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映画感想のブログ!!
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『スイート・マイホーム』 思わず突っ込んじゃいました、、、。

2024-04-29 23:43:19 | ミステリー

スイート・マイホーム
(2023年日本)
 監督:齊藤 工
 脚本:倉持 裕
 原作:神津 凛子「スイート・マイホーム」(講談社文庫)
 出演:窪田 正孝
    蓮佛 美沙子
    窪塚 洋介
    根岸 季衣
    菜緒

 ■ストーリー■
 長野県でスポーツインストラクターをしている清沢賢二は、住宅展示場でエアコンで温度を制御する「まほうの家」という家を見て家を新築で建てることに。完成後、賢二、妻のひとみ、娘のサチ、ユキと4人で、エアコンが地下室で制御され、監視カメラで家中を見れるその家に引っ越してくるのだが、妻ひとみは誰かに見られているような感じだと言い始めるのだった、、、。

 □■□ネタバレあり□■□
 原作小説が面白いと思っている方、すばらしいトリックだと思っている方、、
 映画版の
今作が好きな方、面白いと思った方は読まないで下さい。ほめてません、、。

 ミステリーなので、ネタバレしてるので、観てから読んで下さい。

 ■感想■
 神津凛子原作「スイート・マイホーム」(講談社文庫)の映画化作品。
 予告を観たら面白そうだったので鑑賞しました。 
 普段は、観る映画の事前情報は得ないようにしてるのですが、今回は観る気もなかったので、予告だけ観てしまい鑑賞。
 Jホラーなのかと思ったら、完全にミステリー映画でした。

 登場人物が少なすぎ、、。
 怪しい登場人物が2人くらいしかいないので、、ミステリー好きな人には中盤で犯人がすぐに分かる感じです。
 動機とかは、分からないですが、、。動機のヒントは無いに等しいので分かるはずないんですが、、。

 1番怪しい登場人物が犯人です。
 犯人にしては、行動がおかしなところもあるんですが、、。

 登場人物が少なくても、トリックがすごければ良かったんですが、、。

 ネタバレ本当にしています!!
 
 後半、犯人やトリック(家の造りとか)分かってから、観ながら思わず突っ込んじゃいました、、。

 まず、今作の犯人は、住宅を建築設計した本田です。
 
 住宅展示場で、主人公の賢二と甘利と口論になったことを夜、本田が家に謝りに来ましたけど、、その日は妻のひとみの友人が遊びに来ていた日なので、家にいたのでは??
 
 どうやって、口論したことを知ったの??

 賢二は同じ職場の原という女性と不倫してましたけど、どうやって原の家に入る賢二を撮影したの??(ずーと見張っていれば動画は撮れるというんでしょうが、、、)
 
 原、原の夫、原の夫の職場のメールアドレスはどうやって知ったんでしょうか??

 原とは家を購入するときに別れて、新築した家で住み始めたときには不倫関係ではなかったのに、なぜ、それを蒸し返して事件に??幸せな家庭を壊そうとしているのは本田だーって思っちゃうんですが、、。

 本田は、会社(展示場に)通勤していたのに、日々どうやって家から出発したの??また帰宅時はどうやって家に入ったの??
 
 直接家の外につながるような屋根裏の隠し部屋に出入りする場所は部屋以外にもあったんでしょうか??
 
 細かいことを言うと、閉所恐怖症の賢二、平気で天井裏に行ってましたけど大丈夫なんでしょうか??
 また、刑事が単独で行動していましたけど、2人で来るのでは??
 あと刑事も捜査上得た情報を賢二にベラベラしゃべりすぎでは??

 本田はトイレの代わりのおむつとか飲食後のゴミとかお風呂はどうしていたんでしょうか??
 トイレをおむつですべて対応していて、ゴミを持って家の中を通って外に捨てに行ったんでしょうか?
 お風呂は??

 ひとみの友人の子どもが、家にお化けがいるみたいなコト言ったみたいですけど、お化けでなく普通の女性では??
 
 原作は未読なんで分からないですけど、原作ではそういった細かいコト説明してるのかも、、。

 映画を観てもあまり突っ込むコトはないんですが(気がつかないので、、、)、今回は気になることが次から次へと、、、。
 

 

 

 

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『影なき爆殺魔』 「雨影の爆殺魔」映画化

2024-01-16 22:41:07 | ミステリー

THR3E 影なき爆殺魔
THR3E(2006年ポーランド、アメリカ、イギリス)
 監督:ロビー・ヘンソン
 脚本:アラン・マッケルロイ
 原作:テッド・デッカー「影の爆殺魔」(扶桑社ミステリー)
 出演:マーク・ブルカス
    ジャスティン・ワデル
    ローラ・ジョーダン
    ビル・モーズリー

 ■ストーリー■
 優秀な学生ケヴィン・パーソンは運転中に爆弾魔から謎かけの電話がかかっくる。ケヴィンは、あわやのところで危機一髪、車から脱出するのだった。その手口から今回の事件は、謎かけ殺人鬼「リドルキラー」の仕業だと思われた。しかし、「リドルキラー」が標的にするのは有名人なのに、なぜ今回一般人のケヴィンが狙われたのか理由が分からなかった。
 3ヶ月前に「リドルキラー」に弟を殺された警察の心理分析官ジェニファーは、今回のケヴィンの事件の捜査に執念を燃やすのだった。一方、ケヴィンは幼馴染にサマンサと独自に捜査を始めるのだった。そんなとき、「リドルキラー」はケヴィンに”罪を告白しろ!”と言ってくるのだった。
 ケヴィンは少年時代に、町を追い出した少年のことを思い出すのだった。

 ■感想■
 テッド・デッカー原作「影の爆殺魔」(扶桑社ミステリー)の映画化作品です。 
 今作はTV東京が海外の作品で日本では劇場未公開の作品をDVD化していく「TX-V」レーベルシリーズの1本です。今作が「TX-V」レーベルの第1弾の作品でした。
 TX-Vの企画かどうかわかりませんが、TV東京発売の作品をあげると、、
 第2弾以降タイトルだけ書くと『Dark Floors ダーク・フロアーズ』『NOISE ノイズ』『MAGIC AND THE WAR OF DRAGONS 魔法戦士と竜の騎士団』『ダークネスナイト』『ガーディアン』『THE BOXER ザ・ボクサー』『VANGUARD』『A TIME 0F WARタイム・オブ・ウォー  戦場の十字架』『CODE;GENE コード;ジーン』『2 ROOMS トゥー・ルームス』『ミリタリー大作戦 シュミット教官大暴れの巻』『氷の素肌 ネイキッド・シンドローム』『ミッドナイト・トレイン』『クリスマス・キャロルの大冒険』。

