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『マスターズ・オブ・ホラー』ダンス・オブ・ザ・デッド

2006-08-31 00:27:53 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 「マスターズ・オブ・ホラー」の3つ目の記事は、トビー・フーパー監督作です!

 『ダンス・オブ・ザ・デッド』DANCE OF THE DEAD
 監督 トビー・フーパー 脚本 リチャード・クリスチャン・マシスン
 原作 リチャード・マシスン
 出演 ジェシカ・ロウンデス、ジョナサン・タッカー、ロバート・イングランド

 ■ストーリー■
 テロと戦争により、アメリカでは900万人が犠牲になっていた。町では犯罪が増える一方の時代、夫と姉を亡くしたペギーは母親とダイナーで生計を立てていた。そんなある日、ペギーは、町の外からダイナーにやってきたジャックたちのグループと知り合い、夜、外の町マスキートへドライブに行ってしまうのだった。

 ■感想■
 トビー・フーパー監督、リチャード・マシスン原作の『ダンス・オブ・ザ・デッド』。
 脚本は、リチャード・マシスンの息子のリチャード・クリスチャン・マシスン。ちょっと、原作を未読なので、原作とおりなのか、全然違うストーリーなのかわからないんですけど、今作も、45分くらいのエピソードを60分に延長させたような間延びした感じを少し受けちゃいます!
 リチャード・マシスン原作だったら、いくらでも映像化向きのエピソードがあったろうに、なぜ、この話なの??他にも面白くなりそうな原作は、いくらでもあったでしょうに!

 モラルが崩壊した、死者がモノ扱いされる世界を描きたかったんでしょうかネ??今作では、親子のモラルも崩壊してますけど、親子のモラルなんて、現実社会の今でも十分崩壊してますからネ!(日本だけ??)
 
 トビー・フーパー監督も、今回は、ホラー映画よりもSF映画的な描写に興味あるのかも。トビー・フーパー監督って『悪魔のいけにえ』(74年)、『悪魔の沼』(76年)のイメージが強すぎるので、てっきりスプラッターホラーが得意分野と思われそうですけど、色々なジャンルの作品を撮ってますからネ。
 スティーブン・キングの「呪われた町」の映像化作品の正統派の吸血鬼物『死霊伝説』(79年)や、イギリスが破壊されるSF超大作『スペースバンパイア』(85年)、往年のSF映画のクラシック作品のリメイク『スペースインベーダー』(86年)、人体発火を描いた『スポンティアス・コンバッション人体自然発火』(89年)と、実はかなり正統派のSF、ホラー映画の職人監督です。(あ、今回、“職人”はホメ言葉ですよ)

 そんな、トビー・フーパー監督だから、ホラー映画というより、終末世界を描くSF系の作品を撮りたかったんでしょうネ~、多分!まぁ、活きてる死者(?)が出てくるんで、一応、ホラー作品のジャンルに入りますけど、今作は、SF作品のアンソロジーでも、十分通用するストーリーですからネ!

 トビー・フーパー監督の熱狂的なファンは必見です!トビー・フーパー監督の手堅い演出で、モラルの崩壊した終末世界を堪能できます!でも、それだけといえば、それだけの作品かも??
 まぁ、そんなわけで、トビー・フーパー監督のファン以外には、可も無く不可もなく、ごくごく普通のデキの今作です。平均点ですかね??
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『マスターズ・オブ・ホラー』閉ざされた場所

2006-08-30 07:21:57 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 TVシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」、2番目に見たエピソードは、ウィリアム・マローン監督の「閉ざされた場所」です。
 ウィリアム・マローン監督も、ホラー映画・ファンタジー映画大好きなんで、ある意味、今回の“マスターズ・オブ・ホラー”の監督選定は妥当といえば妥当ですネ!

 
閉ざされた場所』THE FAIR-HAIRED CHILD
 監督 ウィリアム・マローン 
脚本 マット・グリーンバーグ
 出演 リンゼイ・バルシファー、ロリ・ペティ、ウィリアム・サンプルズ

 ■ストーリー■
 女子学生タラは誘拐され車で連れ去られてしまう。タラが気がつくと、大きな屋敷の中で気づくのだった。いくつかの質問をされたあと、タラは地下室に閉じ込められるのだった。地下室では、首を吊ろうとしている少年ジョニーがいた。タラはジョニーを助けるのだが…。

 ■感想■
 ウィリアム・マローン監督のサスペンス系ホラー。
 まぁ、60分のエピソードだから、しょうがないのか、ヒロインのタラが、自殺しようとしていた少年ジョニーと地下室から逃げ出そうとして、扉に書かれた文字
 「最愛の者に気をつけろ」
 「目覚める前に逃げろ」
 で、大体、ネタが割れちゃってます!どうせ、狼男系のネタなんでしょ。
 って、すっかり“狼男ネタ”かと思ったんですけど、全然、違ってました…。
 
 「う、う、う~ん、勘違い!勘違い!」 
 
 やっぱり、1エピソードが60分っていうのは、難しいんですかネ??なんか、今作も、45分くらいでも良さそうな感じのストーリーです!でも、ミック・ギャリス監督の「チョコレート」よりは、遥かに“ホラー映画”になってます!
 でも、かつては、30分でも、十分長さを感じられる、素晴らしいアンソロジーのTVシリーズがたくさん、ありましたからネ!今作が60分なのは、ほんのちょっとだけ間延びした感じがあるんですけど。でも、最近のアメリカのTVドラマで考えると60分でちょうど良い長さかも。 
 
 スピルバーグが劇場映画『トワイライトゾーン超次元の体験』(83年)としてリメイクした、ロッド・サーリングの「ミステリーゾーン」や、ヒッチコック劇場、イギリスではロアルド・ダールの「予期せぬ出来事」とかとか、昔のアンソロジーシリーズは30分作品でも、ヒネリが効いてて面白かったです。(でも「ミステリーゾーン」は1話が60分(CM込みで)になったこともありましたけどね)

 まぁ、そういった、面白すぎる往年の名作のTVシリーズのエピソードと比べられても困るでしょうけど、ホンのちょっとだけ間延びした印象があるかも。
 『クリーチャー』(85年)、『フィアー・ドット・コム』(02年)のウィリアム・マローン監督だから、それほどは期待してなかったんで、そんなにはガッカリもしませんでしたけどね。

 イヤイヤ、それどころか、ウィリアム・マローン監督にしてみたら、今作は、かなり頑張ってる方かも!それなりには面白いし!画面に惹きつけられますよ!

