『戦国自衛隊1549』(05年日本)
監督 手塚 昌明
監督 江口 洋介、鈴木 京香、鹿賀 丈史、北村 一輝、生瀬 勝久、伊武 雅刀
■ストーリー■
太陽から発せられるプラズマの影響を受けない実験を受けた陸上自衛隊の的場1佐ら第3特別中隊が460年前の戦国時代へタイムスリップしてしまう。2年後、元自衛官鹿島のところへプラズマ実験の責任者神崎が現われ、的場の救出を依頼してくる。鹿島は、かつては特殊部隊Fユニットで的場の部下であり、的場が作り上げた演習シナリオD3を唯一攻略した男だったのだ。的場1佐が過去に介入したため、日本各地に虚数空間(ホール)が現われ、すべてを飲み込もうとしていた。タイムスリップしたあと、タイムスリップした空間が元に戻るのは74時間26分後だった。果たして制限時間内に的場を救出できるのか??
■感想■
半村良原作「戦国自衛隊」の映画化です。『戦国自衛隊』(79年)のリメイクです。前回は出演が千葉真一、夏八木勲、渡瀬恒彦等、男くさい俳優ばかりだったのに、今回のリメイク版は、より多くの観客を取り込むためか、主演が江口洋介と鈴木京香です。その上、BGMは甘ったるい音楽と、キレイな画面。すご~くおしゃっれ~!な映画になってます。
まずの感想は
「エーッ!!!!!、こんなに現代劇、現代劇してるのネ…」
主演が江口洋介と鈴木京香ってあたりで全然,期待してなかったんですけど、恐れてた状態よりもひどかったです。かなりショック!!
監督は『ゴジラ×メガギラスG消滅作戦』(00年)、『ゴジラ対メカゴジラ』(02年)手塚昌明です。TVドラマのように、ファミリー路線まっしぐら!です。
“家族みんなで楽しく観れる戦国自衛隊!”って感じです。
まさに「男の映画」が「家族の映画」になっちゃいました。監督が北村龍平監督でも良かったかもネ。そうしたら、なんか、楽しそうなバイオレンスな戦国自衛隊が観れたのかも!
でも、良いです、良いです、こういう作風でも。でも決して、自分の好みでは無いです!!家族そろってお茶の間でポップコーンでも食べながら楽しく観て下さい。
前作も、近代兵器を武装した自衛隊と戦国時代の軍勢との戦いを描くSF戦争物だ!という期待感を抱かせながら、その実は、戦ってみたら圧倒的な武田信玄の強さを見せつけられて、結局、強いのは千葉真一個人みたいな感じで「エーッ!」って感じで期待はずれでしたけど、今作に比べたら1000000倍面白いです!!!!!!!!!
大体、前作も千葉ちゃんが織田信長なの??なんていうことは、何の問題提起もなく、観客置き去り状態で、ブチッって感じで終わっちゃったけど、それでも、前作の方が面白いです!!!
今作の主演もアクションが出来る真田広之とかのが良くありません??江口洋介が嫌いってわけじゃ無いんですけど、戦争物に向いてないっていうのか…。江口洋介って甘いマスクだもんね。
江口洋介とか鈴木京香っていかにもインテリって感じ、頭が良さそうな感じがしちゃうしね。あ、真田広之が頭良さそうに見えないってことじゃ無いです。軍人に見えるって意味ですから、ファンの方は怒らないでね。
でも、日本映画で、雰囲気を含めてアクション出来るアクションアクターって、若い世代だと真田広之くらいしか、思いつかないですよね。ここ十数年、テレビのドラマだって、なんかつまらない普通のドラマや恋愛物ばかりですからね。視聴率獲得しなきゃいけないからしょうがないですけどネ。かつては、バイオレンスな時代劇とか刑事ドラマをテレビで、毎日のように放映してましたもんね。
「大追跡」(78年NTV)の前半とか21:00からの刑事ドラマなのに、沖雅也や藤竜也が悪人相手に、拳銃撃ちまくってましたからね。「大激闘マッドポリス」(80年NTV)なんて再放送出来ないでしょ。あれれ、また、昔の作品の記事に…。
閑話休題、話を戻すと、「戦国自衛隊」って、近代兵器で武装した自衛隊が戦国時代で大暴れするっていうだけで、アクション映画ファンだったらそのテーマを聞いただけで、大喜びしそうなテーマなのに、こういう感じになっちゃうとね。
Sci-Fi風の戦争映画っていうより、頭の良いSF風サスペンス映画って感じです。でも、こういう映画を作るっていう姿勢は認めますよ。日本映画も怪獣映画とホラー映画しか世界に通用するジャンルが無いんじゃ寂しいですからネ。ドンドンSci-Fi映画も作って下さい。
しかも、今作はランニングタイムが119分って長すぎ!!この内容ならあと20分短くても良かったかもネ。
でも、もう最後は現代に帰ってきたら、自衛隊じゃなくて戦国時代のかっこした軍隊に迎えられたりとか、国会議事堂のところに鹿賀丈史の銅像がある世界とか、歴史が変わっちゃてましたよ!みたいになってても面白かったかもネ!20点
監督 手塚 昌明
監督 江口 洋介、鈴木 京香、鹿賀 丈史、北村 一輝、生瀬 勝久、伊武 雅刀
■ストーリー■
太陽から発せられるプラズマの影響を受けない実験を受けた陸上自衛隊の的場1佐ら第3特別中隊が460年前の戦国時代へタイムスリップしてしまう。2年後、元自衛官鹿島のところへプラズマ実験の責任者神崎が現われ、的場の救出を依頼してくる。鹿島は、かつては特殊部隊Fユニットで的場の部下であり、的場が作り上げた演習シナリオD3を唯一攻略した男だったのだ。的場1佐が過去に介入したため、日本各地に虚数空間(ホール)が現われ、すべてを飲み込もうとしていた。タイムスリップしたあと、タイムスリップした空間が元に戻るのは74時間26分後だった。果たして制限時間内に的場を救出できるのか??
