『森の中の少女』
LA FILLE DANS LES BOIS(2021年フランス、ベルギー)
監督:マリー=エレーン・コプティ
脚本:ナタリー・カルテ
イヴ・デ・キャストロ
原作:パトリシア・マクドナルド
出演:カロリーナ・ジュルザック
アントニ・デュレリ
アネ・ソラル
フィリペ・デキュケン
マシュー・スピノシ
■ストーリー■
セリーヌの妹ジャンヌは姉セリーヌの具合が悪くなり病院での治療をやめ自宅で最期の日々を送ることになったため香港から、田舎に帰ってくる。セリーヌは死ぬ直前、かつて証言した事件についてジャンヌにある事実を話すのだった。ある少女が退場してしまった事件で犯人として服役しているユセフが実は無実だったと伝えるのだった。事件があったとき、セリーヌはユセフと一緒に過ごしていたのだが、育てている叔父エリックがに厳しかったため証言できなかったというのだ。ジャンヌは記者の友人と真犯人を見つけるために捜査を開始するのだが、、。
■感想■
フランス、ベルギーのTVムービーのミステリー映画。
Amazonプライム配信中だったので、気になって観たら日本の1990年代の2時間サスペンスみたいな作品でした。
2時間サスペンス度 ★★★★
TVムービー度 ★★★★★
ミステリー度 ★★
原作はパトリシア・マクドナルド。
日本では「十三年目の殺人」(ケイブン社文庫)、「ベビーシッター殺人事件」(集英社文庫)、「マザーズ・デイ」(福武文庫)、「ケープクリスチャン殺人事件 危険な求愛」(集英社文庫)の4作品のみ邦訳されているようです。
海外では人気があって、数多くの作品が映像化されているようです。
特にフランスでの人気が高いみたいで、今作もフランス、ベルギーのTVムービーです。
1990年の”Stranger in the House”はテレンス・スタンプ監督&脚本&出演で、他にロレイン・ブラッコ、ハリー・ディーン・スタントンが出演していますが日本未公開です。
「マザーズ・デイ」は1997年に”When Secrets Kill”としてアメリカでTVムービー化されました。
日本ではあまり邦訳されていなくても、海外では人気のある作家の作品、こういった映像化された作品が観れるだけでもちょっと得した気分、。
でも、今作の内容はごくごく普通のTVドラマ的な感じ、、。
自分的には、色んな作品が配信されているので、すべてチェックするのは厳しいですが今作を偶然観れて良かったです。自分はメジャーな作品よりも、あまり観ている人がいないようなマイナー作品の方が好きだったりするので、、。
基本的には、やっぱりミステリー小説の映像化作品が好きだったり、フランス映画が好きな映画ファンにオススメかも??
本格ミステリーとかではないので、、そんなジャンルがあるのかわからないですが、田舎の町の家族関係をテーマにしたファミリー映画系ミステリーって感じ??
フランスの映画ファンとか好きそうな感じです。
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