 な~んて、ウィリアム・マローン監督だからなぁ。なんて油断して軽い気持ちで見てたら、最後の1ヒネリには、少しビックリ!油断しすぎでした!
 大したヒネリじゃないんですけど、まさかこんな展開になるなんて思ってなかったので、ちょっとビックリ!冷静に考えれば、こういうオチもアリなんだけど、全然気がつきませんでした!ウィリアム・マローン監督のコト、侮りすぎてました。すいません!

 だって、『フィアー・ドット・コム』で、マリオ・バーヴァ監督の作品にオマージュ捧げるような作品を監督してましたもんネ。ホラー映画大好きのマローン監督面目躍如!(って、自分だけ??)みんなは、ウィリアム・マローン監督の印象ってどうなんでしょう??(ちなみに『フィアー・ドット・コム』の感想は→ココ
  
 本当は、こういう単発の1話完結のアンソロジーだったら、もう1ヒネリくらいあってもいいかな??とも思うんですけど、もう十分でしょ。ハッキリ言って、平均点以上ですかネ??(あれ、かなりホメてる…。
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今週の「SHOWBIZ COUNTDOWN」“PULSE”

2006-08-29 00:14:30 | 映画、DVDに関する雑記
 TVシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」の感想を記事に書こうと思ったんですけど、毎週楽しみに見ているTV番組「SHOWBIZ COUNTDOWN」(TV東京 日曜深夜24:00~)で気になる情報があったので記事にします!

 先週の「SHOWBIZ COUNTDOWN」でも、ロビン・ウィリアムス主演のスリラー“THE NIGHT LISTNER”が気になったんですけど、初登場10位のあと、BOX OFFICEから消えて行っちゃいました。
 ラジオのDJやっているロビン・ウィリアムスが、ある親子と知り合うんですけど、事件に巻き込まれるっていう話らしいんですけど、けっこう面白そう!
 まぁ、ロビン・ウィリアムス主演なんで、日本でも絶対公開されるから、安心、安心!

 で、今週の「SHOWBIZ COUNTDOWN」で気になったのは、黒沢清監督の『回路』(00年)のハリウッドリメイクの“PULSE”!初登場BOX OFFICE 5位なんですけど。
 当初、ウェス・クレイブン監督でリメイクの話が出てたんですけど、その後、ジェームズ・ウォン監督、そして、結局ジム・ソンゼロ監督でリメイクされました!
 オリジナル版の『回路』は、ちょっとオバケ騒動の怪談チックでストーリーが進んでいって、だんだん終末SFみたいな展開になるんですけど、前半の日本映画っぽいところが今1かな??って思ってたんで、ウェス・クレイブン監督がリメイクするって聞いたときは、メチャクチャ期待したんですけどネ!
 
 自分的には、ホントは、ジョン・カーペンター監督にリメイクして欲しかったんですけどネ!あの終末観は、絶対、ジョン・カーペンター監督に映画化して欲しかったんですけどネ~!

 でも、「SHOWBIZ COUNTDOWN」の映像を見る限り、単なる“ティーン向けホラー”になっちゃってるイメージなんですけど…。どうなんでしょう??
 期待半分、不安半分です!まぁ、何はともあれ、今から楽しみの1本かな。
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トム・クルーズ、パラマウント契約打ち切り

2006-08-28 01:06:03 | 映画、DVDに関する雑記
 もう、朝のワイドショーやらネットのニュースで言われてるので、みなさん、ご存知でしょうけど、トム・クルーズが、ハリウッドの大手パラマウントピクチャーズから契約を打ち切られちゃいました。

 パラマウントの親会社のバイアコムの意向みたいですけど、奇行が目立ってたし、『M:I:Ⅲ』(06年)も思ったよりヒットしなかったですからネ~。『M:I:Ⅲ』が超メガヒットしてたら、契約も打ち切られなかったかもネ!

 っていうことは、往年のTVシリーズ「スパイ大作戦」の劇場版の“ミッション・インポッシブル”シリーズは3作目で終わり!ってコトですネ!アレレ、残念。
 まぁ、3作目の『M:I:Ⅲ』の難産ぶりと、あのデキと、予想を下回るヒットだから、しょうがないって言えばしょうがないんですけど…。
 

 ミッション・インポシブルもシリーズの1作目くらいの面白さをキープできれば、すごいシリーズになったのに!1作目は、トム・クルーズもそんなに、“オレ、オレ!”って出しゃばってなかったし、ブライアン・デ・パルマ監督の演出も良かったし、TVシリーズ「スパイ大作戦」のファンをビックリさせるサプライズも用意されてたし、大傑作だったのにネ!

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 でも、トム・クルーズも世界的には、まだまだ人気者だから、まぁ、また違うシリーズでも作ってください!やっぱりシリーズ物は安心して見れますからネ~。
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『マスターズ・オブ・ホラー』チョコレート

2006-08-27 11:53:50 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 アメリカのケーブルTVが製作したホラーアンソロジー「マスターズ・オブ・ホラー」、まず、最初に見たエピソードは、ミック・ギャリス監督の「チョコレート」。楽しみは、取っておく方なので、まずは、あまり期待してない作品から見ます。(あ、ミック・ギャリスのファンの方、すいません

 『チョコレート』CHOCOLATE
 監督、脚本 ミック・ギャリス
 出演 ヘンリー・トーマス、ルシー・ロリエ

 ■ストーリー■
 シカゴのクーガー食品研究所で、人工フレーバーを研究するジェイミーは、ある日、チョコレートの味を感じるのだった。その日以来、ジェイミーは、白昼夢で違う人間の感覚を感じるようになるのだった。そして、それが自分好みの美人の感覚あることを知るのだった。白昼夢のシーンから、女性がいるのがバンクーバーだと知ったジェイミーは、バンクーバーに向かうのだが…。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 ミック・ギャリスが、自らのショートストーリーを映像化したのが今作。
 
 ある日、見知らぬ女性の感覚を感じるようになった男の話なんですけど、見終わった感想は、

 「だから、何なんだ??」って感じのエピソードでした。

 精神感応かなにかで、白昼夢で、殺人シーンを見てしまう主人公が、連続殺人事件に巻き込まれるなんていうのは、映画でも小説でも、良く良く出てくる要素なんで、今さら、そんなことをメインテーマに見せられても何とも思わないです!
 それに、今作で主人公が見るのは連続殺人鬼の視線じゃないし。ただの女性だし。あまり盛り上がらないです!
 ストーリーが面白ければ、まだ、良いですけど、ストーリーもごくごく普通!ジェイミーが、離婚しているエピソードや、同僚が趣味でロッカーをやっっているエピソードも、全然、本編と関ってないし!そういうエピソードがすべて時間のムダのような気が!
 
