A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【ライヴレポート】Cannonball Explosion Ensemble(山澤輝人、ルイス稲毛、剛田武)/ピロシキアンサンブル/華音@阿佐ヶ谷Yellow Vision

2025年01月15日 00時00分14秒 | 素晴らしき変態音楽

Cannonball Explosion Ensemble : Photos by Turbo

2025年1月12日(日) 阿佐ヶ谷Yellow Vision 

~Bookig Day~

■華音
■ピロシキアンサンブル
■Cannonball Explosion Ensemble (22:00~22:40
×剛田武(violin、flute、effect…)
×ルイス稲毛(bass)
×山澤輝人(sax、flute)

2009年にオープンし、ポップス、ロック、ジャズ、ブルース、実験音楽まで個性的なバンドやミュージシャンが出演してきたライヴハウスYellow Visionが2025年1月末をもって閉店する。筆者も10年以上前からライヴを観に年に何度も通ってきた会場であり、今後はライヴでもっと出演したいと考えていただけにとても残念だが、閉店まであと3週間を切ったこの日に出演できたのは幸運だった。他の出演者もYellow Visionで長年出演したりライヴを企画してきた所縁のあるアーティストばかり。お客さんも含め、Yellow Visionと店長の小林氏への感謝と労いの気持ちに溢れたイベントになった。出演予定だったはまだK太氏・きのいリズムセクションが、メンバー急病により出演できなくなったのは残念。

●華音

Oriental Forceなどでもイベントを企画するシンガー華音さんは、共演相手のはまだK太氏が出演できなくなったため急遽ソロになった。準備していないと戸惑いながらも、メッセージ性のある歌詞をしっかりしたメロディに乗せて歌い、Yellow Visionへの愛情に満ちた温かい空間を生んだ。

●ソロコーナー

きのいリズムセクションが出演するはずだった枠を、出演者各自5分ずつのソロ演奏をすることになった。ピロシキアンサンブルのカノミの流麗なソプラノサックス、剛田のノイジーなバイオリン、華音のアカペラ歌唱、山澤輝人のブルージーなテナー、ルイス稲毛のディープなベース、ピロシキアンサンブルのしまさとこのゴスペルヴォーカル。それぞれ個性際立つパフォーマンスが楽しめたのは怪我の功名と言えるかもしれない。

 

●ピロシキアンサンブル

しまさとこ(vo.g) とカノミ(etc)によるアコースティック・デュオ。ボサノバ風のポップでオシャレなサウンドでありながら、白昼夢のような幻想的でサイケデリック感覚が漂うスタイルはYellow Visionにピッタリ。カノミ氏はソロで即興~アンビエント系の演奏活動をしているそうなので、いつか対バンや共演をしてみたい。

●Cannonball Explosion Ensemble(砲弾爆発合奏団)

2023年11月の悠雅彦さん追悼コンサート以来2回目のドラムレス・トリオ編成で出演。カルテット編成のスリリングなインタープレイは難しいが、逆に情感を籠めたブルース演奏には最適。リズムから解放されて自由に旅するようなプレイが出来た。今年はトリオ編成での実験も追求して行きたい。

CANNONBALL EXPLOSION ENSEMBLE / 砲弾爆発合奏団 2025/1/12 sun 阿佐ヶ谷Yellow Vision

 

Thank You, Yellow Vision‼‼‼

コメント
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