 当時、DVDレンタル店で良く見かけた作品と、全然気づかなかった作品と色々。
 どんな作品かわかる範囲で書くと、、。
 『Dark Floors ダーク・フロアーズ』(2008年)はフィンランド、アイスランドのホラー映画。
 『NOISE ノイズ』(2007年)はティム・ロビンス、ブリジット・モイナハン、ウィリアム・ハート出演のコメディ。
 『MAGIC AND THE WAR OF DRAGONS 魔法戦士と竜の騎士団』(2008年)はマーク・アトキンス監督作。
 『ダークネスナイト』(2007年)は「シャークネード」シリーズのマーク・C・フェランテ監督のホラー。
 『2 ROOMS トゥー・ルームス』ブリタニー・マーフィ主演のサスペンス映画。

  
 自分的には、原作がちゃんとある作品を映画化した『影なき爆殺魔』、北欧映画『Dark Floors ダーク・フロアーズ』、ファミリー映画『クリスマス・キャロルの大冒険』以外はもう少し変わった作品のラインナップだと良かったのに、、。と思っちゃいます。
 50本、100本もリリースするなら全然良いんですけど、、少ししかしないなら、話題になりそうな作品をラインアップした方が良かったのでは??
 例えば、、あくまでも例ですが、2008年くらいの作品だと
 マイケル・ケイン主演の犯罪物『狼たちの処刑台』(2009年)
 ケン・フォーリー主演のゾンビ映画『ゾーン・オブ・ザ・デッド』(2009年)
 1980年代のスラッシャー映画リメイク『スプラッター・ナイト 新・血塗られた女子寮』(2009年)
 みたいな作品とかだったら、すごーく良かったのに、、。
 

 今作『影なき爆殺魔』は、製作費240万ドルのハリウッド的な感覚では、低予算の作品です。
 でも、ポーランド映画としてみるとけっこう240万ドルという製作費はけっこうお金がかかってるのかもしれないです。ロケはポーランドで行われました。
 小説版のあらすじをちょこっと読んだときに、犯人はすぐにわかったつもりになっていた作品です。
 なので、映画化した今作でも油断して観ていたら、違う方向に進んでいくので、「おかしいなぁ」と思っていたら、全然違ってました、、。
 
 ”予想、大外れ!!”

   正確には、半分くらい当たってました、、。、みたいな感じです。正確にはハズレなので、厳しい試験なら0点かな??

  もう少しリドルキラーの凶行が描かれていたら良かったかもしれないですね、、。
 
 実は、原題の”THR3E”にヒントがあるんですけど、気がつくわけがない、。でもタイトルで堂々とうたっているんだから、フェアと言えばフェアですね、、。
 見せ方もあるので、もっとミステリー映画が得意な脚本家と監督だったら、もっと、もっと面白くなったのに、、。
 本当はリメイクして欲しいくらい、、惜しい。


 ミステリー映画度         ★★★★
 ほとんどの人が騙されちゃうかも度 ★★
 もっと評価されてもいいかも度   ★★

 

原作は扶桑社ミステリーで上下巻の長編です。

 

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『抹殺者』 アクション映画ではありません、、、。

2024-01-15 00:25:25 | ミステリー

抹殺者
THE BODY(2000年アメリカ、イスラエル、ドイツ)
 監督:ジョナス・マッコード
 脚本:ジョナス・マッコード
 原作:リチャード・ベン・サピア(「キリストの遺骸」扶桑社ミステリー)
 出演:アントニオ・バンデラス
    オリビア・ウィリアムズ
    ジョン・シュラプネル
    ジェイソン・フレミング
    ジョン・ウッド

 ■ストーリー■
 古学者のシャロン博士が、エルサレムの町で磔にされたであろう古い遺体を発見する。バチカンは元軍情報部員の神父マットに遺体の調査をさせることに。シャロンとマットは、遺体を調査しキリストの遺体ではないかと推測するが、もし、キリストのものであったらキリスト教の歴史を揺るがすことになってしまうものだった。やがて、イスラエルとパレスチナの過激派も遺体を手に入れようと動き出していた。

 ■感想■
 リチャード・ベン・サピアの歴史ミステリー「キリストの遺骸」(扶桑社ミステリー)の映画化作品。
 リチャード・ベン・サピアと言えば、ウォーレン・マーフィーとの共作の「デストロイヤー」シリーズが有名なので、てっきりアクション度200%のアクション映画かと思っちゃいました。「デストロイヤー」シリーズは『レモ 第1の挑戦』として映画化されていますが、わずか1作でシリーズ化されませんでした。
 リブートでもリメイクでも、なんでもいいので俳優を代えたり、設定を変えたりしてシリーズ化しようとは思わなかったんでしょうか??

 日本でも、「殺人機械デストロイヤー」シリーズで創元推理文庫でけっこうな数の作品が翻訳されていたりしたんですけどねー。

 で、今作『抹殺者』ですが、アクション映画風のDVDパッケージや当時の宣伝物でしたが、それに騙されないで歴史ものとして見ればそれなりに面白いかもしれないですねー。
 自分はアクション映画だと思ったので全然ダメでしたけどー。

 DVDのパッケージに映画に出てこない爆発シーンや、着てもいない防護服を着てる人物だとか、主人公が武器を持っていたりするのには全然おかしいとは思わないんですが、今作は完全に勘違いしちゃいました!!
 
 文句言うなら「映画を観る前に、原作を読んでおけ!!」ってコトなんでしょうけどねー。

 アントニオ・バンデラス主演だし、タイトルも『抹殺者』だし、だまされちゃいますよね、、。ちなみに今作のパッケージでもバンデラスは銃をかまえてました、、。
 でも、神父だから暴れないですよね、、、。

 アクション映画度  ★
 ドラマ度      ★★
 歴史ミステリー度  ★★★

 でも、こういう風に映画を宣伝するのって、けっこう好きです。
 『サランドラ』の出てこない武器のジョギリとか、『アリゲーター』(1980年)の”誰でも12回は必ず飛びあがります”のうたい文句とかとか、、。

 観客に、映画を観に来させなければいけないですからね。
 まぁ、今作は時代的にはレンタルビデオの時代だからレンタルしてもらわないといけないですからね。
 
 でも、歴史ミステリーのエンターテイメント系の作品が好きな人は確実に来ないですよね、、。アクション映画だと思って、、。

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デストロイヤーシリーズ映画化『レモ 第1の挑戦』

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『ソフィー・マルソーの過去から来た女』 ソフィー・マルソー監督です。

2024-01-14 00:52:08 | ミステリー

ソフィー・マルソーの過去から来た女』(別題:『ドーヴィルに消えた女』)
LA DISPARUE DE DEAUVILLE(2007年フランス)
 監督:ソフィー・マルソー
 脚本:ソフィー・マルソー
    ジャンギード・スピネッリ
    ジャック・デシャン
 出演:クリストファー・ランバート
    ソフィー・マルソー
    ロベール・オッセン
               ニコラ・ブリアンソン
    マリー=クリスティーヌ・バロー