 30分くらいの、エピソードを60分に水増ししたような感じが否めないです!って言うより、今作って“ホラーなの??”
 ホラー映画っていうより、サスペンス映画に近い感じ!

 なんで、ほんとに、この作品を映像化したんだろう??不思議です。

 1エピソード100万ドルの予算で何を映像化しても良い!って、それで、この作品??なんで??
 
 監督のミック・ギャリスは、スティーブン・キングのお気に入りの監督で、キングの作品をいくつか監督してます。まぁ、特に特長のない監督だと思うんですけどネ~。大作『ザ・スタンド』(94年)やキューブリック版が気に入らなかったのでリメイクした『シャイニング』(97年)などTVムービー(ミニシリーズなのかな??)などが、1番有名ですかネ??

 その他にも、『スリープウォーカーズ』(92年)や最近では『ライディング・ザ・ブレッド』(04年)を監督してました。

 でも、こんな作品を見せられると、「なんで、ミック・ギャリスが“ホラー映画のマスター”なんだろう??」って思っちゃいます!でも、そんなこと思っちゃダメでした!!!この「マスターズ・オブ・ホラー」の企画、製作総指揮してるんだから、しょうがないです。

 でも、企画と製作総指揮でなかったら、監督してないかも。今作を見ると、そんな風に感じてしまうデキです。結局、ケナシテます!
 タイトルの“チョコレート”も大して意味がないし。大体、殺人を犯した見知らぬ女性を追い求めてもネ!自分だったら無視しますよ。
 女性の方も、逆に主人公ジェイミーの感覚を感じるようになっているのかと思ったみたいですけど、そんなことありえないです!おとなしく、普通にシカゴで暮らした方が良いです!どうしても会いたかったら、とりあえず、バンクーバーに行きますけど、彼女から、ヘンタイ扱いされた段階で、シカゴにすぐ帰りますよ。
 
 「あれ~、それじゃ、主人公ジェイミーのまわりで事件が起きない!」
それじゃ、映画にならない!
 どうせだったら、もっと盛り上がる作品を映像化して欲しかったです! 
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『マスターズ・オブ・ホラー』リリース

2006-08-26 01:49:45 | マスターズ・オブ・ホラー/13thirteen
 アメリカのケーブルTV局「SHOWTIME」の企画で出来たホラー映画(正確にはドラマですネ)のアンソロジーシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」がビデオ(DVD)リリースされました。
 まぁ、日本では、スカパーでも放映されたらしいんですけど、@KOBAの部屋は、スカパーが映らないので、今回、レンタルで鑑賞します!

 世界を代表するホラー映画の巨匠や鬼才13名が、60分という規定の時間内で自由に映像化していい!っていう夢のような企画です!さすが、アメリカ!
 日本のTV局も見習って欲しい!(ウソです!見習うと、“恋愛をテーマにしたアンソロジー”シリーズとか作りそうだから、ヤメてネ!絶対マネしなくていいから!何も期待してません!)
 そんな企画やらないで良いから、TV東京みたいに、映画放映枠を増やして、吹き替えの映画を放映してくれれば良いですから!
 出来ないコトに挑戦なんかしなくていいから、吹き替えの映画枠を増やして下さい!

 で、今回、「マスターズ・オブ・ホラー」の監督13名なんですけど、

 ジョン・カーペンター 「世界の終わり」
 ダリオ・アルジェント 「愛しのジェニファー」 
 ラリー・コーエン    「ハンティング」
 ジョン・ランディス    「ディア・ウーマン」
 トビー・フーパー    「ダンス・オブ・ザ・デッド」
 ジョー・ダンテ      「ゾンビの帰郷」
 ドン・コスカレリ     「ムーン・フェイス」
 ジョン・マクノートン   「ヘッケルの死霊」
 ウィリアム・マローン 「閉ざされた場所」
 スチュアート・ゴードン「魔女の棲む館」
 三池 崇史       「インプリント~ぼっけい、きょうてい~」
 ラッキー・マッキー   「虫おんな」
 ミック・ギャリス     「チョコレート」
 

 といった監督たちです!当初は、ロジャー・コーマンや、ジョージ・A・ロメロの名前もあったんですけど、スケジュールの都合がつかずに変更になりました。

 「う~ん、ホラー映画のマスター??」とか思っちゃうような監督もいますけど、まぁ、色々とスケジュールやら都合もあるんでしょうから、良いでしょ!
 って、言うより、13名の中には「誰だったっけ、この監督さん??」っていう人もいたりして…。
 (すいません、勉強不足で!許してネ!)

 あと、1話が60分って、中途半端じゃないですかネ??大体、1時間のドラマってCMを抜くと45分~50分くらいで、それよりは、微妙に10分は長いし、長編っていうには短すぎるしネ!やっぱりランニングタイムが75分くらいないと長編にはならないでしよ!
 
 1つのエピソードがあと15~20分くらい長くて75~80分くらいの方が、より個性が出て良かったような気もするんですけどネ!監督たちも長編を作るぞ!って思えるだろうしネ!
 
 60分で描くことって、別に50分でも描けそうだし、あえて60分の意味が分からないんですけど…。まぁ、TVの放映枠の時間の関係もあったのかな??でも、自分的には、75~80分の作品を見たかったような気が…。

 それぞれのエピソードの感想は、明日以降、記事にしていきますからネ!
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『ロード・オブ・ウォー』淡々と・・・。

2006-08-24 00:50:47 | ドラマ
『ロード・オブ・ウォー』LORD OF WAR(2005年アメリカ)
 監督 アンドリュー・ニコル
 出演 ニコラス・ケイジ、イーサン・ホーク、ブリジット・モイナハン、イアン・ホルム、ジャレッド・レト

 ■ストーリー■
 ソビエト生まれのユーリー・オルロフは、レストランでギャングの銃撃戦を見て、食事と同じくらい必要なモノを感じる。それは「武器」だった。弟のビタリーと、武器の売買を始め、メキメキと武器の商人としての才能を発揮して頭角を現していくのだった!

