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『アドヴィタム』 命令には従うように、、。

2025-02-04 22:26:03 | アクション

アドヴィタム
AD VITAM(2025年フランス、ベルギー)
 監督:ロドルフ・ロガ
 脚本:ギヨーム・カネ
    ロドルフ・ロガ
    ダヴィッド・コロナ
 出演:ギヨーム・カネ
    ステファヌ・カヤール
    ナシム・リエス
    ジタ・アンロ
    アレクシ・ヘルデンベルグ

 ■ストーリー■
 フランクは妊娠している妻レオノールとクリニックから家に帰ると部屋が荒らされていた。この2週間で2度目だった、、。また、後日、高所で仕事をしているフランクの命綱が細工され落とされそうになるのだった。
 後日、謎のグループが家に侵入、例の物を渡すようにフランクに要求するが断ったため、レオが連れ去られてしまうのだった、。
 回想シーン、、、フランクとレオの夫婦は元GIGN(フランス国家憲兵隊治安介入部隊)の隊員だった。数々の任務を実行していくのだった。ある日、フランク、ニコ、ベンの3人は訓練からの帰りに友人のドアマンからホテルで銃声がしたと連絡をもらい現場へ急行するのだった。待機するよう言われてがロビーに入ったところで犯人たちと遭遇、銃撃戦になり、ニコが退場、ベンも膝を負傷してしまうのだった。フランクは除隊処分になってしまうのだ、、、。

 ■感想■
 フランス、ベルギーのNETFLIX配信、アクション映画。 

 監督、脚本、主演のギョーム・カネはハーラン・コーベン原作の「唇を閉ざせ」を映画化した『唇を閉ざせ』(2006年)を監督しています。脚本もフィリップ・ルフェーブルと書いています。フィリップ・ルフェーブルは、夜のパリの街を舞台にしたタイトなノワール『漆黒の闇で、パリに踊れ』(2012年)を監督しています。
 ギョーム・カネは2013年には自ら主演した”Les liens du sang ”(2008年)のリメイクした『マイ・ブラザー 哀しみの銃弾』も監督しています。
 
 ストーリー、全部書いちゃうところでした、、。
 回想シーンが長すぎ!!
 その回想シーンが人物紹介とかになってってるし、、。
 
 ランニングタイム98分の作品なんですが、、なんと回想シーンが50分くらい!!!
 え、、どうなっちゃったの??
 奥さんのレオは大丈夫なの??
 なぜ、、回想シーンがこんなに長いの???
 いつまで、経っても回想シーン!!
 

 こういう構成も面白いですが、、こんなに長いなら回想シーンでなくても良かったのでは??って思っちゃいました。
 でも、そうすると、肝心のある物の取引シーンとかって、あんまり長くないし、、クライマックスが盛り上がらないってコトでしょうか??

 謎のグループが部屋にやって来た時、、やたら奥さんのレオが強いので、、なぜ??
 と思っていたら、奥さんも元GIGNの隊員でした、、。
 何年いたのかわからないですけど、、強すぎ。

 主人公フランクは父親もGIGNの隊員っていう設定ですが、その設定必要だったのか、、。
 その設定があっても、なくても同じだったような気が、、。

 待機するように言われたのに、勝手にホテルに入ってっちゃダメでしょ、、。
 特殊部隊で10年もいるのに、、。
 この命令違反で犠牲者がでちゃったので、除隊処分はしょうがないんでしょうね、、。

 雰囲気的には、TV東京の「午後のロードショー」とかで放送してたら、つい観ちゃうみたいな感じのアクション映画です。
 これって、ほめてるの??けなしてるの??
 自分としては、ほめてるつもりなんですが、、。

 でも、自分的には「午後のロードショー」では、フレッド・ウォルトン監督のスリラー映画『夕暮れにベルが鳴る』(1979年)とか、ロバート・リテル原作のアクション映画『ザ・アマチュア』(1981年)とか「マッドマックス2」系イタリア映画『カー・バイオレンス』(ビデオ題:『マッド・ファイター』)(1983年)とか放送して欲しいです、、。

ハーラン・コーベン「唇を閉ざせ」

 

ギョーム・カネ監督で映画化されました。

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『リベンジャー 復讐者』 アンオニオ・バンデラスかっこ良い!!

2025-02-02 09:40:37 | アクション

リベンジャー 復讐者
ACTS OF VENGEANCE(2017年ブルガリア、スペイン、アメリカ)
 監督:アイザック・フロンティーン
 脚本:マット・ヴァン
 出演:アントニオ・バンデラス
    カール・アーバン
    パス・ヴェガ
    クリスティナ・セラフィーニ
    アタナス・スレブレブ

 ■ストーリー■
 フランク・ヴァレラは雄弁で依頼人の無罪にし弁護士として成功をおさめていた。ある日、娘オリヴィアの発表会の日、急な仕事が入り行けなくなってしまうがそれも舌先三寸で切り抜け妻スーザンが発表会に行くことになるのだった。
 スーザンとオリヴィアが発表会からの帰りが遅いことを心配するフランクのもとに警察がやってきて2人が退場したことを告げるのだった。
 捜査も進まず、スーザンの父親にも嫌われ自暴自棄になったフランクはバーのそばで開かれていた地下格闘技の大会場を見つけ、自らを責め大会に出場しボコボコにされるのだった。その後も、格闘技の大会でボコボコにされる日が続くのだった。そんなある日、ボコボコにされたフランクを助ける男が現れる。事件の捜査をしているパトロール警官のハンクだった。
 ハンクから捜査が後回しになったことを聞いたフランクは、チンピラに襲われ本屋に窓ガラスを割って倒れこむのだった。そのとき傷口の止血のために取った本、マルクス・アウレリウス「自省録」の中にあった”罪を犯したものだけを罰せよ”との言葉に影響をうけるのだった、、、。
 自分を責めるのでなく、犯人に復讐するため、身体を鍛え、格闘技の特訓を受けるのだった、、、。
 犯行現場を探っていると、近くのコンテナを改造して人が住んでいることを知るのだった。しかし、コンテナに住人はおらず、車に戻るとロシアンマフィアが車とサイフを渡すように迫ってくるのだった、、、。

 
 ■監督■
 アントニオ・バンデラス、カール・アーバン出演のアクション映画。
 監督は『ザ・プロテクター』(2008年)、『NINJA』(2009年)、『コールド・バレッツ 裏切りの銃弾』(2012年)、『ニンジャ・アヴェンジャーズ』(2013年)、『バーニング・ブラッド』(2015年)のアイザック・フロレンティーン。
 脚本は『サイレント・ノイズ リベレーション』(2007年)、『ミラーズ2』(2010年)、『フライトナイト2』(2013年)、『スティーヴン・キング 骨の袋』(2011年)のマット・ヴァン。

 どんなストーリーの作品でもそれなりの作品に仕上げるアイザック・フロレンティーンだけあって、今作もすごく観やすい作品になってます。
 主演が、アントニオ・バンデラスでなくて、ジャン=クロード・ヴァン・ダムでも、スコット・アドキンスでも、ニコラス・ケイジでも誰でも見応えのある作品になるような内容です。

 アントニオ・バンデラス、すごーくカッコ良いです!!

 わずか、数か月の特訓で、格闘技マスターしちゃうってどうなの??とも思いますけど、、エンターテイメント映画なんで。
  
 どれだけ強くなったかっていうと、カージャッキングしようとしたロシアンマフィアがアントニオ・バンデラスにシェパードをけしかけようとしたら、アントニオ・バンデラスが凄みをきかせたら、シェパードが襲ってこないくらい強くなっちゃいました、、。

 「エーッ!!ゴルゴ13かッ!!”思わず突っ込んじゃいました、、」

 最後、アントニオ・バンデラスと対決するカール・アーバンも強すぎ!!
 ジャッジ・ドレッドか??
 
