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『シーバース 人喰い生物の島』ブルーレイ発売中!

2021-03-26 22:17:26 | DVD新譜の記事

 デヴィッド・クローネンバーグ監督の初期のホラー映画『シーバース 人喰い生物の島』(TV題:『SF人喰い生物の島 謎の生命体大襲来』)(1975年)の最終盤のブルーレイがキングレーコードさんから2021年2月10日に発売になってました。

 TV東京の地上波の映画枠の放送時の日本語吹替音声つきでの発売ですが、最終盤は以下の特典が。

困難を乗り越えろ/デヴィッド・クローネンバーグへのインタビュー(12分)
グッド・ナイト・ナース/リン・ロウリー(女優)へのインタビュー(17分)
ジョー・ブラスコ(特殊メイク)へのインタビュー(13分)
シネピックスの祝福/ジョン・ダニングの伝説 グレッグ・ダニングへのインタビュー(10分)
デヴィッド・クローネンバーグへのインタビュー(1988年収録)(22分)
スチール・ギャラリー/ジョン・ダニング(製作総指揮)によるインタビュー音声付(10分)
テレビ・スポット(1分)
ラジオ・スポット集(2分)の
劇場予告編(3分)

【封入特典】
BOX仕様、16ページブックレット(山崎圭司監修)

通常版も発売中です。

 

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『アヴリルと奇妙な世界』

2021-03-25 09:44:11 | アニメーション

アヴリルと奇妙な世界
AVRIL ET LE MONDE TRUQUE(2015年フランス、ベルギー、カナダ)
 監督:クリスティアン・デマール
    フランク・エキンジ
 脚本:フランク・エキンジ
    ベンジャミン・ルグラン
 原案:ベンジャミン・ルグラン
 原作:タルディ(ジャック・タルディ)
 出演:マリオン・コティアール
    フィリップ・カトリーヌ
    ジャン・ロシュフォール
    

 ■ストーリー■
 1870年7月18日普仏戦争開戦前夜、フランス皇帝ナポレオン3世とバゼーヌ元帥は、若き化学者ギュスターヴを極秘に訪ねる。兵器開発のため不死身になる兵士を作るための血清の開発を開発していたが、実験動物のトカゲ2匹が言葉を話すようになるだけだった。トカゲを銃撃したバゼーヌ元帥が放った銃弾が研究室の薬剤を破壊、薬剤が混ざり研究室は大爆発を起こす。研究室にいた者は死亡。ナポレオンの息子ルイがナポレオン4世となり、プロイセンと平和条約を結び、普仏戦争は起きず、歴史が変わった。ナポレオン家がフランスを統治した。しかし、その数年後、ブランリー、アインシュタイン、ノーベル、パスツールといった化学者たちが行方不明となる事件が続出。科学の発展が止まり、ラジオやテレビも発明されなかった。石油や原子力もなく石炭に依存することになる。石炭が無くなると木炭が必要になりヨーロッパ中の木が伐採された。新たな資源としてカナダの森林をめぐりフランス帝国とアメリカ同盟で戦争が起きる。科学者は国家への協力を強制されていた。
 1931年、ギュスターヴの息子プロスペールと孫のポールとその妻アネットは世間から隠れ秘かに不死身になる血清の研究を重ねていた。ギュスターヴが研究していた血清は完成するものの、秘かに研究をおこなっていたため帝国保安局はプロスペール、ポールたちを逮捕しようとやってくる。プロスペールは1人で逃走。
 ポールとアネットの娘アヴリルは、保安局から飛行艇で逃走するも、保安局に追いつかれたアネットはスノウドームに血清を隠しアヴリルに渡し脱出艇に乗せるのだった。保安局のガスパルもアヴリルの脱出艇にしがみつき脱出するが飛行艇は雷雲の落雷に遭い爆発してしまうのだった。



 ■感想■
 フランスのスチームパンクのアニメーションSci-Fi映画。
 原作者は『アデル ファラオと復活の秘薬』(2010年)のマンガ家タルディ(ジャック・タルディ)。

 いろんな映画祭で評判になり、映画賞を受賞、ノミネートされました。
 

【アヌシー国際アニメーション映画祭】第39回2015年
 映画祭長編部門グランプリ(クリスタル賞)受賞
【アニー賞】2017年
 アニメ部門 ノミネート
【セザール賞】(フランス)2016年
 最優秀アニメーション映画 ノミネート
【INOCA(国際オンラインシネマアワード)】2016年
 ベストアニメーション映画賞 ノミネート
【サンディエゴ映画批評家協会賞】
 ベストアニメ映画賞 ノミネート
【セントルイス映画批評家協会賞】2016年
 最優秀アニメ映画賞 ノミネート
【東京アニメアワード】2017年
 フェスティバル 出品
【ファロ島映画祭】2015年
 最優秀美術賞(ゴールデンアニメーショントレイン賞) 受賞
 最優秀アニメーション長編映画賞(ゴールデンアニメーショントレイン賞) ノミネート

  主人公のヒロインが子どものファミリー向けの作品かと思ったら、ヒロインは大人の一般向けの作品でした。
 設定がスチームパンクの歴史改変Sci-Fiで、なぜか後半には、トカゲのような知的生命体が出てきます!!
  上記のストーリー以降もストーリーが進んでいき、Sci-Fiが好きな映画ファンは面白く観れるかと、、。
 アニメファンも必見かも??
 科学者がいなくなったのもちゃんと理由があって、あまりの展開にビックリ!!

