『EMMA エマ /デッド・オア・キル』
HUNTING EMMA(2017年南アフリカ共和国)
監督:バイロン・デイヴィス
脚本:デオン・マイヤー(デオン・メイヤー)
原案:デオン・マイヤー(デオン・メイヤー)
出演:リーンディ・ドゥ・ラント
ニールス・ヴァン・ジャースヴェルド
ティム・セロン
ブーアー・ボッシュ
テルティウス・メインジェス
■ストーリー■
教師のエマは休みを利用して実家へ帰ることに。平和主義者の彼女は、彼氏がケンカしたことで許せないでいた。荒野でオンボロ車がストップ。と、そのとき銃声が聞こえ、そっちの方へ行くと、チンピラらしき6人のうち1人が警官を撃つところを目撃してしまうのだった。あまりのことに、持っていたビンを落とし、現場を目撃していたことを犯人グループに見られてしまい捕えられてしまうのだった。
乱暴されそうになるが、撃たれた警官がパトカーで逃げるのを追った6人組の隙を伺い、荒野の奥へと逃げるのだが、、、。
■感想■
警官を殺した殺人現場を目撃した女性教師と、それを追う6人の犯罪者を描くスリラー映画。
脚本&原案は、日本でも「デビルズ・ピーク」「流血のサファリ」「追跡者たち」が邦訳されている作家デオン・マイヤー。
「デビルズ・ピーク」(集英社文庫)、「流血のサファリ」(RHブックスプラス)ではデオン・マイヤー。
「追跡者たち」(ハヤカワ文庫)ではデオン・メイヤー。
どちらかに統一できなかったんでしょうか??
というより、「追跡者たち」の出版が後だったんで、デオン・メイヤーにすれば良かったのでは??
デオン・マイヤーの作品も、けっこう邦訳されていると思い込んでましたけど、わずか3小説のみ、、。
勝手な思い込みでした。
「追跡者たち」は南アフリカ共和国でTVシリーズ(6エピソードのミニシリーズ)化されています。また「デビルズ・ピーク」もショーン・ビーン主演で映画化とかいう話もありましたが、あの企画は立ち消えちゃったんでしょうねぇ。
ところでブログの記事、全然更新していませんでした、、。
久々の記事は、南アフリカ共和国のスリラー映画。
今作は他の作品を観たときに、予告を観てしまい、興味を持った作品です!!
普段は予告も観ない!&パッケージのあらすじも良く読まない!
事前情報を、なるべく入れないようにして観るので、ホラー映画だと思ったら、サスペンス映画だった!とかスリラー映画だと思ったら、普通の人間ドラマだったなんてことも少なくないのですが、今作は予告を観ていたので、事前情報ありすぎで鑑賞!!
予告を観た感じでは、女性教師がすごーく強いキャラクターのように描かれてましたけど、実際の映画の中では、普通の人よりもサバイバル術に長けた人くらいの印象でした、、。
てっきり、すごーく強い女性が大暴れする作品だと思ってたので、少し肩すかしでした、、。
想像では「マスター・オブ・ホラー」のドン・コスカレリ監督の「ムーン・フェイス」みたいな感じのストーリーだと思ってました、、。
6人組も、南アフリカ共和国の悪い人っていうから、超極悪な”マッドマックス怒りのデスロード”みたいなのを想像してたら、悪い水飲んでゲボゲボしてる弱そうな若者5人+ギャング1人って感じでした、、。
まぁ、リアルと言えばリアルなんでしょうが、、。
ヒロインのエマのお父さん、落ち着きすぎ!!もう少し心配した方が、、。
でも、映画自体はエンターテイメント映画として面白く観れました!!