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2023年ベスト10

2023-12-31 02:17:53 | 年度ベスト10

 今年、自分が初めて観た作品を対象にベスト10を記事にします。今年観た映画は223本と、あまり本数を観ていないので本当に偏ったベスト10になっています。(毎年のことですが、、)

 ベスト10に記事ですが『ハロウィン THE END』をほめてないので、が好きな方は今回の記事は読まないで下さい。
 また、それにからんで『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2020年)もほめていないので、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド映画が好きな方も今回は記事を読まないで下さい。

■第1位:『ハロウィン・キラー!

 Amazonプライムビデオ配信のホラー作品。タイムマシンとか出てくるので正確にはSci-Fi映画でしょうか??
 本当に面白い!!
 Amazonプライムビデオ配信だけでなく、ブルーレイも発売して欲しいです!!
 23年10月にAmazonプライムビデオで配信スタートしたばっかりの新作です。
 年に1度は観ても良いかも!!ちょっとほめすぎかな?


■第2位:『ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り』(2023年)

 第2位はメジャーな作品に。
 あまりメジャーな作品は上位にしたくないんですが、面白いからしょうがない、、。
 有名なRPGの映画化作品ですが、コメディタッチでマジメに映画化してくるなんて!!

■第3位:『レンフィールド

 2位に続き、3位もメジャーな作品に。どちらかといえばマイナーな作品を良い評価にしたいのですが、今年はメジャーな作品に面白い作品を観るコトが多かったのかもしれないです。


■第4位:『エスケープ・ルーム2:決勝戦』(2021年)


 前作『エスケープ・ルーム』(2019年)も大傑作でしたけど、続編の『エスケープ・ルーム2:決勝戦』も大傑作。
 続きはなさそうなオチでしたけど、続きが観たい、、。
 エクステンデッド版と通常版で大きく違うので注意!!見比べてみるのも良いかも??
 続編なので、あえて4位にしましたけど、1位から4位までの作品にそんなに差はないです。今記事を書いている気分って感じです。



■第5位:『神が描くは曲線で』(2022年)


 『ロスト・ボディ』(2012年)、『インビジブル・ゲスト 悪魔の証明』(2016年)、『嵐の中で』(2018年)のオリオル・パウロ監督の描くサスペンスドラマ。
 オリオル・パウロ監督の作品っていうだけで、今のトコロ、自分的には必見って感じです。


■第6位:『マーベラス』(2021年)


 マギー・Q、マイケル・キートン、サミュエル・L・ジャクソン出演のアクション映画。
 ごく普通のアクション映画ですが、ランニングタイム109分全然だれず最初から最後まで面白く観れました!


■第7位:『ラブ&モンスターズ』(2020年)


 NETFLIX配信のティーン向け終末Sci-Fi映画(コメディタッチの、、、モンスター系)
 このブログでは、ほとんど触れたコトがない【アカデミー賞】でVFX賞ノミネートされたちゃんとした作品です。ちゃんとした作品っていうのも変な表現ですが、、。


■第8位:『search #サーチ2』(2023年)

 
 デバイスの画面でのみの展開で評判になった『search サーチ』(2018年)のアニーシュ・チャガンティが原案になり、やはりデバイスの画面中心で描くスリラー映画。
 主人公のヒロインがちゃっちゃか、スマホとパソコン使いこなしちゃうのは世代的なもの??


■第9位:『リトルデビル』(2017年)


 NETFLIX配信のコメディタッチのオカルト映画。
 「オーメン」シリーズとか観ているとより一層面白く観れると思います。


■第10位:『トロール』(2022年)


 NETFLIX配信のノルウェーのパニック映画。
 トロールが巨大すぎ!!
 監督は『コールドプレイ』(2006年)、『エスケープ 暗黒の狩人と逃亡者』(2012年)、『THE WAVE ザ・ウェイブ』(2015年)、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(2017年)のローアル・ユートハグ。
 なぜか、偶然ですが上記作品はすべて観ていました。


ワースト作品賞

 あまりワースト系の作品は記事にしないのですが、今年はワースト映画を観たので記事にします。
 基本、Z級の映画も『ドクターブラック 殺しのバイブル』(2015年)くらいおかしな電波系な作品まで行かなければ、わざわざ年間ワーストにはしたくないのですが、今年はワースト作品を観てしまいました、、。

■ワースト作品:『ハロウィン THE END』(2022年)
 
 『ハロウィン KILLS』(2021年)のあと、どうなるのか期待していたら、冒頭からまさかの関係ない登場人物のエピソー  ドで始まり。その登場人物がおかしくなる様が延々と丁寧に描かれるというまさかの展開!!
 今まで『ハロウィン』(2018年)から描いてきたストーリーすべてを台無しにするような展開に、開いた口がふさがらない状態に、、。その前に、あまりの展開に口も開かなかったかも、、、??
 シリーズ作品で、最終作でこの展開!!ジェミー・リー・カーティスとマイケル・マイヤーズとの対決を観にきた観客に、それをほとんど見せないという、、。
 突然弱くなるマイケル・マイヤーズも意味不明だし、、。シリーズ作品の悪い終わり方としては『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2020年)なみ!!007もハロウィンもシリーズが終わったワケではないですが、とりあえずのダニエル・クレイグシリーズや、2018年からの3部作の終わりという意味あいです。

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2023年10大ニュース(自分的に、、)

2023-12-30 23:57:18 | ホントの日記

2023年10大ニュースを記事にします。

第1位:『ゾンビ』製作45周年記念ブルーレイ発売。

 2023年1月27日に株式会社スティングレイさんから『ゾンビ』製作45周年記念のブルーレイが発売になりました。
 6月30日には販売終了になってしまいましたが、、。

 次回『ゾンビ』のソフトが発売されるのは製作50周年記念で発売でしょうか?


第2位:『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』<4Kリマスター版> ブルーレイ発売!

 ハピネットさんから4月5日に『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』<4Kリマスター版>ブルーレイが発売になりました。
 
 主だった特典は日本語吹替音声新緑、オーディオコメンタリー
(G・A・ロメロ、マリリン・イーストマン、カール・ハードマン、ジョン・A・ルッソ、ラッセル・ストライナー、キース・ウェイン、ヴィンセント・サーヴィンスキー、ビル・ハインツマン、カイラ・ショーン、ジュディス・オーディア)収録。

 豪華特典BD
 ●『ナイト・オブ・アヌビス』

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の16mm未修正ワークプリントバージョン。製作・出演のラッセル・ストライナーによるイントロダクションも収録。
 ●『ライト・イン・ザ・ダークネス』
ギレルモ・デル・トロ、ロバート・ロドリゲス、フランク・ダラボンらが『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』が映画界に与えた衝撃に関して語る。
●『デッド・リリックス』
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のファイナル・カットには使用されなかった未公開映像や別テイクを収録した16mmサイレント・リール。製作ゲイリー・ストライナーによるイントロダクションも収録。
●『リミテイションズ・イントゥ・ヴァーチャーズ』
「Every Frame a Painting」で知られる映画監督トニー・チョウとテイラー・ラモスが『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の独特の映像スタイルに関して語るビジュアル・エッセイ。
●『ラーニング・フロム・スクラッチ』
共同脚本ジョン・A・ルッソのインタビュー映像。
●『トーンズ・オブ・テラー』
プロデューサー ジム・シロネラが語る『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の音楽に関して。
●『ウォーキング・ライク・ザ・デッド』
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のゾンビ役がどのようなものであったかを回想する10人の俳優へのインタビュー。
●『TVニュース映像』
ピッツバーグのニュース放送用に撮影されたサイレント映像で『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』撮影時の唯一の生映像である。16mmフィルムのVHS録画。ジェフ・カーニーによるオリジナルのアンビエント・ミュージックをBGMに収録。
●『金星探査機』
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の劇中で語られたゾンビ・ウィルスを発生させる墜落事故に先立ち、マリナー5号宇宙船が金星の大気中で実際に発見したことを伝える1967年のニュース映像。
●デュアン・ジョーンズ インタビュー
●ジュディス・リドリー インタビュー
●NBC “Tomorrow”
ジョージ・A・ロメロ監督とドン・コスカレリ監督(『ファンタズム』)が、1970年代のホラージャンルの進化となどについて語り合うNBCの番組『Tomorrow』のアーカイブエピソード編集版。1979年7月3日に放送。
●『ハイヤー・ラーニング』
2012年のトロント国際映画祭で収録された、ジョージ・A・ロメロ監督のトークイベント。日本版は2日間の映像を収録。
●『レイジング・ザ・デッド』『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』関係者のインタビュードキュメンタリー。

