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『ハンテッド 狩られる夜』 スペイン映画リメイク

2025-04-10 19:51:08 | スリラー

ハンテッド 狩られる夜
NIIGHT OF THE HUNTED(2023年アメリカ、フランス)
 監督:フランク・カルフン 
 脚本:グレン・フライヤー
    フランク・カルフン    
 オリジナル脚本:ダビ・R・ロサダ  
         ルベン・アヴィラ・カルボ   
 出演:カミーユ・ロウ  
    ジェレミー・シッピオ    
    J・ジョン・ビーレ    
    アレクサンダー・ポポヴィック  
    ブライアン・ブライター   

 ■ストーリー■
 不倫相手とのデートを終え自宅に向かうアリスはガソリンを給油するためスタンドに立ち寄るが、従業員の姿はなく出ようとするがそのスタンドはスナイパーに狙われていてアリスも狙撃されてしまうのだった、、、。 

 □■□ネタバレあり□■□
 今作とオリジナル版『シャドウ・スナイパー』の最後の方のストーリーについて書いています。

 ■感想■ 
 2014年のスペイン映画『シャドウ・スナイパー』をリメイクしたフランス、アメリカのスリラー映画。 
 製作は『クロール -凶暴領域-』(2019年)の監督アレクサンドル・アジャ。  
 製作アレクサンドル・アジャ、監督フランク・カルフンは『マニアック』(2012年)と同じ製作&監督のコンビ。  

 基本的には『シャドウ・スナイパー』と同じストーリーです。 主人公が男性から女性に変更に、、。
 犯人とのやりとりがあったり、主人公のコトを犯人が知っていそうだったり少しだけ膨らませています。
 最後もこのあとの展開は自由に想像して、みたいな感じでなくちゃんと完結します、。

 『シャドウ・スナイパー』もすごーーく面白かったので、リメイクしたくなっちゃったんでしょうね、、、。
 オリジナル版では不条理ななぜ襲ってきたのかわからないスナイパーが今作では少しだけ犯人を匂わせている感じがするんですが、、。スナイパーを雇ったって意味ですけど、。でもハッキリと描写しているわけではないので、そこは勝手に判断してね、、、ってコトなんでしょうが、。

 『シャドウ・スナイパー』を観たのが、けっこう前なので良く覚えてないんですが、ガソリンがなくなったので給油しただけだったような気がするんですが、、リメイク版の今作では確か入れたばっかりなのに減っていてわざわざ給油したような感じに変わっていたような、。
 オリジナル版では、事件に巻き込まれたのは偶然だったのに、リメイク版では主人公のヒロインが狙われていたような雰囲気になっているのでは??
 どちらが良いのかは好みの問題ですが、。

 自分がボケーとして観ていたのか、中盤以降、いつのまにかヒロインがスタンドの店舗の外へ出るシーンがあるんですけど、そのまま店舗を壁にして逃げることはできなかったんでしょうか??ちょっとスナイパーと店舗の位置的なもんが分からないので何ともいえないんですが、、。

 「店舗の外に出れるじゃーーん!!」

 思わず突っ込んじゃったんですが、、、もしかしてしっかり観ていなかったからかな??と思って自分が悪いんだな、って、観直せば良かったんですが、それもしませんでした、すいません。

 メイク版は、アメリカ、フランス映画ということもあって、子どもは何とか無事な感じですが、オリジナル版は容赦ない、、。アメリカだとレイティングが上がっちゃいますからね、。
 
 リメイクと言えばスペインのサスペンス映画『暴走車 ランナウェイ・カー』(2015年)は、ドイツで『タイムリミット 見知らぬ影』(2018年)、韓国映画『ハード・ヒット 発信制限』(2021年)、リーアム・ニーソン主演でイギリス、アメリカ、フランス映画『バッド・デイ・ドライブ』(2023年)と3回もリメイクされました、、。
 
 同じくスペインのミステリー映画『インビジブル・ゲスト 悪魔の証明』(2016年)は、イタリアで『インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者』(2018年)、韓国で『告白、あるは完璧な弁護』(2022年)として2回リメイクされました。

 スペイン映画、オリジナルとして魅力がある作品が多いのでリメイクされやすい??したくなっちゃう??

 不条理度             ★★★
 けっこう大事件度         ★★★★
 どうやって店舗から外へ出たの?度 ★★★ 

 

オリジナル版

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『怪物 そいつは人を喰らう』 怪物はいるのか??

2025-04-06 00:57:42 | スリラー

怪物 そいつは人を喰らう
THE HUNTING(2017年アメリカ)
 監督:ブレイン・ゴンザレス
 脚本:トレバー・ドゥカキス
 出演:コリー・デ・シルヴァ
    コリーン・デ・シルヴァ
    ビル・コリンズ
    リサ・コリンズ
    ネイト・アルガー
   

 ■ストーリー■
 1961年、3週間前に狩りに出かけたまま行方不明になったケインを探して欲しいと妻のフランシーヌからライアンたちハンターたちは捜索を頼まれるのだった。ケインはプライドが高く警察へ捜索依頼は出せないというのだった。ケインはかねてより人を喰らう怪物がいるという噂のあった北東にあるホブス島で怪物などいないと証明するために猟に出たというのだった。
 ケインに育てられたライアンたちハンターのグループ8人はケインを探すためにホブス島へ行くのだった。島へ到着後、雪山を捜索中にとトイレ休憩をして仲間たちから離れたピーターがいなくなってしまうのだった、、。


 □■□ネタバレあり□■□

 ■感想■
 自分たちを育ててくれたハンターを探しに孤島に出かけたハンターたちを描くスリラー映画。
 トイレをするためにグループから離れた1人目のピーターがいなくなって、2人目のハワードが罠で退場したときに、、
 「あれ、今作はホラーじゃないかも??」って思ったら、その後ディックが罠でやられて、、
 「やっぱりホラーじゃないかも??」って、、。
 
 ジョージが怪物に遭ってライフルを撃つのに仕留められず、、
 「やっぱり、怪物はいたのか、、」
 って、思っていたら、、、。

 ところで、今作は、季節はいつ頃の設定なんでしょう??ホブス島に行くとき島が映るんですけど木々が青々としているんですけど、島について森深く入っていくと雪が、、。雪の中を歩くには、みんな薄着なんですけど、、。
 雪が残っているシーンと、草木が青々としているシーンがあるんですけど、これはロケした時期が違うんでしょうか??これは、長いロケ期間のため??