 大体、カール・アーバンが出演してるのに、ストーリーに絡んでこないワケがないので、絶対に何かあると思ったら、そのまんまの素直な展開に、逆に驚き!!

 このキャスティングおかしいのでは??
 
 カージャッキングしているロシアンマフィアも、薬物を入手しようとしていたチンピラも、映画の冒頭、アントニオ・バンデラスに厨房で戦うおじさんも全然関係なし、、、。

 こんなに、アントニオ・バンデラス強くなったのに、、、。

 アントニオ・バンデラスのファンなら、楽しめるはず!!

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『貴公子』 こんなオチ、、なの??

2025-01-30 20:23:06 | アクション

貴公子
THE CHILDE(2023年韓国)
 監督:パク・フンジュン
 脚本:パク・フンジュン
 出演:キム・ソンホ
    カン・デジュ
    キム・ガンウ
    コ・アラ

 ■ストーリー■
 フィリピンの地下ボクシングで日銭を稼ぎ、病気の母のため生活する青年マルコの前に、会ったこともない韓国人の父親の使いという者が現れる。マルコは父親に会うために韓国に行くことに。
 そんなマルコの前に、飛行機の中で”友達”だと名乗る男「貴公子」が近づいてくるのだが、、、。

 

 □■□ネタバレあり!□■□
 ネタバレなしで観た方が面白いので観てから読んで下さい。
 
 ■感想■
 『THE WITCH 魔女』(2018年)のパク・フンジュン監督のアクション映画。
 パク・フンジュン監督は、「THE WITCH 魔女」シリーズ以外にも『V.I.P. 修羅の獣たち』(2017年)、『新しき世界』(2013年)、『悪魔を見た』(2010年)を監督していました、、。
 
 なんか主人公は、地下ボクサーのマルコだと思って観たいたら、だんだんと貴公子の方が比重が大きくなって観終わったら完全に主人公が貴公子だったという印象に、、。

 韓国のアクション映画なので、とにかく登場人物たち、退場しまくり、、。
 血まみれで、画面から消えていきます、、。

 「これってコメディだっけ??」って思っちゃうくらい、気持ち良いくらいに退場しまくり、、。

 貴公子がなんか余裕しゃくしゃくで、ニタニタして笑顔でいるような印象(あれ、ホントに笑顔かも??)もあって、、なんか明るい感じの作品になっているような印象です!!
 
 血まみれの退場しまくりの登場人物たち、、でも退場するのがみんな悪い人たちなので、観ていても妙に明るい印象という鑑賞後の印象、、。
 この絶妙なバランス!!
 
 戦争映画なみに血まみれで退場しているのに、、。

 敵にショットガン構えられて囲まれてるのに、余裕しゃくしゃくの貴公子、、、やっぱりコメディ??

 不気味に主人公のマルコにつきまとう貴公子ですが、観終わると良いヤツだったんじゃん!!って、、。まんまと脚本家&監督のパク・フンジュンに騙されちゃいました、。気持ちいですけど、。
 
 良い場面に出てくるコ・アラ演じるユンジュですけど、、あっという間に退場!!
 「ええ、、ここで退場??」って感じでした。
 このあっけない退場のさせ方も、、やっぱりコメディを狙っているとしか思えない、、。

 もちろん、コメディと言っても、ストーリーはしっかりしてるし、アクションシーンはしっかりしているのでアクション映画ファンも大満足の1本!!
 ゴアゴアなシーンもなく、血まみれシーンがあるもののさわやかな印象で終わるので、地上波で放送しても大丈夫な感じ、、。
 内容的には、TV東京の「午後のロードショー」で放送してもちょうど良い感じでしょうか??
 ランニングタイムが118分と長めなので、、2時間枠でもカットされちゃうので、やっぱり地上波には向いてないかな??

 さわやかな印象度      ★★★★
 貴公子の笑顔が逆に怖い度  ★★★★
 ストーリーちゃんとしてる度 ★★★★

 

 

 

パク・フンジュン監督の傑作スリラー映画『THE WITCH 魔女』

『THE WITCH 魔女』の続編

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『レイン・イン・ブラッド』 観てました、、。

2025-01-27 22:43:18 | アクション

レイン・イン・ブラッド
THE BIG UGLY(2020年アメリカ)
 監督:スコット・ワイパー
 脚本:スコット・ワイパー
 出演:ヴィニー・ジョーンズ
    ロン・パールマン
    マルコム・マクダウェル
    レノーラ・クリッチロウ
    ニコラス・ブラウン

 □■□ストーリーけっこう先の方まで書いています!□■□
 観る予定の方は、観てから読んで下さい!!

  ■ストーリー■
 ロンドンのギャングのボス、ハリスは資金洗浄のため、部下のニーリンとジェームズを連れアメリカのウェストバージニアへやってくる。資金洗浄の取引は石油会社を営むプレストンと行う。一方、ニーリンはボスのハリスから親友ジェームズを退場させるよう指示されていた。ボスの命令は絶対で、ニーリンは従うのだった、、。
 酔ったニーリンが気づくとガールフレンドのフィオナがいなくなっていた、、。プレストンの息子ジュニア口説きに失敗して退場させたのだった。ハリスは問題を起こしたくなかったために何事もなかったかのように過ごすのだが、、。森の中でフィオナを発見したニーリンはプレストン親子に恨みを持つカーラとウィルと組んで復讐を誓うのだが、、。

 ■感想■
 前回『監獄島』の記事で観たかどうか記憶があやふやと書いた『レイン・イン・ブラッド』。
 すいません、、ストーリーかなり後半まで書いちゃいました、、。

 
 今作ですが、全然観てました、、。
 カタカナばかりのタイトルで忘れてました、、。
 監督が『監獄島』のスコット・ワイパーということで、当時、チェックして観てました!!
 1度覚えた監督の名前は、けっこう覚えているもんですね、、。
 
 
 色んな映画祭で賞を受賞したりノミネートされたりしてました!!
 映画祭の賞をあげると、、。
 映画祭の名前は適当に訳しているので、違っていたらすいません、、。

 【ロンドンUKフィルム・フェスティバル】2020年
   俳優賞(ヴィニー・ジョーンズ) 受賞
 【モスクワ・インディ・フィルム・フェスティバル】2021年
   監督賞             ノミネート
   男優賞(マルカム・マクダウェル)ノミネート
   男優賞(ロン・パールマン)   ノミネート
   女優賞(リーヴェン・ランビン) ノミネート
   長編作品賞           ノミネート
 【ロンリー・ウルフ国際映画祭】2021年(ロンドン)
   作品賞             ノミネート
   長編作品賞           ノミネート
   ドラマ賞            ノミネート
   監督賞             ノミネート
   オリジナル脚本賞        ノミネート
   男優賞(ヴィニー・ジョーンズ) ノミネート
   助演女優賞(リーヴェン・ランビン)ノミネート
   助演男優賞(ロン・パールマン)  ノミネート
   アンサンブルキャスト賞      受賞
   撮影賞              ノミネート
   メイクアップ/ヘアスタイル&SFX賞 ノミネート
   コスチュームデザイン賞      ノミネート 
 【ノース映画祭】2022年(ニューヨーク)
   男優賞(ヴィニー・ジョーンズ)  受賞
   監督賞              受賞

 すごい数の賞、、。

 個人的には普通のギャング映画のストーリーだと思うんですが、、この賞の数は、、すごすぎ。
 自分的にはスコット・ワイパー監督というと『監獄島』の監督っていうイメージなんですが、世間的には『レイン・イン・ブラッド』の監督っていうことになるんでしょうか??

