孤高のストイック・ロック・バンド、フリクションの13年ぶりの新作「DEEPERS」を携えての全国ツアー・ファイナル。先日タワレコのインストアは観たが、やはり正式なライヴは重みが違う。
今回はラッキーにもチケットの整理番号が19番という早い番号だったので、カウンター席に座ることができた。開演まで1時間、徐々に観客が増えてくる。4~50代の往年のファンから20代くらいの中村達也ファンと思われる人まで多彩だ。その中には俳優の永瀬正敏氏や映画監督の石井聰亙氏の姿も見える。今年で31年目だからファン層も広い。
10分押しでRECKと中村達也氏が登場。ヘヴィーなベースに超絶的なドラムが絡み付き、RECKの嘲るようなヴォーカルが始まるともうここはフリクション・ワールド。「Kagayaki」「A-Gas」「百年」など意外に初期のナンバーが多い。昨年もクアトロで観たがその時に比べて二人のコンビネーションは格段に良くなっている。RECKもギターを思わせるトリッキーなプレイは控えめに図太いベース音を中心に聴かせる。途中酸素吸入をしたりしてもう若くはないことを思わせたが、最近発掘の進む初期フリクションに比べてパワーアップしているのは年輪と言ったところか。
アンコールも二度に亘ってやってくれて、もう満腹の100分間だった。
やっぱりフリクションは座って観るものじゃない。極上のダンス・ミュージックだと感じた。
フリクション
そろそろ次の
展開を
まだまだ進化して行くバンドだと思う。
今回はラッキーにもチケットの整理番号が19番という早い番号だったので、カウンター席に座ることができた。開演まで1時間、徐々に観客が増えてくる。4~50代の往年のファンから20代くらいの中村達也ファンと思われる人まで多彩だ。その中には俳優の永瀬正敏氏や映画監督の石井聰亙氏の姿も見える。今年で31年目だからファン層も広い。
10分押しでRECKと中村達也氏が登場。ヘヴィーなベースに超絶的なドラムが絡み付き、RECKの嘲るようなヴォーカルが始まるともうここはフリクション・ワールド。「Kagayaki」「A-Gas」「百年」など意外に初期のナンバーが多い。昨年もクアトロで観たがその時に比べて二人のコンビネーションは格段に良くなっている。RECKもギターを思わせるトリッキーなプレイは控えめに図太いベース音を中心に聴かせる。途中酸素吸入をしたりしてもう若くはないことを思わせたが、最近発掘の進む初期フリクションに比べてパワーアップしているのは年輪と言ったところか。
アンコールも二度に亘ってやってくれて、もう満腹の100分間だった。
やっぱりフリクションは座って観るものじゃない。極上のダンス・ミュージックだと感じた。
フリクション
そろそろ次の
展開を
まだまだ進化して行くバンドだと思う。