 ■ストーリー■
 妻を亡くしたショックから記憶障害になった刑事ジャックの元に謎の女性が現れ対岸の町のホテル「ノルマンディー」の支配人に会いに行くように言われ、言われるがまま向かうのだった。ホテル「ノルマンディー」では支配人は行方不明になっており、秘密の部屋401には36年前に事故死した女優ヴィクトリアに関係する品物を集めていた。ヴィクトリアは謎の女性にそっくりだった。

 
 ■感想■
 ソフィー・マルソーが、脚本&監督&出演のミステリー系ドラマ。
 2008年フランス映画祭で『ドーヴィルに消えた女』というタイトルで上映されました。

 リリースされた当時、映り込んだマイクが話題になりました(??)
 なぜ、マイク??
 『シェーン』のバスの映り込みは超有名ですが、、、『シェーン』が作られたのは1953年ですからね。もう少し最近の作品では『グラディエーター』(2000年)の馬車戦のボンベとかも有名ですね。

 わざと狙ったんでしょうか??狙うワケないか??

 内容的には、良くありがちなフランス映画っぽいフランス映画。
 「フランス映画大好き、他の国の映画はあまり好きじゃない」みたいな映画ファン向けの作品です。
 こういう作品をあまりフランス映画を観たコトない人が観たら、フランス映画が嫌いになっちゃうかも??

 主人公が記憶障害っていう設定だから、何があっても大丈夫でしょ!みたいな演出方法はやめて欲しかったです。
 1970年代だったら、まだアリかもしれないですけど、、。

 大体、こういう作品でそっくりな女性が現れた段階でストーリー的に正体が分かっちゃいますよね、、。
 特に30年以上前の女性とそっくりとかって、、。
 
 同じ時代にそっくりな女性がいたら、双子かクローン人間でしょうけど、、。

 思わせぶりな演出ですけど、主人公の記憶がおかしいから何があってもOK!みたいなストーリーのつなぎ方って、どうなんでしょう??
 もう少し観ている人に分かりやすい演出して欲しかったです。
 でも、そうなると、大したストーリーでないので、あっという間に終わっちゃいそうな内容に、、、。

 無駄なカーチェイスシーンとか、予告のために必要だったんでしょうか??
 
 ランニングタイム104分も長すぎ!!
 この内容ならあと20分くらい短くても良かったのでは??

  マイクが映り込んだコトしか記憶に残らない作品になっちゃいます!!

 映り込んだマイクしか記憶に残らない度    ★★★★★
 フランス映画の悪い意味で思わせぶり度    ★★★★
 S・マルソーは出演だけで良かったのでは度 ★★★★★


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『次に私が殺される』 スペイン製スリラー

2024-01-10 23:24:15 | ミステリー

次に私が殺される(別題:『テシス 次に私が殺される』『殺人論文 次に私が殺される』)
TESIS(1996年スペイン) 
 監督:アレハンドロ・アメナーバル 
 脚本:アレハンドロ・アメナーバル
    マテオ・ヒル
 音楽:アレハンドロ・アメナーバル
 出演:アナ・トレント
    フェレ・マルティネス
    エドゥアルド・ノリエガ
    ザビエ・エロリアガ
    ミゲル・ピカソ

 ■ストーリー■
 大学で映像を学ぶアンヘラは映像の暴力をテーマにして論文を書くことにする。アンヘラは教授のフェゲロアにビデオマニアのチュマを紹介してもらうのだった。翌日、フェゲロア教授は暴力的な映像を見て心臓発作で死んでしまう。図書室で教授の死体を発見したアンヘラは、教授の見ていたビデオテープを持ち帰ってチュマと観るのだった。
 そのビデオテープには2年前に行方不明になった女子学生ヴァネッサが殺されるシーンが映し出されていた!撮影に使われたビデオカメラは現在作られていないものであることがわかる。アンヘラは、そのビデオカメラを持ったボスコと知り合うのだった、、。

  ■感想■  
 アレハンドロ・アメナーバル監督のスペイン製ミステリー映画。 
 アレハンドロ・アメナーバル監督は『オープン・ユア・アイズ』(1997年)、『アザース』(2001年)、『リフレッション』とミステリー系のスリラー映画を監督しました。
 最近は『海を飛ぶ夢』(2004年)、『アレクサンドリア』(2009年)、『戦争のさなかで』(2019年)と自分が観ないようなマジメそうな作品を監督しました。
 
 脚本はアレハンドロ・アメナーバルとマテオ・ヒル。 
 マテオ・ヒルは、アレハンドロ・アメナーバル監督作で脚本を書く以外に、『パズル』(1999年)で監督、脚本を担当しました。『パズル』ではアレハンドロ・アメナーバル監督が音楽を担当してます。 
 
 
 今作も、劇場公開されたときや、ビデオになったときにそれなりに話題になったんですけど、見逃していたんで、今回やっと鑑賞しました。 
 もっと、過激な怖いスリラー映画かと思ったんですけど、ごくごく普通のスペインのミステリー映画でした。
 
 登場人物も多いのは、こういうミステリー作品には良いです!!
 
 多いと言っても怪しい人物は、3人しかいませんけど、、、。

    ビデオマニアのチュマ。
 チュマの友人ボスコ。
 後任の教授カストロ。
 
 でも、真犯人は、チュマ?ボスコ?カストロ?


 それなりに面白いもののランニングタイム125分も長すぎ!
 
 エンターテイメント作品としてヒネリが少ないのに125分は長すぎ!
 あと20分くらい短くしないと、、。せめて、あと10分くらい短かったら良かったのに、、。 
 ホントにあと10分くらいカットしたら、テンポが良くなってもっともっと良かったのに、、!

 と思いましたが、すごーく高く評価されています。今作は色んな賞を獲得、ノミネートされました。
 
 【ブリュッセル国際映画祭】1997年
   ヨーロッパ・ファンタジー映画作品賞(シルバー) 受賞
 【ファンタスポルト】(ポルト国際映画祭)1997年
   ヨーロッパ・ファンタジー映画作品賞(ゴールド) ノミネート
 【ゴヤ賞】1997年
   優秀女優賞(アナ・トレント)ノミネート
   新人俳優賞(フェレ・マルティネス) 受賞
   新人監督賞(アレハンドロ・アメナーバル) 受賞
   オリジナル脚本賞 受賞
   編集賞 受賞
   音響賞 受賞
   作品賞 受賞
   プロダクションマネージャー賞 受賞
 【プチョン国際ファンタスティック映画祭】1997年
   作品賞 ノミネート
 【バルディビア国際映画祭】1997年
   観客賞 受賞
 【ホセ・マリア・フォルケ映画祭】1997年
   作品賞 受賞
   2020年 25周年賞 ノミネート 