 ■感想■
 ニコラス・ケイジが死の商人を演じたブラックなドラマです!
 淡々と、ニコラス・ケイジのモノローグとともにストーリーが進んでいきます!ホントに淡々と進んでいくんですけど、退屈はしません。ランニングタイムも122分なんですけど、退屈しないのはサスガです。でも、この内容なら、あと20分短くても良かったかも。
 だって、ストーリーは、大したコト無いですからネ。今作の監督、脚本は『ガタカ』(97年)、『シモーヌ』(02年)の“インテリ派”アンドリュー・ニコルですからネ。あ、インテリ派っていうのは、ホメ言葉じゃないですからネ!
 
 こういう作品は、もう少し、エンタメ派の監督が撮った方が、断然、面白くなったと思うんですけどネ。もう、テーマもストーリー展開も雰囲気も、全体がマジメすぎ!!!!
 テーマがテーマだけに、あまりオフザケも困りますけど、もっと、ブラックな笑いをたくさん入れたコメディ調な感じでも、面白おかしく見れて、見たあとの印象は、同じくらいに、この作品と同じテーマを訴えられると思うんですけどネ~。

 まぁ、作品のテーマっていうのか、言いたかったコトは、最後に作品で触れているコトだと思うんですけど、あのテロップを出すのは良しとしても、途中、もっともっとエンターテイメント系の映画的でも良かったと思うんですけどネ。

 こんなマジメな感じでも、あと20~30分短かったら、「まぁ、しょうがないのかな??」とも思いますけど、122分は、ハッキリ言って長すぎ!です。退屈しなければOK!ってわけじゃないですから!製作者たちの自己満足にしか思えないです。もったいない!

 でも、いくらでも面白くできそうなテーマだけにネ。まぁ、余り、期待もしてなかったんで、そんなにショックも受けなかったですけど。45点
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『パニック・フライト』面白サスペンス!

2006-08-23 04:33:46 | サスペンス
パニック・フライト
RED EYE(2005年アメリカ)
 監督 ウェス・クレイヴン
 脚本 カール・エルスワース
 出演 レイチェル・マクアダムス、キリアン・マーフィ、ブライアン・コックス

 ■ストーリー■
 一流ホテルでの働くリサは、祖母の葬式の帰りにマイアミへ帰るため飛行場へ向かうのだった。リサは、空港で知り合った男性ジャックソン・リップナーと偶然飛行機の席が隣の席になるのだった。しかし、リップナーは、リサが働くホテルに宿泊する予定の国土安全保障省の副長官キーフの暗殺を計画していたのだった。

 ■感想■
 ウェス・クレイヴン監督の日本劇場未公開のサスペンス映画です。TV東京の「SHOWBIZ COUNTDOWN」(日曜深夜24:00~)で、今作を紹介されたときから、気には、なってたんですけど、日本では劇場未公開になっちゃいました。
なんで、こんなに面白い作品が劇場未公開なの??


 やっぱり、ウェス・クレイヴン監督は、サスペンス映画、ホラー映画が似合いますネ!面白いです!面白すぎ!
 ランニングタイム85分、一切ムダが無いです!85分じゃ、ムダな展開してるヒマないですけどネ。85分って言っても、エンドクレジット抜きにしたら実質75分くらいですもんネ!
 これって、TVの深夜の映画枠で90分枠でほとんどノーカットで放映できる長さ!!潔い!!(あ、85分枠ではダメですよ!)
 って、今の東京地区だと、90分のレギュラーの映画枠って無かったです!(さみしい…)

 やっぱり映画はテンポですよね!こういう短くて面白い作品を観るとつくづく感じちゃいます!長いだけのアホ映画作ってる製作者たちも見習って欲しいです!
  
 DVDをレンタルして、編集のパトリック・ルシエたちのコメンタリーを聞いてたら、
 「このシーン、40秒削除して、冒頭のシーンに回したんだ!」って。

 40秒!全体が実質ランニングタイム75分の作品だから、もうシーン、シーンの長さが“秒単位”ですネ。どの作品でもシーン、シーンは、それぞれ秒単位でしょうけど、同じ秒数でも、1秒の持つ重みが違います!
 いや~、短かすぎ!最近の長い映画が多い中で、こんな短くて面白い作品に触れると、逆に物足りないかも。
 いつもは「長すぎ!」「あと10分カットして!」とかコメントしている@KOBAですけど、今作は逆!あと10分くらい長くても良かったのに!
 まぁ、そうは言っても“他の作品が長すぎ”っていうだけなんだけどね。

 ジョディ・フォスター主演の『フライトプラン』(05年)のビデオ公開に合わせて、ビデオが発売されたためか、今作の日本語タイトルが『パニック・フライト』ですけど、同じ飛行機物って考えると、
今作は『フライトプラン』の10000000倍は面白いです!まぁ、好みの問題ですけど…。全然タイプの違う作品ですけどネ。
 普段、エンターテイメント系の作品のストーリー上の“穴”とか全然気にしない@KOBAですけど、『フライトプラン』は、さすがの@KOBAも「そんな、バカな…」と思わせる作品でしたからネ!
 「あれ、まるっきり違う作品をけなしてる…

 1分たりともムダに出来ないっていう緊張感を持った感じが、画面からヒシヒシ伝わってくるようです!キャラクター紹介、事件発生、機内でのサスペンス、ヒロインの活躍、ホントに良く出来てます!良く出来てるだけじゃなくて、サスペンス映画としても十分面白いんだからさすがです!
 エンターテイメント作品の映画作りの教科書にして欲しいくらいの作品です!傑作です!サスペンス映画ファンは必見!75点
パニック・フライト スペシャル・エディション

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『アサルト13要塞警察』リメイクかぁ~。

2006-08-22 01:34:36 | アクション
アサルト13要塞警察
ASSAULT ON PRECINCT 13(2005年アメリカ)
 監督 ジャン=フランソワ・リシェ
 脚本 ジェームズ・デモナコ
 出演 イーサン・ホーク、ローレンス・フィッシュバーン、ガブリエル・バーン、ジョン・レグイザモ、マリア・ベロ、ブライアン・デネヒー

