Sister Paul & Target Earth Records presents
DOCTORS OF MADNESS
Godfather of Punk from London!! 2016 Japan Tour
Doctors of Madness
Flashlights
Anisakis
BabyBlue
DJ
START18:30
ADV¥3500+[D別]
●Baby Blue
長身のヴォーカリストが印象的なガレージロックバンド。東京ロッカーズ以降の80年代日本のパンクバンドに似た雰囲気を感じる。こういう堅実なバンドの存在が、J-ROCKシーンを支えていることは、諸外国に対してもっとアピールするべきだろう。日本のロックの伝統を守るのは彼らしかいない。
●Anisakis
すっとぼけたようなシルエットと煙に巻くポストパンクに見覚えがあると思ったら、今年1月のSister Paul & atomicfarm合同レコ発で観たバンドだった。異形のスタイルがドクターズと共通点があると言えば言えなくもないが、あまりに日本的な諧謔趣味はどんなバンドと対バンしてもズレを感じることだろう(褒め言葉)。
Anisakis - 空中でたゆたう赤ん坊くらいの液体
●Flashlights
ハットを被った強面ヴォーカリストのイメージで粋ったロカビリーを想像したら、思いのほか甘い声で歌う哀愁ポップロックに虚をつかれた。80年代のあがた森魚のヴァージンVSをギターロックにした感じ。ポストパンク風のギタリストもいいが、何と言ってもスレンダーな姫カット女子ベースの魅力に眩惑される。
FLASHLIGHTS - Highway
●Doctors Of Madness
ドクターズ日本ツアー最終公演。京都観光を堪能し、昨日は鎌倉観光したリチャード・ストレンジ夫妻と、はとバスツアーで都内を巡ったアーバン・ブリッツ&シスターポール ススム。英気を養ったサウンドは、よりワイルド&パンキッシュな魅力を発揮した。フォーク調のナンバーも牧歌ではなく都会の影を彷徨う亡霊を呼び覚ます。
東京二日間の公演を見る限り、動員的にはかなり苦戦し経済的には厳しいことは間違いない。ただしコンサートの内容、会場の反応、メンバーの士気の高まりはこれまでになく素晴らしいものだった。FBの投稿でシスターポール ススムが記したように「ドクターズオブマッドネスというバンド自体が皆で支えてあげなければ続いていかないバンド」であることは確か。日本のファンの力で世界的に希有な才能を持続させられるという希望と歓びに輝いた10日間であった。
ドクターズ
シーユーアゲイン
マッドネス
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます