレジャーになったテーマパークを描く『ゾンビ・サファリパーク』(2015年)、アフリカを舞台にしたオーソドックスな『ゾンビ大陸アフリカン』(2010年)、インドを舞台にしたその続編『ザ・デッド・インディア』(2013)、ゾンビを人間に戻す治療薬をめぐる『ゾンビ・リミット』(2013年)、ゾンビから人間に戻った人々がいる世界を描いた『CURED キュアード』(2017年)等々、傑作がいくつもあるのに、、、。

 なんで、こんな作品が2019年に作られちゃったんでしょう、、。

 自分は好きな作品ではないですが、恋愛系??の『ゾンビの中心で、愛をさけぶ』(2018年)、「マッドマックス2」+「ゾンビ映画」の『マッド・スピード』(2015年)等々、それなりに変わったテーマでゾンビ映画を作ろうとしている作品もあるのに、、、。

 まぁ、こういう作品もないと、、、ゾンビ映画はZ級でも観ないと(ほとんど義務感ですが、、)。

 

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『エクスペリメント アット・セントレオナルズ女子刑務所』

2020-12-24 00:10:54 | ホラー/ゾンビ

エクスペリメント アット・セントレオナルズ女子刑務所
PATIENTS OF A SAINT(2020年イギリス)
 監督:ラッセル・オーウェン
 脚本:マシュー・J・ガン
    ラッセル・オーウェン
 原案:マシュー・J・ガン
 出演:ジェス・チャンリュウ
    メグ・アレクサンドラ
    レイモンド・ベスリー
    フィリップ・マッギンリー
    トム・クレッグ


 ■ストーリー■
 アイルランドの南西1209キロ、聖レオナルズ島人口1109人、島にある聖レオナルズ国際刑務所兼医療研究所の受刑者は各国の犯罪者251人。議員と家族を殺した罪で死刑判決を受け投獄された元特殊部隊のストーンは、臨床試験を受ければ死刑を終身刑にできる条件を提示されるが断るのだった。
 ストーンは、入所早々、同室の女囚に襲われるが反撃し、撃退するが足にケガを負い治療のため医務室へ送られる。臨床試験とは遺伝子組み換えの人体実験だった。試験を受けた人間たちが具合が悪くなり医務室にいた囚人たちが凶暴化し始める。ストーンは看守の1人レノンに助けられ医務室から脱出するのだった。一方、監房棟でも感染者が凶暴化していた。ストーンは、生き残った看守、囚人たちと協力し生き残ろうとするのだが、、、。

 ■感想■
 孤島の刑務所を舞台にしたイギリスのゾンビ映画。正確には感染者?ホラーです。

 撮影等はしっかりしているのでZ級ではないですが、ゾンビ映画としては低予算系の作品なみにしかストーリーがありません、、、。
 空撮があったり、刑務所の説明のテロップが出たり、登場人物も色んな分かりやすい人物が出てくるので、低予算の作品にしてはけっこうちゃんとした作品かも??
 と、最初だけ思ったんですが、、すぐに減速、、。
 

 ストーリーは大してないのに、ランニングタイム106分と少し長め。このストーリーなら、あと20分短くて良いです。

 すべて説明不足で、キャラクターも掘り下げられず、本当にどこにでもあるようなB級の低予算ゾンビ映画になっちゃてます。

 特別面白いワケでもなく、とてつもなくヒドイ作品でもない、、、。

 これといった特徴がない作品になっちゃってます、、、。
 観終わったら、1か月もしたら、観たという記憶しか残らない作品に、、、。
 
 このストーリーなら、せっかくの主人公の設定の元特殊部隊という設定も必要なしでしょう、、、。
 主人公の設定は、普通の犯罪者とか無実の罪で投獄されただけの女性という設定で良いのでは??

 また孤島の刑務所という設定だけあれば、重犯罪者のための刑務所という設定もいらなかったのでは??
 臨床試験を受けたら減刑
 
 次から次へと出てくる登場人物たちは、順番に殺されるシーンのためにいるような感じ。
 極端に言えば、『サンゲリア2』(1988年)で登場人物たちが次々と登場しては、あっという間に死んでいく感じと言ったら分かりやすいでしょうか??(まぁ、あそこまで酷くないんですが、、)

 ゾンビ映画を良く観る映画ファンだったら、最初の30分観れば、あとは途中、疲れて寝てしまってもラスト15分前に起きれればストーリーが分かってしまうような感じの作品に、、、。

 ラストの展開も、わざわざここまで引っ張ってコレ??
 ゾンビ映画ファン以外、「観た時間返して―」とか言いそうな、今まで観てきたのは何だったの??系のラスト。
 ゾンビ映画ファンは、「またいつもの感じ、、、」的なラストです。

 

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『ZOOMBIE ズーンビ』 動物ゾンビ

2018-02-11 00:11:15 | ホラー/ゾンビ

ZOOMBIE ズーンビ
ZOOMBIES(2016年アメリカ)
 監督:グレン・A・ミラー
 脚本:スコッティ・ミラー
 出演:マーカス・アンダーソン
    カイウィ・ライマン
    キム・ニールセン