 ランニングタイム106分、ギュッとつまったストーリーが展開していきます。こんな作品が公開されていたなんて知りませんでした、、。
 カリテファンタスティック!シネマコレクション2019にて公開されたあとDVDスルーですが、、、。 

 

 

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『ロード・インフェルノ』

2021-03-24 20:59:59 | スリラー

ロード・インフェルノ
BUMPERKLEEF(2019年オランダ)
 監督:ロードヴェイク・クレインス
 脚本:ロードヴェイク・クレインス
 出演:ユルン・スピッツェンベルハー
    アニエック・フェイファー
    ヴィレム・デ・ヴォルフ
 
 ■ストーリー■
 ハンスの一家は、ハンスの父親の誕生日を祝うため、ハンスの妻ディアナと2人の娘と実家へ向かうが前に少しのんびりしている(でもないかも??)白い車がいたので、いらついてあおってしまうのだが、、、。

 ■感想■
 あおり運転をしてしまった家族が体験する恐怖を描くオランダのスリラー映画。
 上記のストーリーの続きですが、あおった相手が、殺人鬼のような男だったので大変な目にあいます。あおった上に車線変更をして追い抜きざまに挑発して、大変な目に、、、。
 ストーリーは、それだけです。

 ランニングタイム86分と短めというコトもあり、あっという間に観れます。

 あおった相手が、作品の冒頭で自転車の男性を殺すシーンがあるので、殺人鬼というのが分かりますが、冷静に考えると今作の主人公に感情移入できないのでは??
 いや、良く考えなくても、映画を観ている最中から、主人公に感情移入できない、、、。

 なぜ、あおる??

 車線を変えれば済むのでは??
 と、思ったら、車線変えてました、、、。最初からそうすれば、こんな事件にならなかったのでは??
 それだと、映画にならないですけど、、。

 あと、追ってきた車から逃げるのに、なぜか白い車に追いつかれちゃいます。
 森の中で走って逃げているのに、ゆっくる歩いて追ってくるジェイソンに追いつかれちゃうような感じといえば、分かりやすいでしょうか?あれ、ちょっと違うかも??

 給油所で、あおった車のドライバーと口論になる主人公、、。
 なぜ?
 あんなにあおっておいて、ゆっくり家族で給油所で買い物してるのはなぜ??
 給油とトイレのために寄ったのかもしれませんが、ハンバーガー買ってるヒマがあるなら、あおらなくて良かったのでは??

 素直に謝れとは言いませんが、トラブルためにやっているとしか思えない主人公の行動の数々。

 「早く謝れ!!」

 でも、やっぱり思わず突っ込んじゃいました!
 
 あおられた白い車の男が殺人鬼だから何とかエンターテイメント映画になっていますが、主人公の行動に問題が、、。

 今作の教訓:あおり運転やめましょう。

 

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『ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者』

2021-03-23 15:15:02 | スリラー

ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者
BETTER WATCH OUT(2016年オーストラリア、アメリカ)
 監督:クリス・ペッコーヴァー
 脚本:ザック・カーン
    クリス・ペッコーヴァー
 出演:オリヴィア・デヨング
    リーヴァイ・ミラー
    エド・オクセンボールド
    アレックス・ミキッチ
    デイカー・モンゴメリー
    ヴァージニア・マドセン

 ■ストーリー■ 
 アシュリーは、毎年のようにラーナー家でクリスマスの夜にベビーシッターのアルバイトをする。
アシュリーはラーナー家の13歳の息子ルークと過ごすのだが、頼んでもいないピザの宅配が届けられるのだった。ルークは父親が頼んだに違いないというのだが、そのピザはルークの嫌いなマッシュルームがトッピングされたものだった。そんなとき「見ているぞ」と男の声で電話がかかってくるのだった、、。


 ■感想■
 クリスマスの夜にベビーシッターをしたヒロインが恐怖の体験をするスリラー映画。
 自分は観ていないんですが、今作の予告はずいぶんと本編と違う感じらしいです、、、。
 知らなかった、、、。
 で、予告を観たら、確かに作品とまるっきり違う印象を与える感じでした、、。
 こういう予告、けっこう好きです。

 この予告だと、てっきり『ハロウィン』(1978年)+『ホーム・アローン』(1990年)みたいな作品だと思っちゃいますもんねー。

 予告でもホラー版”ホームアローン”と出てました、、、。まぁ、『ホーム・アローン』と言えば『ホームアローン』なんですが、、、。

 基本的に、これから観ようと思っている作品の予告は観ないようにしてるんですが、こういう予告は良いですね、、。
  まぁ、映画ファンによっては、こういう予告きらいな人もいるでしょうけど、自分は好きです。

 映画的には、普通に面白かったです。 

 【ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭】2017年
  最優秀作品賞 受賞
 【ファンタジア映画祭】2017年
  観客賞 受賞
 【サターン賞】2018年
  ホラー映画賞 ノミネート
 【フライト フェスト】2017年
  優秀俳優賞 リーヴァイ・ミラー 受賞
  作品賞   ノミネート
 【イサカ 国際ファンタスティック フィルム フェスティバル】2016年
  観客賞 受賞
  作品賞 受賞
 【モンスター フェスト】2016年
  アーストラリア優秀作品賞 受賞
  演技賞(男性) リーヴァイ・ミラー 受賞
 
 と、世界的な映画祭で色んな賞を受賞、ノミネートしています!!
 何度も観たいとは思わないですが、スリラー映画ファンなら必見の作品です!!