 ■ストーリー■
 ある大晦日、吹雪のため、刑務所に連行されるはずの囚人たちが警察署の13分署に連れてこられる。しかし、13分署は閉鎖されるため、閑散としていて数人の者しかいなかった。潜入捜査中に仲間を失いカウンセリングを受けているローニック巡査部長、退職するベテラン警官ジャスパー、警察秘書のアイリス、心理カウンセラーのアレックスたちしかいなかったのだ。連れてこられた囚人の中には、凶悪犯マリオン・ビショップがいたのだった。その夜、武装した集団に13分署は取り囲まれてしまうのだった。

 ■感想■
 ジョン・カーペンター監督の傑作スリラー映画『ジョン・カーペンターの要塞警察』(76年)のリメイク。
 自分が、新人の監督で、『ジョン・カーペンターの要塞警察』のリメイクを作らないか??ってオファーされたらイヤだなぁ~。
 
 あの大傑作を、どうリメイクしても、文句言われちゃうもんネ。まるっきりそっくりに作っても、リメイクの意味が無いとか言われちゃうし。反対にまるっきり違う作品に作っても、リメイクの意味が無いとか言われちゃうだろうし!
 
 で、今作の場合は、1番オーソドックスに、オリジナルの要素プラスαって感じで作り上げてます。まぁ、手堅い演出で、監督の力量を示すんだったら、合格!
 でも、映画として今作を見たら、やっぱり、
「なんでリメイク??」って思っちゃいました。

 オリジナル版の「要塞警察」を見れば十分!って感じです。出演している俳優もイーサン・ホーク、ローレンス・フィッシュバーン、ガブリエル・バーン、ジョン・レグイザモ、マリア・ベロ、ブライアン・デネヒーもやたら豪華なのにネ。
 でも、リメイク作品でも、なんでリメイクしたのか、本当に本当に本当に意味不明な『オーメン』(06年)よりは全然マシですけど。

 やっぱり、ここは、まるっきり違う作品にリメイクした方が良かったのかも。でも、敵を変えたり、ラストの展開を変えたり、今作もそれなりには、工夫はしてるんですけどネ。
 オリジナル版のジョン・カーペンター監督の『要塞警察』が、すごく単純なストレートなストーリーでなおかつ大傑作だったから、どう工夫してもリメイクは大変かもネ。
 
 どうせだったら、主人公を特殊部隊の女性にして、重要な犯罪者を護送中にマフィアの襲撃にあって逃げ込んだ工場で、窃盗犯たちと協力して、マフィアを迎え撃つとかにすれば良かったのに!
 「あれ、それってどこかで聞いたことある設定かも」
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 そうでなければ、舞台設定を火星にして、火星の亡霊たちと戦うっていうのも良いかも。護送中の伝説的な囚人と協力して戦うとかネ!!
 「あれ、この設定もどこかで観た覚えが!」
 こっちは、ジョン・カーペンター監督でした!
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 でもこっちも、リメイクしないでネ。ジョン・カーペンター監督より面白く映画化するのは、すごく厳しいだろうから。

 ところで、今作『アサルト13要塞警察』なんですけど、ジョン・カーペンター監督のオリジナル版がランニングタイム90分なのに、リメイク版が110分だなんて!!
 なんで、こんなに長くなっちゃうの??キャラクター設定の説明のための色んな描写が増えてるんですけど!、それってそんなに必要なの??まぁ、最近の映画だから、こういう描写をいれないといけないんでしょうけど、それでも、やっぱりこの描写は要らなかったかも!!
 オリジナル版は、そういう描写がなくて、徹底して、主人公とギャングたちの戦いを描いてるところが良かったのに!
 
 オープニングタイトル前の主人公のイーサン・ホークの潜入捜査のエピソードって、必要だったの??それは違う映画でやって!って感じです。今回の敵もギャングから、あるグループに設定を変えてますけど、それもリアリティが無いかも。だって、あんなに事件を起こして翌日、ギャングの仕業で済むの??
 けが人も死人も出てるでしょ!翌日、どう説明するの??

 でも、オリジナル版が面白いおかげで、今作も、それなりに面白いから、困っちゃうんですよネ!オリジナル版が100点なら、こっちは70点
要塞警察

ハピネット・ピクチャーズ

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 日本語吹き替えつきで、再発して下さい!
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『パパラッチ』感情移入できない。

2006-08-21 23:02:56 | サスペンス
パパラッチ
PAPARAZZI(2004年アメリカ)
 監督 ポール・アバスカル
 出演 コール・ハウザー、ロビン・タニー、デニス・ファリナ、ダニエリ・ボールドウィン、トム・サイズモア

 ■ストーリー■
 主演しているアクション映画がヒットし、ハリウッドで一躍、スターになったボー・ララミーは、自分と家族につきまとうパパラッチ、レックス・ハーパーに腹をたて暴力をふるってしまうのだった。しかし、その後のTV番組でパパラッチの悪口を言ってしまい問題を大きくしてしまうのだった。

 ■感想■
 メル・ギブソン製作、コール・ハウザー主演のサスペンス映画です。よっぽど話題がなかったのか、宣伝のメインのうたい文句が“メル・ギブソン製作”でした!
 
 メル・ギブソンが製作してた関係なのか、ヴィンス・ボーン、マシュー・マコノヒーがちょっとだけ出演してます。あ、本当の1瞬、メル・ギブソンも出演してました。

 主演のコール・ハウザーは、アクション俳優ウィングス・ハウザーの息子さんで、『ピッチブラック』(00年)、『ティアーズ・オブ・ザ・サン』(03年)に出演してました。

 最近の作品にしては、ランニングタイムが84分と短いので、ドンドンとストーリーが進んでいって、気持ち良いくらいの展開!
 でも、良くありがちなストーリーなので、あと5分くらい短くても良かったかも…。

 でも、突然スターになったためか、主人公のボー・ララミーて、怒りっぽすぎ!パパラッチを殴るわ、クズ呼ばわりしたり、けっこう、いや、かなりイヤなやつ!
 あのクルマでのフラッシュシーンは、パパラッチもやりすぎだと思うけど、主人公にも、パパラッチにもどちらにも感情移入できないなぁ~!
 でも、そのあと、パパラッチの極悪非道ぶりが、描かれるので、一応、主人公側に感情移入せざるおえない展開にはなるんだけどネ~。なんか、パパラッチも悪党になりすぎ!
 
