●ヴィルジニー・モルガンとそのリズム・バンド/パリの星空を流れるムード
Virginie Morgan – Sous Le Ciel De Paris (Ducretet Thomson – TOM 5017 / 1959)
ヴィルジニー・モルガン、別名ミゲル・ラモス Miguel Ramos(1910 - 1978)。スペイン生まれの鍵盤オルガン奏者。1936年のスペイン市民戦争勃発時にフランスに駐在しており、そのまま60年代までフランスで活動する。50年代からヴィルジニー・モルガン名義でオルガンのレコードをリリースし人気を博す。60年代にスペインへ戻りミゲル・ラモス名義でオルガン奏者、アレンジャー、作曲家として活躍する。本作はフランスのムード音楽を日本に紹介するシリーズの1枚として59年に日本独自の選曲でリリースされた。シャンソンだけでなく、アメリカやイタリアのポップスも披露し、エレガントかつグルーヴィ―なオルガン・サウンドを楽しめる。
Virginie Morgan, Son Orgue & Ses Rythmes - Coin de Rue
1. Royal Rock Beats / Sergent Pepper's Lonely Hearts Club Band
『ゴールデン・ロック』演奏:ロイヤル・ロック・ビーツ 編曲:川口真
東芝音楽工業株式会社 TP-8011
2018.1.25 下北沢General Records ¥108
2. Ryo Kawasaki / Come Together
『朝日のあたる家/ビート!ビート!ビート!』原田忠幸(bs)、横田年昭(fl)、川崎燎(g)、穂口雄右(org)
東芝音楽工業株式会社 NW-8041
2020.3.2 Disk Union渋谷 ¥167
3. Jimmy Takeuchi & His Exciters / Lady Madonna
『ビートルズ&ベンチャーズ特集 ヘイ・ジュード/さすらいのギター』
モーリー・グレイ・オーケストラ、北野タダオとアロー・ジャズ・オーケストラ、ヤング・ビーツ、ジミー竹内とエキサイターズ、小俣尚也とドライヴィング・メン
企画/フェーマスレコードクラブ 録音制作/東芝音楽工業株式会社 FRC-011
2021.1.10 Disk Union下北沢 ¥110
4. Union All Stars / Fool On The Hill
『バカラック・レイ・ビートルズ・S&G サウンド・クリエーター大全集』
ユニオン・オール・スターズ
テイチク株式会社 CJP-1016~7
2021.1.3 Disk Union下北沢 ¥340
5. Ted Heath and His Music / Get Back
『テッド・ヒース/ビッグ・バンド・ロック・ヒッツ』
テッド・ヒース楽団、テッド・ヒース・オーケストラ
キングレコード株式会社 GT-135/6
2019.11.13 HMV Record Shop コピス吉祥寺 ¥110
6. Joseph Mayer & Midnight Sun Pops Orchestra / Michelle
『ムード・ミュージック・ライブラリィ第3集 ムード・イン・ギター*1』
演奏:ジョセフ・メイヤー Midnight Sun Pops Orch.
株式会社 国文社 Sun Music Record SKS-003
2018.10.10 HMV Record Shop渋谷 ¥25
7. Miguel Ramos / My Sweet Lord
『HAMMOND-HITS mit Miguel Ramos』
Karussell 2345 016
2020.10.1 レコファン渋谷BEAMS店 ¥100
8. Yukio Eto & Golden Sounds / Let It Be
『ヤング・ヤング・フルート/レット・イット・ビー』
編曲)筒美京平 フルート)衛藤幸雄 演奏)ゴールデン・サウンズ
東芝音楽工業株式会社 TP-7419
2020.3.5 Disk Union新宿ロックレコードストア ¥250
9. Franck Pourcel / Don't Let Me Down
『プゥルセル・ミーツ・ザ・ビートルズ(華麗なるビートルズ・ソング・ブック)』
フランク・プゥルセル・グランド・オーケストラ
東芝音楽工業株式会社 OP-80055
2019.11.13 HMV Record Shopコピス吉祥寺 ¥110
日本のハワイアン、ムード歌謡の第一人者、和田弘とマヒナスターズ(Wada Hiroshi & His Mahina Stars)は1954年に結成され、1957年にムード歌謡としてデビューした。マヒナとはハワイ語で「月」を意味する。同じ1957年にアメリカのジャズ・ピアニスト、サン・ラが『Jazz By Sun Ra Vol. 1』でTransitionレーベルからデビューした年である(のちに『Sun Song』としてDelmarkレーベルから再発された)。「月」のマヒナと「太陽」のサン・ラが同じ年に地上に登場したという事実に驚く人も多いかもしれない。そういえばステージ左側にメンバーから離れてスチールギターを弾く和田弘の姿が、下手のピアノからアーケストラのメンバーに指示を出すサン・ラのように見えてこないだろうか。