 B級のモンスターホラー映画だと思って観ていたら、、、、、多分観る人のほとんんどがそう思うかも??、、なのに、、どちらかというと(どちらかと言わなくても、、ですが)、、実はサスペンス、スリラー映画でした、。
 原題はホラー映画でもスリラー映画でもアクション映画でのあり得ちゃうも”THE HUNTING”ですし、、どのジャンルかは難しいですよね、。
 
 途中までモンスターホラー映画と思わせるこういう雰囲気の作品、けっこう好きです!!
 恋愛ドラマと思わせて、スリラー映画t風なオドレイ・トトゥ主演の『愛してる、愛してない...』(2002年)みたいな感じ、。『愛してる、愛してない...』がインパクトが強かったので監督のレティシア・コロンバニ監督はスリラー映画が得意な監督なのかと思っていたら、その後は短編作品と、長編はドラマを監督しているみたいです。
 
 時代設定が1961年なので、スマホオとか携帯電話がないので連絡とれないみたいなのもサスペンスを多少盛り上げています、、。今だったら犠牲者が出たらすぐにスマホで連絡ですけらね、。圏外とか天候が悪くて波が高くて船が出せない等理由は作れそうな気はしますが、、。
 あとは、1961年だから、怪物がまだいるっていうのが信じられそうな時代ですもんね。
 現代が舞台でも、雪男やビッグフットとかの映画は作られてますけどね、、。

 映画としては、しっかりした作品でした。Z級ではなかったです。低予算映画を観なれた映画ファンだったらすごーく観やすいかも??
 ところで、今作の犯人のケイン、少し精神が不自由になってますよ??
 自分を探しに来なかったら、ずーーとこの島にいる気だったんでしょうか??
 島に来た教え子たちを不意打ちで待ち伏せで1人づつ退場させても意味がない気が、、。ライアンは最後まで生き残らせるつもりだったんですよね、、??だとしたら他のメンバーの意味がない気が、、。

 スリラー度        ★★★
 しっかりしてた度     ★★★
 最後のスーツの意味は?度 ★★★
 

 

どんな作品か知らずに観ました、、。

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『トランク~ 走る密室~』 ドイツの密室スリラー映画

2024-12-17 14:48:32 | スリラー

トランク~走る密室~
TRUNK LOCKED IN(2014年ドイツ)
 監督:マルク・シーサー
 脚本:マルク・シーサー
 出演:シーナ・マルテン
    ルイーゼ・エルム
    ポール・カイロ
    アルチョム・ギル

 ■ストーリー■
 医学生マリーナは気がつくと車のトランクの中に。記憶がなく、どうやら拉致され走る車のトランクにいると知ったマリーナは持っていたスマホで警察に連絡するのだった。
 また、足の感覚が鈍っていたが、それは身体から出血していることが原因で、なんとか出血を止めようとするのだが、、、。


 □■□少しネタバレあり!映画を観てから読んで下さい!□■□
 ■感想■
 Amazonプライム配信のAmazonドイツのスリラー映画。
 どこの国の映画??
 スペイン?南米??
 
 観ているうちに、ヨーロッパの映画と分かったんですが、、ドイツ映画でした!!

 期待しないで、低予算のチョチョイのチョイ系B級スリラー映画だろうなぁ、、と思って観始めたんですが、、すごーく面白い!!
 低予算ですけど、、トランクの中がメインで進むので全然問題ないです!!
 
 もう1回、書いちゃいますけど、、すごーく面白い!!面白すぎ!!

 劇場公開されても、全然おかしくない面白さ!!こんな面白い作品なのに、ひっそりと配信って、、もったいない!!

 サスペンス映画、ミステリー映画って言うと、自分的に個人的に勝手にスペイン映画って印象が勝手にあったんですが、、ドイツ映画もすごいです!!
 

 出血の原因ですが、、ヒロインのマリーナ、腎臓摘出されてます、、。
 しかも、そのままなので出血死の恐れも、、。
 マリーナは医学生なので、自分で応急処置しちゃいます!!ウィスキー(ブランデー??)で消毒したピアスの針と靴ヒモで!!!
 
 「ピアスと靴ヒモ!!」
 
 しかも、使い込んでそうなキレイっぽくない靴ヒモ!!しかも処置する場所は狭い車のトランクの中!!
 1作目の『ランボー』(1982年)のジョン・ランボーも真っ青!!

 マリーナの生き抜こうとする精神力強すぎ!!これくらいじゃないと素手で車の中の物使ってヘッドライト割ったり、車を横転させたりできないですよねー、、。

 シチュエーションが車のトランクの中だけということで、ストーリーを進めるため、、映画として成り立たないということもあって、なぜかスマホがあります!!普通、スマホは捨てるか車の中に置くと思うんですけど、、。
 都合の良いことに、消毒に使えそうな飲みかけのウィスキーも、、。

 そんなヒロインにとって都合良すぎコトもありますけど、、スリラー映画ファンだったら、そんなの気にしちゃダメですよねー、、。

 低予算度          ★★★★
 ヒロインのタフ度      ★★★★★
 犯人は途中で判明しちゃう度 ★★★

 

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『私を助けて 吹雪が恐怖を運んでくる 人妻監禁事件』 スターチャンネルで「日曜洋画劇場」版放送 

2024-11-19 17:19:10 | スリラー

私を助けて 吹雪が恐怖を運んでくる 人妻監禁事件
YOU'LL LIKE MY MOTHER(1972年アメリカ)
 監督:ラモント・ジョンソン
 脚本:ジョー・ヘオムズ
    ナオミ・A・インツ
 出演:パティ・デューク
    ローズマリー・マーフィ
    リチャード・トーマス
    シアン・バーバラ・アレン

 ■ストーリー■
 夫マシューを事故で無くした人妻フランチェスカ・キンソルヴィングは、妊娠したことを報告にロサンゼルスから、ネブラスカにある夫の実家カに挨拶にやってくる。マシューから聞いていなかったがキンソルヴィングの家は豪邸で地元では有名な家だった。家にはマシューの母親と頭の発達が不自由な義妹キャスリンがいた。挨拶にはきたものの、歓迎されている様子もなかったので早速帰ろうとするがバスの時間まで待つように言われ夕方まで待つのだが、車のエンジンがかからず家に泊まるように言われるのだった。
 吹雪のために明日までバスが来ないことを知り、また、家の中の書物からマシューの母親がすでにいないことを知り、なんとかこの家から脱出しようとするのだが、、。

 ■感想■
 パティ・デューク主演の1972年のスリラー映画。
 夫と死別した妊婦が、亡き夫の実家に訪れたものの吹雪のために家に閉じ込められてしまうスリラー映画。
 今、観ると、かなり感じが悪いものの特別危険も感じないし、吹雪がやむのを待ってゆっくり帰れば良いいのでは??みたいに思っているとかなり危険な状態に、、。
 主人公のパティ・デュークは勝手に手紙を読んだり、家の中をウロチョロしたり、、。
 ウロチョロしたから、マシューの母親がすでにいないコトがわかるんですが、、。
 「結婚したことを電報で知らせた」っていうセリフがあったので、結婚式とかやってないから初めて義理の母親と会うという設定です。
 
 でも、良く考えると、、(良く考えなくても)、子どもが生まれそうなときに会ったこともない義理の母親に3日もかけてわざわざ来る意味が分からない、、。

 【ゴールデングローブ賞】1973年でシアン・バーバラ・アレンが優秀新人女優賞にノミネートされました。
 
 脚本雄ジョー・ヘイムズは、『恐怖のメロディ』(1971年)の原作、脚本、『愛のそよかぜ』(1973年)、『女子大生 恐怖の体験旅行』(1976年)の脚本を書いています。

 BS放送の「スターチャンネル」でTV朝日「日曜洋画議場」版が放送されました。
 1981年に放送されたそうです。リピート放送もなかったでしょうから超貴重な放送なんですが、、、
 なので、今回記事にしたんですが、、なんでこんなあまり話題になることも多くないような作品を放送してくれたんでしょうか??