 トム・サイズモアをはじめとするこのパパラッチたち、完全な犯罪者です!!

 
 まぁ、ハリウッドのスターだと、やっぱり写真撮られるのは、パパラッチの意見どおり“有名税”ですかネ!でも、それでも家族を撮られるのは、やっぱりイヤかな??
 可も無く不可も無くごくごく普通のサスペンス映画でした!とにかくランニングタイムが短いのが救いです!あれ、ホメテない…。60点
パパラッチ

日活

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『セレティニー』傑作宇宙SF

2006-08-20 00:13:20 | SF
セレニティー』SERENITY(2005年アメリカ)
 監督 ジョス・ウェドン
 出演 ネイサン・フィリオン、ジーナ・トレス、アラン・テュディック、モリーナ・バッカリン、サマー・グロー

 ■ストーリー■
 未来、増えすぎた人口のため、資源が足りなくなり、数十個の惑星と何百個の月をもつ太陽系を見つけ、各惑星を何十年もかけて人が住めるよう環境を整え地球化した。中央の諸惑星はアライアンスを結成し、アライアンスを最高機関として文明社会のリーダーとしていた。
 アライアンスに捕らえられ洗脳中の超能力を持った人間兵器“リヴァー”を兄のサイモンが助け出し逃亡し、脱出するのだった。議会は“ある秘密”を知ったリヴァーたちを追うのだった。サイモンとリヴァーは、宇宙船セレニティー号に身を寄せ逃亡生活を始めるのだった。

 ■感想■
 ジョス・ウェドンのTVシリーズ“FIREFLY”の映画化作品。
 “FIREFLY”は、本国アメリカでも短命で終わったTVシリーズなんですけど、その後、SFファンの間で人気が出て、ついに映画化になりました。短命で終わったTVシリーズが劇場映画に!すごいことです!
 ジョス・ウェドンと言えば、劇場映画があまりヒットしなかったのに、のちに大人気TVシリーズになった「バフィー恋する十字架」がありました!

 まぁ、日本では、オリジナルのTVシリーズも未公開なんで、当然のように映画版の「セレニティー」もビデオ(DVD)スルー公開になっちゃいました。
 オリジナルのTVシリーズ“FIREFLY”のビデオをセル&レンタルで展開して、劇場版の『セレニティー』を劇場公開すれば良かったのに!

 ファン層のせまいジャンルのSFの作品だから、アクション系の「24」とか「プリズン・ブレイク」みたいにヒットするかどうかわからないですけど、先にTVシリーズを大展開して、劇場版の今作を、公開しても良かったような気もするんですけどネ!DVD-BOXで全14話9800円くらいだったら、けっこうヒットしそうな気がするんですけど…。

 もちろん、英語がチンプンカンプンな@KOBAは、英語版のDVDを購入することもなく、今作『セレニティー』を、今回初めて見たんですけど、その感想は、
 
 面白い!面白い!すごく面白いです!
 
 ランニングタイム119分じゃ、短すぎ!あと15分くらい長くても良かったかも!
 「長すぎ!長すぎ!あと○分カットして!」っていうコメントが多い「@KOBAのムービー!ムービー!」ですけど、今作は逆!!!!!短すぎ!初めて見る人向けにキャラクターの紹介をもっと増やして!!

 
 良く出来てます!TVシリーズを見ていないで、初めて見る人が見てもちゃんと楽しめるように出来てます!でも主要キャラクター9名の説明が、やはり足りない気が…。まぁ、TVシリーズを見てる人には、必要ないしネ。アメリカ本国じゃ、TVシリーズのDVDを買えるしネ。
 それに、映画が始まってみたらメンバー9名のうち、2名がもう宇宙船セレニティー号を降りちゃってます!(アレレ…)

 短命に終わって良かったのか、劇場映画になったおかげで一応ストーリーに解決がついてます。アメリカのTVシリーズの場合は、“途中打ち切り、謎が謎のまま!”みたいなことが当然ですからネ。

 でも、今作の場合、同盟(アライアンス)が完全な悪役として描かれていないところが、特長ですネ。まぁ、同盟の手先の部隊が罪の無い人も殺しまくりですけどネ。でも、情報管制を敷いて、正しい情報を公開してないし、悪者といえば悪者か??

 ところで凶暴な人種リーヴァーズって、同盟軍も恐れるくらいなんですけど、どれくらいの人数がいるんですかネ??宇宙船まで持ってるし!!知能も高いんでしょうネ!う~ん、イヤだなぁ!
 何も知らずに住むには、良さそうな世界観ですけどネ。医学も進んでそうだしネ。最後の方で死にそうだったキャラクターが無事だったし!
 
 それにしても、ジョス・ウェドンとTVシリーズのファンの情熱が劇場映画製作にまでこぎつけた傑作SFムービーです!宇宙SF映画ファン必見!75点
セレニティー

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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「プリズナーNO.6」映画化…

2006-08-19 09:20:14 | 映画、DVDに関する雑記

 イギリスのSFTVシリーズ「プリズナーNO.6」の映画化の企画があるみたいです。なんか監督が、クリストファー・ノーラン監督で交渉中みたいですネ!
 
 クリストファー・ノーラン監督といえば『バットマンビギンズ』(2005年)で、見事、ダークなバットマンワールドを撮りあげた監督なんで、どんな作品になるのか楽しみと言えば楽しみですけど、不安もかなりあるかな??

 あと、今のところ、脚本がデビッド・ウェブ・ピープルズ、ジャネット・ピープルズらしいです。『12モンキーズ』(1995年)の脚本を書いた2人です。あまり期待できないかも…。
 デビッド・ウェブ・ピープルズは『ブレードランナー』(1982年)で一躍、脚光を浴びた脚本家なんですけど。
 その後、『リバイアサン』(1989年)、『サルート・オブ・ジャガー』(1989年)と、SFエンタメ系が好きな脚本家なんだなぁ~とか思ってたんですけど、その後、『許されざる者』(1992年)、『靴をなくした天使』(1992年)と、ごくごく普通の作品の脚本も書いてるんですよネ。
 でも1998年には、またまたSFエンタメ系の『ソルジャー』に戻ってきました。普通の低予算のSF映画的作品でしたけど、、。

 どうやら、大作より、B級SF系が合っている気がするんですけど~。

 自分的には、ダン・オバノンなんかが脚本書いても良いんじゃないのかなぁ~。
 とか思うんですけどネ。でも、ダン・オバノンこそ、B~C級SFが好きそうだから、「プリズナーNO6」に興味ないかも??