 

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『悪魔がみている』

2021-03-22 11:34:41 | ホラー/オカルト

悪魔がみている
AMULET(2020年イギリス)
 監督:ロモーラ・ガイ
 脚本:ロモーラ・ガイ
 出演:アレック・セカレアヌ
    カーラ・ユーリ
    イメルダ・スタウントン

 ■ストーリー■
 元兵士のトマスは、ケガをして病院である家を紹介され、雑用をしながら療養を始めるのだった。その家では、娘のマグダが年老いた母親の面倒をみながら暮らしていたのだが、不気味な物音がしたり、トイレからは謎の生物の死骸のようなものが出てきたりするのだった、、、。

 □■□今作が面白いと思った方は読まないで!ほめてません。□■□
 ピーター・ストリックランド監督もほめてないので、ファンの方は読まないで下さい!


 ■感想■
 サンダンス映画祭で絶賛されたというオカルト系ホラー映画。

 2020年のシッチェスカタロニア国際映画祭で、作品賞にノミネートされた以外にも他の映画祭でも受賞したり、ノミネートされたりしました。
 
 【フライト・メーター・アワード】2020
  最優秀助演女優賞、イメルダ・スタウントン 受賞
 【エトランジェ フェスティバル】2020
  作品賞 ノミネート
 【ロンド ハットン クラシック ホラー アワード】2020
  最優秀インデペンデント作品賞 ノミネート

 シッチェス・カタロニア国際映画祭で作品賞にノミネートされた作品ですが、、、
 自分は全然ダメでした、、。

 自分はシッチェス・カタロニア国際映画祭で作品賞にノミネートされたコトも知らずにあまり期待しないで観たんですが、最後まで観るのがつらかったです。
 眠くはなりませんでしたが、次は何かおこるのか??と思って観ていたら最後の方まで何も起きません、、。
 ランニングタイム99分が、長い、、、長すぎ。
 99分をこんなに長く感じるなんて、、。
 監督&脚本のロモーラ・ガイは、今後もホラー映画を撮り続けるのでしょうか?
 とりあえず、自分的には要チェック!(観ないように、)
 『バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所』(2012年)の監督ピーター・ストリックランドもチェックしていなくて、うっかり『ファブリック』(2012年)を観ちゃいました、、。
 映画を観るときに、あまり詳しく調べないで観ることが多いので、気をつけます。
 
 かつては、あまり好きじゃなった監督にブライアン・シンガーがいましたけど、今作の監督やピーター・ストリックランドに比べたら、全然普通の監督でした、、。 
 ブライアン・シンガー監督のファンの方すいませんでした、、。
 
  何が起きてるのかも、考えて補完しないといけないし、、結局悪いコトしたから因果応報みたいなストーリー、、。
 ストーリー的にはオムニバス映画の1エピソードのようなストーリー。
 「世にも奇妙な物語」の1エピソードのような感じでしょうか?
  
 アミカスプロ製作のオムニバスのホラー映画『残酷の沼』(1967年)、『怪奇!血のしたたる家』(1971年)の1エピソードの方が100倍好きです。

 



 
 

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『THE LAW 刑事の掟』

2021-03-21 23:09:30 | アクション/刑事・探偵

THE LAW 刑事の掟
TRAUMA CENTER(2019年アメリカ)
 監督:マット・エスカンダリ
 脚本:パウル・ダ・シウヴァ
 出演:ニッキー・ウィーラン
    ブルース・ウィリス
    スティーヴ・グッテンバーグ
    テイト・オーティズ

 ■ストーリー■
 行方をくらますと言っていた情報屋のジミー・ゴンゾからの連絡で刑事のトニーは待ち合わせ場所へ向かう。トニーの相棒のスティーヴ・ウェイクス警部補は罠だと気づき現場へ向かうが、間に合わずトニーは殺されてしまうのだった。偶然殺害現場のそばにいたウエイトレスのマディソンも犯人の撃った弾を受け病院に運ばれる。
 マディソンの体内に残された弾丸が証拠になるため犯人たちはマディソンを殺そうと病院へと向かうのだった。一方、スティーヴは、情報屋とトニーが殺害された現場の状況から犯人は警官ではないかと推察していた。

 ■感想■
 ブルース・ウィリス出演の低予算のアクション映画。
 実質、主人公はウェイトレス役のニッキー・ウィーランですが、、。
 ランニングタイム98分と少しだけ短めの作品なので、あっという間に終わっちゃいます。

 ブルース・ウィリスは顔出し的なゲスト出演でなく、ちゃんとストーリーにからむ役を演じています。
 それもアクション映画の刑事役!!
 ヒロインの次に活躍するちゃんとした役!!! 

 設定は、病院を舞台にしたダイハード系の設定です。主人公がブルース・ウィリス演じる刑事でなく、ウェイトレスなんですが、、。
 
 観ているときは、それなりに楽しめたのですが、良く考えるとなぜ、いまどきこんな”ダイ・ハード”的な作品が、、みたいな作品でした。

 『ダイ・ハード』(1988年)が大ヒットしたあとだったりしたらわかるんでしょうけど、2019年に”ダイ・ハード病院”版??
 『ダイ・ハード』がヒットした当時だったらブルース・ウィリスは出演しなかったでしょうけどね、、、出演料も払えないだろうし。

 アクション映画としては、すでに定番の設定だから、限定した場所を舞台にしているだけで、”ダイ・ハード”を意識しているワケではないのかもしれないですけど、自分はブルース・ウィリスが出演しているので、どうしても意識しちゃいます、、。