 TV朝日「日曜洋画劇場」で放映した作品で、スターチャンネルで放映して欲しい作品は、、
 
 『ザ・オカルトハウス 対決!超能力の男vs悪魔の化身』(1972年)
  なんか、すごく評判が悪い作品(TVムービー)ですが、好きな作品。レナード・ニモイ主演。
 『暗殺者を撃て』(1975年)
  イギリス、イスラエル合作のスパイアクション映画。TV東京の「午後のロードショー」でも放映されました。
 『真夜中の野獣刑事』
  「日曜洋画劇場」で数回放送されたブロンソンの劇場未公開アクション。
 『地獄のヒットターゲット』(ビデオ題:『処刑リスト』)(1988年)
   今作もDVD化もされてない、、。ウィリアム・ラスティグ監督作。

 いつも通り、話題が違う方に行っちゃいました、、。

 今作『私を助けて 吹雪が恐怖を運んでくる 人妻監禁事件』ですが、この記事を書くので調べるまで、てっきりTVムービーだと思ってました、、。
 「えー、劇場作品だったの??」
 
 刺激的なシーンもなく、普通のドラマみたいな作品だったので、TVムービーだと思っても良いですよねー、、。
 

 当時の地上波の映画枠はけっこう普通に未公開作放映してたから何でもなかったんでしょうけど、『サイレントランニング』(1972年)とか『スタークラッシュ宇宙大戦争 銀河戦争 宇宙巨大戦艦SOS』(1978年)みたいな話題性がある作品でもなく、こんなこじんまりとしたスリラー映画の未公開作も放映してたんですね、、。
 
 

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『ザ・インフェルノ』 どこまで無法地帯??

2024-11-07 23:27:15 | スリラー

ザ・インフェルノ
TRAUMA(2017年チリ)
 監督:ルシオ・A・ロハス
 脚本:ルシオ・A・ロハス
 出演:カタリーナ・マルティン
    ダニエル・アンティビーリョ
    マカレナ・カレーレ
    ヒメナ・デル・ソラル
    アレハンドロ・トレホ

 ■ストーリー■
 チリの田舎の別荘にやってきたアンドレアたち4人の女性は、地元の暴れん坊ファンの親子に捕えられてしまい、、。ファンは軍事政権下に壮絶な育てられ方をした狂暴な男だった、、。
 
 ■感想■
 チリの田舎を舞台にした女性が被害に遭うスリラー映画。
 製作費18万ユーロの低予算映画。
 チリの物価がわからないですが、低予算なんですよね、、。
 
 ルジェロ・デオダート監督のイタリア映画『ザ・インフェルノ LAST NIGHT』(2016年)と間違えて観ちゃいました、、。
 タイトルが似すぎてる、、。

 こういう作品にしてはランニングタイム106分とかなり長め!!
 106分観続けるの、辛かったです、、。
 被害者がひどい目に遭うだけの作品、苦手なんですよね、、。
 ひどい目に遭うシーン以外もちょこっとエロ系だったりして、、。
 3年もしたら、観たという記憶しか残らないかも??
 
 さんざんひどい目にあわされた女性の1人は、朝起きて拳銃を手に入れて反撃する機会があったのに、モタモタしてるので、あっさり退場!!
 ここで復讐して終われば、あっという間に終わったのに、、。
 でも、拳銃で撃つのって勇気必要ですよねー、、とか思っていたら、犯人が撃ってきて、その女性やられちゃいました、、。
 「えー、、どんな国??」

 被害に遭った女性たちが警察に訴えるのに、躊躇しています、、。チリってそういう国だんでしょうか??
 すごーく無法地帯なんですが、、。

 と、思って観ていると、なぜか最後は警官隊が、、。なぜ、このタイミング??
 
 自分的には全然ダメでしたけど、
 色んな映画祭で受賞、ノミネートされています。
 いくつかあげると、、

 【グロスマン・ファンタスティック・フィルム・アンド・ワイン・フェスティバル】2018年
  最優秀長編映画賞 ノミネート
 【ホララント・フィルム・フェスティバル”フライト”・ナイト】2018年
  撮影賞 受賞
  作品賞 ノミネート
 【バンクーヴァー・バッダス映画祭】2018年
  作品賞 ノミネート
 【ナイトメア・フィルム・フェスティバル】2018年
   優秀ミッドナイト作品賞 ノミネート
   優秀ホラー映画賞 受賞

 こういうジャンルの映画、好きな映画ファン多いんでしょうねぇ、。
 
 エロ度   ★★
 残酷度   ★★
 無法地帯度 ★★★

 

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『オールドマン』 スティーヴン・ラング暴れない、、

2024-05-04 23:48:41 | スリラー

オールドマン
OLD MAN(2022年アメリカ)
 監督:ラッキー・マッキー
 脚本:ジョエル・ヴィーチ
 出演:スティーヴン・ラング
    マーク・センター
    パッチ・ダラフ
    リアナ・ライト=マーク
    
 ■ストーリー■
 山奥で1人で暮らしている老人の小屋に道が分からなくなったというハイカー、ジョーがやって来る。老人はジョーのことを疑い銃を突きつけるのだった。老人は小屋の中にジョーを招き入れたあと、銃をつきつけ、自分の身の上話を語り始めるのだが、、。
 
 ■感想■
 スティーヴン・ラング主演のスリラー映画。
 監督は『ザ・ウーマン』(2011年)、『ブラッド・マネー』(2017年)のラッキー・マッキー。

 暴力的な映画かと思っていたら、心理スリラーでした、、。
 【エル・パソ映画祭】2022年で製作者賞を受賞しました。

 監督ラッキー・マッキー、主演スティーヴン・ラングなんで心理スリラー映画だとは思ってもいませんでした、、。
 
 まさか、、こういう作品だとは、、。てっきり『ドント・ブリーズ』系の作品だと思い込んでました、、。

 今作は心理スリラーだと思っていなかったので、けっこうオチに、、「そうだったのか、、??」と思えました、、。
 騙されました、、(勝手に思い込んでいただけですが、、)
 いつもの良くあるオチでした、、。

 でも、ランニングタイム97分は長すぎでは??せめて、あと25分くらい短くても良かったのでは?
 72分だったら、この内容でも全然OKですけど、、。
 オムニバス映画の1篇だったら良かったのに、、。

 でも、スティーヴン・ラングって、『ドント・ブリーズ』(2016年)、『ドント・ブリーズ2』(2021年)、『VETERAN ヴェテラン』(2019年)の印象が強すぎです!!怖い年配者って印象です!!

