2月5日(水) 高円寺Oriental Force
「Ayahuasca」vol.4
18:30 Open / 19:00 Start
1500 yes + 1drink
ウチダヨシノブ
広本晋
剛田武
eifonen
東京ネオアンダーグラウンドシーンでもぴかいちの独自なスタイルと個性を持ったアーティストの四人が繰り広げる即興中心の夜。Oriental Forceではお馴染みの面子だが、全員ソロというのは珍しい。四者四様の異端表現が味わえる素晴らしい夜だった。
●ウチダヨシノブ
これまで他のミュージシャンとのデュオで何度か観てきたウチダヨシノブをソロで観るのは初めて。定番の改造ベースを玩具や電動工具やパーカッションなどのオブジェを使って奏でる。後半はスクリーンで姿を隠してプレイ。いったい何が行われているのかわからないホラー映画のような不気味さを感じさせる異形の世界だった。
●広本晋
最近ではプログレユニット「象」で複雑かつハードコアなプログレッシヴロックを聴かせる広本晋の6弦ベースソロ。疾走する低音弦のリフのリピートの上に高音弦のハーモニー&メロディが構築されるスタイルは、「ハードコアミニマルマスロック」と呼べるだろう。緊迫した25分の興奮に心が震えた。
●剛田武
ギター弦の代わりに大小スプリングや針金を装着した「改造スプリングギター」で初めてのソロに挑戦。ルーパーを使ってオーケストレーションを目論んだ。エフェクターのスイッチングに戸惑ったが、予想以上の爆音ノイズ演奏となったが、調子に乗ったオーバーアクションで機材テーブルを破壊して強制終了。たまには爆音プレイも面白い。
剛田武 Takeshi Goda - 改造Spring Guitar Solo 2025.2.5 wed 高円寺Oriental Force
●eifonen
変態ヴォイスパフォーマンスのデパートと呼びたいeifonenのヴォイスソロ。ボディアクションも交えたひとり芝居のようなユーモアとストーリーのあるパフォーマンスはいつ見ても魅せられてしまう。地下音楽界最高のスーパーエンターテイメントを堪能した。
ソロ演奏は孤独な闘いのように思われるが、他のミュージシャンとソロ同士で場を分け合うことは、バンドやコラボやセッションとは異なる魂の交流が生まれる貴重な体験だった。
【剛田武 次回のライヴ】
2月12日(水) 阿佐ヶ谷mogumogu
東京雑楽 vol.2
18:30 open / 19:00 start
¥2000+1D
SSW青木ケンさん企画。川口雅巳さん(ニューロックシンジケート、Los Doronocs、うすらびetc.)と初めてのデュオ。カバー曲もやります‼‼‼
出演:
つはる
青木ケン
キム ヨンジュ Trio:キム ヨンジュ(as)小林洋(b)清水達生(dr)
川口雅巳&剛田武
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