 


第3位:『サスペリアPART2』4Kレストア 日本公開45周年記念 ブルーレイ発売

 TCエンタテイメントさんから12月20日にブルーレイが発売になりました。
 
 126分完全版と105分劇場公開版の両本編をオリジナル・ネガから新たに4Kレストア
 日本語吹替版収録 [完全版本編:DVD版 劇場公開版本編:TV版、TV&DVDハイブリッド版]
  TV版:1980年10月6日TBS系「月曜ロードショー」『サスペリア2 約束!決してひとりでは見ないで下さい』版
  DVD版:1998年10月25日発売カルチュア・パブリッシャーズ/ビームエンタテインメント版
  ※劇場公開版本編でTV放送版日本語吹替音声を選択した場合、放送時にカットされた箇所は英語音声+日本語字幕


第4位:WOWOWで久々に「ダーティハリー」シリーズの吹替版放送。

 WOWOWで放送された「ダーティハリー」シリーズの日本語吹替追加録音版ですが、長らく放送されていませんでしたが、2023年9月23日に放送されました。また、ノーチェックでしたけど、2023年1月BS12でも放送されました。
 4作目は初回放送の延長版の吹替音声でなく多田野陽平さんの追録版でした。


第5位:BS放送「スターチャンネル」で、『ジャンゴvsサルタナ』(1970年)を放送。
 
 BS放送の「スターチャンネル」で、未ソフト化のマカロニウエスタン『ジャンゴvsサルタナ』が放送されました。
 2024年1月にも放送されますので、マカロニウエスタンのファンでスターチャンネル未契約の方は、契約するかしないか考えてみても良いかもしれないですね。


第6位:『未来帝国ローマ』ブルーレイ発売!


 ルチオ・フルチ監督のイタリアのSci-Fi映画『未来帝国ローマ』のブルーレイが発売になりました。
 イタリアのSci-Fi映画、もっともっと発売して欲しいです!!

 

第7位:スターチャンネル、激レア作品吹替版放送!

 BS放送の「スターチャンネル」では、アクション映画の名作『ダイ・ハード』の激レアな機内上映吹替版を6月に放送。
 10月にはカット版だった機内上映吹替版に追録で放送しました!
 リドリー・スコット監督のスリラー映画『誰かが見ている』の機内上映版を12月8日に放映しました。
 その他、『タップス 』(金曜洋画劇場版)、『栄光の彼方に』(金曜ロードショー版)、『ザ・フライ』(ゴールデン洋画劇場版)、『月の輝く夜に』(機内上映版<ANA版><JAL版>)、『マスク』(金曜ロードショー版)、を放送しました。

第8位:イタリア映画ブルーレイ発売

■『死神の骨をしゃぶれ』UHDマスター版&HDマスター全長版 BD&DVD BOX
 
 映像文化社さんから、HDマスター全長103分版のブルーレイが発売に。
 今まで発売されていたソフトよりも10分長い!!
 後味の悪さは、この時代のポリツィオテスキの魅力。

 

 

■『ザ・ショック』<製作45周年記念コレクターズ・エディション>BD

 TCエンタテイメントさんから9月13日にマリオ・ヴァーヴァ監督のオーソドックスなオカルト映画『ザ・ショック』ブルーレイが発売に。
 主な特典映像をあげると
“バーヴァ:オール・ザ・カラーズ・オブ・ザ・ダーク" の著者ティム・ルーカスによる音声解説(英語版本編に収録)
●A Ghost In The House:助監督兼共同脚本ランベルト・バーヴァ インタビュー
●Via Dell'Orologio 33:共同脚本ダルダーノ・サケッティ インタビュー
●The Devil Pulls The Strings:作家・評論家アレクサンドラ・ヘラー=ニコラスによるビデオエッセイ
●Shock! Horror! - The Stylistic Diversity Of Mario Bava":作家・音楽家ステファン・スロワーによる解説インタビュー
●The Most Atrocious Tortur(e):批評家アルベルト・ファリーナによる解説映像
●予告編集(伊オリジナル版、米"Beyond The Door II"版 TVスポット4種、米"Beyond The Door II" /"The Dark"2本立て TVスポット、日本版TV CM)
●ギャラリー(各国ポスター、イタリア版ロビーカード、日本版パンフレット)[静止画形式]


■『デモンズ』1作目と2作目Ultra HD Blu-ray+Blu-ray発売

 2022年7月に2作目とカップリングで発売された「デモンズ」1作目と2作目が別々に単独で3月8日にTCエンタテイメントさんから発売に。どちらか1作で購入したい方は要チェック。

 ★自分は1作目の方が断然好きです。『デモンズ』

 ★正式な続編ですけど、B級風に、、。『デモンズ2』

■『サイボーグハンター』『片腕サイボーグ』DVD発売
 
 有限会社フォワードさんから1月17日にセルジオ・マルティーノ監督のSci-Fi映画の傑作『サイボーグハンター』DVDが発売に。
 1980年代に『マッドマックス2』『ニューヨーク1997』の影響で量産されたイタリアのポストアポカリプス映画の中で最も好きな作品の1本。

3月24日には『片腕サイボーグ』のDVDが発売に。

 

■『野獣死すべし』ブルーレイ発売
 
 キングレコードさんより2月8日にルチオ・フルチ監督、ファビオ・テスティ主演のギャングもの『野獣死すべし』のブルーレイが発売になりました。VHSでリリースされて以来の発売です!!


第9位:『デビルズゾーン』超・特別版ブルーレイ発売


 株式会社スティングレイさんから『デビルズ・ゾーン』のブルーレイが発売に。
 90分アンカット版と85分短縮版の2バージョンW収録!

<90分アンカット版>
●1080pHDリマスターをさらに国内レストアしたVer.2023
●音声解説:デヴィッド・シュモーラー監督(1998年収録)
●TV放映版日本語吹替収録(東京12チャンネル「木曜洋画劇場」1980年7月10日放映)

<85分短縮版>★日本初収録
●音声解説:デヴィッド・シュモーラー監督(2014年収録)★日本初収録
●TV放映版日本語吹替収録(東京12チャンネル「木曜洋画劇場」1980年7月10日


第10位:TV東京「サタシネ」で『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』『バッフィー・ザ・バンパイアキラー』放送。
 
 関東ローカルネタですいません。
 TV東京の土曜深夜の映画枠「サタシネ」で3月18日に『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』、10月7日に『バッフィ・ザ・バンパイアキラー』を放送。
 『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』『バッフィ・ザ・バンパイアキラー』2作品とも大好きな作品です。

 『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』スティーヴン・キングよりも映画化した作品がひどいことになっているディーン・R・クーンツ原作のスリラー映画。製作時にいろいろありましたが完成させることができ、しかも面白い!!