 心理スリラーだと思っていなかった度 ★★★★★
 スティーヴン・ラングが暴れる度   ★
 いつものオチ度           ★★★★

 

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『デッド・カーム 死の航海 狙われた人妻』 午後のロードショーでやっと観ました

2024-02-22 00:00:11 | スリラー

デッド・カーム 死の航海 狙われた人妻
DEAD CALM(1988年オーストラリア)
 監督:フィリップ・ノイス
 脚本:テリー・ヘイズ
 原作:チャールズ・ウィリアムズ
 出演:サム・ニール
    ニコール・キッドマン
    ビリー・ゼイン

 ■ストーリー■
 ヨットでクルージングしているレイとジョンのは、ボートで漂流しているヒューイを助ける。ヒューイが言うには、自分が乗っていた船の乗組員は食中毒で死亡したという。ジョンがその船を調べていると、ヒューイはレイを乗せたままヨットで逃げて行ってしまうのだった、、、。

 ■感想■
 フィリップ・ノイス監督がメジャーになったオーストラリアのスリラー映画。
 日本ではビデオスルーで、ビデオ題は『デッド・カーム 戦慄の航海』。
 ニコール・キッドマンのファンは必見かも、、みたいな作品でした。

 フィリップ・ノイス監督は、今作のあとルトガー・ハウアー主演のアクション映画『ブラインド・フューリー』(1989年)、ジャック・ライアンシリーズ『パトリオット・ゲーム』(1992年)、『今そこにある危機』(1994年)、シャロン・ストーン主演のスリラー映画『硝子の塔』(1993年)、「怪盗セイント」の映画化『セイント』(1997年)、ジェフリー・ディーヴァー原作『ボーン・コレクター』(1999年)、アンジェリーナ・ジョリー主演、カート・ウィマー脚本のアクション映画『ソルト』(2010年)、ナオミ・ワッツ主演の『デスパレート・ラン』(2021年)、などなどコンスタントに作品を撮り続けています、。

 
 今回、今作の記事を書くので調べたら、ブルーレイには日本語吹替音声が収録されているそうです!!
 「知らなかったー!!」
 てっきりソフトは英語音声だけだと、思い込んでました。DVDのときは英語音声のみで、ブルーレイ発売時に日本語音声が収録されたみたいですね。
 初回のTV放映は1993年のTV東京「木曜洋画劇場」での放送のようです。

 TV東京「木曜洋画劇場」で日本語音声が作られたんですね、、。すごいなぁ、TV東京。

  今作も、いつか観よう!いつか観よう!と思っているうちに2024年になって、やっと「午後のロードショー」1月17日に放送したので初めて観ました、、。TV東京の「午後のロードシー」で2年(3年かも?)に1度くらい放送されている印象の作品です。
 でも、前回放送したのは「午後のロードショー」で2020年のようです。
 2,3年に1度は、かなり勘違いでした、、。
 印象とか思い込みってイヤですねー、、。

 
 今作が製作された頃に観たら印象が違うのかもしれないですけど、、今観ると、なんかTVの2時間サスペンスドラマみたいな感じに思えちゃいます。
 と言っても、今や、TVの2時間サスペンスドラマがないので、この例えも悪い例えです、、、。かつては、たくさん放送していた2時間サスペンス。
 TV朝日「土曜ワイド劇場」、日本テレビ「火曜サスペンス劇場」、TBS「ザ・サスペンス」「水曜プレミア」、フジテレビ「木曜ドラマストリート」などなど、、、。
 2時間サスペンスも、1990年代前半くらいまでは。けっこう今では放送できないようなお色気シーンとかあったような気がするんですが、、いつの間にか明るいシリーズ物ばかりになってしまったような印象なんですが、、。これも自分の思い込みかも??日本のドラマはほとんど観ないので、違っているかも。。

 2時間サスペンスと言えば、「火曜サスペンス劇場」で放送されたバリ・ウッド原作、中村敦夫、大原麗子出演の超能力物『殺したくないのに 私の中には危険な殺人者がひそんでいた!!』(1982年)とかもう1度観てみたいですね、、。
 タイトルだけでネタバレしちゃってるんですが、、。


 今作は『マッドマックス2』(1981年)のテリー・ヘイズが脚本を書いています。『マッドマックス2』のイメージが強すぎてその後の作品はほとんど記憶にないんですが、、。『ペイバック』(劇場公開版)(1999年)、『バーティカル・リミット』(2000年)の脚本を書いています。
 小説家としては、2014年にはハヤカワ文庫で大作「ピルグリム」が邦訳されました。海外のエンタメ小説好きならオススメのスリラー小説です。

  原作は『日曜日が待ち遠しい!』(1982年)、『ホット・スポット』(1991年)のチャールズ・ウィリアムズ。アラン・ドロン、ジェーン・フォンダ出演の『危険がいっぱい』(1964年)の脚本も書いています。

 と、今回は、映画についてでなく、監督、脚本家、原作にだけ記事を書いてしまいました、、。しかも関わった作品を羅列しただけ、、。 

 2時間サスペンスドラマ度        ★★★★
 ニコール・キッドマン頑張ってます度 ★★★★
   午後のロードショー度         ★★★

 

 

テリー・ヘイズが書いたスリラー小説

 

 

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『キラードール』 このあとどうなるの、、、

2024-02-12 00:17:30 | スリラー

キラードール
KILLER UNDER THE BED(2015年)
 監督:ジョン・ヘア
 脚本:J・ブライアン・ディック
 原案:J・ブライアン・ディック
    ケン・サンダース
 出演:クリスティ・スワンソン
    ブレック・バッシンジャー
    マディソン・ロウラー
    アシュリー・ファース
    クリス・プラスカス

 ■ストーリー■
 歯科医のサラと娘の姉妹クリッシーとカイリーは、クリッシーの運動部の関係で新しい町にに引っ越してくる。サラは以前この町に住んでいたが、姉妹は初めて住む町だった。引っ越して来た夜、納屋でカイリーはブードゥーの人形を発見し部屋へ持って帰り、ネットで調べ、その人形が願いをかなえる人形だと知るのだった。
 新しい学校へとクリッシーとカイリーは通学するが、転校早々、カイリーは世話係のティナに金を100ドルせびられるのだった。しばらくするとティナは金でなく着ているジャケットを渡すよう要求し、翌日まで考えておくよう言ってくるのだった。
 父親のジャケットの形見で渡したくないカイリーに対して、高額寄付者の娘のティナには逆らわない方が良いとアドバイスするクリッシーとケンカするカイリーは、ブードゥーの人形にクリッシーの足に痛みがあるようにと願うのだった。翌朝、クリッシーはカイリーの願い通り足に痛みがあると訴えるのだった、、。
 
 ■感想■
 ブードゥーの呪いの人形を手に入れた少女が、最初は願いを聞き入れてもらい喜んでいたものの、その後、ブードゥーの呪いが解かれず暴走してしまう恐怖を描いたホラー映画。
 ホラー映画と言っても、全然怖くないです。
 映画の冒頭、納屋に逃げる女性が何かに追われていて悲鳴を上げるシーンで始まるので、てっきり人形が襲ってくるホラー映画??と思っていたのですが、、違ってました、、。
 1977年のカナダの『呪いの人形』(VHS題:『甦る怨霊 魔界少女キャシー』)や、「死霊館」シリーズの『アナベル 死霊館の人形』(2014年)みたいな作品かと思ったら全然違う、、違いすぎる、、。
 
 想像のはるか上を行く、、ホラーというより学園ドラマとかコメディ映画みたいな感じの作品でした、、。「えー、、今作ってホラーですよねー」
 
 納屋でヒロインがブードゥーの人形を見つけて部屋に持ち帰るシーンがありますけど、、あの人形を部屋へ持ち帰りますか??
 
