灰野さんと故デレク・ベイリー氏との共演は1996年ロンドンで実現した。
その時2枚のアルバムが録音された。一枚は徳間ジャパンから発売された「寄り添い合いし 秩序と無秩序の気配かな」という長いタイトルのギター・デュオ作。即興の神様ベイリー氏のとりとめのないプレイと情念の燃え盛る灰野さんのギターの対比が面白かった。
もう一枚のデイリー氏主催のIncusレコードから発売された「Songs」は手に入れあぐねていたのだが、先日Discogsに出品されているのを見つけてすぐさまオーダーした。それが今日届いた訳である。こちらは灰野さんはヴォーカルでベイリー氏のギターと対峙している。歌詞はなく阿鼻叫喚の叫び声や天を突き破るファルセットを聴かせている。面白いことにベイリー氏のギターが時々灰野さんのような強烈なフレーズを鳴らす。ギターとヴォイスのバランスがよく、想像していたよりもずっと聴き易い。灰野さんのヴォイス・パフォーマンスのひとつの到達点ともいえる名盤だ。
ヴォーカルと
ギターが軋む
別世界
「Songs=歌達」というタイトルは言いえて妙だ。
その時2枚のアルバムが録音された。一枚は徳間ジャパンから発売された「寄り添い合いし 秩序と無秩序の気配かな」という長いタイトルのギター・デュオ作。即興の神様ベイリー氏のとりとめのないプレイと情念の燃え盛る灰野さんのギターの対比が面白かった。
もう一枚のデイリー氏主催のIncusレコードから発売された「Songs」は手に入れあぐねていたのだが、先日Discogsに出品されているのを見つけてすぐさまオーダーした。それが今日届いた訳である。こちらは灰野さんはヴォーカルでベイリー氏のギターと対峙している。歌詞はなく阿鼻叫喚の叫び声や天を突き破るファルセットを聴かせている。面白いことにベイリー氏のギターが時々灰野さんのような強烈なフレーズを鳴らす。ギターとヴォイスのバランスがよく、想像していたよりもずっと聴き易い。灰野さんのヴォイス・パフォーマンスのひとつの到達点ともいえる名盤だ。
ヴォーカルと
ギターが軋む
別世界
「Songs=歌達」というタイトルは言いえて妙だ。
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