 スコット・ワイパー監督が脚本を書いたマイク・”ザ・ミズ”・ミザニンが主演した『ネバー・サレンダー 肉弾無双』(2013年)は同じ主人公で続編『ネバー・サレンダー 肉弾烈戦』(2015年)、『ネバー・サレンダー 肉弾英雄』(2018年)も作られました。
 
 海兵隊員や元海兵隊員が活躍するアクション映画「ネバー・サレンダー」シリーズも6作で終了しちゃいました、、。
 ジョン・シナ、テッド・デビアス、マイク・”ザ・ミズ”・ミザニンと主演俳優を代えながら(役それぞれ別です)、6作目まで作ったのに、。マイク・”ザ・ミズ”・ミザニンは4作目から6作目まで同じ役でした。
 テッド・デビアスが主演した2作目『ネバー・サレンダー 肉弾突撃』(2009年)は「ダイ・ハード」みたいな印象で今頃??って感じでしたが、けっこう楽しんで観た記憶が、。

 ところで、今作のギャングがイギリスからアメリカにやって来るっていう設定は、マルカム・マクダウェルとヴィニー・ジョーンズが出演しているから、そういう設定にしたんでしょうか。

 ギャング映画度        ★★★
 アメリカの田舎怖い度     ★★★
 ジュニアのせいでこうなった度 ★★★★★
 

スコット・ワイパー監督のアクション映画。

『ネバー・サレンダー 肉弾無双』の続編。スコット・ワイパーはキャラクター創造。

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『監獄島』 最強バトルロワイヤル

2025-01-26 11:28:39 | アクション

監獄島
THE CONDEMNED(2007年アメリカ)
 監督:スコット・ワイパー
 脚本:スコット・ワイパー
    ロブ・ヘデン
 原案:ロブ・ヘデン
    アンディ・ヘデン
    スコット・ワイパー
 出演:スティーヴ・オースティン
    ヴィニー・ジョーンズ
    ロバート・マモーネ
    リック・ホフマン
    トーリー・マセット

 ■ストーリー■
 世界各国から10人の死刑囚たちが絶海の孤島に集められるのだった。彼らはお互いに殺し合いをさせられることに、、。最後に生き残った1人だけが自由を手にすることができるという条件を提示させられるのだった。
 制限時間の30時間を過ぎると、彼らにつけられた時限爆弾が爆発してしまうシステムだった。生き残った囚人が1人にならなかった場合も爆弾が爆発するシステムになっていた、、。彼らのそうした様子はネットに番組として世界中に中継されるのだった。元特殊部隊のコンラッドも番組プロデユーサーに見いだされ10人の1人に選定されるのだった、、、。

 ■感想■
 スティーヴ・オースティン主演のアクション映画。
 ある島に集められた10人の死刑囚が、最後の1人になるまで生き残りをかけて殺しあうという「バトルロワイヤル」設定のアクション映画。
 生き残って最後の1人になった者は自由を手に入れることが出来るというルールです。もちろん、この殺し合いの様子はネットで中継しています。
 
 
 このバトルロワイヤルに参加させられた死刑囚の中に、元特殊部隊の主人公スティーヴ・オースティンがいたから、もう大変!
 でも、同じく死刑囚の中には、元SASという設定のヴィニー・ジョーンズが!!
 元特殊部隊vs元SASの対決!!

 TV東京の「午後のロードショー」で何回か放送されています、、。と思ったら、2013年と2015年の2回、、。もっと放送されていたと思ってました。

 自分的には、スティーヴ・オースティン主演映画の中ではベストです!!
 スティーヴ・オースティン主演の作品というと、『スティーヴ・オースティン ザ・ダメージ』(2009年)、『スティーヴ・オースティン ザ・ハンティング』(2010年)、『スティーヴ・オースティン ザ・ストレンジャー』(2010年)、『スティーヴ・オースティン ノックアウト』(2011年)どれがどれだか、記憶が、、、。

 タイトルで分かりやすいのは『スティーヴ・オースティン S.W.A.T』(2011年)でしょうか、、。
 いきおいで、どの作品がどんな内容だったか分からないと書いちゃいましたが、、本当は国境警備隊を演じた『スティーヴ・オースティン ザ・ハンティング』もタイトルから分かりやすいですね、、。
 
 最近はスティーヴ・オースティン主演のアクション映画がなくさみしいです!!
 
 主人公の最強の敵の登場人物マクスターリーを演じたヴィニー・ジョーンズも印象的です。


 監督はスコット・ワイパー。監督作に『ハード・トゥ・ダイ』(2000年)、『ネバー・サレンダー 肉弾無双』(2013年)、『レイン・イン・ブラッド』(2020年)などがあります!!
 今作が傑作だったので、スコット・ワイパーの監督作を観るようにしているんですが、、、。自分的にはスコット・ワイパー監督作でも今作がベストでした、。

 『レイン・イン・ブラッド』はどんな内容だったか覚えていないどころか、観たかどうかの記憶もあやふやな感じに、、。
 『レイン・イン・ブラッド』は記事にします、、観たかどうかあやふやなのに、、、??

 ある時期に、バトルロワイヤル系の作品、、その様子をネット中継する作品、、ブームになりましたけど、その中でも最も好きな作品です、。
 
 10人集められた囚人のうち、あっという間に何人も退場します、。人数がすぐに減っちゃうのがもったいない気もしちゃいますが、、ストーリー運び的にはちょうど良いバランスです、。
 

 バトルロワイヤル度       ★★★
 スティーヴ・オースティン活躍度 ★★★★★
 ヴィニー・ジョーンズも活躍度  ★★★★

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『カーター』 アクションシーンに酔っちゃう、、かも。

2025-01-13 21:49:19 | アクション

カーター
CARTER(2022年韓国)
 監督:チョン・ビョンギル
 脚本:チョン・ビョンギル
 出演:チュォン
    イ・ソンジェ
    チョン・ソリ
    キム・ボミン
    チョン・ジェミン

 ■ストーリー■
 韓国で発生したウィルスは感染すると、凶暴化し身体能力が高まり13日で死んでしまうウィルスだった。アメリカでは韓国から帰国した兵士から感染爆発死者が大量に発生していた。
 感染した自分の娘ハナを治療を成功させたビョンホ博士はワクチンを作るため北へ行くことになっていたのだが、行方がわからなくなっていた。
 そんなときビョンホ博士を拉致したという連絡がCIAに入り、その男のもとへCIAの部隊が突入するのだった。突入したモーテルの部屋にいた男は記憶を無くしていた。その男カーターは、耳に入れられたイヤホンの声に従い、その場から逃走するのだが、、、。


 ■感想■
 『悪女 AKUJO』(2017年)のチョン・ビョンギルが脚本&監督したアクション映画。
 NETFLIX配信の作品です、、。
 
 記憶を無くした無敵のエージェントが大活躍するという、どこかで観たコトある主人公のキャラクター設定に、感染したら髪の毛が抜けて凶暴化するというゾンビ映画の要素も入れて、とにかく最初から最後まで、ずっーーーーーとアクションシーンの連続!連続!連続!