 個人の考えがあるでしょうけど、、。自分だったら持っていかない、、。
 
 途中、途中、キリの良いところで画面が暗くなるので、多分TV用に作られた作品ではないかな??
 と思うような軽い雰囲気の作品です(いい意味で)
 
 ランニングタイムも90分で、怖いシーンや、ゴアシーン、エロシーンもないので家族みんなで、あっという間に観れるような作品です。でも人形が暴れまくるので、12歳以下のお子さんの鑑賞は注意して下さい、、。
 日本版タイトルにも、原題にも”キラー”の単語が入ってますけど、、結局誰も死なない、、。
 
 地上波の90分枠とかで放送したら、楽しく観れそうな作品です、、。
 NETFLIX配信ですが、「13+」になってます、、。
 ホラー要素では怖いシーンはないものの、学校でのイジメがあったり、イヤな生徒も生き残ったりして、それが怖いシーンかも??
 あのいじめっ子だけはもう少し懲らしめた方が良かった気がしまうけどねー。
 
 「学校の先生が自分を好きになるように、、」って願う主人公も十分怖いですけど、、、。
 
 学校の先生は、とりあえず大事になりませんでしたけど、、。母親サラの同僚の歯科医ライダーにいたっては警察ザタになって、、この町では歯科医できないでしょう、、、。
 それも、原因はカイリーのかけた呪いって、、。
 主人公、迷惑かけすぎー、、。
 
 最後も何かブードゥーの人形吊るして終わりって、主人公の家族中かなり大雑把な性格では??
 
 あの家から引っ越すにしろ、引っ越さないにしろ、人形あのままってワケにはいかないでしょ、、。

 ホラー映画度  ★
 学園ドラマ度  ★★★★
 コメディ度   ★★

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『パージ:エクスペリメント』 エピソードゼロ(パージの)

2024-02-11 09:45:58 | スリラー

パージ:エクスペリメント
THE FIRST PURGE(2018年アメリカ)
 監督:ジェラード・マクマリー
 脚本:ジェームズ・デモナコ
 出演:イラン・ノエル
    レックス・スコット・デイヴィス
    ジョウヴァン・ウェイド
    スティーヴ・ハリス
    マリサ・トメイ

 ■ストーリー■
 経済が破綻した近未来のアメリカ、新たな政党NFFA(新たなアメリカ建国の父)が台頭し政権を獲るのだった。NFFAはニューヨークのスタテン島で”パージ法”の実験を行うのだった。
 ”パージ法”とは、12時間無法状態にすることで、犯罪率を下げるという理論の法律だった。今回、”パージ法”実験に参加する島民には5000ドルが与えられた。住民の多くは島を脱出するのだが、ギャングのボス、ディミトリ、ディミトリの元彼女で反パージ法を訴えるナヤ、ナヤの弟で麻薬の売買に手を染めているイザヤは島にとどまるのだが、、、。

 ■感想■

 2023年の11月下旬くらいから毎日、記事を更新していたのですが、、やはりというか当然というべきかナマケ癖が出て更新できませんでした。
 
 今日の記事は『パージ:エクスペリメント』(2018年)。またまた古い作品の記事です。まぁ、2018年の作品で観たのが2020年なので自分的にはそんなに古くないか、、?
 
 1年間にある日の12時間のみレベル4以下の武器で何をやっても良い日”パージ”の始まりを描いたシリーズ4作目。

 「パージ」シリーズもパージを描いた『パージ』(2018年)、フランク・グリロが出演しアクション映画風になった『パージ:アナーキー』(2014年)、『パージ:大統領令』(2016年)、TVドラマ「パージ」(2018年)、時代が遡り初めてパージ法の実験が行われたときを描く今作『パージ:エクスペリメント』、パージが結局復活してしまう『フォーエバー・パージ』(2021年)と、、、延々と作られています。
 1980年代のシリーズ化された作品といえば『13日の金曜日』(1980年)や『エンジェル』(1980年)やチャールズ・ブロンソン演じるポール・カージーが活躍する「狼よさらば」、デヴィッド・クローネンバーグ監督の『スキャナーズ』、チャック・ノリスの『地獄のヒーロー』(1984年)、狼男映画『ハウリング』(1981年)などなど色んな作品がシリーズ化されました。1980年代から1990年代でもないのに、、2010年代以降の作品でこれだけシリーズ化されるなんてすごいです!!

 B級の犯罪系ドラマ『エンジェル』(1980年)も、『ストリート・エンジェル 復讐の街角』(1984年)、『エンジェル3』(1988年)と3作目まで作られました。
 「なぜ、『エンジェル』までー??」と当時思ってました、、。(1作目がそれなりにヒットしたからなんですけど、、)
 日本未公開のシリーズ4作目”Angel 4:Undercover”(1994年)があります、、、。どこまで続編作る気、、、でも観てみたい!!主人公モリー・スチュアートはダーリーン・ヴォーゲルが演じています。4人目のモリー・スチュアート役。


 「狼よさらば」の続編は、『ロサンゼルス』(1982年)、『スーパーマグナム』(1985年)、『バトルガンM-16』(1989年)、『DEATH WISH キング・オブ・リベンジ』(1993年)と5作目まで作られました。
 自分の記憶では(記憶違いだったらすいません、、、)確か『ロサンゼルス』は日本劇場公開時、『狼よさらば』の続編でなく、”続編的作品”として紹介されました。しかも宣伝の多くは悪党たちが家政婦を襲うシーンだったような気が、、、。
 劇場に観に行ったら、正式な続編で驚いた記憶がッ!!
 「狼よさらば」は地上波の映画劇場でもひんぱんに放映されていたのに、、その紹介より正式な続編として紹介した方が良かったのでは??その後、VHS、DVDとソフト化されたので見逃した映画ファンも観れるようになったから良いんですけど、、。
 チャールズ・ブロンソンファンは、続編だろうが、続編的先品だろうが、どちらでも観に行ったんでしょうけど、、、。 

 「パージ」シリーズでなくとも良かった気がしないでもないアクション映画よりの作品ですが観ている間はそれなりに楽しめる作品になっています、、。

 パージの実験が始まっても、屋外でパーティやっている住民がいたりして殺し合いにならないところとか面白かったです、、。、まぁ、普通はそうですよね、隣の家の人のコト襲ったりしないですよね、、。

  いつも通り、新しいルールを決めた人間たちが悪いという感じの作品に、、。
 「パージ」の実験っていうことで、緊張感も1作目から3作目までの方がありますしね、、。主人公のの1人、ディミトリが強すぎって感じ、、。
 もちろん、、スティーヴン・セガールやチャック・ノリスほどの安心感はないですが、、。

 パージ度            ★★★
 緊張感度            ★★
 結局パージ法は施行されちゃう度 ★★★★

 

 観るなら1作目から観た方が面白いのかも(自分だったら)??時代順なら今作『パージ:エクスペリメント』からですが、、。

シリーズ2作目

シリーズ3作目

シリーズ5作目

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『テラー・ハウス 堕天使が棲む館』 この館借りますか?

2024-02-05 23:37:21 | スリラー

テラー・ハウス 堕天使が棲む館
THE LAST HOUSE ON CEMETERY LANE(2015年イギリス)
 監督:アンドリュー・ジョーンズ
 脚本:アンドリュー・ジョーンズ
 出演:リー・ベイン
    ヴィヴィアン・ブリッドソン
    ジョージナ・ブラックレッジ
    テッサ・ウッド

 ■ストーリー■
 ホラー映画の脚本家ジョンは、作品を書くために郊外の大きな館を借りるためにやってくるが、家おW案内されているときに大家からあるコトを聞くのだった。2階建てと聞いていた館が3階建てで、3階には目の不自由な年輩の女性が住んでいるというものだった。
 大家が言うには、その女性はここ数年、部屋から出てこないので大丈夫と説明され、ジョンは渋々借りることにする。ある日、パイ作りをするためのベリーを採取していた女性キャシーと出会い意気投合するのだが、、、。
 
 ■感想■
 郊外の大きな館を借りた脚本家が遭遇する恐怖を描くスリラー映画。
 
 ホラー映画の脚本家が脚本を書くために大きな館を借りるという設定は良いんですが、、、。
 借りようと思った館の上の階に年配の女性が住んでいるって借りようと思った日に言われるってッ!!
 