■感想■
半村良原作「戦国自衛隊」の映画化です。『戦国自衛隊』(79年)のリメイクです。前回は出演が千葉真一、夏八木勲、渡瀬恒彦等、男くさい俳優ばかりだったのに、今回のリメイク版は、より多くの観客を取り込むためか、主演が江口洋介と鈴木京香です。その上、BGMは甘ったるい音楽と、キレイな画面。すご~くおしゃっれ~!な映画になってます。
まずの感想は
「エーッ!!!!!、こんなに現代劇、現代劇してるのネ…」
主演が江口洋介と鈴木京香ってあたりで全然,期待してなかったんですけど、恐れてた状態よりもひどかったです。かなりショック!!
監督は『ゴジラ×メガギラスG消滅作戦』(00年)、『ゴジラ対メカゴジラ』(02年)手塚昌明です。TVドラマのように、ファミリー路線まっしぐら!です。
“家族みんなで楽しく観れる戦国自衛隊!”って感じです。
まさに「男の映画」が「家族の映画」になっちゃいました。監督が北村龍平監督でも良かったかもネ。そうしたら、なんか、楽しそうなバイオレンスな戦国自衛隊が観れたのかも!
でも、良いです、良いです、こういう作風でも。でも決して、自分の好みでは無いです!!家族そろってお茶の間でポップコーンでも食べながら楽しく観て下さい。
前作も、近代兵器を武装した自衛隊と戦国時代の軍勢との戦いを描くSF戦争物だ!という期待感を抱かせながら、その実は、戦ってみたら圧倒的な武田信玄の強さを見せつけられて、結局、強いのは千葉真一個人みたいな感じで「エーッ!」って感じで期待はずれでしたけど、今作に比べたら1000000倍面白いです!!!!!!!!!
大体、前作も千葉ちゃんが織田信長なの??なんていうことは、何の問題提起もなく、観客置き去り状態で、ブチッって感じで終わっちゃったけど、それでも、前作の方が面白いです!!!
今作の主演もアクションが出来る真田広之とかのが良くありません??江口洋介が嫌いってわけじゃ無いんですけど、戦争物に向いてないっていうのか…。江口洋介って甘いマスクだもんね。
江口洋介とか鈴木京香っていかにもインテリって感じ、頭が良さそうな感じがしちゃうしね。あ、真田広之が頭良さそうに見えないってことじゃ無いです。軍人に見えるって意味ですから、ファンの方は怒らないでね。
でも、日本映画で、雰囲気を含めてアクション出来るアクションアクターって、若い世代だと真田広之くらいしか、思いつかないですよね。ここ十数年、テレビのドラマだって、なんかつまらない普通のドラマや恋愛物ばかりですからね。視聴率獲得しなきゃいけないからしょうがないですけどネ。かつては、バイオレンスな時代劇とか刑事ドラマをテレビで、毎日のように放映してましたもんね。
「大追跡」(78年NTV)の前半とか21:00からの刑事ドラマなのに、沖雅也や藤竜也が悪人相手に、拳銃撃ちまくってましたからね。「大激闘マッドポリス」(80年NTV)なんて再放送出来ないでしょ。あれれ、また、昔の作品の記事に…。
閑話休題、話を戻すと、「戦国自衛隊」って、近代兵器で武装した自衛隊が戦国時代で大暴れするっていうだけで、アクション映画ファンだったらそのテーマを聞いただけで、大喜びしそうなテーマなのに、こういう感じになっちゃうとね。
Sci-Fi風の戦争映画っていうより、頭の良いSF風サスペンス映画って感じです。でも、こういう映画を作るっていう姿勢は認めますよ。日本映画も怪獣映画とホラー映画しか世界に通用するジャンルが無いんじゃ寂しいですからネ。ドンドンSci-Fi映画も作って下さい。
しかも、今作はランニングタイムが119分って長すぎ!!この内容ならあと20分短くても良かったかもネ。
でも、もう最後は現代に帰ってきたら、自衛隊じゃなくて戦国時代のかっこした軍隊に迎えられたりとか、国会議事堂のところに鹿賀丈史の銅像がある世界とか、歴史が変わっちゃてましたよ!みたいになってても面白かったかもネ!20点