 病院が舞台のスリラー映画というと自分的にはボアズ・デヴィッドソン監督のスラッシャー映画『大戦慄!悪魔が棲むホスピタル連続殺人』(VHSソフト題:『X線 悪魔が棲むホスピタル 連続殺人』)(1981年)の方が今作より好きですね。
 今作は、アクション系、『大戦慄!悪魔が棲むホスピタル連続殺人』はホラー系なのでジャンルが違いますけど、、。

 今作でヒロインを襲うのは、殺人鬼でなく悪徳警官ですが、、。
 最近、アメリカ映画で、悪徳警官が出てくる作品が多いような気がするんですが、気のせいでしょうか?
 『ブラック アンド ブルー』(2019年)、『ボディカメラ』(2020年)、、あれ、2本だけ??
 偶然、自分が最近観た作品ってこと??
 フランス映画だと、やたらと出てくる悪徳警官が出てこないと、逆にどうしちゃったの??って思っちゃうんですけどねー。

 でも、なんだかんだ言っても今作は、ポップコーンでも食べながらダラーって観るには十分面白いです!!

 

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『アーカイヴ』

2021-03-20 22:30:14 | SF

アーカイヴ
ARCHIVE(2020年イギリス)
 監督:ギャヴィン・ロザリー
 脚本:ギャヴィン・ロザリー
 出演:テオ・ジェームズ
    ステイシー・マーティン
    ローナ・ミトラ
    トビー・ジョーンズ
    ピーター・フェルディナンド

 ■ストーリー■
 2038年、人里離れた山間の研究所で人工知能を開発するジョージ・オルモアは2体のアンドロイドJ1、J2を作り上げる。そして、より発展型のアンドロイドの製作を行っていた。J1は5、6歳の知能で止まっており、J2を開発した。
 その時代、アーカイヴシステム社のサービスで死んだ人間の記憶を、死後200時間保存しておくこよが出来るようになっていた。最新アンドロイドの人口知能に死んだ妻ジュールスの記憶をアーカイヴシステム社の故人のデータを植え付け甦らそうとしていたのだった。

 □■□ネタバレあり□■□
 ネタバレしてるので、観てから読んで下さい!
 今回、本当にネタバレしてます!!オチがわかっちゃうと面白さ半減するので観てから読んで下さい!!


 ■感想■
 死んだ妻の記憶のデータを元に、妻の記憶を持ったアンドロイドを作ろうとする科学者を描くSci-Fi映画。
 
 すごーく面白いです。

 でも、途中でネタが割れてしまうのが残念!途中と言っても、かなり後半で1時間24分くらいの事故のシーンのですが、、、。気が付くのがそのシーンよりも早く気が付く映画ファンもいるかも??

 まさか、いつもの、、、。

 このオチでない普通にアンドロイドに記憶を植え付けることが出来るようなストーリーの方が断然良いのにッ!!

 なんで、みんな、このオチ使いたがるんでしょうか??
 脚本家になったら、1度は使いたいオチなんでしょうか??
 そんなすごく驚くオチでもないのに、、、。

 このオチのためだけに、ランニングタイム109分は長すぎ!!
 
  同じネタでも面白かったのは『墜落大空港』(DVD題:『ジャンボ・墜落 ザ・サバイバー』)(1981年)くらい、、。まぁ、『墜落大空港』はジェームズ・ハーバートの原作がありますけどね。

 すいません、本当にネタバレしちゃいました!!

 まるっきり違うネタですけど、途中でネタバレしちゃう上に驚けるスペイン映画のSci-Fi映画『スターシップ9』(2017年)の方が、Sci-Fi映画としても、もちろん映画そのものとして100倍良く出来てます!!

 今回ほめるつもりで書いていたのに、なぜか違う作品をほめるコトに、、。

 

スペインのSci-Fi映画。面白いです。

 

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『Mr.&Mrs.スパイG』

2021-03-19 23:50:28 | コメデイ

Mr.&Mrs.スパイG
SPY INTERVENTION(2020年アメリカ)
 監督:ドリュー・マイルレア
 脚本:マーク・ファミリエッティ
    レーン・ギャリソン
 出演ドリュー・ヴァン・アッカー
   ポッピー・デルヴィーニュ

 ■ストーリー■
 優秀なスパイ、コーリーはパムと出会い、スパイを引退、パムと結婚する。ある日、組織の同僚に呼び戻されるのだが、、。

 □■□ネタバレなし□■□
 今作『Mr.&Mrs.スパイG』を面白いと思った方や、どんな映画にも必ず良いところはあると思っている方は読まないで下さい!!

 ■感想■
 似たようなタイトルの作品で、ジェフ・ギャフニー、アイラ・フィッシャー演じる夫婦の隣の家にジョン・ハムとガル・ガドット演じるスパイの夫婦が引っ越してくる2016年のアクションコメディ映画『Mr.&Mrs.スパイ』がありましたが、今作とはまるっきり関係ないです、、、。
 まさか、同じような設定のコメディ映画だと思わせたかったのでしょうか??
 『Mr.&Mrs.スパイ』は製作費4000万ドルのちゃんとした作品で、監督は『アドベンチャーランドへようこそ』(2009年)、『宇宙人ポール』(2010年)にグレッグ・モットーラ。脚本はモーガン・フリーマン、クリストファー・ウォーケン、ウィリアム・H・メイシー出演の犯罪コメディ『ザ・バッド』(2008年)のマイケル・ルシェール。
 『Mr.&Mrs.スパイ』は、かなり面白かったですけど、今作は、、、。

 なんで、タイトルが似ている作品のことを書いたかというと、今作について書くことがあまりない、、。

 もう観終わった瞬間にストーリー忘れてしまったので、上記のストーリーくらいしか書けません、、。
 自分的には、時間の浪費でした、、。
 
 笑えないコメディ映画。。

 コメディ度  ★★
 スパイ映画度 ★
 笑えない度  ★★★★★

 ミュージカルでもないのに、突然、意味もなく登場人物が踊っていたようなシーンがあったような気が、、。

 フレッド・オーレン・レイ監督の作品や、ウーヴェ・ボル監督の作品が超傑作に思えてきます。
 もともと、ウーヴェ・ボル監督の作品のことはキライじゃないですけれど、、。

 

こちらは、スゴク面白いです!!