 実際はアクションシーン6、ドラマシーン4なんでしょうが、観たあとの印象では、アクションシーン8、ドラマ2みたいな感じです!!
 それも、普通のアクションシーンでなく、『悪女 AKUJO』でもあったビデオゲームのような映像酔いするようなアクションシーンの連続!連続!連続!
 そんなアクションシーンの連続ですが、とにかく主人公が不死身すぎ。
 007ジェームズ・ボンドも、ブルース・ウィリスも、アーノルド・シュワルツェネッガーでも、こんなことはないのでは??みたいな、、。

 『悪女 AKUJO』もランニングタイム124分と長めの作品でしたが、今作もランニングタイム133分とかなり長め、、。 

 映像酔いアクションシーン度 ★★★★
 どこかで観たような設定度  ★★★★
 主人公の不死身度      ★★★★★ 

 アクションシーンの連続で、、アクションだけと思いきや、、謎のゾンビ系ウィルス、記憶喪失の主人公、ウィルス抗体を持つ子どもの救出、、記憶喪失になった要因の謎など、、なんでもかんでも色んな要素入れすぎ状態、、
 「えー、、そこまで色んな要素いれる??」
 と、思っちゃいます!! 
 個人的にはほめているつもりです、、。
 

 やっと終わったと思ったら、最後は、、続編もあるかもーーみたいな終わり方!!
 

  こういう作品では珍しく、CIAは主人公の敵です。最近のこういうアクション映画では主人公に少しは協力的だったりすることが多いですけど、今作では違います。

 もう少しアクションシーンが少なくても良かったのでは??とも思いますけど、。  

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『ザ・キラー』  え、、どんな規則なの??

2025-01-04 00:48:46 | アクション

ザ・キラー
THE KILLER(2023年アメリカ)
 監督:デヴィッド・フィンチャー
 脚本:アンドリュー・ケヴォン・ウォーカー
 原作:アレクシ・”ミッツ”・ノラン
 原作イラスト:リュック・ジャカモン
 出演:マイケル・ファスベンダー
    アーリス・ハワード
    ティルダ・スウィントン
    チャールズ・パーネル
    ケリー・オマリー

 ■ストーリー■
 パリ、依頼を受けた男が向かいのホテルの部屋のターゲットを狙うも誤って性を商売にしている女性を撃ってしまい、仕事に失敗、、。ドミニカ共和国の家に帰宅した男は、ガールフレンドが2人の同業者の襲撃に遭い入院していることを知るのだった、、。男は2人を乗せたタクシーから情報を得た後、依頼を仲介する事務所のあるニューオーリーンズへと向かうのだった、、。

 ■感想■
 グラフィックノベルを映画化したデヴィッド・フィンチャー監督のアクション映画。
 映画が始まって、主人公のモノローグ、、モノローグ、、モノローグ、、。
 「自分の仕事はこんなに大変、、」
 「オレってすごいでしょ、、」とか自慢げな(そんな気なくても、、)コト
 とか、言っていて、やっとタイミングを見計らって、、
 
 ”凡ミス!!”

 「えー、、、ミスっちゃった!!」
  今作の主人公に頼まなくても良かったじゃん、、。
 もっと価格の安い人でも良かったのでは??価格が安いか高いか分からないですけど、、そんな描写ないから!!
 『ターゲット』(2010年)でビル・ナイが演じた主人公ヴィクターとか、、
 『メカニック』(2011年)のジェイソン・ステイサムとか、、(マイケル・ファスベンダーより依頼料高そう、、)
 あれ、あんまり思い浮かばなかったです、、。

 

 今作は、アクション映画派でない、映画ファンが観るとけっこう面白いかも??
 映画ファンで、アクション映画も好きみたいな映画ファン。
 映画は何が何でもアクション映画!!みたいな映画ファンでなく、、。


 デューク東郷だったら、絶対にしないミス!!
 デューク東郷の仕事ぷりと比べたらちょっと、フェアじゃないですね、、。例が悪い!!

  それにしても、ミスをしたらどうなるのか決まってないみたいですね、、、。では、、。 
 依頼者が「それじゃ、痕跡消しといて、、」ってお願いしたから、こういう話しになっただけみたいですしね、、。
 依頼者が、、「別にほっといて、、」とか言っていたら、、ドミニカの家に帰ってそれで、仕事終わりみたいな感じだったってコトでしょ、。

 映画的には全然アリですけど、、同業者のティルダ・スウィントンが食事をしているレストランに堂々と顔出しして現れちゃうって、、余裕しゃくしゃくでカッコ良いけど、、顔見られちゃってますけど、、。

 ストーリーとしては、間違って退場させちゃった女性の知り合いが新たに仕事を依頼して主人公が違うグループに狙われるとかの方がすんなり観れたのに、、。原作があるからしょうがないんでしょうけどねー。
 

 ランニングタイム118分の少し長めなのに、、冒頭の待ちのシーンとモノローグ、、。
 あと20分短かくても良かったかも、、。
 地上波の2時間枠の映画枠で放送したら、かなり面白いかも。でもTV東京「午後のロードショー」では放送しないで欲しいです、、。
 「午後のロードショー」では『ターゲット』とか、そのオリジナル『めぐり逢ったが運のつき』(1993年)とか、チャールズ・ブロンソンの『メカニック』(1972年)とか放送して欲しいです、、。 
 
 みんなフランス映画好きじゃないの、、。って思われてるのかな??
 『めぐり逢ったが運のつき』はVHSのみで、DVDにもなっていない、、。 
 『めぐり逢ったが運のつき』ブルーレイ化して欲しいです!!どこかのメーカーさん、よろしくお願いします!!

 あれ、今回も違う作品のことばかり、、。いつものことですけど、、。


原作のコミックとは雰囲気全然違います、、。

『めぐり逢ったが運のつき』のリメイク。ビル・ナイ、エミリー・ブラント出演。

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『パトカー・ハイウエィ』 うーん、、雰囲気変わりすぎ、、。

2024-12-10 14:32:52 | アクション

パトカー・ハイウェイ
MOVING VIOLATION(1976年)
 監督:チャールズ・S・デュピン
 脚本:デヴィッド・R・オスターハウト(デヴィッド・オスターハウト)
    ウィリアム・ノートン(ウィリアム・W・ノートン)
 原案:デヴィッド・R・オスターハウト(デヴィッド・オスターハウト)
 製作:ジュリー・コーマン
    ロジャー・コーマン
 出演:スティーヴン・マクハティ
    ケイ・レンツ
    エディ・アルバート
    ロニー・チャップマン
    ウィル・ギア

 ■ストーリー■
 アメリカの田舎町ロックフィールドで流れ者のエディは、町について早々、その身なりとよそ者ということで保安官ランキンに嫌がらせを受けるのだった。エディーはダイナーのウェイトレス、カムと知り合い、その後、町の有力者の屋敷のプールで泳いでいるときに、その屋敷に保安官ランキンたちがやってきて、保安官が部下のタイラーを殺害するところを目撃してしまうのだった、、、。
 ランキンはカムの車から、目撃者に気がつきタイラーの件を2人に罪をかぶせようとするのだった。

 ■感想■
 製作ジェリー・コーマン、ロジャー・コーマンの田舎町アクション映画。
 ジャンルは、、”ユルユル系アクション”、”コメディ”、”青春”、”バイオレンス”、、って何??って思っちゃうくらい雰囲気がくるくる変わっちゃう作品です!!

 ストーリーは、けっこう昔の作品なのであやふやなので、間違っていたらすいません、、、、。
 
 関東ローカルネタで申し訳ないのですが、TVの地上波の映画枠(当時は地上波しかありませんでしたが、、)TBSの「金曜ロードショー」(金曜23:30)で90分枠で『悪いのは奴らだ』のタイトルで放送されたあと、1986年にTV東京の「木曜洋画劇場」で『パトカー・ハイウェイ』のタイトルでリピート放送されました。
 90分枠の作品を120分枠で放送したので、リピート放送ではないですね、、。
 自分のチェックが甘く、『悪いのは奴らだ』の放送日が不明です、、すいません。

 TBSの金曜ロードショーは、正確には金曜23:30からでなく、スタートの時間が5分から10分くらい数回変更になった記憶があるのですが、ノーチェックだったので、、、すいません。

 90分枠で初回放送された作品を、120分枠でリピート放送って、、TV東京、、さすが!!
 それを言うと、クエンティン・タランティーノ監督『イングロリアス・バスターズ』(2009年)に影響を与えたエンツォ・G・カステラッリ監督の『地獄のバスターズ』(1978年)も初回は日本テレビ「土曜映画劇場」(14:30)で1981年6月13日に90分枠での『V-2ロケット強奪大作戦』のタイトル放送でしたが、その後、1991年4月にテレビ東京の「木曜洋画劇場」で『ドイツ軍用列車』のタイトルで120分枠で放送されました!!
 