 ブリュッセル国際映画祭、ファンタスポルト(ポルト国際映画祭)と、世界三大ファンタスティック映画祭のうち、2つの映画祭で作品賞、受賞とノミネート!!
 すごい作品でした、、。
 ランニングタイム125分のままで、、。評判に影響されやすい、、。
   

 ミステリー映画度    ★★★
 ゴアシーン度      ★
 ミスリードで騙された度 ★★ 

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『ブラッディ・スワン』 低予算アメリカンホラー、ジャッロ風

2023-12-11 00:16:33 | ミステリー

ブラッディ・スワン
BLOODY BALLET(FANTASMA)(2018年アメリカ)
 監督:ブレット・マレン
 脚本:マット・クラウド
    ブレット・マレン
 出演:ケンドラ・カレリ
    キャロライン・ウィリアムス
    デビー・ロコーン
    カティー・カーペンター
    ブレット・ワグナー

 ■ストーリー■
 8歳のとき、何者かに両親を惨殺されたアドリアナは成長しバレリーナになる。ある日、アドリアナは「くるみ割り人形」の主役に抜擢されるのだが、怪しい人物がアドリアナの周りの人たちを殺していく悪夢を見るようになりセラピーを受けることに。しかし、実際に、殺人鬼が現れアドリアナの周りの人物たちを毒牙にかけていく、、。

 ■感想■
 Amazonプライム配信のホラー映画。
 アメリカの2018年の作品ですが、舞台設定やストーリーや音楽がなんとイタリアのホラー映画風です。
 1980年代風なんで正確にはジャッロとは言えないかもしれないですけど、いかにもイタリアの殺人鬼を描いたミステリー系ホラーになっています。

 ストーリーは、どこかで観たコトあるような、大した犯人ではないですが雰囲気がすごく良いです。

 原題”PHANTASMA”ですが、配信版は別タイトルの”BLOODY BALLET”です。

 ジャッロ映画や、1980年代のイタリアの殺人ミステリー系の作品を観なれた映画ファンだったら、すぐに犯人がわかるはず。
 映画が始まって20分くらいで、犯人に違いないって思ったら、その通りでした、、。

 なんでー??

 こういう低予算のミステリー系ホラー映画にしては登場人物が多い作品なのに、あえて、その犯人??いくらでもストーリーにツイスト効かせて違う犯人でも登場させられたのに、あえて今作の犯人は想像通り、、、。

 観ている映画ファンの40%くらいの人には分かっちゃう犯人!!

 せっかく、ここまで雰囲気が良い作品なので、ランニングタイム84分と、コンパクトにまとまっていますが、あと10分くらい長くても良いから、違うエピソードの挿入と違う犯人が良かった!!
 
 ゴアシーンがなぜか一生懸命に描写していて、トラウマになりそうです。
 足首切るシーンとか、目玉にこだわるシーンとか、、。
 足首切るシーンとか、さらりと描かれていますが、すごーく痛そう!!
 目玉へのこだわりはルチオ・フルチ監督の作品へのオマージュでしょうか??

 
 雰囲気が1980年代イタリア映画度 ★★★★
 犯人も1980年代イタリア映画度  ★★★★★
 ゴアシーン痛そう度        ★★★★ 


 今作は【ロンド・ハットン・クラシック・ホラー・アワード】2017年優秀インデペンデント映画賞 ノミネートされています。

 ランニングタイム84分の作品なんで、今は地上波でなくなっちゃいましたけど、深夜枠でも良いので90分枠の映画枠で吹替で放映されたらすごく面白く観れると思います。
 
 イタリアのホラー映画好きなら観ても良いかも??

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『眠れぬ夜のカルテ』 催眠療法で眠らないで、、。

2023-12-10 21:37:00 | ミステリー

眠れぬ夜のカルテ
催眠大師 THE GREAT HYPNOTIST(2014年中国)
 監督:レスト・チェン
 脚本:レン・ペン
    レスト・チェン
 出演:シュー・ジェン
    カレン・モク
    フー・ジン
    ルー・ゾン
    デヴィッド・ワン
    

 ■ストーリー■
 精神科医シゥ・ルイニンは催眠療法を施し患者を治療していた。ある日、ファン教授からある患者を診て欲しいと依頼される。患者の名前はニン・シャウヤン。彼女の症状は数年前から見え始めた霊視だったが、以前診断した香港の医者シェン・リーによれば会話が明瞭であるということに驚いていた。早速、治療を始めたシゥだったが、、。
 
 □■□ネタバレあり□■□
 直接的でないですけど、間接的にネタバレしています。ネタバレなしで観た方が1,000倍面白いので、観てから読んで下さい!

 ■感想■
 レスト・チェン監督の描くミステリー系映画。
 主演は、シュー・ジェンとカレン・モク。
 レスト・チェンは、日本のTVドラマ「101回目のプロポーズ」をリメイクした『101回目のプロポーズ ~SAY YES~』(2012年)の監督です。

 2014年の中国の作品ですが、香港映画ファンが観ても十分楽しめる作品です。中国映画と言われなければ香港映画だと思っちゃうくらいです。

 ランニングタイム101分の作品で、オチが重要になってくるミステリー作品ですが開始17分でオチがわかっちゃいました。正確には、その前からうすうす感じていました、、、。

 あまりにも早くオチがわかっちゃったので、以前観たことがあるのでは??」

 とも、思ったんですが、ソフトが発売されたり、レンタルされていたコトもなさそうなので本当に分かっちゃたみたいです、、(悲しいですー)
 映画の本数を観すぎるのも、けっこう察しちゃうので弊害がありますよねー。
 

 びっくりしたかったー。
 自分が今まで観た作品でびっくりしたのはTVムービーでは、「刑事コロンボ」のクリエイター、ウィリアム・リンクとリチャード・レヴィンソンが脚本を書いたTVムービー『殺しのリハーサル』(1982年)、ロベルト・トーマの舞台劇の映画化作品『ハネムーン・クライシス 新妻蒸発』(VHS題:『他人の向う側 私の家に見知らぬもう一人の妻がいる』)(1975年)。エドガー賞受賞のミステリー『解剖室殺人事件』(VHS題:『キルジョイ』)(1981年)などなど。
 劇場映画では、トンデモおちの『フォーガットン』(2004年)、インド映画のドラマ『女神は二度微笑む』(2012年)等々。これくらいでないと驚けない、、。

 普通のオチでは驚けないし、途中で気づくこともしばしばで映画を楽しめなくて悲しい、、。

 やっぱり、映画は新作(その人にとって初めて観る作品)を年間100本くらい観るのが映画を楽しむコツ??
 30年間観ても3,000本くらいですからね。

 あまり観すぎると、関連している作品に気づいてしまいますからね。

 
 ところで、今作はアメリカのある映画にそっくりでした(自分にとって)。
 観る人によってはそう思わないかもしれないですけど、。
 その作品名をあげるとネタバレになるので、今作に興味を持った方は記事を読まないで下さい。たびたび書きますが、オチがわからずに観た方が面白い作品です。