その他のニュースとしては

■『ビグルス 時空を越えた戦士』のDVDが発売になりました。

■『吸血鬼ブラキュラ』DVD発売

■『刑事マルティン・ベック』超・特別版ブルーレイ発売。
 株式会社スティングレイさんから超・特別版としてブルーレイが2023年10月27日に発売に。
 主な特典は、
 ●TV放映版日本語吹替収録(テレビ朝日「日曜洋画劇場」1981年6月21日放映)
 ※一部日本語吹替の存在しない箇所(約9分)は字幕対応となります。
 ●字幕切り替え無し!《日本語吹替テレビ放映版再現再生機能》(約95分)
 ●ドキュメンタリー「ボー・ヴィーデルベリが描いた現実」(約82分)
 ●ドキュメンタリー「シューヴァル&ヴァールー:犯罪者の裏社会」(約39分)
 ●スタッフ&キャストによる音声解説
 ●ビハインド・ザ・シーン
 ●監督インタビュー:ヘリ墜落
 ●監督&主演インタビュー
 ●1978年本国テレビ放映時の監督によるイントロダクション
 ●予告編集
 ●ギャラリー・アーカイブ
 ●特製16Pブックレット


■『戦略大作戦』の吹替完全版が、CS放送のムービープラスで放送されました。
 吹替キャストは、山田康雄(多田野曜平)、宍戸錠(咲野俊介)、大平透(楠大典)、大塚周夫(大塚明夫)、永井一郎(茶風林)( )は追録キャスト。
 2024年1月7日(水)、1月24日(水)に放送されますので、日本語吹替ファンで『戦略大作戦』が好きな方は要チェック。

■『シルバラード』配信用の吹替音源でムービープラスで放送されました。吹替キャストは、加瀬康之、宮内敦士、渡部俊        樹。

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『シャッター』 前に観たコトありました、、。

2023-12-29 23:18:37 | ホラー/オカルト

シャッター
SHUTTER(2008年アメリカ、日本、タイ)
 監督:落合 正之
 脚本:ルーク・ドーソン
    パークプム・ウォンプム(ノンクレジット)
    バンジョン・ピサンタナクーン(ノンクレジット)
 出演:レイチェル・テイラー
    ジョシュア・ジャクソン
    ジェームズ・カイソン・リー
    ジョン・ヘンズリー
    マヤ・ヘイゼン
    奥菜 恵

 ■ストーリー■
 アメリカ人のカメラマン、ベンと恋人ジェーンは結婚し日本で生活を始める。ある夜、ジェーンは運転中に山道で突然現われた若い女性を轢いてしまう。車で気絶し気づいたときには被害者の女性が見当たらなかったので何事もなく生活を続けるのだが、その日からベンとジェーンが撮った写真には白いモヤが写るようになってしまうのだった。ジェーンはベンの同僚のセイコから心霊写真に詳しい編集者を紹介してもらうのだったが、、、。

 ■感想■
 タイのホラー映画『心霊写真』(2004年)のリメイク作品。
 監督は『パラサイト・イヴ』(1996年)、『催眠』(1999年)、『呪怨 ザ・ファイナル』(2015年)の落合正幸。

 最初は撮った写真に白いモヤが出るだけだったのが、地下鉄の窓に不気味な幻影が見えたり、現像液をかぶったり、顔が赤く塗られた状態で鏡に映ったりと、徐々に過激になっていきます、、。
 
 轢いた若い女性が原因ではと考えて心霊現象を信じるジェーンと、全然信じないベンはケンカに、、。

 2008年の作品ということで、Jホラーがブームだったころの作品で、監督は落合正幸、ロケも日本の東京と日本度が高い作品です。

 1990年後半から2010年までで有名なJホラー作品をあげると、
 中田秀夫監督の『リング』が1998年、『リング2』が2005年。
 清水崇監督の『呪怨2』が2003年、『THE JUON 呪怨』が2004年、『輪廻』が2005年。
 電話ホラー『着信アリ』(2004年)、『着信アリ2』(2005年)、『着信アリ Final』(2006年)。
 と、ヒットしたホラー映画がたくさんの作品が製作されました。

 で、配信が終了間近ということで観たんですが、、しばらく観てあることに気がつきました、、。

 「前に観たコトある!!」

 たまに、あるんですが、興味ある作品を観るとすでに以前観たことある作品だったみたいな、、。
 
 なぜ、忘れちゃう??
 年齢のせいと、あまりにも多くの映画を観すぎのせいではないかと、、、。

 同じ映画で、好きで好きで何回も観ちゃうのとは違って、気づかずに同じ作品観ちゃうのって、ちょっとショッキング!!
 『ソフィー・マルソーの刑事物語』(1984年)も、気づかずに3回も観ちゃいました。
 2回目は、ラスト10分くらいまで気づかず、3回目は中盤まで気づきませんでした、、。

 今作『シャッター』も、観始めてしまったので結局最後まで鑑賞しました、、。

 記事にしていなかったので、記事にします。
 以前、観たときは、ホラー度が低くて、ミステリー映画??みたいな印象を持ちましたが、今回は、それなりに楽しく観れました。
 当時もZ級の作品は観ていましたが、今ほど観ていなかったので、その影響では??普段観る映画がとてつもなくつまらないと、普通の作品を観るとすごーく面白く感じちゃいます。

 
 期待しないで観れば、普通に楽しく観れます!!
 これって、自分的には、かなりほめてるんですが、人によっては、けなしているみたいに感じられちゃう表現かもしれないですねー。

 ホラー度         ★★
 ミステリー度       ★★
 ベンと仲間たち自業自得度 ★★★★
 東京の街が観れる度    ★★★

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『レンフィールド』 パワハラはイヤッ!!

2023-12-28 23:47:47 | ホラー

レンフィールド
RENFIELD(2023年アメリカ)
 監督:クリス・マッケイ
 脚本:ライアン・リドリー
    ロバート・カークマン
    エヴァ・トレーマー
 出演:ニコラス・ホルト
    ニコラス・ケイジ
    アウクワフィナ
    ベン・シュワルツ
    アドリアン・マルティネス
    ショーレ・アグダシュルー

 ■ストーリー■
 吸血鬼ドラキュラ伯爵の下僕として長年使えるレンフィールド。吸血鬼を倒そうとした聖職者たちとの戦いで傷ついたドラキュラ伯爵のため、餌食になる人間を用意するためパワハラで悩んでいる人々の相談会に出席していたのだが、、。

 ■感想■
 ドラキュラ伯爵の下僕レンフィールドを主人公にしたホラーコメディ。
 あの虫を食べる気持ち悪いおじさんを若者に変えて、ドラキュラ伯爵から不老不死の力を得ているという設定です。

 監督のクリス・マッケイは『ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り』(2023年)の原案や、『レゴバットマン・ザ・ムービー』(2017年)の監督、『LEGO®ムービー』(2014年)のアニメーション監督、『レゴ®ムービー2』(2019年)の製作総指揮などなどしています。
 2021年の『トゥモロー・ウォー』の監督もしていますが、こちらは未見なので、今度観ないと!!

 すごーく面白いです!!
 全然、期待していなかったのもありますが、本当に面白かったです!!
 まさか、レンフィールドを主人公にして、こんな作品を作っちゃうなんて!!

 ドラキュラ伯爵は家に呼ばれないと家に入れないとか吸血鬼映画のルールもちゃんと守ってます。さすがユバーサルの大作ですね。
 
 【サターン賞】2024年 優秀ホラー映画賞、優秀助演俳優(ニコラス・ケイジ)賞、美術賞、音楽賞、メイクアップ賞にノミネートされました!!
 
 惜しくもノミネートですが、サターン賞ですから、ノミネートだけでもすごいですよねー。

 製作費6,500万ドルの大作で、映像的にも良く出来ていて、最初から最後まで笑いながら楽しく観れました、、。
 
 でも、良ーく考えると、何百年も犠牲者をドラキュラに捧げてきたんですよねー、。レンフィールドもあまり良い人ともいえないですね。コメディだから気にしなくて良いんでしょうけど、、。

 今年観た映画のベスト級の面白さ!!って、もう12月も下旬なので、ほとんどベスト1位か2位決定みたいな感じでしょうか??

