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三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船

2012-09-02 23:18:28 | アクション

三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
THE THREE MUSKETEERS(2011年フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ)
 監督:ポール・W・S・アンダーソン
 脚本:アレックス・リトヴァク
    アンドリュー・デイヴィス
 原作:アレクサンドル・デュマ
 出演:ローガン・ラーマン
    ミラ・ジョヴォヴィッチ
    オーランド・ブルーム
    クリストフ・ヴァルツ
    マシュー・マクファディン
    レイ・スティーヴンソン
    ルーク・エヴァンス
    マッツ・ミケルセン

 ■ストーリー■
 17世紀のフランス、田舎に住む青年ダルタニアンは銃士隊に憧れ、パリにやって来る。ささいなことから三銃士のメンバーそれぞれと決闘をすることに。その後、ダルタニアンは無鉄砲さが気に入られ、三銃士の仲間に入ることに、、、。
 一方、政治の実権を握るリシュリュー枢機卿は、かつて三銃士と組んでいた謎の美女ミレディを使い、王妃とイギリスのバッキンガム公爵が通じていると思わせるため、王妃の首飾りを盗み出すのだった。王妃の侍女コンスタンスから、そのことを聞いたダルタニアンは、三銃士と共に首飾りを奪回するためイギリスへ向かうのだった。

 ■感想■
 アレクサンドル・デュマの「三銃士」の映画化。
 監督は「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン。
 ミレディに監督の奥さんのミラ・ジョヴォヴィッチ。
 
 最初、「三銃士」なんて、何回も映画化されているし、あまり興味なかったんですけど、、、(ラストも暗いし、、、)劇場で今作の予告を観たら、想像していた「三銃士」と違ってて俄然観たくなった作品です!

 時代考証なんて無視したような武装した飛行船は出てくるわ、ミラ・ジョヴォヴィッチが「バイオハザード」のときみたいにアクションしてるわ、「何っ、この三銃士!」って思って興味が湧いちゃいました!

 新発売のときにDVD買っちゃおうかな??と思ったんですけど、良くパッケージを観たら、日本語の吹替えキャストにタレント、俳優の名前が!!それもメインの出演者にッ!!
 主人公ダルタニアンの声を、溝端淳平さん
 ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるミレディの声が檀れいさん
 と書いてありました!!
 なぜ?なぜ?なぜ?こんな面白そうなエンターテイメント作品にタレントを使うんでしょう??
 知らなかったですけど、劇場公開したときも、同じキャスティングだったんですね。
 
 「なぜ、溝口淳平??」

 もう買う気が失せて、レンタルで鑑賞することに・・・。

 まず、ダルタニアンを吹替えた溝端淳平さん、作品をすべて破壊するようなヘタではないですけど、上手くもない。微妙な吹替え。ハッキリ言って、自分が観る作品の吹替えはしないで下さい!!
 一方、檀れいさんですけど、あんまり違和感が無いです!言われなければ分からないくらいです!今作のミラ・ジョヴォヴィッチってセリフが少ないんでしょうか??

 でも、ミラ・ジョヴォヴィッチの吹替えは、本田貴子さんでキャスティングして欲しかったですね。TVの映画劇場で「バイオハザード」シリーズでミラ・ジョヴォヴィッチを吹替えている岡寛恵さんや、『フィフス・エレメント』『ジャンヌ・ダルク』でミラ・ジョヴォヴィッチを吹替えていた松本理香さんもいるのに・・・。
 どう考えても、ミラ・ジョヴォヴィッチの日本語吹替えだったら、本田貴子さん、岡寛恵さん、松本理香さんから選びますよね~。
 
 でも、なぜ、檀れいさんなんでしょう??
 檀れいさんがヘタでないだけに、なんか逆にもったいないですね。それほどヘタでもないのに文句を言われちゃう感じです!!
 でも、結局、主人公のダルタニアンの声が溝端淳平ですからね。
 
 日本語吹替え版は、溝端淳平さんの声で、マイナス30点って、ところでしょうか??
 ダルタニアンとミレディの声を、普通にキャスティングしてくれていたらねぇ~。

 話題作りでタレントや俳優を吹替えで使うのは止めて!!
 「本当にやめて!」
 ソフト買う気なくしちゃいます。

 映画的には、面白そうな見せ場は、ほとんど予告でやっているので、予告を観なかった方は、それなりに見せ場、見せ場の連続で楽しめるかも。
 あと、この映画版では、フランス王妃はバッキンガム公と浮気していません!不倫の後始末で、動き回る三銃士とダルタニアンも良いですけど、今の時代的には、今作のストーリーの方がアクション映画的で良いかも!!

 あと、今作はキャスティングがやたらと豪華なんですよね。
 ミレディにミラ・ジョヴォヴィッチ!
 バッキンガム公爵にオーランド・ブルーム!
 リシュリュー枢機卿にクリストフ・ヴァルツ!

 三銃士のポルトスのレイ・スティーヴンソン、アトスのマシュー・マクファディン、アラミスのルーク・エヴァンスより豪華ですよね~。こういうキャスティングもアリでしょうけどね。 70点

 ★2012年11月11日、TV朝日の「日曜洋画劇場」で放映されました。
 エンドクレジット以外、本編ノーカットと思われるバージョンで、もちろん、声優のキャスティングは「日曜洋画劇場」版!!

 主人公のローガン・ラーマンは 内山昴輝、ミラ・ジョヴォヴィッチは、岡寛江の声で観れました!!面白すぎ!映画を観たっていう気になれました!
 「日曜洋画劇場」版の日本語吹替え音声付きで、DVD、blu-ray、再発して下さい!!

発売中のブルーレイは、溝端順平版

リチャード・レスター版も傑作!

 

 

コメント
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