『剣客』
THE SWORDMAN(2020年韓国)
監督:チェ・ジェフン
脚本:チェ・ジェフン
出演:チャン・ヒョク
キム・ヒョンス
ジョー・タスリム
■ストーリー■
17世紀、半島では大陸での“明”と“清”の争いの影響で覇権争いの余波で国情が混乱する中、かつて国王の近衛兵だったテユルは王を守ることができず、娘テオクと山奥で暮らしていた。しかし、国王を守るときに目を傷め視力が悪化していくのだった。テユルの素性を知らないまま育ったテオクは父親を心配し、治療のために2人で都に降りてくるのだった。
しかし、そのころ都では、大陸の清の使者クルタイたちがやってきて、人々に服従を求め、女性たちを連れ去ろうとしていたのだった。
■感想■
韓国の歴史剣劇アクション映画。
映画の冒頭で”実話にもとずく”みたいなテロップが出るんですが、、本当でしょうか??
まぁ、少しでも現実要素を入れておれば、”実話にもとずく”って謳えますから何とも分からないですが、、。
ジョー・ベゴス監督の純粋なSci-Fiホラー映画『人間まがい』(2013年)にも”実話”というテロップが出ていました、、、。
今作はどれくらい実話なんでしょうか??
またまた観ちゃいいました、韓国映画、、。
オーストラリア映画より、ドイツ映画より、スウェーデン映画よりも多分観ているかも??
日本で公開(DVDスルーふくめてですが、、)される本数が違うんでしょうが、、それにしても、韓国映画の本数を観ちゃってます、、。
しっかり数えていないんですが、韓国映画80本くらい観ているかと、、。
アメリカ映画、イタリア映画、フランス映画、イギリス映画、スペイン映画はたーくさん観ているので何本観ているか数えきれないですけど、、、。
なぜか、韓国映画たくさん観ちゃってます。しかも、最初に観た韓国映画が『シュリ』(1999年)だから、2000年から23年間で80本も、、。
ところで今作『剣客』ですが、てっきり、香港や台湾の武侠映画系の作品を想像していたんですけど、、アクションシーンはたっぷりありますが、どちらかと言えば歴史もの系でした。
少しマジメな作品なので、人が物理法則を超えて空を飛んだり、弓矢や剣を鍛えた身体で弾いたりしません、、。
『空飛ぶ十字剣』(1977年)や、『邪拳迫る!死守せよ少林寺秘伝』(1980年)まで、ぶっとんでなくて良いですけど、もう少しエンターテイメント系の作品だと思っていたんですが、、。
詳しい内容も分からずDVDのパッケージとタイトルだけで借りてきたので、、今作も想像していたのと内容が違ってました。
でも、それなりに楽しく観れました。
主人公テユルの治療をするとかいう屋敷のファソンとその用心棒が強いのかと思っていたら、あっという間に敵にやられて、、、弱かったの、、、。
用心棒は「新 必殺仕置人」の虎の会の用心棒みたいに強いのかも、、。とかって登場したときに勝手に思っていたら、、主人公以外全員強くない、、。まぁ、チャン・ヒョクが強ければファンはそれで良いんでしょうけど、、。
ラストは想像通りの展開でしたが、、。
ランニングタイム100分で観やすい長さなんで、韓国映画の歴史アクションが好きな映画ファンは観てもいいかも??