グレッグ・モットーラ監督のコメディSci-Fi映画。

 

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『インビジブル・スパイ』

2021-03-18 22:48:50 | 香港映画

インブジブル・スパイ
使徒行者2諜影行動 LINE WALKER 2 INVISIBLE SPY(2019年香港、中国)
 監督:ジャズ・ブーン
 脚本:カット・クワン
 出演:ルイス・クー
    ニック・チョン
    フランシス・ン
    ジャン・ペイヤオ
    チャン・イーチー
    ホァン・チーチョン

 

 ■ストーリー■
 1987年フィリピン、孤児院での優秀な少年アン・ツァイとディーは何者かに連れ去られそうになるが、アン・ツァイがディーを助けるものの大けがを負い、ディーは足を滑らせ崖から落ちてしまうのだった。アン・ツァイは男たちに連れ去られてしまうのだった。
 2019年香港、大企業の社長が繁華街で車を暴走させ通行人を轢き死傷者を出す事故を起こした後自殺する事故が起きる。事前に情報を得ていた記者のイウ・ホーイーは、事故後、男に襲われるが、刑事情報課の警部チェン・トーに助けられるのだった。イウは記者ではなく、実は有名なハッカーで、事故の情報を入手、警察に通報していたのだった。イウによれば国際的テロ組織が子どもをスパイの工作員に育て上げ世界中の警察に送り込んでいるというのだった。チェンと上司のイップ警視がそのことを聞きだすが、そこへ保安部ジェン警視が現れ、捜査を引き継ぐと告げるのだった。
 イウのハードディスクに何かしらの情報があると、保安部と情報課の合同捜査で、ジェンとチェンはミャンマーへ向かう。しかし、イウのハードディスクは襲われ、激しい銃撃戦に、、、。
 チェンはハードディスクを入手し警察へ渡すが中身は空な上に、チェンはその後行方が分からずなってしまうのだった、、、。

 ■感想■
 ルイス・クー、ニック・チョン、フランシス・ン出演の香港ノワールアクション映画。
 タイトル(原題)から分かるように『ダブル・サスペクト 疑惑の潜入捜査官』(原題”使徒行者 LINE WALKER”)の続編です。
 もともとは『ダブル・サスペクト 疑惑の潜入捜査官』も香港のTVドラマ”LINE WALKER”のスピンオフ的な映画化作品のようなので、その2作目というコトになるんでしょうね。

 続編と言っても、出演者のルイス・クー、ニック・チョン、フランシス・ンが同じだけで、ストーリーにはまるでつながりがないので、今作から観て全然大丈夫な作品です!!

 今作では、警察の外に置かれた対テロ組織、不可視前線部隊IFF(INVISIBLE FRONTLINE FORCE)という組織が出てきます、、、。トム・クルーズの所属するI.M.F.みたいです。

 香港映画なので容赦ないストーリー、ハリウッドだったらよっぽどのコトがないと死なないような登場人物が、回想シーンや現在進行形で死んでいきます、、。

 コミカルなシーンがまるでない98分!アクションに次ぐアクション!誰が捜査官で、誰がスパイなのか??緊張感がずっと続きます、、。
 スペイン牛追い祭りを使ったアクションシーンも、さすが香港映画って感じです!!

 香港映画ファンならすぐにわかっちゃうキャスティングですけど、、。
 でも、ルイス・クーも、ニック・チョンも、フランシス・ンも善人役も悪人役も演じるから、深く考えだすと分からなくなっちゃうかも??

 でも、延々と盛り上げておいて、ラストはどんよりした気持ちに、、。
  ハリウッドだったら、続編製作を考えて絶対にしないような展開に、普通にしちゃってます、、。
 香港映画ファンのみでなく、普通にアクション映画ファンもサスペンス映画ファンにも観て欲しい作品です!!

前作はストーリーつながってないので今作からで大丈夫。

 

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『スーパーティーチャー 熱血格闘』

2021-03-17 22:45:11 | 香港映画

スーパーティーチャー 熱血格闘
大師兄 BIG BROTHER(2018年香港、中国)
 監督:カム・カーワイ
 脚本:チェン・タイリ
 出演:ドニー・イェン
    ジョー・チェン
    ルオ・ミンジェ
    ユー・カン

 ■ストーリー■
 徳智学園に新任の教師チャン・ハップが赴任してくる。問題児の多い6Bの担任に。
 レイ・ワイチョン、双子のクワン・カイチン、クワン・カイイン、姉弟仲の悪い少女のウォン・ダッナン、音楽好きのホン・ジョウファの5人グループが特に問題が多かった。ある日、もともとトラブルの多かったバスケット部員とケンカし、レイは退学しそうに。ラム校長は退学させようとするが、反省文を書かせなんとか退学は免れることになる。
 チャンは5人の問題を調べ、真摯に向き合い彼らの問題点を解決していこうとする。
 そんなとき、学校に来なかくなったレイは、アルバイト先のレストランで高級ライターを盗もうとしたことをきっかけにボクシングジムで働くことになり、八百長試合に巻き込まれてしまうのだった、、。

