終バスを逃し、駅から家までトボトボ歩いて帰った。
60分の道のりである。iPodは忘れてきた。寒い中ひたすらうつ向き加減で家路を急ぐ。日曜日の深夜、すれ違う人も少ない。
夜空は晴れわたって星が良く見える。新月なのか月は出ていない。
それにしても何で冬の夜は悲しいのだろう。 心の中に寂寥感が漂う。儚さと虚しさに打ちのめされる。明日からまた仕事、嫌だな、という心理も働いているのだろう。
この世界に一人ぼっちという気持ちがする。
でも私はこの季節が嫌いじゃない。コートの襟を立ててポケットに手をいれてひたすら歩く。暖かい家が待っている。
冬の夜
地球の上を
ひっかいて
自分も宇宙人の一人だと実感する。
60分の道のりである。iPodは忘れてきた。寒い中ひたすらうつ向き加減で家路を急ぐ。日曜日の深夜、すれ違う人も少ない。
夜空は晴れわたって星が良く見える。新月なのか月は出ていない。
それにしても何で冬の夜は悲しいのだろう。 心の中に寂寥感が漂う。儚さと虚しさに打ちのめされる。明日からまた仕事、嫌だな、という心理も働いているのだろう。
この世界に一人ぼっちという気持ちがする。
でも私はこの季節が嫌いじゃない。コートの襟を立ててポケットに手をいれてひたすら歩く。暖かい家が待っている。
冬の夜
地球の上を
ひっかいて
自分も宇宙人の一人だと実感する。