 でも、監督もジョン・カーペンター監督とかブライアン・デ・パルマ監督で見たい気が!
 でも、スタジオ側も、この2名には監督させてくれないかな??
 それに、ジョン・カーペンター監督も、自分が気に入った企画じゃないと監督しないだろうし。
 ブライアン・デ・パルマ監督もスリラー映画は得意だけどSFは苦手っぽいし。

 まぁ、誰が監督しても、脚本書いても、文句言われるような作品だから、誰も関わりたくないかも…。

 どうせなら、TVシリーズの主人公NO6を演じたパトリック・マクグーハン監督でリメイクしちゃえば、ファンが1番喜ぶし、ファンは絶対に劇場に足を運ぶと思うんですけどネ!!
 パトリック・マクグーハンも、TVドラマ「刑事コロンボ」で監督の経験あるし、良いと思うんですけど!


 追記:「プリズナーNO.6」映画化の話はなくなり、2009年イギリスでTVミニシリーズに、、、。
    ジム・カヴィーセル主演のオリジナル版への愛のかけらも感じられない、いつもの凡庸な心理サスペンスに、、、。
 
              

プリズナーNO.6〈コレクターズボックス(6枚組)〉ビデオメーカーこのアイテムの詳細を見る
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『性感都市セックス&ビューティーズ』香港コメディ

2006-08-16 20:35:57 | 香港映画
性感都市セックス&ビューティーズ
性感都市 SEX AND THE BEAUTIES(2004年香港)
 監督 バリー・ウォン
 出演 セシリア・チャン、カリーナ・ラウ、アテナ・チュウ、ヨーヨー・モン、ルー・イー、アンディ・ホイ、レオン・カーファイ、エディソン・チャン


 ■ストーリー■
 セリーナは香港で働く精神科医。母親の8回目の結婚式で昔つきあっていた元彼ケンと出会い、香港で暮らす生活の荒んだ娘ユキの面倒をみてくれるよう頼まれるのだった。セリーナは、官能小説化フィラデルフィア・クワンやバーを10数店経営して冒険好きなアイヒムたちとユキの面倒をみることに…。

 
□■□ネタバレあり!笑いのシーンとラストに触れてます□■□
 ■感想■
 監督、製作、脚本バリー・ウォンの香港恋愛コメディ!
 タイトルからして、アメリカの有名なTVシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティー」のノリなんですか??TVシリーズ見たことないからわからないですけど…。
 
 バリー・ウォンの作品なんで、もっとふざけたコメディかと思ってたんですけど、あまりオバカシーンもなくて、マジメな作品でした。だってセシリア・チャンの眉が、つながってる…。
 
 でも、香港コメディらしく、ベタな感じで笑わせてくれます!レオン・カーファイが演じる黒社会のボス、ヤム・チョーガウがセリーナのところへ診察にきたシーン、笑えました!
 突然、泣き出したりして。最後の方で、突然踊りだすところも笑えました
 あれ、こんなシーン、デ・ニーロが出演してるハリウッド映画で見たことあるような気が…。(気のせい、気のせい。
 
 レオン・カーファイのシーンだけは、とにかくケラケラ笑えました!
 レオン・カーファイも、オバカシーンを演るのを楽しんでるみたいに思っちゃいます!
 『黒薔薇VS黒薔薇』(92年)、『大英雄』(93年)で、レオン・カーファイのオバカなシーンを見てるんで、そんなには驚かないですけど、黒社会の組織を乗っ取ろうとするライバルの前で踊りだすシーンは、あまりにも突然で、本当に笑えました!
 
 思わず、吹き出しちゃいました!

 ところで、今作のタイトル、でも、“性感都市”とか“セックス&ビューティーズ”とかなんて、ほとんどAVと勘違いしちゃいそうなタイトル…。『性感都市セックス&ビューティーズ』って!
 もう、知らない人からは、てっきり、Hな作品かと思われちゃいますよ!どうせなら、英題の“SEX AND THE BEAUTIES”とかの方が良かったかも…。
 でも、バリー・ウォンの作品だし、出演者もセシリア・チャン、カリーナ・ラウ、アテナ・チュウ、レオン・カーファイだから、香港映画ファンは、ちゃんとした映画って分かるだろうけどネ!
 
 セシリア・チャンが出演してるから、公開されたんですか??『PROMISE』(05年)効果??まぁ、公開っていってもビデオ(DVD)公開ですけどね~。

 でも、セシリア・チャンより、今作の本当のメインの主人公はカリーナ・ラウのような感じです。まぁ、そうは言っても、セシリア・チャンもアテナ・チュウもメインなキャラクターですけどネ。セシリア・チャンの1本眉は、ちょっとやりすぎ!って感じですけど。でも、セシリア・チャンも『PROMISE』のときより100倍良いです!

 香港のコメディだけあって、最後はHAPPY!HAPPY!な感じで安心して見てられます!やっぱり、香港のコメディ映画はこうでないとネ!60点
性感都市セックス&ビューティーズ

アット・エンタテインメント

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『地獄のバスターズ』傑作戦争アクション

2006-08-14 00:51:34 | イタリア映画
地獄のバスターズ』(a.k.a『V-2ロケット強奪大作戦』)THE INGLORIOUS BASTARDS(1976年イタリア)
 監督 エンツォ・G・カステラーリ
 出演 ボー・スヴェンソン、フレッド・ウィリアムソン、ピーター・フートン、

 ■ストーリー■
 1944年第二次世界大戦中のフランス、護送中にドイツ機に攻撃された連合国軍の囚人たちは、攻撃のすきを見て上官を殺害し、中立国のスイスへの逃亡を図るのだった。

 ■感想■
 クエンティン・タランティーノ監督がかねてよりリメイクしたがっているイタリア戦争アクションの傑作が、2006年1月27日に株式会社デックスエンタテイメントよりDVDで発売されました。それも日本語吹替えつきで!!
 今年2月くらいに見たのに、記事にしてませんでした!