 ランニングタイム93分と、面白さからみるとかなり短め!!あと15分くらい長くても良かったのに、、。

 虫を食べるシーンが気持ち悪いかも度  ★★★
 ニコラス・ケイジがまさにドラキュラ度 ★★★★★
 久々に面白いドラキュラ映画だった度  ★★★★★

  吸血鬼映画ファン必見かも??(かもって何??)

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『ドクター・エクソシスト』 相手が悪すぎる、、。

2023-12-27 23:59:47 | ホラー/オカルト

ドクター・エクソシスト
INCARNATE(2016年アメリカ)
 監督:ブラッド・ベイトン
 脚本:ロニー・クリステンセン
 出演:アーロン・エッカート
    カリス・ファン・ハウテン
    カタリーナ・サンディノ・モレノ
    ダヴィード・マズーズ
    キーア・オドネル
    
 ■ストーリー■
 人間の深層心理に入り込み悪霊を追い払う仕事をしている科学者ドクターエンバー。ある日、エンバーの元に、11歳の少年キャメロンを助けて欲しいとバチカンからの使者カミラがやってくる。最初は依頼を断るが、キャメロンに憑りついているのが、エンバーの家族を襲った悪霊“マギー”であることを知り、、。

 □■□ネタバレあり□■
 少しオチに触れています触れています。
 観てから読んで下さい。

 ■感想■
 アーロン・エッカートが人間の深層心理に入り込む科学者を演じるオカルト映画。

 アメリカの映画としては製作費500万ドルのどちらかと言えば安めの製作費の作品です。
 日本映画でも製作費6億円だと、ちょっとした大作レベルなんで、、作れちゃう金額ですもんねー。

 人間の深層心理に入り込む主人公って、『記憶探偵と鍵のかかった少女』(2013年)のマーク・ストロングみたいです。2002年の『マインド・ゲート 監禁少女SOS』っていう作品もありました、、。

 今作のアーロン・エッカートは映画冒頭のシーンとかは、かなりカッコ良く出てくるものの、本編に入ってくると少年に憑りついた悪霊の力が強すぎて、全然歯が立たないまま終了しちゃいます、、。

 ランニングタイム86分なので、え、ここで終わり??みたいな感じであっという間に終わっちゃいます。少し短すぎでは??
 アーロン・エッカートが活躍する場面(違う悪霊に対して)とか、冒頭以外にもあった方が良かったのでは??

 えー、後味悪い、、。
 こんなB級ホラー映画風に終わると思っていませんでした。
 最後は、ウィリアム・フリードキン監督の『エクソシスト』(1973年)を意識した終わり方だー。
 と、思ったら続きがありました、、。
 バチカンの使者カミーラ、油断しすぎ、、。

 TVシリーズ化を目的としたTVムービーのパイロット版だったら、主人公が悪霊はらって終わりだったのに、、。
 深層心理に入れるだけで、『エクソシスト2』(1977年)のリーガンみたいに特殊な力とか持っているワケじゃないですからね、、。

  カミーラ油断しすぎ度    ★★★★
 ラストの展開定番すぎ度  ★★★
 主人公頑張ったのにー度  ★★★★ 
 

 ルー・ダイアモンド・フィリップス主演のオカルト映画『ペンタグラム 悪魔の烙印』(1990年)を飛び越えて、デンゼル・ワシントン主演の『悪魔を憐れむ歌』(1997年)なみのラストの展開、、。
 86分、頑張ってきたのに、、。実際はその他の描写もあるので、そんなに長い時間対決してませんけどー、、、。

 もっと、ファミリー向けの誰でも楽しめるような明るいホラー映画だと思っていたら、B級ノリのいつものオカルト映画でした、、、。
 監督も『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』(2012年)、『カリフォルニア・ダウン』(2015年)、『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018年)のブラッド・ペインなんで、もっと明るめの作品だと勝手に思い込んでました。

 勝手に思い込んでいた自分が悪いだけなんですが、、。

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『バイオレント・ナイト』 良い子になるのでプレゼントお願いします。

2023-12-26 00:06:07 | スリラー

バイオレント・ナイト
VIOLENT NIGHT(2022年)
 監督:トミー・ウィルコア
 脚本:パトリック・ケイシー
    ジョッシュ・ミラー
 出演:デヴィッド・ハーパー
    ジョン・レグイザモ
    エディ・パターソン
    カム・ジガンディ
    アレックス・ハッセル

 ■ストーリー■
 クリスマスイブ、仕事に嫌気がさしていたサンタクロースがある金持ちの家にプレゼントを持ってくる。しかし、その家にスクルージー率いる武装強盗団が現れ、サンタクロースと鉢合わせしてしまうのだった。


 ■感想■
 サンタクロースがイブの日に強盗たちと戦うスリラー映画。
 クリスマスの時期には、クリスマス映画の記事を書こうと思っていたのに、ずれてしまいました、、。
 
 今作か、メル・ギブソンがサンタクロースを演じた『クリスマス・ウォーズ』(2020年)にしようと思っていたんですが、少しだけ考えて最近観た今作にしました。
 最近観た作品にしては、ストーリーの記事があっさりめに、、。
 大作だし、観ようと思っている人は自分のブログのストーリーは読まないで観るからと、あっさりめにしちゃいました。

 製作費2,000万ドルのメジャーな作品だけあって、ランニングタイム112分全然だれることなく、あっという間に楽しく観るコトができました!!
 すごいなー、、メジャーなハリウッドのエンターテイメント作品!!

 原題の”Violent Night”も”Silent Night”にひっかけていて、良いタイトルですね!!こういうセンス好きです。

 ジョン・レグイザモ率いる武装強盗団は手際は良いんですが、サンタクロース相手では、かなり薄めの感じ。
 どう考えても、サンタクロースの方が強そう!!
 クリスマスイブにテロリストと戦うって、サンタクロースが『ダイ・ハード』(1988年)のジョン・マクレーン状態に、、。
 『ダイ・ハード』が公開されたとき、当時は一般人に見えたブルース・ウィリスが活躍するのが面白かったんですが、、今作ではサンタクロースが一般人じゃない上に見た目が強そう!!

  『暴走特急』(1995年)のケイシー・ライバックや『イコライザー』のロバート・マッコールとまではいかないまでも、サンタクロースがいかにも強そうで、強盗団の方が弱そうに見えちゃいます。
 実際は、強盗団相手に苦戦しちゃうんですが、、。
 不死身でもないし、戦うための超能力もないですし、、。

 とにかく、想像したとおりにストーリーが進むんですが、それでも十分面白いです。基本、コメディタッチで楽しく観れるように作られていますしね。

 想像通りのストーリー度 ★★★
 それでも面白い度    ★★★
 悪党が弱く見えちゃう度 ★★★ 

 

 

 

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『ゴー!ストップ・バスターズ』 こんなタイトルつけないでも十分面白い!!

