『ザ・キラー』
THE KILLER(2023年アメリカ)
監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:アンドリュー・ケヴォン・ウォーカー
原作:アレクシ・”ミッツ”・ノラン
原作イラスト:リュック・ジャカモン
出演:マイケル・ファスベンダー
アーリス・ハワード
ティルダ・スウィントン
チャールズ・パーネル
ケリー・オマリー
■ストーリー■
パリ、依頼を受けた男が向かいのホテルの部屋のターゲットを狙うも誤って性を商売にしている女性を撃ってしまい、仕事に失敗、、。ドミニカ共和国の家に帰宅した男は、ガールフレンドが2人の同業者の襲撃に遭い入院していることを知るのだった、、。男は2人を乗せたタクシーから情報を得た後、依頼を仲介する事務所のあるニューオーリーンズへと向かうのだった、、。
■感想■
グラフィックノベルを映画化したデヴィッド・フィンチャー監督のアクション映画。
映画が始まって、主人公のモノローグ、、モノローグ、、モノローグ、、。
「自分の仕事はこんなに大変、、」
「オレってすごいでしょ、、」とか自慢げな(そんな気なくても、、)コト
とか、言っていて、やっとタイミングを見計らって、、
”凡ミス!!”
「えー、、、ミスっちゃった!!」
今作の主人公に頼まなくても良かったじゃん、、。
もっと価格の安い人でも良かったのでは??価格が安いか高いか分からないですけど、、そんな描写ないから!!
『ターゲット』(2010年)でビル・ナイが演じた主人公ヴィクターとか、、
『メカニック』(2011年)のジェイソン・ステイサムとか、、(マイケル・ファスベンダーより依頼料高そう、、)
あれ、あんまり思い浮かばなかったです、、。
今作は、アクション映画派でない、映画ファンが観るとけっこう面白いかも??
映画ファンで、アクション映画も好きみたいな映画ファン。
映画は何が何でもアクション映画!!みたいな映画ファンでなく、、。
デューク東郷だったら、絶対にしないミス!!
デューク東郷の仕事ぷりと比べたらちょっと、フェアじゃないですね、、。例が悪い!!
それにしても、ミスをしたらどうなるのか決まってないみたいですね、、、。では、、。
依頼者が「それじゃ、痕跡消しといて、、」ってお願いしたから、こういう話しになっただけみたいですしね、、。
依頼者が、、「別にほっといて、、」とか言っていたら、、ドミニカの家に帰ってそれで、仕事終わりみたいな感じだったってコトでしょ、。
映画的には全然アリですけど、、同業者のティルダ・スウィントンが食事をしているレストランに堂々と顔出しして現れちゃうって、、余裕しゃくしゃくでカッコ良いけど、、顔見られちゃってますけど、、。
ストーリーとしては、間違って退場させちゃった女性の知り合いが新たに仕事を依頼して主人公が違うグループに狙われるとかの方がすんなり観れたのに、、。原作があるからしょうがないんでしょうけどねー。
ランニングタイム118分の少し長めなのに、、冒頭の待ちのシーンとモノローグ、、。
あと20分短かくても良かったかも、、。
地上波の2時間枠の映画枠で放送したら、かなり面白いかも。でもTV東京「午後のロードショー」では放送しないで欲しいです、、。
「午後のロードショー」では『ターゲット』とか、そのオリジナル『めぐり逢ったが運のつき』(1993年)とか、チャールズ・ブロンソンの『メカニック』(1972年)とか放送して欲しいです、、。
みんなフランス映画好きじゃないの、、。って思われてるのかな??
『めぐり逢ったが運のつき』はVHSのみで、DVDにもなっていない、、。
『めぐり逢ったが運のつき』ブルーレイ化して欲しいです!!どこかのメーカーさん、よろしくお願いします!!
あれ、今回も違う作品のことばかり、、。いつものことですけど、、。
原作のコミックとは雰囲気全然違います、、。
『めぐり逢ったが運のつき』のリメイク。ビル・ナイ、エミリー・ブラント出演。
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