 ちなみに、1986年の「木曜洋画劇場」のラインナップは色んな作品があって、いくつかあげると、、
 『オレゴン魂』『情事のある女』『サスペリア』『フェラーリの鷹』『ハンドラ』『必殺エクスタミネーター』『ミッドナイトクロス』『巨大蟻の帝国』『グレート・バーバリアン』『ブロンクス・ウォーリーズ』『コマンド軍団』『ハロウィン』などなど、、。
  
 
 時代とはいえ、今だったら、へたな映画専門チャンネルよりマニアックかも、、、。
 実質、本編90分強で、長い作品はかなりのカット版ですが、日本語吹替版ですからね、、。
 同年に放送された『恐竜100万年』『脱走山脈』『脱出』『マックQ』『重犯罪特捜班 ザ・セブン・アップス』が全然目立たない??

 今だったら、録画しまくりなのに、、、。

 

 で、話題を『パトカー・ハイウェイ』に戻すと、、デヴィッド・マレルの「1人だけの軍隊」が発表されたのが1972年なんで、当然、その影響下にありそうな展開なんですが、、

 クライマックスの展開やラストとか、今の作品でも全然おかしくない、、コメディ調なカーチェイスシーンは何だったの??みたいな感じ。
 意味のないパトカーの破壊、、、。
 ユルユル系の作品だと思って油断して観ていると、、なぜか突然マジメなシリアスなシーンに、、、。
 
 普通のミリタリー系アクション映画だと思っていたら突然超能力者や世界征服したがる人が出てくるイタリア映画よりも、、混乱した感じ、、悪い意味でなくほめてます!!


 まるで、チャーハンとピラフとチキンライスが同じ皿にのってきた感じ。 

 結局、最後は個人的な暴力で解決!っていうバイオレンス映画に!!
 最後が最後だけに、印象はバイオレンス映画って感じ、、
 「木曜洋画劇場」的に言うと「あなたのハートに何が残りましたか?」て聞かれたくなっちゃう作品です!!

 『パトカー・ハイウェイ』の放送時の吹替音声付きのBlu-rayとか発売になったら(当然ムリでしょうけど、、)買っちゃうのに、、。

 ユルユル田舎アクション度 ★★★
 ジャンルの混乱度     ★★★★★
 あの解決策で良い度    ★★★★


 

2種類の日本語吹替音声つき

『V-2ロケット強奪大作戦』『ドイツ軍用列車』でも有名なミリタリーアクション

かつては、何回も放送されてました、、。

何回、劇場で観たことか、、。最も好きな監督の1人ジョン・カーペンター!

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『ブリックレイヤー』 沈黙のレンガ職人

2024-11-14 18:09:54 | アクション

ブリックレイヤー
THE BRICKLAYER(2023年アメリカ、ブルガリア、ギリシャ)
 監督:レニー・ハーリン
 脚本:ハンナ・ウェグ
    マット・ジョンソン
    マーク・モス(ノンクレジット)
    ピート・トラヴィス(ノンクレジット)
 原作:ノア・ボイド(「脅迫」ソフトバンク文庫)
 出演:アーロン・エッカート
    ニーナ・ドブレフ
    クリフトン・コリンズ・Jr
    ティム・ブレイク・ネルソン
    イルフェネシュ・ハデラ

 ■ストーリー■
 アメリカの諜報活動に対するデモが起きているギリシャで反米的な記事を書いている記者が殺される事件が発生する。犯人は、事件をCIAの仕業に見せ、反米意識を高めアメリカの信用を失わせようとしていた。
 監視カメラの映像から、1年半前に死亡したはずのエージェント、ヴィクター・ラデックの存在が浮かび上がる。CIAはラデックとギリシャで一緒に働いていた元エージェントで、今はレンガ職人スティーヴ・ヴェイルにCIAエージェント、ケイトと協力して捜査を依頼するのだが、、、。
 
 □■□ほんのちょっとだけネタばれあり□■□
 ■感想■
 デトロイトのFBIに20年以上勤めた小説家ポール・リンゼイがノア・ボイド名義で書いた「脅迫」の映画化作品。

 主人公がFBI捜査官から、元CIAエージェントに代わって国際的な(ギリシャです)スパイ映画に。
 ジェラルド・バトラー主演で映画化でスタートしましたが、その後、主演が代わりアーロン・エッカート主演で映画化になりました、、。

 監督はレニー・ハーリン。1990年代は『ダイ・ハード2』(1990年)、『クリフハンガー』(1993年)、『ロング・キス・グッドナイト』(1996年)と大作を監督していたものの、2000年代は『エクソシスト ビギニング』(2004年)、『マインドハンター』(2004年)、『ザ・クリーナー 消された殺人』(2007年)、『12 ラウンド』(2009年)とこじんまりとした作品を職人監督のように監督してました、、。
 最近は『ディアトロフ・インシデント』(2012年)、『スキップ・トレース』(2016年)、『ハードナイト』(2019年)、『ソード・オブ・レジェンド 古剣奇譚』(2018年)、『ザ・ミスフィッツ』(2021年)と色んな国との合作、中国映画、フィンランド映画を監督するように、、。

 アクション映画が好きなら、定番の展開で安心して観ていられます。逆に目新しさに乏しいとも言えちゃいますが、、。
 CIAからの依頼を断った主人公を敵が放った刺客が襲い、結局、CIAに協力させちゃうことに、、。主人公を襲う刺客がなぜか頭を狙って来ないとか、、。
 ギリシャに着いてすぐに海運王と妻と2人の身元を変えるのに、その後のストーリーに全然活きてないとか、、
 ギリシャでの協力者パトリシオは、ストーリーの展開上、退場させられるためだけに出てきたの??
 敵が襲ってきて、反撃して、跡をつけている間に、いつの間にか、ボスのところにたどり着いちゃうとか、、(超ハショリ過ぎな説明、、)
 敵への内通者が感じの悪そうな上司でないとか、、とにかくアメリカのメジャーなアクション映画好きならどこかで観たコトあるようなシーンの連続!!
 
 原作もあるので、いくつかのシーンは原作からの引用かもしれないので、何とも言えないのですが、、。
 原作は未読なんで良くわからないですが、、。

 最後、ケイトがCIAの昇進の話を断っちゃうのか良く分からないですが(映画的にはカッコ良いですけど、、)、、あのまま出世を受け入れればいいのに、、。

 でも、でも、全然キライじゃないです!!
 こういう映画観ると安心できてうれしいです。
 アクション映画大好きです!!

 スティーヴン・セガール度 ☆
 いつものアクション映画度 ★★★★★
 原作読みたくなった度   ★★★

 

原作も読んでみたい、、

 

 

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『盲剣楼』 座頭市リメイクなの??