2023-12-25 00:33:43 | コメデイ

ゴー!ストップ・バスターズ
EXTRA ORDINARY.(2019年アイルランド、ベルギー)
 監督:マイク・エイハーン
    エンダ・ラフマン
 脚本:ダミアン・フォックス
    メーヴ・ヒギンズ
    マイク・エイハーン
 出演:メーヴ・ヒギンズ
    バリー・ウォード
    ウィル・フォーテ
    クローディア・オドハティ

 ■ストーリー■
 死んだ母親ボニーが起こす軽いポルターガイスト現象が起きているマーティン家で、ある日悩んだ娘のサラの提案で霊能力者ローズを呼ぶことに。子どもの頃霊能力を使用して誤って父親を殺してしまいトラウマになっていたローズは霊能力者の仕事はしていないと断るのだが、、。
 しかし、一方、妻のクローディアのせいで生贄の少女が爆発してしまい、悪魔を呼び出すため、急遽処女が必要になった悪魔崇拝するロックスター、クリスチャン・ウィンターはマーティン家のサラに目をつけていた。
 生贄のターゲットにされたサラはベッドの上で空中浮遊してしまうのだった。困ったマーティンは、ローズに連絡を入れて、サラを助けてくれるよう頼むのだったが、、。

 

 ■感想■
 各国の映画祭で賞を受賞、ノミネートされたコメディホラー映画。
 コメディですが、基本、オカルト映画の基本は守っているので、ホラー映画としても十分面白い作品になっています!!
 
 主な賞をあげると、、

 【ブリュッセルファンタジー国際映画祭】2019年
  銀のカラス賞(審査員賞)、受賞
 【シトヘス・カタルーニャ国際映画祭】2019年
  観客賞(監督)、優秀ヨーロッパファンタジー長編作品賞、受賞
 【トリステSF映画祭】2019年
  観客賞(監督)、脚本賞、優秀コメディ賞(監督)、優秀悪役賞(ウィル・フォルテ)、優秀革新的作品賞、受賞
 【ブカレスト優秀コメディ映画祭】2020年
  作品賞、ノミネート
 【ダブリン批評家サークルアワード】2019年
  最優秀アイルランド映画賞、受賞
 【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】2021年
  最優秀新人作品賞、最優秀助演賞(ウイル・フォルテ)、ノミネート
 【ファンタジー・フィルムフェスト】2019年
  最優秀新人(&2作品目)作品賞、ノミネート
 【ガルウェイ・フィルム】2019年
  最優秀アイルランド作品賞、受賞
 【アイルランド映画・テレビ・アワード】2020年
  最優秀俳優賞(バリー・ウォード)、優秀作品賞、優秀監督賞、ノミネート
 【ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭】

 等々、、。有名な映画祭でも受賞している作品です!!
 受賞、ノミネートが多すぎるので、これだけで字数かせぎして、感想、終わり、、みたいな感じに。

 この数、すごすぎ、、。

 有名なファンタジー映画祭でも賞にノミネート、受賞しているだけあって、途中だれることもなく、最後まで面白く観れました!!
 ランニングタイムも94分と短めの作品なので、だれようもないですが、、。
 
 アメリカのコメディ映画ほどではないですが、少しの下ネタ、なぜか少しだけあるゴアシーン、でも、基本はユルユルみたいな絶妙なバランスで楽しく観れました!!

 
 マーティン・マーティンがエクトプラズムを集めるシーンとか、コントみたいでつい笑っちゃいました。
 
 最後の方のサラが返されちゃうオチは、想像つきましたけど、ありがち展開なんで全然OKで楽しめました。

 こういう楽しい作品を観るとついついうれしくなっちゃいます。

 ホラーコメディのバランスの良さ度 ★★★★
 ホラー映画好きなら楽しめる度   ★★
 タイトルで損しちゃってる度    ★★★★★

 

 

 

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 ■日本語吹替版キャスト■

 ローズ         :浅井 晴美
 マーティン       :松川 裕暉
 クリスチャン・ウィンター:村井 雄治
 ヴィンセント      :真木 駿一
 クローディア      :大谷 理美
 セイラ         :希山 明里
 サラ          :北村 さちこ
 ウォルシュ       :庄司 然
 ジャネット       :上門司 真奈美
 ノリーン        :大山 郷子


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『パニッシュメント 呪いの木』 長い、、、。

2023-12-24 00:18:22 | ホラー/オカルト

パニッシュメント 呪いの木
CURSE OF THE WITCHING TREE(2015年イギリス)
 監督:ジェームズ・クロウ
 脚本:ジェームズ・クロウ
 出演:サラ・ローズ・デントン
    ローレンス・ウェラー
    ルーシー・クラーヴィス
    ジョン・キャップリング
    キャロライン・ポールトン


 ■ストーリー■
 ペストが大流行した中世の時代、ペストの流行の原因と疑われた魔女イゾベルは体を9つに切断され木のそばに埋められたと言い伝えられてた。時は移り、現代、父親トニーがこん睡状態となった妻アンバーと子どもエマ、ジェイクの姉弟の家族が田舎の農場に引っ越してくる。ジェイクは学校でいじめに遭い、森の中に追い込まれ木に隠れるがその木こそ魔女が埋められた木だった、、。


 □■□少しネタばれあり□■□
 登場人物がどうなってしまうとか書いています。ネタバレしてます。観てから読んで下さい。
 あと、今作のコトあまりほめてないので、今作が傑作とか思っている方は記事読まないで下さい。

 ■感想■
 ジェームズ・クロウ監督の長編映画初監督作。
 初監督作だから、とてつもなく丁寧に作りたかったんでしょうけど、長い、、長すぎ。
 今までホラー映画を1度も観たことがない映画ファンでも、ちゃーんと理解できる丁寧さ!!

 登場人物的には、大麻をやって学校をやめたっていう設定のエマの彼氏マイクですが、かなり良いヤツで親身になって関わってくれますが、後半で退場。
 神父に相談して紹介してくれた霊能力者の姉妹も登場しますが、魔女の方が強すぎて、あっけなく利用されてしまったりと、けっこう登場人物も多く、見せ場もあって面白くみせようとしているのは分かるんですが、とにかく長い、、長い。
 
 歩くシーンとか要らないし、イジメのシーンももっと短くて良いので、テンポ良く展開してくれればけっこう面白く観れそうなのに。
 エマの彼氏マイクが戸棚に隠れるシーンとか、Hしようとしていたとか、このシーン必要??
 いじめられて森の中に逃げ込むシーンとかすっ飛ばして、ウイジャボードのシーンで良かったのでは??
 ウィジャボードのドッキリないし、、。

 とにかく、いろいろなシーン入れすぎて長い、、。
 
 撮影も、画面が暗くなったり、明るくなったり、、低予算なのでしょうがないですけど、、。
 これは自分のTVの問題かも??

 ランニングタイム102分の作品ですが、90分枠の放送枠で本編68分から75分くらいだったら、面白く観れたかも??

 70分くらいだったら良かったかも度  ★★★
 ある意味定番の終わり方で後味悪い度 ★★
 ジェイクはどうなっちゃうの度    ★★
 
 魔女が強すぎです。
 普通の人たちでは対抗できません、、。
 霊能力者の姉妹が活躍して、それなりに対決みたいになれば良かったんですが、、、利用されるだけ、、。


 ジェームズ・クロウ監督はホラーコメディ”Nightmare on 34th street”(2023年)で【リット・スケアーズ・国際映画フェスティバル】2023年優秀監督賞、編集賞、撮影賞受賞、長編映画賞 ノミネートされています。
 ”Nightmare on 34th street”はすごく観てみたいです、、。
 配信して欲しいです!!

 

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『65 シックスティファイブ』 なぜソマリス星人?

2023-12-23 20:19:24 | SF

65 シックスティ・ファイブ
65(2023年アメリカ)
 監督:スコット・ベック
    ブライアン・ウッズ
 脚本:スコット・ベック
    ブライアン・ウッズ
 出演:アダム・ドライヴァー
    アリアナ・グリーンブラット
    クロエ・コールマン
    ナイカ・キング

 ■ストーリー■
 高価な報酬で娘の治療をするため、2年間の長期の探査にでた宇宙飛行士ミルズ、しかし、宇宙船は隕石群に突入、宇宙船が破壊されながらもなんとか近くの惑星に不時着する。その惑星は地球、時代は今から6500万年前で恐竜が支配する時代だった。生き残った少女コアを連れ、切り離した脱出用宇宙船を目指すのだが、、。

 ■感想■
 アダム・ドライヴァー、アリアナ・グリーンブラット出演のSci-Fi映画。
 2年間の宇宙探査に出た宇宙飛行士が、宇宙船が隕石群と衝突、6,500万年前の地球に不時着してしまったら??というストーリーです。
 キレイな海、病気の娘、2年間の長期宇宙探査、、どう考えても地球人の設定で良いと思うんですが、なぜか宇宙人。
 
 製作費4,500万ドルの大作なのに、登場人物の設定が宇宙人という感情移入できないキャラクター設定。
 
 なぜ、キャラクターを宇宙人にする必要が??
 6,500万年前の恐竜が支配する世界を舞台に??