 「絶対にイヤでしょ、、」

 静かな場所を借りようと思って、郊外の大きな館を選んだのでは??

 「ここ数年部屋から出たコトないから大丈夫」ってどういうコト??

 トイレやお風呂は??食事はどうしてるの??
 
 セリフで良いのでその辺説明して欲しかった!!”食事は大家が毎日持ってきている”とか、”トイレやお風呂は3階にもある”とか、、。気になってストーリーに集中できない、、。それは自分だけ?? 

 目の不自由な年輩の女性が1人で住んでいるっていうから、てっきり地獄の門から悪魔が出てこないように門を見張っているのかと思っちゃいました、、。
 脚本が進んでいる様子もあまりないのに、ちゃっかり地元の女性と知り合って、良い感じに、、。
 ホラー映画的要素も、最後の方にならないと出てこないし、、。
 ジョンとキャシーのイチャイチャがメインで描かれていきます、、。

 なぜか、最後は急展開で、ちゃんとホラー映画に、、。 
 途中、レコードが自然に音楽を奏でたり、主人公のジョンがウィジャボードしたりするので、ホラー要素が皆無というワケではないのですが、、。ホラー度がすごーく低いのでホラー映画が苦手な映画ファンでもそれなりに楽しめるかも??

 急展開っぷりも、そこだけちゃんとしたホラー映画なみの内容!!
 低予算映画としては十分だと思います。
 年輩の女性、大家、近所に住む女性キャシー、館の秘密等々、、。
 

 ランニングタイム82分の作品なんで、あっという間に観れちゃいます。
Z級の作品かな??と思って観たのもハードルが低くなって、かなり楽しく観れました、、。
でも、Z級の映画とか観ない映画ファンにはオススメできないかも??

 ミステリー度                                             ★★
 ホラー映画度               ★★★
 3階に住人がいるのに契約しないでしょ度 ★★★★★

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『ステップファーザー 殺人鬼の棲む家』 なんでリメイク??

2024-02-02 23:46:08 | スリラー

ステップファーザー 殺人鬼の棲む家
THE STEPFATHER(2009年アメリカ)
 監督:ネルソン・マコーミック
 脚本:J・S・カーダン
 オリジナル脚本:ドナルド・E・ウエストレイク
 原案:キャロリン・スターリン
    ブライアン・ガーフィールド
    ドナルド・E・ウエウトレイク
 出演:ディラン・ウォルシュ
    セーラ・ウォード
    ベン・バッジリー
    アンバー・ハード
    ジョン・テニー

 ■ストーリー■
 家中の人間を殺した男が家から出てくる。数ヶ月後、士官学校を卒業し実家に帰ってきたマイケルを迎え入れる母スーザン、妹弟、スーザンのボーイフレンドのデヴィッドたち。デヴィドは家に一緒に暮らしていた。マイケルは、最初デヴィッドに反感を抱くのだが打ち解けていく。ある日、近所の年輩の女性から、デヴィッドが一家惨殺事件の犯人に似ていると言われるが、その年輩女性は事故死してしまうのだった。マイケルはデイッドを疑い始めるのだが、、。

 ■感想■
 ドナルド・E・ウエストレイク、ブライアン・ガーフィールド原案、ドナルド・E・ウエウトレイク脚本の傑作ホラー『W ダブル』(1987年)のリメイク作品。
 オリジナル版は、好評で『ステップファーザー2 危険な絆』(1989年)、『ステップファーザー3』(1992年)と3作目までシリーズ化されました。

 今作は、ドナルド・E・ウエストレイク原作の作品でなく、映画のためのオリジナル脚本の作品でした。

 ドナルド・E・ウエストレイク原作の映画化作品って、たくさんあります。
 シリーズ物の映画化作品だと、ドートマンダーシリーズの映画化『ホット・ロック』(1971年)、『悪の天才たち 銀行略奪大作戦』(1974年)、『ホワイ・ミー?』(1989年)(ドタバタすぎてあまり笑えなかったです、、)や、リチャード・スターク名義で執筆した悪党パーカーシリーズはたびたび映画化されています。『ポイント・ブランク 殺しの分け前』(1967年)、『汚れた七人』(1968年)、『スレイグラウンド』(1984年)(けっこう好きな作品です)、『ペイバック』(1999年)、『PARKER パーカー』(2013年)などなど、。

 でも、ドナルド・E・ウエストレイク原作小説の映画化作品でも未公開作品があるんですよねー。
 「斧」(文春文庫)を映画化したベルギー、フランス、スペイン映画”Le Couperet”(2005年)
 フランス映画"Je suis un assassin"(2004年)
 「ジミー・ザ・キッド」を映画化したドイツ映画”Jimmy the kid”(1998年)
 観てみたいです。
 日本では「悪党パーカー」シリーズでないと人気ないんでしょうか??


 脚本が『ヴァンパイア・ハンター』(2001年)、『マークスマン』(2005年)、『プロムナイト』(2008年)のJ・S・カーダンだったので、かなり心配だったんですが、オリジナルが良く出来ているおかげなのか、今作はけっこう面白く観れる作品になっています。
 
 J・S・カーダンも、つまらない作品からそれなりに楽しめる作品まで色々と脚本を書いているので、今作の場合は良い方の作品ということですね。
 監督のネルソン・マコーミックは主にTVで活躍しているようで手堅く演出しています。

 ランニングタイムが98分だったオリジナル版同様、今作も102分と観やすい長さでテンポ良く進んでいきます。

 今作も、リメイクでなかったらすごーく評価高いんですが、リメイクなんで評価は今一、、かな??
 オリジナル版には少しだけ及ばない、ありがちなリメイク作品になっちゃってますが、自分的には、それでもかなり良い方です。
 
 でも、このリメイク企画の脚本や監督のオファーが来たら、自分だったら受けない、、。
 オリジナルの『W ダブル』が面白すぎなので、、。
 
 まぁ、でもオリジナル版は1987年公開という古い作品なので、今風の「リメイク版の方が面白い!!」って、感じる映画ファンも少なくないかもしれないですね、、。2009年の作品なので今風の景色で、出演者も新しいですからね。
 

  オリジナル版の『W ダブル』(1987年)TV放映時の吹替音声つきでブルーレイ発売して欲しいです。

オリジナル版は、かつて廉価版が発売されていました。

ドナルド・E・ウエストレイクの小説をいくつか、、。

 

 

 

 

 

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『EXITイグジット』 犯人は誰??

