今日はコンサートのはしごをした。まずは3時からすみだトリフォニーホールでスーパー・フラメンコ<トマティート&ドランテ>第1夜(これについては日を改めてレポートします)、続いて7時から渋谷 公園通りクラシックスでシェシズ、割礼、イム・ウィジンのライヴ。
トマティートを途中で退出して錦糸町から渋谷へ急いだらクラシックスには誰も並んでいなかった。一番前の真ん中の席で観覧。
最初が割礼。もう活動20数年になるベテランバンドで実力もあるのにアンダーグラウンドに棲むことを選んだ希有なバンドだ。2台のギターが水中で分散するかのように浮遊し、宍戸氏のヴォーカルもべっとりと濡れるようだ。照明スタッフがいてサイケデリックな映像で観る者を幻惑させる。
続いて韓国のアシッドフォークシンガー、イム・ウィジン。ウクレレを弾きながらアジアの子供達の悲惨な状況やチェ・ゲバラについて歌う。韓国在住の日本人ミュージシャン、佐藤行衛氏との共演だった。
トリがシェシズ。このバンドも活動歴は長い。25年以上だ。吉祥寺マイナー出身のアーティストによるバンドである。シェシズのライヴを観るのは初めてなので楽しみにしていたらドラマーが欠席でドラムレスの演奏だった。リーダーの向井千惠さんは胡弓プレイヤーとして有名である。胡弓の物悲しい調べに工藤冬里氏の酔狂なギターと西村卓也氏のよく動くベースが絡む。胡弓の音程が不安定な所へ、いつも音程が合っていない冬里氏のギター、か細い向井さんのヴォーカルである。不定形のアメーバのようなヨレヨレの演奏だった。マヘル同様冬里氏の参加するプロジェクトは常に素人っぽさの塊だ。向井さんは即興を"対決"ではなく"解放"と捉えているのでシェシズにおいてはふたりに共通する所がある。ビージーズの「ホリデイ」のカヴァーまでやってしまう所が面白い。
MCで向井さんは直らなかった歯痛が頭から光を入れることにより直ったとか、二日前体調が悪かった時にシェシズのメンバーにパワーを送ってもらって元気になったとか、電波系ノリの話をする。彼女は全国各地で即興のワークショップを行なっている。今度参加してみようかな。
最後の曲は小沢靖さんに捧げられた。小沢さんと向井さんは美学校の同期で共にイースト・バイオニック・シンフォニアのメンバーだった。
流石にライヴの連チャンは疲れる。ふらふらになって帰宅した。
向井千惠 HP
哀愁の
胡弓の調べに
目が回り
今週はライヴウィークで月曜以外は毎日ライヴが入っている。頑張って乗り切るぞ!楽しいけど。
トマティートを途中で退出して錦糸町から渋谷へ急いだらクラシックスには誰も並んでいなかった。一番前の真ん中の席で観覧。
最初が割礼。もう活動20数年になるベテランバンドで実力もあるのにアンダーグラウンドに棲むことを選んだ希有なバンドだ。2台のギターが水中で分散するかのように浮遊し、宍戸氏のヴォーカルもべっとりと濡れるようだ。照明スタッフがいてサイケデリックな映像で観る者を幻惑させる。
続いて韓国のアシッドフォークシンガー、イム・ウィジン。ウクレレを弾きながらアジアの子供達の悲惨な状況やチェ・ゲバラについて歌う。韓国在住の日本人ミュージシャン、佐藤行衛氏との共演だった。
トリがシェシズ。このバンドも活動歴は長い。25年以上だ。吉祥寺マイナー出身のアーティストによるバンドである。シェシズのライヴを観るのは初めてなので楽しみにしていたらドラマーが欠席でドラムレスの演奏だった。リーダーの向井千惠さんは胡弓プレイヤーとして有名である。胡弓の物悲しい調べに工藤冬里氏の酔狂なギターと西村卓也氏のよく動くベースが絡む。胡弓の音程が不安定な所へ、いつも音程が合っていない冬里氏のギター、か細い向井さんのヴォーカルである。不定形のアメーバのようなヨレヨレの演奏だった。マヘル同様冬里氏の参加するプロジェクトは常に素人っぽさの塊だ。向井さんは即興を"対決"ではなく"解放"と捉えているのでシェシズにおいてはふたりに共通する所がある。ビージーズの「ホリデイ」のカヴァーまでやってしまう所が面白い。
MCで向井さんは直らなかった歯痛が頭から光を入れることにより直ったとか、二日前体調が悪かった時にシェシズのメンバーにパワーを送ってもらって元気になったとか、電波系ノリの話をする。彼女は全国各地で即興のワークショップを行なっている。今度参加してみようかな。
最後の曲は小沢靖さんに捧げられた。小沢さんと向井さんは美学校の同期で共にイースト・バイオニック・シンフォニアのメンバーだった。
流石にライヴの連チャンは疲れる。ふらふらになって帰宅した。
向井千惠 HP
哀愁の
胡弓の調べに
目が回り
今週はライヴウィークで月曜以外は毎日ライヴが入っている。頑張って乗り切るぞ!楽しいけど。