 6,500万年前にしたのは、恐竜を絶滅させた隕石の落下のタイミングに合わせて主人公たちの行動にタイムリミットをつけたかったからなんでしょうけど、、。

 ランニングタイム93分、主な登場人物2人、恐竜に支配された宇宙人のサバイバルと、まさに超B級ノリ。
 こんな作品に4,500万ドルの製作費をかけて作っちゃうなんて、、。
 すごいなぁ、ハリウッド!!

 考え方、行動、2年間という時間間隔、すべてが地球人そっくりのソマリス星人。
 
 タイムスリップして6,500万年前に行ってしまう設定でも良かったのでは??
 とも思っちゃいますけど、、
 そうすると、どうやって元の時代に戻るの??とか、6,500万年前の行動が歴史に影響を与えちゃうとかいろいろ設定が難しくなっちゃいますけど、、。

 メジャー作品なのに、脱出してそれで終わり!感動的な終わり方とか用意していません。
 そういうトコロは大好きです!!

 高い製作費で超B級Sci-Fi映画を作っちゃいました度 ★★★★
 登場人物たちの設定に難があるのでは度      ★★★★
 感動的な展開度                 ★

 POPコーンでも食べながら、何も考えずに観るには良いかもしれないです!!(ほめてます)

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『ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り』 傑作ファンタジー

2023-12-22 18:48:20 | ファンタジー/剣と魔法

ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り
DUNGEONS & DRAGONS: HONOR AMONG THIEVES(2023年アメリカ)
 監督:ジョナサン・ゴールドスタイン
    ジョン・フランシス・デイリー
 脚本:ジョナサン・ゴールドスタイン
    ジョン・フランシス・デイリー
    マイケル・ジリオ
 原案:クリス・マッケイ
    マイケル・ジリオ
 出演:クリス・パイン
    ミシェル・ロドリゲス
    レゲ=ジャン・ペイジ
    ジャスティン・スミス
    ソフィア・リリス
    ヒュー・グラント

 ■ストーリー■
 異世界のフォーゴトン・レルム。ある目的のために相棒のホルガとともに旅に出た盗賊のエドガン。やがて彼の前に立ちはだかる巨大な悪と対峙すべく、魔法使いの青年サイモン、あらゆる動物に変身する能力を持つ自然の化身ドリック、さらには聖騎士のゼンクとパーティを組み、力を合わせて過酷な戦いへと身を投じていくのだったが…。
 
 □■□ネタバレなし□■□
 ネタバレしていないですけど、2000年の映画『ダンジョン&ドラゴン』をほめていないので、『ダンジョン&ドラゴン』が好きな方は読まないで下さい。
 
 ■感想■
 ロールプレイングゲームの”ダンジョンズ&ドラゴンズ”の映画化作品。
 製作費1億5,000万ドルの超大作です。
 色んな映画賞ノミネートされました。その中でいくつかあげると、
 【サターン賞】2024年優秀ファンタジー映画賞 ノミネート
 【ラスベガス映画批評家アワード】2023年優秀アクション映画賞 ノミネート
 【SXSWフィルム・フェスティバル】2023年観客賞 ノミネート

 ハリウッドのメジャーな作品だけあって、すごーく面白くて家族みんなで観れて、ランニングタイム134分なのに、あっという間に終わっちゃいました。
 あと20分くらい長くても良かったのに、、、。面白いと134分があっという間です。

 同じゲームを映画化した『ダンジョン&ドラゴン』(2000年)とは大違いの面白さ。
 『ダンジョン&ドラゴン』は声を大にして、「面白くない!!」っていうほどはつまらなくないんですけど、今一な作品でした!!

 2000年の『ダンジョン&ドラゴン』は製作品4,500万ドル、出演もジェレミー・アイアンズ、ブルース・ペイン、ゾーラ・バーチと豪華で超大作なのに、、、、なぜか完成した作品はB級感いっぱいの作品になっていました、。
 当然の結果でヒットもしなかったですけど、なぜか続編も製作されました。
 自分的にも感動もせず何回も観るような作品ではなかったです、、。
 1回観れば十分みたいな、、。
 でも、あまりにも雑な展開で記憶に残る作品に、、。観たら3か月で忘れてしまうような作品でなかったのが良かったのか悪かったのか、、??

 当時、観る前に期待していたので、観たときはけっこうショックで、続編の『ダンジョン&ドラゴン 2』(2005年)、『ダンジョン&ドラゴン 3 太陽の騎士団と暗黒の書』(2012年)も観ないまま今に至っています。今にして思うと続編は観ておけば良かった、、、。

 それに引き換え、今作は登場人物たちがコメディタッチで、すごーく観やすく、クスクス笑いながら観ちゃいました!!でも、肝心なところはシリアスで、そのバランスもすごく良かったです!!
 主演のクリス・パインは製作総指揮でも関わっています。センス良かったんですね。
 
 監督&脚本のジョン・フランシス・デイリーとジョナサン・ゴールドスタインは『モンスター上司』(2011年)の脚本、『お!バカんす家族』(2015年)、『ゲーム・ナイト』(2018年)の監督なので、コメディが得意分野なんでしょうか??
 今作でも随所に笑いのシーンがあって、楽しめました!!
 

 コメディタッチ度   ★★★★      
 感動度        ★★★★★
 M・ロドリゲス魅力度 ★★★★

 タイトルにあるドラゴンも途中でてきますけど、ほとんどオマケのような存在に、、。ダンジョンもちょこっと、、。

 軽めのファンタジー映画好き必見かも??

 

 

 

 

フィギュアも。エドガン

ドリック

サイモン

ゼンク

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『RUN ラン』 怖すぎー、子どもはつらいよ

2023-12-21 23:50:01 | スリラー

RUN ラン
RUN(2020年アメリカ)
 監督:アニーシャ・チャガンティ
 脚本:アニーシャ・チャガンティ
    セヴ・オハニアン
 出演:キーラ・アレン
    サラ・ポールソン
    パット・ヒーリー

 ■ストーリー■
 シングルマザーのダイアンと娘のクロエは郊外に住んでいたが、クロエは生まれつき体が弱く車椅子の生活だった。クロエはワシントン州シアトルの大学を目指していた。そんなある日、クロエはチョコレート欲しさに買い物袋を探して母親の薬を発見するが、その薬を自分が飲んでいることに疑問に思い、薬のことを調べようとするのだが、、、ネットはつながらいようになっていた。
  
 ■感想■
 『SEARCH サーチ』(2018年)のアニーシャ・チャガンティ監督のスリラー映画。
 続編の『SEARCH #サーチ2』(2023年)は記事にしたのに、、。前作『SEARCH サーチ』も記事にしていないです、、、。
 
 『SEARCH サーチ』はわずかな2週間弱の撮影期間と、長い2年近い編集期間で作り上げたデバイスの画面で物語が展開する作品でした。
 しかも、面白い作品でした!!