 オチが途中で分からないと面白い度 ★★★★★
 ミステリー映画度         ★★★
 香港映画が観たくなる度      ★★★

 

 その作品とは、ホルヘ・ドラド監督の2013年のマーク・ストロング、タイッサ・ファーミガ出演のサスペンス映画『記憶探偵と鍵のかかった少女』です。
 『記憶探偵と鍵のかかった少女』がちらついて、冒頭から、今作の主人公が行う診察自体を疑って観ちゃいました、、。

『記憶探偵と鍵のかかった少女』を観てなければ良かったのに、。

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『真犯人』 韓国ミステリー

2021-08-19 00:05:00 | ミステリー

真犯人
THE CULPRIT(2019年韓国)
 監督:コ・ジュンウク
 脚本:コ・ジュンウク
 出演:ソン・セビョク
    オ・ミンソク
    ユソン

 ■ストーリー■
 ヨンフンの妻ユジュンが殺される事件が発生する。ヨンフンの友人ジュンソンがユジュンと不倫関係にあり、痴情のもつれによる犯行であるとされジュンソンが逮捕されるのだった。半年後、ジュンソンの裁判でヨンフンの証言が必要になりジュンソンの妻ダヨンがヨンフンの家にやってくるのだった。
 そのころ、ヨンフンは容疑者と思われる男を拉致、かつて住んでいた部屋で真実を聞き出そうと拷問して傷めつけていたのだった。部屋の扉を叩くダヨンをヨンフンは部屋へと招き入れるが、そこには拷問された容疑者がベッドにくくりつけられていて、部屋はユジュンが殺されたときを再現されていたのだった。

 ■感想■
 【プチョン国際ファンタスティック映画祭】観客賞受賞した韓国のミステリー映画。
 またまた韓国映画観てしまった、、、。
 特に観たいと思っているわけでもないのに、韓国映画観てます、、、。
 初めて観た韓国映画が『シュリ』(2000年)で、それから20年くらいで70本くらい、、、。
 オーストラリア映画や、スウェーデン映画よりも観ている、、。
 

 日本で公開(DVDスルー入れて)される作品が多いのでは??
 自分が1番観たいのは、もちろんジャンルは、ミステリー、ホラー、アクションがメインです。
 製作した国別だと、イタリア映画が1番好きなんですけどねー、、。

 ところで、今作は被害者が殺された現場を再現したので、てっきり、『殺しのリハーサル』(1983年)系のオチ??とか思ったんですが、そんな重要なミステリー要素に関係するコトもなく普通に再現しただけでした。

 ミステリー度は、『殺しのリハーサル』(1982年)、『解剖室殺人事件』(VHSソフト題:『キルジョイ』)(1981年)、『ハネムーンクライシス 新妻蒸発』(1975年)の方がはるかに高いです、、。
 比較する作品が古い上にすべてアメリカのTVムービー。すいません、思いつかなくて、、。
 真剣に考えてない?? 

 ”1番怪しい”って、観る人によって違う!!って突っ込まれちゃいそうですが、、。
 ”1番怪しい”登場人物が犯人です!!

 登場人物が少なすぎ!!
 あと3人くらい物語に絡む登場人物がいても良かったのに、、。
 
 店の主人とか、捜査している刑事とかが犯人だったら、驚けたのに、、。
 別に、観客を驚かすつもりはないんでしょうけどね、、。

 ミステリー度         ★★★
 犯人がわかっちゃう度   ★★★★
 ヨンフンあれで良いの?度 ★★★★★

 

 

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『フロッグ』 傑作ミステリー映画、、。

2021-07-25 20:12:38 | ミステリー

フロッグ
I SEE YOU(2019年アメリカ)
 監督:アダム・ランドール
 脚本:デヴォン・グレイ
 出演:ヘレン・ハント
    ジョン・デニー
    ジュダ・ルイス
    オーウェン・ティーグ
    リブ・ベアラー

 ■ストーリー■
 自転車で山道を走る少年ジャスティンが罠にかかり自転車から突き落とされてしまうのだった。
 妻のジャッキーが浮気したために夫婦仲と息子コナーとの関係がぎくしゃくとしているハーパー家、夫で刑事のグレッグは、刑事のスピッツと組んでジャスティンが行方不明になった事件の捜査をすることになるのだった。犯行現場に残された緑色のアーミーナイフの手口からかつて連続して事件を起こした同一犯の事件と思われたが、犯人は刑務所で服役中だった、、、。

 ■感想■
 アダム・ランドール監督、デヴォン・グレイ脚本のミステリー映画。
 脚本のデヴォン・グレイは俳優で「デクスター 警察官は殺人鬼」にも出演しています。
 製作費300万ドルの低予算の作品です。これは日本映画と比べてもかなり低予算ですよねー。
 でも、すごーく面白いです!!
 ミステリー映画ファン必見!!

  こんな面白いミステリー映画を観たのは久々―!!
 あまりの面白さに感動!!

 【パリ国際ファンタスティック映画祭】2019年で恐怖映画賞(Prix Cine+Frissonns)受賞しました!
 いくつもの謎を散りばめ、それを回収するシーンを、映画の中盤に入れてミステリー映画ファンも十分楽しめる作品になっています 

 登場人物が、全員怪しい!!
 刑事のグレッグ!
 妻で精神科医のジャッキー!
 不愛想な息子コナー!
 グレッグの相棒のスピッツ刑事!
 窓の修理にきた男性!
 ジャッキーの不倫相手!
 
 そういえば、普通の考えたら、ポスターやDVDのパッケージに出てるカエルのマスクをしている人が犯人ですよねー、、。
 カエルのマスクをした人間が、連続殺人事件を起こす映画だと思っていたら、全然違ってましたーー、、。

 熱心なミステリー映画ファンだと、以前の事件で逃げ出すことに成功した少年のところに聞き込みに行くシーンで、ほんの少しだけ犯人がわかっちゃいそうですが、、、。
 でも、家の中の食器や写真がなくなったり、息子のコナーがタバコを吸っていたコトとか、不倫相手がケガしたのは??等はわからないですよね、、、。

 何も知らずに観た方が断然面白いので、事前情報なしで観て下さい!!

 ミステリー映画度     ★★★★★
 もう1回観たくなるかも度 ★★
 ちゃんと伏線回収してる度 ★★★★★
 

 

 

 

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『リトル・シングズ』 ささいなコト??