2024-09-11 23:32:20 | アクション

盲剣楼
(目中天人2022年中国)
 監督:ヤン・ビンジア
 脚本:ヤン・ビンジア
 出演:シェー・ミャオ
    ガオ・ウェイマン
    シャン・ハオ

 ■ストーリー■
 目の不自由な賞金稼ぎのイーは、捕えた賞金首を移送中に立ち寄った田舎の酒場で婚礼の祝いをあげようとている娘イェンと出会うのだった。酒場は営業していないので、代わりにイェンの婚礼の席に、イーは招待され酒をふるまわれるのだった。
 その後、イーが不在のとき、婚礼の席にやってきたイェンの兄を追ってユーウェンの一味が現れ、夫と兄は殺されイェンは乱暴されてしまうのだった、、、。


 □■□ほんの少しだけラストにふれてます□■□

 ■感想■
 日本の時代劇「座頭市」をリメイクした作品風に宣伝された中国武侠作品。
 主人公が目が不自由なのと、賭場のシーンが出てくるのが共通なだけな気が、、。
 
 ランニングタイム77分と、観やすい長さなのに、、けっこう長く感じちゃいました、、。
 最近の作品っぽく、時間軸が行ったり来たり、、それって77分の作品に必要??って感じなんですけど、どうなんでしょう??

 それにしても、この時代、無法地帯すぎでは??
 役人とかいるのに、全然機能していない、、。
 まるでマカロニウスタンみたいです、、。

 こういうアクション映画だから、当然主人公が強いんですけど、、、なぜかラストの戦いで大ピンチに!!
 ユーウェン家のインがラスボスなんですけど、、「そんなに強かったのー、、??」って思っちゃいます!!
 主人公のイーは、インの用心棒みたいな動きに早い「あしたのジョー」のハリマオみたいなヤツや腹心の部下とか強そうな敵は瞬殺で倒したのに、、なぜか弓を使うインにだけ大苦戦!!
 
 香港映画でも、ラスボスが一番強いのは定番の展開だから、気にしちゃいけないんでしょうけど、、。

 ところで、最後、結局イーは生き残ったんでしょうか??それとも相打ち??
 
 最後、町で歩いているイーの姿は、イェンが思ったシーンなのか現実なのか??どっちなんでしょう??
 自分は、あれはイェンが回想したシーンだと思ったんですが、、。
 観た人の想像に任せるってことなんでしょうけど、、実は良く観てなくてすいません、、、。
 観なおせば良かったんでしょうけど、そんな元気もなかったです、、す、す、すいません。。

 あと、主人公のイーは、こんなにイェンに関わるんでしょう??お酒をふるまわれたから??
 それだけの理由??
 77分のアクション映画にそんな理由、求めちゃいけないんでしょうけど、、。少し気になっちゃいました!!

 主人公とラスボスが2人とも強すぎ度     ★★★★
 座頭市リメイク度(本当にリメイク??)  ★
 時間が行ったり来たりしない方が良かった度 ★★★★
 

 中国の時代劇が好きな映画ファンは観た方が良いかも??

 

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『ロスト・フライト』 ジェラルド・バトラーなら安心かな、、。

2024-04-30 23:13:26 | アクション

ロスト・フライト
PLANE(2023年イギリス、アメリカ)
 監督:ジャン=フランソワ・リシェ
 脚本:チャールズ・カミング
    J・P・デイヴィス
 原案:チャールズ・カミング
 出演:ジェラルド・バトラー
    マイク・コルター
    ヨソン・アン
    ダニエラ・ピネダ
    トニー・ゴールドウィン

 ■ストーリー■
 シンガポールから東京に向かうトレイルブレイザー社の旅客機の機長のブロディ・トランスはフィリピン沖の嵐の上を飛んで飛行するよう指示されるのだった。乗客は14人だったが、その中には、アメリカへ移送する殺人犯ガスパールが刑事と一緒に乗り組んでくるのだった。
 順調に飛行するものの、嵐の中、落雷に遭い電気機能が停止してしまうのだった。残った燃料でなんとか発見した島に着陸するのだが、、、。


 ■感想■
 ジェラルド・バトラー主演のアクション映画。
 監督は『アサルト13 要塞警察』(2005年)、『ブラッド・ファーザー』(2016年)のジャン=フランソワ・リシェ。
 ランニングタイム107分があっという間に、、
 あれよあれよという間にクライマックスに!!

 面白い映画は時間が経つのが早すぎです!!
 あと20分くらい長くても良かったのに、、、。

 後半、ジェラルド・バトラー絶体絶命のピンチに航空会社の緊急対策チームが!!
 ピンチはこの時くらいで、あとは安心して観ていられます!
 もっと、困難なコトが起きても良かったかも??

 航空会社トレイルブレイザーってLCCの設定だと思うのですが、危機管理能力が高いです!!スカースデイルを招集して早々の的確な対応!!
 スカースデイルは社内の人間なんでしょうか??
 今作のHPを見たら、外部の人間って、、。
 良く観てませんでした、、。

 スティーヴン・セガールのように、全然危険な感じがしない、、。
 シークレットサービスとしてアメリカ合衆国を救ったり、、気象管理衛星の暴走から世界を救ったり、、戦争が起きそうな状態を防いだ原子力潜水艦の艦長だったり、、
 そんな役ばかり演じているジェラルド・バトラーなんで、全然危機的状況に見えない!!
 
 ジェラルド・バトラーに任せておけば大丈夫!!

 っていう印象が強すぎ!!

  でも、今回の役は機長役、、なんで、役的には少し不安が、、、、
 
 と、思っていたら、航空会社招いたがスカースデイルが派遣した危機管理チームがやってきます!!
 しかも、あっという間にッ!!
 不時着した島が分かったら、次のシーンでは着いてました!!
 「早すぎ―!!」
 しかも、全員、『ランボー 最後の戦場』(2008年)で民間人を救出しに来たようなチームみたいな感じで、、超安心モード!!

 危機管理チームが出てくるまで、ジェラルド・バトラーを助けるのは移送される犯罪者ガスパール。設定が機長ですから、あまりにも強すぎたらオカシイっていうことなんでしょうか??
 ガスパールが最初から(正確には島に着いてから、、)、善人みたいなキャラクターなので犯罪者っていう設定が必要だったのかどうか?、
 この設定って『ジョン・カーペンターの要塞警察』(1976年)でギャングの襲撃に巻き込まれた犯罪者のナポレオンみたいな感じなんでしょうか?
 偶然、乗っていたのが移送される犯罪者でなく、
 元シールズの教官ケイシー・ライバックとか、、
 何回もテロを阻止した元CIAエージェント、マット・ハンターとか、、
 そんなどこかで観たような設定のB級アクション映画系ノリでも良かったのでは??

 でも、そうしたらアクション映画ファンだけが満足のいつもの作品になっちゃいますね、、、。 


 それにしても、反政府ゲリラに対して、あまりにも主人公たちが強すぎる気もしちゃいますが、、。あっという間に乗客の元にたどり着いて脱出させちゃいますもんね、、
 機長が、元特部隊員のように暴れまくり、、躊躇なさすぎ、、。
 でも、これぐらいでないと無事脱出できないですもんね、、。

 それにしても、LCC(多分)のトレイルフレイザー社が、対応が良い会社で良かったです、、。映画が始まったばかりの頃は、てっきり見殺しにされちゃうのかな??と思ったんですが、人命尊重で救出しようとしてくれたんで超安心しました、、。


 家族みんなで楽しめる度(映画好きなら)★★★★
 ジェラルド・バトラー頼りがいある度  ★★★★
 もう少し長くても良かった度      ★★★★
 

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『ジェイソン・ボーン』 シリーズ5作目、、

2024-03-01 00:01:55 | アクション

ジェイソン・ボーン
JASON BOURNE(2016年アメリカ)
 監督:ポール・グリーングラス
 脚本:ポール・グリーングラス
    クリストファー・ラウズ
 キャタクター創造:ロバート・ラドラム
 出演:マット・デイモン
    トミー・リー・ジョーンズ
    アリシア・ヴィカンダー
    ヴァンサン・カッセル
    ジュリア・スタイルズ
    リズ・アーメッド
    