 
 今作もいつも通り、事前情報なしに観たんですが、、「怖すぎ!!」
 こんなお母さんいたら、どうしようもない。
 逃げ場ないですよね、、、。
 今作のヒロインは、チョコレート欲しさに変な薬を発見したことから、母親を疑いだしますけど、、、
 普通は、発見できないですよねー。

 パソコン画面がメインの『SEARCH サーチ』よりも、場面がかわり色々な場所で展開する普通っぽいスリラー映画に。
 
 家の中、町の映画館、薬局等々、、。
 制作費はいくらなんでしょうか??当然、製作費100万ドルの『SEARCH サーチ』よりもかかってますよね。
 主人公のお父さんや警官以外にも登場人物が普通に登場していますからねー。

 ランニングタイムも90分と、とても観やすい長さです。

 お母さんが『キャリー』よりも怖い度 ★★★★
 動物の薬飲んで大丈夫なの?度    ★★★★★
 歪んだ愛情が怖い度         ★★★★★
 
 とにかく、ヒロイン行動力ありすぎ!!
 エンタメ作品だから、当たり前でしょ!!とか言われたらそのままなんですが、車イス生活なのに、母親ダイアンに疑問を持ったあとすごい行動力です。
 

 今作は数多くの賞を受賞、ノミネートされました。
 一部を書くと、
 【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】2021年ストリーミングプレミエール賞 ノミネート
 【フライト・メーター・アワード】2020年優秀女優賞(サラ・ポールソン) ノミネート
 【ウーマン・フィルム批評家協会アワード】2021ワーストマム賞(サラ・ポールソン) 受賞
 また、障害を持った方への受け入れとエンターテイメントにおける表現を称賛する【ルーダーマン・ファミリー財団】2020年シール・オブ・リプレセンテーションを受賞しました。今作のヒロイン演じるキーラ・アレンは役柄でなく、実生活でも車イスを使用している女優さんです。

 サスペンス映画ファンなら観ておいた方が良いかも?? 

 

 

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『ファイナル・フェーズ 破壊』 超人誕生物語

2023-12-20 23:56:21 | SF

ファイナル・フェーズ 破壊
HIGHER POWER(2018年アメリカ)
 監督:マシュー・チャールズ・サントロ
 脚本:ジュリア・フェア
    マシュー・チャールズ・サントロ
 出演:ロン・エルダード
    コルム・フィオール
    ジョーダン・ヒンソン
    マリエル・ジャフィ
    オースティン・ストウェル

 ■ストーリー■
 ある化学者が人類滅亡の危機を訴えていた。
 ある平凡な男ジョーはリひとり孤独に生活していたが、頭の中である声が聞こえてくるように。その声は娘を助けたければ声に従うように言ってくるのだった。

 □■□ネタバレあり□■□
 今回は、本当にネタバレしてます。

 ■感想■
 「X-MEN」シリーズのVFXを担当したマシュー・チャールズ・サントロ監督の描くSci-Fi映画。
 超ネタバレですが、今作は「X-MEN」でなく、『ウォッチメン』のDr.マンハッタン誕生話みたいなストーリーになっちゃってます。
 2人の娘を救うために、エネルギー体のような超人になって地球滅亡を防ぐ物語です。

 映画の冒頭で、地球滅亡の危機とかいうセリフがあるので、ストーリーが進むにつれて、そういえば地球滅亡の危機とか言っていたな。とか思い出して、オチに結びついていきます!!
 
 途中、ダラダラとしたシーンが続くのに、最後は感動的な壮大な展開に。

 でも、その姿はどこかで見たコトあるような、Dr.マンハッタンみたいな感じに、、。
 すべては主人公のジョーがエネルギー体になるための準備みたいなストーリー、、。
 この途中ダラダラがもう少し短めだったらもう少し楽しく観れたのに、、。最後はなぜか壮大なSci-Fi映画で、なおかつ感動的な展開!!
 
 バランス悪すぎ??
 
 ランニングタイム93分の作品ですが、この前半から中盤までのダラダラシーンが20分くらい無かったら、傑作だったかも??
 ランニングタイム70分くらいだったらテンポが良かったのに、、。
 今作は、一歩間違えたら、Z級??みたいな作品ですが、テンポが良くなればB級くらいにはなったのに、、、、惜しい感じがしちゃいました。
 
 全能の力を入手した主人公の姿は、X-MENのミュータントでなく、ウォッチメン??


 壮大なSci-Fi映画度         ★★★★
 途中のダラダラが惜しい度         ★★★★
    X-MENというよりDr.マンハッタン度 ★

 地上波のTVの映画枠で90分枠で放送したら、カットされて実質本編69分くらいの作品になってテンポが良くなってすごく面白くなっていたのでは??そうしたら、一部の映画ファンでけっこう話題になったような作品かも??
 結局、ほめてないです、、。

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『Come Play カムプレイ』 ホラー度高くない、、誰向け??

2023-12-19 23:05:20 | ホラー/オカルト

Come Play カムプレイ』(別題:『ラリー スマホの中に棲むモノ』)
COME PLAY(2020年アメリカ)
 監督:ジェイコブ・チェイス
 脚本:ジェイコブ・チェイス
 出演:アジー・ロバートソン
    ジリアン・ジェイコブス
    ジョン・ギャラガー・Jr
    ウィンズロウ・フェグリー

 ■ストーリー■
 自閉症のオリヴァーはスマホを使って他人とコミュニケーションをとっていた。学校のクラスでは授業中にスマホを使っているオリヴァーのコトが気に入らないバイロンたちは、オリヴァーを罠にかけ放課後野原に呼び出すのだった。バイロンはオリヴァーのスマホを投げ無くしてしまうのだった。
 オリヴァーの父は、オリヴァーにタブレットを渡すのだが、いつのまにか謎のアプリ”Misunderstood Monsters”がダウンロードされていた、、。

 ■感想■
 デジタル機器を通して現れるモンスターを描くホラー映画。

 本作のソフト発売しているINTERFILMの公式サイトによると今作は”全米2,183館で公開され、公開初週末に311万ドルを稼ぎ出し、全米週末興行収入ランキング初登場第1位となった”とのコトです!!
 ヒット作ですが、日本ではDVDスルーでの公開になりました。
 
 いつのまにか自分のスマホやタブレットに、ダウンロードされていたアプリに怪物が、、、。

 と、すごーく面白くなりそうな設定ですが、、アンブリンの映画なので、あまり怖くないです!!
 怖くないので、ホラー映画が得意でない映画ファンも楽しめます!
 でも、熱心なホラー映画ファンには、物足りないかも、、。
 アンブリンのマークが画面に出た時点で、ホラー映画ファンはある程度、ハードルを下げて観てると思いますが、、。
 
 
 主人公オリヴァーをいじめていた(ように見える)バイロンもいつの間にか、モンスターを見た仲間同士ということで仲直りみたいになってます、、。
 ホラー映画でなく、まるでファミリー映画みたいな展開もあって、そういうのけっこう珍しいパターンで今作の魅力かも??