 ■ストーリー■
 絶滅危惧種を集めたエデン動物園のオーナー、エレンはなんとしてでもこの動物園を成功させようとしていた。開園前に実習生が研修を実施していたが、その中には、エレンの娘シーアも含まれていた。
 そんなとき、病気にかかった猿が運ばれてくるが、治療の甲斐なく死んでしまうのだった。その猿に禁止された薬物を投与すると、その猿が生き返り凶暴になり治療にあたっていた医者に襲いかかってくるのだった。猿はその場にいた猿たちを襲い次々とゾンビ化していくのだった。猿は動物たちを次々と襲い、ゾンビ化していくのだった。

 ■感想■
 アサイラム制作の動物パニック、ゾンビ版。
 昨日の『ゾンビ・サファリパーク』の記事で今作のコトを話題にしたので、今回は『ZOOBIE ズーンビ』の記事を書きます!!
 「動物がゾンビになって襲ってきたら??」という発想は良いんですが。
 まずは舞台設定が、お客さんがいっぱいの動物園でなく、一般公開前の動物園ということで襲われる人間は実習生のみという設定。
 あと、ストーリーが全然盛り上がらない!
 
 ただでさえ怖い、ライオン、クマ、ゴリラがゾンビ化したらというアイデアはすばらしいのにッ!!もったいない!!
 
 アイデアが良いだけに、盛り上がらないストーリーとCGが点数下げすぎ!!


 アイデア  ★★★★
 ストーリー ★★★
 CG       ★

 でも、本当にCGがひどい!CGがもう少し完成度が高ければ、それだけでプラス10点なのに!!

 まさにアサイラム品質。
 アサイラムの作品が好きな映画ファンには良いんでしょうけど。
 でも、期待しなければ、それなりには楽しめるのは確か! 

 今作はパッケージ版は発売されていないようです。

ZOOMBIE ズーンビ(吹替版)
スコッティ・ミューレン,デヴィッド・リマゥイー,デヴィッド・マイケル・ラット
メーカー情報なし

 

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『ゾンビ・サファリパーク』 ゾンビ版ジュラシックワールド

2018-02-10 18:19:28 | ホラー/ゾンビ

ゾンビ・サファリパーク
THE REZORT(2016年スペイン、イギリス)
 監督:スティーヴ・バーカー
 脚本:ポール・ガーステンバーガー
 出演:ジェシカ・デ・ゴウ
    ダグレイ・スコット
    マーティン・マッキャン
    ジャッサ・アールワリャ
    エレン・リス

 ■ストーリー■
 ゾンビが発生し、人類の20億が犠牲になったゾンビ大戦が終了し7年後。ゾンビの数は激減し、ゾンビ狩りを楽しむための孤立した島のテーマパーク”リゾート”に閉じ込められていた。ゾンビ大戦で父親を失ったメラニーはトラウマを克服するため、”リゾート”へ恋人のルイスと訪れるのだった。
 
 ■感想■
 先日、2017年観た映画ベスト10を記事にしましたけど、ベスト10にあげた作品のほとんどを記事にしていなかったので、今日は2017年観た映画で1位にした『ゾンビ・サファリパーク』を記事にします。

 ゾンビ大戦が終了してから7年後、ゾンビ狩りが出来るテーマパークを舞台にしたホラー映画です。
 ”ゾンビ+ジュラッシクワールド”って感じでしょうか??
 ゾンビ狩りが出来るんだから、正確には”ゾンビ+ウエストワールド”ですね。 

 監督は『ゾンビ・ソルジャー』(2007年)、『アウトポスト BLACK SUN』(2012年)、アウトポストシリーズを監督したスティーヴ・バーカー。
 ちなみにアウトポストシリーズ3作目の『ヒトラー最終兵器』 (2013年)の監督は、『ゾンビ・ソルジャー』、『アウトポスト BLACK SUN』を制作したキアラン・パーカーです。

 前作『アウトポスト BLACK SUN』の制作費が300万ドル、今作が500万ユーロと約2倍の製作費の作品を監督していますが、手堅く演出しています。

 「ゾンビ狩りが出来るテーマパークを舞台にしたホラー??
 てっきりB級かC級かZ級のホラー映画と思い込んじゃいましたけど、監督がステーィヴ・バーカー。出演がジェシカ・デ・ゴウ、ダグレイ・スコットとちゃんとした作品です!!

 ゾンビ映画ファンなら大満足できるはず!!

 ヒロインがテーマパークに訪れているときにシステムエラーが起きて、観ている人が全員思っている展開に!!そうならないと映画にならないですけど。

 とにかく、超マジメなホラー映画!
 演出も演技もしっかりしてて、ストーリーも面白い!!
 動物がゾンビになっちゃう『ZOOMBIE ズーンビ』(2016年)とは大違い!!
 ジュラシックパーク+ゾンビの発想でまるっきり緊張感のない演出と、いかにもちょちょいのちょいで作った感100%『ZOOMBIE ズーンビ』みたいな作品を想像していたので、今作が始まったときはあまりのギャップに、いい意味でショックを受けちゃいました!!

 最後の展開も定番の展開ですけど、十分楽しめました!!

ゾンビ・サファリパーク [Blu-ray]
ジェシカ・デ・ゴウ,ダグレイ・スコット,マーティン・マッキャン
ポニーキャニオン

 

ゾンビ・サファリパーク [DVD]
ジェシカ・デ・ゴウ,ダグレイ・スコット,マーティン・マッキャン
ポニーキャニオン

 

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