 ■感想■
 ドニー・イエン主演、製作の学園を舞台にした青春感動作。
 元アメリカ海兵隊の教師が生徒たちを更生させていきます。
 
 ミュージシャンになりたがっているホン。
 レーサーになりたがっていて、弟ばかり愛されていると思っているウォン・ダッナン。
 奥さんが男と逃げたことで、父親がアル中になってしまった双子のクワン兄弟。
 祖母と暮らす貧しい家庭のレイ。

 香港映画だけあって、展開が早い!!まるでTVシリーズのダイジェスト??っていうくらいの展開の速さ!!
 テンポが良すぎ!!
 あっという間に、クラスの問題児4人を解決!!映画が始まって60分弱で解決しちゃっいます!!
 その後、総合格闘場でロッカールームでの乱闘事件!
 ドニー・イェン演じるチャン・ハップの過去!!
 戦場シーン!!

 総合格闘技のロッカールームでの格闘シーンは、ドニー・イェンファンなら大喜びできるシーンです!!

 ここまでで60分強!!

 ベタな展開ですけど、思わず感動しちゃうシーンの連続!


 普通の映画だったらここで終わりみたいな感じなのに、このあとも事件が!!クワン・カイチンの薬物の過剰摂取問題が発生!!
 
ランニングタイム109分なのに、まるでTVドラマのシリーズ10話くらい観たような印象!!

ドニー・イェンファン必見!!そんなコト言われなくてもファンはみるんでしょうけど、、。

 香港映画好きで良かったと思わせてくれる1本でした!!

 

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『ロボA-112』

2021-03-16 23:16:17 | SF

ロボA-112
ROBO(2019年ロシア)
 監督:サリク・アンドレアシアン
 脚本:アレクセイ・グラヴィツキー
    セルゲイ・ヴォルコフ
 出演:ダニール・イゾトフ
    ヴラディミール・ヴドヴィチェンコフ
    セルゲイ・ベズルコフ

 ■ストーリー■
 科学者ヴィクトルとナージャ夫婦は救助ロボット、A-112を開発する。危険を察知することはできるのだが人間を救出することができないということで実地テストに不合格になってしまう。人間との対話能力がないと判断されたためだった。一方、ヴィクトルとナージャの息子ミーチャは両親が忙しく、数学がキライで絵を描くのが好きな少年だったが、学校ではいじめられ孤独を感じていた。
 A-112は、家族というものを知りたくなり研究所を脱走するのだった。開発した研究所ではA-112が暴走して脱走したものと判断、追跡を開始するのだった、、、。

 ■感想■
 ロシア製のファミリー向けSci-Fi映画。
 こういう子ども向けのファミリー映画はアメリカとか、ドイツとかだったら、すごーく面白い映画にするようなストーリーなんですが、ロシア映画の今作はオーソドックス!
 超オーソドックス、まるで児童向けの絵本系読み物をそのまま映画化したような感じの作品に仕上がってます。

 オーソドックス度 ★★★★★
 盛り上がり度   ★
 子どもと観る度  ★★★★
 

 上記のストーリーのあと、当然ロボットA-112とミーチャが出会ってA-112が成長していくという風に進んでいきます。 
 本当は、出会うと言っても偶然出会うのでなく、A-112が会いに行くんですが、、、。

  ミーチャはA-112が、発見されたら壊されることを知り逃げ出し、2人で近所を逃げ回ります。
 ファミリー向け映画なんで、近所です、、、。
 
 あまりにも普通の展開で感想が書きにくい、、。
 まぁ、いつも大した感想も書いてないですが、、(泣)
 
  

 あと、ミーチャをイジメていた男の子と女の子が、後半ストーリーに絡んできます。
 ランニングタイム88分ですが、あまりにも定番の展開に、ちょっと長く感じます!!
 あと、10分くらい短くても良かったのでは??

 

 

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『ウォーズ・オブ・ギャラクシー』

2021-03-15 22:19:41 | SF

ウォーズ・オブ・ギャラクシー
BATTLE STAR WARS(2020年アメリカ)
 監督:ジェームズ・トーマス
 脚本:ジェレミー・M・インマン
 出演:アリソン・ゴルニク
    エイミー・ストルディ
    ジャスティン・ベルティ

 ■ストーリー■
 1300年以上先の未来、銀河は惑星連合が支配、かつては平和的だったが現在の支配者マラストー卿は権力を求めた。反乱軍のリーダーのコーブリン船長は、惑星ヘイヴンに向けて脱出を図るのだった。しかし、惑星連合を信じるパラディン、デンズがコーブリン船長の宇宙船に乗り込んでくる。仲間の宇宙海賊エイジャックスは逃走、惑星連合はコーブリンの宇宙船を破壊するのだった。コーブリンはデンズと脱出するのだった。
 2年後、コーブリンは、エイジャックスに捕えられるが、マラストー卿の娘アステラに助けられるのだった。一方、アステラはコールドスリープしていたデンズと逃げるのだが、、、。

 ■感想■
 アサイラム製作の宇宙Sci-Fi映画。
 スターウォーズの亜流を目指したんでしょうが、微妙にスターウォーズに似すぎていて逆につまらなくなってます!!もっとメチャクチャな作品を作って欲しかったような気も!!
 