2021-07-15 00:02:17 | ミステリー

リトル・シングス
THE LITTLE THINGS(2021年アメリカ)
 監督:ジョン・リー・ハンコック
 脚本:ジョン・リー・ハンコック
 出演:デンゼル・ワシントン
    ラミ・マレック
    ジャレッド・レトー
    ナタリー・モラレス
    クリス・バウアー

 ■ストーリー■
 1990年10月、カーン郡の巡査ジョー・ディーコンは上司に呼ばれる。以前逮捕した強盗犯の事件で証人の目撃者が証言があやふやになり見たのはブーツだけと言い出したので、証拠の血のついたブーツを回収するためロスへ行くことになるのだった。ロスでは検査してから証拠品を渡すということになり1晩泊まることに、、。
 そのころ、ロスでは4人が殺される連続殺人事件が起きていて、その夜5人目の犠牲者が発見されるのだった。ジミー・バクスターは、かつてロサンゼルス警察にいてトップの検挙率だったディーコンにこの事件の意見を求めるためディーコンを犯罪現場へ連れて行くのだった。ディーコンは翌朝、上司から連絡あり強盗犯が司法取引に応じたためブーツは必要なくなったと言われるのだった。一方、連続殺人事件を追うバクスターは近くに住む性犯罪者スタン・ピーターズを捕えるのだった。しかしその後、スタンは自殺してしまうのだった。そして、また6人目の被害者が発見されるのだった。
 ディーコンは、ある娼婦連続殺人事件の捜査に執着するあまり、妻と離婚し、大病を患い警察をやめカーン郡に引っ越したため、警察署では評判が悪く、ジミーは警部からディーコンに関わるなと忠告されるのだった。
 ディーコンは休暇をとり事件の捜査を始めるのだった。5人目の被害者の部屋の冷蔵庫が壊れていたことが気にかかり、修理を依頼していた電気屋に捜査するのだが、、、。

 
 ■感想■
 ジョン・リー・ハンコック監督&脚本のミステリー映画。
 主演はデンゼル・ワシントン。
 ランニングタイム128分の大作ですが日本劇場未公開!!
 デンゼル・ワシントン主演でも劇場公開されないのね、、。
 と、思って観はじめたら、最後の方で思わぬ展開に、、、。まるで、1970年代の劇場未公開作品のような後味の悪い展開に、、、。

 今作のコトは全然ノーチェックだったんですが、久々にレンタル店に行ったらデンゼル・ワシントン、ジャレッド・レトー出演昨のミステリー映画で劇場未公開の今作が大量に陳列されていたので、思わず手に取りレンタルしました!!
 
 ランニングタイム本編実質122分と長めの作品ですが、中だるみもなく、最後まで楽しく観れました、、。まぁ、ほんとうのコト言うとあと10分くらい短くても良かったような気もしますが、、。
 自分は、けっこう好きです、こういう作品。 

 監督のジョン・リー・ハンコックの作品は脚本を書いた『スノーホワイト』(2012年)しか観ていないです。
 『アラモ』(2004年)、『しあわせの隠れ場所』(2009年)、『ウォルト・ディズニーの約束』(2016年)、『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(2016年)の監督です。

 1970年代の劇場未公開作品みたいと先ほど書きましたけど、良く考えると1970年代風というより、この後味の悪さは、まるでヨーロッパ映画のような印象を受けちゃいます。結局事件は解決していないし、、。
 明らかに風景はアメリカなのに、まるでヨーロッパ映画みたいな奇妙な印象を受けちゃいました、、、あくまでも個人的な印象ですけどね。

 デンゼル・ワシントンが死体と話すシーンがあるので、てっきり超能力者??とか(って思わないですね、、)

 雰囲気とか、ミステリー映画としてかなり良いので、熱心なミステリー映画ファンには面白いかも??
 
 ミステリー映画度      ★★★★
 後味悪さ度         ★★
 次に事件が起きないと良い度 ★★★★

 

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『ナンシー・ドリューと秘密の階段』

2021-05-09 16:02:59 | ミステリー

ナンシー・ドリューと秘密の階段
NANCY DREW AND THE HIDDEN STAIRCASE(2019年アメリカ)
 監督:カット・シア
 脚本:ニーナ・フィオーレ
    ジョン・エレーラ
 原作:キャロリン・キーン(「少女探偵ナンシー」)
 出演:ソフィア・リリス
    ゾーイ・レネー
    マッケンジー・グレアム
    アンドレア・アンダース
    サム・トラメル

  ■ストーリー■
 ナンシーは友達ベスをからかった画像がネットに流されたことを、友人のジョージから聞く。ネットの画像を調べ犯人デレクをつきとめ、ジムでトレーニング中のデレクに罠をしかけ青い染料で真っ青にして動画を撮ってネット上に流し仕返しするのだった。
 ナンシーは母親が死んだため、妻を思い出してしまうと言う理由でシカゴから父親カーソンに連れられて田舎町リバーハイツにやってきたのだ。騒ぎを起こすナンシーは今回は友達を巻き込んだことと、ジムのシャワールームに7000ドルの損害を与えたということで2か月間の社会奉仕活動と外出禁止を言い渡されるのだった。
 奉仕活動中に保安官事務所に相談に来ていたデレクのガールフレンドのヘレンと彼女のおばフローラの姿を見かけ、困った様子のフローラに声を掛けるのだった。19世紀にある女性をめぐって兄弟が争い壁に死体が埋められたという噂のある古いツインヘルム屋敷に住むフローラは異様な音や怪奇現象に悩まされ幽霊がいると相談に来たのだった。ナンシーは、父親の許可を得て、ヘレンと一緒にツインヘルム屋敷で一晩過ごし、怪奇現象を探ろうとするのだが、、、。

 ■感想■
 キャロリン・キーン原作のジュヴナイル小説「ナンシー・ドルー」シリーズの映画化作品。
 原作は「幽霊屋敷の謎 ナンシー・ドルーミステリ2」(創元推理文庫)ですね。
 いまだに、映像化される「少女探偵ナンシー・ドルー」の最新劇場映画。
  ナンシー・ドリューを演じるのは『IT イット””が見えたら、終わり』(2017年)のソフィア・リリス。
 
 2002年には『おてんば探偵ナンシー・ドリュー』、2007年にはエマ・ロバーツ主演で『美少女探偵ナンシー・ドリュー』として映像化されています。
 『おてんば探偵ナンシー・ドリュー』はシリーズ化されなかったパイロット版のTVムービーです。
 1970年代には「ハーディ・ボーイズ&ナンシー・ドルー」で、ハーディ・ボーイズとともにアメリカABC放送でTVドラマ化されました。そのとき、ナンシーを演じていたのは、パメラ・スー・マーティン。このとき、24~26歳だったんですけど、ドラマ上の設定では何歳くらいだったんでしょうか??昔すぎて覚えていない、、、。