 でも、本当にホラー度が低いのか?と聞かれたら、そうでもないです。

 最後は、良くありがちなB級ホラーとは全然違う展開!!
 ハッピーエンディングではないものの、バッドエンディングでもない、、。

 対象は誰向けに作ったんでしょうか??
 アメリカでのレイティングはGなので、基本は小さな子どもも観てねってコトで良いんですよね、、。

 今作は、【ファンゴリア・チェーンソー・アワード】2021年優秀クリーチャーFX賞 ノミネートされています。
 クリーチャーとかは確かに良く出来ていました。このクリーチャー動かすシーンだけで、Z級の映画1本作れちゃうかも??(オーバーな表現です、すいません)
 
 アンブリン度            ★★★★★
 クリーチャー度           ★★★★
 もっとダークで怖い方が見たかった度 ★★★★

 怖くないホラー映画が観たい人は観ても良いかも、、。
 でも後味はそんなに良くないです、、。

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『ウィー・ハブ・ア・ゴースト』 ホラーでなくドラマ、、コメディタッチの、、。

2023-12-18 23:54:00 | コメデイ

ウィー・ハブ・ア・ゴースト』(別題:『屋根裏のアーネスト』)
WE HAVE A GHOST(2023年アメリカ)
 監督:クリストファー・ランドン
 脚本:クリストファー・ランドン
    ジェフ・マノー
 出演:ジャヒ・ディアロ・ウィンストン
    アンソニー・マッキー
    デヴィッド・ハーバー
    エリカ・アッシュ
    イサベラ・ラッソ
    ティグ・ノタロ
 
 ■ストーリー■
 ある晩、郊外の家から住人が悲鳴をあげ家から逃げ出すのだった。1年後、その家に引っ越してきたプレスリー一家。
 いやいや引っ越してきた中学生のケヴィンは、屋根裏で幽霊が出現する現象に遭遇、怖がるどころか、この現象を喜びスマホでその幽霊の出現する画像を撮るのだった。その後、学校で隣の家に住むジョイと仲良くなるケヴィンは、幽霊のシャツに書いてあった名前から幽霊の名前がアーネストだということを知るのだった。
 幽霊との接触を続けていると、兄のフルトンにスマホの映像を見られ、幽霊の存在が明らかになってしまうのだった。父親のフランクはこの動画をweb上にアップしてしまうのだった、、。

 ■感想■
 『ハッピー・デス・デイ』(2017年)、『ハッピー・デス・デイ 2U』(2019年)、『ザ・スイッチ』(2020年)のクリストファー・ランドン監督のホラー映画。
 『ハッピー・デス・デイ』を検索していたら、今作が出てきたので鑑賞しました。

 NETFLIX配信の作品ですが、『屋根裏のアーネスト』で探しても出てこないので、調べたら原題のまま『ウィー・ハブ・ア・ゴースト』のタイトルで配信されていました(2023年12月18日現在)。
 探すのに時間がかかっちゃました。
 
 デヴィッド・ジャンセン主演、ロモロ・グエッリエリ監督のTVの地上波の映画枠で放映されたイタリア映画『邪魔者を消せ!』(1978年)は、その後、『黒の標的』『オペレーション7』とソフト化されるたびにタイトルが変わって、間違えて2度観ちゃいました、、、。
 タイトルがソフト化されるときや、再公開されるときに変わることは良くあるんで、気にならないですが、探すのにほんの少しだけ時間かかっちゃいました、、。まさか配信されたばかりの作品でタイトルが変わっているとは思いませんでした。
 ネットで調べたらすぐに分かったんですが、、。


 幽霊は出てくるものの基本はファミリームービー的なヒューマンタッチなノリの作品です。
 『ハッピー・デス・デイ』はコメディタッチではあったものの、タイムループを描いたSci-Fi映画でミステリー要素もあってすごく面白かったので、今作も期待して観たのですが、、。
 本当にアメリカ映画のファミリー路線の作品で期待と違っちゃってました。

 ファミリームービーで、コメディタッチの作品でランニングタイム126分と、かなり長め!!
 期待した作品とは違っていましたが、全然だれずに楽しく観れました。
 126分、全然だれない!!これはすごいッ!!
 70分でも観続けるのがツライ作品が多いのに(普段観るZ級の作品です、、)
 
 楽しく観れる作品なんで全然OKなんですが、最初からファミリームービーってわかっていればもっと楽しく観れたのに。
 
 ファミリームービーチックなんで、基本H系なシーンやセリフもなく、小さなお子さんと一緒に観れます。

 ファミリームービー度     ★★★★★
 小さな子も観れるコメディ度  ★★★
 2時間楽しく映画観れる度     ★★★

 こういうほのぼのした作品もたまには良いですね。
 でも、幽霊のアーネストが誕生した経緯とかを考えるとかなりひどい話で、手放しでは笑っていられる作品ではないんですが、、。犯人身勝手すぎです!!
 
 
 

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『エージェント:ゼロ 漆黒の暗殺者』 暗殺者がいっぱい、2021年

2023-12-17 00:25:48 | サスペンス

エージェント:ゼロ 漆黒の暗殺者』(別題:『アサシン・ハント』)
THE VIRTUOSO(2021年アメリカ)
 監督:ニック・スタグリアーノ
 脚本:ニック・スタグリアーノ
    ジェームズ・ウォルフ
 出演:アンソン・マウント
    アビー・コーニッシュ
    アンソニー・ホプキンス
    デヴィッド・モース
    エディ・マーサン
    リチャード・ブレイク

 ■ストーリー■
 完璧な仕事をする殺し屋は、ある仕事で一般人を巻き込んでしまった一流の殺し屋の男は、山小屋でひっそりと暮らしていた。ある日、彼の元にメンターが現れ次の指令を出す。
 その指令は「午後5時にダイナーにいる標的ホワイトリバーズを暗殺せよ」というものだった。暗殺するターゲットが良く分からぬまま、言われたダイナーへと向かうのだが、、。

 □■□ネタバレあり□■□
 少しネタバレしてるので、観てから読んで下さい!

 ■感想■
 以前の仕事で一般人を巻き込んでしまい仕事辞めたがっている殺し屋を描くスリラー映画。
 未体験ゾーンの映画たち2023 で『アサシン・ハント』のタイトルで上映されたあと、『エージェント:ゼロ 漆黒の暗殺者』のタイトルでDVD化されました。

 出演は、アンソニー・ホプキンス、デヴィッド・モース、アビー・コーニッシュと豪華な作品です。
 主人公演じたアンソン・マウントは『マンディ・レイン 血まみれの金髪女子高生』(2006年)、『SAFE セイフ』(2014年)、『フライト・ゲーム』(2014年)、『THE FORGER 天才贋作作家 最後のミッション』(2014年)、『ヴィジョン 暗闘の来訪者』(2015年)、『バッド・バディ! 私とカレも暗殺デート』(2016年)等々に出演していたらしいのですが、全然記憶にないです、、、。すいません、、、。

 
 映画の冒頭、完璧な仕事をする殺し屋の独白で、仕事ぶりが淡々と語られるので、この主人公、すごい、ゴルゴ13みたい??などと期待したんですが、全然ダメダメ、油断しすぎ、、。

 ソフトのパッケージで超バレバレですが、ダイナーのウェイトレスのデキシーがどう考えても怪しいのに気を許しすぎです、、、。
 
 「ゴルゴ13」の主人公デューク東郷に怒られちゃいますよ、、。

 「ゴルゴ13」のデューク東郷みたいになるのは絶対的に無理なので、せめて映画的にいうと『メカニック』(2011年)のジェイソン・ステイサムくらい緊張感持って生活して欲しいです。

 こんなに凄腕の殺し屋なのに、女性には甘すぎって、、、。
 全体的に雰囲気も良いし、ランニングタイム110分と少し長めですけど、途中だれることなく観れる作品なので、惜しい感じです。

 主人公が、ウェイトレスのことを怪しいと思うシーンがあるのに、すぐに信用しちゃうなんて、、。
 主人公が、ウエイトレス返り討ちにして、メンターまで殺しちゃった方がアクション映画として爽快感があったのに、、。

 でも、殺し屋を主人公にした映画の教科書みたいな作品で、けっこう楽しめました。
 アクションシーンはあるものの、どちらかと言えばサスペンス映画に近いノリの作品です。
 

 殺し屋映画度      ★★★★
 アクション映画度    ★★
 パッケージでバレバレ度 ★★★★

 アクション映画好きなら観ても良いかも??


原作のコミックと違いますが、、、これはこれで面白い。

ドーソンの放つ刺客のキャラクターは、アクション映画のレベルを超えてホラー映画のキャラクター。

続編の中編も作られました(前作とデューク東郷のキャラクター以外つながりありません、、)

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コメント
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