 1970年代後半から、『スター・ウォーズ』(1977年)や『エイリアン』(1979年)のヒットで起きたSci-Fi映画ブームで数多くの作品が作られました。

 少し作品をあげると、、
 『スタークラッシュ』(TV題:『銀河戦争 宇宙巨大戦艦SOS スタークラッシュ宇宙大戦争』)(1978年)
 『ヒューマノイド 宇宙帝国の陰謀』(1979年)
 『ブラックホール』(1979年)
 『25世紀の宇宙戦士キャプテン・ロジャース』(1979年)
 『宇宙の7人』(1980年)
 『アウトランド』(1981年)
 『ギャラクシー・オブ・テラー 恐怖の惑星』(1981年)
 『禁断の惑星エグザビア』(1982年)
 『銀河伝説クルール』(1983年)
 『スペース・ハンター』(1983年)等々、、。
 
 そういった作品の方がオリジナリティがあって面白かったなーんて言いません、、。上記の作品は今作の製作費の100倍以上でしょうから(泣)
 それに今作以上にオリジナリティが全然ない『真昼の決闘』リメイクみたいな『アウトランド』みたいな作品もありましたしね。あ、でも『アウトランド』もけっこう好きだったりします。『アウトランド』は公開当時、SF作家ハーラン・エリスンにメチャクチャ言われてましたけど、、、。

 アサイラム作品なんで、こんなもんかなぁ~って感じで観て下さい。
 ランニングタイムも86分と超短めだし、、。
 ちょっと甘すぎかな??

 真剣に観ると、「何だー、これ!!」って思っちゃいますけどね。とにかくTVシリーズの下手な再編集版を見せられているような展開で、最後は続くみたいな??
 

 

 


 

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ジャン=ポール・ベルモンド『プロフェッシュナル』ブルーレイ発売!

2021-03-14 07:27:10 | DVD新譜の記事

 キングレコードさんから、ジャン=ポール・ベルモンド主演のアクション映画『プロフェッショナル』(1981年)のブルーレイが発売になります!発売日は2021年5月12日。
 『プロフェッショナル』は、なぜか劇場未公開で、BSで放映されたのみで、DVD化も、VHSソフトにもなっていなかった作品です。

 監督はジョルジュ・ロートネル。
 脚本はジャック・オーディアール、ミシェル・オーディアール、ジョルジュ・ロートネル。
 音楽はエンニオ・モリコーネ。
 
 活動中に組織に裏切られ、敵国に捕まったフランスの諜報部員が復讐のために帰ってくるというアクション映画ファンだったら、どこかで観たコトあるにちがいない定番のストーリーの作品ですが、自分はこの作品が好き!大好き!
 自分が観た映画のベスト200に入るくらい好きな作品です。

同じく5月12日にジャン=ポール・ベルモンドの『恐怖に襲われた街』(1975年)、『危険を買う男』、『警部』のブルーレイも発売します!!

 『恐怖に襲われた街』は2つの事件を追う刑事の活躍を描くミステリーアクション。1980年代にはTVの地上波の映画枠で放送されてましたが、その後は全然観る機会がなかったです。

『危険を買う男』も、1990年以降のTVの地上波の映画枠で放送されず、観るのが厳しかった作品です。

TV放映時の吹替音声つきで発売して欲しかったです。ユルユルな雰囲気なのに悪い奴は死にまくり!

初回限定版のハードアクション編としてブルーレイボックスも発売に!!

 

 6月9日には『大頭脳』(1969年)、『大盗賊』(1961年)、『オー!』(1968年)、『ムッシュとマドモアゼル』(1977年)の単品と、初回限定版のブルーレイボックスが発売に!

 

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『リズム・セクション復讐の銃弾』

2021-03-13 00:46:56 | アクション

リズム・セクション 復讐の銃弾
THE RYTHM SECTION(2020年イギリス、アイルランド、スペイン、アメリカ)
 監督:リード・モラー
 脚本:マーク・バーネル
 原作:マーク・バーネル(「堕天使の報復」(二見文庫))
 出演:ブレイク・ライヴリー
    ジュード・ロウ
    スターリング・K・ブラウン
    リチャード・ブレイク
    ダニエル・メイズ

 ■ストーリー■
 身体を売る商売をしているステファニー・パトリックの前にキースという名乗る客がやってきて、3年前の飛行機事故はテロだと言ってくる。ステファニーは、飛行機事故で家族を失いその後はドラッグ、売春で生活するようになっていた。ステファニーはキースを追い返すが、その後真実を知るため、キースに連絡を取るのだった。
 ステファニーは、キースから聞いた事件の容疑者レザに近づくが銃を向けることも出来ずその場をあとにするのだった。その後、キースのもとへ戻ると彼は殺されているのだった。キースの情報源をたぐっていくが、何者かに捕えられてしまうのだった、、、。

 ■感想■
 マーク・バーネルの「堕天使の報復」(二見文庫)の映画化作品。
 原作者のマーク・パーネル自ら脚本を書いて、製作総指揮も担当しています。
 制作はロンドンの007シリーズのイーオンプロダクションのマイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ。
 制作費5000万ドル、出演がブレイク・ライヴリーにジュード・ロウ。製作が007。ストーリーも復讐のためにスパイにあんるヒロイン。とすごく面白そうになる要素ばかりで、期待感を抱かせたのですが、、、。

 原作者が脚本書いて、製作総指揮までしてるんで、もう文句のつけようもないくらいスタッフの思うように作った作品なんでしょうが、、、、素人の女性がプロの世界で使い物にならないという感じで、ある意味リアル志向で全然盛り上がらない。
 特訓シーンも全然盛り上がらない!!
 クリスチャン・デュゲイ監督の『アサインメント』(1997年)の訓練シーンの方が100000倍盛り上がります!!