 2019年には新たなTVシリーズに!!現在2021年まで3シーズン継続中です。
ナンシー・ドリュー役はケネディ・マクマンが演じています。ケネディ・マクマンもすでに大人なので、このシリーズも少し大人版なんでしょうねぇ、、多分。

 映画の冒頭、「鉄道をリバーハイツに」みたいなポスターを貼っている町の住民の姿が映って、その後も、ナンシーと鉄道反対派の父親と、鉄道誘致派の叔母のからみがあるので、今回の事件は絶対に、鉄道誘致がらみと観てる映画ファンは思う!
 ツインヘルム屋敷のポルターガイスト現象も想像通りのユルユル展開ですけど、子ども向けと思えば十分の面白さ!!
 原作通りの展開なんでしょうねぇ、、。
 
  日本では、こういう子ども向けの映画を真面目に作るって印象がないんですけど、アメリカやドイツやイタリアとかもちゃんと作っているという印象が、、。

 ファミリー度 ★★★★
 ミステリー度 ★
 続編観たい度 ★★★
 

 続編とか製作されたらすぐに観たいです!!でも、こういう作品は爆発的に大ヒットしないと続編作られないんでしょうね。

 

 

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『霧の中の少女』

2021-03-10 23:30:04 | ミステリー

霧の中の少女
LA RAGAZZA NELLA NEBBIA(2017年イタリア)
 監督:ドナート・カッリージ
 脚本:ドナート・カッリージ
 原作:ドナート・カッリージ
 出演:トニ・セルヴィッロ
    アレッシオ・ポーニ
    ジャン・レノ
    ガラテア・ランツィ
    ミケーラ・チェスコン

 ■ストーリー■
 山の中の田舎町アヴェショーで少女アンナ・ルーの行方不明になる。日頃の行動から家出でなく誘拐事件と考えた都会からやってきた警部ヴォーゲルは事件の捜査を始めるのだった。
 両親がマスコミに発表する中、アンナ・ルーの物を取った青年を発見。警察は青年の身元を調べマティアということ突き止める。マティアは父親の暴力から逃れ母親とこの田舎町へと逃げてきたのだった。マティアの撮ったビデオからアンナ・ルーをつけているオフロード車の存在がが分かるのだった。ヴォーゲルはマティアの映像をニュースで流し、車の持ち主で教師のロリス・マルティーニからの連絡を待つのだった。

 ■感想■
 イタリアのミステリ作家ドナート・カッリージが自ら同名原作小説を脚本&監督したミステリ映画。
 ミステリーとしては、1番怪しい人間が犯人系のあんまり驚けない展開の作品でした、、。
 
 でも、評判は良かったらしく色んな賞を受賞したりノミネートされたりしています。

【ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞】2018年
 最優秀新人監督賞 受賞
 最優秀脚本賞 ノミネート
 最優秀編集賞 ノミネート
【イタリアゴールデングローブ賞】2018年
 最優秀脚本賞 受賞
【ナストロ・ダルジェント賞】
 最優秀新人監督賞 ノミネート
【ファブリック・デュ・シネマ・アワード】2017年
 音楽賞 ノミネート
【ゴールデン・トレイラー・アワード】2018年
 最優秀外国スリラー映画賞 ノミネート

 映画的にスッキリする終わり方でないです。

 ストーリー的には少しおかしなところがあって、連続殺人鬼がいたとしても(実際出てきますが、、)、今回の犯行がコピーキャットの犯行でないとはらないので、マスコミが騒いでも、すぐに警部の推理が誤っているとはならないと思うのですが、、、。

 しっかりとした作品なので、どんなミステリー映画でも観ると決めているミステリー映画好きなら必見なんでしょうが、、、、。

 これが、同じストーリー、犯人でも、「刑事コロンボ」の生みの親、ウィリアム・リンク、リチャード・レヴィンソンが企画、脚本だったらこの事件の犯人が逮捕された上に、連続殺人鬼も同じく逮捕で終わるのに、、、。
 
 警部が『ハネムーン・クライシス 新妻蒸発』(1976年)のジャック・クラグマンくらい優秀だったら良かったのに、、、。『ハネムーン・クライシス 新妻蒸発』は、ロベール・トーマ原作で、ウィリアム・リンク、リチャード・レヴィンソン脚本でも1986年に『消えた花嫁』として映像化されました、、。
 『ハネムーン・クライシス 新妻蒸発』もTV放映時の吹替音声つきでブルーレイ発売してくれないでしょうか??

 今作の警部も先走りしすぎ、計画的に犯人に罠をかけないと、、、。

 

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『キリング・タイム』 

2020-09-10 21:37:57 | ミステリー

キリング・タイム
POUSSIERE D'ANGE(1987年フランス)
 監督:エドゥワール・ニエルマン
 脚本:ジャック・オーディアール
    アラン・ル・アンリ
    エドゥワール・ニエルマン
    ディディエ・ホウデパン
 脚本(ダイアログ):アラン・ル・アンリ
           ジャック・オーディアール
 出演:ベルナール・ジロドー
    ファニー・バスティアン
    ファニー・コタンソン         


 ■ストーリー■
 刑事シモンは妻のマルティーヌに愛人がいることを知り自暴自棄に。
 そんなシモンは、ある日、スーパーマーケットで18歳の少女ヴィオレッタと出会う。
 シモンは妻の浮気現場の情報を得て、現場のホテルへ向かい、愛人の死体を発見する。事件の容疑者ガブリエルはヴィオレッタとともに復讐から関係者を連続殺人を行っていたのだった。

 ■感想■
 今回も未DVD化、未Blu‐Ray化、古い作品シリーズの記事に!
 
 今作は、今や超ビッグな監督ジャック・オーディアールが脚本で関わった刑事物『キリング・タイム』

 本作は劇場公開もされている作品で、VHS化されたときには、けっこうレンタル店に品揃えしてありました。

 観たのがずいぶん前なので、ストーリーもかなり端折って紹介しています。
  
 とにかく良く覚えていない…。観たという記憶しかない、、、。

 とにかく、フランス映画好き!好き!大好き!
 という映画ファンのためのような作品です。

 『ラ・バランス 愛しきは女』(1982年)とか『フレンチ・ポリス 殺しのムーブメント』(1984年)のようなフレンチノワール映画ファンや、アクション映画ファンだったら大喜びしちゃうような作品ではありません。
 
 自分はフランス映画にはけっこう甘いので『パリ警視J』(1984年)みたいな作品でもジャン=ポール・ベルモンドが出演しているっていうだけでプラス20点で、高評価で、全然好きなんですけど、今作は、あんまり好きになれませんでした。

 主人公が悪い意味でフランス映画っぽく、ウダウダ、イジイジ。
 事件が起きても、あんまり説明がなく、主人公の生活がメインで描かれる感じ。

 VHSのパッケージや、映画のチラシではいかにもノワール度が高そうな雰囲気ですけど、ノワールというよりもミステリー系かも??