2024-01-31 22:07:20 | スリラー

EXIT イグジット
EXIT(2000年フランス)
 監督:オリヴィエ・メガトン
 脚本:オリヴィエ・メガトン
 出演:パトリック・フォンタナ
    フェアドール・アトキン
    クロチルド・クロ

 ■ストーリー■
 6年前に起きた連続殺人事件の容疑者スタンは病院に入院していたが、無実を主張し続け証拠不十分で釈放される。釈放されると同時に、再び事件が起きスタンは頭の中でおかしな声を聴くようになるのだが、、、。


 ■感想■
 オリヴィエ・メガトン監督の描くスリラー映画。
 ストーリーは大したコトなにのに見にくい映像が延々と続きます、、。
 観るのがつらかったです。
 でも、【ファンタスポルト】2002年、作品賞にノミネートされました。
 
 『ドクターブラック 殺しのバイブル』(2015年)に比べれば十分観やすくて理解しやすいですが、、。

 映画が始まって前半は、まだ面白くなりそうな感じなんですが、、、見づらい画面な上に後半は失速しまくり、、。もう犯人誰でも良いです、、みたいな。

 2000年で製作費400万フランというから4,000万円か5,000万円ぐらいでしょうか??低予算といえば低予算ですけど、どこにお金がかかったんでしょうか??

 リュック・ベッソンは今作にほれ込んでプロデュースしました。共同製作(ノンクレジット)やっています。
 今作のあと、オリヴィエ・メガトンは『レッド・サイレン』(2002年)、『トランスポーター アンリミテッド』(2008年)、『コロンビアーナ』(2011年)、『96時間 リベンジ』(2012年)、『96時間 レクイエム』(2014年)、、とアクション映画をコンスタントに監督しています、、。

 今作はランニングタイムが110分と長め!!
 あと40分くらい短くして70分くらいならば良かったのに、、。
  アメリカの低予算のホラー映画だと70分くらいの作品って、けっこうありますけど、フランス映画で70分くらいの作品って多いんでしょうか??
 70分くらいにしたら、テンポも良くなって観やすくなるものの面白くなるわけではないですけど、、、。

  ドイツのゾンビ映画(正確には感染者ですね、、)『ベルリン・オブ・ザ・デッド』(2010年)が63分。ロバート・ロドリゲス監督の『エル・マリアッチ』(1992年)が80分。
 1970年代のアメリカのTVムービーも放送枠の関係で74分くらいの作品が多かったです。
 作家が怪事件を捜査する『怪奇!戦慄の怪人 オカルトショック』(1973年)が72分。
 死んだ神父が悪魔を払うために現世に呼び戻されるオカルト映画『ブルーファイア』(1977年)が76分
 セオドア・スタージョン原作のSci-Fi映画『殺人ブルドーザー』(1974年)が74分。
 「事件記者コルチャック」のパイロット版『魔界記者コルチャック ラス・ベガスの吸血鬼』(1972年)が74分。
 リチャード・マシスンが原案、脚本を書いたスリラー『恐怖のレストラン』(1973年)が74分。
 雪山の研究所を舞台にしたスリラー『白い恐怖』(別題:『恐怖の酷寒地獄 雪山宇宙研究所の謎』)(1973年)が73分。『白い恐怖』は【エドガー・アラン・ポー・アワード】(1974年)優秀TVムービー、ミニシリーズ賞にノミネートされました。
 地球を争って2つの勢力が3人づつで戦うSci-Fi『恐怖のSF戦争』(1970年)が74分。
 
 TVムービーの多くはTVシリーズのための第1話的な作品ですが面白い作品が多いです。シリーズ化したいですからね。短くても面白い映画はたくさんありますからね、、。
 でも、上記の作品で自分が観たのはTV放映版なのでカットされた68分くらいのバージョンが多いのであまり偉そうなコト言えないです、、。オリジナル版よりももっと短い、、。
 70分くらいの作品だと、あっという間に終わってしまうって印象もありますけど、、。

 今回の記事、ほとんど違う作品のタイトルだけでした。

 画像が見づらい度              ★★★★
 ランニングタイム110分は長すぎ度       ★★★★★
   リュック・ベッソンはどこにほれ込んだの?度 ★★★★

 

セオドア・スタージョン原作のTVムービー『殺人ブルドーザー』

ロバート・カルプ、イーライ・ウォーラク出演のスリラー『白い恐怖』

リチャード・マシスン脚本、原案のスリラー『恐怖のレストラン』。『ブレーキ・ダウン』(1997年)にも影響を与えています。

ルール違反では??『恐怖のSF戦争』

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『悪魔の棲む森』 ホラー映画というよりミステリー系、、。

2024-01-30 21:41:11 | スリラー

悪魔の棲む森
ESKALOFRIO(2008年スペイン)
 監督:イシドロ・オルティス
 脚本:エルナン・ミゴヤ
    アレハンドロ・エルナンデス
    ホセ・ガモ(ホセ・ガモ・シュアレス)
    イシドロ・オルティス
 原案:ダヴィッド・ムノ
    アントニオ・トラショラス
 出演:フニオ・バルベルデ
    ブランカ・スアレス
    ヒミー・バルナタン
    マール・ソデュープ
    ロベルト・エンリケ

 ■ストーリー■
 太陽の光に浴びることのできない病気のため、サンティは日照時間の少ない北部の渓谷の村に、母親ののフリアと引っ越すことにするのだった。そんなとき村では家畜が野獣に殺される事件が起きていた。ある日、森で怪物を見たという少年の言葉から森に向かったサンティと同じ学校に通うホナスだったが、ホナスは殺されてしまうのだった。サンティが生き残り、ホナスが死んだため村人はサンティを白い目で見るようになる。サンティは、自分への疑いを晴らすために、1人で森の中へと向かうのだった。


 ■感想■
 スペインの田舎を舞台にしたミステリー系のサスペンス映画。
 タイトルと言い、日本版のDVDのパッケージと言い、完全なホラー映画風になっていますが、、ホラー映画というよりは、スリラー映画でしょうか??それもミステリー度高めの、、、。

 ホラー映画として観ると、「なんだ!犯人の正体は??」
 って、思ってやたら評価が厳しめになっちゃいますが、サスペンス映画やミステリー映画として観るとけっこう面白く観れます。

 モンスターは出てこないうえに、モンスターと思っていたのは、、、。
 実は、犯人と思っていた少女よりも悪い人間が出てくるので完全にミステリー映画では??

 スペイン映画って、ミステリー映画が面白いですね!!
 
 普段から「パッケージにはだまされないぞ」と思っているのに、今作は完全にだまされました、、。アクション映画で爆発シーンや車やバスがひっくり返るようなシーンがパッケージにあるのに本編には一切ないような感じの作品のような作品には慣れているんですが、、。。
 あと、この犯人(と思われる人物)が誰か(犠牲者)を引きずるようなパッケージのデザイン、、どう見ても『ヒルズ・ハブ・アイズ2』(2007年)に寄せすぎー。
  ちなみに日本版タイトルはダーレン・リン・バウズマン監督の『デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森』(2012年)と似ています、、。今作がリリースされたのが2009年で『デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森』が2013年にリリースされたから今作のせいではないんですが、、。
 
 今作がホラー映画でないの??って言われるとそんなコトもなく、ジャンルとしては広い意味では「ホラー映画」になるんでしょうねぇ、、。自分としては「スリラー映画」とか「ミステリー映画」にジャンル分けしたいです。(勝手にしろッって突っ込まれそうです、、)


 今作は各国の映画祭で賞を受賞したり、ノミネートされたりしました。
 【ヌーシャテルテル国際ファンタスティック映画祭】(スイス)2008年
   長編作品賞 ノミネート
 【ガウディ賞】(カタルーニャ)2009ほ
   音響賞 受賞
 【ストラスブール・ヨーロッパ・ファンタスティック映画祭】(フランス)2008年
   国際長編作品賞 ノミネート
   長編作品賞 受賞

 イシドロ・オティス監督の作品は日本では今作しか公開されていませんが、医師が体験するホラー映画”Fausto”(2001年)、医者のグループが遭遇するホラー映画”Somne”(2005年)、アルゼンチンを旅行する兄妹が日記を見つけたことで起こる出来事を描く”Aparecidos”(2007年)等々、色んな作品を監督しています。
 今作を観る限り、他の作品も面白そう!!
 観てみたいです!!