 ランニングタイム109分、最後まで観るのが、、、つらい。
 というより、盛り上がるのはもう作品が終わりかかる頃っていえば、分かりやすいでしょうか??

 監督が『孤独なふりした世界で』(2018年)のリード・モラーノにしたあたりで、もうすでにアクション映画にする気はとうていなかったんでしょねー。
 映画ファンの多くはバカにしそうですけど、アクション映画度を高めてリュック・ベッソンが監督した方が良かったのでは??

 リュック・ベッソンでなければ、『クライングフリーマン』(1995年)、『ジェヴォーダンの獣』(2001年)のクリストフ・ガンズとか、それこそ、クリスチャン・デュゲイ(最近はアクション映画撮ってないですけど、、)とか、『イコライザー』(2014年)のアントワーン・フークワとかとか、、。
 家族を失った女性の悲しみなんか、すぐにどっかいっちゃって、いつものアクション映画になってしまって、今作の意図したところと180度違う作品ができちゃうでしょうね、、。
 

 スパイ映画度   ★
 アクション映画度 ★★
 ドラマ度     ★★★

 リアル志向の作品なのに、なぜ、敵の正体が分かる?? 
 でも、結局、ブレイク・ライヴリーが敵を殺しまくりするんだったら、映画的にヒロインをもっと強く設定すれば良かったのでは??

原作は二見文庫から発売してました。

続編もあり!!

 

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『レディ・オア・ノット』

2021-03-12 23:29:06 | サスペンス

レディ・オア・ノット
READY OR NOT(2019年アメリカ)
 監督:マット・ベティネッリ=オルピン
    タイラー・ジレット
 脚本:ガイ・ビューシック
    R・クリストファー・マーフィー
 出演:サマラ・ウィーヴィング
    アダム・ブロディ
    マーク・オブライエン
    ヘンリー・ツェーニー
    メラニー・スクロファーノ

 ■ストーリー■
 グレースは富豪の息子アレックス・ル・ドマスと結婚する。ル・ドマス家には家族が増えたときの儀式があることを知るのだった。その儀式とはゲームに参加することだった。ゲームで富を築いたル・ドマス家では、ゲームに参加することに意義があると夫のアレックスに言われグレースは参加するのだった。
 グレースはくじ引きで”かくれんぼ”をひくのだった。新メンバーのグレースがかくれることになり、夜明けまで逃げれたら勝ちというルールが説明され、ゲームが始まるのだが、、、。

 ■感想■
 金持ちの家庭に嫁いだ女性の恐怖の体験を描くサスペンス映画。
 サスペンス映画で1つのジャンルになっている「人間狩り」をテーマにした作品です。

 TSUTAYAでは置いてなく、GEO先行レンタル作品です。
 GEOがない地区はどうするの??
 こういうTSUTAYA先行レンタルとか、GEO先行レンタルとかはやめて欲しいです。レンタルショップがそこら中にあった時代は良いですけど、今やレンタルショップが激減しているのに、こういう借りる人間無視みたいのは、、、、。

 電車で駅をいくつも乗り継いで借りに行かないといけなくなってしまう、、。

 まぁ、普通の作品でも、品ぞろえが良くなくて2~3店舗行かないと借りたい作品が観れないなんてコトは当たり前なんですが、、、。

 配信で観るか、購入すれば良いってコトなんでしょう。。

 いつも通り、作品に関係ないことばかり書いて字数かせぎ??状態に、、。

 面白いです!
 すごーく面白いです!
 ディズニー映画なんで期待していなかったですけど、すごーく面白かったです。
 

 こういう面白い作品は1人でも多くのエンターテイメント映画ファンに観て欲しい!!
 エンターテイメントのジャンルですが、サスペンス映画ファンというか、ホラー映画ファンというか、そういうジャンㇽが好きな映画ファンっていうことですが。

 今作はGEO先行リリースでレンタル開始なんですが、GEOが近所になかったらどうするの?? 


 偶然、かくれんぼのゲームを選んでしまい、人間狩りをするコトになってしまった家族たちと、ヒロイン。追う方も追われる方も、慣れていないのでドタバタ、、。笑えるって意味でなく、マジメなシーンです。

 新しい家族が増えたときにする、すべてのゲームでなく、かくれんぼのみこの物騒なルールがあるようで、みんな不慣れです。
 ヒロインが、アダム・ウィンガード監督の『サプライズ』(2011年)みたいだと作品の印象もずいぶん違うのですが、そんなこともなくごくごく普通の人っていう設定です。

 そんなかくれんぼしなくても良いと思うのですが、家族の方は、ゲームに勝たないと死んじゃうと思い込んでます、、。
 「えっ、なぜ??」
 先祖からの言い伝えなんでしょが、現代にそんなコト信じちゃって、、。
 なので、常識がある結婚相手の義兄は、積極的ではないにしろ何度もヒロインを助けてくれます、、、。
 
 こういうノホホンとした(自分的にはですが)サスペンス映画は地上波で放映してくれると良いんですけどね、、、。ゴールデンタイムに放映したら、多分クレームが来ると思いますが、、、。

配信もリンクしておきます。

 


 

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