 ノワール度   ★★
 犯罪度     ★★
 スリラー度   ★
 ミステリー度  ★★★
 フランス映画度 ★★★★★

 って感じの作品だった気がします。
 アクションシーンもほとんどありません。

 まぁ、最初からミステリーとして観れば、そんなにガッカリしなかったんでしょうけど。 

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『砂上の法廷』 弁護士ペトロチェリーなら45分で解決。

2017-05-31 00:37:23 | ミステリー

砂上の法廷
THE WHOLE TRUTH(2016年アメリカ)
 監督:コートニー・ハント
 脚本:ラファエル・ジャクソン(ニコラス・カザン)
 出演:キアヌ・リーヴス
    レニー・ゼルウィガー
    ググ・ンバータ=ロー
    ガブリエル・バッソ
    ジム・ベルーシ

 ■ストーリー■
 大物弁護士ブーン・ラシターが自宅で殺され、17歳の息子マイクが容疑者として逮捕される。妻のロレッタに頼まれ弁護にあたることになった弁護士のラムゼイだったが、マイクは沈黙を貫き何も語ろうとしないまま裁判が始まるのだった。

 ■感想■
 キアヌ・リーヴス主演の法廷ミステリー。
 こじんまりとした作品で、ランイングタイム94分とかなりタイトな作品になっています。
 最近は意味もなく見せ場、見せ場の連続でやたら長い作品も多いので、この94分という時間はかなり短く感じちゃいます。

 ミステリー的にも、それなりに良く出来ているので、てっきり原作のある映画化作品かと思っちゃいましたが、映画オリジナルのようです。

 でも、最近の作品としては十分に面白い作品ではあるものの、1960~1970年代のアメリカのTVドラマやTVムービーだったら、これくらいの作品が普通にあったような気が…。
 
 レイモンド・バーが弁護士を演じた「ペリー・メイスン」(1957~1966年)や、バリー・ニューマンが弁護士を演じた「弁護士ペトロチェリー」(1974~1976年)だったら、45分で解決しちゃいますよ~。
 
 

 「劇場映画で、法廷ミステリー映画って、どんな作品があったっけ??」と、思うとそんなに多くの作品数思い出せないです。

 アガサ・クリスティ原作、ビリー・ワイルダー監督、脚本『情婦』(1957年)
 ジョー・エスターハス脚本、リチャード・マーカンド監督『白と黒のナイフ』(1985年)
 ウィリアム・ディール原作『真実の行方』(1996年)
 ジョン・グリシャム原作、ゲイリー・フレダー監督『ニューオーリンズ・トライアル』(2003年)等々。

 ジョン・グリシャム原作の作品はかなりあるとは思うのですが、そんなに観てない!!
 見せ場やクライマックスで法廷シーンのある作品を観ているので、あまり感じませんでしたが、法廷ミステリー映画をそんなに観ていないコトに気づきました。
 『推定無罪』(1990年)とかも観ているのですが、自分はあまり好きな作品じゃないです、、。
 

 法廷映画って、けっこうな本数観ていると思ったんですけど、あまり作品数観ていないんで文句言えないですね!! 

 
 法廷ミステリー映画が好きな映画ファンなら十分楽しめる作品だと思います!!
 今作の場合、真犯人がけっこうわかりずらいのも良いです!!未見の人は楽しみに観て下さい。

ブルーレイ

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弁護士ペリー・メイスン(1957-1966年)ならすぐに解決!!

DVDはシーズン7 BOX1

シーズン7 BOX2

シーズン8 BOX1

シーズン8 BOX2

シーズン9 BOX1

シーズン9 BOX2

 

『情婦』今作を観ていない人はすぐに観た方が!!

情婦 [DVD]
タイロン・パワー,マレーネ・デートリッヒ,チャールズ・ロートン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

『真実の行方』

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パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

『ニューオーリンズ・トライアル』ジョン・グリシャム原作

ニューオーリンズ・トライアル/陪審評決 プレミアム・エディション [DVD]
ジョン・キューザック,ジーン・ハックマン,ダスティン・ホフマン,レイチェル・ワイズ
ジェネオン エンタテインメント

『十二人の怒れる男』ミステリーでなくドラマでしょうか??とにかく大傑作。

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『夜ごとの殺人』カナダ製ミステリー

2015-11-01 00:44:12 | ミステリー

夜ごとの殺人』(TV題:『マーダー・バイ・ナイト』)
MURDER BY NIGHT(1989年カナダ)
 監督          ポール・リンチ
 脚本          アラン・J・マッケルロイ
 出演          ロバート・ユーリック
             ケイ・レンツ
             マイケル・アイアンアサイド
             ジム・メッツラー

 ■ストーリー■
 この3週間で3人がハンマーによって殺される連続殺人が起きていた。3人目の被害者が襲われるときにジョギングをしていて事件を目撃したアラン・ストロングは車の爆発に巻き込まれ頭を打って記憶を失ってしまうのだった。警察署所属の心理学者カレンが記憶を戻すため担当となった。

 ■感想■
 ロバート・ユーリック、ケイ・レンツ、マイケル・アイアンサイド出演のミステリーのTVムービー。
 TV題は『マーダー・バイ・ナイト』として日本でも放送しています。
 自分は、TVで放送していたのはチェックもれしていたので、VHSで鑑賞しました。

 カナダの1980年代後半のTVムービーですが、良く出来ています。
 ちょこっとしたドンデン返しもあって、楽しく観れる作品になっています。

 楽しく観れると言っても、3年後にはどんな内容だったか細かいところは忘れてしまうような面白さです!!
 観終わった瞬間に、どんな映画だったかわすれてしまう作品の100倍は面白いというレベルです。

 日本のどうしようもない2時間サスペンスを放映するなら、こういう作品を放送しておけば良いのに。
 それでも、ゴールデンタイムとかは厳しそうですから、深夜枠とかでも良いから地上波でこういうメジャーでない作品を日本語吹替で放送して欲しいです。
 地上波では、TV東京の「午後のロードショー」以外、コンスタントに洋画を放送する映画枠がなくなって、たまに放送するのは同じ作品ばかりなので、こういう普通に楽しめる作品を放送して欲しいです。

 脚本家のアラン・B・マッケルロイは『バリスティック』(2002年)『クライモリ』(2003年)『THR3E影なき爆殺魔』(2006年)の脚本家です。基本的にはアクション映画もホラー映画も何でもありの脚本家のようです。
 監督のポール・リンチはTV界で主に活躍しているようですが、有名な作品ではシャノン・トゥイード出演のアクション映画『ハードネス』(1994年)を監督しています。

 今作の当然のように未DVD化作品ですが、こういうちょっとした作品が日本語吹替え音声つきで1000円くらいなら良いのに!! 50点

 

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