 ホラー映画度     ★★
 ミステリー度     ★★★
 結局怖いのは人間だ度 ★★★★★

 

『ヒルズ・ハブ・アイズ』の続編。

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『ブラック・ボックス』 事故で記憶があやふや、、。

2024-01-25 23:57:24 | スリラー

ブラック・ボックス
BLACK BOX(2020年アメリカ)
 監督:エマニュエル・オセイ=クフォー・JR
 脚本:エマニュエル・オセイ=クフォー・JR
    スティーヴン・ハーマン
 原案:スティーヴン・ハーマン
 出演:マムドゥ・アチー
    フィリシア・ラシャド
    アマンダ・クリスティーン
    トーシン・モロハンフォーラ
    トロイ・ジェームズ

 ■ストーリー■
 ノーランは交通事故を起こし妻は事故死、ノーランも脳死状態になるが、その後の治療で奇跡的に意識が戻り無事に退院することができた。しかし、ノーランは記憶障害を起こし娘エヴァともうまく接することが出来ずにいた。
 ノーランは病院で、ブラックボックスという機器を使用した治療法を知り医師リリアン・ブルックスの診察を受けることにするのだった。一方、ノーランの友人の医師ゲイリーは、ノーランの記憶障害に疑問を感じ、診察状況を調べ、脳死状態から復活したときに治療したのがリリアンだったことを知るのだった、、、。

 □■□ネタバレあり□■□
 ネタバレしないで観た方が100倍面白いので観てから読んで下さい!!

 ■感想■
 Amazonプライム配信、ブラムハウス製作のアンソロジー”Welcome to the Blumhouse"11の1本。

  まさかの展開に驚き!!
 今作と同じようなネタを使った作品ってありましたでしょうか??
 
 『悪魔のチャイルド』(DVD題:『デビル・ナイト』)(1972年)とか、『ゲット・アウト』(2017年)とか似た作品もないこともないんですが、、、まさか、と思って気づきませんでした。
 
 しかも、けっこう映画が始まって早い時間でネタを割らすのも良いです。
 その後、トーマスの葛藤とかを描くと思ったら、そんなコトもなく、ノーランの身体で家族の元へ、、。
 
 えー、主人公が変わっちゃった。。外見は同じですけど、、、。
 
 最初、ノーランが主人公だったのに、途中で違う人物に視点が変更に!!
 
 こういうジャンル映画系の作品を観ている映画ファンほど楽しめるかも??
 主人公の人格が変わっちゃうとは思っていませんでした、、。

 身体はノーランで記憶も残っているので、最後は心の中で対決に!!
 すごーく面白かったです!!
 
 「こんな装置、開発できるワケないよー!」とか思わなければという条件つきですが、、。
 
 
 サスペンス映画、ホラー映画でなく、ブラックボックスという装置がでてくるので、完全にSci-Fi映画ですね、、。それにしても、すごい装置を作っちゃいましたね、、。

 こんなすごい装置があったら、CIAとかNSAとか出てきてリリアンは逮捕されずに、身柄を確保されちゃいますよね。
 超画期的な装置!!
 これがあれば誰でも、記憶のデータの上では生き続けることができますもんね!! 
 
 こんなすごい装置を、病院内にひょこって作っちゃうって、天才科学者では??
天才でも、息子が忘れられないで、他人のことを何とも思わないマッドサイエンティスト系ですけどねー。

 この発明は狙われちゃう度         ★★★★★
 発明が凄すぎて他の印象が薄くなっちゃう度 ★★★
 リリアン、全然懲りてない度        ★★★★★

 

ミステリー映画だと思って観ていると、最後はホラー映画に。『デビルナイト』

 

 

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『マードレス ~闇に潜む声~』 ホラー映画、、というより社会派スリラー

2024-01-23 23:40:50 | スリラー

マードレス ~闇に潜む声~
MADRES(2021年アメリカ)
 監督:ライアン・サラゴサ
 脚本:マリオ・ミシオーネ
    マルチュラ・オチョア
 出演:テノッチ・ウェルタ
    アリアナ・ゲラ
    エヴリン・ゴンザレス
     ケリー・ケイヒル
    エルビディア・カリーロ

 ■ストーリー■
 ベトとは妊娠している妻ディアナを連れ、カリフォルニアの農場で働くために引っ越してくる。しかし、ディアナは英語しか話せず、スペイン語が話せないため友人ができず孤立して疎外感を感じていた。ディアナは、前の住人のテレサの幽霊を見るのだった。また、体調が悪くなり、それは農薬のせいではないかと考えるのだが、、。

 □■□ネタバレあり□■□
 ネタバレしてるので、観てから読んで下さい、、。ドンデン返し系の作品も驚きの展開、、。
 


 ■感想■
 Amazonプライム、ブラムハウス製作のアンソロジー”Welcome to the Blumhouse”の1本。
 オカルト系のホラー映画だと思って観ていると、最後はとてつもなくイヤな展開になる社会的スリラー映画でした、、、。
 
 でも、一応、幽霊は出てきます。
 だから、ホラー映画といえば、ホラー映画かも??

 かつて家に住んでいた女性の幽霊を見たり、体調が悪いのは呪いのせいでは??それとも農薬のせいでは、、。などいくつもミスリードしていきますけど、、、まさかのオチ。
 最後に出る字幕がイヤーな感じで、現実に引き戻してくれます。
 
「怖すぎです、、」

 ミスリードだけでなく、町で英語以外お断りという貼り紙があったり、それらしいヒントもあるんですが、気づくわけないです、、。

 ところで、今作は製作費1,200万ドルって、映画作るのにいくらかかるんでしょうか??

 ジャンル映画を観るような軽いいつもの感覚で観ていたら、最後は現実は怖いですよー!!みたいな展開、、。
 1970年代にアメリカで実際に行われていた優生学運動がオチって、、、。
 幽霊より怖い、人間の仕業、、。

 ところで、ベトの雇い主って、なぜこの思想にとりつかれているんでしょう??
 メキシコ系なのに、、。
 
 現実が怖すぎ度    ★★★★★
 ある意味驚きの展開度 ★★★
 ホラー映画度     ★

 でも、ちゃんとミステリー的要素や、オカルト映画的要素も入れてるという、、。

 ホラー映画でなく、社会派ドラマで作った方が良かったのでは、、。
 社会派ドラマで作ったら観る映画ファンは多くないから、より多くの映画ファンに観てもらうには、こういうアプローチもありでしょうね、、。

 

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