『ハンテッド 狩られる夜』
NIIGHT OF THE HUNTED(2023年アメリカ、フランス)
監督:フランク・カルフン
脚本:グレン・フライヤー
フランク・カルフン
オリジナル脚本:ダビ・R・ロサダ
ルベン・アヴィラ・カルボ
出演:カミーユ・ロウ
ジェレミー・シッピオ
J・ジョン・ビーレ
アレクサンダー・ポポヴィック
ブライアン・ブライター
■ストーリー■
不倫相手とのデートを終え自宅に向かうアリスはガソリンを給油するためスタンドに立ち寄るが、従業員の姿はなく出ようとするがそのスタンドはスナイパーに狙われていてアリスも狙撃されてしまうのだった、、、。
□■□ネタバレあり□■□
今作とオリジナル版『シャドウ・スナイパー』の最後の方のストーリーについて書いています。
■感想■
2014年のスペイン映画『シャドウ・スナイパー』をリメイクしたフランス、アメリカのスリラー映画。
製作は『クロール -凶暴領域-』(2019年)の監督アレクサンドル・アジャ。
製作アレクサンドル・アジャ、監督フランク・カルフンは『マニアック』(2012年)と同じ製作&監督のコンビ。
基本的には『シャドウ・スナイパー』と同じストーリーです。 主人公が男性から女性に変更に、、。
犯人とのやりとりがあったり、主人公のコトを犯人が知っていそうだったり少しだけ膨らませています。
最後もこのあとの展開は自由に想像して、みたいな感じでなくちゃんと完結します、。
『シャドウ・スナイパー』もすごーーく面白かったので、リメイクしたくなっちゃったんでしょうね、、、。
オリジナル版では不条理ななぜ襲ってきたのかわからないスナイパーが今作では少しだけ犯人を匂わせている感じがするんですが、、。スナイパーを雇ったって意味ですけど、。でもハッキリと描写しているわけではないので、そこは勝手に判断してね、、、ってコトなんでしょうが、。
『シャドウ・スナイパー』を観たのが、けっこう前なので良く覚えてないんですが、ガソリンがなくなったので給油しただけだったような気がするんですが、、リメイク版の今作では確か入れたばっかりなのに減っていてわざわざ給油したような感じに変わっていたような、。
オリジナル版では、事件に巻き込まれたのは偶然だったのに、リメイク版では主人公のヒロインが狙われていたような雰囲気になっているのでは??
どちらが良いのかは好みの問題ですが、。
自分がボケーとして観ていたのか、中盤以降、いつのまにかヒロインがスタンドの店舗の外へ出るシーンがあるんですけど、そのまま店舗を壁にして逃げることはできなかったんでしょうか??ちょっとスナイパーと店舗の位置的なもんが分からないので何ともいえないんですが、、。
「店舗の外に出れるじゃーーん!!」
思わず突っ込んじゃったんですが、、、もしかしてしっかり観ていなかったからかな??と思って自分が悪いんだな、って、観直せば良かったんですが、それもしませんでした、すいません。
メイク版は、アメリカ、フランス映画ということもあって、子どもは何とか無事な感じですが、オリジナル版は容赦ない、、。アメリカだとレイティングが上がっちゃいますからね、。
リメイクと言えばスペインのサスペンス映画『暴走車 ランナウェイ・カー』(2015年)は、ドイツで『タイムリミット 見知らぬ影』(2018年)、韓国映画『ハード・ヒット 発信制限』(2021年)、リーアム・ニーソン主演でイギリス、アメリカ、フランス映画『バッド・デイ・ドライブ』(2023年)と3回もリメイクされました、、。
同じくスペインのミステリー映画『インビジブル・ゲスト 悪魔の証明』(2016年)は、イタリアで『インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者』(2018年)、韓国で『告白、あるは完璧な弁護』(2022年)として2回リメイクされました。
スペイン映画、オリジナルとして魅力がある作品が多いのでリメイクされやすい??したくなっちゃう??
不条理度 ★★★
けっこう大事件度 ★★★★
どうやって店舗から外へ出たの?度 ★★★
オリジナル版
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