 ■ストーリー■
 地下格闘技のファイターとして暮らすジェイソン・ボーンの前に、元同僚のニッキーが現れる。ニッキーはハッカーと組みボーンに関わる重要な情報を得ていたのだった。CIA長官デューイはニッキーが入手したトレッドストーンの情報の漏洩を防ぐためアセットを送りこむのだった。一方、強引なやり方のデューイに反発している野心的なCIA局員ヘザーはボーンがまだ愛国心がりCIAに連れ戻そうと画策するのだった。

 ■感想■
 TV東京の「午後のロードショー」で3月1日にシリーズ1作目『ボーン・アイデンティティー』(2002年)を放送するというので、シリーズ最終作(今のところ、、ですけど)『ジェイソン・ボーン』を記事にします。
 「午後のロードショー」では、シリーズ2作目『ボーン・スプレマシー』(2004年)は3月8日に。シリーズ3作目『ボーン・アルティメイタム』(2007年)は3月15日に。シリーズ5作目『ジェイソン・ボーン』は3月22日に放送予定です。
 吹替キャストがTV放映版での放送でしょうから、4作品とも2時間半枠で本編ほとんどカットなしで放送して欲しかったです!!

 シリーズ4作目はスピンオフ的な作品で、ジェレミー・レナー主演『ボーン・レガシー』(2012年)に製作されました、、。
 『ボーン・アイデンティティー』、『ボーン・スプレマシー』、『ボーン・アルティメイタム』、そして、今作とシリーズを追うごとにジェーソン・ボーンが強くなりすぎ!!
 コミックの主人公のように、、ストーリーが進むにつれて強くなりすぎ!!

 1作目から2作目が公開されるまで2年間!
 2作目から3作目が公開されるまで3年間!
 3作目から今作が公開されるまで9年間!

 ダニエル・クレイグの007シリーズよりは前作の記憶が何倍も残っているものの、それぞれの作品を観たときは細かいところまで覚えていなかったんですが、今回、シリーズ作品を続けて観たら主要人物とか同じ俳優の方が演じていたり、すごーく分かりやすかったです。。
 
 1作目では、ジェイソン・ボーンを狙う強い刺客が出てきたのに、、それ以降は主人公のジェイソン・ボーンが強くなる一方の印象に、、そしてシリーズ4作目の今作ではほとんど超人!! 
 と、思って観たいたら、ジェイソン・ボーンと互角に戦うエージェント、ヴァンサン・カッセル演じるアセットが出てきます!!

 「え、え、なんでこんなに強いの??」

 こんなに凄いエージェントがいるなら、トレッドストーンでジェイソン・ボーンみたいな人間を育てなくて良かったのでは??アセットの強さの方が不思議度高すぎです!!
 トレッドストーンの生き残りのエージェントや、違うプロジェクトで作られた人間とか、そういう設定にしておかないと、、ダメダメ。。

 あと、シリーズ物には良くあるコトなんですけど、前作まで生き残っていた登場人物がストーリーの展開上、退場しちゃうんですよねー、、。前作まで、ずーと生き残っていたジュリア・スタイルズが今回あっさり退場に、、、。
 ジュリア・スタイルズ演じるニッキはトレッドストーンで作られたスーパー人間ではなかったの??今までの作品、全然理解していない、、。すいません、、、。
 レギュラー的な登場人物だったのに、、この扱いは1作目のヒロインのフランカ・ポテンテみたい、、。

 この終わり方から観て、これでシリーズも最終作でしょうけど、、。今作が製作されてからすでに7年経ってますからね、、。
 ボーンが自分に関わる何かを知るために活動!
 CIAはボーンが邪魔!
 結局争うことになって大きなコトに!
 アクション映画として、十分面白いのに、ストーリーがシリーズ1作目から3作目までと同じような流れだったのがすこーしだけ惜しかったような気が、、。

 

 

観るならシリーズ1作目から。

 

 

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『アサルト33:要塞病棟』 2021年でも”ダイ・ハード”

2023-12-07 00:18:47 | アクション

アサルト33:要塞病棟
ASSAULT ON VA-33(2021年アメリカ)
 監督:クリストファー・レイ(クリストファー・ダグラス=オーレン・レイ)
 脚本:スコット・トーマス・レイノルズ
 出演:ショーン・パトリック・フラナリー
    マイケル・ジェイ・ホワイト
    マーク・ダカスコス
    ジーナ・ホールデン
    ロブ・ヴァン・ダム
    ジェラルド・ウェッブ
 
 ■ストーリー■
 戦場で負傷し、それが原因でPTSDになった元兵士ジェイソンは、妻で精神科医のジェンが働く、オークサイドの町の退役軍人33病院(VA-33)で診察を受けることに。
 しかし、ジェンが統合参謀本部のウエルチ大将を診察するときを狙い武装強盗団が病院を襲ってくるのだった。ジェンを迎えに行ったジェイソンは病院の異変を感じ取り、娘のサラを車に残し、病院へと入っていくのだった。
 武装強盗団は、病院をジャックし、患者を人質にし、ジェイソンは強盗団の件を警察署に連絡するがPTSDを患った患者からの妄想だと思われてしまうのだった、、、。

 ■感想■
 ショーン・パトリック・フラナリー、マイケル・ジェイ・ホワイト、マーク・ダカスコス出演の退役軍人病院を舞台にしたB級アクション映画。
 今作は2021年の作品ですが、『ダイハード』の亜流系の作品です。タイトルは『アサルト13 要塞警察』のパチモンみたいなタイトルですが、内容は1988年の傑作アクション映画『ダイ・ハード』系。
 33年間経っても全然進歩がない、、。
 
 低予算の作品ですが、ヘリコプターが墜落したりする無意味なシーンが出てきます!
 なぜ、このシーンにお金を使う??

 出演者も、ショーン・パトリック・フラナリー、マイケル・ジェイ・ホワイト、マーク・ダカスコスと、B級アクション映画としたらやたら豪華!!
 
 3人の出演料だけで制作費の半分くらい使ったのでは??

 通報を受けた警察署の署長をマイケル・ジェイ・ホワイトが演じていますが、「オークサイドの町に大事件は起きない」みたいなセリフを言いますが、マイケル・ジェイ・ホワイト演じる警察署長がいるだけで大事件が起きそうです、、、。
 
 マイケル・ジェイ・ホワイトが病院に乗り込んでやっつけちゃえば良いのに!!

 強盗団ですけど、わずか8人しかいない、、。
 あっという間に、4人が退場!!
 その後も、次々と倒していきます!!
 強すぎ―!!
 