 確か、今作は日本テレビの土曜14:30~のTVの90分枠(正確には85分枠ですけど)の映画枠で放映されたあと、TV東京で放映されたんじゃなかったでしたっけ??(TV東京での放映に関しては自信ないです)
 今回、発売されたDVDって日本語吹替えが字幕に切り替わる場面が多いので、吹替え用のTV音源って90分枠のですか??
 大体、今作は2時間枠で放映されたことがあるんですか??あるんだったら、それを使って欲しかった!

 日本テレビで放映された時のタイトルは『V-2ロケット強奪大作戦』だったのかな。日本テレビの土曜14:30~の映画枠って、かなりマニアックな作品をオンエアしてました。
 記録をつけていたわけでは無いので、記憶違いがあったらすいませんけど…。
ちょっと思いつくだけでも、ラインナップを並べてみると(タイトルは今1自信が無いので間違いがあったら、誰か教えて下さい!)

 ■ロベール・トーマの舞台劇の映像化した傑作ミステリーのTVムービー『ハネムーン・クライシス新妻蒸発』(75年)。
 
 ■ピーター・カッシング主演の英国タイバーンプロの狼男物『地下道の絞殺獣宿命の野性の血』(ビデオ題『娼婦と狼男』)(75年)。
 
 ■大きな屋敷で起きる惨劇を描く、同じくタイバーンプロのホラー『美女を喰う館グール』(ビデオ題『ブラッディ ドクター・ローレンスの悲劇』)(74年)。
 
 ■ロッド・サーリング原案、アーウィン・アレンプロの謎の病気を治す為タイムトラベルする主人公を描くTVムービー『SFタイム・トラベル シカゴ大火に遭った男たち』(76年)。
 
 ■イタリア製現代劇アクション『ビッグ・バイオレンス』(77年)

 ■未来の探偵の活躍を描くアメリカのTVムービー『SF複製人間の島』(76年)

 ■クリストファー・リー、ピーター・カッシング主演の“ジキル博士とハイド”物『怪奇!二つの顔の男』(71年)とかとか

 もうTV東京も真っ青なラインアップでした。まぁ、80年代中盤くらいまでは各局、TVの映画枠で未公開の傑作を放映してましたもんネ。それでも同じ映画枠でこれだけSci-Fi系やらB級アクション映画をドンドン放映するなんて良い時代でした。

 で、話を『地獄のバスターズ』に戻すと、かなり忘れてました!!大体のストーリーは覚えていたんですけど、イヤ~、面白かったです。ストーリーは面白いんで、おおまかなストーリーは覚えてたんですけどネ。
 
 タランティーノがリメイクしたい!って思う気持ちも良くわかります。アクション映画ファンが観たら大喜びするようなマカロニ戦争アクションです!!
 ストーリーは良くありがちな、それぞれの専門分野を持ったはみだしモノの主人公たちが任務を果すまでを描いてます。
 
 主人公たちは、脱走兵っていうあたりが少しヒネッてあります。まぁ、犯罪者が恩赦のためにチーム組まされるなんていうのも戦争物では良くありがちな設定ですけどネ~!!
 70年代のイタリア映画らしく色んな映画からオイシイところだけピックアップしてつなげて1本の作品作っちゃいました。みたいな感じです。(あ、これって、超ホメ言葉ですヨ!)
 でも、ちゃんと1本の作品としてまとまってるし、マカロニユーロアクションファン以外にも観て欲しい1本です。

 でも、どうしてもB級然とした感じはぬぐえないので、やっぱりマニアックなアクション映画ファン向けなのかな??小さいころに見たときは、なんかいきあたりばったりの展開だなぁ~とか思ったんですけど、大人になってから見ると、なんか異様に面白いです!
 
 なんか、その後「つまらないゴミみたいな映画を何百本(数千本??)も見たから!」っていうウワサも…。
 最初から中盤のあたりまでなんか、ヘラヘラしてた主人公たちが、ストーリーが進むに連れて、ハードなキャラクターになっていくのもイタリア映画っぽくて良いです!  こんなに面白いんだから、日本語吹替え新録で全部日本語で見たかったなぁ~!残念!
 吹き替えが、字幕スーパーと行ったり来たりするんで、マイナス10点で80点
地獄のバスターズ<デジタル・リマスター版>

ビデオメーカー

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電気量販店系dvd売り場

2006-08-13 21:00:36 | ホントの日記
 電気量販店系のDVD売り場に行ったら、終戦記念ということで、ある戦争映画にプライスカードが貼ってありました。
 
 そのDVDとは、ロバート・アルドリッチ監督の『特攻大作戦』(67年)のスペシャルエディションのDVD!
 なんか、終戦記念というのには、違う気が…。

 でも、@KOBA的には、これは、これで、終戦記念で『特攻大作戦』を!っていう発想は“大好き”ですけどネ!
                 
 つい、DVDを買っちゃおうかな??とか思ったんですけど、DVDのパッケージを目を皿のようにして、良く良~く見たら、

 例の言葉が!
 吹き替え音源の素材のため、一部、字幕スーパーに切り替わるところが…って。

 やっぱり、新録じゃなかったのネ…。

    
特攻大作戦 スペシャル・エディション

ワーナー・ホーム・ビデオ

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 ワーナーのDVDって、何分くらい日本語の音声が入ってるのか書いてないから、不親切ですよネ~。多分、2時間枠の90分くらいの日本語音声かな??とか思って、購入はやめちゃいました。

 TV音源が好きな、映画の日本語吹替えファンも多いから、TV音源使うのは全然OKなんですけど、出来たら、新録もつけて欲しいなぁ~。1分くらいなら、字幕スーパーでも良いですけどネ!1分って言っても、セリフをしゃべってる1分ってけっこう長いですからネ!

 あ~、吹き替え新録だったら、買ったのにぃ~!

 そういえば、@KOBAが最も好きな戦争アクション映画『荒鷲の要塞』(67年)のDVDも、字幕スーパーのみなんですよネ!

 
荒鷲の要塞

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   <傑作戦争活劇!吹き替え新録で発売して下さい!>

                 
 ワーナーさんも、DVDを低価格路線で発売しなくて良いから、日本語吹替え新録でつけてDVD発売して欲しいなぁ!!!ホントにお願いです!
 別に1500円でなくても良いですから!吹き替えつけて3800円なら、即“買い”なのに! 

 ということで、(って何がということでなのかわからないですけど…)
 明日は、タランティーノが最も好きな戦争アクション映画『地獄のバスターズ』(76年)の記事を書く予定です!
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