 ショーン・パトリック・フラナリーの出演作、ファンでないですけどけっこう観ています。
 『処刑人』(1999年)『D-TOX』(2002年)『烏 カラス』(2007年)『デッド・インパクト 処刑捜査』(2008年)『処刑人II』(2009年)『ソウ ザ・ファイナル 3D』(2010年)『フラッシュバーン』(2017年)等々。

 主人公を演じるのが、デイヴ・バウティスタとかスティーヴ・オースティンだったらもっともっと安心して観ちゃうんですが。

 TV東京の「午後のロードショー」とかで観るのに最適な作品です。

 今でも”ダイハード”度            ★★★★
 S・P・フラナリーアクション頑張ってる度  ★★★★
 B級アクション映画なのにキャストが豪華度 ★★★

 

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『デイ・オブ・クライシス ヨーロッパが震撼した日』 フィンランド製アクション映画

2023-12-03 11:18:56 | アクション

デイ・オブ・クライシス ヨーロッパが震撼した日
OMERTA 6/12
(2021年フィンランド)
 監督:アク・ロウヒミエス
 脚本:ヤリ・オラヴィ・ランタラ
 原作脚本:アンティ・J・ヨーキネン
      ミカ・カルツネン
 原作:イルッカ・レメス(”6/12”)
 出演:ヤスペル・ペーコネン
    ナンナ・ブロンデル
    スヴェリル・グドナソン

 ■ストーリー■
 サイバー犯罪者レオニド・ティトフの留守の家に、EU合同警察部隊の捜査官ターナーとシルヴィアが侵入する。家にはティトフの子どもがおり、パソコンのデータを奪おうとしていたシルヴィアに気づき襲ってくるが、シルヴィアは返り討ちに、、。事前に得ていた情報と違っていたためだが、子どもを返り討ちにしたことでショックを受けカウンセリングを受け、コンビを解消することに、、。
 一方、刑務所に囚われているヤンコヴィッチ大佐の子ヴァーサにアーニャという女性が近づいてくるのだった。ヴァーサに父親の解放を条件にしてテロを起こさせようとしていた。
 その後、シルヴィアは、フランスのモレル将軍の護衛として任務に復帰。12月6日、フィンランド独立記念日、独立記念レセプションが行われておる大統領宮殿に、ヴァーサたちが占拠、各国の要人が人質に。要人の中にはモレル将軍とシルヴィアが、、。
 

 ■感想■
 『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』(2017年)のアク・ロウヒミエスの描くアクション映画。
 今作は、制作費814万ユーロの大作です!!
 これってすごい製作費ですよね。ハリウッドのメジャー作品じゃないんだから、この製作費はフィンランド映画では大作ですよねー。
 

 普段、自分が観ている低予算(中規模の作品も)のZ級の作品、10本くらい作れちゃいますよねー。
 気になったので他のフィンランド映画の制作費を調べてみました。
 
 サミュエル・L・ジャクソン出演の傑作アクション映画『ビッグゲーム 大統領と少年ハンター』(2014年フィンランド、イギリス、ドイツ、アメリカ)の製作費は850万ユーロでした。 
 特殊能力のない、金持ちでもないスーパーヒーロー物『RENDEL レンデル』(2017年)製作費は145万ユーロでした。いかにも手予算のアクション映画でしたけど、やっぱりという金額です。


 それにしても、今作の製作費は、814万ユーロ!!
 大作です!!

 
 フィンランドのNATO加盟をめぐっての陰謀という当時(日本公開2022年)としてはかなりタイムリーな題材のアクション映画です。

 でも、ヨーロッパ映画ということもあって、いい意味でとにかく盛りあがらない、、。
 ランニングタイム119分も真面目に作っているので文句も言いづらい感じ。自分的にはあと20分くらい短くてエンターテイメントでも良かった気もするんですが、、。
 原作もあるんで、そうは出来なかったんでしょうねー。

 肝心なネタ割れも最後、主人公ターナーの上司が、サラッというだけで、、、せめてここの部分だけでも盛り上げれば良いのに、、、。
 
 「ふーん、そーなの、、、」
 
 みたいな軽ーい感じ。
 フィンランドの大統領があんなことになってるのに、、。
 ロバート・アルドリッチ監督の『合衆国最後の日』が懐かしい、、。昔は大統領が狙われたらそれだけで映画のネタになったのに、今は普通の会話で、、。

 普通の会話で、すんじゃダメー!!なんて思うのは自分だけ??

 フィンランド映画と言えば、自分が最も好きなフィンランド映画は、さっきも触れた大統領と少年の交流を描く感動作『ビッグゲーム 大統領と少年ハンター』がありますが、その他のフィンランド映画で好きな作品では
 サンタクロースを描くクリスマス映画『レア・エクスポーツ 囚われのサンタクロース』(2010年)。
 変わった祭りを描く『フィンランド式残酷ショッピング・ツアー』(2012年)。などなど。
 観る前に少しだけ期待しちゃったので、期待があった分だけガッカリ度も高くなっちゃいました。

 まぁ、全然盛り上がらない『サマー・ヴェンデッタ』(2016年)みたいな作品もあるから期待した自分が悪いんですが、、。本当はホラー映画だと思って観たら、フィンランドで有名なボドム湖殺人事件を映画化した実録風フィクション映画だっただけなんですが、、。

 

 普通のアクション映画度  ★★★★
 マジメで地味度      ★★★★
 緊張感で疲れちゃう度   ★★

 

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『サバイバー』 Mジョヴォヴィッチ、Pブロスナン主演アクション映画。

2023-11-28 00:02:30 | アクション

サバイバー
SURVIVOR(2015年アメリカ、イギリス)
 監督:ジェームズ・マクティーグ
 脚本:フィリップ・シェルビー
 出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ
    ピアース・ブロスナン
    アンジェラ・バセット
    ディラン・マクダーモット
    ロバート・フォースター
    ジェームズ・ダーシー

 

 ■ストーリー■
 ロンドンのアメリカ大使館に勤める外交官ケイトは、テロリストのイギリスからアメリカへ入国しようとするのを取り締まる業務に就くが、不審な医師を怪しむのだが。
 しかし、ケイトの考えは通らず医師は入国してしまうのだった。その医師はケイトに怪しまれたことを仲間に伝え、命を狙われるはめに、、。


 ■感想■
 ミラ・ジョヴォヴィッチ、ピアース・ブロスナン出演のアクション映画。
 2016年に観た映画の年間ベスト10に入れておきながら記事を書いていなっかた作品。

 なぜ、いまさら??

 2023年11月29日にTV東京の「午後のロードショー」で放送されるので録画しなければと思い、
「そういえば記事にしていなかった!!」と思い出し記事にします。

 2019年にも、2021年にもすでに「午後のロードショー」で放映済みで、地上波で3回目の放送です、、。

 ストーリーも超おおざっぱですいません、、。
 メジャーな作品(自分が記事にするような作品の中では、、)なので、備忘録的なストーリーも必要ないかな??と、、。ホントは記憶があやふ。。


 監督は『V・フォー・ヴェンデッタ』(2005年)『ニンジャ・アサシン』(2009年)『推理作家ポー 最期の5日間』(2012年)『ブレイキング・イン』(2018年)のジェームズ・マクティーグ。
 今作『サバイバー』以外も、なぜか観ています。
 自分が観たくなるジャンルの作品が多いんでしょうねぇ、。


 でも、特に好きな作品は今作くらいでしょうか??
 他の作品も別にキライでもないですけど、、。

 
 ミラ・ジョヴォヴィッチと、ピアース・ブロスナンを見るための作品です。
 ピアース・ブロスナンは、大量殺りくを計画する時計屋と呼ばれるテロリスト役です。

 怪しい役でロバート・フォースターも出演していますが、そのまんまの役でした、、。

 ミラ・ジョヴォヴィッチ活躍度 ★★★★
 ピアース・ブロスナン悪役度  ★★
 すごーく観やすい度      ★★★★★

 なんか都合よすぎる展開であっという間にクライマックスのNYタイムズスクエアですが、ランニングタイム97分の作品なので、自分的には全然OKです!!

 今回、ピアース・ブロスナンは悪役ですけど、相変わらず存在感ありすぎ!!最後の方で、ボコボコにされちゃいますが、、(カッコ悪い、、)。
 ミラ・ジョヴォヴィッチが強すぎなのも良くんですが、。 ミラ・ジョヴォヴィッチが演じているのって、優秀な外交官って設定だったのに、映画が進むに連れていつのまにか、「バイオハザード」シリーズのアリスか『ウルトラヴァイオレット』のヴァオレットみたいに、。
 本当はそんなに強くないです、、勢いでつい書いちゃいました、、。

 
 こういう肩の凝らない、ボケーとして楽しめる映画大好きです。

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